JP2004044576A - コンプレッサ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で、流体通路2を流れる流体の量に影響されることなく、効率が高く、サージ域の小さなコンプレッサとすること。
【解決手段】流体の流入通路2を、流入通路2の外周に配置した整流翼8が配置された外周部分4と、整流翼8の内側の整流翼8がない内側部分5に区画し、流体が内側部分5の流入を制御するバルブ9を内側部分5に配置した。
【選択図】 図1
【解決手段】流体の流入通路2を、流入通路2の外周に配置した整流翼8が配置された外周部分4と、整流翼8の内側の整流翼8がない内側部分5に区画し、流体が内側部分5の流入を制御するバルブ9を内側部分5に配置した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体の圧縮を行うコンプレッサ、特に遠心式コンプレッサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に知られた遠心コンプレッサは、円筒型形状をした流入通路と、この流入通路と直交方向に延びる渦巻き状の排出通路とを有している。排出通路は、その内壁の形状を漸進的に変化させた部分を持つのが一般的である。インペラーは、シャフトに取り付けられ、流入通路と排出通路との間に位置している。インペラーのシャフトは流入通路の軸方向に延びており、外部の駆動力、例えば排気ガスの流れで回転するタービンロータによって回転し、インペラーを回転させる。インペラーの表面(流入通路に面した部分)には、インペラーの回転時に流入通路の流体を圧縮し排出通路に送り込むための複数の翼が凸条に形成されている。
【0003】
遠心コンプレッサは、低流量の場合には効率が悪くなる問題があり、これを改善するために、流入通路を流れる流体の角度を調節することで低流量の場合でも効率が向上することが知られている。具体的には、流体がインペラーに到達する前に、流体にインペラーの回転方向と同じ方向の回転を与えることで効率が向上することが知られている。
【0004】
流入通路を流れる流体の角度を調整するひとつの方法として、流入通路にインペラーに向かって流れる流体の流れを調節する複数のベーンを取り付けることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
米国特許第6039534号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述した従来の技術では、以下に示すような問題がある。
【0007】
複数のベーンがそれぞれの回転軸を中心に連動して回転させることができるので、流入通路の流量に応じて流体の流れ方向を調整できる反面、その構成が非常に複雑となる。
【0008】
更に、多数のベーンを流入通路に配置することで流入通路の有効断面積を小さくしてしまうので、必要となる流体を確保するために流入通路の径を大きくするなど、コンプレッサハウジングの小型化ができない。
【0009】
そこで本発明は、上記問題点を解決すべく、簡易な構成で、流入通路の有効断面積を確保しつつ、効率の面でも劣ることのないコンプレッサを提供することを技術的課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1の発明は、流体の流入通路と排出通路とを有するハウジングと、ハウジング内に収容され前記流入通路と排出通路との間に位置するインペラーと、流入通路の内壁に沿って固定配置される整流翼と、前記整流翼の内側に配置され整流翼の内側の空間を開放又は閉鎖するバルブとからコンプレッサを構成した。
【0011】
請求項1の構成によれば、流入通路の内壁に沿って固定配置された整流翼が配置され、整流翼の部分を通過する流体がインペラーに向かって適切な回転を与えられる。一方、整流翼の内側には整流翼の内側の空間を開放又は閉鎖するバルブが配置され、バルブを閉鎖することで流入通路を流れる流体を整流翼の配置された空間を通して流体の流れに回転を与えたり、バルブを開放することで整流翼の配置されていない空間に流体を流すことを許容したり、流入通路内の流体の流れを選択することができる。
【0012】
請求項2の発明は、整流翼に記流入通路の軸方向に対して所望の曲率を有した彎曲部分を形成したことである。
【0013】
