JP2004046367A - レイアウトシステム及びレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法 - Google Patents

レイアウトシステム及びレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レイアウト枠が空白となるのを防止するとともに、記事情報の内容・性質に応じてレイアウトを調整するのに好適なレイアウトシステムを提供する。
【解決手段】コンテンツ配信端末100は、記事情報に付されている識別情報とレイアウト枠に付されている識別情報とを比較して同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報が存在するか否かを判定する。同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報が存在すると判定されたときは、その記事情報をそのレイアウト枠に格納する。同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報が存在しないと判定されたときは、レイアウト枠および記事情報に付されている配置制御情報に基づいて記事情報をレイアウト枠に格納する。
【選択図】 図13

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文書を整形し又は修飾するシステム及びプログラム並びに方法に係り、特に、レイアウト枠が空白となるのを防止するとともに、記事情報の内容・性質に応じてレイアウトを調整するのに好適なレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ニュース等のディジタルコンテンツをユーザに対して提供するディジタルコンテンツ配信システムがあり、ディジタルコンテンツ配信システムでは、一般に、記事情報登録データベース(以下、データベースのことを単にDBと略記する。)から記事情報をいくつか読み出し、読み出した記事情報を編集し、編集によって完成したディジタルコンテンツをユーザに対して配信する。ディジタルコンテンツの編集過程では、ユーザにとって見やすいものとなるようにディジタルコンテンツのレイアウトを行っている。例えば、記事情報を格納するためのレイアウト枠をレイアウト領域に複数配置し、それらレイアウト枠に記事情報を格納していくというやり方が一般的である。
【0003】
記事情報をレイアウトする技術としては、例えば、特開平9−76450号公報に開示されている文字データ割付装置(以下、第1の従来例という。)、および特開2000−207396号公報に開示されている文書レイアウト装置(以下、第2の従来例という。)があった。
第1の従来例は、組版条件、領域認識記号が付加された文字データを入力する文字データ入力部と、文字データを記憶する文字データ記憶部と、文字データが割付けられるレイアウト枠を設定するレイアウト枠設定部と、レイアウト枠に領域認識記号を付加する領域認識記号入力部と、レイアウト枠を記憶するレイアウト枠記憶部と、文字データおよびレイアウト枠を読み出し、読み出した領域認識記号に対応する文字データをレイアウト枠に流し込む割付処理部と、割付処理部の流し込みが行われたレイアウトを表示する表示部とで構成されている。
【0004】
これにより、多数の文字データを指定領域に割付ける場合に、レイアウト枠に自動に文字データを流し込むことにより、容易に割付作業を行うことができる。
第2の従来例は、まず、複数の要素コンテンツを1つのコンテンツグループにグループ化する。コンテンツグループに対応して複数のレイアウトグループを用意する。レイアウトグループは、1つのレイアウト枠などである要素レイアウトをグループ化したものである。要素コンテンツおよび要素レイアウトには、互いの対応関係を示す対応付け識別情報を付与しておく。文書をレイアウトする際には、コンテンツグループを所望のレイアウトグループに対応付ける。対応付けられたグループ内の個々の要素コンテンツ、要素レイアウト間の対応付けは、対応付け識別情報に基づいて装置が自動的に行う。レイアウトを変更する場合は、コンテンツグループを別のレイアウトグループに対応付ければよい。
【0005】
これにより、コンテンツをレイアウト枠に対応付けるタイプの文書レイアウト装置において、多数のコンテンツ・レイアウト枠間の対応付け処理を容易化することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、第1の従来例にあっては、文字データを、これと同一の領域認識記号が付されているレイアウト枠に流し込むようになっているため、レイアウト枠と同一の領域認識記号が付されている文字データが存在しない場合は、そのレイアウト枠が空白となる可能性がある。また、ある文字データについては、必ず同一の領域認識記号が付されているレイアウト枠に流し込まなければならないが、ある文字データについては、必ずしも同一の領域認識記号が付されているレイアウト枠に流し込まなくてもよい場合があり、文字データの内容・性質に応じてレイアウト枠を選択することが困難であった。
【0007】
また、第2の従来例にあっては、コンテンツを、これと同一の識別情報が付されているレイアウト枠に流し込むようになっているため、レイアウト枠と同一の識別情報が付されているコンテンツが存在しない場合は、そのレイアウト枠が空白となる可能性がある。また、あるコンテンツについては、必ず同一の識別情報が付されているレイアウト枠に流し込まなければならないが、あるコンテンツについては、必ずしも同一の識別情報が付されているレイアウト枠に流し込まなくてもよい場合があり、コンテンツの内容・性質に応じてレイアウト枠を選択することが困難であった。
【0008】
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、レイアウト枠が空白となるのを防止するとともに、記事情報の内容・性質に応じてレイアウトを調整するのに好適なレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
〔発明1〕
上記目的を達成するために、発明1のレイアウトシステムは、
複数の掲載情報のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウト手段を備え、前記レイアウト手段は、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行うシステムであって、
前記情報格納領域および前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報がそれぞれ付されており、前記掲載情報には、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報が付されており、
前記レイアウト手段は、前記識別情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するにあたって適切な情報格納領域または掲載情報が存在しないときは、前記配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とする。
【0010】
このような構成であれば、レイアウト手段により、情報格納領域または掲載情報の識別情報に基づいて掲載情報が情報格納領域に格納されるが、その際に適切な情報格納領域または掲載情報が存在しないと、掲載情報の配置制御情報に基づいて掲載情報が情報格納領域に格納される。
ここで、情報格納領域に識別情報を付することには、情報格納領域に識別情報を埋め込むこと、および情報格納領域に識別情報を関連付けることが含まれる。後者の場合、例えば、テーブルその他のデータベースを用いて行うことができる。すなわち、情報格納領域と識別情報との対応付けが直接または間接的に把握できるような形態であればどのようなものであってもよい。このことは、掲載情報に識別情報および配置制御情報を付することについて同じである。以下、発明2のレイアウトシステム、発明21および22のレイアウトプログラム、並びに発明25および26のレイアウト方法において同じである。
【0011】
また、情報格納領域のレイアウト領域への配置は、例えば、掲載情報のレイアウト時に動的に行うようにしてもよいし、複数の情報格納領域をレイアウト領域に配置した状態を定義したレイアウト定義情報をあらかじめ用意しておき、レイアウト定義情報に基づいて行うようにしてもよい。以下、発明2ないし4のレイアウトシステム、発明21ないし24のレイアウトプログラム、並びに発明25ないし28のレイアウト方法において同じである。
【0012】
また、掲載情報には、文字情報、画像情報その他の情報が含まれる。以下、発明2ないし4のレイアウトシステム、発明21ないし24のレイアウトプログラム、並びに発明25ないし28のレイアウト方法において同じである。
また、レイアウトとは、例えば、画面上に表示することを目的として掲載情報をレイアウトする場合にはその表示レイアウトを、紙面上に印刷することを目的として掲載情報をレイアウトする場合にはその印刷レイアウトをいう。以下、発明2ないし4のレイアウトシステムにおいて同じである。
【0013】
また、本システムは、単一の装置として実現するようにしてもよいし、複数の端末を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の端末のうちどの端末に属していてもよい。以下、発明2ないし4のレイアウトシステムにおいて同じである。
〔発明2〕
さらに、発明2のレイアウトシステムは、
複数の掲載情報を記憶するための掲載情報記憶手段と、前記掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウト手段とを備え、前記レイアウト手段は、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行うシステムであって、
前記情報格納領域および前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報がそれぞれ付されており、前記掲載情報には、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報が付されており、
前記レイアウト手段は、前記掲載情報に付されている識別情報と前記情報格納領域に付されている識別情報とを比較して同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在するか否かを判定し、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在すると判定されたときは、当該掲載情報を当該情報格納領域に格納し、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しないと判定されたときは、前記掲載情報を、当該掲載情報に付されている配置制御情報に基づいて前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とする。
【0014】
このような構成であれば、レイアウト手段により、掲載情報に付されている識別情報と情報格納領域に付されている識別情報とが比較され、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在するか否かが判定される。その結果、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在すると判定されると、その掲載情報がその情報格納領域に格納される。また、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しないと判定されると、掲載情報が、その掲載情報に付されている配置制御情報に基づいて情報格納領域に格納される。
〔発明3〕
さらに、発明3のレイアウトシステムは、
複数の掲載情報のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウト手段を備え、前記レイアウト手段は、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行うシステムであって、
前記情報格納領域および前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報と、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報とがそれぞれ付されており、
前記レイアウト手段は、前記識別情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するにあたって適切な情報格納領域または掲載情報が存在しないときは、前記配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とする。
【0015】
このような構成であれば、レイアウト手段により、情報格納領域または掲載情報の識別情報に基づいて掲載情報が情報格納領域に格納されるが、その際に適切な情報格納領域または掲載情報が存在しないと、情報格納領域または掲載情報の配置制御情報に基づいて掲載情報が情報格納領域に格納される。
ここで、情報格納領域に識別情報を付することには、情報格納領域に識別情報を埋め込むこと、および情報格納領域に識別情報を関連付けることが含まれる。後者の場合、例えば、テーブルその他のデータベースを用いて行うことができる。すなわち、情報格納領域と識別情報との対応付けが直接または間接的に把握できるような形態であればどのようなものであってもよい。このことは、情報格納領域に配置制御情報を付すること、並びに掲載情報に識別情報および配置制御情報を付することについて同じである。以下、発明4のレイアウトシステム、発明23および24のレイアウトプログラム、並びに発明27および28のレイアウト方法において同じである。
〔発明4〕
さらに、発明4のレイアウトシステムは、
複数の掲載情報を記憶するための掲載情報記憶手段と、前記掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウト手段とを備え、前記レイアウト手段は、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行うシステムであって、
前記情報格納領域および前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報と、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報とがそれぞれ付されており、
前記レイアウト手段は、前記掲載情報に付されている識別情報と前記情報格納領域に付されている識別情報とを比較して同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在するか否かを判定し、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在すると判定されたときは、当該掲載情報を当該情報格納領域に格納し、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しないと判定されたときは、前記情報格納領域および前記掲載情報に付されている配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とする。
【0016】
このような構成であれば、レイアウト手段により、掲載情報に付されている識別情報と情報格納領域に付されている識別情報とが比較され、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在するか否かが判定される。その結果、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在すると判定されると、その掲載情報がその情報格納領域に格納される。また、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しないと判定されると、情報格納領域および掲載情報に付されている配置制御情報に基づいて掲載情報が情報格納領域に格納される。
〔発明5〕
さらに、発明5のレイアウトシステムは、発明4のレイアウトシステムにおいて、
前記配置制御情報は、前記掲載情報を、これと同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域に格納すべきことを示す第1状態、および前記掲載情報を、これと同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域以外のものにも格納してよいことを示す第2状態のいずれかが設定可能であることを特徴とする。
【0017】
このような構成であれば、配置制御情報が第1状態に設定されていると、レイアウト手段により、掲載情報が、これと同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域に格納されるように掲載情報の配置が制御される。また、配置制御情報が第2状態に設定されていると、レイアウト手段により、掲載情報が、これと同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域以外のものにも格納されるように掲載情報の配置が制御される。
〔発明6〕
さらに、発明6のレイアウトシステムは、発明5のレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウト手段は、格納対象となる情報格納領域に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている掲載情報が前記掲載情報記憶手段のなかに存在せず且つ前記情報格納領域に付されている配置制御情報が前記第2状態に設定されているときは、前記識別情報が付されていない掲載情報を前記掲載情報記憶手段のなかから選択し、選択した掲載情報を前記格納対象の情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とする。
【0018】
