JP2004046755A - 受発注システム - Google Patents
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Abstract
【課題】受発注を迅速かつ確実に行い納期も含め注文品の受注内容および出荷状況を容易に確認することができる受発注システムを供する。
【解決手段】受注者側サーバSと複数の発注者側端末Tとを専用WEB回線により相互に交信可能に構成され、受注者側サーバSは、受注情報および出荷情報を記録する受注出荷情報データベースDoと、発注者側端末Tから発信された発注情報を受信する受注手段s1と、受注手段s1が受注した受注情報および受注品の出荷情報を受注出荷情報データベースDoに入力する入力手段s2とを備え、発注者側端末Tは、発注情報を受注者側サーバSに発信する発注手段t1と、受注出荷情報データベースDoにアクセスして受注内容または出荷情報をダウンロードする転送手段t2とを備えている受発注システム。
【選択図】 図2
【解決手段】受注者側サーバSと複数の発注者側端末Tとを専用WEB回線により相互に交信可能に構成され、受注者側サーバSは、受注情報および出荷情報を記録する受注出荷情報データベースDoと、発注者側端末Tから発信された発注情報を受信する受注手段s1と、受注手段s1が受注した受注情報および受注品の出荷情報を受注出荷情報データベースDoに入力する入力手段s2とを備え、発注者側端末Tは、発注情報を受注者側サーバSに発信する発注手段t1と、受注出荷情報データベースDoにアクセスして受注内容または出荷情報をダウンロードする転送手段t2とを備えている受発注システム。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受注者と発注者との間の受発注処理を行うシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
部品や材料から組立て・加工して製品を製造する製造業の場合、製品のほかその部品も商品として販売され、海外においてはディストリビュータ(配給卸し業者)および直営販売店がその商品の販売を行っている。
【0003】
例えば自動車の場合、製品である車輌のほかその各種部品をディストリビュータにより商品を卸された一般販売店または直営販売店が扱っており、国内の部品事業本部に対してディストリビュータまたは直営販売店が商品の発注を行っている。
【0004】
受注を受けた側で受注管理をコンピュータシステムにより行うことは、特開平11−66171号公報等に開示されているが、受発注の手段としては従来ファクシミリ、電子メール、航空郵便または電話などが利用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
例えば海外ディストリビュータ(または直営販売店)が、部品をファクシミリで発注すると、出荷情報をファクシミリで受け取るのに2日、正式書類を航空郵便により受け取るまでには11日を要していた。
【0006】
そのためディストリビュータ等は発注品の在庫等の状況が直ぐには知ることができないので、顧客への納期回答が即答できず、ブランドへの信頼を喪失するおそれもあった。
またディストリビュータ等は自らが注文した商品がどの取り扱い段階にあるかも容易に知ることができず不便であった。
【0007】
本発明は、斯かる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、受発注を迅速かつ確実に行い納期も含め注文品の受注状況および出荷状況を容易に知ることができる受発注システムを供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
上記目的を達成するために、本請求項1記載の発明は、受注者側サーバと複数の発注者側端末とを専用WEB回線により相互に交信可能に構成され、前記受注者側サーバは、受注情報および出荷情報を記録する受注出荷情報データベースと、発注者側端末から発信された発注情報を受信する受注手段と、前記受注手段が受注した受注情報および受注品の出荷情報を前記受注出荷情報データベースに入力する入力手段とを備え、前記発注者側端末は、発注情報を前記受注者側サーバに発信する発注手段と、前記受注出荷情報データベースにアクセスして受注内容または出荷情報をダウンロードする転送手段とを備えている受発注システムとした。
【0009】
受注者側サーバと複数の発注者側端末とを相互に交信可能に構成する専用WEB回線を用いて、発注者は発注者側端末の発注手段により受注者の受注者側端末へ発注情報を発信して随時発注することが迅速かつ確実にできる。
【0010】
発注者は、専用WEB回線を用いて発注後受注出荷情報データベースにアクセスして転送手段により受注内容または出荷情報をダウンロードすることができるので、注文品の受注状況および出荷状況を随時知ることが簡単にでき便利である。