請求項2の発明によれば、整流翼を彎曲させることで、整流翼を通過する流体に所望の回転を与えることができる。
【0014】
請求項3の発明は、整流翼を、流体の流入通路の軸方向に延びるスリーブに支持させたことである。
【0015】
請求項3の発明によれば、整流翼の取り付けが容易となり、更に、整流翼の部分に流す流体と整流翼の内側の空間に流す流体を区分することができ、流体の流れを容易にコントロールし得る。
【0016】
請求項4の発明は、バルブを整流翼よりも流入通路の上流側に配置させたことである。
【0017】
請求項4の発明によれば、バルブを開閉させるための手段が整流翼と干渉することなく配置することができ、加えて、バルブを閉鎖した際にスリーブの内径とバルブによって閉じられた空間を小さくすることができ、流体の流れを滞留させることなく整流翼の部分に流体を流し得る。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るコンプレッサの実施形態を、図面を参照して説明する。図1に示す遠心コンプレッサはハウジング1、流体の流入通路2、渦巻き状のボリュート(排出通路)11を有す。円筒型のスリーブ3は、流入通路2内に軸方向に取り付けられ、流入通路2を外周部分4と内周部分5に区分している。スリーブ3の配置された部分の流入通路2の形状(内周壁)は、スリーブ3を囲むように円筒形状となっている。この部分の流入通路の内径は、スリーブ3の内径の約√2倍となっており、外周部分4の断面積と内周部分5の断面積が等しくなるように形成されている。
【0019】
インペラー6は、図示しないシャフトに固定されており、流入通路2の下流端に配置されている。ボリュート11は、インペラー6の外周に、略円筒形状の流入通路2の径方向に渦巻き状に形成されている。インペラー6の表面(流体通路2に対抗する面)には、複数の翼61が流体通路2に向かって凸条に突出している。それぞれの翼61は、周知のインペラーと同様に適宜の曲線に沿って彎曲している。シャフトが図示しない駆動源からの駆動力によって回転することでインペラーが回転し、流体通路2の流体(例えば、空気)がインペラー6側に吸引され、ボリュート11へ吐出される。
【0020】
ハウジング1に形成された流入通路2は、スリーブ3の配置される円筒部分から、インペラー6に向かって径が徐々に小さくなっており、円筒カラー7が取り付けられるインペラー6の手前で最小径となる先細り部分71を有する。この先細り部分71の径は、スリーブ3の内径(つまり、内周部分5の径)と等しくなっており、吸入される流体は最大流量となった場合でも、内周部分5を通過する流体は圧縮されたり、乱されたりすることなく円筒カラー7を通過することができる。
【0021】
図3に拡大図を示すように、スリーブ3の外側表面には合計18個の翼8がスリーブ3の軸方向に一体となるように形成されている。図3から明らかなように、それぞれの翼8はスリーブ3の軸方向に対して彎曲している。翼8は流入通路2の外周部分4に配置され、翼8が彎曲していることにより外周部分4を流れる流体の流れにプレ・スワールを与えることができる。プレ・スワールの回転方向は、インペラー6が図示しないシャフトと共に回転する回転方向と同方向となるように翼8の彎曲方向が設定されている。
【0022】
図1、図2に示すように、流体通路2の内側部分5には、内側部分5を閉鎖可能なバルブ9が配置している。バルブ9はシャフト10に対し相対回転不能に取り付けられ、図示しない駆動源(モータなど)でシャフト10を回転させることによって、流体通路2の内側部分5を閉鎖又は連通させる。なお、シャフト10は、スリーブ3とハウジング1を貫通しており、駆動源はハウジング1の外側に取り付けられる。シャフト10は、スリーブ3に取り付けられた翼8と干渉することのないように、流体通路2の内側部分5の上流側に配置されている。また、図1において、バルブ9の閉鎖状態を実線で示し、バブル9の開放(内側部分5の連通状態)を破線で示している。
【0023】