このような構成であれば、格納対象の情報格納領域に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている掲載情報が掲載情報記憶手段のなかに存在せず且つ情報格納領域に付されている配置制御情報が第2状態に設定されていると、レイアウト手段により、識別情報が付されていない掲載情報が掲載情報記憶手段のなかから選択され、選択された掲載情報が格納対象の情報格納領域に格納される。すなわち、識別情報が付されていない掲載情報が選択されるのは、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しない場合においてである。
〔発明7〕
さらに、発明7のレイアウトシステムは、発明6のレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウト手段は、前記識別情報が付されていない掲載情報が前記掲載情報記憶手段のなかに存在しないときは、前記配置制御情報が前記第2状態に設定されている掲載情報を前記掲載情報記憶手段のなかから選択し、選択した掲載情報を前記格納対象の情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とする。
【0019】
このような構成であれば、識別情報が付されていない掲載情報が掲載情報記憶手段のなかに存在しないと、レイアウト手段により、配置制御情報が第2状態に設定されている掲載情報が掲載情報記憶手段のなかから選択され、選択された掲載情報が格納対象の情報格納領域に格納される。すなわち、配置制御状態が第2状態に設定されている掲載情報が選択されるのは、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しない場合、および識別情報が付されていない掲載情報が掲載情報記憶手段のなかに存在しない場合においてである。
〔発明8〕
さらに、発明8のレイアウトシステムは、発明5のレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウト手段は、格納対象となる掲載情報に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域が前記レイアウト領域のなかに存在せず且つ前記掲載情報に付されている配置制御情報が前記第2状態に設定されているときは、前記識別情報が付されていない情報格納領域を前記レイアウト領域のなかから選択し、選択した情報格納領域に前記格納対象の掲載情報を格納するようになっていることを特徴とする。
【0020】
このような構成であれば、格納対象の掲載情報に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域がレイアウト領域のなかに存在せず且つ情報格納領域に付されている配置制御情報が第2状態に設定されていると、レイアウト手段により、識別情報が付されていない情報格納領域がレイアウト領域のなかから選択され、選択された情報格納領域に格納対象の掲載情報が格納される。すなわち、識別情報が付されていない情報格納領域が選択されるのは、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しない場合においてである。
〔発明9〕
さらに、発明9のレイアウトシステムは、発明8のレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウト手段は、前記識別情報が付されていない情報格納領域が前記レイアウト領域のなかに存在しないときは、前記配置制御情報が前記第2状態に設定されている情報格納領域を前記レイアウト領域のなかから選択し、選択した情報格納領域に前記格納対象の掲載情報を格納するようになっていることを特徴とする。
【0021】
このような構成であれば、識別情報が付されていない情報格納領域がレイアウト領域のなかに存在しないと、レイアウト手段により、配置制御情報が第2状態に設定されている情報格納領域がレイアウト領域のなかから選択され、選択された情報格納領域に格納対象の掲載情報が格納される。すなわち、配置制御情報が第2状態に設定されている情報格納領域が選択されるのは、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しない場合、および識別情報が付されていない情報格納領域がレイアウト領域のなかに存在しない場合においてである。
〔発明10〕
さらに、発明10のレイアウトシステムは、発明4のレイアウトシステムにおいて、
前記配置制御情報は、前記掲載情報を、これと同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域に格納する場合に許容可能な識別情報の類似度が設定可能であることを特徴とする。
【0022】
このような構成であれば、レイアウト手段により、掲載情報が、これと同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域に格納されるが、識別情報が類似の場合、配置制御情報の類似度に基づいて許容の範囲が決定される。
〔発明11〕
さらに、発明11のレイアウトシステムは、発明10のレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウト手段は、格納対象となる情報格納領域に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている掲載情報が前記掲載情報記憶手段のなかに存在しないときは、前記格納対象の情報格納領域に付されている識別情報に対してその類似度が前記格納対象の情報格納領域に付されている前記配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されている掲載情報を前記掲載情報記憶手段のなかから選択し、選択した掲載情報を前記格納対象の情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とする。
【0023】
このような構成であれば、格納対象の情報格納領域に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている掲載情報が掲載情報記憶手段のなかに存在しないと、レイアウト手段により、格納対象の情報格納領域に付されている識別情報に対してその類似度が格納対象の情報格納領域に付されている配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されている掲載情報が掲載情報記憶手段のなかから選択され、選択された掲載情報が格納対象の情報格納領域に格納される。
〔発明12〕
さらに、発明12のレイアウトシステムは、発明10のレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウト手段は、格納対象となる掲載情報に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域が前記レイアウト領域のなかに存在しないときは、前記格納対象の掲載情報に付されている識別情報に対してその類似度が前記格納対象の掲載情報に付されている前記配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されている情報格納領域を前記レイアウト領域のなかから選択し、選択した情報格納領域に前記格納対象の掲載情報を格納するようになっていることを特徴とする。
【0024】
このような構成であれば、格納対象の掲載情報に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域がレイアウト領域のなかに存在しないと、レイアウト手段により、格納対象の掲載情報に付されている識別情報に対してその類似度が格納対象の掲載情報に付されている配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されている情報格納領域がレイアウト領域のなかから選択され、選択された情報格納領域に格納対象の掲載情報が格納される。
〔発明13〕
さらに、発明13のレイアウトシステムは、発明10ないし12のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
前記類似度は、前記識別情報として与えられる語句の意味を体系化したときにその語句体系における前記識別情報同士の距離に応じた値であることを特徴とする。
【0025】
このような構成であれば、識別情報として与えられる語句の意味を体系化したときにその語句体系における識別情報同士の距離に応じた値が配置制御情報の類似度として設定される。したがって、掲載情報を、これと同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域に格納するにあたって識別情報が類似の場合、レイアウト手段により、上記語句体系における識別情報同士の距離に基づいて許容の範囲が決定される。
〔発明14〕
さらに、発明14のレイアウトシステムは、発明4ないし13のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウト手段は、前記いずれの手法によっても前記掲載情報を格納できない情報格納領域が前記レイアウト領域のなかに存在するときは、当該情報格納領域を削除するようになっていることを特徴とする。
【0026】
このような構成であれば、いずれの手法によっても掲載情報を格納できない情報格納領域がレイアウト領域のなかに存在すると、レイアウト手段により、その情報格納領域が削除される。
〔発明15〕
さらに、発明15のレイアウトシステムは、発明4ないし13のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウト手段は、前記いずれの手法によっても前記掲載情報を格納できない情報格納領域が前記レイアウト領域のなかに存在するときは、当該情報格納領域に余白埋情報を格納するようになっていることを特徴とする。
【0027】
このような構成であれば、いずれの手法によっても掲載情報を格納できない情報格納領域がレイアウト領域のなかに存在すると、レイアウト手段により、その情報格納領域に余白埋情報が格納される。
ここで、余白埋情報としては、例えば、図、イラストその他の画像を示す画像情報、広告情報、クーポン券情報が含まれる。
〔発明16〕
さらに、発明16のレイアウトシステムは、発明4ないし15のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
さらに、前記掲載情報に前記識別情報を付する識別情報付加手段を備え、
前記識別情報付加手段は、前記掲載情報の内容を解析し、その解析結果に基づいて前記掲載情報に前記識別情報を付するようになっていることを特徴とする。
【0028】
このような構成であれば、識別情報付加手段により、掲載情報の内容が解析され、その解析結果に基づいて掲載情報に識別情報が付される。
〔発明17〕
さらに、発明17のレイアウトシステムは、発明4ないし16のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
前記掲載情報には、複数の前記識別情報が優先順位を伴って付されており、
前記レイアウト手段は、前記掲載情報に付されている識別情報のうち所定優先順位のものを対象として、格納対象となる情報格納領域に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている掲載情報が前記掲載情報記憶手段のなかに存在しないときは、前記掲載情報に付されている識別情報のうち前記所定優先順位の次に低い順位のものを対象として、前記格納対象の情報格納領域に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている掲載情報を前記掲載情報記憶手段のなかから選択するようになっていることを特徴とする。
【0029】
このような構成であれば、掲載情報に付されている識別情報のうち所定優先順位のものを対象として、格納対象となる情報格納領域に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている掲載情報が掲載情報記憶手段のなかに存在しないと、レイアウト手段により、掲載情報に付されている識別情報のうち所定優先順位の次に低い順位のものを対象として、格納対象の情報格納領域に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている掲載情報が掲載情報記憶手段のなかから選択される。
〔発明18〕
さらに、発明18のレイアウトシステムは、発明4ないし17のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
前記情報格納領域には、複数の前記識別情報が優先順位を伴って付されており、
前記レイアウト手段は、前記情報格納領域に付されている識別情報のうち所定優先順位のものを対象として、格納対象となる掲載情報に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域が前記レイアウト領域のなかに存在しないときは、前記情報格納領域に付されている識別情報のうち前記所定優先順位の次に低い順位のものを対象として、前記格納対象の掲載情報に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域を前記レイアウト領域のなかから選択するようになっていることを特徴とする。
【0030】
このような構成であれば、情報格納領域に付されている識別情報のうち所定優先順位のものを対象として、格納対象となる掲載情報に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域がレイアウト領域のなかに存在しないと、レイアウト手段により、情報格納領域に付されている識別情報のうち所定優先順位の次に低い順位のものを対象として、格納対象の掲載情報に付されている識別情報と同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域がレイアウト領域のなかから選択される。
〔発明19〕
さらに、発明19のレイアウトシステムは、発明4ないし18のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
さらに、ユーザに関するユーザ情報を記憶するためのユーザ情報記憶手段を備え、
前記レイアウト手段は、前記ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、前記掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択するようになっていることを特徴とする。
【0031】
このような構成であれば、レイアウト手段により、ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて掲載情報記憶手段のなかから掲載情報が選択される。
ここで、ユーザ情報には、例えば、ユーザの年齢、性別、興味嗜好、住所、氏名またはユーザ端末に関する使用環境が含まれる。以下、発明20のレイアウトシステムにおいて同じである。
【0032】
また、ユーザ情報記憶手段は、ユーザ情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、ユーザ情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、ユーザ情報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によってユーザ情報を記憶するようになっていてもよい。以下、発明20のレイアウトシステムにおいて同じである。
〔発明20〕
さらに、発明20のレイアウトシステムは、発明4ないし18のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
さらに、ユーザに関するユーザ情報を記憶するためのユーザ情報記憶手段を備え、
前記レイアウト手段は、前記ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて前記掲載情報をレイアウトするようになっていることを特徴とする。
【0033】
このような構成であれば、レイアウト手段により、ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、選択された掲載情報がレイアウトされる。
ここで、ユーザ情報に基づいてレイアウトを行うこととして、ユーザ情報に年齢を含む場合は、ユーザが比較的年輩者であるならば、フォントサイズが比較的大きいレイアウトを採用することが考えられる。また、ユーザ情報に性別を含む場合は、性別が女性であれば、丸文字フォントのレイアウトを採用することが考えられる。また、ユーザ情報に興味嗜好を含む場合は、その興味嗜好に応じて、子供向け雑誌風、スポーツ新聞風または技術文書風のレイアウトを採用することが考えられる。また、ユーザ情報に住所を含む場合は、その住所のある土地に特化した風景の画像を背景としたレイアウトを採用することが考えられる。また、ユーザ情報に氏名を含む場合は、その氏名をタイトルとしたレイアウトを採用することが考えられる。また、ユーザ情報にユーザ端末に関する使用環境を含む場合は、ユーザ端末のRAMの容量が少ないときは、データ容量の大きな画像はできるだけ使用しないようなレイアウトを採用することが考えられる。
〔発明21〕
一方、上記目的を達成するために、発明21のレイアウトプログラムは、
発明1のレイアウトシステムにおける前記レイアウト手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記情報格納領域および前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報がそれぞれ付されており、前記掲載情報には、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報が付されており、
前記レイアウト手段は、前記識別情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するにあたって適切な情報格納領域または掲載情報が存在しないときは、前記配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とする。
【0034】
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明1のレイアウトシステムと同等の作用が得られる。
