JP2004050270A - 缶体の胴部成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄肉化加工が施された胴部を有する金属製の缶体について、絞り・しごき加工等により円筒状に薄肉化された胴部を、破損させることなく、複数のパネル壁部を有する非円筒形(略多角筒形)の胴部に成形できるようにする。
【解決手段】各パネル壁部41同士を連結する部分として、円筒状の胴部4の円周方向に所定の間隔を置いて横断面円弧状の連結部42を残すように、各連結部42の間の部分に、所定の凹凸形状を有する各パネル壁部41を、パネル壁部41の内面側に対応する凹凸形状を有する内金型11と、パネル壁部41の外面側に対応する凸凹形状を有する外金型12とにより、胴部2の肉厚を実質的に殆ど変化させることなく型押し成形する。
【選択図】  図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄肉化された胴部が複数のパネル壁部によって非円筒形(略多角筒形)となっている金属製の缶体に関し、特に、絞り・しごき加工等により円筒状に薄肉化された胴部を、複数のパネル壁部を有する非円筒形(略多角筒形)の胴部に成形するための缶体の胴部成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
アルミニウム板,アルミニウム合金板,錫メッキ鋼板等の製缶用の金属板から缶体(缶本体)が一体成形され、絞り・しごき加工等(絞り加工としごき加工やストレッチ加工等)により胴部が円筒状に引き伸ばされて薄肉化されているシームレス缶(胴部に縦方向の継ぎ目がない缶)については、ビール,炭酸飲料,緑茶,紅茶,ウーロン茶,混合茶,スポーツドリンク,果汁飲料,コーヒー等の飲料の容器として従来から一般的に広く使用されており、そのような飲料用のシームレス缶として、最近は、上蓋(イージーオープンエンド)を巻締め固着した2ピース缶だけでなく、口頸部と肩部と胴部を一体成形して底蓋を巻締め固着したボトル型缶も、キャップによる再封鎖(リシール)が可能なことから数多く使用されている。
【0003】
一方、上記のような絞り・しごき加工等により胴部が円筒状に引き伸ばされて薄肉化された飲料用のシームレス缶とは別の、それとは胴部の壁厚や硬さが異なるアルミモノブロック缶やシーム溶接缶について、円筒状の胴部を多角筒形(横断面四角形の四角筒形等)の胴部に変形させるための方法が、例えば、特開昭61−193728号公報,特開昭53−149488号公報等によって従来から公知となっている。
【0004】
すなわち、特開昭61−193728号公報中には、衝撃押し出し加工により成形されたアルミニウム製の缶(アルミモノブロック缶)について、図3(および図5)に示すように、円筒状の缶(胴部)の外周に四方から4本のローラ(転動体)を押し当てて、缶の開口部側から底部側まで押し下げることにより、缶の胴部を円筒形から四角筒形に変形させる(さらには、ローラの数を変えることにより四角筒形以外の多角筒形に変形できる)ということが開示されている。
【0005】
また、特開昭53−149488号公報中には、円筒状に形成されたシーム溶接缶胴体について、成形しようとする多角形状の角部に対応する形状の複数の外金型と、成形しようとする多角形状の角部に対応する形状の複数のセグメント(割り金型)からなる内金型とを使用し、内金型を缶胴体の内部に挿入してから各セグメント(割り金型)を外金型の方向へ移動させて、缶胴体を内金型(セグメント)と外金型の間に挟むことで、缶胴体を円筒形から多角筒形に変形させるということが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、飲料容器として一般的に使用されている従来のシームレス缶では、2ピース缶とボトル型缶の何れにおいても、絞り・しごき加工等により薄肉化された胴部が円筒形(横断面円形)であるために、例えば、同じ飲料容器の分野で広く使用されている胴部が角形(略多角筒形)のペットボトルと比べると、カートンケースに収容する際に、ケース内のデッドスペース(使用されていないスペース)が大きくなって、同じ容量の容器に対して大きなカートンケースが必要となったり、或いは、コンビニエンスストア等の陳列棚に並べる際に、商標等を表示した面が正面となるように陳列棚の裏側から缶を押し出しても、缶が回転して所定の向きに揃い難いというような問題がある。