図4では、流体通路2を流れる流体量とプレ・スワールによる流体の回転角度の違いによって、コンプレッサの効率を変化させていく様子を示している。この試験における流体は空気を用いており、インペラー6の回転速度は一定として測定した。流体の回転角度は、翼8の彎曲の大きさで決定される。図4において、彎曲の大きさは角度で示され、スリーブ3の軸方向と翼8の下流側(インペラー6側)の端部における接線との相対的な角度を0度、50度、70度とした場合のコンプレッサの効率を示している。図4から明らかなように、流体通路2を流れる空気の流量が大きいとき、特に空気の流量が70g/s以上の流量のときには、0度(翼8の彎曲がなく、プレ・スワールによる流体の回転がない状態)の効率が最も高い。一方、彎曲が0度の翼8を用いると流量が60g/s以下の場合は、翼8の彎曲を50度、70度とすることでコンプレッサ効率を高めることができる。図4に示した試験結果は、流体通路2を流れる空気の量が少ないときにはプレ・スワールの角度を大きくするため翼8の彎曲を大きくし、流体通路2を流れる空気の量が多いときにはプレ・スワールの角度を小さくするため翼8の彎曲を小さくすることが望ましいことを明確に示している。
【0024】
図5では、流体通路2を流れる流体量の変化に応じて、100k回転から160k回転に回転数をそれぞれ固定した場合に、プレ・スワールによる流体の回転角度が圧力比を変化させていく様子を示している。図5から明らかなように、流体の回転角度を70度に設定すると、50度や0度に設定した場合に比べ、空気が低流量であっても圧力比を発生させることができ、サージ域を減少することができることが明らかである。
【0025】
図4と図5に示した試験結果に基づき、図1乃至図3に示した実施の形態の作動について説明する。
【0026】
それぞれの試験結果は、流体通路2を流れる空気の流れが低流量の場合にプレ・スワールによる流体の回転角度が大きくなることが好ましく、流体通路2を流れる空気の流れが多い場合にプレ・スワールによる流体の回転角度が小さくなることが好ましい。これを達成するため、図1乃至図3に示した実施の形態においては、流体の流量が60g/s未満の場合には、シャフト10を駆動させてバルブ9を閉鎖する。これによって、流体通路2を流れる流体の全てが外周部分4を流れるようにし、流体がインペラー6に到達する前に彎曲した翼8によってプレ・スワールを発生させるようにする。一方、流体の流量が60g/s以上となった場合には、シャフト10を駆動させてバルブ9を開放する。これによって、流体通路2を流れる流体の大部分が内周部分5を流れるようにし、プレ・スワールを発生させないようにする。
【0027】
このようにバルブ9の開閉のみをコントロールすることによって、流体の流量に影響することなく、コンプレッサの効率が高い部分のみを使用することができると共に、サージ域を減らすことが可能となる。
【0028】
以上、本実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、シャフト10の両端をハウジング1で支える必要はなく、シャフト10の一方の片のみをハウジング1で支えることも可能である。また、本実施の形態においては、流体通路2を流れる流量が60m/sを境にバルブ9の開閉を制御しているが、この値については、流体通路2を形成するハウジング1の径とスリーブ3の内径との比、流体の種類、インペラー6の形状などに応じて適宜設定されるものである。更に、本実施の形態においては、バルブ9を全閉又は全閉に制御しているが、シャフト10の回転を流体の流量に比例してリニアに制御することも可能である。
【0029】
【発明の効果】
本発明によると、整流翼の内側の空間に配置したバルブを開閉することによって流入通路を流れる流体が、整流翼によってプレ・スワールを発生させるか否かをコントロールできるので非常に簡単な構成で、コンプレッサ効率が高く、且つサージ域が少ないコンプレッサとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における遠心コンプレッサの断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のスリーブ及び整流翼の斜視図である。
【図4】図1の遠心コンプレッサのインペラーが同じ速度で回転した場合の異なった整流翼の角度でプレ・スワールを発生させた効率を示すグラフである。
【図5】図1の遠心コンプレッサのインペラーが同じ速度で回転した場合の異なった整流翼の角度でプレ・スワールを発生させた圧縮比を示すグラフである。
【符号の説明】
1・・・ハウジング
2・・・流入通路
6・・・インペラー
8・・・翼(整流翼)
9・・・バルブ