〔発明22〕
さらに、発明22のレイアウトプログラムは、
発明2のレイアウトシステムにおける前記レイアウト手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記情報格納領域および前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報がそれぞれ付されており、前記掲載情報には、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報が付されており、
前記レイアウト手段は、前記掲載情報に付されている識別情報と前記情報格納領域に付されている識別情報とを比較して同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在するか否かを判定し、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在するときは、当該掲載情報を当該情報格納領域に格納し、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しないときは、前記掲載情報を、当該掲載情報に付されている配置制御情報に基づいて前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とする。
【0035】
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明2のレイアウトシステムと同等の作用が得られる。
〔発明23〕
さらに、発明23のレイアウトプログラムは、
発明3のレイアウトシステムにおける前記レイアウト手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記情報格納領域および前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報と、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報とがそれぞれ付されており、
前記レイアウト手段は、前記識別情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するにあたって適切な情報格納領域または掲載情報が存在しないときは、前記配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とする。
【0036】
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明3のレイアウトシステムと同等の作用が得られる。
〔発明24〕
さらに、発明24のレイアウトプログラムは、
発明4のレイアウトシステムにおける前記レイアウト手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記情報格納領域および前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報と、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報とがそれぞれ付されており、
前記レイアウト手段は、前記掲載情報に付されている識別情報と前記情報格納領域に付されている識別情報とを比較して同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在するか否かを判定し、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在するときは、当該掲載情報を当該情報格納領域に格納し、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しないときは、前記情報格納領域および前記掲載情報に付されている配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とする。
【0037】
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明4のレイアウトシステムと同等の作用が得られる。
〔発明25〕
一方、上記目的を達成するために、発明25のレイアウト方法は、
複数の掲載情報のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウトステップを含み、前記レイアウトステップは、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行う方法であって、
前記情報格納領域および前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報がそれぞれ付されており、前記掲載情報には、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報が付されており、
前記レイアウトステップは、前記識別情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するにあたって適切な情報格納領域または掲載情報が存在しないときは、前記配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納することを特徴とする。
〔発明26〕
さらに、発明26のレイアウト方法は、
複数の掲載情報を記憶するための掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウトステップを含み、前記レイアウトステップは、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行う方法であって、
前記情報格納領域および前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報がそれぞれ付されており、前記掲載情報には、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報が付されており、
前記レイアウトステップは、前記掲載情報に付されている識別情報と前記情報格納領域に付されている識別情報とを比較して同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在するか否かを判定し、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在するときは、当該掲載情報を当該情報格納領域に格納し、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しないときは、前記掲載情報を、当該掲載情報に付されている配置制御情報に基づいて前記情報格納領域に格納することを特徴とする。
〔発明27〕
さらに、発明27のレイアウト方法は、
複数の掲載情報のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウトステップを含み、前記レイアウトステップは、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行う方法であって、
前記情報格納領域および前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報と、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報とがそれぞれ付されており、
前記レイアウトステップは、前記識別情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するにあたって適切な情報格納領域または掲載情報が存在しないときは、前記配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納することを特徴とする。
〔発明28〕
さらに、発明28のレイアウト方法は、
複数の掲載情報を記憶するための掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウトステップを含み、前記レイアウトステップは、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行う方法であって、
前記情報格納領域および前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報と、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報とがそれぞれ付されており、
前記レイアウトステップは、前記掲載情報に付されている識別情報と前記情報格納領域に付されている識別情報とを比較して同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在するか否かを判定し、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在するときは、当該掲載情報を当該情報格納領域に格納し、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しないときは、前記情報格納領域および前記掲載情報に付されている配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納することを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図17は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法の第1の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を、図1に示すように、コンテンツ配信端末100において、ニュース等のディジタルコンテンツをユーザ端末200に配信する場合について適用したものである。
【0039】
まず、本発明を適用するネットワークシステムの構成を図1を参照しながら説明する。図1は、本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
インターネット199には、図1に示すように、ディジタルコンテンツを提供する複数のコンテンツ提供端末S〜Sと、コンテンツ提供端末S〜Sから提供されたディジタルコンテンツ(以下、コンテンツ提供端末S〜Sから提供されたディジタルコンテンツを記事情報または記事と称することもある。)を収集蓄積して配信するコンテンツ配信するコンテンツ配信端末100と、ユーザの利用に供するユーザ端末200とが接続されている。なお、発明の理解を容易にするため、ユーザ端末200を一台しか図示していないが、実際には、複数のユーザ端末がインターネット199に接続されている。
【0040】
コンテンツ提供端末S〜Sは、CPU、ROM、RAMおよびI/F等をバス接続した一般的なコンピュータと同一機能を有して構成されており、ディジタルコンテンツを作成したときは、ディジタルコンテンツのカテゴリを特定するためのカテゴリNo.をそのディジタルコンテンツに付加し、コンテンツ配信端末100に送信するようになっている。なお、カテゴリNo.については、後段で詳細に説明する。
【0041】
ユーザ端末200は、CPU、ROM、RAMおよびI/F等をバス接続した一般的なコンピュータと同一機能を有して構成されており、WWW(World WideWeb)ブラウザを有し、WWWブラウザによりコンテンツ配信端末100にアクセスするようになっている。
次に、コンテンツ配信端末100の機能概要を図2を参照しながら詳細に説明する。図2は、コンテンツ配信端末100の機能概要を示す機能ブロック図である。
【0042】
コンテンツ配信端末100は、図2に示すように、XML(eXtensible Markup Language)形式のコンテンツデータファイル10を解析するXMLパーサ11と、XMLパーサ11で解析したコンテンツデータファイル10を入力するコンテンツデータファイル入力部12と、XML形式のレイアウト定義ファイル13を解析するXMLパーサ14と、XMLパーサ14で解析したレイアウト定義ファイル13を入力するレイアウト定義ファイル入力部15と、入力部12,15で入力したコンテンツデータファイル10およびレイアウト定義ファイル13に基づいてレイアウトを行うレイアウティング部16と、レイアウティング部16からのXML形式の描画指定ファイル17を解析するXMLパーサ18と、XMLパーサ18で解析した描画指定ファイル17に基づいて描画を行うことによりPDF(Portable Document Format)形式のファイル20を作成するラスタライズ部19とで構成されている。本実施の形態は、これら構成要素のうち特にレイアウティング部16に特徴があるものである。
【0043】
次に、コンテンツ配信端末100の構成を図3を参照しながら詳細に説明する。図3は、コンテンツ配信端末100の構成を示すブロック図である。
コンテンツ配信端末100は、図3に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU30と、所定領域にあらかじめCPU30の制御プログラム等を格納しているROM32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
【0044】
I/F38には、外部装置として、ユーザ情報を登録するユーザ情報登録DB40と、コンテンツ提供端末S〜Sから提供されたディジタルコンテンツを収集蓄積するコンテンツ登録DB42と、インターネット199に接続するための信号線とが接続されている。
次に、ユーザ情報登録DB40のデータ構造を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0045】
ユーザ情報登録DB40には、図4に示すように、ユーザ情報を登録するユーザプロファイルテーブル300が格納されている。図4は、ユーザプロファイルテーブル300のデータ構造を示す図である。
ユーザプロファイルテーブル300は、図4に示すように、各ユーザごとに1または複数のレコードが登録可能となっている。各レコードは、ユーザを特定するためのユーザIDを登録するフィールド302と、ディジタルコンテンツの配信先アドレスを登録するフィールド304と、カテゴリNo.を登録するフィールド306と、キーワードを登録するフィールド308と、配信日を登録するフィールド310と、配信時刻を登録するフィールド312と、レイアウトNo.を登録するフィールド314と、最大ページ数を登録するフィールド316と、フォントサイズを登録するフィールド318とを含んで構成されている。
【0046】
フィールド308には、ユーザが指定したキーワードを含むディジタルコンテンツを配信対象として選択する場合においてそのキーワードを登録する。キーワードとしては、例えば、ユーザが興味をもっているカテゴリの記事において頻出すると思われるキーワードを与える。図4の例では、フィールド308の第1段目には「プロセッサ」が、フィールド308の第2段目には「OS(Operating System)」がそれぞれ登録されている。
【0047】
フィールド310には、ユーザがディジタルコンテンツの配信を希望する配信日を登録する。配信日としては、例えば、ディジタルコンテンツの配信を毎日希望する場合は「毎日」を指定し、平日のみ配信を希望する場合は「平日」を指定し、週末のみ配信を希望する場合は「週末」を指定する。図4の例では、フィールド310の第1段目には「毎日」が、フィールド310の第2段目には「平日」がそれぞれ登録されている。
【0048】
フィールド312には、ユーザが指定した配信日においてディジタルコンテンツの配信を希望する配信時刻を登録する。配信時刻としては、例えば、1日を0時から23時までの24時間制時刻で表現したときのいずれかの時刻を指定する。図4の例では、フィールド312の第1段目には5時が、フィールド312の第2段目には11時がそれぞれ登録されている。
【0049】
フィールド314には、ディジタルコンテンツの出力レイアウトを特定するためのレイアウトNo.を登録する。レイアウトNo.としては、例えば、ユーザが希望する出力レイアウトを特定するためのレイアウトNo.を指定する。図4の例では、フィールド314の第1段目にはレイアウトNo.2が、フィールド314の第2段目にはレイアウトNo.5がそれぞれ登録されている。なお、レイアウトNo.については、後段で詳細に説明する。
【0050】
フィールド316には、ディジタルコンテンツの表示または印刷を行ったときにその上限となる最大ページ数を登録する。最大ページ数としては、例えば、上限となる最大ページ数を指定するほか、「u」という表記により上限を設定しないことを指定することもできる。図4の例では、フィールド316の第1段目には2ページが、フィールド316の第3段目には「u」がそれぞれ登録されている。
【0051】
フィールド318には、ディジタルコンテンツの表示または印刷を行ったときのフォントのサイズを登録する。図4の例では、フィールド318の第1段目には「小」が、フィールド318の第3段目には「通常」がそれぞれ登録されている。
また、ユーザ情報登録DB40には、図5に示すように、ディジタルコンテンツの出力レイアウトを規定した複数のレイアウト定義ファイルform01〜form06と、レイアウト定義ファイルform01〜form06とレイアウトNo.との対応関係を示すレイアウトNo.対応テーブル330とが格納されている。図5は、レイアウト定義ファイルおよびレイアウトNo.対応テーブル330のデータ構造を示す図である。
【0052】
レイアウト定義ファイルform01〜form06は、例えば、文字情報を格納するためのレイアウト枠およびディジタルコンテンツに含まれる画像の大きさおよび印刷用紙領域内での配置位置と、文字情報のフォントの大きさ、種類および色彩と、文字間隔や行ピッチと、画像の数、品質、大きさおよび割合とを定義しており、XML等により記述されている。
【0053】
レイアウトNo.対応テーブル330には、図5(b)に示すように、各レイアウトNo.ごとに一つのレコードが登録されている。各レコードは、レイアウトNo.を登録したフィールド332と、レイアウト定義ファイルのファイル名を登録したフィールド334とを含んで構成されている。図5(b)の例では、第1段目のレコードには、レイアウトNo.として「1」が、レイアウト定義ファイル名として「form01」がそれぞれ登録されており、第2段目のレコードには、レイアウトNo.として「2」が、レイアウト定義ファイル名として「form02」がそれぞれ登録されている。