【0007】
そのような問題を解消するという観点から考えると、缶の胴部を四角筒形や六角筒形のような多角筒形にすることが望ましく、そうするための一つの方法として、絞り・しごき加工等により胴部が円筒状に引き伸ばされて薄肉化された缶体について、例えば、上記の各公報(特開昭61−193728号公報,特開昭53−149488号公報等)中に開示されているような従来公知の方法を適用することで、円筒状に形成された胴部を、その後の成形加工によって多角筒形の胴部に変形させるということが考えられる。
【0008】
そこで、上記の各公報に開示された方法について検討してみると、特開昭61−193728号公報に開示された方法については、衝撃押し出し加工により成形されたアルミニウム製の缶体(モノブロック缶)、即ち、アルミニウムの純度が99.0〜99.7の軟質アルミニウム材を使用して製造され、通常の絞りしごき缶等と比べて胴部の壁厚が厚い缶体を対象とするものであり(通常のDI缶の胴部の肉厚は、0.08〜0.13mmであるが、衝撃押し出し加工によるモノブロック缶の胴部の肉厚は、その2.5〜4.0倍の厚さとなっている)、また、特開昭53−149488号公報に開示された方法については、シーム溶接缶の缶胴体、即ち、絞りしごき缶等と比べて壁厚が厚く、しかも、缶胴成形の際に殆ど加工硬化を受けていない缶胴体を対象とするものである。
【0009】
そのようなモノブロック缶体や溶接缶胴体の場合には、上記の公報中に記載された方法によって胴部を容易に変形させられるが、絞りしごき缶等(絞り加工時にストレッチ加工を加えた深絞り缶や、絞り加工とストレッチ加工としごき加工を加えた缶などを含む)の場合には、胴部が大きく薄肉化されていると共に、通常はJIS3000番台の硬質アルミニウム合金材を使用している上に、ストレッチ加工やしごき加工等のような苛酷な加工を経て胴部が加工硬化していることから、焼き鈍し等の特殊な処理を行わない限り、上記の各公報に開示されたような方法を適用すると胴部に破損を発生させる虞がある。
【0010】
なお、絞りしごき缶等について、胴部を破損させることなく上記の各公報に開示されたような方法を適用することができるように、変形加工を施すことが可能な軟質材料を使用した場合には、缶に耐圧性を持たせるために板厚をかなり厚くする必要があることから、缶の材料コストがアップすることになり、また、焼き鈍し等の特殊な処理を施すような場合には、余分な工程が増えることで製造コストがアップすることになる。
【0011】
本発明は、上記のような問題の解消を課題とするものであり、具体的には、薄肉化加工が施された胴部を有する金属製の缶体について、絞り・しごき加工等により円筒状に薄肉化された胴部を、破損させることなく、複数のパネル壁部を有する非円筒形(略多角筒形)の胴部に成形できるようにすることを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような課題を解決するために、薄肉化加工が施された胴部を有する金属製の缶体で、円筒状に薄肉化された胴部を、複数のパネル壁部を有する非円筒形の胴部に成形するための方法であって、各パネル壁部同士を連結する部分として、円筒状の胴部の円周方向に所定の間隔を置いて横断面円弧状の連結部を残すように、各連結部の間の部分に、所定の凹凸形状を有する各パネル壁部を、パネル壁部の内面側に対応する凹凸形状を有する内金型と、パネル壁部の外面側に対応する凸凹形状を有する外金型とにより、胴部の肉厚を実質的に殆ど変化させることなく型押し成形するようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
