JP2004048525A - 記録再生装置および記録再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の記録再生装置の追っかけ再生機能においては、通常再生に切り替わる際に、画面上でのスピードが変わり、視聴者が違和感を覚えることがあった。
【解決手段】この発明は、放送受信された放送から時刻情報を抽出する時刻情報抽出手段と、番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出手段と、記録手段の記録再生を制御する記録再生制御手段とを備え、記録媒体への番組の記録開始の指示および記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、番組の記録開始時刻、再生開始時刻および番組の再生終了時刻を時刻情報抽出手段で取得された時刻に基づいて決定し、番組を記録手段へ記録しながら再生し、放送終了時刻に合わせて記録媒体に記録された番組の再生を終了するようにしている。
【選択図】 図1
【解決手段】この発明は、放送受信された放送から時刻情報を抽出する時刻情報抽出手段と、番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出手段と、記録手段の記録再生を制御する記録再生制御手段とを備え、記録媒体への番組の記録開始の指示および記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、番組の記録開始時刻、再生開始時刻および番組の再生終了時刻を時刻情報抽出手段で取得された時刻に基づいて決定し、番組を記録手段へ記録しながら再生し、放送終了時刻に合わせて記録媒体に記録された番組の再生を終了するようにしている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は放送受信された番組の記録再生に係り、特に放送番組を記録しながら再生する記録再生に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル放送が開始され、このデジタル放送を記録するためにハードディスク(HDD)等を用いた記録再生装置が実用化されつつある。
【0003】
従来の記録再生装置は、HDD等を用いることで記録されたデータの再生を迅速に行うことができる。このため、デジタル放送を記録しながら再生することも可能であり、HDD等を用いた記録再生装置の大きな特徴の一つである。
【0004】
この特徴を利用したHDD記録再生装置において、放送受信された番組を記録手段へ記録しながら、この記録された番組を早送り再生し、放送中のシーンに追いつく機能がある。ここでは、以下、この機能を追っかけ再生機能と呼ぶ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の記録再生装置における追っかけ再生においては、通常再生に切り替わる際に、特に動きのあるシーンのとき等、表示画面上でのスピードが突然変わり、視聴者が違和感を覚える場合があった。
【0006】
このような場合は、デジタルテレビ放送の番組の切り替わり目で通常再生にすることで、シーンが変わることから、違和感を軽減することができる。例えば特開2001−119671号に提案されているように、視聴者がリモコン等を用い、追っかけ再生の終了時刻を番組終了時刻に設定する技術が開示されている。
【0007】
しかしながら、この提案においては、視聴者が追っかけ再生の終了時刻を毎回設定しなければならない。このため、操作が複雑になり、視聴者にとっては煩雑であるという問題があった。
【0008】
また、この提案においては、HDDに記録した信号を再生し、この再生信号中に含まれる時刻情報を取得することが必要である。このため、HDDに放送番組を記録する際に、デジタル放送中の時刻情報を変更または削除等を行って記録された場合や、デジタル放送のTS(Toransport Stream)信号をデコードしてからHDDに記録したり、別のフォーマットの信号に変換してから記録するような場合には、時刻情報が削除され、HDDから再生した再生信号中の時刻情報を取得できなくなるという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る記録再生装置は、受信された番組が記録される記録手段と、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出手段と、前記放送受信された放送からこの放送で送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出手段と、前記記録手段の記録再生を制御する記録再生制御手段とを備え、前記記録再生制御手段は前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻および前記番組の再生開始時刻を前記時刻情報抽出手段で取得された時刻に基づいて決定し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を前記番組情報抽出手段で取得された番組情報に基づいて決定し、前記番組の記録開始時刻、前記番組の再生開始時刻および前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を用いて前記番組を前記記録手段へ記録しながら再生し、前記番組の放送終了時刻に合わせて前記記録媒体に記録された番組の再生を終了するよう制御するように構成している。
【0010】
またこの発明に係る記録再生方法は、受信された番組を記録する記録ステップと、前記受信された放送からこの放送で送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出ステップと、前記放送受信された放送からこの放送で送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出ステップと、前記記録ステップにおける記録を制御する記録再生制御ステップとを備え、前記記録再生制御ステップは前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻および前記番組の再生開始時刻を前記時刻情報抽出ステップで取得された時刻に基づいて決定し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を前記番組情報抽出ステップで取得された番組情報に基づいて決定し、前記番組の記録開始時刻、前記番組の再生開始時刻および前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を用いて前記番組を前記記録しながら再生し、前記番組の放送終了時刻に合わせて前記記録媒体に記録された番組の再生を終了するよう制御するように構成している。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いてこの発明に係る実施の形態を説明する。
【0012】
図1はこの発明の、第1の実施の形態に係る記録再生装置の全体構成を示す図である。
【0013】
符号101はデジタル放送を受信するためのチューナ、符号102は受信した放送番組(コンテンツ)を記録再生する記録再生手段であり、ここではHDD(Hard Disc Drive)を用いたHDD記録再生手段である。この記録再生手段はHDDに限定されるものではない。
【0014】
符号103は現在時刻抽出手段、符号104はEPG抽出手段である。符号107は記録再生装置全体を制御する制御手段である。放送局から放送されたデジタル放送はデジタル放送信号の状態でチューナー101で受信される。チューナー101では視聴者によって選択されたチャンネルが受信され、また、この放送で送信されるTS(Transport Stream)信号を受信する。TS信号には映像/音声情報等の番組情報のほかに現在時刻情報やEPG情報(番組の放送スケジュールや番組に付随する情報)等が含まれている。ここで、EPGとはElectronicProgram Guideを示している。
【0015】
現在時刻抽出手段103は、チューナ101で受信されたデジタル放送から現在時刻を抽出し制御手段107へ出力する。また同様に、EPG抽出手段104は、デジタル放送からEPG情報を抽出し制御手段107へ出力する。
【0016】
HDD記録再生手段102は、TS信号の状態で受信された放送番組(デジタル信号)を図示しないHDDへ記録する。HDD記録再生手段102は、制御手段107からの制御信号によって録画/再生や再生速度が制御される。
【0017】
符号105は視聴者が記録再生装置を操作するためのリモコン(リモートコントローラ)、符号106は記録再生装置に設けられた視聴者の操作指示を受けるリモコン受信手段である。
【0018】
視聴者がリモコン105を操作するとリモコン受信手段106に操作指示が送信される。リモコン受信手段106は、この操作指示を所定フォーマットの電気信号に変換し、リモコン操作情報信号として制御手段107へ出力する。
【0019】
制御手段107は、リモコン105の操作に応じて放送番組の録画開始を指示する信号、再生開始を指示する信号等をHDD記録再生手段102へ出力する。また、現在時刻抽出手段103から出力された現在時刻情報信号とEPG抽出手段104から出力されたEPG情報信号を取得し、放送受信された番組をHDDへ記録しながら、この記録された番組を再生(いわゆる追っかけ再生)するための再生速度を算出し、再生速度制御信号としてHDD記録再生手段102へ出力する。
【0020】
符号108はTSデコード手段、符号109は映像表示手段である。上記のようにHDD記録再生手段102は制御手段107によって記録された番組の再生において、再生速度制御信号によって再生速度が制御される。記録番組再生の際、HDD記録再生手段102から出力される再生TS信号は、TSデコード手段108へ出力される。TSデコード手段108では、再生TS信号が復調され、映像信号が出力される。この映像信号は、映像表示手段109へ入力され、番組が映像として表示される。尚、上記では番組の例として映像を伴うものとして説明したが、映像を伴わない、ラジオ等の音声番組でも良い。
【0021】
次に、この発明の記録再生装置に係る制御装置の動作を説明する。
【0022】
この実施の形態においては、追っかけ再生の動作の一例として、リモコン105に一時停止ボタンを設けられ、デジタル放送を視聴中に視聴者によって一時停止ボタンが押されると、映像表示手段109に静止映像が表示されるものとする。また、再度、一時停止ボタンが押されると、追っかけ再生動作が実行されるものとする。
【0023】
図2はこの発明の、第1の実施の形態に係る制御装置107を説明する図である。
【0024】
符号201はリモコン操作判別制御手段、符号202は録画開始時刻記憶手段、符号203は再生開始時刻記憶手段、符号204は番組終了時刻抽出手段、符号205は再生速度演算手段、符号206は再生速度演算手段である。
【0025】
上記のように、現在時刻抽出手段103から出力された現在時刻情報信号は、録画開始時刻記憶手段202、再生開始時刻記憶手段203、番組終了時刻抽出手段204、再生速度演算手段206へそれぞれ入力される。EPG抽出手段104から出力されたEPG情報信号は、番組終了時刻抽出手段204へ入力される。また、リモコン受信手段106から出力されたリモコン操作情報信号は、リモコン操作判別制御手段201へ入力される。リモコン操作判別制御手段201では、視聴者がどのような指示をしたかを判別する。
【0026】
視聴者の指示が再生開始指示信号である場合は、再生開始時刻記憶手段203、番組終了時刻抽出手段204へ出力され、それぞれ記憶される。また、この再生開始指示信号はHDD記憶再生手段102(図1)へ出力され、HDD記憶再生手段102の再生開始が指示される。再生開始指示信号は再生速度演算手段205へも出力される。
【0027】
視聴者の指示が録画開始指示信号である場合は、録画開始時刻記憶手段202へ出力され、記憶される。また、この録画開始指示信号はHDD記憶再生手段102(図1)へ出力され、HDD記憶再生手段102の録画開始が指示される。再生開始指示信号は再生速度演算手段205へも出力される。
【0028】
録画開始時刻記憶手段202、再生開始時刻記憶手段203、番組終了時刻抽出手段204にそれぞれ記憶された録画開始時刻、再生開始時刻、番組終了時刻は、適宜、再生速度演算手段205へ出力される。また、番組終了時刻抽出手段204に記憶された番組終了時刻は、時刻比較手段206へ入力される。時刻比較手段206では、現在時刻情報信号と番組終了時刻を比較し、比較した結果を再生速度演算手段205へ出力する。