【0054】
次に、レイアウト定義ファイルform01〜form06のデータ構造を図6を参照しながら詳細に説明する。図6は、レイアウト定義ファイルのデータ構造の一部を示す図である。なお、各レイアウト定義ファイルform01〜form06は、それぞれ異なるデータ構造となっているが、ここでは、レイアウト定義ファイルform01〜form06のなかから代表的なものを取り上げて説明する。
【0055】
レイアウト定義ファイルform01は、各ページごとにレイアウト領域360を有し、レイアウト領域360は、例えば、図6に示すように、見出し用文字情報格納領域364、本文用文字情報格納領域366,368および画像情報格納領域370からなるレイアウト枠362と、画像情報格納領域374からなるレイアウト枠372と、見出し用文字情報格納領域378および本文用文字情報格納領域380からなるレイアウト枠376と、見出し用文字情報格納領域384および本文用文字情報格納領域386からなるレイアウト枠382と、見出し用文字情報格納領域390および本文用文字情報格納領域392からなるレイアウト枠388とを配置して構成されている。
【0056】
レイアウト枠は、図7に示すように、所定の開始タグ(例えば、<contents>)と終了タグ(例えば、</contents>)との間に、開始タグと終了タグとのタグセットで各項目を設定するようになっている。図7は、レイアウト枠のデータ構造を示す図である。
レイアウト枠には、レイアウト枠および記事情報の対応付けを行うための識別情報を設定するタグセット400と、レイアウト枠への配置を制御するための配置制御情報を設定するタグセット402と、見出し用文字情報格納領域を設定するタグセット404と、本文用文字情報格納領域を設定するタグセット406とが記述されている。図7の例では、識別情報を1つしか設定していないが、レイアウト枠には、複数の識別情報を優先順位を伴って付することができる。複数の識別情報を付する場合は、先に記述したものほど優先順位が高く設定される。なお、後段で詳述するが、識別情報および配置制御情報は記事情報にも同様に付されている。
【0057】
配置制御情報は、記事情報を、これと同一の識別情報が付されているレイアウト枠に格納すべきことを示す「必ず一致」(図7の記述例では「TRUE」)、および記事情報を、これと同一の識別情報が付されているレイアウト枠以外のものにも格納してよいことを示す「その他でも可」(図7の記述例では「FALSE」)のいずれかが設定可能となっている。
【0058】
図6の例では、レイアウト枠362には識別情報として「sports」が、レイアウト枠372には識別情報として「coupon」が、レイアウト枠376には識別情報として「news」が、レイアウト枠382,388には識別情報として「event」がそれぞれ付されている。また、レイアウト枠362,376,382,388には配置制御情報として「その他でも可」が、レイアウト枠372には配置制御情報として「必ず一致」がそれぞれ付されている。
【0059】
次に、コンテンツ登録DB42のデータ構造を図面を参照しながら詳細に説明する。
コンテンツ登録DB42には、図8に示すように、コンテンツ提供端末S〜Sから提供されたディジタルコンテンツと、メインカテゴリおよびサブカテゴリとカテゴリNo.との対応関係を示すカテゴリ対応テーブル340とが格納されている。図8は、ディジタルコンテンツおよびカテゴリNo.対応テーブル340のデータ構造を示す図である。
【0060】
コンテンツ提供端末S〜Sから提供されたディジタルコンテンツには、図8(a)に示すように、記事番号およびカテゴリNo.が付されており、コンテンツ配信端末100は、そのカテゴリNo.に基づいて、ディジタルコンテンツをカテゴリごとに分類してコンテンツ登録DB42に登録する。登録の際には、カテゴリNo.対応テーブル340を参照して、記事番号およびカテゴリNo.のほか、さらにメインカテゴリおよびサブカテゴリをディジタルコンテンツに付加して登録する。また、ディジタルコンテンツは、記事のタイトルを示すタイトル情報と、記事の画像に関する画像情報と、記事の文章に関する文字情報とを含んで一つの記事として構成されている。
【0061】
カテゴリNo.対応テーブル340には、図8(b)に示すように、各メインカテゴリおよびサブカテゴリごとに一つのレコードが登録されている。各レコードは、カテゴリNo.を登録したフィールド342と、メインカテゴリを登録したフィールド344と、サブカテゴリを登録したフィールド346とを含んで構成されている。図8(b)の例では、第1段目のレコードには、カテゴリNo.として「1102」が、メインカテゴリとして「ワールドニュース」が、サブカテゴリとして「アメリカ」がそれぞれ登録されており、第6段目のレコードには、カテゴリNo.として「2010」が、メインカテゴリとして「スポーツ」が、サブカテゴリとして「野球」がそれぞれ登録されている。
【0062】
記事情報は、図9に示すように、所定の開始タグ(例えば、<contents>)と終了タグ(例えば、</contents>)との間に、開始タグと終了タグとのタグセットで各項目を設定するようになっている。図9は、記事情報のデータ構造を示す図である。
記事情報には、識別情報を設定するタグセット410,412と、配置制御情報を設定するタグセット414と、見出し用文字情報を設定するタグセット416と、本文用文字情報を設定するタグセット418とが記述されている。図9の例では、識別情報を2つしか設定していないが、レイアウト枠には、さらに多数の識別情報を優先順位を伴って付することができる。複数の識別情報を付する場合は、先に記述したものほど優先順位が高く設定される。
【0063】
次に、CPU30の構成およびCPU30で実行される処理を図10および図11を参照しながら説明する。
CPU30は、マイクロプロセッシングユニットMPU等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図10および図11のフローチャートに示すユーザ登録処理およびコンテンツ配信処理をそれぞれ時分割で実行するようになっている。
【0064】
初めに、ユーザ登録処理を図10を参照しながら詳細に説明する。図10は、ユーザ登録処理を示すフローチャートである。
ユーザ登録処理は、アクセスのあったユーザに対してユーザID等の必要なユーザ情報の入力を要求し、入力したユーザ情報をユーザプロファイルテーブル300に登録する処理であって、CPU30において実行されると、まず、図10に示すように、ステップS100に移行するようになっている。なお、以下、各ステップでの入力は、すべてユーザとの対話型通信により行う。
【0065】
ステップS100では、メインカテゴリおよびサブカテゴリを入力し、ステップS102に移行して、ユーザIDおよびパスワードを入力し、ステップS104に移行して、配信先アドレスを入力し、ステップS106に移行して、配信日および配信時刻を入力し、ステップS108に移行する。
ステップS108では、レイアウトNo.を入力し、ステップS110に移行して、最大ページ数を入力し、ステップS112に移行して、フォントサイズを入力し、ステップS114に移行して、ステップS100〜S112で入力したユーザ情報をユーザプロファイルテーブル300に登録し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0066】
次に、コンテンツ配信処理を図11を参照しながら詳細に説明する。図11は、コンテンツ配信処理を示すフローチャートである。
コンテンツ配信処理は、ユーザプロファイルテーブル300を参照してディジタルコンテンツをユーザ端末200に配信する処理であって、CPU30において実行されると、まず、図11に示すように、ステップS200に移行するようになっている。なお、以下、各ステップの処理は、ユーザプロファイルテーブル300の一つのレコードについての処理である。実際には、ユーザプロファイルテーブル300に登録されているレコード数だけ各ステップの処理を実行する。
【0067】
ステップS200では、ユーザプロファイルテーブル300から配信日および配信時刻を読み出し、ステップS202に移行して、読み出した配信日および配信時刻に基づいてディジタルコンテンツを配信すべき日時であるか否かを判定し、ディジタルコンテンツを配信すべき日時であると判定したとき(Yes)は、ステップS204に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、ステップS200に移行する。
【0068】
ステップS204では、ユーザプロファイルテーブル300からカテゴリNo.を読み出し、ステップS206に移行して、読み出したカテゴリNo.をもとにコンテンツ登録DB42のディジタルコンテンツを検索して、そのカテゴリNo.と一致するカテゴリNo.が付されたディジタルコンテンツを索出し、ステップS208に移行する。
【0069】
ステップS208では、ユーザプロファイルテーブル300からレイアウトNo.を読み出し、ステップS210に移行して、レイアウトNo.対応テーブル330を参照して、読み出したレイアウトNo.に対応するレイアウト定義ファイルをユーザ情報登録DB40から読み出し、ステップS212に移行して、読み出したレイアウト定義ファイルに基づいて、ステップS206で索出したディジタルコンテンツについて出力レイアウトを決定して提供用ディジタルコンテンツを作成する自動レイアウト処理を実行し、ステップS214に移行する。
【0070】
ステップS214では、ユーザプロファイルテーブル300から配信先アドレスを読み出し、ステップS216に移行して、読み出した配信先アドレス宛に、作成した提供用ディジタルコンテンツを配信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、上記ステップS212の自動レイアウト処理を図12を参照しながら詳細に説明する。図12は、自動レイアウト処理を示すフローチャートである。
【0071】
自動レイアウト処理は、上記ステップS212において実行されると、図12に示すように、まず、ステップS300に移行するようになっている。
ステップS300では、ステップS210で読み出したレイアウト定義ファイルのレイアウト領域360のうち先頭ページのものを処理対象として設定し、ステップS302に移行して、ページ内に固定的に配置される固定線の位置を決定し、ステップS304に移行して、ページ内に固定的に配置される固定文字情報の形状および位置を決定し、ステップS306に移行して、ページ内に固定的に配置される固定画像情報の形状および位置を決定し、ステップS312に移行する。
【0072】
ステップS312では、ステップS206で索出したディジタルコンテンツのなかからレイアウト領域360に配置すべき記事を選択し、選択記事に基づいてレイアウト枠の形状および位置を決定し、選択記事をそのレイアウト枠に格納する処理を実行し、ステップS318に移行する。
ステップS318では、レイアウト領域360内に未処理のレイアウト枠が存在するか否かを判定し、未処理のレイアウト枠が存在しないと判定したとき(No)は、ステップS320に移行して、ステップS210で読み出したレイアウト定義ファイルのすべてのページについてステップS302〜S318の処理が終了したか否かを判定し、すべてのページについて処理が終了したと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0073】
一方、ステップS320で、ステップS210で読み出したレイアウト定義ファイルのすべてのページについてステップS302〜S318の処理が終了していないと判定したとき(No)は、ステップS324に移行して、ステップS210で読み出したレイアウト定義ファイルのレイアウト領域360のうち次のページのものを処理対象として設定し、ステップS302に移行する。
【0074】
一方、ステップS318で、レイアウト領域360内に未処理のレイアウト枠が存在すると判定したとき(Yes)は、ステップS312に移行する。
次に、上記ステップS312のレイアウト枠への格納処理を図13を参照しながら詳細に説明する。図13は、ステップS312のレイアウト枠への格納処理を示すフローチャートである。
【0075】
レイアウト枠への格納処理は、識別情報および配置制御情報に基づいて記事情報をレイアウト枠に格納する処理であって、上記ステップS316において実行されると、図13に示すように、まず、ステップS400に移行するようになっている。
ステップS400では、記事情報が格納されていない未使用のレイアウト枠を現在のレイアウト領域360のなかから格納対象として選択し、ステップS402に移行して、格納対象のレイアウト枠に識別情報が付されているか否かを判定し、レイアウト枠に識別情報が付されていると判定したとき(Yes)は、ステップS404に移行する。
【0076】
ステップS404では、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報のなかから優先順位が最も高いものを取得し、ステップS406に移行して、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報と同一の識別情報が付されている記事を、ステップS206で索出したディジタルコンテンツのなかから検索し、ステップS408に移行して、検索により該当の記事が索出できたか否かを判定し、該当の記事が索出できたと判定したとき(Yes)は、ステップS409に移行して、索出した記事を格納対象のレイアウト枠に格納し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0077】
一方、ステップS408で、ステップS406の検索により該当の記事が索出できないと判定したとき(No)は、ステップS410に移行して、優先順位が次に高い識別情報が格納対象のレイアウト枠に付されているか否かを判定し、優先順位が次に高い識別情報がレイアウト枠に付されていないと判定したとき(Yes)は、ステップS412に移行する。
【0078】
ステップS412では、レイアウト領域に付されている配置制御情報が「必ず一致」であるか否かを判定し、配置制御情報が「必ず一致」であると判定したとき(Yes)は、適切な記事が存在しない場合に対処する処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS412で、レイアウト領域に付されている配置制御情報が「その他でも可」であると判定したとき(No)は、ステップS414に移行して、識別情報が付されていない記事を、ステップS206で索出したディジタルコンテンツのなかから検索し、ステップS416に移行して、検索により該当の記事が索出できたか否かを判定し、該当の記事が索出できたと判定したとき(Yes)は、ステップS409に移行する。
【0079】
一方、ステップS416で、ステップS414の検索により該当の記事が索出できないと判定したとき(No)は、ステップS418に移行して、配置制御情報が「その他でも可」に設定されている記事を、ステップS206で索出したディジタルコンテンツのなかから検索し、ステップS420に移行して、検索により該当の記事が索出できたか否かを判定し、該当の記事が索出できたと判定したとき(Yes)は、ステップS409に移行する。
【0080】
一方、ステップS420で、ステップS418の検索により該当の記事が索出できないと判定したとき(No)は、ステップS422に移行して、適切な記事が存在しない場合に対処する処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。具体的に、ステップS422では、格納対象のレイアウト枠を削除する処理、または図、イラストその他の画像を示す画像情報、広告情報、クーポン券情報等の余白用コンテンツを格納対象のレイアウト枠に格納する処理を実行する。
【0081】
一方、ステップS410で、優先順位が次に高い識別情報が格納対象のレイアウト枠に付されていると判定したとき(Yes)は、ステップS424に移行して、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報のなかから優先順位が次に高いものを取得し、ステップS406に移行する。
一方、ステップS402で、格納対象のレイアウト枠に識別情報が付されていないと判定したとき(No)は、ステップS414に移行する。
【0082】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、ディジタルコンテンツを配信するために必要な情報を登録する場合を説明する。
ユーザがディジタルコンテンツの配信を希望する場合、ユーザは、ユーザ端末200において、WWWブラウザによりコンテンツ配信端末100にアクセスし、ユーザ登録要求を入力する。
【0083】
ユーザ端末200では、ユーザ登録要求が入力されると、コンテンツ配信端末100との通信により、必要なユーザ情報を入力すべき要求がユーザに対して行われる。ここで、ユーザは、その入力要求に応じて、ユーザ情報として、メインカテゴリ、サブカテゴリ、ユーザID、パスワード、配信先アドレス、配信日、配信時刻、レイアウトNo.、最大ページ数、フォントサイズを入力すると、それらユーザ情報がコンテンツ配信端末100に送信される。
【0084】
コンテンツ配信端末100では、登録要求に伴ってユーザ情報を受信すると、ステップS100〜S114を経て、受信したユーザ情報がユーザプロファイルテーブル300に登録される。
次に、ユーザプロファイルテーブル300を参照してディジタルコンテンツを配信する場合を説明する。
【0085】
コンテンツ配信端末100では、ユーザプロファイルテーブル300を参照してディジタルコンテンツを配信すべき日時になると、ステップS204,S206を経て、ユーザプロファイルテーブル300からカテゴリNo.が読み出され、読み出されたカテゴリNo.をもとにコンテンツ登録DB42のディジタルコンテンツを検索して、そのカテゴリNo.と一致するカテゴリNo.が付されたディジタルコンテンツが索出される。次いで、ステップS208〜S212を経て、ユーザプロファイルテーブル300からレイアウトNo.が読み出され、レイアウトNo.対応テーブル330を参照して、読み出されたレイアウトNo.に対応するレイアウト定義ファイルがユーザ情報登録DB40から読み出され、読み出されたレイアウト定義ファイルに基づいて、索出されたディジタルコンテンツについて出力レイアウトが決定されて提供用ディジタルコンテンツが作成される。