上記のような方法によれば、円筒状のままで残された各連結部の間に形成される各パネル壁部を、それぞれ所定の凹凸形状を有するものとして、胴部の肉厚を実質的に殆ど変化させることなく、内金型と外金型とにより胴部を型押し成形していることから、缶体の胴部での肉厚が薄くて材質の硬度が大きくても、無理な力で胴部を破損させるようなことなく、円筒状の胴部の所定部分(各連結部の間の部分)をそれぞれパネル壁部に成形することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の缶体の胴部成形方法の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の一実施形態に係るボトル型缶の胴部成形方法について、図1は、製造されたボトル型缶の(A)正面から見た状態と(B)上面から見た状態とをそれぞれ示し、図2は、(A)円筒状に薄肉化された胴部を有する胴部成形前の缶体と(B)胴部が非円筒形(略四角筒形)に成形された後の缶体とについて、缶体の正面視形状(下図)と胴部の横断面形状(上図)とをそれぞれ示し、図3は、円筒状の胴部を非円筒形(略四角筒形)に成形するための装置の構造を示し、図4は、円筒状の胴部を非円筒形(略四角筒形)に成形する各段階(A),(B),(C),(D)での装置の作動状態をそれぞれ示し、図5は、円筒状の胴部を非円筒形(略四角筒形)に成形する各段階(A),(B),(C)での金型と胴部の関係をそれぞれ示すものである。
【0015】
本発明の一実施形態に係るボトル型缶の胴部成形方法について以下に説明すると、本発明の方法により胴部が非円筒形(略四角筒形)に成形されたボトル型缶については、図1(A)に示すように、小径の口頸部2と、傾斜した縦断面円弧状の肩部3と、大径の胴部4と、胴部4の下端開口側で縮径加工されたネック部5とが一体的に成形されている缶体(缶本体)1に対して、そのネック部5の下端(ネック部5の下端開口縁に形成されたフランジ部)に、別部材の底蓋6が二重巻締めにより固着されている。
【0016】
そのようなボトル型缶の口頸部2には、その上端開口縁に沿ってリング状に外巻きのカール部21が形成され、カール部21の下方にはネジ部22が形成されている。ネジ部22に形成するネジの形状については、特に限定されるものではなく、ネジ部22の円筒状の基部を巻回する連続した凹溝からなるネジや、不連続に形成された凸条や凹溝からなるネジであっても良く、また、一条ネジ或いは二条ネジの何れでも良い。
【0017】
また、口頸部2のネジ部22の下方には、環状のビード部(凹溝)23が形成されている。この環状のビード部23については、キャッパーにより金属製のキャップを口頸部2に装着する際に、キャッパーのローラーが入り込み、キャップのスカート部の下端に形成されるピルファープルーフバンドの下端部分をビード部23の凹溝の上段部に押し付けて変形させることで、口頸部2に対してキャップをピルファープルーフの状態で係止させるためのものである。
【0018】
なお、図示していないが、ボトル型缶の口頸部2には、缶内に飲料が充填された後で、樹脂製のシール材を有する金属製のピルファープルーフキャップが、周知の構造のキャッパー(キャップ装着装置)によるロールオン成形により、口頸部のネジ部に合わせてキャップのスカート部の周壁にネジを成形し、口頸部のビード部にキャップのスカート部の下端部(ピルファープルーフバンドの下端部分)を押し付けるように変形させながら、リシール(再封鎖)可能なように装着されることとなる。
【0019】
ボトル型缶の胴部4は、図1(B)に示すように、胴部4の周方向に所定の間隔を置いて形成された複数のパネル壁部41と連結部42とによる略多角筒形(連結部が多角筒形ではない)に形成されており、所定の間隔(同じ幅)で各パネル壁部41同士を連結する連結部42は、それらを結ぶ仮想円筒面の一部となるような横断面円弧状に形成され、また、多角筒形の各側面に相当する各パネル壁部41は、多角筒形の各側面よりも外方に突出しない所定の凹凸形状を有するように形成されている。
【0020】
具体的には、胴部4は四角筒形(横断面四角形)に近似した非円筒形(略四角筒形)に形成されており、仮想円筒面の一部となるような横断面円弧状の連結部42が、所定の間隔を置いて所定の幅(全て同じ幅)で4個形成され、各連結部42の間に4個のパネル壁部41が形成されていて、各パネル壁部41は、四角筒の各側面に相当する仮想平面Fよりも外方に突出しない所定の凹凸形状を有するように形成されている。また、各パネル壁部41は、何れも、図1(A)に示すように、胴部4から肩部3やネック部5(何れも胴部4の径よりも縮径された部分)の領域にまで入り込むように形成されている。
【0021】