【0029】
再生速度演算手段205は、録画開始時刻記憶手段202、再生開始時刻記憶手段203、番組終了時刻抽出手段204、時刻比較手段206から取得する時刻情報、およびリモコン操作判別制御手段201から入力される再生開始信号、録画開始信号を取得し、録画している番組の再生速度を演算して再生速度制御信号としてHDD記録再生手段102へ出力する。HDD記録再生手段102はこの再生速度制御信号に応じて録画している番組の再生を行う。
【0030】
図3はこの発明の、第1の実施の形態に係る動作タイミングの一例を説明する図である。
【0031】
ここでは、(a)現在時刻、(b)受信しているデジタル放送における番組放送スケジュール、(c)HDD記録再生手段に記録している番組の再生の関係について示している。
【0032】
現在時刻T1(7:00)でデジタル放送の番組1が開始する。また、視聴者もT1(=7:00)にリモコン105の一時停止ボタンを押す。このとき、HDD記録再生手段102に記録している番組1の録画開始時刻T1=7:00のシーンについて、静止再生が行われる。
【0033】
次に、現在時刻T2(=7:15)で再び視聴者がリモコン105の一時停止ボタンを押す。すると上記追っかけ再生が実行される。このとき、再生開始時刻T2=7:15である。また、上記のようにEPG情報から番組1の終了時刻T3(=8:00)を取得し、追っかけ再生の再生速度(P)が演算される。ここでは通常再生の再生速度=(×1倍速)に対してP=(×4/3倍速)の早送り再生である。この再生速度P=(×4/3倍速)で再生が実行され番組1の終了時刻T3(=8:00)に追っかけ再生が終了する。このとき番組1の早送り再生と番組2の通常再生が切り替わって表示される。
【0034】
図4はこの発明の、第1の実施の形態に係る動作のフローチャートである。
【0035】
スタートに続いて符合S401を付したステップに進む。
【0036】
ステップS401は録画開始指示があったかを判断するステップである。録画開始指示があった場合は符号S402を付したステップへ進む(Yes)。録画開始指示がなかった場合はここでの処理を繰り返す(No)。
【0037】
ステップS402は録画開始時刻T1を記憶するステップである。続いて符合S403を付したステップへ進む。
【0038】
ステップS403はHDD録画を開始するステップである。続いて符合S404を付したステップへ進む。
【0039】
ステップS404は再生速度をP=×0倍に設定するステップである。続いて符合S405を付したステップへ進む。
【0040】
ステップS405はHDD再生(静止再生)を行うステップである。続いて符合S406を付したステップへ進む。
【0041】
ステップS406は追っかけ再生の再生開始指示があったかを判断するステップである。再生開始指示があった場合は符号S407を付したステップへ進む(Yes)。再生開始指示がなかった場合はここでの処理を繰り返す(No)。
【0042】
ステップS407は再生開始時刻T2を記憶するステップである。続いて符合S408を付したステップへ進む。
【0043】
ステップS408は現在再生している番組の終了時刻T3を抽出するステップである。続いて符合S409を付したステップへ進む。
【0044】
ステップS409は上記T1、T2、T3を用いて再生速度Pを算出するステップである。続いて符合S410を付したステップへ進む。
【0045】
ステップS410は上記算出されたPに応じてHDD再生(早送り再生)を行うステップである。続いて符合S411を付したステップへ進む。
【0046】
ステップS411は現在時刻と番組終了時刻が一致したかを判断するステップである。現在時刻と番組終了時刻が一致した場合は符号S412を付したステップへ進む(Yes)。現在時刻と番組終了時刻が一致しなかった場合はここでの処理を繰り返す(No)。
【0047】
ステップS412は再生速度P=×1倍速に設定するステップである。続いて符合S413を付したステップへ進む。
【0048】
ステップS413ではHDD再生(通常再生)が実行される。
【0049】
すなわち、ここでは、現在時刻T1=7:00のときにデジタル放送の番組1が開始する、このときT1=7:00に視聴者がリモコン105の一時停止ボタンを押す。するとリモコン操作判別制御手段201から録画開始指示信号を出力される。
【0050】
録画開始時刻記憶手段202は録画開始指示信号により現在時刻データを記憶し、再生速度演算手段206に出力する。ここでは録画開始時刻T1=”7:00”と記憶する。HDD記録再生手段102は録画を開始する。
【0051】
再生速度演算手段205は録画開始指示信号により再生速度P=0と設定した再生速度制御信号をHDD記録再生手段102に出力する。HDD記録再生手段102は、録画開始時刻T1=7:00の番組1の静止再生を行う。
【0052】
記憶再生装置は、再度、視聴者がリモコン105の一時停止ボタンを押すのを待つ。それまでは静止画像の再生を継続する。
【0053】
次に、現在時刻T2(=7:15)において、再度、視聴者がリモコン105の一時停止ボタンを押す。すると、リモコン操作判別制御手段201は静止画像の再生中に一時停止ボタンが押されたので、視聴者が再生指示をしたと判別し、再生指示信号を出力する。
【0054】
再生開始時刻記憶手段203は、再生指示信号を受けて現在時刻データを記憶し、再生速度演算手段206へ出力する。ここでは再生開始時刻T2=7:15と記憶する。
【0055】
番組終了時刻抽出手段204は、再生指示制御信号を受けると、EPG情報信号から現在視聴中の番組情報のうち、終了時刻または次の番組の開始時刻を抽出する。ここでは”8:00”に番組1が終了するので、番組終了時刻T3=8:00を抽出する。
【0056】
再生速度演算手段205は、再生開始指示信号を受けて、録画開始時刻T1、再生開始時刻T2、番組終了時刻T3から次に示す数式により再生速度Pを算出する。
P=(T3−T1)/(T3−T2)
ここで算出された再生速度Pを再生速度制御信号として、HDD記録再生手段102へ出力する。
【0057】
ここでの例では録画開始時刻T1=7:00、再生開始時刻T2=7:15、番組終了時刻T3=8:00なので、分刻みに換算すると再生速度P=60分/45分=4/3 となり、4/3倍速でHDD記録再生手段102が再生するように制御指示する。HDD記録再生手段102は早送り再生を行い、追っかけ再生が実行される。
【0058】
また、時刻比較手段206は現在時刻と番組終了時刻T3を比較し、現在時刻が番組終了時刻に到達したか否かを判別する。番組終了時刻T3に到達していなければHDD記録再生手段102は追っかけ再生を続け、現在時刻と番組終了時刻T3との比較を続ける。
【0059】
現在時刻が8:00に到達し、番組1から番組2に切り替わると、時刻比較手段205は現在時刻が番組終了時刻T3に到達したと判断し、番組終了指示信号を再生速度演算手段205に出力する。
【0060】
再生速度演算手段205は、番組終了指示信号により再生速度P=1に設定した再生速度制御信号をHDD記録再生手段102に出力する。
【0061】
HDD記録再生手段102は追っかけ再生を終了し、通常再生(x1倍速)に切り替わる。
【0062】
このように構成することによって、上記例では、現在時刻が8:00で追っかけ再生が終了し、早送り再生(×4/3倍速)から通常再生(×1倍速)に切り替わる。このとき番組1から番組2にシーンが切り替わるので、番組が異なることから、両者の再生速度が変わっても視聴者に与える違和感を軽減することができる。
【0063】
この発明の実施の形態においては、デジタル放送番組の切り替わりで追っかけ再生が終了するように構成しているので、シーンが切り替わり、再生速度が変わっても視聴者に与える違和感を軽減することができる。
【0064】
またこの発明の実施の形態においては、現在追っかけ再生をしている番組の終了時刻または次番組の開始時刻をEPGから抽出し、追っかけ再生が終了する時刻が自動的に設定されるため、視聴者が逐次、リモコン等で詳細事項について設定する煩わしさを改善し、使用感を向上することができる。
【0065】
尚、この発明の実施の形態においては、HDD記録再生手段102にはTS信号を記録再生する例を用いたが、HDD記録再生手段102とTSデコード手段108を入れ替え、TS信号をデコードし、映像信号そのものをHDD記録再生手段102に記録再生するように構成しても良い。何故ならば、時刻情報はチューナー101から取得するので、HDDに記録するときに時刻情報が消失しても特に支障はないからである。
【0066】
また、上記説明した制御手段107の代わりに、CPU(Central ProcessingUnit)等の演算装置を用い、図4で説明したフローチャートに従って、ソフトウェア処理で動作させるこことも可能である。
【0067】
次に、この発明の、第1の実施の形態を他に応用した例を説明する。
【0068】
上記第1の実施の形態においては、デジタル放送に含まれる現在時刻情報を抽出し、録画開始時刻記憶手段202、再生開始時刻記憶手段203に記憶していた。ここでは、上記実施の形態に加え、さらに時刻生成機能を備えた例について説明する。
【0069】
図5はこの発明の、第1の実施の形態を応用した例を示す図である。
【0070】
ここでは、上記説明と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0071】
符号501は時刻生成手段である。現在時刻抽出手段103でデジタル放送の現在時刻情報を抽出し、時刻生成手段501へ出力する。時刻生成手段501では、現在時刻抽出手段103の出力を基準時刻として時刻合わせを行う。この時刻合わせの後は、1分単位、1秒単位等のデジタル放送の現在時刻情報より詳細な単位で時間を計測することができる。このため、より精度の高い時刻情報を使用することができる。
【0072】
この時刻生成手段501で生成した時刻情報を制御手段107に供給することで、録画開始時刻や再生開始時刻もより精度を高くすることができる。
【0073】
また、従来の再生記録装置においては、HDDにデジタル放送の時刻情報もそのまま記録する必要があった。このため、デジタル放送で基準時刻しか送信されない場合は、追っかけ再生を実現することができなかった。
【0074】
この発明の実施の形態においては、このように、デジタル放送で基準時刻が送信されれば、時刻生成手段を付加することで上記問題を解決することができる。
【0075】
次に、この発明に係る第2の実施の形態を説明する。
【0076】
この第2の実施の形態においては、上記説明した第1の実施の形態に、記録媒体102に記録されている番組を再生する際に、再生速度を制御する思想を加えたものである。ここでは、全体構成は上記説明した図1と同じであり、制御手段107が第1の実施例と異なっている。
【0077】
上記第1の実施の形態においては、HDD記録再生手段102の早送り再生に係る再生速度については特に説明しなかったが、あまり高速に早送り再生すると、視聴者が内容を把握できなくなるという場合が考えられる。
【0078】
図6はこの発明の、第2の実施の形態に係る制御装置の構成を説明する図である。符号は上記と同様に107を付している。
【0079】
第1の実施の形態と同じ構成は同一の符号を付して説明を省略する。
【0080】
符号601は現番組終了時刻/次番組終了時刻抽出手段である。ここでは、上記説明した番組終了時刻抽出手段204(図2)が現番組終了時刻/次番組終了時刻抽出手段601へ置換されている。また、再生速度演算手段205(図2)の出力を受ける速度確認手段602が追加されている。そして、速度確認手段602の出力を再生速度制御信号としている。
【0081】
図7はこの発明の、第2の実施の形態に係る追っかけ再生の動作タイミングの一例を説明する図である。
【0082】
ここでは、(a)現在時刻、(b)受信しているデジタル放送における番組放送スケジュール、(c)HDD記録再生手段に記録している番組の再生の関係について示している。
【0083】
現在時刻T1(7:00)でデジタル放送の番組1が開始する。また、視聴者もT1(=7:00)にリモコン105の一時停止ボタンを押す。このとき、HDD記録再生手段102に記録している番組1の録画開始時刻T1=7:00のシーンについて、静止再生が行われる。
【0084】
次に、現在時刻T2(=7:45)で再び視聴者がリモコン105の一時停止ボタンを押す。すると追っかけ再生が実行される。このとき、再生開始時刻T2=7:45である。また、上記のようにEPG情報から番組1の終了時刻T3(=8:00)を取得し、追っかけ再生の再生速度(P)が演算される。