また、顧客へ納期を早期に回答することができ、ブランドへの信頼を維持することができる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の受発注システムにおいて、前記受注者側サーバが、商品情報を記録する商品情報データベースを備え、前記発注者側端末の前記転送手段が、前記専用WEB回線を介して前記商品情報データベースにアクセスして商品情報もダウンロードすることができることを特徴とする。
【0012】
発注者は、商品情報データベースにアクセスして商品情報もダウンロードすることができるので、発注しようとする商品の価格、各種コード番号、重さ、在庫数などを確認し誤った発注を防止することができるとともに類似商品の情報も得てより適切な商品を選択して発注することが可能である。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の受発注システムにおいて、前記受注者側サーバが、電子メールを送信するメール送信手段を備え、前記発信者側端末が、前記電子メールを受信するメール受信手段を備えていることを特徴とする。
【0014】
受注者は、メール送信手段により前記専用WEB回線を介して電子メールを送信し、発注者はメール受信手段によりこれを受信できるので、受注者が受注した旨の確認の電子メールまたは出荷状況などの電子メールを発注者に送信し、発注者に注文品の状況を迅速にかつ簡単に知らせることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る一実施の形態について図1ないし図8に基づき説明する。
本実施の形態の受発注システム1は、図1を参照して車輌およびその部品を商品として海外で販売する直営販売店3および一般販売店5へ卸すディストリビュータ4が部品の発注を行い、国内の部品事業本部2が受注する場合に適用したものである。
【0016】
図1に示すように本受発注システム1は、部品事業本部2に設置された受注者側サーバSと複数の海外直営販売店3およびディストリビュータ4の各発注者側端末Tとが、専用WEB回線により交信可能に構成されている。
【0017】
部品事業本部2の受注者側サーバSには受注情報および出荷情報を記録する受注出荷情報データベースDoと商品情報を記録する商品情報データベースDpが備えられている。
【0018】
受注出荷情報データベースDoも商品情報データベースDpもLAN回線により受注者側サーバSと接続されており、発注者側端末Tからアクセスしてデータをダウンロードすることができる。
【0019】
図2に示すように発注者側端末Tは、発注する部品の発注番号,品名,部品番号および数量などの発注情報を発信する発注手段t1,受注出荷情報データベースDoまたは商品情報データベースDpにアクセスしてデータをダウンロードする転送手段t2,電子メールの送受信を行うメール送受信手段t3を備えたコンピュータシステムである。
【0020】
また受注者側サーバSは、発注情報を受信する受注手段s1,受注出荷情報データベースDoに受注情報を入力して記録させる入力手段s2および電子メールの送受信を行うメール送受信手段s3を備えている。
【0021】
本受発注システム1は以上のように構成されており、その動作手順を図3のフローチャートに従って以下説明する。
【0022】
海外ディストリビュータ4等は、部品を発注する前に発注者側端末Tから商品情報データベースDpにアクセスし(ステップ1)、商品情報データベースDpからの部品情報の照会(ステップ2)により、その部品情報をダウンロードして(ステップ3)、発注部品の内容を確認することができ、誤った発注を防止することができる。
【0023】
このときダウンロードした部品情報の回答例を図4に示す。
部品番号を入力すると、商品情報データベースDpから検索されて回答が発注者側端末Tに転送されてくる。
発注部品の価格,関税コード,モデル(機種),セールスコード,出荷元コード,機能コード,重さ,発注先での現在の在庫数などの部品情報が開示されている。
【0024】
発注者は、この発注部品の在庫数などの情報から納期を早い時期に予想することができ、顧客からの納期の問い合わせに対して速やかに回答することができ、ブランドへの信頼を維持することができる。
【0025】
またここで海外ディストリビュータ4等は、類似部品の情報も得ることができる。
例えば図5に示すように当該部品の部品番号の前後適当な範囲を指定することにより、類似部品の部品情報を比較検討することができ、より適切な部品を選択して発注することができる。
【0026】
以上のステップ1からステップ3までは海外ディストリビュータ4等が必要と思われるときに行えばよく、発注部品の内容を熟知していたり、当初より部品を指定されているときは不要である。
【0027】
そして海外ディストリビュータ4等は、発注者側端末Tの発注手段t1により部品の発注を行う(ステップ4)。
発注に用いられる注文フォームの一例を図6に示す。