そのように肩部3やネック部5の領域にまで入り込むようにパネル壁部41を幅広く形成して、缶の胴部4を四角筒形に近似した非円筒形(略四角筒形)にすることで、缶の胴部が円筒形である場合と比べて、缶詰をカートンケースに収容する際に、ケース内に効率良く缶詰を収容することができ、ケース内のデッドスペースを小さくできて、同じ容量の缶詰に対してカートンケースを小さなものにすることができ、カートンケースのコンパクト化により紙材料の使用量を節約することができると共に、缶詰をコンビニエンスストア等の陳列棚に裏側から押し出して並べる際に、商標等を表示した面が正面となるように、缶詰を回転させることなく容易に所定の向きに揃えて陳列することができる。
【0022】
また、パネル壁部41を、その縁部よりも内側の凹凸形状が全て仮想平面F(四角筒形の側面)によりも内方に位置するようにして、全体的に内方に凹んだ凹部構造としていることで、飲料を缶内に充填・密封した後で缶内圧が変化しても、仮想平面Fよりも内方でのパネル壁部41の変形により缶内圧の変化を充分に吸収することができて、パネル壁部41を仮想平面Fよりも外方に大きく突出させることはない。
【0023】
上記のようなボトル型缶の缶体1は、アルミニウム合金板や表面処理鋼板から、又は、そのような金属板の少なくとも一方の面(缶内面側)にポリエステル樹脂のような熱可塑性樹脂の保護被膜をラミネートした樹脂被覆金属板から一体成形されるものであって、その胴部4は、ストレッチ加工や絞り・しごき加工等により円筒状に引き伸ばされて薄肉化された状態から、本実施形態の方法によって非円筒形(略多角筒形)に成形加工されている。
【0024】
すなわち、図2(A)に示すような、口頸部と肩部と胴部が一体成形されて、胴部の下端開口部側にネック部が縮径加工された(図示したものはネック部の下端開口縁がフランジ加工されている)缶体の円筒状に薄肉化された胴部4を、本発明の胴部成形方法によって、図2(B)に示すように、凹凸形状を有する各パネル壁部41と、各パネル壁部41同士を繋ぐ連結部42とによる非円筒形(連結部が多角筒形ではない略多角筒形、具体的には略四角筒形)に成形している。なお、図示していないが、本実施形態の方法を適用する前の円筒状の胴部を有するボトル型缶の缶体成形については、本出願人により既に実施されている方法によるものである。
【0025】
そのようなボトル型缶の缶体成形の一例について概略的に説明すると、例えば、厚さが0.22〜0.35mmのアルミニウム合金板の両面に、厚さが8〜30μmの熱可塑性樹脂フィルムが予めラミネートされたような樹脂被覆金属板を使用して、予め樹脂被覆金属板の両面に適宜の潤滑剤を塗布してから、先ず、カップ成形工程で、樹脂被覆金属板を円板状のブランクに打ち抜くと共に、絞り加工を施すことでカップ状の中間成形品に成形した後、更に、缶胴成形工程で、再絞り加工(ストレッチ加工を含む)としごき加工とを組み合わせて施すことにより、胴部が薄肉化された有底円筒状の缶体(口頸部や肩部を成形する前の中間成形品)を製造する。
【0026】
次いで、この有底円筒状の缶体に対して、トップドーム成形工程で、その底部側に複数回の絞り加工と再成形加工を施すことにより、小径の口頸部(未開口)とドーム状の肩部を成形してボトル型缶の基本形状としてから、更に、口頸部の未開口の端部に口絞り成形を施した後、潤滑剤除去工程で、少なくとも缶の外面から塗布されていた潤滑剤を除去してから、トリミング工程で、胴部の開口端側をトリミングして缶体の高さを一定に切り揃える。
【0027】
次いで、印刷・塗装工程で、円筒状の胴部に対して所望のデザイン(文字や装飾模様等)を印刷した上からトップコートを塗布した後、乾燥工程で印刷インキ層やトップコート層を充分に乾燥させると共に、保護被膜としてラミネートされた熱可塑性樹脂層を非晶質化しておく。この熱可塑性樹脂層の非晶質化については、材料となる樹脂被覆金属板の熱可塑性樹脂層を最初から非晶質化しておいても、その後の成形(カップ成形、缶胴成形、トップドーム成形)において熱可塑性樹脂層が引き伸ばされることで結晶化しているのに対し、過酷なネジ・カール成形工程に入る前に、再度非晶質化して熱可塑性樹脂層と金属板との密着力を向上させておくためのものである。なお、熱可塑性樹脂層が被覆されていない金属板からボトル型缶を成形する場合には、印刷・塗装工程の後に、缶内面側に保護塗装を施す。
【0028】