【0085】
上記と同様に、現番組(番組1)の終了時刻に基づいて再生速度Pが演算によって算出される。続いて、この算出された再生速度Pが予め決められた所定の最大値N以下であるか否か(PはNより小さいかまたはPと同じか)が判断される。上記説明したように、早送り再生をあまり高速に行うと、視聴者が番組の内容を把握できなくなるという場合が考えられるため、Nの値は視聴者が番組の内容を把握できる程度に決められることが望ましい。
【0086】
Pの値が最大値Nより大きい場合は、次番組(番組2)の終了時刻に基づいて再生速度Pが演算によって算出される。ここでは次番組(番組2)の終了時刻T3が9:00であることから、早送り再生速度Pは×8/5倍速と求められる。そして、この再生速度P=(8/5倍速)で再生が実行され番組2の終了時刻T3(=9:00)に追っかけ再生が終了する。このとき番組2の早送り再生と番組3の通常再生が切り替わって表示される。
【0087】
尚、次番組(番組2)の終了時刻に基づいて求められた再生速度Pが、最大値Nより大きい場合は、同様の動作を繰り返し、次々番組(番組3)の終了時刻に基づいて再生速度Pが演算によって算出される。
【0088】
図8はこの発明の、第2の実施の形態に係る動作のフローチャートである。
【0089】
ここでは上記説明した第1の実施の形態と同じ構成は同一の符号を付して説明を省略する。上記第1の実施の形態(図4)で説明したS401からS405は同じ構成のため説明を省略し、S406からの動作フローを用いて説明する。
【0090】
スタートに続いて符合S406を付したステップへ進む。
【0091】
ステップS406は再生開始指示があったかを判断するステップである。再生開始指示があった場合は符号S407を付したステップへ進む(Yes)。再生開始指示がなかった場合はここでの処理を繰り返す(No)。
【0092】
ステップS407は再生開始時刻T2を記憶するステップである。続いて符合S408を付したステップへ進む。
【0093】
ステップS408は現在の番組(番組1)の終了時刻T3を抽出するステップである。続いて符合S409を付したステップへ進む。
【0094】
ステップS409は再生速度Pを算出するステップである。続いて符合S801を付したステップへ進む。
【0095】
ステップS801は、再生速度Pが最大値N以下(PはNより小さいまたはNと同じ)であるかを判断するステップである。再生速度Pが最大値N以下であった場合は符号S410を付したステップへ進む(Yes)。再生速度Pが最大値N以下でなかった場合は符号S802を付したステップへ進む(No)。
【0096】
ステップS802は次の番組(番組2)の終了時刻T3を再抽出するステップである。続いて符合S409を付したステップへ進む。
【0097】
ステップS410は上記算出されたPに応じてHDD再生(早送り再生)を行うステップである。続いて符合S411を付したステップへ進む。
【0098】
ステップS411は現在時刻と番組(番組2)の終了時刻が一致したかを判断するステップである。現在時刻と番組(番組2)の終了時刻が一致した場合は符号S412を付したステップへ進む(Yes)。現在時刻と番組(番組2)の終了時刻が一致しなかった場合はここでの処理を繰り返す(No)。
【0099】
ステップS412は再生速度P=×1倍速に設定するステップである。続いて符合S413を付したステップへ進む。
【0100】
ステップS413ではHDD再生(通常再生)が実行される。
【0101】
すなわち、S406で現在時刻が”7:45”のときリモコン操作判別制御手段201から再生開始指示信号が出力される。続いてS407へ進み、再生開始時刻記憶手段203は再生開始時刻T2=”7:45”を記憶する。
【0102】
現番組終了時刻/次番組終了時刻抽出手段601は、再生開始指示信号を受け、S407では上記第1の実施形態と同じく、現在放送中の番組1の終了時刻”8:00”を抽出し、番組終了時刻T3=”8:00”とする。
【0103】
つづいてS408に進み、再生速度演算手段205で再生速度Pを算出する。ここでは、録画開始時刻T1=”7:00”、再生開始時刻T2=”7:45”、番組(番組1)の終了時刻T3=”8:00”なので、分刻みに換算して再生速度P=60分/15分=4 となり、4倍速でHDD記録再生手段102が再生するように制御しようとする。
【0104】
続いて、S408からS801に進み、速度確認手段602は再生速度演算手段205の演算結果の再生速度Pが、HDD記録再生手段102が再生可能な最大再生速度N以下か否かを判別する。この例では、N=3としている。すなわち、HDD記録再生手段102が再生可能な範囲を3倍速までとする。
【0105】
したがって、S801ではP=4のため上記条件を満たしていない。このため、S801からS802に進む。続いて、速度確認手段602から再抽出指示信号を現番組終了時刻/次番組終了時刻抽出手段601へ出力する。
【0106】
現番組終了時刻/次番組終了時刻抽出手段601は再抽出指示信号を受け、次番組(番組1の次の番組2)の終了時刻を抽出し、番組終了時刻T3=”9:00”として再度再生速度演算手段205へ出力する。
【0107】
続いて、S802からS408に進み、再生速度演算手段205は再度再生速度Pを算出する。 このとき、番組終了時刻T3=”9:00”なので、分刻みに換算して再生速度P=120分/75分
=8/5となる。
【0108】
S801はP≦Nの条件を満たすので、S801からS409へ進み、速度確認手段602は再生速度演算手段205の出力を選択して再生速度制御信号として出力する。つまり、8/5倍速でHDD記録再生手段102が再生するように制御し、HDD記録再生手段102は早送り再生して追っかけ再生が実行される。
【0109】
S410以降は第1の実施例と同様に、番組2の終了時刻”9:00”に現在時刻が到達したときにHDD記録再生手段102は通常再生に切り替わる。
【0110】
また番組2の放送時間が短く、再生速度Pが最大再生速度Nを超えるときは、さらに次の番組3、番組4・・・と、S408→S801→S802のフローを繰り返し、S801の条件を満たすまで処理を継続する。
【0111】
以上説明したように、この発明の第2の実施の形態では、現在放送中の番組(番組1)の終了時刻には最大再生速度でも追っかけ再生が終了しないときは、次の番組(番組)の終了時刻を追っかけ再生の終了時刻としている。
【0112】
次に、この発明に係る第3の実施の形態を説明する。
【0113】
この第3の実施の形態においては、上記第1の実施の形態で説明した制御手段107の、再生開始時刻記憶手段203がタイマー手段901および加算手段902に置き換わっている。全体構成は上記説明した図1と同じである。
【0114】
図9はこの発明の、第3の実施の形態に係る制御装置の構成を説明する図である。符号は上記と同様に107を付す。
【0115】
第1の実施の形態と同じ構成は同一の符号を付して説明を省略する。
【0116】
ここでは、リモコン操作判別制御手段201から出力された録画開始指示信号が、録画開始時刻記憶手段202、再生速度演算手段205に入力されるとともに、タイマー手段901にも入力される。
【0117】
タイマー手段901は録画開始指示信号を受けて、一定間隔で時間の計数を開始する。タイマー手段901は、再生開始指示があるまで計数動作を続ける。タイマー手段901の計数時間は加算手段902に出力される。
【0118】
加算手段902は、録画開始時刻に上記計数時間を加えて、再生開始時刻を算出する。この算出された再生開始時刻は再生速度演算手段205へ出力される。
【0119】
図10はこの発明の、第3の実施の形態に係る動作タイミングの一例を説明する図である。
【0120】
ここでは、(a)現在時刻、(b)受信しているデジタル放送における番組放送スケジュール、(c)HDD記録再生手段に記録している番組の再生の関係、(d)タイマーについて示している。
【0121】
現在時刻T1(7:00)でデジタル放送の番組1が開始する。また、視聴者もT1(=7:00)にリモコン105の一時停止ボタンを押す。このとき、HDD記録再生手段102に記録している番組1の録画開始時刻T1=7:00のシーンについて、静止再生が行われる。
【0122】
次に、再び視聴者がリモコン105の一時停止ボタンを押す。すると、リモコン操作判別制御手段201から再生開始信号が出力され、追っかけ再生が実行される。このとき、タイマー手段901は録画開始時刻T1(=7:00)から再生開始信号が出力されるまでの時間(Tc)をカウントする。ここでは、Tc=15分間である。したがって、再生開始時刻T2は7:00から15分間経過した時刻、つまり、7:15である。また、上記のようにEPG情報から番組1の終了時刻T3(=8:00)を取得し、追っかけ再生の再生速度(P)が演算される。ここでは通常再生の再生速度=(×1倍速)に対してP=(×4/3倍速)の早送り再生である。この再生速度P=(×4/3倍速)で再生が実行され番組1の終了時刻T3(=8:00)に追っかけ再生が終了する。このとき番組1の早送り再生と番組2の通常再生が切り替わって表示される。
【0123】
この発明の、第3の実施の形態においては、番組の録画開始時刻(T1)から再生開始信号が出力されるまでの経過時間(Tc)をカウントし、録画開始時刻T1へ経過時間Tcを加えることで、再生開始時刻(T2)を求めている。
【0124】
図11はこの発明の、第3の実施の形態に係る動作のフローチャートである。
【0125】
第1の実施の形態と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0126】
スタートに続いて符合S401を付したステップに進む。
【0127】
ステップS401は録画開始指示があったかを判断するステップである。録画開始指示があった場合は符号S402を付したステップへ進む(Yes)。録画開始指示がなかった場合はここでの処理を繰り返す(No)。
【0128】
ステップS402は録画開始時刻T1を記憶するステップである。続いて符合S1101を付したステップへ進む。
【0129】
ステップS1101はタイマーを0に初期化するステップである。続いて符合S403を付したステップへ進む。
【0130】
ステップS403はHDD録画を開始するステップである。続いて符合S404を付したステップへ進む。
【0131】
ステップS404は再生速度をP=×0倍に設定するステップである。続いて符合S405を付したステップへ進む。
【0132】
ステップS405はHDD再生(静止再生)を行うステップである。続いて符合S1102を付したステップへ進む。
【0133】
ステップS1102はタイマーをカウント動作するステップである。続いて符合S406を付したステップへ進む。
【0134】
ステップS406は追っかけ再生の再生開始指示があったかを判断するステップである。再生開始指示があった場合は符号S1103を付したステップへ進む(Yes)。再生開始指示がなかった場合はステップS1102へ戻り、上記処理を繰り返す(No)。
【0135】
ステップS1103はタイマーを停止するステップである。続いて符合S408を付したステップへ進む。
【0136】
ステップS408は現在再生している番組の終了時刻T3を抽出するステップである。続いて符合S409を付したステップへ進む。
【0137】
ステップS409は再生速度Pを算出するステップである。続いて符合S410を付したステップへ進む。
【0138】
ステップS410は上記算出されたPに応じてHDD再生(早送り再生)を行うステップである。続いて符合S411を付したステップへ進む。
【0139】
ステップS411は現在時刻と番組終了時刻が一致したかを判断するステップである。現在時刻と番組終了時刻が一致した場合は符号S412を付したステップへ進む(Yes)。現在時刻と番組終了時刻が一致しなかった場合はここでの処理を繰り返す(No)。
【0140】
ステップS412は再生速度P=×1倍速に設定するステップである。続いて符合S413を付したステップへ進む。
【0141】
ステップS413ではHDD再生(通常再生)が実行される。
【0142】
すなわち、この発明の第3の実施の形態においては、現在時刻”7:00”に録画開始指示があり、録画開始指示信号が録画開始時刻記憶手段202、再生速度演算手段205に出力されるとともにタイマー手段901にも出力される。S1101でタイマー手段901は0に初期化される。タイマー手段901は録画開始指示信号により初期化すると、一定間隔で時間の計数(カウント)を開始する。
【0143】