【0086】
レイアウトの過程では、ステップS300〜S306を経て、固定線の位置、固定文字情報の形状および位置、並びに固定画像情報の形状および位置がその順で決定される。次いで、ステップS312を繰り返し経て、各ページのレイアウト領域360ごとに、レイアウト枠に記事を格納する記事格納処理が実行される。
【0087】
記事格納処理を図14ないし図17を参照しながら説明する。図14ないし図17は、記事格納処理を説明するための図である。
例えば、図14に示すレイアウト領域360に配置されたレイアウト枠362,372,376,382,388に、図15に示す記事を格納する場合を例にとって説明する。
【0088】
図14の例では、レイアウト枠362には識別情報として「sp orts」が、レイアウト枠372には識別情報として「coupon」が、レイアウト枠376には識別情報として「news」が、レイアウト枠382には識別情報として「event」がそれぞれ付されている。また、レイアウト枠362,376,382,388には配置制御情報として「その他でも可」が、レイアウト枠372には配置制御情報として「必ず一致」がそれぞれ付されている。なお、図14のレイアウト領域360においてレイアウト枠の選択は、レイアウト枠362,376,382,388,372の順番に行われるものとする。
【0089】
一方、図15の例では、記事1,2には識別情報として「sports」が、記事3には識別情報として「news」が、記事5には識別情報として「column」が、記事6には識別情報として「ad」がそれぞれ付されている。また、記事1,2,6には配置制御情報として「必ず一致」が、記事3,5には配置制御情報として「その他でも可」がそれぞれ付されている。なお、記事の選択は、付されている番号が若い順番に行われるものとする。
【0090】
このようなレイアウト枠および記事を対象とした場合、記事格納処理では、ステップS400を経て、レイアウト枠362が格納対象として選択され、レイアウト枠362に識別情報が付されているか否かが判定される。レイアウト枠362には識別情報として「sports」が付されているので、ステップS404,S406を経て、レイアウト枠362に付されている識別情報のなかから優先順位が最も高いもの「sports」が取得され、識別情報「sports」が付されている記事が検索される。記事1には識別情報として「sports」が付されているので、この検索により記事1が索出される。記事1が索出されると、ステップS409を経て、レイアウト枠362に記事1が格納される。
【0091】
次いで、レイアウト枠376が格納対象として選択される。レイアウト枠376には識別情報として「news」が付されているので、識別情報「news」が付されている記事が検索される。記事3には識別情報として「news」が付されているので、この検索により記事3が索出される。記事3が索出されると、レイアウト枠376に記事3が格納される。
【0092】
次いで、レイアウト枠382が格納対象として選択される。レイアウト枠382には識別情報として「event」が付されているので、識別情報「event」が付されている記事が検索される。ところが、残りの記事2,4〜6のなかには識別情報「event」が付されている記事が存在しないので、この検索によっては該当の記事が索出できず、ステップS410〜S414を経て、識別情報が付されていない記事が検索される。記事4には識別情報が付されていないので、この検索により記事4が索出される。記事4が索出されると、レイアウト枠382に記事4が格納される。
【0093】
次いで、レイアウト枠388が格納対象として選択される。レイアウト枠388には識別情報が付されていないので、ステップS402,S414を経て、識別情報が付されていない記事が検索される。ところが、残りの記事2,5,6のなかには識別情報が付されていない記事が存在しないので、この検索によっては該当の記事が索出できず、ステップS416,S418を経て、配置制御情報が「その他でも可」に設定されている記事が検索される。記事5に付されている配置制御情報は「その他でも可」が設定されているので、この検索により記事5が索出される。記事5が索出されると、レイアウト枠388に記事5が格納される。
【0094】
次いで、レイアウト枠372が格納対象として選択される。レイアウト枠372には識別情報として「coupon」が付されているので、識別情報「coupon」が付されている記事が検索される。ところが、残りの記事2,6のなかには識別情報「coupon」が付されている記事が存在しないので、この検索によっては該当の記事が索出できず、識別情報が付されていない記事が検索される。ところが、またこの場合も、残りの記事2,6のなかには識別情報が付されていない記事が存在しないので、この検索によっては該当の記事が索出できず、配置制御情報が「その他でも可」に設定されている記事が検索される。ところが、さらにこの場合も、残りの記事2,6のなかには配置制御情報が「その他でも可」に設定されている記事が存在しないので、この検索によっては該当の記事が索出できず、ステップS420,S422を経て、適切な記事が存在しない場合に対処する処理、例えば、余白用コンテンツがレイアウト枠372に格納される。
【0095】
したがって、図14に示すレイアウト領域360に配置されたレイアウト枠362,372,376,382,388に、図15に示す記事を格納する場合には、図16に示すレイアウト結果が得られる。
これに対し、第1および第2の従来例のように、識別情報または領域認識記号にのみ基づいて同様のレイアウトを行った場合には、図17に示すレイアウト結果となる。本実施の形態と異なる点は、レイアウト枠372,382が空白となり、レイアウト枠388には記事4が格納される点である。
【0096】
一方、ステップS210で読み出されたレイアウト定義ファイルのすべてのページについて記事格納処理が実行される。これにより、すべてのページのレイアウト領域360内に記事が配置され、ディジタルコンテンツの出力レイアウトが決定される。出力レイアウトが決定されると、ステップS222,S224を経て、ユーザプロファイルテーブル300から配信先アドレスが読み出され、読み出された配信先アドレス宛に、作成された提供用ディジタルコンテンツが配信される。
【0097】
このようにして、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、記事情報に付されている識別情報とレイアウト枠に付されている識別情報とを比較して同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報が存在するか否かを判定し、同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報が存在すると判定されたときは、その記事情報をそのレイアウト枠に格納し、同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報が存在しないと判定されたときは、レイアウト枠および記事情報に付されている配置制御情報に基づいて記事情報をレイアウト枠に格納するようになっている。
【0098】
これにより、同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報が存在しない場合は、配置制御情報に基づいて記事情報がレイアウト枠に格納されるので、従来に比して、レイアウト枠が空白となる可能性を低減することができる。また、記事情報の内容・性質に応じて配置制御情報を記事情報に付すれば、記事情報が、その記事情報に付されている配置制御情報に基づいてレイアウト枠に格納されるので、従来に比して、記事情報の内容・性質に応じてレイアウトを調整することができる。
【0099】
さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報と同一の識別情報が付されている記事情報がコンテンツ登録DB42のなかに存在しないときは、識別情報が付されていない記事情報をコンテンツ登録DB42のなかから選択し、選択した記事情報を格納対象のレイアウト枠に格納するようになっている。
【0100】
これにより、同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報が存在しない場合は、識別情報が付されていない記事情報がコンテンツ登録DB42のなかから選択されるので、同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報の他の組み合わせを損なう可能性を低減することができる。したがって、記事情報の内容・性質に応じてレイアウトをさらに適切に調整することができる。
【0101】
さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、識別情報が付されていない記事情報がコンテンツ登録DB42のなかに存在しないときは、配置制御情報が「その他でも可」に設定されている記事情報をコンテンツ登録DB42のなかから選択し、選択した記事情報を格納対象のレイアウト枠に格納するようになっている。
【0102】
これにより、識別情報が付されていない記事情報が存在しない場合は、配置制御情報が「その他でも可」に設定されている記事情報がコンテンツ登録DB42のなかから選択されるので、同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報の他の組み合わせを損なう可能性をさらに低減することができる。したがって、記事情報の内容・性質に応じてレイアウトをさらに適切に調整することができる。
【0103】
さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、いずれの手法によっても記事情報を格納できないレイアウト枠がレイアウト領域のなかに存在するときは、そのレイアウト枠を削除するようになっている。
これにより、いずれの手法によっても記事情報を格納できないレイアウト枠がレイアウト領域のなかに存在する場合は、そのレイアウト枠が削除されるので、レイアウト枠が空白となる可能性をさらに低減することができる。
【0104】
さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、いずれの手法によっても記事情報を格納できないレイアウト枠がレイアウト領域のなかに存在するときは、そのレイアウト枠に余白埋情報を格納するようになっている。
これにより、いずれの手法によっても記事情報を格納できないレイアウト枠がレイアウト領域のなかに存在する場合は、そのレイアウト枠に余白埋情報が格納されるので、レイアウト枠が空白となる可能性をさらに低減することができる。
【0105】
さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、記事情報に付されている識別情報のうち所定優先順位のものを対象として、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報と同一の識別情報が付されている記事情報がコンテンツ登録DB42のなかに存在しないときは、記事情報に付されている識別情報のうち所定優先順位の次に低い順位のものを対象として、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報と同一の識別情報が付されている記事情報をコンテンツ登録DB42のなかから選択するようになっている。
【0106】
これにより、記事情報に付されている複数の識別情報が優先順位に従って順次参照されるので、同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報の組み合わせ数を増大することができ、レイアウト枠が空白となる可能性をさらに低減することができる。
さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、レイアウト枠に付されている識別情報のうち所定優先順位のものを対象として、格納対象の記事情報に付されている識別情報と同一の識別情報が付されているレイアウト枠がレイアウト領域のなかに存在しないときは、レイアウト枠に付されている識別情報のうち所定優先順位の次に低い順位のものを対象として、格納対象の記事情報に付されている識別情報と同一の識別情報が付されているレイアウト枠をレイアウト領域のなかから選択するようになっている。
【0107】
これにより、レイアウト枠に付されている複数の識別情報が優先順位に従って順次参照されるので、同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報の組み合わせ数を増大することができ、レイアウト枠が空白となる可能性をさらに低減することができる。
さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、ユーザ情報登録DB40のユーザ情報に基づいて、ディジタルコンテンツをコンテンツ登録DB42のなかから索出するようになっている。
【0108】
これにより、ディジタルコンテンツの選択に関してユーザの固有情報やユーザによる指定情報が参照されることから、ユーザの希望に比較的沿った内容の提供用ディジタルコンテンツを作成することができる。
さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、ユーザ情報登録DB40のユーザ情報に基づいて、ディジタルコンテンツの出力レイアウトを決定して提供用ディジタルコンテンツを作成するようになっている。
【0109】
これにより、出力レイアウトの決定に関してユーザの固有情報やユーザによる指定情報が参照されることから、ユーザの希望に比較的沿った出力レイアウトで提供用ディジタルコンテンツを作成することができる。
上記第1の実施の形態において、ユーザ情報登録DB40は、発明19または20のユーザ情報記憶手段に対応し、コンテンツ登録DB42は、発明2、4、6、7、17、19、26または28の掲載情報記憶手段に対応し、ステップS400〜S424は、発明1ないし4、6、7、14、15、17ないし24のレイアウト手段、または発明25ないし28のレイアウトステップに対応している。また、記事情報は、発明1ないし7、14、15、17ないし28の掲載情報に対応し、レイアウト枠は、発明1ないし7、14、15、17、18、21ないし28の情報格納領域に対応し、「必ず一致」は、発明5の第1状態に対応し、「その他でも可」は、発明5または7の第2状態に対応している。
【0110】
また、上記第1の実施の形態において、余白用コンテンツは、発明15の余白埋情報に対応している。
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図18ないし図20は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法の第2の実施の形態を示す図である。なお、以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第1の実施の形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0111】
本実施の形態は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を、図1に示すように、コンテンツ配信端末100において、ニュース等のディジタルコンテンツをユーザ端末200に配信する場合について適用したものであり、上記第1の実施の形態と異なるのは、配置制御情報にとして識別情報の類似度を設定した点にある。
【0112】
まず、レイアウト枠のデータ構造を図18を参照しながら詳細に説明する。図18は、記事情報のデータ構造を示す図である。
レイアウト枠は、図18に示すように、所定の開始タグ(例えば、<contents>)と終了タグ(例えば、</contents>)との間に、開始タグと終了タグとのタグセットで各項目を設定するようになっている。
【0113】
レイアウト枠には、レイアウト枠および記事情報の対応付けを行うための識別情報を設定するタグセット430と、レイアウト枠への配置を制御するための配置制御情報を設定するタグセット432と、見出し用文字情報格納領域を設定するタグセット434と、本文用文字情報格納領域を設定するタグセット436とが記述されている。図18の例では、識別情報を1つしか設定していないが、レイアウト枠には、複数の識別情報を優先順位を伴って付することができる。複数の識別情報を付する場合は、先に記述したものほど優先順位が高く設定される。
【0114】
配置制御情報は、識別情報の類似度が設定可能となっている。図7の例では、配置制御情報として「50」が設定されており、これは、レイアウト領域に付されている識別情報と同一の識別情報が付されている記事情報が存在しない場合に、レイアウト枠に付されている識別情報に対して50%以上の類似度をもつ識別情報が付されている記事情報をこのレイアウト枠に格納してもよいことを意味している。
【0115】
識別情報間の類似度は、図19に示すように、識別情報として与えられる語句の意味を体系化したときにその語句体系における識別情報同士の距離に応じた値として設定する。図19において、例えば、識別情報「Giants」と識別情報「baseball」とは、語句体系において距離が1となる。図19は、識別情報として与えられる語句の意味を体系化したときにその語句体系を示す図である。
【0116】
CPU30は、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図13のフローチャートに示すレイアウト枠への格納処理に代えて、図20のフローチャートに示すレイアウト枠への格納処理を実行するようになっている。図20は、ステップS312のレイアウト枠への格納処理を示すフローチャートである。
【0117】
レイアウト枠への格納処理は、識別情報および配置制御情報に基づいて記事情報をレイアウト枠に格納する処理であって、上記ステップS316において実行されると、図20に示すように、まず、ステップS500に移行するようになっている。