印刷・塗装工程については、円筒状の胴部に対して印刷済みの樹脂フィルムを貼着するようなフィルム貼着工程に変更しても良い。また、熱可塑性樹脂層の再度の非晶質化については、前の潤滑剤除去工程において缶体を高温に加熱して潤滑剤を揮発させる際に同時に非晶質化しておいても良く、あるいは、ネジ・カール成形工程に先だって別途の非晶質化装置により非晶質化しても良い。なお、熱可塑性樹脂層は、金属板側の部分だけ非晶質化させて、金属板から離れた部分に配向結晶が残るようにしても良い。
【0029】
次いで、胴部に所望のデザイン(文字や装飾模様等)が施されて保護被膜の熱可塑性樹脂層が非晶質化されている缶体について、ネジ・カール成形工程で、未開口の口頸部の先端部を切断して口頸部を開口させてから、口頸部の上端開口縁に沿って環状に外巻きのカール部に成形し、その下方の円筒状の周壁にネジを成形し、ネジの下方に環状のビード部を形成した後、ネック・フランジ成形工程で、口頸部とは反対側となる胴部の下端開口部付近にネック・フランジ加工(ネックイン加工とフランジ加工)を施してネック部とフランジ部を形成することで、図2(A)に示すような胴部4が円筒状の缶体が製造される。
【0030】
そして、そのような円筒状の胴部を有する缶体(底蓋を巻締めていない缶本体)に対して、本実施形態の胴部成形方法を適用することにより、円筒状に薄肉化されている胴部を、更に、図2(B)に示すように、各パネル壁部41と各連結部42とからなる非円筒形(略多角筒形)の胴部4に成形してから、その後の底蓋巻締工程において、ネック部の下端開口縁に形成されたフランジ部に別体の底蓋を二重巻き締め法によって一体的に固着することで、キャップを装着する前のボトル型缶が製造される。
【0031】
なお、上記のようなボトル型缶の製造において、胴部の印刷(又は印刷済み樹脂フィルムの貼着)やネジ・カール成形加工やネックイン加工については、胴部を円筒状から非円筒形(略多角筒形)に成形するよりも前に済ましておくことが必要であるが、ネック部の下端開口縁にフランジ部を形成するフランジ加工については、胴部を非円筒形に成形した後で(勿論、底蓋の巻締めよりも前に)行うようにしても良い。
【0032】
ところで、上記のようなボトル型缶の製造において実施されている本実施形態の缶体の胴部成形方法については、図2(A)に示すような缶体の円筒状に薄肉化された胴部4に対して、図2(B)に示すように、胴部4の円周方向に所定の間隔を置いて所定の幅だけ横断面円弧状の連結部42として残すように、各連結部42の間の部分に複数のパネル壁部41を成形するためのものであって、図3に示すような装置を使用して、図4に示すように装置を作動させ、図5に示すように装置の各金型を動かすことで、円筒状の胴部を非円筒形(略多角筒形)に型押し成形している。
【0033】
具体的には、図2(B)に示すように、胴部4の円周方向に所定の間隔を置いて所定の幅(好ましくは8〜26mm,例えば、約20mm)だけ横断面円弧状の連結部42を4個だけ残した状態で、各連結部42の間の部分を4個のパネル壁部41に成形しており、また、4個のパネル壁部41のそれぞれを、四角筒の各側面よりも外方に突出しない所定の凹凸形状を有する形状に成形し、且つ、肩部3やネック部5(何れも元の円筒状の胴部4の円筒径よりも縮径された部分)の領域にまで僅かに入り込むように成形している。
【0034】
そのような本実施形態の方法を実施するための装置については、図3に示すように、内金型11と外金型12とにより缶体1の胴部4を型押し成形する装置であって、内金型11は、縦方向に分割された状態の複数(4個)の割り金型によるエキスパンド金型であり、側面が先細りのテーパー面であるプランジャー13を、各割り金型11の束の中心に下方から挿入させることで、各割り金型11は放射状に拡散するように外方に移動させられる。なお、各割り金型11は、その内面側がプランジャー13のテーパー面に対応した傾斜面となり、その外面側が型押し成形面となっていて、各割り金型11の基部には、各割り金型11同士を束ねる方向に付勢するためのコイルスプリング14が設けられている。
【0035】
外金型12は、缶体の高さ方向に沿った円周面を型押し成形面とする転動金型(転造ロール)であり、内金型の各割り金型11に対応する数(4個)の転動金型12が、各割り金型11の外面側と対向する位置で上下方向(缶体の高さ方向)に往復移動するように設置されていて、缶体1の胴部4の型押し成形に際して、各転動金型12の回動軸15が同じタイミングで同時に下方に移動することで、缶体1の胴部4を挟んで対向する位置に配置された転動金型12同士が、型押し成形面である外周面(円周面)を缶体1の胴部4に両側から同時に押し付けながら、それぞれ自転して缶体の高さ方向に転動する。