S405でHDD記録再生手段102が静止再生を開始し、S1102に進み、タイマー手段901は時間の計数(カウント)を継続する。そして、S406で再生開始指示があるまでタイマー手段901は計数動作を継続する。ここでは図10(d)に示す、ように1分間隔でカウントアップする。
【0144】
そして、現在時刻”7:15”にS406で再生開始指示があり、再生開始指示信号が番組終了時刻抽出手段204、再生速度演算手段205に出力されるとともにタイマー手段901にも出力される。S406からS1103に進み、タイマー手段901は計数動作を停止し、図10(d)に示すように計数時間=”15分”となる。
【0145】
タイマー手段901の計数時間Tcは加算手段902へ出力される。加算手段902は次に示す式によって、録画開始時刻T1に計数時間Tcを加え、再生開始時刻T2を算出する。
【0146】
T2=T1+Tc
S408以降は第1の実施例と同じくして動作する。
【0147】
このように、録画開始時刻から再生開始時刻までの時間を計測することで、現在時刻情報信号から再生開始時刻T2を記憶しなくても、再生開始時刻T2を求めることができる。
【0148】
この発明は、上記一例として説明した映像による放送の録画だけではなく、例えばラジオ放送等のような音声を録音する場合にも用いることができる。この場合は、番組の切り替わり目で音声も変わるので、追っかけ再生を行っても視聴者に与える違和感を軽減することができるという効果を得ることができる。
【0149】
【発明の効果】
この発明は、EPG情報等の番組情報を用いて放送番組の切り替わる時刻を取得し、この切り替わり時刻に合わせて追っかけ再生を終了し、シーンの切り替わり目で通常速度に戻るようにしているので、通常速度に戻ったときに、視聴者に与える違和感を軽減することができる。
【0150】
またこの発明は、再生開始時刻記憶手段により再生を開始した時刻がわかるので、記録媒体への記録時に時刻の変更や消去等があっても追っかけ再生を安定的に行うことができる。
【0151】
またこの発明は、再生速度を制御することで、視聴者が放送内容を理解できる範囲の追っかけ再生を行うことができる。
【0152】
またこの発明は、従来視聴者が行っていた時間/時刻設定等を自動的に行うように構成しているので、視聴者の時間/時刻設定等にかかる煩わしさを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る記録再生装置の全体構成を示す図。
【図2】この発明の、第1の実施の形態に係る制御装置を説明する図。
【図3】この発明の、第1の実施の形態に係る動作タイミングを説明する図。
【図4】この発明の、第1の実施の形態に係る動作のフローチャート。
【図5】この発明の、第1の実施の形態を応用した図。
【図6】この発明の、第2の実施の形態に係る制御装置の構成を説明する図。
【図7】この発明の、第2の実施の形態に係る動作タイミングを説明する図。
【図8】この発明の、第2の実施の形態に係る動作のフローチャート。
【図9】この発明の、第3の実施の形態に係る制御装置の構成を説明する図。
【図10】この発明の、第3の実施の形態に係る動作タイミングを説明する図。
【図11】この発明の、第3の実施の形態に係る動作のフローチャート。
【符号の説明】
101 … チューナ
102 … 記録再生手段
103 … 現在時刻抽出手段、
104 … EPG抽出手段
105 … リモコン(リモートコントローラ)
106 … リモコン受信手段である。
107 … 制御手段
108 … TSデコード手段
109 … 映像表示手段
201 … リモコン操作判別制御手段、
202 … 録画開始時刻記憶手段、
203 … 再生開始時刻記憶手段、
204 … 番組終了時刻抽出手段、
205 … 再生速度演算手段、
206 … 再生速度演算手段である。
501 … 時刻生成手段
601 … 現番組終了時刻/次番組終了時刻抽出手段
602 … 速度確認手段
901 … タイマー手段
902 … 加算手段
【発明の属する技術分野】
この発明は放送受信された番組の記録再生に係り、特に放送番組を記録しながら再生する記録再生に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル放送が開始され、このデジタル放送を記録するためにハードディスク(HDD)等を用いた記録再生装置が実用化されつつある。
【0003】
従来の記録再生装置は、HDD等を用いることで記録されたデータの再生を迅速に行うことができる。このため、デジタル放送を記録しながら再生することも可能であり、HDD等を用いた記録再生装置の大きな特徴の一つである。
【0004】
この特徴を利用したHDD記録再生装置において、放送受信された番組を記録手段へ記録しながら、この記録された番組を早送り再生し、放送中のシーンに追いつく機能がある。ここでは、以下、この機能を追っかけ再生機能と呼ぶ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の記録再生装置における追っかけ再生においては、通常再生に切り替わる際に、特に動きのあるシーンのとき等、表示画面上でのスピードが突然変わり、視聴者が違和感を覚える場合があった。
【0006】
このような場合は、デジタルテレビ放送の番組の切り替わり目で通常再生にすることで、シーンが変わることから、違和感を軽減することができる。例えば特開2001−119671号に提案されているように、視聴者がリモコン等を用い、追っかけ再生の終了時刻を番組終了時刻に設定する技術が開示されている。
【0007】
しかしながら、この提案においては、視聴者が追っかけ再生の終了時刻を毎回設定しなければならない。このため、操作が複雑になり、視聴者にとっては煩雑であるという問題があった。
【0008】
また、この提案においては、HDDに記録した信号を再生し、この再生信号中に含まれる時刻情報を取得することが必要である。このため、HDDに放送番組を記録する際に、デジタル放送中の時刻情報を変更または削除等を行って記録された場合や、デジタル放送のTS(Toransport Stream)信号をデコードしてからHDDに記録したり、別のフォーマットの信号に変換してから記録するような場合には、時刻情報が削除され、HDDから再生した再生信号中の時刻情報を取得できなくなるという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る記録再生装置は、受信された番組が記録される記録手段と、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出手段と、前記放送受信された放送からこの放送で送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出手段と、前記記録手段の記録再生を制御する記録再生制御手段とを備え、前記記録再生制御手段は前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻および前記番組の再生開始時刻を前記時刻情報抽出手段で取得された時刻に基づいて決定し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を前記番組情報抽出手段で取得された番組情報に基づいて決定し、前記番組の記録開始時刻、前記番組の再生開始時刻および前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を用いて前記番組を前記記録手段へ記録しながら再生し、前記番組の放送終了時刻に合わせて前記記録媒体に記録された番組の再生を終了するよう制御するように構成している。
【0010】
またこの発明に係る記録再生方法は、受信された番組を記録する記録ステップと、前記受信された放送からこの放送で送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出ステップと、前記放送受信された放送からこの放送で送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出ステップと、前記記録ステップにおける記録を制御する記録再生制御ステップとを備え、前記記録再生制御ステップは前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻および前記番組の再生開始時刻を前記時刻情報抽出ステップで取得された時刻に基づいて決定し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を前記番組情報抽出ステップで取得された番組情報に基づいて決定し、前記番組の記録開始時刻、前記番組の再生開始時刻および前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を用いて前記番組を前記記録しながら再生し、前記番組の放送終了時刻に合わせて前記記録媒体に記録された番組の再生を終了するよう制御するように構成している。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いてこの発明に係る実施の形態を説明する。
【0012】
図1はこの発明の、第1の実施の形態に係る記録再生装置の全体構成を示す図である。
【0013】
符号101はデジタル放送を受信するためのチューナ、符号102は受信した放送番組(コンテンツ)を記録再生する記録再生手段であり、ここではHDD(Hard Disc Drive)を用いたHDD記録再生手段である。この記録再生手段はHDDに限定されるものではない。
【0014】
符号103は現在時刻抽出手段、符号104はEPG抽出手段である。符号107は記録再生装置全体を制御する制御手段である。放送局から放送されたデジタル放送はデジタル放送信号の状態でチューナー101で受信される。チューナー101では視聴者によって選択されたチャンネルが受信され、また、この放送で送信されるTS(Transport Stream)信号を受信する。TS信号には映像/音声情報等の番組情報のほかに現在時刻情報やEPG情報(番組の放送スケジュールや番組に付随する情報)等が含まれている。ここで、EPGとはElectronicProgram Guideを示している。
【0015】
現在時刻抽出手段103は、チューナ101で受信されたデジタル放送から現在時刻を抽出し制御手段107へ出力する。また同様に、EPG抽出手段104は、デジタル放送からEPG情報を抽出し制御手段107へ出力する。
【0016】
HDD記録再生手段102は、TS信号の状態で受信された放送番組(デジタル信号)を図示しないHDDへ記録する。HDD記録再生手段102は、制御手段107からの制御信号によって録画/再生や再生速度が制御される。
【0017】
符号105は視聴者が記録再生装置を操作するためのリモコン(リモートコントローラ)、符号106は記録再生装置に設けられた視聴者の操作指示を受けるリモコン受信手段である。
【0018】
視聴者がリモコン105を操作するとリモコン受信手段106に操作指示が送信される。リモコン受信手段106は、この操作指示を所定フォーマットの電気信号に変換し、リモコン操作情報信号として制御手段107へ出力する。
【0019】
制御手段107は、リモコン105の操作に応じて放送番組の録画開始を指示する信号、再生開始を指示する信号等をHDD記録再生手段102へ出力する。また、現在時刻抽出手段103から出力された現在時刻情報信号とEPG抽出手段104から出力されたEPG情報信号を取得し、放送受信された番組をHDDへ記録しながら、この記録された番組を再生(いわゆる追っかけ再生)するための再生速度を算出し、再生速度制御信号としてHDD記録再生手段102へ出力する。
【0020】
符号108はTSデコード手段、符号109は映像表示手段である。上記のようにHDD記録再生手段102は制御手段107によって記録された番組の再生において、再生速度制御信号によって再生速度が制御される。記録番組再生の際、HDD記録再生手段102から出力される再生TS信号は、TSデコード手段108へ出力される。TSデコード手段108では、再生TS信号が復調され、映像信号が出力される。この映像信号は、映像表示手段109へ入力され、番組が映像として表示される。尚、上記では番組の例として映像を伴うものとして説明したが、映像を伴わない、ラジオ等の音声番組でも良い。
【0021】
次に、この発明の記録再生装置に係る制御装置の動作を説明する。
【0022】
この実施の形態においては、追っかけ再生の動作の一例として、リモコン105に一時停止ボタンを設けられ、デジタル放送を視聴中に視聴者によって一時停止ボタンが押されると、映像表示手段109に静止映像が表示されるものとする。また、再度、一時停止ボタンが押されると、追っかけ再生動作が実行されるものとする。