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体の圧縮を行うコンプレッサ、特に遠心式コンプレッサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に知られた遠心コンプレッサは、円筒型形状をした流入通路と、この流入通路と直交方向に延びる渦巻き状の排出通路とを有している。排出通路は、その内壁の形状を漸進的に変化させた部分を持つのが一般的である。インペラーは、シャフトに取り付けられ、流入通路と排出通路との間に位置している。インペラーのシャフトは流入通路の軸方向に延びており、外部の駆動力、例えば排気ガスの流れで回転するタービンロータによって回転し、インペラーを回転させる。インペラーの表面(流入通路に面した部分)には、インペラーの回転時に流入通路の流体を圧縮し排出通路に送り込むための複数の翼が凸条に形成されている。
【0003】
遠心コンプレッサは、低流量の場合には効率が悪くなる問題があり、これを改善するために、流入通路を流れる流体の角度を調節することで低流量の場合でも効率が向上することが知られている。具体的には、流体がインペラーに到達する前に、流体にインペラーの回転方向と同じ方向の回転を与えることで効率が向上することが知られている。
【0004】
流入通路を流れる流体の角度を調整するひとつの方法として、流入通路にインペラーに向かって流れる流体の流れを調節する複数のベーンを取り付けることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
米国特許第6039534号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述した従来の技術では、以下に示すような問題がある。
【0007】
複数のベーンがそれぞれの回転軸を中心に連動して回転させることができるので、流入通路の流量に応じて流体の流れ方向を調整できる反面、その構成が非常に複雑となる。
【0008】
更に、多数のベーンを流入通路に配置することで流入通路の有効断面積を小さくしてしまうので、必要となる流体を確保するために流入通路の径を大きくするなど、コンプレッサハウジングの小型化ができない。
【0009】
そこで本発明は、上記問題点を解決すべく、簡易な構成で、流入通路の有効断面積を確保しつつ、効率の面でも劣ることのないコンプレッサを提供することを技術的課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1の発明は、流体の流入通路と排出通路とを有するハウジングと、ハウジング内に収容され前記流入通路と排出通路との間に位置するインペラーと、流入通路の内壁に沿って固定配置される整流翼と、前記整流翼の内側に配置され整流翼の内側の空間を開放又は閉鎖するバルブとからコンプレッサを構成した。
【0011】
請求項1の構成によれば、流入通路の内壁に沿って固定配置された整流翼が配置され、整流翼の部分を通過する流体がインペラーに向かって適切な回転を与えられる。一方、整流翼の内側には整流翼の内側の空間を開放又は閉鎖するバルブが配置され、バルブを閉鎖することで流入通路を流れる流体を整流翼の配置された空間を通して流体の流れに回転を与えたり、バルブを開放することで整流翼の配置されていない空間に流体を流すことを許容したり、流入通路内の流体の流れを選択することができる。
【0012】
請求項2の発明は、整流翼に記流入通路の軸方向に対して所望の曲率を有した彎曲部分を形成したことである。
【0013】
請求項2の発明によれば、整流翼を彎曲させることで、整流翼を通過する流体に所望の回転を与えることができる。
【0014】
請求項3の発明は、整流翼を、流体の流入通路の軸方向に延びるスリーブに支持させたことである。
【0015】
請求項3の発明によれば、整流翼の取り付けが容易となり、更に、整流翼の部分に流す流体と整流翼の内側の空間に流す流体を区分することができ、流体の流れを容易にコントロールし得る。
【0016】
請求項4の発明は、バルブを整流翼よりも流入通路の上流側に配置させたことである。
【0017】