【0036】
上記のような装置による缶体1の胴部の型押し成形の工程については、まず、図4(A)に示すように、内金型の各割り金型11を、束ねられた状態で缶体の下端開口部から胴部の内側に挿入してから、図4(B)に示すように、プランジャー13を上方に移動させることで、コイルスプリング14の付勢力に抗して、内金型の各割り金型11を外方に拡径させるように移動させる。
【0037】
それにより、缶体の胴部の内側では、図5(A)に示すように、束ねられた状態の内金型の各割り金型11は、図5(B)に示すように、プランジャー13により外方に押し拡げられて、各割り金型11の左右両端部が、円筒状(断面円形)の胴部4の内面に当接する。この時に、各割り金型11の上下両端部は、図3に示すように、缶体の肩部3とネック部5にそれぞれ当接している。
【0038】
そのような状態から、外金型の各転動金型12を、図4(C)に示すような位置から、図4(D)に示すような位置にまで、同じタイミングで同時に下方に移動させることで、缶体の胴部を挟んで対向する位置に配置された転動金型12同士が、型押し成形面である外周面(円周面)を缶体1の胴部4に両側から同時に押し付けながら、それぞれ自転しながら缶体の高さ方向に転動する。
【0039】
それにより、図5(C)に示すように、内金型の各割り金型11同士の間の部分をそのまま連結部42として残した状態で、各連結部42の間の部分が、内金型の各割り金型11の型押し成形面と、外金型の各転動金型12の型押し成形面とによって、所定の凹凸形状を有するパネル壁部41に型押し成形される。
【0040】
そのようにパネル壁部41を型押し成形した後は、図示していないが、上記のような順序とは逆に外金型(各転動金型)12と内金型(各割り金型)11を作動させることで、各金型11,12から型押し成形済みの缶体を離してから、缶体を装置外に搬出している。
【0041】
上記のような内金型(各割り金型11)と外金型(各転動金型12)とによる型押し成形において、パネル壁部41同士を繋ぐ連結部42の部分を元の円筒状に残すことで、完全な多角筒形に成形する場合と比べて、パネル壁部41に加工する面積を小さくする一方、成形加工前の円筒状の胴部4のパネル壁部加工予定部分と、成形加工された後のパネル壁部41とが略同じ面積となるように、各パネル壁部41に所定の凹凸形状(所定面積を有する凹凸形状)を形成していることで、内金型11と外金型12とにより型押し成形加工を施しても、成形された胴部4の各部分での肉厚は実質的に殆ど変化していない。
【0042】
すなわち、具体的には、厚さが0.22〜0.35mmのアルミニウム合金板(JIS3004−H191)の両面に、厚さが8〜30μmのポリエステル樹脂,ポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂フィルムが予めラミネートされた樹脂被覆金属板を使用して、缶高が181.5mmで容量が450mlのボトル型缶を製造した場合、円筒状に薄肉化された胴部を有する缶体に成形した時点で、胴部(胴部の中央部分)での壁厚(樹脂フィルムを含む)が0.135〜0.155mmであるのに対して、その後にパネル壁部を成形して胴部を略四角筒形に成形した時点で、胴部(胴部の中央部分)でのパネル壁部の壁厚(樹脂フィルムを含む)が0.135〜0.155mmとなっていて、胴部4での肉厚は実質的に殆ど変化していない。
【0043】
上記のように缶体の胴部を円筒状から非円筒形(略多角筒形)に成形するような本実施形態の缶体の胴部成形方法によれば、ストレッチ加工や絞り・しごき加工等により円筒状に薄肉化された胴部に対して、その肉厚を実質的に殆ど変化させることなく、内金型と外金型とにより各パネル壁部を型押し成形していることから、硬質の材料を使用して胴部ができるだけ薄肉化され、且つ、胴部が苛酷な薄肉化加工により加工硬化していても、無理な力をかけて胴部を破損させるようなことなく、胴部に各パネル壁部を成形することができて、円筒状の胴部を多角筒形に近似した非円筒形(略多角筒形)に成形することができる。
【0044】