【0023】
図2はこの発明の、第1の実施の形態に係る制御装置107を説明する図である。
【0024】
符号201はリモコン操作判別制御手段、符号202は録画開始時刻記憶手段、符号203は再生開始時刻記憶手段、符号204は番組終了時刻抽出手段、符号205は再生速度演算手段、符号206は再生速度演算手段である。
【0025】
上記のように、現在時刻抽出手段103から出力された現在時刻情報信号は、録画開始時刻記憶手段202、再生開始時刻記憶手段203、番組終了時刻抽出手段204、再生速度演算手段206へそれぞれ入力される。EPG抽出手段104から出力されたEPG情報信号は、番組終了時刻抽出手段204へ入力される。また、リモコン受信手段106から出力されたリモコン操作情報信号は、リモコン操作判別制御手段201へ入力される。リモコン操作判別制御手段201では、視聴者がどのような指示をしたかを判別する。
【0026】
視聴者の指示が再生開始指示信号である場合は、再生開始時刻記憶手段203、番組終了時刻抽出手段204へ出力され、それぞれ記憶される。また、この再生開始指示信号はHDD記憶再生手段102(図1)へ出力され、HDD記憶再生手段102の再生開始が指示される。再生開始指示信号は再生速度演算手段205へも出力される。
【0027】
視聴者の指示が録画開始指示信号である場合は、録画開始時刻記憶手段202へ出力され、記憶される。また、この録画開始指示信号はHDD記憶再生手段102(図1)へ出力され、HDD記憶再生手段102の録画開始が指示される。再生開始指示信号は再生速度演算手段205へも出力される。
【0028】
録画開始時刻記憶手段202、再生開始時刻記憶手段203、番組終了時刻抽出手段204にそれぞれ記憶された録画開始時刻、再生開始時刻、番組終了時刻は、適宜、再生速度演算手段205へ出力される。また、番組終了時刻抽出手段204に記憶された番組終了時刻は、時刻比較手段206へ入力される。時刻比較手段206では、現在時刻情報信号と番組終了時刻を比較し、比較した結果を再生速度演算手段205へ出力する。
【0029】
再生速度演算手段205は、録画開始時刻記憶手段202、再生開始時刻記憶手段203、番組終了時刻抽出手段204、時刻比較手段206から取得する時刻情報、およびリモコン操作判別制御手段201から入力される再生開始信号、録画開始信号を取得し、録画している番組の再生速度を演算して再生速度制御信号としてHDD記録再生手段102へ出力する。HDD記録再生手段102はこの再生速度制御信号に応じて録画している番組の再生を行う。
【0030】
図3はこの発明の、第1の実施の形態に係る動作タイミングの一例を説明する図である。
【0031】
ここでは、(a)現在時刻、(b)受信しているデジタル放送における番組放送スケジュール、(c)HDD記録再生手段に記録している番組の再生の関係について示している。
【0032】
現在時刻T1(7:00)でデジタル放送の番組1が開始する。また、視聴者もT1(=7:00)にリモコン105の一時停止ボタンを押す。このとき、HDD記録再生手段102に記録している番組1の録画開始時刻T1=7:00のシーンについて、静止再生が行われる。
【0033】
次に、現在時刻T2(=7:15)で再び視聴者がリモコン105の一時停止ボタンを押す。すると上記追っかけ再生が実行される。このとき、再生開始時刻T2=7:15である。また、上記のようにEPG情報から番組1の終了時刻T3(=8:00)を取得し、追っかけ再生の再生速度(P)が演算される。ここでは通常再生の再生速度=(×1倍速)に対してP=(×4/3倍速)の早送り再生である。この再生速度P=(×4/3倍速)で再生が実行され番組1の終了時刻T3(=8:00)に追っかけ再生が終了する。このとき番組1の早送り再生と番組2の通常再生が切り替わって表示される。
【0034】
図4はこの発明の、第1の実施の形態に係る動作のフローチャートである。
【0035】
スタートに続いて符合S401を付したステップに進む。
【0036】
ステップS401は録画開始指示があったかを判断するステップである。録画開始指示があった場合は符号S402を付したステップへ進む(Yes)。録画開始指示がなかった場合はここでの処理を繰り返す(No)。
【0037】
ステップS402は録画開始時刻T1を記憶するステップである。続いて符合S403を付したステップへ進む。
【0038】
ステップS403はHDD録画を開始するステップである。続いて符合S404を付したステップへ進む。
【0039】
ステップS404は再生速度をP=×0倍に設定するステップである。続いて符合S405を付したステップへ進む。
【0040】
ステップS405はHDD再生(静止再生)を行うステップである。続いて符合S406を付したステップへ進む。
【0041】
ステップS406は追っかけ再生の再生開始指示があったかを判断するステップである。再生開始指示があった場合は符号S407を付したステップへ進む(Yes)。再生開始指示がなかった場合はここでの処理を繰り返す(No)。
【0042】
ステップS407は再生開始時刻T2を記憶するステップである。続いて符合S408を付したステップへ進む。
【0043】
ステップS408は現在再生している番組の終了時刻T3を抽出するステップである。続いて符合S409を付したステップへ進む。
【0044】
ステップS409は上記T1、T2、T3を用いて再生速度Pを算出するステップである。続いて符合S410を付したステップへ進む。
【0045】
ステップS410は上記算出されたPに応じてHDD再生(早送り再生)を行うステップである。続いて符合S411を付したステップへ進む。
【0046】
ステップS411は現在時刻と番組終了時刻が一致したかを判断するステップである。現在時刻と番組終了時刻が一致した場合は符号S412を付したステップへ進む(Yes)。現在時刻と番組終了時刻が一致しなかった場合はここでの処理を繰り返す(No)。
【0047】
ステップS412は再生速度P=×1倍速に設定するステップである。続いて符合S413を付したステップへ進む。
【0048】
ステップS413ではHDD再生(通常再生)が実行される。
【0049】
すなわち、ここでは、現在時刻T1=7:00のときにデジタル放送の番組1が開始する、このときT1=7:00に視聴者がリモコン105の一時停止ボタンを押す。するとリモコン操作判別制御手段201から録画開始指示信号を出力される。
【0050】
録画開始時刻記憶手段202は録画開始指示信号により現在時刻データを記憶し、再生速度演算手段206に出力する。ここでは録画開始時刻T1=”7:00”と記憶する。HDD記録再生手段102は録画を開始する。
【0051】
再生速度演算手段205は録画開始指示信号により再生速度P=0と設定した再生速度制御信号をHDD記録再生手段102に出力する。HDD記録再生手段102は、録画開始時刻T1=7:00の番組1の静止再生を行う。
【0052】
記憶再生装置は、再度、視聴者がリモコン105の一時停止ボタンを押すのを待つ。それまでは静止画像の再生を継続する。
【0053】
次に、現在時刻T2(=7:15)において、再度、視聴者がリモコン105の一時停止ボタンを押す。すると、リモコン操作判別制御手段201は静止画像の再生中に一時停止ボタンが押されたので、視聴者が再生指示をしたと判別し、再生指示信号を出力する。
【0054】
再生開始時刻記憶手段203は、再生指示信号を受けて現在時刻データを記憶し、再生速度演算手段206へ出力する。ここでは再生開始時刻T2=7:15と記憶する。
【0055】
番組終了時刻抽出手段204は、再生指示制御信号を受けると、EPG情報信号から現在視聴中の番組情報のうち、終了時刻または次の番組の開始時刻を抽出する。ここでは”8:00”に番組1が終了するので、番組終了時刻T3=8:00を抽出する。
【0056】
再生速度演算手段205は、再生開始指示信号を受けて、録画開始時刻T1、再生開始時刻T2、番組終了時刻T3から次に示す数式により再生速度Pを算出する。
P=(T3−T1)/(T3−T2)
ここで算出された再生速度Pを再生速度制御信号として、HDD記録再生手段102へ出力する。
【0057】
ここでの例では録画開始時刻T1=7:00、再生開始時刻T2=7:15、番組終了時刻T3=8:00なので、分刻みに換算すると再生速度P=60分/45分=4/3 となり、4/3倍速でHDD記録再生手段102が再生するように制御指示する。HDD記録再生手段102は早送り再生を行い、追っかけ再生が実行される。
【0058】
また、時刻比較手段206は現在時刻と番組終了時刻T3を比較し、現在時刻が番組終了時刻に到達したか否かを判別する。番組終了時刻T3に到達していなければHDD記録再生手段102は追っかけ再生を続け、現在時刻と番組終了時刻T3との比較を続ける。
【0059】
現在時刻が8:00に到達し、番組1から番組2に切り替わると、時刻比較手段205は現在時刻が番組終了時刻T3に到達したと判断し、番組終了指示信号を再生速度演算手段205に出力する。
【0060】
再生速度演算手段205は、番組終了指示信号により再生速度P=1に設定した再生速度制御信号をHDD記録再生手段102に出力する。
【0061】
HDD記録再生手段102は追っかけ再生を終了し、通常再生(x1倍速)に切り替わる。
【0062】
このように構成することによって、上記例では、現在時刻が8:00で追っかけ再生が終了し、早送り再生(×4/3倍速)から通常再生(×1倍速)に切り替わる。このとき番組1から番組2にシーンが切り替わるので、番組が異なることから、両者の再生速度が変わっても視聴者に与える違和感を軽減することができる。
【0063】
この発明の実施の形態においては、デジタル放送番組の切り替わりで追っかけ再生が終了するように構成しているので、シーンが切り替わり、再生速度が変わっても視聴者に与える違和感を軽減することができる。
【0064】
またこの発明の実施の形態においては、現在追っかけ再生をしている番組の終了時刻または次番組の開始時刻をEPGから抽出し、追っかけ再生が終了する時刻が自動的に設定されるため、視聴者が逐次、リモコン等で詳細事項について設定する煩わしさを改善し、使用感を向上することができる。
【0065】
尚、この発明の実施の形態においては、HDD記録再生手段102にはTS信号を記録再生する例を用いたが、HDD記録再生手段102とTSデコード手段108を入れ替え、TS信号をデコードし、映像信号そのものをHDD記録再生手段102に記録再生するように構成しても良い。何故ならば、時刻情報はチューナー101から取得するので、HDDに記録するときに時刻情報が消失しても特に支障はないからである。
【0066】
また、上記説明した制御手段107の代わりに、CPU(Central ProcessingUnit)等の演算装置を用い、図4で説明したフローチャートに従って、ソフトウェア処理で動作させるこことも可能である。
【0067】
次に、この発明の、第1の実施の形態を他に応用した例を説明する。
【0068】
上記第1の実施の形態においては、デジタル放送に含まれる現在時刻情報を抽出し、録画開始時刻記憶手段202、再生開始時刻記憶手段203に記憶していた。ここでは、上記実施の形態に加え、さらに時刻生成機能を備えた例について説明する。
【0069】
図5はこの発明の、第1の実施の形態を応用した例を示す図である。
【0070】
ここでは、上記説明と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0071】
符号501は時刻生成手段である。現在時刻抽出手段103でデジタル放送の現在時刻情報を抽出し、時刻生成手段501へ出力する。時刻生成手段501では、現在時刻抽出手段103の出力を基準時刻として時刻合わせを行う。この時刻合わせの後は、1分単位、1秒単位等のデジタル放送の現在時刻情報より詳細な単位で時間を計測することができる。このため、より精度の高い時刻情報を使用することができる。
【0072】
この時刻生成手段501で生成した時刻情報を制御手段107に供給することで、録画開始時刻や再生開始時刻もより精度を高くすることができる。
【0073】
また、従来の再生記録装置においては、HDDにデジタル放送の時刻情報もそのまま記録する必要があった。このため、デジタル放送で基準時刻しか送信されない場合は、追っかけ再生を実現することができなかった。
【0074】
この発明の実施の形態においては、このように、デジタル放送で基準時刻が送信されれば、時刻生成手段を付加することで上記問題を解決することができる。
【0075】
次に、この発明に係る第2の実施の形態を説明する。
【0076】