【0028】
契約番号(P/C No)を指定して輸送方法,注文の形式,注文番号,日付などを入力し、発注部品は部品番号で指定して数量を入力して発注する。
以上の発注情報は、専用WEB回線を介して発信され、受注者側サーバSに受信されて部品事業本部2で受注される(ステップ5)。
【0029】
このように発注者側端末Tから受注者側サーバSに専用WEB回線を介して受発注が行われるので、海外ディストリビュータ4等は、随時迅速かつ確実に発注することができる。
【0030】
部品事業本部2では、受注すると、入力手段s2により受信した発注情報をもとにした受注情報を受注出荷情報データベースDoに入力して記録し(ステップ6)、発注者が随時受注内容をダウンロードして確認できるようにしておく。
【0031】
しかし発注者側が受注が確実になされたか否かが分からず受注内容の確認をし忘れることもあるので、受注した旨を知らせる受注確認メールを専用WEB回線を介して電子メールで発注者側端末Tに送信する(ステップ7)。
発注者側では、この受注確認メールを受信して(ステップ8)、受注が行われたことを知ることができる。
【0032】
そこで発注者は、受注内容を確認するために、転送手段t2により受注出荷情報データベースDoにアクセスし(ステップ9)、受注出荷情報データベースDoからの受注情報の照会(ステップ10)により、その受注情報をダウンロードして(ステップ11)、受注内容を確認することができる。
【0033】
なお前記受注確認メールに受注出荷情報データベースDoのURLリンクを添付しておくことで、発注者は容易に受注出荷情報データベースDoにアクセスすることができ便利である。
【0034】
受注出荷情報データベースDoから抽出された受注内容を示す回答例を図7に示す。
契約番号から呼び出した注文品の部品番号,価格,数量,重さ,日付などが示され、注文の内容を随時確認することが簡単にできる。
【0035】
受注した部品事業本部2では受注品の出荷手続を行うと、インボイス番号を含めて出荷情報を入力手段s2により受注出荷情報データベースDoに入力し(ステップ12)、記録しておく。
なおここで出荷手続を行った旨の電子メールを発注者に送信しておいてもよい。
【0036】
したがって発注者は、その後転送手段t2により受注出荷情報データベースDoにアクセスし(ステップ13)、受注出荷情報データベースDoからの出荷情報の照会(ステップ14)により、その出荷情報をダウンロードして(ステップ15)、出荷内容を随時確認することができる。
【0037】
受注出荷情報データベースDoから抽出された出荷内容を示す回答例を図8に示す。
発注者は、この回答例により契約番号に基づき発注品の出荷におけるインボイス番号を知ることができる。
【0038】
発注者は、このインボイス番号に基づき輸送業者に問い合わせれば容易に出荷情報および状況を得ることができ、受け取る物の内容や受取予定日を知ることにより事前準備をすることが可能で便利である。
【0039】
発注者側端末Tにおいて転送手段t2によりダウンロードした前記部品情報,受注情報,出荷情報などは、例えばエクセルデータに移し替えて利用することができ、必要な帳票を随時印刷することが可能である。
また書類の保管場所も削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る車輌およびその部品の販売業に適用した受発注システムの全体構成図である。
【図2】同受発注システムのブロック図である。
【図3】同受発注システムにおける動作手順を示したフローチャートである。
【図4】部品情報の回答例を示す図である。
【図5】類似部品の部品情報の回答例を示す図である。
【図6】発注に用いられる注文フォームの一例を示す図である。
【図7】受注内容の回答例を示す図である。
【図8】出荷内容の回答例示す図である。
【符号の説明】
S…受注者側サーバ、T…発注者側端末、Do…受注出荷情報データベース、Dp…商品情報データベース、
s1…受注手段、s2…入力手段、s3…メール送受信手段、t1…発注手段、t2…転送手段、t3…メール送受信手段、
1…受発注システム、2…部品事業本部、3…直営販売店、4…ディストリビュータ、5…一般販売店。
【発明の属する技術分野】
本発明は、受注者と発注者との間の受発注処理を行うシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
部品や材料から組立て・加工して製品を製造する製造業の場合、製品のほかその部品も商品として販売され、海外においてはディストリビュータ(配給卸し業者)および直営販売店がその商品の販売を行っている。
【0003】
例えば自動車の場合、製品である車輌のほかその各種部品をディストリビュータにより商品を卸された一般販売店または直営販売店が扱っており、国内の部品事業本部に対してディストリビュータまたは直営販売店が商品の発注を行っている。
【0004】