具体的には、例えば、厚さが0.22〜0.35mmのアルミニウム合金板(JIS3004−H191)の両面に、厚さが8〜30μmのポリエステル樹脂,ポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂フィルムが予めラミネートされた樹脂被覆金属板を使用してボトル型缶の缶体を製造する際に、薄肉化率〔(元板厚−胴部厚)/元板厚〕×100%が20%以上となるように胴部を薄肉化することで、缶体の円筒状に薄肉化された胴部(胴部の中央部分)での金属板の厚さが0.10mm以下となっていても、胴部を破損させるようなことなく各パネル壁部を成形することができて、円筒状の胴部を四角筒形に近似した非円筒形(略四角筒形)に成形することができた。
【0045】
なお、ボトル型缶の缶体において、その胴部を四角筒形に近似した略四角筒形に成形するために、肩部やネック部(缶体の下端開口部側の縮径部分)の領域に入り込むようにパネル壁部を成形するような場合に、平板状の型押し成形面を有する外金型により缶体の側方から外金型を全面的に押し当てて型押し成形すると、肩部やネック部にシワが発生する虞があるのに対して、本実施形態の方法では、外金型として転動金型(転造ロール)を使用し、その円周面に形成された型押し成形面を缶体の高さ方向に沿って順次に押し当てるように型押し成形していることから、肩部やネック部の領域にまでパネル壁部を型押し成形しても、肩部やネック部にシワを発生させることなく、綺麗にパネル壁部の凹凸形状を転写させることができる。
【0046】
また、本実施形態の方法では、胴部を型押し成形する際に、外金型の各転動金型のうちの少なくとも胴部を挟んで対向する位置に配置された金型同士を、同時に胴部の外面に両側から押し付けて転動させるようにしている(具体的には4個の転動金型で胴部を前後左右から挟んで同時に型押し成形している)ことから、同時に2面以上(具体的には4面全部)のパネル壁部を成形することができて、生産性の向上を図ることができると共に、外金型の押圧により内金型に加えられる力のバランスを一方に偏ることのないようにして、無理な力が加わることで内金型が破損したり耐久性が落ちたりするのを防止することができる。
【0047】
また、本実施形態の方法では、ボトル型缶の缶体の胴部内に内金型(各割り金型)をセットする際に、内金型(各割り金型)の上端側を缶体の肩部に当接させ、下端側をネック部(缶体の下端開口部側の縮径加工部分)に当接させていることから、型押し成形加工中に缶体を内金型(各割り金型)により確りと保持することができて、その結果、外金型となる転動金型を缶体の胴部の両側から挟んで、各転動金型を同時に上下方向に往復移動させても、転動金型の動きに引き連れて缶体が上下方向に動いてずれるようなことはない。
【0048】
以上、本発明の缶体の胴部成形方法について、口頸部と肩部と胴部が一体成形されたボトル型缶の缶体の胴部を円筒状から略四角筒状に成形するような一実施形態によって説明したが、本発明は、上記のような実施形態に限られるものではなく、例えば、対象となる缶体については、胴部と底部とが一体成形された2ピース缶用の缶体など、胴部を薄肉化された円筒状から非円筒形(略多角筒形)に成形できるものである限りにおいて、どのような缶体に対しても適用可能なものであり、また、成形する胴部の非円筒形状(略多角筒形状)についても、4個のパネル壁部による略四角筒形に限らず、例えば、6個のパネル壁部による略六角筒形など、適宜に変更可能なものである。
【0049】
また、パネル壁部を成形する範囲については、実施形態に示したようなボトル型缶の肩部やネック部の領域にまで入り込むようなものに限られるものではなく、また、パネル壁部の凹凸形状についても、胴部の肉厚を実質的に殆ど変化させることなく型押し成形できるような凹凸形状を有するものである限りにおいて適宜の形状として実施することが可能である。