JP2004047307A - コネクタ - Google Patents

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JP2004047307A
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terminals
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Sachiyo Matsuoka
松岡 幸代
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Iriso Electronics Co Ltd
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Iriso Electronics Co Ltd
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Abstract

【課題】熱溶融性の接合材によって基板に接続された端子の剥離を確実に防止することのできるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ本体1の両端側に各電気接続用端子2とは別に一対の補助端子3を設け、各補助端子3の第2の端部3bを各電気接続用端子2と共に第1の基板4に半田付けするようにしたので、各電気接続用端子2を第2の基板5に半田付けする際、その熱により各電気接続用端子2と第1の基板4とを接合している半田6が溶融した場合でも、第1の基板4と各補助端子3とを接合している半田7は熱伝導の影響を受けないため、各補助端子3によってコネクタ本体1と第1の基板4との接続状態を維持することができ、各電気接続用端子2と第1の基板4との剥離を確実に防止することができる。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばプリント回路基板を他の基板と接続するために用いられるコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコネクタとしては、絶縁性のコネクタ本体と、コネクタ本体に保持された複数の電気接続用端子とからなり、各端子の一端側を半田付けによって任意の基板に接続した後、各端子の他端側を他の基板に半田付けするようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のコネクタでは、各端子の他端側を半田付けする際、その熱が端子を介して端子の一端側に伝わり、端子の一端側の半田が溶融して端子が基板から剥離するという問題点があった。
【0004】
そこで、コネクタ本体に基板の孔に挿入される突起を設け、この突起を基板の孔に圧入することにより、コネクタ本体を基板に保持して端子の剥離を防止するようにしたものもあるが、このように基板への実装に圧入を伴う場合は自動実装ができないという問題点があった。
【0005】
また、圧入によらないで実装する場合には、実装後にコネクタ本体を基板にネジ止めまたはボンド付け等によって別途固定することにより、前記熱伝導による端子の剥離を防止するとともに、コネクタ嵌合時の外力による端子の剥離も防止するようにしたものがある。しかしながら、この場合はネジ止め等の別工程を要するため、生産性を低下させるという問題点があった。
【0006】
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、熱溶融性の接合材によって基板に接続された端子の剥離を確実に防止することのできるコネクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、請求項1では、絶縁性のコネクタ本体と、コネクタ本体に保持された電気接続用端子とからなり、電気接続用端子の一端を熱溶融性の接合材によって任意の基板に接続した後、その他端を熱溶融性の接合材によって他の基板に接続するようにしたコネクタにおいて、前記コネクタ本体に熱溶融性の接合材によって電気接続用端子の一端側の基板のみに接続される補助端子を設けている。
【0008】
これにより、電気接続用端子の一端側を一方の基板に熱溶融性の接合材(例えば半田)によって接合した後、電気接続用端子の他端側を他の基板に熱溶融性の接合材によって接合する際、他の基板との接合時の熱が電気接続用端子の他端側に伝わるが、一方の基板は補助端子と接合されているため、前記熱伝導によって電気接続用端子と一方の基板とを接合する接合材が溶融した場合でも、一方の基板と補助端子とを接合する接合材は熱伝導の影響を受けないため、補助端子によってコネクタ本体と一方の基板との接続状態が維持される。
【0009】
また、請求項2では、請求項1記載のコネクタにおいて、前記補助端子に基板に設けた孔に挿入される挿入部を設けている。
【0010】
これにより、請求項1の作用に加え、基板に実装する際、補助端子の挿入部が基板の孔に挿入されることによりコネクタ本体が位置決めされることから、コネクタ本体に位置決め用の突起等を別途設ける必要がない。