請求項4の発明によれば、バルブを開閉させるための手段が整流翼と干渉することなく配置することができ、加えて、バルブを閉鎖した際にスリーブの内径とバルブによって閉じられた空間を小さくすることができ、流体の流れを滞留させることなく整流翼の部分に流体を流し得る。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るコンプレッサの実施形態を、図面を参照して説明する。図1に示す遠心コンプレッサはハウジング1、流体の流入通路2、渦巻き状のボリュート(排出通路)11を有す。円筒型のスリーブ3は、流入通路2内に軸方向に取り付けられ、流入通路2を外周部分4と内周部分5に区分している。スリーブ3の配置された部分の流入通路2の形状(内周壁)は、スリーブ3を囲むように円筒形状となっている。この部分の流入通路の内径は、スリーブ3の内径の約√2倍となっており、外周部分4の断面積と内周部分5の断面積が等しくなるように形成されている。
【0019】
インペラー6は、図示しないシャフトに固定されており、流入通路2の下流端に配置されている。ボリュート11は、インペラー6の外周に、略円筒形状の流入通路2の径方向に渦巻き状に形成されている。インペラー6の表面(流体通路2に対抗する面)には、複数の翼61が流体通路2に向かって凸条に突出している。それぞれの翼61は、周知のインペラーと同様に適宜の曲線に沿って彎曲している。シャフトが図示しない駆動源からの駆動力によって回転することでインペラーが回転し、流体通路2の流体(例えば、空気)がインペラー6側に吸引され、ボリュート11へ吐出される。
【0020】
ハウジング1に形成された流入通路2は、スリーブ3の配置される円筒部分から、インペラー6に向かって径が徐々に小さくなっており、円筒カラー7が取り付けられるインペラー6の手前で最小径となる先細り部分71を有する。この先細り部分71の径は、スリーブ3の内径(つまり、内周部分5の径)と等しくなっており、吸入される流体は最大流量となった場合でも、内周部分5を通過する流体は圧縮されたり、乱されたりすることなく円筒カラー7を通過することができる。
【0021】
図3に拡大図を示すように、スリーブ3の外側表面には合計18個の翼8がスリーブ3の軸方向に一体となるように形成されている。図3から明らかなように、それぞれの翼8はスリーブ3の軸方向に対して彎曲している。翼8は流入通路2の外周部分4に配置され、翼8が彎曲していることにより外周部分4を流れる流体の流れにプレ・スワールを与えることができる。プレ・スワールの回転方向は、インペラー6が図示しないシャフトと共に回転する回転方向と同方向となるように翼8の彎曲方向が設定されている。
【0022】
図1、図2に示すように、流体通路2の内側部分5には、内側部分5を閉鎖可能なバルブ9が配置している。バルブ9はシャフト10に対し相対回転不能に取り付けられ、図示しない駆動源(モータなど)でシャフト10を回転させることによって、流体通路2の内側部分5を閉鎖又は連通させる。なお、シャフト10は、スリーブ3とハウジング1を貫通しており、駆動源はハウジング1の外側に取り付けられる。シャフト10は、スリーブ3に取り付けられた翼8と干渉することのないように、流体通路2の内側部分5の上流側に配置されている。また、図1において、バルブ9の閉鎖状態を実線で示し、バブル9の開放(内側部分5の連通状態)を破線で示している。
【0023】
図4では、流体通路2を流れる流体量とプレ・スワールによる流体の回転角度の違いによって、コンプレッサの効率を変化させていく様子を示している。この試験における流体は空気を用いており、インペラー6の回転速度は一定として測定した。流体の回転角度は、翼8の彎曲の大きさで決定される。図4において、彎曲の大きさは角度で示され、スリーブ3の軸方向と翼8の下流側(インペラー6側)の端部における接線との相対的な角度を0度、50度、70度とした場合のコンプレッサの効率を示している。図4から明らかなように、流体通路2を流れる空気の流量が大きいとき、特に空気の流量が70g/s以上の流量のときには、0度(翼8の彎曲がなく、プレ・スワールによる流体の回転がない状態)の効率が最も高い。一方、彎曲が0度の翼8を用いると流量が60g/s以下の場合は、翼8の彎曲を50度、70度とすることでコンプレッサ効率を高めることができる。図4に示した試験結果は、流体通路2を流れる空気の量が少ないときにはプレ・スワールの角度を大きくするため翼8の彎曲を大きくし、流体通路2を流れる空気の量が多いときにはプレ・スワールの角度を小さくするため翼8の彎曲を小さくすることが望ましいことを明確に示している。
【0024】