受注を受けた側で受注管理をコンピュータシステムにより行うことは、特開平11−66171号公報等に開示されているが、受発注の手段としては従来ファクシミリ、電子メール、航空郵便または電話などが利用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
例えば海外ディストリビュータ(または直営販売店)が、部品をファクシミリで発注すると、出荷情報をファクシミリで受け取るのに2日、正式書類を航空郵便により受け取るまでには11日を要していた。
【0006】
そのためディストリビュータ等は発注品の在庫等の状況が直ぐには知ることができないので、顧客への納期回答が即答できず、ブランドへの信頼を喪失するおそれもあった。
またディストリビュータ等は自らが注文した商品がどの取り扱い段階にあるかも容易に知ることができず不便であった。
【0007】
本発明は、斯かる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、受発注を迅速かつ確実に行い納期も含め注文品の受注状況および出荷状況を容易に知ることができる受発注システムを供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
上記目的を達成するために、本請求項1記載の発明は、受注者側サーバと複数の発注者側端末とを専用WEB回線により相互に交信可能に構成され、前記受注者側サーバは、受注情報および出荷情報を記録する受注出荷情報データベースと、発注者側端末から発信された発注情報を受信する受注手段と、前記受注手段が受注した受注情報および受注品の出荷情報を前記受注出荷情報データベースに入力する入力手段とを備え、前記発注者側端末は、発注情報を前記受注者側サーバに発信する発注手段と、前記受注出荷情報データベースにアクセスして受注内容または出荷情報をダウンロードする転送手段とを備えている受発注システムとした。
【0009】
受注者側サーバと複数の発注者側端末とを相互に交信可能に構成する専用WEB回線を用いて、発注者は発注者側端末の発注手段により受注者の受注者側端末へ発注情報を発信して随時発注することが迅速かつ確実にできる。
【0010】
発注者は、専用WEB回線を用いて発注後受注出荷情報データベースにアクセスして転送手段により受注内容または出荷情報をダウンロードすることができるので、注文品の受注状況および出荷状況を随時知ることが簡単にでき便利である。
また、顧客へ納期を早期に回答することができ、ブランドへの信頼を維持することができる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の受発注システムにおいて、前記受注者側サーバが、商品情報を記録する商品情報データベースを備え、前記発注者側端末の前記転送手段が、前記専用WEB回線を介して前記商品情報データベースにアクセスして商品情報もダウンロードすることができることを特徴とする。
【0012】
発注者は、商品情報データベースにアクセスして商品情報もダウンロードすることができるので、発注しようとする商品の価格、各種コード番号、重さ、在庫数などを確認し誤った発注を防止することができるとともに類似商品の情報も得てより適切な商品を選択して発注することが可能である。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の受発注システムにおいて、前記受注者側サーバが、電子メールを送信するメール送信手段を備え、前記発信者側端末が、前記電子メールを受信するメール受信手段を備えていることを特徴とする。
【0014】
受注者は、メール送信手段により前記専用WEB回線を介して電子メールを送信し、発注者はメール受信手段によりこれを受信できるので、受注者が受注した旨の確認の電子メールまたは出荷状況などの電子メールを発注者に送信し、発注者に注文品の状況を迅速にかつ簡単に知らせることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る一実施の形態について図1ないし図8に基づき説明する。
本実施の形態の受発注システム1は、図1を参照して車輌およびその部品を商品として海外で販売する直営販売店3および一般販売店5へ卸すディストリビュータ4が部品の発注を行い、国内の部品事業本部2が受注する場合に適用したものである。
【0016】
図1に示すように本受発注システム1は、部品事業本部2に設置された受注者側サーバSと複数の海外直営販売店3およびディストリビュータ4の各発注者側端末Tとが、専用WEB回線により交信可能に構成されている。
【0017】
部品事業本部2の受注者側サーバSには受注情報および出荷情報を記録する受注出荷情報データベースDoと商品情報を記録する商品情報データベースDpが備えられている。
【0018】
受注出荷情報データベースDoも商品情報データベースDpもLAN回線により受注者側サーバSと接続されており、発注者側端末Tからアクセスしてデータをダウンロードすることができる。