ステップS500では、記事情報が格納されていない未使用のレイアウト枠を現在のレイアウト領域360のなかから格納対象として選択し、ステップS502に移行して、格納対象のレイアウト枠に識別情報が付されているか否かを判定し、レイアウト枠に識別情報が付されていると判定したとき(Yes)は、ステップS504に移行する。
【0118】
ステップS504では、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報を取得し、ステップS506に移行して、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報と同一の識別情報が付されている記事を、ステップS206で索出したディジタルコンテンツのなかから検索し、ステップS508に移行して、検索により該当の記事が索出できたか否かを判定し、該当の記事が索出できたと判定したとき(Yes)は、ステップS510に移行して、索出した記事を格納対象のレイアウト枠に格納し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0119】
一方、ステップS508で、ステップS506の検索により該当の記事が索出できないと判定したとき(No)は、ステップS512に移行して、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報に対してその類似度が配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されている記事を、ステップS206で索出したディジタルコンテンツのなかから検索し、ステップS514に移行して、検索により該当の記事が索出できたか否かを判定し、該当の記事が索出できたと判定したとき(Yes)は、ステップS510に移行する。
【0120】
一方、ステップS514で、ステップS512の検索により該当の記事が索出できないと判定したとき(No)は、ステップS516に移行して、識別情報が付されていない記事を、ステップS206で索出したディジタルコンテンツのなかから検索し、ステップS518に移行して、検索により該当の記事が索出できたか否かを判定し、該当の記事が索出できたと判定したとき(Yes)は、ステップS510に移行する。
【0121】
一方、ステップS518で、ステップS516の検索により該当の記事が索出できないと判定したとき(No)は、ステップS520に移行して、適切な記事が存在しない場合に対処する処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。具体的に、ステップS522では、格納対象のレイアウト枠を削除する処理、または図、イラストその他の画像を示す画像情報、広告情報、クーポン券情報等の余白用コンテンツを格納対象のレイアウト枠に格納する処理を実行する。
【0122】
一方、ステップS502で、格納対象のレイアウト枠に識別情報が付されていないと判定したとき(No)は、ステップS516に移行する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
レイアウトの過程では、ステップS300〜S306を経て、固定線の位置、固定文字情報の形状および位置、並びに固定画像情報の形状および位置がその順で決定される。次いで、ステップS312を繰り返し経て、各ページのレイアウト領域360ごとに、レイアウト枠に記事を格納する記事格納処理が実行される。
【0123】
記事格納処理では、ステップS500,S502を経て、未使用のレイアウト枠が格納対象として選択され、格納対象のレイアウト枠に識別情報が付されているか否かが判定される。その結果、レイアウト枠に識別情報が付されていると判定されると、ステップS504,S506を経て、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報が取得され、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報と同一の識別情報が付されている記事が検索される。その結果、該当の記事が索出されると、ステップS510を経て、索出された記事が格納対象のレイアウト枠に格納される。
【0124】
一方、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報と同一の識別情報が付されている記事が索出されないと、ステップS512を経て、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報に対してその類似度が配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されている記事が検索される。その結果、該当の記事が索出されると、索出された記事が格納対象のレイアウト枠に格納される。
【0125】
一方、類似度が配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されている記事が索出されないと、ステップS516を経て、識別情報が付されていない記事が検索される。その結果、該当の記事が索出されると、索出された記事が格納対象のレイアウト枠に格納される。
一方、識別情報が付されていない記事が索出されないと、ステップS520を経て、適切な記事が存在しない場合に対処する処理、例えば、余白用コンテンツが格納対象のレイアウト枠に格納される。
【0126】
なお、格納対象のレイアウト枠に識別情報が付されていないと、ステップS516を経て、識別情報が付されていない記事が検索される。その結果、該当の記事が索出されると、索出された記事が格納対象のレイアウト枠に格納される。索出されない場合は、適切な記事が存在しない場合に対処する処理が実行される。
このようにして、本実施の形態では、配置制御情報は、記事情報を、これと同一の識別情報が付されているレイアウト枠に格納する場合に許容可能な識別情報の類似度が設定可能である。
【0127】
これにより、配置制御情報の類似度を高く設定した場合、記事情報は、これと同一の識別情報が付されているレイアウト枠に格納される可能性が高いのに対し、配置制御情報の類似度を低く設定した場合、記事情報は、これと同一の識別情報が付されているレイアウト枠以外のものにも格納される可能性があるので、記事情報の内容・性質に応じて配置制御情報の類似度を設定すれば、記事情報の内容・性質に応じてレイアウトをさらに適切に調整することができる。
【0128】
さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報と同一の識別情報が付されている記事情報がコンテンツ登録DB42のなかに存在しないときは、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報に対してその類似度が配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されている記事情報をコンテンツ登録DB42のなかから選択し、選択した記事情報を格納対象のレイアウト枠に格納するようになっている。
【0129】
これにより、同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報が存在しない場合は、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報に対してその類似度が配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されている記事情報がコンテンツ登録DB42のなかから選択されるので、レイアウト枠に格納すべき内容として要求されているものを損なう可能性を低減することができる。したがって、記事情報の内容・性質に応じてレイアウトをさらに適切に調整することができる。
【0130】
さらに、本実施の形態では、類似度は、識別情報として与えられる語句の意味を体系化したときにその語句体系における識別情報同士の距離に応じた値である。
これにより、識別情報として与えられる語句の意味を体系化したときにその語句体系における識別情報同士の距離を類似度として設定するので、比較的実情に沿った類似関係を規定することができる。
【0131】
上記第2の実施の形態において、ユーザ情報登録DB40は、発明19または20のユーザ情報記憶手段に対応し、コンテンツ登録DB42は、発明2、4、11、17、19、26または28の掲載情報記憶手段に対応し、ステップS500〜S520は、発明1ないし4、11、14、15、17ないし24のレイアウト手段、または発明25ないし28のレイアウトステップに対応している。また、記事情報は、発明1ないし4、10、11、14、15、17ないし28の掲載情報に対応し、レイアウト枠は、発明1ないし4、10、11、14、15、17、18、21ないし28の情報格納領域に対応し、余白用コンテンツは、発明15の余白埋情報に対応している。
【0132】
なお、上記第1の実施の形態において、コンテンツ配信端末100は、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報と同一の識別情報が付されている記事情報がコンテンツ登録DB42のなかに存在しないときは、識別情報が付されていない記事情報をコンテンツ登録DB42のなかから選択し、選択した記事情報を格納対象のレイアウト枠に格納するように構成したが、これに限らず、記事に適合するレイアウト枠をレイアウト領域360のなかから選択することもでき、その場合には、対応する構成として次のような構成を採用することができる。すなわち、格納対象の記事情報に付されている識別情報と同一の識別情報が付されているレイアウト枠がレイアウト領域360のなかに存在しないときは、識別情報が付されていないレイアウト枠をレイアウト領域360のなかから選択し、選択したレイアウト枠に格納対象の記事情報を格納する。
【0133】
これにより、同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報が存在しない場合は、識別情報が付されていないレイアウト枠がレイアウト領域360のなかから選択されるので、同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報の他の組み合わせを損なう可能性を低減することができる。したがって、記事情報の内容・性質に応じてレイアウトをさらに適切に調整することができる。
【0134】
この場合において、ステップS400〜S424は、発明8のレイアウト手段に対応し、記事情報は、発明8の掲載情報に対応し、レイアウト枠は、発明8の情報格納領域に対応している。
また、上記第1の実施の形態において、コンテンツ配信端末100は、識別情報が付されていない記事情報がコンテンツ登録DB42のなかに存在しないときは、配置制御情報が「その他でも可」に設定されている記事情報をコンテンツ登録DB42のなかから選択し、選択した記事情報を格納対象のレイアウト枠に格納するように構成したが、これに限らず、記事に適合するレイアウト枠をレイアウト領域360のなかから選択することもでき、その場合には、対応する構成として次のような構成を採用することができる。すなわち、識別情報が付されていないレイアウト枠がレイアウト領域360のなかに存在しないときは、配置制御情報が「その他でも可」に設定されているレイアウト枠をレイアウト領域360のなかから選択し、選択したレイアウト枠に格納対象の記事情報を格納する。
【0135】
これにより、識別情報が付されていないレイアウト枠が存在しない場合は、配置制御情報が「その他でも可」に設定されているレイアウト枠がレイアウト領域360のなかから選択されるので、同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報の他の組み合わせを損なう可能性をさらに低減することができる。したがって、記事情報の内容・性質に応じてレイアウトをさらに適切に調整することができる。
【0136】
この場合において、ステップS400〜S424は、発明9のレイアウト手段に対応し、記事情報は、発明9の掲載情報に対応し、レイアウト枠は、発明9の情報格納領域に対応し、「その他でも可」は、発明9の第2状態に対応している。
また、上記第2の実施の形態において、コンテンツ配信端末100は、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報と同一の識別情報が付されている記事情報がコンテンツ登録DB42のなかに存在しないときは、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報に対してその類似度が配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されている記事情報をコンテンツ登録DB42のなかから選択し、選択した記事情報を格納対象のレイアウト枠に格納するように構成したが、これに限らず、記事に適合するレイアウト枠をレイアウト領域360のなかから選択することもでき、その場合には、対応する構成として次のような構成を採用することができる。すなわち、格納対象の記事情報に付されている識別情報と同一の識別情報が付されているレイアウト枠がレイアウト領域360のなかに存在しないときは、格納対象の記事情報に付されている識別情報に対してその類似度が配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されているレイアウト枠をレイアウト領域360のなかから選択し、選択したレイアウト枠に格納対象の記事情報を格納する。
【0137】
これにより、同一の識別情報が付されているレイアウト枠および記事情報が存在しない場合は、格納対象の記事情報に付されている識別情報に対してその類似度が配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されているレイアウト枠がレイアウト領域360のなかから選択されるので、レイアウト枠に格納すべき内容として要求されているものを損なう可能性を低減することができる。したがって、記事情報の内容・性質に応じてレイアウトをさらに適切に調整することができる。
【0138】
この場合において、ステップS500〜S520は、発明12のレイアウト手段に対応し、記事情報は、発明12の掲載情報に対応し、レイアウト枠は、発明12の情報格納領域に対応している。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、記事情報にあらかじめ識別情報が付されているものとして取り扱ったが、これに限らず、記事情報の内容を解析し、その解析結果に基づいて記事情報に識別情報を付するように構成してもよい。
【0139】
これにより、記事情報の内容に応じて記事情報に識別情報が付されるので、比較的適切な識別情報を記事情報に付することができるとともに、記事情報に識別情報を付する手間を低減することができる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、記事情報として文字情報および画像情報を採用したが、これに限らず、例えば、動画像情報、音声情報その他のマルチメディアデータを記事情報として採用することができる。
【0140】
また、上記第1および第2の実施の形態においては、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報と同一の識別情報が付されている記事情報がコンテンツ登録DB42のなかに存在するか否かを判定するように構成したが、これに限らず、格納対象のレイアウト枠に付されている識別情報と関連の識別情報が付されている記事情報がコンテンツ登録DB42のなかに存在するか否かを判定するように構成することもできる。
【0141】
また、上記第1および第2の実施の形態においては、レイアウト枠の形状および位置を動的に決定しながらレイアウトを行うように構成したが、これに限らず、レイアウト領域360内のすべてのレイアウト枠に一旦情報を格納してから、各レイアウト枠の形状および位置を決定することによりレイアウトを行うように構成してもよい。
【0142】
また、上記第1および第2の実施の形態においては、ユーザ情報に基づいて、ディジタルコンテンツの出力レイアウトを決定するように構成したが、これに限らず、ディジタルコンテンツに含まれる画像の数またはディジタルコンテンツに含まれる文字情報の量に基づいて、ディジタルコンテンツの出力レイアウトを決定するように構成してもよい。
【0143】
これにより、ディジタルコンテンツに含まれる画像の数またはディジタルコンテンツに含まれる文字情報の量が多かったり、また逆に少なかったりしても、比較的見やすい出力レイアウトにすることができる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、ステップS212のレイアウト処理をコンテンツ配信端末100で実行するように構成したが、これに限らず、それらレイアウト処理をユーザ端末200で実行するように構成してもよい。これにより、コンテンツ配信端末100に処理負荷が集中するのを低減することができる。
【0144】
また、上記第1および第2の実施の形態において、図10ないし図13、および図20のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM32にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで実行するようにしてもよい。
【0145】
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
【0146】
また、上記実施の形態においては、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を、インターネット199からなるネットワークシステムに適用した場合について説明したが、これに限らず、例えば、インターネット199と同一方式により通信を行ういわゆるイントラネットに適用してもよい。もちろん、インターネット199と同一方式により通信を行うネットワークに限らず、通常のネットワークに適用することもできる。
【0147】