図5では、流体通路2を流れる流体量の変化に応じて、100k回転から160k回転に回転数をそれぞれ固定した場合に、プレ・スワールによる流体の回転角度が圧力比を変化させていく様子を示している。図5から明らかなように、流体の回転角度を70度に設定すると、50度や0度に設定した場合に比べ、空気が低流量であっても圧力比を発生させることができ、サージ域を減少することができることが明らかである。
【0025】
図4と図5に示した試験結果に基づき、図1乃至図3に示した実施の形態の作動について説明する。
【0026】
それぞれの試験結果は、流体通路2を流れる空気の流れが低流量の場合にプレ・スワールによる流体の回転角度が大きくなることが好ましく、流体通路2を流れる空気の流れが多い場合にプレ・スワールによる流体の回転角度が小さくなることが好ましい。これを達成するため、図1乃至図3に示した実施の形態においては、流体の流量が60g/s未満の場合には、シャフト10を駆動させてバルブ9を閉鎖する。これによって、流体通路2を流れる流体の全てが外周部分4を流れるようにし、流体がインペラー6に到達する前に彎曲した翼8によってプレ・スワールを発生させるようにする。一方、流体の流量が60g/s以上となった場合には、シャフト10を駆動させてバルブ9を開放する。これによって、流体通路2を流れる流体の大部分が内周部分5を流れるようにし、プレ・スワールを発生させないようにする。
【0027】
このようにバルブ9の開閉のみをコントロールすることによって、流体の流量に影響することなく、コンプレッサの効率が高い部分のみを使用することができると共に、サージ域を減らすことが可能となる。
【0028】
以上、本実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、シャフト10の両端をハウジング1で支える必要はなく、シャフト10の一方の片のみをハウジング1で支えることも可能である。また、本実施の形態においては、流体通路2を流れる流量が60m/sを境にバルブ9の開閉を制御しているが、この値については、流体通路2を形成するハウジング1の径とスリーブ3の内径との比、流体の種類、インペラー6の形状などに応じて適宜設定されるものである。更に、本実施の形態においては、バルブ9を全閉又は全閉に制御しているが、シャフト10の回転を流体の流量に比例してリニアに制御することも可能である。
【0029】
【発明の効果】
本発明によると、整流翼の内側の空間に配置したバルブを開閉することによって流入通路を流れる流体が、整流翼によってプレ・スワールを発生させるか否かをコントロールできるので非常に簡単な構成で、コンプレッサ効率が高く、且つサージ域が少ないコンプレッサとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における遠心コンプレッサの断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のスリーブ及び整流翼の斜視図である。
【図4】図1の遠心コンプレッサのインペラーが同じ速度で回転した場合の異なった整流翼の角度でプレ・スワールを発生させた効率を示すグラフである。
【図5】図1の遠心コンプレッサのインペラーが同じ速度で回転した場合の異なった整流翼の角度でプレ・スワールを発生させた圧縮比を示すグラフである。
【符号の説明】
1・・・ハウジング
2・・・流入通路
6・・・インペラー
8・・・翼(整流翼)
9・・・バルブ
Claims (4)
- 流体の流入通路と排出通路とを有するハウジングと、
該ハウジング内に収容され前記流入通路と前記排出通路との間に位置するインペラーと、
前記流入通路の内壁に沿って固定配置される整流翼と、
該整流翼の内側に配置され前記整流翼の内側の空間を開放又は閉鎖するバルブとからなるコンプレッサ。 - 前記整流翼は、前記流入通路の軸方向に対して所望の曲率を有した彎曲部分を備えていることを特徴とする、請求項1記載のコンプレッサ。
- 前記整流翼は、前記流体の流入通路の軸方向に延びるスリーブに支持されていることを特徴とする、請求項2記載のコンプレッサ。
- 前記バルブは、前記整流翼よりも前記流入通路の上流側に配置されていることを特徴とする、請求項3に記載のコンプレッサ。
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