【0019】
図2に示すように発注者側端末Tは、発注する部品の発注番号,品名,部品番号および数量などの発注情報を発信する発注手段t1,受注出荷情報データベースDoまたは商品情報データベースDpにアクセスしてデータをダウンロードする転送手段t2,電子メールの送受信を行うメール送受信手段t3を備えたコンピュータシステムである。
【0020】
また受注者側サーバSは、発注情報を受信する受注手段s1,受注出荷情報データベースDoに受注情報を入力して記録させる入力手段s2および電子メールの送受信を行うメール送受信手段s3を備えている。
【0021】
本受発注システム1は以上のように構成されており、その動作手順を図3のフローチャートに従って以下説明する。
【0022】
海外ディストリビュータ4等は、部品を発注する前に発注者側端末Tから商品情報データベースDpにアクセスし(ステップ1)、商品情報データベースDpからの部品情報の照会(ステップ2)により、その部品情報をダウンロードして(ステップ3)、発注部品の内容を確認することができ、誤った発注を防止することができる。
【0023】
このときダウンロードした部品情報の回答例を図4に示す。
部品番号を入力すると、商品情報データベースDpから検索されて回答が発注者側端末Tに転送されてくる。
発注部品の価格,関税コード,モデル(機種),セールスコード,出荷元コード,機能コード,重さ,発注先での現在の在庫数などの部品情報が開示されている。
【0024】
発注者は、この発注部品の在庫数などの情報から納期を早い時期に予想することができ、顧客からの納期の問い合わせに対して速やかに回答することができ、ブランドへの信頼を維持することができる。
【0025】
またここで海外ディストリビュータ4等は、類似部品の情報も得ることができる。
例えば図5に示すように当該部品の部品番号の前後適当な範囲を指定することにより、類似部品の部品情報を比較検討することができ、より適切な部品を選択して発注することができる。
【0026】
以上のステップ1からステップ3までは海外ディストリビュータ4等が必要と思われるときに行えばよく、発注部品の内容を熟知していたり、当初より部品を指定されているときは不要である。
【0027】
そして海外ディストリビュータ4等は、発注者側端末Tの発注手段t1により部品の発注を行う(ステップ4)。
発注に用いられる注文フォームの一例を図6に示す。
【0028】
契約番号(P/C No)を指定して輸送方法,注文の形式,注文番号,日付などを入力し、発注部品は部品番号で指定して数量を入力して発注する。
以上の発注情報は、専用WEB回線を介して発信され、受注者側サーバSに受信されて部品事業本部2で受注される(ステップ5)。
【0029】
このように発注者側端末Tから受注者側サーバSに専用WEB回線を介して受発注が行われるので、海外ディストリビュータ4等は、随時迅速かつ確実に発注することができる。
【0030】
部品事業本部2では、受注すると、入力手段s2により受信した発注情報をもとにした受注情報を受注出荷情報データベースDoに入力して記録し(ステップ6)、発注者が随時受注内容をダウンロードして確認できるようにしておく。
【0031】
しかし発注者側が受注が確実になされたか否かが分からず受注内容の確認をし忘れることもあるので、受注した旨を知らせる受注確認メールを専用WEB回線を介して電子メールで発注者側端末Tに送信する(ステップ7)。
発注者側では、この受注確認メールを受信して(ステップ8)、受注が行われたことを知ることができる。
【0032】
そこで発注者は、受注内容を確認するために、転送手段t2により受注出荷情報データベースDoにアクセスし(ステップ9)、受注出荷情報データベースDoからの受注情報の照会(ステップ10)により、その受注情報をダウンロードして(ステップ11)、受注内容を確認することができる。
【0033】
なお前記受注確認メールに受注出荷情報データベースDoのURLリンクを添付しておくことで、発注者は容易に受注出荷情報データベースDoにアクセスすることができ便利である。
【0034】
受注出荷情報データベースDoから抽出された受注内容を示す回答例を図7に示す。
契約番号から呼び出した注文品の部品番号,価格,数量,重さ,日付などが示され、注文の内容を随時確認することが簡単にできる。
【0035】
受注した部品事業本部2では受注品の出荷手続を行うと、インボイス番号を含めて出荷情報を入力手段s2により受注出荷情報データベースDoに入力し(ステップ12)、記録しておく。
なおここで出荷手続を行った旨の電子メールを発注者に送信しておいてもよい。
【0036】
したがって発注者は、その後転送手段t2により受注出荷情報データベースDoにアクセスし(ステップ13)、受注出荷情報データベースDoからの出荷情報の照会(ステップ14)により、その出荷情報をダウンロードして(ステップ15)、出荷内容を随時確認することができる。