この第2の実施の形態においては、上記説明した第1の実施の形態に、記録媒体102に記録されている番組を再生する際に、再生速度を制御する思想を加えたものである。ここでは、全体構成は上記説明した図1と同じであり、制御手段107が第1の実施例と異なっている。
【0077】
上記第1の実施の形態においては、HDD記録再生手段102の早送り再生に係る再生速度については特に説明しなかったが、あまり高速に早送り再生すると、視聴者が内容を把握できなくなるという場合が考えられる。
【0078】
図6はこの発明の、第2の実施の形態に係る制御装置の構成を説明する図である。符号は上記と同様に107を付している。
【0079】
第1の実施の形態と同じ構成は同一の符号を付して説明を省略する。
【0080】
符号601は現番組終了時刻/次番組終了時刻抽出手段である。ここでは、上記説明した番組終了時刻抽出手段204(図2)が現番組終了時刻/次番組終了時刻抽出手段601へ置換されている。また、再生速度演算手段205(図2)の出力を受ける速度確認手段602が追加されている。そして、速度確認手段602の出力を再生速度制御信号としている。
【0081】
図7はこの発明の、第2の実施の形態に係る追っかけ再生の動作タイミングの一例を説明する図である。
【0082】
ここでは、(a)現在時刻、(b)受信しているデジタル放送における番組放送スケジュール、(c)HDD記録再生手段に記録している番組の再生の関係について示している。
【0083】
現在時刻T1(7:00)でデジタル放送の番組1が開始する。また、視聴者もT1(=7:00)にリモコン105の一時停止ボタンを押す。このとき、HDD記録再生手段102に記録している番組1の録画開始時刻T1=7:00のシーンについて、静止再生が行われる。
【0084】
次に、現在時刻T2(=7:45)で再び視聴者がリモコン105の一時停止ボタンを押す。すると追っかけ再生が実行される。このとき、再生開始時刻T2=7:45である。また、上記のようにEPG情報から番組1の終了時刻T3(=8:00)を取得し、追っかけ再生の再生速度(P)が演算される。
【0085】
上記と同様に、現番組(番組1)の終了時刻に基づいて再生速度Pが演算によって算出される。続いて、この算出された再生速度Pが予め決められた所定の最大値N以下であるか否か(PはNより小さいかまたはPと同じか)が判断される。上記説明したように、早送り再生をあまり高速に行うと、視聴者が番組の内容を把握できなくなるという場合が考えられるため、Nの値は視聴者が番組の内容を把握できる程度に決められることが望ましい。
【0086】
Pの値が最大値Nより大きい場合は、次番組(番組2)の終了時刻に基づいて再生速度Pが演算によって算出される。ここでは次番組(番組2)の終了時刻T3が9:00であることから、早送り再生速度Pは×8/5倍速と求められる。そして、この再生速度P=(8/5倍速)で再生が実行され番組2の終了時刻T3(=9:00)に追っかけ再生が終了する。このとき番組2の早送り再生と番組3の通常再生が切り替わって表示される。
【0087】
尚、次番組(番組2)の終了時刻に基づいて求められた再生速度Pが、最大値Nより大きい場合は、同様の動作を繰り返し、次々番組(番組3)の終了時刻に基づいて再生速度Pが演算によって算出される。
【0088】
図8はこの発明の、第2の実施の形態に係る動作のフローチャートである。
【0089】
ここでは上記説明した第1の実施の形態と同じ構成は同一の符号を付して説明を省略する。上記第1の実施の形態(図4)で説明したS401からS405は同じ構成のため説明を省略し、S406からの動作フローを用いて説明する。
【0090】
スタートに続いて符合S406を付したステップへ進む。
【0091】
ステップS406は再生開始指示があったかを判断するステップである。再生開始指示があった場合は符号S407を付したステップへ進む(Yes)。再生開始指示がなかった場合はここでの処理を繰り返す(No)。
【0092】
ステップS407は再生開始時刻T2を記憶するステップである。続いて符合S408を付したステップへ進む。
【0093】
ステップS408は現在の番組(番組1)の終了時刻T3を抽出するステップである。続いて符合S409を付したステップへ進む。
【0094】
ステップS409は再生速度Pを算出するステップである。続いて符合S801を付したステップへ進む。
【0095】
ステップS801は、再生速度Pが最大値N以下(PはNより小さいまたはNと同じ)であるかを判断するステップである。再生速度Pが最大値N以下であった場合は符号S410を付したステップへ進む(Yes)。再生速度Pが最大値N以下でなかった場合は符号S802を付したステップへ進む(No)。
【0096】
ステップS802は次の番組(番組2)の終了時刻T3を再抽出するステップである。続いて符合S409を付したステップへ進む。
【0097】
ステップS410は上記算出されたPに応じてHDD再生(早送り再生)を行うステップである。続いて符合S411を付したステップへ進む。
【0098】
ステップS411は現在時刻と番組(番組2)の終了時刻が一致したかを判断するステップである。現在時刻と番組(番組2)の終了時刻が一致した場合は符号S412を付したステップへ進む(Yes)。現在時刻と番組(番組2)の終了時刻が一致しなかった場合はここでの処理を繰り返す(No)。
【0099】
ステップS412は再生速度P=×1倍速に設定するステップである。続いて符合S413を付したステップへ進む。
【0100】
ステップS413ではHDD再生(通常再生)が実行される。
【0101】
すなわち、S406で現在時刻が”7:45”のときリモコン操作判別制御手段201から再生開始指示信号が出力される。続いてS407へ進み、再生開始時刻記憶手段203は再生開始時刻T2=”7:45”を記憶する。
【0102】
現番組終了時刻/次番組終了時刻抽出手段601は、再生開始指示信号を受け、S407では上記第1の実施形態と同じく、現在放送中の番組1の終了時刻”8:00”を抽出し、番組終了時刻T3=”8:00”とする。
【0103】
つづいてS408に進み、再生速度演算手段205で再生速度Pを算出する。ここでは、録画開始時刻T1=”7:00”、再生開始時刻T2=”7:45”、番組(番組1)の終了時刻T3=”8:00”なので、分刻みに換算して再生速度P=60分/15分=4 となり、4倍速でHDD記録再生手段102が再生するように制御しようとする。
【0104】
続いて、S408からS801に進み、速度確認手段602は再生速度演算手段205の演算結果の再生速度Pが、HDD記録再生手段102が再生可能な最大再生速度N以下か否かを判別する。この例では、N=3としている。すなわち、HDD記録再生手段102が再生可能な範囲を3倍速までとする。
【0105】
したがって、S801ではP=4のため上記条件を満たしていない。このため、S801からS802に進む。続いて、速度確認手段602から再抽出指示信号を現番組終了時刻/次番組終了時刻抽出手段601へ出力する。
【0106】
現番組終了時刻/次番組終了時刻抽出手段601は再抽出指示信号を受け、次番組(番組1の次の番組2)の終了時刻を抽出し、番組終了時刻T3=”9:00”として再度再生速度演算手段205へ出力する。
【0107】
続いて、S802からS408に進み、再生速度演算手段205は再度再生速度Pを算出する。 このとき、番組終了時刻T3=”9:00”なので、分刻みに換算して再生速度P=120分/75分
=8/5となる。
【0108】
S801はP≦Nの条件を満たすので、S801からS409へ進み、速度確認手段602は再生速度演算手段205の出力を選択して再生速度制御信号として出力する。つまり、8/5倍速でHDD記録再生手段102が再生するように制御し、HDD記録再生手段102は早送り再生して追っかけ再生が実行される。
【0109】
S410以降は第1の実施例と同様に、番組2の終了時刻”9:00”に現在時刻が到達したときにHDD記録再生手段102は通常再生に切り替わる。
【0110】
また番組2の放送時間が短く、再生速度Pが最大再生速度Nを超えるときは、さらに次の番組3、番組4・・・と、S408→S801→S802のフローを繰り返し、S801の条件を満たすまで処理を継続する。
【0111】
以上説明したように、この発明の第2の実施の形態では、現在放送中の番組(番組1)の終了時刻には最大再生速度でも追っかけ再生が終了しないときは、次の番組(番組)の終了時刻を追っかけ再生の終了時刻としている。
【0112】
次に、この発明に係る第3の実施の形態を説明する。
【0113】
この第3の実施の形態においては、上記第1の実施の形態で説明した制御手段107の、再生開始時刻記憶手段203がタイマー手段901および加算手段902に置き換わっている。全体構成は上記説明した図1と同じである。
【0114】
図9はこの発明の、第3の実施の形態に係る制御装置の構成を説明する図である。符号は上記と同様に107を付す。
【0115】
第1の実施の形態と同じ構成は同一の符号を付して説明を省略する。
【0116】
ここでは、リモコン操作判別制御手段201から出力された録画開始指示信号が、録画開始時刻記憶手段202、再生速度演算手段205に入力されるとともに、タイマー手段901にも入力される。
【0117】
タイマー手段901は録画開始指示信号を受けて、一定間隔で時間の計数を開始する。タイマー手段901は、再生開始指示があるまで計数動作を続ける。タイマー手段901の計数時間は加算手段902に出力される。
【0118】
加算手段902は、録画開始時刻に上記計数時間を加えて、再生開始時刻を算出する。この算出された再生開始時刻は再生速度演算手段205へ出力される。
【0119】
図10はこの発明の、第3の実施の形態に係る動作タイミングの一例を説明する図である。
【0120】
ここでは、(a)現在時刻、(b)受信しているデジタル放送における番組放送スケジュール、(c)HDD記録再生手段に記録している番組の再生の関係、(d)タイマーについて示している。
【0121】
現在時刻T1(7:00)でデジタル放送の番組1が開始する。また、視聴者もT1(=7:00)にリモコン105の一時停止ボタンを押す。このとき、HDD記録再生手段102に記録している番組1の録画開始時刻T1=7:00のシーンについて、静止再生が行われる。
【0122】
次に、再び視聴者がリモコン105の一時停止ボタンを押す。すると、リモコン操作判別制御手段201から再生開始信号が出力され、追っかけ再生が実行される。このとき、タイマー手段901は録画開始時刻T1(=7:00)から再生開始信号が出力されるまでの時間(Tc)をカウントする。ここでは、Tc=15分間である。したがって、再生開始時刻T2は7:00から15分間経過した時刻、つまり、7:15である。また、上記のようにEPG情報から番組1の終了時刻T3(=8:00)を取得し、追っかけ再生の再生速度(P)が演算される。ここでは通常再生の再生速度=(×1倍速)に対してP=(×4/3倍速)の早送り再生である。この再生速度P=(×4/3倍速)で再生が実行され番組1の終了時刻T3(=8:00)に追っかけ再生が終了する。このとき番組1の早送り再生と番組2の通常再生が切り替わって表示される。
【0123】
この発明の、第3の実施の形態においては、番組の録画開始時刻(T1)から再生開始信号が出力されるまでの経過時間(Tc)をカウントし、録画開始時刻T1へ経過時間Tcを加えることで、再生開始時刻(T2)を求めている。
【0124】
図11はこの発明の、第3の実施の形態に係る動作のフローチャートである。
【0125】
第1の実施の形態と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0126】
スタートに続いて符合S401を付したステップに進む。
【0127】
ステップS401は録画開始指示があったかを判断するステップである。録画開始指示があった場合は符号S402を付したステップへ進む(Yes)。録画開始指示がなかった場合はここでの処理を繰り返す(No)。
【0128】
ステップS402は録画開始時刻T1を記憶するステップである。続いて符合S1101を付したステップへ進む。
【0129】
ステップS1101はタイマーを0に初期化するステップである。続いて符合S403を付したステップへ進む。
【0130】
ステップS403はHDD録画を開始するステップである。続いて符合S404を付したステップへ進む。
【0131】
ステップS404は再生速度をP=×0倍に設定するステップである。続いて符合S405を付したステップへ進む。
【0132】
ステップS405はHDD再生(静止再生)を行うステップである。続いて符合S1102を付したステップへ進む。