さらに、胴部にパネル壁部を型押し成形するための金型については、上記の実施形態では外金型に転動金型(転造ロール)を使用して型押し成形しているが、対象となる缶体によっては、平板状の型押し成形面を有する外金型により缶体の側方から外金型を全面的に押し当てて型押し成形することで実施することも可能である等、適宜に変更可能なものであることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したような本発明の缶体の胴部成形方法によれば、絞り・しごき加工等により胴部が薄肉化されて加工硬化している缶体について、その胴部を円筒状から複数のパネル壁部による略多角筒形に成形する場合に、円筒状のままで残された各連結部の間に形成される各パネル壁部を、それぞれ所定の凹凸形状を有するものとして、胴部の肉厚を実質的に殆ど変化させることなく、内金型と外金型とにより胴部を型押し成形していることから、無理な力を加えて胴部を破損させるようなことなく、各パネル壁部を成形して、胴部を非円筒形(略多角筒形)に成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るボトル型缶の胴部成形方法について、製造されたボトル型缶の形状を示す(A)正面図、および(B)上面図。
【図2】ボトル型缶の缶体の正面視形状(下図)と胴部の横断面形状(上図)とについて、(A)円筒状に薄肉化された胴部を有する胴部成形前の缶体と、(B)胴部を非円筒形(略四角筒形)に成形した後の缶体とをそれぞれ示す説明図。
【図3】円筒状の胴部を非円筒形(略四角筒形)に成形するための装置の構造を示す縦断面側面図。
【図4】円筒状の胴部を非円筒形(略四角筒形)に成形するための各工程(A),(B),(C),(D)での装置の作動状態をそれぞれ示す側面説明図。
【図5】円筒状の胴部を非円筒形(略四角筒形)に成形するための各工程(A),(B),(C)での金型と胴部の関係をそれぞれ示す横断面図。
【符号の説明】
1    缶体(ボトル型缶の缶本体)
2    口頸部
3    肩部
4    胴部
5    ネック部(胴部の下端開口部側の縮径加工部分)
11   内金型(割り金型)
12   外金型(転動金型)
41   (胴部の)パネル壁部
42   (胴部の)連結部

Claims (6)

  1. 薄肉化加工が施された胴部を有する金属製の缶体で、円筒状に薄肉化された胴部を、複数のパネル壁部を有する非円筒形の胴部に成形するための方法であって、各パネル壁部同士を連結する部分として、円筒状の胴部の円周方向に所定の間隔を置いて横断面円弧状の連結部を残すように、各連結部の間の部分に、所定の凹凸形状を有する各パネル壁部を、パネル壁部の内面側に対応する凹凸形状を有する内金型と、パネル壁部の外面側に対応する凸凹形状を有する外金型とにより、胴部の肉厚を実質的に殆ど変化させることなく型押し成形するようにしたことを特徴とする缶体の胴部成形方法。
  2. 円筒状に薄肉化された胴部の開口部側に、胴部の円筒径よりも小径にする縮径加工を施した後、複数の割り金型による内金型を、縮径された開口部側から胴部の内側に挿入して、各割り金型を胴部の内面に向けて外方へ移動させることで、各割り金型の周辺部を胴部の内面に当接させた後、各割り金型に対向する複数の外金型を胴部の外面に押し付けることで、円筒状の胴部の各連結部の間の部分を、所定の凹凸形状を有するパネル壁部に型押し成形するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の缶体の胴部成形方法。
  3. 各外金型のそれぞれが、缶体の高さ方向に沿った円周面を型押し成形面とする転動金型であって、パネル壁部の型押し成形に際して、外金型を胴部の外面に押し付けながら缶体の高さ方向に転動させるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の缶体の胴部成形方法。
  4. 各外金型のうちの少なくとも胴部を挟んで対向する位置に配置された金型同士を、同時に胴部の外面に両側から押し付けて転動させるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の缶体の胴部成形方法。
  5. 缶体が、口頸部と肩部と胴部が一体成形されて胴部の下端開口部側に縮径加工が施されたボトル型缶の缶体であって、パネル壁部の型押し成形に際して、内金型となる各割り金型の上端側を缶体の肩部に当接させ、下端側を缶体の下端開口部側の縮径加工部分に当接させるようにしたことを特徴とする請求項3又は4に記載の缶体の胴部成形方法。
  6. 胴部のパネル壁部が、肩部や下端開口部側の縮径部分の領域にまで及んでいることを特徴とする請求項5に記載の缶体の胴部成形方法。
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