【0037】
受注出荷情報データベースDoから抽出された出荷内容を示す回答例を図8に示す。
発注者は、この回答例により契約番号に基づき発注品の出荷におけるインボイス番号を知ることができる。
【0038】
発注者は、このインボイス番号に基づき輸送業者に問い合わせれば容易に出荷情報および状況を得ることができ、受け取る物の内容や受取予定日を知ることにより事前準備をすることが可能で便利である。
【0039】
発注者側端末Tにおいて転送手段t2によりダウンロードした前記部品情報,受注情報,出荷情報などは、例えばエクセルデータに移し替えて利用することができ、必要な帳票を随時印刷することが可能である。
また書類の保管場所も削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る車輌およびその部品の販売業に適用した受発注システムの全体構成図である。
【図2】同受発注システムのブロック図である。
【図3】同受発注システムにおける動作手順を示したフローチャートである。
【図4】部品情報の回答例を示す図である。
【図5】類似部品の部品情報の回答例を示す図である。
【図6】発注に用いられる注文フォームの一例を示す図である。
【図7】受注内容の回答例を示す図である。
【図8】出荷内容の回答例示す図である。
【符号の説明】
S…受注者側サーバ、T…発注者側端末、Do…受注出荷情報データベース、Dp…商品情報データベース、
s1…受注手段、s2…入力手段、s3…メール送受信手段、t1…発注手段、t2…転送手段、t3…メール送受信手段、
1…受発注システム、2…部品事業本部、3…直営販売店、4…ディストリビュータ、5…一般販売店。
Claims (3)
- 受注者側サーバと複数の発注者側端末とを専用WEB回線により相互に交信可能に構成され、
前記受注者側サーバは、
受注情報および出荷情報を記録する受注出荷情報データベースと、
発注者側端末から発信された発注情報を受信する受注手段と、
前記受注手段が受注した受注情報および受注品の出荷情報を前記受注出荷情報データベースに入力する入力手段とを備え、
前記発注者側端末は、
発注情報を前記受注者側サーバに発信する発注手段と、
前記受注出荷情報データベースにアクセスして受注内容または出荷情報をダウンロードする転送手段とを備えていることを特徴とする受発注システム。 - 前記受注者側サーバは、
商品情報を記録する商品情報データベースを備え、
前記発注者側端末の前記転送手段は、
前記専用WEB回線を介して前記商品情報データベースにアクセスして商品情報もダウンロードすることができることを特徴とする請求項1記載の受発注システム。 - 前記受注者側サーバは、
電子メールを送信するメール送信手段を備え、
前記発信者側端末は、
前記電子メールを受信するメール受信手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の受発注システム。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
JP2002206515A JP2004046755A (ja) | 2002-07-16 | 2002-07-16 | 受発注システム |
PCT/JP2003/007259 WO2004008357A1 (ja) | 2002-07-16 | 2003-06-09 | 受発注システム |
TW92119132A TW200401995A (en) | 2002-07-16 | 2003-07-14 | Commercial transaction management system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002206515A JP2004046755A (ja) | 2002-07-16 | 2002-07-16 | 受発注システム |
Publications (1)
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002206515A Pending JP2004046755A (ja) | 2002-07-16 | 2002-07-16 | 受発注システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004046755A (ja) |
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2002
- 2002-07-16 JP JP2002206515A patent/JP2004046755A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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