【0133】
ステップS1102はタイマーをカウント動作するステップである。続いて符合S406を付したステップへ進む。
【0134】
ステップS406は追っかけ再生の再生開始指示があったかを判断するステップである。再生開始指示があった場合は符号S1103を付したステップへ進む(Yes)。再生開始指示がなかった場合はステップS1102へ戻り、上記処理を繰り返す(No)。
【0135】
ステップS1103はタイマーを停止するステップである。続いて符合S408を付したステップへ進む。
【0136】
ステップS408は現在再生している番組の終了時刻T3を抽出するステップである。続いて符合S409を付したステップへ進む。
【0137】
ステップS409は再生速度Pを算出するステップである。続いて符合S410を付したステップへ進む。
【0138】
ステップS410は上記算出されたPに応じてHDD再生(早送り再生)を行うステップである。続いて符合S411を付したステップへ進む。
【0139】
ステップS411は現在時刻と番組終了時刻が一致したかを判断するステップである。現在時刻と番組終了時刻が一致した場合は符号S412を付したステップへ進む(Yes)。現在時刻と番組終了時刻が一致しなかった場合はここでの処理を繰り返す(No)。
【0140】
ステップS412は再生速度P=×1倍速に設定するステップである。続いて符合S413を付したステップへ進む。
【0141】
ステップS413ではHDD再生(通常再生)が実行される。
【0142】
すなわち、この発明の第3の実施の形態においては、現在時刻”7:00”に録画開始指示があり、録画開始指示信号が録画開始時刻記憶手段202、再生速度演算手段205に出力されるとともにタイマー手段901にも出力される。S1101でタイマー手段901は0に初期化される。タイマー手段901は録画開始指示信号により初期化すると、一定間隔で時間の計数(カウント)を開始する。
【0143】
S405でHDD記録再生手段102が静止再生を開始し、S1102に進み、タイマー手段901は時間の計数(カウント)を継続する。そして、S406で再生開始指示があるまでタイマー手段901は計数動作を継続する。ここでは図10(d)に示す、ように1分間隔でカウントアップする。
【0144】
そして、現在時刻”7:15”にS406で再生開始指示があり、再生開始指示信号が番組終了時刻抽出手段204、再生速度演算手段205に出力されるとともにタイマー手段901にも出力される。S406からS1103に進み、タイマー手段901は計数動作を停止し、図10(d)に示すように計数時間=”15分”となる。
【0145】
タイマー手段901の計数時間Tcは加算手段902へ出力される。加算手段902は次に示す式によって、録画開始時刻T1に計数時間Tcを加え、再生開始時刻T2を算出する。
【0146】
T2=T1+Tc
S408以降は第1の実施例と同じくして動作する。
【0147】
このように、録画開始時刻から再生開始時刻までの時間を計測することで、現在時刻情報信号から再生開始時刻T2を記憶しなくても、再生開始時刻T2を求めることができる。
【0148】
この発明は、上記一例として説明した映像による放送の録画だけではなく、例えばラジオ放送等のような音声を録音する場合にも用いることができる。この場合は、番組の切り替わり目で音声も変わるので、追っかけ再生を行っても視聴者に与える違和感を軽減することができるという効果を得ることができる。
【0149】
【発明の効果】
この発明は、EPG情報等の番組情報を用いて放送番組の切り替わる時刻を取得し、この切り替わり時刻に合わせて追っかけ再生を終了し、シーンの切り替わり目で通常速度に戻るようにしているので、通常速度に戻ったときに、視聴者に与える違和感を軽減することができる。
【0150】
またこの発明は、再生開始時刻記憶手段により再生を開始した時刻がわかるので、記録媒体への記録時に時刻の変更や消去等があっても追っかけ再生を安定的に行うことができる。
【0151】
またこの発明は、再生速度を制御することで、視聴者が放送内容を理解できる範囲の追っかけ再生を行うことができる。
【0152】
またこの発明は、従来視聴者が行っていた時間/時刻設定等を自動的に行うように構成しているので、視聴者の時間/時刻設定等にかかる煩わしさを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る記録再生装置の全体構成を示す図。
【図2】この発明の、第1の実施の形態に係る制御装置を説明する図。
【図3】この発明の、第1の実施の形態に係る動作タイミングを説明する図。
【図4】この発明の、第1の実施の形態に係る動作のフローチャート。
【図5】この発明の、第1の実施の形態を応用した図。
【図6】この発明の、第2の実施の形態に係る制御装置の構成を説明する図。
【図7】この発明の、第2の実施の形態に係る動作タイミングを説明する図。
【図8】この発明の、第2の実施の形態に係る動作のフローチャート。
【図9】この発明の、第3の実施の形態に係る制御装置の構成を説明する図。
【図10】この発明の、第3の実施の形態に係る動作タイミングを説明する図。
【図11】この発明の、第3の実施の形態に係る動作のフローチャート。
【符号の説明】
101 … チューナ
102 … 記録再生手段
103 … 現在時刻抽出手段、
104 … EPG抽出手段
105 … リモコン(リモートコントローラ)
106 … リモコン受信手段である。
107 … 制御手段
108 … TSデコード手段
109 … 映像表示手段
201 … リモコン操作判別制御手段、
202 … 録画開始時刻記憶手段、
203 … 再生開始時刻記憶手段、
204 … 番組終了時刻抽出手段、
205 … 再生速度演算手段、
206 … 再生速度演算手段である。
501 … 時刻生成手段
601 … 現番組終了時刻/次番組終了時刻抽出手段
602 … 速度確認手段
901 … タイマー手段
902 … 加算手段
Claims (14)
- 放送受信された番組を記録手段へ記録しながら、この記録された番組を再生する記録再生装置において、
前記受信された番組が記録される記録手段と、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出手段と、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出手段と、
前記記録手段の記録再生を制御する記録再生制御手段とを備え、
前記記録再生制御手段は前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻および前記番組の再生開始時刻を前記時刻情報抽出手段で取得された時刻に基づいて決定し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を前記番組情報抽出手段で取得された番組情報に基づいて決定し、前記番組の記録開始時刻、前記番組の再生開始時刻および前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を用いて前記番組を前記記録手段へ記録しながら再生し、前記番組の放送終了時刻に合わせて前記記録媒体に記録された番組の再生を終了するよう制御することを特徴とする記録再生装置。 - 放送受信された番組を記録手段へ記録しながら、この記録された番組を再生する記録再生装置において、
前記受信された番組が記録される記録手段と、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出手段と、
前記時刻情報抽出手段で抽出された時刻情報を取得し、この時刻情報を基準として時刻合わせを行って前記抽出された時刻情報より精度の高い第2の時刻情報を生成する時刻生成手段と、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出手段と、
前記記録手段の記録再生を制御する記録再生制御手段とを備え、
前記記録再生制御手段は前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻および前記番組の再生開始時刻を前記時刻生成手段で取得された時刻に基づいて決定し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を前記番組情報抽出手段で取得された番組情報に基づいて決定し、前記番組の記録開始時刻、前記番組の再生開始時刻および前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を用いて前記番組を前記記録手段へ記録しながら再生し、前記番組の放送終了時刻に合わせて前記記録媒体に記録された番組の再生を終了することを特徴とする記録再生装置。 - 放送受信された番組を記録手段へ記録しながら、この記録された番組を再生する記録再生装置において、
放送を受信する放送受信手段と、
前記放送受信手段で受信された番組が記録される記録手段と、
前記放送受信手段で受信された放送から放送と共に送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出手段と、
前記放送受信された放送から放送と共に送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出手段と、
前記記録手段の記録再生を制御する記録再生制御手段とを備え、
前記記録再生制御手段は前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻および前記番組の再生開始時刻を前記時刻情報抽出手段で取得された時刻に基づいて決定し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を前記番組情報抽出手段で取得された番組情報に基づいて決定し、前記番組の記録開始時刻、前記番組の再生開始時刻および前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を用いて前記番組を前記記録手段へ記録しながら再生し、前記番組の放送終了時刻に合わせて前記記録媒体に記録された番組の再生を終了するよう制御することを特徴とする記録再生装置。 - 放送受信された番組を記録手段へ記録しながら、この記録された番組を再生する記録再生装置において、
前記受信された番組が記録される記録手段と、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出手段と、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出手段と、
前記記録手段の記録再生を制御する記録再生制御手段とを備え、
前記記録再生制御手段は前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻(T1)および前記番組の再生開始時刻(T2)を前記時刻情報抽出手段で取得された時刻に基づいて決定し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻(T3)を前記番組情報抽出手段で取得された番組情報に基づいて決定する手段と、
前記記録媒体に記録された番組の再生速度(P)をP=(T3−T1)/(T3−T2)の関係で演算する再生速度演算手段とを備え、前記再生速度演算手段で演算された速度Pに基づいて前記記録媒体に記録された番組の再生を前記番組の放送終了時刻に合わせて終了するよう制御することを特徴とする記録再生装置。 - 放送受信された番組を記録手段へ記録しながら、この記録された番組を再生する記録再生装置において、
前記受信された番組が記録される記録手段と、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出手段と、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出手段と、
前記記録手段の記録再生を制御する記録再生制御手段とを備え、
前記記録再生制御手段は前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻(T1)および前記番組の再生開始時刻(T2)を前記時刻情報抽出手段で取得された時刻に基づいて決定し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻(T3)を前記番組情報抽出手段で取得された番組情報に基づいて決定する手段と、
前記記録媒体に記録された番組の再生速度(P)をP=(T3−T1)/(T3−T2)の関係で演算する再生速度演算手段と、