【0011】
また、請求項3では、請求項1または2記載のコネクタにおいて、前記補助端子をコネクタ本体に任意に取付可能に形成している。
【0012】
これにより、請求項1または2の作用に加え、補助端子を必要としない場合には、補助端子をコネクタ本体に取付けずに使用することも可能となる。
【0013】
また、請求項4では、請求項1、2または3記載のコネクタにおいて、前記コネクタ本体に電気接続用端子を装着可能な複数の端子孔を設け、補助端子を前記端子孔に装着可能に形成している。
【0014】
これにより、請求項1、2または3の作用に加え、補助端子が電気接続用端子と共用の端子孔に装着されることから、補助端子用に別途専用の孔を加工する必要がなく、しかも補助端子を必要としない場合は、補助端子に代えて他の電気接続用端子を装着することもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1乃至図9は本発明の一実施形態を示すもので、図1はコネクタの正面図、図2はそ側面図、図3はその平面図、図4はその底面図、図5はその上面側斜視図、図6はその底面側斜視図、図7は第1の基板への接続工程を示す正面図、図8は第2の基板への接続工程を示す正面図、図9は補助端子の斜視図である。
【0016】
このコネクタは、絶縁性の部材からなるコネクタ本体1と、コネクタ本体1に保持された複数の電気接続用端子2と、各電気接続用端子2とは別に設けられた一対の補助端子3とから構成されている。
【0017】
コネクタ本体1は横長に形成され、複数の端子2が計2列に配置されるようになっている。即ち、コネクタ本体1の上面には各端子2の一端側をそれぞれ挿通する端子孔1aの一端側が開口しており、各端子孔1aの他端側はコネクタ本体1の底面側を介して正面または背面にそれぞれ開口している。
【0018】
各電気接続用端子2は略L字状に形成された導電性の金属からなり、それぞれコネクタ本体1の各端子孔1aに挿入されている。即ち、端子2の一端側は端子孔1aの前端側または後端側からコネクタ本体1の前方または後方に延びており、その他端側は端子孔1aの上端からコネクタ本体1の上方に長く延出している。この場合、各端子2はコネクタ本体1の幅方向両端側の端子孔1aを除く他の端子孔1aに装着されている。
【0019】
各補助端子3は金属性の部材からなり、それぞれコネクタ本体1の幅方向両端側の端子孔1aに保持されるようになっている。この補助端子3は、上方に延びる第1の端部3aと、第1の端部3aの基端側から側方に垂直に延びる第2の端部3bと、第1の端部3aの基端側から下方に延びる第3の端部3cとからなり、第1の端部3a及び第3の端部3cは互いに直線状をなすように形成されている。第1の端部3aは端子孔1aの上端側に挿入され、その上端が端子孔1aからやや上方に突出する長さに形成されている。第2の端部3bは端子孔1aの前端側または後端側からコネクタ本体1の前方または後方に突出しており、電気接続用端子2の一端側とほぼ同等の長さに形成されている。第3の端部3cは後述する基板に挿入される挿入部をなし、端子孔1aの下端側からコネクタ本体1の下方に突出するように形成されている。
【0020】
以上のように構成されたコネクタは、プリント回路基板からなる第1の基板4及び第2の基板5にそれぞれ接続される。即ち、図7(a) に示すように第1の基板4に設けた位置決め用の孔4aに各補助端子3の第3の端部3cをそれぞれ位置合わせし、第1の基板4にコネクタを実装する。その際、第1の基板4の各孔4aには各補助端子3の第3の端部3cがそれぞれ挿入され、コネクタ本体1が第1の基板4に位置決めされる。そして、図7(b) に示すように各電気接続用端子2の一端側及び各補助端子3の第2の端部3bをそれぞれ第1の基板4に半田付けすることにより、第1の基板4との接続が完了する。
【0021】
次に、図8(a) に示すように第2の基板5に設けた端子接続用の孔5aに各電気接続用端子2の他端側を挿入し、図8(b) に示すように各端子2の他端側を第2の基板5に半田付けすることにより、第2の基板5との接続が完了する。その際、第2の基板5との半田付けの熱が各電気接続用端子2の他端側から一端側に伝わるが、第1の基板4は各補助端子3と半田付けされているため、前記熱伝導によって各電気接続用端子2と第1の基板4とを接合している半田6が溶融した場合でも、第1の基板4と各補助端子3とを接合している半田7は熱伝導の影響を受けないため、各補助端子3によってコネクタ本体1と第1の基板4との接続状態が維持される。尚、各電気接続用端子2の他端側と第2の基板5とは、前記二回目の半田付けによる半田8によって接合されている。
【0022】
このように、本実施形態のコネクタによれば、コネクタ本体1の両端側に各電気接続用端子2とは別に一対の補助端子3を設け、各補助端子3の第2の端部3bを各電気接続用端子2と共に第1の基板4に半田付けするようにしたので、各電気接続用端子2を第2の基板5に半田付けする際、その熱により各電気接続用端子2と第1の基板4とを接合する半田6が溶融した場合でも、各補助端子3によってコネクタ本体1と第1の基板4との接続状態を維持することができ、各電気接続用端子2と第1の基板4との剥離を確実に防止することができる。