また、上記実施の形態においては、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を、図1に示すように、コンテンツ配信端末100において、ニュース等のディジタルコンテンツをユーザ端末200に配信する場合について適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。
【0148】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る請求項1または3記載のレイアウトシステムによれば、識別情報に基づいて情報格納領域および掲載情報の対応付けができない場合は、配置制御情報に基づいて対応付けが行われるので、従来に比して、情報格納領域が空白となる可能性を低減することができるという効果が得られる。また、掲載情報の内容・性質に応じて配置制御情報を掲載情報に付すればいいので、従来に比して、掲載情報の内容・性質に応じてレイアウトを調整することができるという効果も得られる。
【0149】
さらに、本発明に係る請求項2、4ないし20記載のレイアウトシステムによれば、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しない場合は、配置制御情報に基づいて掲載情報が情報格納領域に格納されるので、従来に比して、情報格納領域が空白となる可能性を低減することができるという効果が得られる。また、掲載情報の内容・性質に応じて配置制御情報を掲載情報に付すれば、掲載情報が、その掲載情報に付されている配置制御情報に基づいて情報格納領域に格納されるので、従来に比して、掲載情報の内容・性質に応じてレイアウトを調整することができるという効果も得られる。
【0150】
さらに、本発明に係る請求項5ないし9記載のレイアウトシステムによれば、配置制御情報を第1状態に設定した場合、掲載情報は、これと同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域に格納される可能性が高いのに対し、配置制御情報を第2状態に設定した場合、掲載情報は、これと同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域以外のものにも格納される可能性があるので、掲載情報の内容・性質に応じて配置制御情報を第1状態および第2状態のいずれかに設定すれば、掲載情報の内容・性質に応じてレイアウトをさらに適切に調整することができるという効果も得られる。
【0151】
さらに、本発明に係る請求項6または7記載のレイアウトシステムによれば、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しない場合は、識別情報が付されていない掲載情報が掲載情報記憶手段のなかから選択されるので、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報の他の組み合わせを損なう可能性を低減することができる。したがって、掲載情報の内容・性質に応じてレイアウトをさらに適切に調整することができるという効果も得られる。
【0152】
さらに、本発明に係る請求項7記載のレイアウトシステムによれば、識別情報が付されていない掲載情報が存在しない場合は、配置制御情報が第2状態に設定されている掲載情報が掲載情報記憶手段のなかから選択されるので、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報の他の組み合わせを損なう可能性をさらに低減することができる。したがって、掲載情報の内容・性質に応じてレイアウトをさらに適切に調整することができるという効果も得られる。
【0153】
さらに、本発明に係る請求項8または9記載のレイアウトシステムによれば、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しない場合は、識別情報が付されていない情報格納領域がレイアウト領域のなかから選択されるので、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報の他の組み合わせを損なう可能性を低減することができる。したがって、掲載情報の内容・性質に応じてレイアウトをさらに適切に調整することができるという効果も得られる。
【0154】
さらに、本発明に係る請求項9記載のレイアウトシステムによれば、識別情報が付されていない情報格納領域が存在しない場合は、配置制御情報が第2状態に設定されている情報格納領域がレイアウト領域のなかから選択されるので、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報の他の組み合わせを損なう可能性をさらに低減することができる。したがって、掲載情報の内容・性質に応じてレイアウトをさらに適切に調整することができるという効果も得られる。
【0155】
さらに、本発明に係る請求項10ないし13記載のレイアウトシステムによれば、配置制御情報の類似度を高く設定した場合、掲載情報は、これと同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域に格納される可能性が高いのに対し、配置制御情報の類似度を低く設定した場合、掲載情報は、これと同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域以外のものにも格納される可能性があるので、掲載情報の内容・性質に応じて配置制御情報の類似度を設定すれば、掲載情報の内容・性質に応じてレイアウトをさらに適切に調整することができるという効果も得られる。
【0156】
さらに、本発明に係る請求項11記載のレイアウトシステムによれば、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しない場合は、格納対象の情報格納領域に付されている識別情報に対してその類似度が配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されている掲載情報が掲載情報記憶手段のなかから選択されるので、情報格納領域に格納すべき内容として要求されているものを損なう可能性を低減することができる。したがって、掲載情報の内容・性質に応じてレイアウトをさらに適切に調整することができるという効果も得られる。
【0157】
さらに、本発明に係る請求項12記載のレイアウトシステムによれば、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報が存在しない場合は、格納対象の掲載情報に付されている識別情報に対してその類似度が配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されている情報格納領域がレイアウト領域のなかから選択されるので、情報格納領域に格納すべき内容として要求されているものを損なう可能性を低減することができる。したがって、掲載情報の内容・性質に応じてレイアウトをさらに適切に調整することができるという効果も得られる。
【0158】
さらに、本発明に係る請求項13記載のレイアウトシステムによれば、識別情報として与えられる語句の意味を体系化したときにその語句体系における識別情報同士の距離に応じた値を類似度として設定するので、比較的実情に沿った類似関係を規定することができるという効果も得られる。
さらに、本発明に係る請求項14記載のレイアウトシステムによれば、いずれの手法によっても掲載情報を格納できない情報格納領域がレイアウト領域のなかに存在する場合は、その情報格納領域が削除されるので、情報格納領域が空白となる可能性をさらに低減することができるという効果も得られる。
【0159】
さらに、本発明に係る請求項15記載のレイアウトシステムによれば、いずれの手法によっても掲載情報を格納できない情報格納領域がレイアウト領域のなかに存在する場合は、その情報格納領域に余白埋情報が格納されるので、情報格納領域が空白となる可能性をさらに低減することができるという効果も得られる。
さらに、本発明に係る請求項16記載のレイアウトシステムによれば、掲載情報の内容に応じて掲載情報に識別情報が付されるので、比較的適切な識別情報を掲載情報に付することができるとともに、掲載情報に識別情報を付する手間を低減することができるという効果も得られる。
【0160】
さらに、本発明に係る請求項17記載のレイアウトシステムによれば、掲載情報に付されている複数の識別情報が優先順位に従って順次参照されるので、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報の組み合わせ数を増大することができ、情報格納領域が空白となる可能性をさらに低減することができるという効果も得られる。
【0161】
さらに、本発明に係る請求項18記載のレイアウトシステムによれば、情報格納領域に付されている複数の識別情報が優先順位に従って順次参照されるので、同一または関連の識別情報が付されている情報格納領域および掲載情報の組み合わせ数を増大することができ、情報格納領域が空白となる可能性をさらに低減することができるという効果も得られる。
【0162】
さらに、本発明に係る請求項19記載のレイアウトシステムによれば、掲載情報の選択に関してユーザの固有情報やユーザによる指定情報が参照されることから、ユーザの希望に比較的沿った掲載内容を作成することができるという効果も得られる。
さらに、本発明に係る請求項20記載のレイアウトシステムによれば、レイアウトに関してユーザの固有情報やユーザによる指定情報が参照されることから、ユーザの希望に比較的沿ったレイアウト結果を作成することができるという効果も得られる。
【0163】
一方、本発明に係る請求項21記載のレイアウトプログラムによれば、請求項1記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
さらに、本発明に係る請求項22記載のレイアウトプログラムによれば、請求項2記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
さらに、本発明に係る請求項23記載のレイアウトプログラムによれば、請求項3記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
【0164】
さらに、本発明に係る請求項24記載のレイアウトプログラムによれば、請求項4記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
一方、本発明に係る請求項25記載のレイアウト方法によれば、請求項1記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
さらに、本発明に係る請求項26記載のレイアウト方法によれば、請求項2記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
【0165】
さらに、本発明に係る請求項27記載のレイアウト方法によれば、請求項3記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
さらに、本発明に係る請求項28記載のレイアウト方法によれば、請求項4記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】コンテンツ配信端末100の機能概要を示す機能ブロック図である。
【図3】コンテンツ配信端末100の構成を示すブロック図である。
【図4】ユーザプロファイルテーブル300のデータ構造を示す図である。
【図5】レイアウト定義ファイルおよびレイアウトNo.対応テーブル330のデータ構造を示す図である。
【図6】レイアウト定義ファイルのデータ構造の一部を示す図である。
【図7】レイアウト枠のデータ構造を示す図である。
【図8】ディジタルコンテンツおよびカテゴリNo.対応テーブル340のデータ構造を示す図である。
【図9】記事情報のデータ構造を示す図である。
【図10】ユーザ登録処理を示すフローチャートである。
【図11】コンテンツ配信処理を示すフローチャートである。
【図12】自動レイアウト処理を示すフローチャートである。
【図13】ステップS312のレイアウト枠への格納処理を示すフローチャートである。
【図14】記事格納処理を説明するための図である。
【図15】記事格納処理を説明するための図である。
【図16】記事格納処理を説明するための図である。
【図17】記事格納処理を説明するための図である。
【図18】記事情報のデータ構造を示す図である。
【図19】識別情報として与えられる語句の意味を体系化したときにその語句体系を示す図である。
【図20】ステップS312のレイアウト枠への格納処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…コンテンツデータファイル、11,14,18…XMLパーサ、12…コンテンツデータファイル入力部、13…レイアウト定義ファイル、15…レイアウト定義ファイル入力部、16…レイアウティング部、17…描画指定ファイル、19…ラスタライズ部、100…コンテンツ配信端末、200…ユーザ端末、S〜S…コンテンツ提供端末、30…CPU、32…ROM、34…RAM、38…I/F、40…ユーザ情報登録DB、42…コンテンツ登録DB、300…ユーザプロファイルテーブル、330…レイアウトNo.対応テーブル、340…カテゴリNo.対応テーブル、400…フロー管理テーブル、360…レイアウト領域、362,372,376…レイアウト枠、382,388…レイアウト枠、364,378,384…見出し用文字情報格納領域、390…見出し用文字情報格納領域、366,368,380…本文用文字情報格納領域、386,392…本文用文字情報格納領域、374…画像情報格納領域、400〜406…タグセット、410〜418…タグセット、430〜436…タグセット、

Claims (28)

  1. 複数の掲載情報のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウト手段を備え、前記レイアウト手段は、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行うシステムであって、
    前記情報格納領域及び前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報がそれぞれ付されており、前記掲載情報には、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報が付されており、
    前記レイアウト手段は、前記識別情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するにあたって適切な情報格納領域又は掲載情報が存在しないときは、前記配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  2. 複数の掲載情報を記憶するための掲載情報記憶手段と、前記掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウト手段とを備え、前記レイアウト手段は、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行うシステムであって、
    前記情報格納領域及び前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報がそれぞれ付されており、前記掲載情報には、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報が付されており、
    前記レイアウト手段は、前記掲載情報に付されている識別情報と前記情報格納領域に付されている識別情報とを比較して同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在するか否かを判定し、同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在すると判定されたときは、当該掲載情報を当該情報格納領域に格納し、同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在しないと判定されたときは、前記掲載情報を、当該掲載情報に付されている配置制御情報に基づいて前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  3. 複数の掲載情報のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウト手段を備え、前記レイアウト手段は、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行うシステムであって、
    前記情報格納領域及び前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報と、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報とがそれぞれ付されており、
    前記レイアウト手段は、前記識別情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するにあたって適切な情報格納領域又は掲載情報が存在しないときは、前記配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  4. 複数の掲載情報を記憶するための掲載情報記憶手段と、前記掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウト手段とを備え、前記レイアウト手段は、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行うシステムであって、
    前記情報格納領域及び前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報と、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報とがそれぞれ付されており、