前記再生速度演算手段で演算された再生速度Pを所定値(N)と比較確認する速度確認手段と、
前記速度確認手段で比較確認された再生速度が所定値Nより大きい場合は前記記録手段に記録している番組に続いて放送される第2の番組の番組情報に基づいて再生終了時刻T3を変更する再生終了時刻変更手段とを備え、前記再生速度演算手段で演算された速度Pに基づいて前記記録媒体に記録された番組の再生を前記第2の番組の放送終了時刻に合わせて終了するよう制御することを特徴とする記録再生装置。 - 放送受信された番組を記録手段へ記録しながら、この記録された番組を再生する記録再生装置において、
前記受信された番組が記録される記録手段と、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出手段と、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出手段と、
前記記録手段の記録再生を制御する記録再生制御手段とを備え、
前記記録再生制御手段は前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻を前記時刻情報抽出手段で取得された時刻に基づいて決定し、前記番組の再生開始時刻(T2)を前記記録媒体への番組の記録開始の指示を受けてから前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受けるまでの経過時間(Tc)を計測して前記前記記録媒体への番組の記録開始の指示を受けた時刻(T1)へ加えて決定(T2=T1+Tc)し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を前記番組情報抽出手段で取得された番組情報に基づいて決定し、前記番組の記録開始時刻、前記番組の再生開始時刻および前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を用いて前記番組を前記記録手段へ記録しながら再生し、前記番組の放送終了時刻に合わせて前記記録媒体に記録された番組の再生を終了するよう制御することを特徴とする記録再生装置。 - 前記受信される放送はデジタル放送であり、前記時刻情報および前記番組の放送スケジュールに関する情報はデジタル信号の形態で受信された情報であることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の記録再生装置。
- 放送受信された番組を記録しながら、この記録された番組を再生する記録再生方法において、
前記受信された番組を記録する記録ステップと、
前記受信された放送からこの放送で送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出ステップと、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出ステップと、
前記記録ステップにおける記録を制御する記録再生制御ステップとを備え、
前記記録再生制御ステップは前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻および前記番組の再生開始時刻を前記時刻情報抽出ステップで取得された時刻に基づいて決定し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を前記番組情報抽出ステップで取得された番組情報に基づいて決定し、前記番組の記録開始時刻、前記番組の再生開始時刻および前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を用いて前記番組を前記記録しながら再生し、前記番組の放送終了時刻に合わせて前記記録媒体に記録された番組の再生を終了するよう制御することを特徴とする記録再生方法。 - 放送受信された番組を記録しながら、この記録された番組を再生する記録再生方法において、
前記受信された番組が記録される記録ステップと、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出ステップと、
前記時刻情報抽出ステップで抽出された時刻情報を取得し、この時刻情報を基準として時刻合わせを行って前記抽出された時刻情報より精度の高い第2の時刻情報を生成する時刻生成ステップと、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出ステップと、
前記記録ステップにおける記録を制御する記録再生制御ステップとを備え、
前記記録再生制御ステップは前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻および前記番組の再生開始時刻を前記時刻生成ステップで取得された時刻に基づいて決定し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を前記番組情報抽出ステップで取得された番組情報に基づいて決定し、前記番組の記録開始時刻、前記番組の再生開始時刻および前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を用いて前記番組を前記記録しながら再生し、前記番組の放送終了時刻に合わせて前記記録媒体に記録された番組の再生を終了することを特徴とする記録再生方法。 - 放送受信された番組を記録しながら、この記録された番組を再生する記録再生方法において、
放送を受信する放送受信ステップと、
前記放送受信ステップで受信された番組が記録される記録ステップと、
前記放送受信ステップで受信された放送から放送と共に送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出ステップと、
前記放送受信された放送から放送と共に送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出ステップと、
前記記録ステップにおける記録を制御する記録再生制御ステップとを備え、
前記記録再生制御ステップは前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻および前記番組の再生開始時刻を前記時刻情報抽出ステップで取得された時刻に基づいて決定し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を前記番組情報抽出ステップで取得された番組情報に基づいて決定し、前記番組の記録開始時刻、前記番組の再生開始時刻および前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を用いて前記番組を前記記録しながら再生し、前記番組の放送終了時刻に合わせて前記記録媒体に記録された番組の再生を終了するよう制御することを特徴とする記録再生方法。 - 放送受信された番組を記録しながら、この記録された番組を再生する記録再生方法において、
前記受信された番組が記録される記録ステップと、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出ステップと、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出ステップと、
前記記録ステップにおける記録を制御する記録再生制御ステップとを備え、
前記記録再生制御ステップは前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻(T1)および前記番組の再生開始時刻(T2)を前記時刻情報抽出ステップで取得された時刻に基づいて決定し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻(T3)を前記番組情報抽出ステップで取得された番組情報に基づいて決定するステップと、
前記記録媒体に記録された番組の再生速度(P)をP=(T3−T1)/(T3−T2)の関係で演算する再生速度演算ステップとを備え、前記再生速度演算ステップで演算された速度Pに基づいて前記記録媒体に記録された番組の再生を前記番組の放送終了時刻に合わせて終了するよう制御することを特徴とする記録再生方法。 - 放送受信された番組を記録しながら、この記録された番組を再生する記録再生方法において、
前記受信された番組が記録される記録ステップと、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出ステップと、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出ステップと、
前記記録ステップにおける記録を制御する記録再生制御ステップとを備え、
前記記録再生制御ステップは前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻(T1)および前記番組の再生開始時刻(T2)を前記時刻情報抽出ステップで取得された時刻に基づいて決定し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻(T3)を前記番組情報抽出ステップで取得された番組情報に基づいて決定するステップと、
前記記録媒体に記録された番組の再生速度(P)をP=(T3−T1)/(T3−T2)の関係で演算する再生速度演算ステップと、
前記再生速度演算ステップで演算された再生速度Pを所定値(N)と比較確認する速度確認ステップと、
前記速度確認ステップで比較確認された再生速度が所定値Nより大きい場合は前記記録ステップに記録している番組に続いて放送される第2の番組の番組情報に基づいて再生終了時刻T3を変更する再生終了時刻変更ステップとを備え、前記再生速度演算ステップで演算された速度Pに基づいて前記記録媒体に記録された番組の再生を前記第2の番組の放送終了時刻に合わせて終了するよう制御することを特徴とする記録再生方法。 - 放送受信された番組を記録しながら、この記録された番組を再生する記録再生方法において、
前記受信された番組が記録される記録ステップと、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される時刻情報を抽出する時刻情報抽出ステップと、
前記放送受信された放送からこの放送で送信される番組の放送スケジュールに関する情報を抽出する番組情報抽出ステップと、
前記記録ステップにおける記録を制御する記録再生制御ステップとを備え、
前記記録再生制御ステップは前記記録媒体への番組の記録開始の指示および前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受け、前記番組の記録開始時刻を前記時刻情報抽出ステップで取得された時刻に基づいて決定し、前記番組の再生開始時刻(T2)を前記記録媒体への番組の記録開始の指示を受けてから前記記録媒体に記録された番組の再生開始の指示を受けるまでの経過時間(Tc)を計測して前記前記記録媒体への番組の記録開始の指示を受けた時刻(T1)へ加えて決定(T2=T1+Tc)し、前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を前記番組情報抽出ステップで取得された番組情報に基づいて決定し、前記番組の記録開始時刻、前記番組の再生開始時刻および前記記録媒体に記録された番組の再生終了時刻を用いて前記番組を前記記録しながら再生し、前記番組の放送終了時刻に合わせて前記記録媒体に記録された番組の再生を終了するよう制御することを特徴とする記録再生方法。 - 前記受信される放送はデジタル放送であり、前記時刻情報および前記番組の放送スケジュールに関する情報はデジタル信号の形態で受信された情報であることを特徴とする請求項8乃至13いずれかに記載の記録再生方法。
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JP2002205055A JP2004048525A (ja) | 2002-07-15 | 2002-07-15 | 記録再生装置および記録再生方法 |
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JP2002205055A JP2004048525A (ja) | 2002-07-15 | 2002-07-15 | 記録再生装置および記録再生方法 |
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- 2002-07-15 JP JP2002205055A patent/JP2004048525A/ja active Pending
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