【0023】
従って、第1の基板4の孔4aへの圧入によってコネクタ本体1を保持する必要がなく、これにより自動実装が可能となり、しかもネジ止めやボンド付けのようにコネクタ本体1を第1の基板4に固定するための別工程を必要とせず、生産性を低下させることがないという利点もある。更に、各補助端子3によって第1の基板4との接合強度が高められるので、例えば第2の基板5に嵌合する際の外力による端子2の剥離を防止することもできる。
【0024】
また、各補助端子3に第1の基板4の孔4aに挿入される第3の端部3cを設け、第3の端部3cによって実装時の位置決めを行うようにしたので、コネクタ本体1に位置決め用の突起等を別途設ける必要がなく、コネクタ本体1の構造を簡素化することができる。
【0025】
更に、各補助端子3をコネクタ本体1とは別体に形成し、コネクタ本体1の端子孔1aに取付けて使用するようにしたので、補助端子3を必要としない場合には、各補助端子3をコネクタ本体1に取付けずに使用することもでき、汎用性の向上を図ることができる。
【0026】
この場合、各補助端子3を電気接続用端子2と共用の端子孔1aに装着可能に形成したので、補助端子3用に別途専用の孔を加工する必要がなく、しかも補助端子3を必要としない場合には、補助端子3に代えて他の電気接続用端子2を装着することもでき、加工性及び汎用性の向上に極めて有利である。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1のコネクタによれば、電気接続用端子の一端側を一方の基板に熱溶融性の接合材(例えば半田)によって接合した後、電気接続用端子の他端側を他の基板に熱溶融性の接合材によって接合する際、他の基板との接合時の熱伝導によって電気接続用端子と一方の基板とを接合する接合材が溶融した場合でも、コネクタ本体と一方の基板との接続状態を維持することができるので、電気接続用端子と一方の基板との剥離を確実に防止することができる。その際、基板への圧入によってコネクタ本体を保持する必要がないので、自動実装が可能となり、しかもネジ止めやボンド付けのようにコネクタ本体を基板に固定するための別工程を必要としないので、生産性を低下させることがないという利点もある。
【0028】
また、請求項2のコネクタによれば、請求項1の効果に加え、コネクタ本体に位置決め用の突起等を別途設ける必要がないので、コネクタ本体の構造を簡素化することができる。
【0029】
また、請求項3のコネクタによれば、請求項1または2の効果に加え、補助端子を必要としない場合には、各補助端子をコネクタ本体に取付けずに使用することもできるので、汎用性の向上を図ることができる。
【0030】
また、請求項4のコネクタによれば、請求項1、2または3の効果に加え、補助端子用に別途専用の孔を加工する必要がなく、しかも補助端子を必要としない場合には、補助端子に代えて他の電気接続用端子を装着することもできるので、加工性及び汎用性の向上に極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すコネクタの正面図
【図2】コネクタの側面図
【図3】コネクタの平面図
【図4】コネクタの底面図
【図5】コネクタの上面側斜視図
【図6】コネクタの底面側斜視図
【図7】第1の基板への接続工程を示す正面図
【図8】第2の基板への接続工程を示す正面図
【図9】補助端子の斜視図
【符号の説明】
1…コネクタ本体、1a…端子孔、2…電気接続用端子、3…補助端子、3a…第1の端部、3b…第2の端部、3c…第3の端部、4…基板、4a…孔、5…基板。

Claims (4)

  1. 絶縁性のコネクタ本体と、コネクタ本体に保持された電気接続用端子とからなり、電気接続用端子の一端を熱溶融性の接合材によって任意の基板に接続した後、その他端を熱溶融性の接合材によって他の基板に接続するようにしたコネクタにおいて、
    前記コネクタ本体に熱溶融性の接合材によって電気接続用端子の一端側の基板のみに接続される補助端子を設けた
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記補助端子に基板に設けた孔に挿入される挿入部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記補助端子をコネクタ本体に任意に取付可能に形成した
    ことを特徴とする請求項1または2記載のコネクタ。
  4. 前記コネクタ本体に電気接続用端子を装着可能な複数の端子孔を設け、補助端子を前記端子孔に装着可能に形成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のコネクタ。
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