    前記レイアウト手段は、前記掲載情報に付されている識別情報と前記情報格納領域に付されている識別情報とを比較して同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在するか否かを判定し、同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在すると判定されたときは、当該掲載情報を当該情報格納領域に格納し、同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在しないと判定されたときは、前記情報格納領域及び前記掲載情報に付されている配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  5. 請求項4において、
    前記配置制御情報は、前記掲載情報を、これと同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域に格納すべきことを示す第1状態、及び前記掲載情報を、これと同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域以外のものにも格納してよいことを示す第2状態のいずれかが設定可能であることを特徴とするレイアウトシステム。
  6. 請求項5において、
    前記レイアウト手段は、格納対象となる情報格納領域に付されている識別情報と同一又は関連の識別情報が付されている掲載情報が前記掲載情報記憶手段のなかに存在せず且つ前記情報格納領域に付されている配置制御情報が前記第2状態に設定されているときは、前記識別情報が付されていない掲載情報を前記掲載情報記憶手段のなかから選択し、選択した掲載情報を前記格納対象の情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  7. 請求項6において、
    前記レイアウト手段は、前記識別情報が付されていない掲載情報が前記掲載情報記憶手段のなかに存在しないときは、前記配置制御情報が前記第2状態に設定されている掲載情報を前記掲載情報記憶手段のなかから選択し、選択した掲載情報を前記格納対象の情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  8. 請求項5において、
    前記レイアウト手段は、格納対象となる掲載情報に付されている識別情報と同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域が前記レイアウト領域のなかに存在せず且つ前記掲載情報に付されている配置制御情報が前記第2状態に設定されているときは、前記識別情報が付されていない情報格納領域を前記レイアウト領域のなかから選択し、選択した情報格納領域に前記格納対象の掲載情報を格納するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  9. 請求項8において、
    前記レイアウト手段は、前記識別情報が付されていない情報格納領域が前記レイアウト領域のなかに存在しないときは、前記配置制御情報が前記第2状態に設定されている情報格納領域を前記レイアウト領域のなかから選択し、選択した情報格納領域に前記格納対象の掲載情報を格納するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  10. 請求項4において、
    前記配置制御情報は、前記掲載情報を、これと同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域に格納する場合に許容可能な識別情報の類似度が設定可能であることを特徴とするレイアウトシステム。
  11. 請求項10において、
    前記レイアウト手段は、格納対象となる情報格納領域に付されている識別情報と同一又は関連の識別情報が付されている掲載情報が前記掲載情報記憶手段のなかに存在しないときは、前記格納対象の情報格納領域に付されている識別情報に対してその類似度が前記格納対象の情報格納領域に付されている前記配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されている掲載情報を前記掲載情報記憶手段のなかから選択し、選択した掲載情報を前記格納対象の情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  12. 請求項10において、
    前記レイアウト手段は、格納対象となる掲載情報に付されている識別情報と同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域が前記レイアウト領域のなかに存在しないときは、前記格納対象の掲載情報に付されている識別情報に対してその類似度が前記格納対象の掲載情報に付されている前記配置制御情報の類似度以上となる識別情報が付されている情報格納領域を前記レイアウト領域のなかから選択し、選択した情報格納領域に前記格納対象の掲載情報を格納するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  13. 請求項10乃至12のいずれかにおいて、
    前記類似度は、前記識別情報として与えられる語句の意味を体系化したときにその語句体系における前記識別情報同士の距離に応じた値であることを特徴とするレイアウトシステム。
  14. 請求項4乃至13のいずれかにおいて、
    前記レイアウト手段は、前記いずれの手法によっても前記掲載情報を格納できない情報格納領域が前記レイアウト領域のなかに存在するときは、当該情報格納領域を削除するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  15. 請求項4乃至13のいずれかにおいて、
    前記レイアウト手段は、前記いずれの手法によっても前記掲載情報を格納できない情報格納領域が前記レイアウト領域のなかに存在するときは、当該情報格納領域に余白埋情報を格納するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  16. 請求項4乃至15のいずれかにおいて、
    さらに、前記掲載情報に前記識別情報を付する識別情報付加手段を備え、
    前記識別情報付加手段は、前記掲載情報の内容を解析し、その解析結果に基づいて前記掲載情報に前記識別情報を付するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  17. 請求項4乃至16のいずれかにおいて、
    前記掲載情報には、複数の前記識別情報が優先順位を伴って付されており、
    前記レイアウト手段は、前記掲載情報に付されている識別情報のうち所定優先順位のものを対象として、格納対象となる情報格納領域に付されている識別情報と同一又は関連の識別情報が付されている掲載情報が前記掲載情報記憶手段のなかに存在しないときは、前記掲載情報に付されている識別情報のうち前記所定優先順位の次に低い順位のものを対象として、前記格納対象の情報格納領域に付されている識別情報と同一又は関連の識別情報が付されている掲載情報を前記掲載情報記憶手段のなかから選択するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  18. 請求項4乃至17のいずれかにおいて、
    前記情報格納領域には、複数の前記識別情報が優先順位を伴って付されており、
    前記レイアウト手段は、前記情報格納領域に付されている識別情報のうち所定優先順位のものを対象として、格納対象となる掲載情報に付されている識別情報と同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域が前記レイアウト領域のなかに存在しないときは、前記情報格納領域に付されている識別情報のうち前記所定優先順位の次に低い順位のものを対象として、前記格納対象の掲載情報に付されている識別情報と同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域を前記レイアウト領域のなかから選択するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  19. 請求項4乃至18のいずれかにおいて、
    さらに、ユーザに関するユーザ情報を記憶するためのユーザ情報記憶手段を備え、
    前記レイアウト手段は、前記ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、前記掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  20. 請求項4乃至18のいずれかにおいて、
    さらに、ユーザに関するユーザ情報を記憶するためのユーザ情報記憶手段を備え、
    前記レイアウト手段は、前記ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて前記掲載情報をレイアウトするようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  21. 請求項1記載のレイアウトシステムにおける前記レイアウト手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記情報格納領域及び前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報がそれぞれ付されており、前記掲載情報には、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報が付されており、
    前記レイアウト手段は、前記識別情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するにあたって適切な情報格納領域又は掲載情報が存在しないときは、前記配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とするレイアウトプログラム。
  22. 請求項2記載のレイアウトシステムにおける前記レイアウト手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記情報格納領域及び前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報がそれぞれ付されており、前記掲載情報には、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報が付されており、
    前記レイアウト手段は、前記掲載情報に付されている識別情報と前記情報格納領域に付されている識別情報とを比較して同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在するか否かを判定し、同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在するときは、当該掲載情報を当該情報格納領域に格納し、同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在しないときは、前記掲載情報を、当該掲載情報に付されている配置制御情報に基づいて前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とするレイアウトプログラム。
  23. 請求項3記載のレイアウトシステムにおける前記レイアウト手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記情報格納領域及び前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報と、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報とがそれぞれ付されており、
    前記レイアウト手段は、前記識別情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するにあたって適切な情報格納領域又は掲載情報が存在しないときは、前記配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とするレイアウトプログラム。
  24. 請求項4記載のレイアウトシステムにおける前記レイアウト手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記情報格納領域及び前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報と、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報とがそれぞれ付されており、
    前記レイアウト手段は、前記掲載情報に付されている識別情報と前記情報格納領域に付されている識別情報とを比較して同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在するか否かを判定し、同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在するときは、当該掲載情報を当該情報格納領域に格納し、同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在しないときは、前記情報格納領域及び前記掲載情報に付されている配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するようになっていることを特徴とするレイアウトプログラム。
  25. 複数の掲載情報のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウトステップを含み、前記レイアウトステップは、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行う方法であって、
    前記情報格納領域及び前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報がそれぞれ付されており、前記掲載情報には、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報が付されており、
    前記レイアウトステップは、前記識別情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するにあたって適切な情報格納領域又は掲載情報が存在しないときは、前記配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納することを特徴とするレイアウト方法。
  26. 複数の掲載情報を記憶するための掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウトステップを含み、前記レイアウトステップは、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行う方法であって、
    前記情報格納領域及び前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報がそれぞれ付されており、前記掲載情報には、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報が付されており、
    前記レイアウトステップは、前記掲載情報に付されている識別情報と前記情報格納領域に付されている識別情報とを比較して同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在するか否かを判定し、同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在するときは、当該掲載情報を当該情報格納領域に格納し、同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在しないときは、前記掲載情報を、当該掲載情報に付されている配置制御情報に基づいて前記情報格納領域に格納することを特徴とするレイアウト方法。
  27. 複数の掲載情報のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウトステップを含み、前記レイアウトステップは、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行う方法であって、
    前記情報格納領域及び前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報と、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報とがそれぞれ付されており、
    前記レイアウトステップは、前記識別情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納するにあたって適切な情報格納領域又は掲載情報が存在しないときは、前記配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納することを特徴とするレイアウト方法。
  28. 複数の掲載情報を記憶するための掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択し、選択した掲載情報をレイアウトするレイアウトステップを含み、前記レイアウトステップは、前記選択した掲載情報を、レイアウト領域に配置される情報格納領域に格納することによりレイアウトを行う方法であって、
    前記情報格納領域及び前記掲載情報には、それらの対応付けを行うための識別情報と、前記情報格納領域への配置を制御するための配置制御情報とがそれぞれ付されており、
    前記レイアウトステップは、前記掲載情報に付されている識別情報と前記情報格納領域に付されている識別情報とを比較して同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在するか否かを判定し、同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在するときは、当該掲載情報を当該情報格納領域に格納し、同一又は関連の識別情報が付されている情報格納領域及び掲載情報が存在しないときは、前記情報格納領域及び前記掲載情報に付されている配置制御情報に基づいて前記掲載情報を前記情報格納領域に格納することを特徴とするレイアウト方法。
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