JP2004044310A - ドア - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、家屋で使用される、軽量で、反りが生ぜず変形しにくいドアを提供する。
【解決手段】少なくとも左右一対の縦かまちと上下一対の横かまちからなる枠体に表面部材が固定されてなるドアであって、前記表面部材の少なくとも1面に、延伸倍率20〜40倍の延伸オレフィン系樹脂シートが積層されていることを特徴とするドアであり、延伸オレフィン系樹脂シートの延伸方向と、ドアの長さ方向が略同一方向であるのが好ましく、又、表面に化粧シートが積層されているのが好ましい。
【選択図】 なし
【解決手段】少なくとも左右一対の縦かまちと上下一対の横かまちからなる枠体に表面部材が固定されてなるドアであって、前記表面部材の少なくとも1面に、延伸倍率20〜40倍の延伸オレフィン系樹脂シートが積層されていることを特徴とするドアであり、延伸オレフィン系樹脂シートの延伸方向と、ドアの長さ方向が略同一方向であるのが好ましく、又、表面に化粧シートが積層されているのが好ましい。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はドアに関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭用家屋においては木質のドアが一般に使用されているが、ドアを1枚の板で作ると、重い、高価である等の欠点があり、最近では左右一対の縦かまちと上下一対の横かまちからなる枠体に表面部材が固定されているドア、所謂、フラッシュ構造のドアが使用されている。
【0003】
このドアは、製造が容易であり、軽量であって、表面に加飾することにより高級感を付与することができるので広く使用されているが、大きなドアになると経時により反りが生じ変形するという欠点があった。
【0004】
上記欠点を解消する方法として、実開昭64−7694号には、かまち部材に鉄板よりなる補強部材を取り付けたドアが提案されているが、反り防止の効果は十分ではなく、重くなるという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、軽量で、反りが生ぜず変形しにくいドアを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のドアは、少なくとも左右一対の縦かまちと上下一対の横かまちからなる枠体に表面部材が固定されてなるドアであって、前記表面部材の少なくとも1面に、延伸倍率20〜40倍の延伸オレフィン系樹脂シートが積層されていることを特徴とする。
【0007】
上記延伸オレフィン系樹脂シートを構成するオレフィン系樹脂としては、フィルム形成能を有する任意のオレフィン系樹脂が使用でき、例えば、高密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、低密度ポリエチレン樹脂、線状低密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ペンテン−1共重合体、エチレン―酢酸ビニル共重合体、エチレン―(メタ)アクリル酸エステル共重合体、エチレン―塩化ビニル共重合体、エチレン―プロピレン―ブテン共重合体等が挙げられ、高密度ポリエチレン樹脂が好適に使用される。
【0008】
延伸オレフィン系樹脂シートは20〜40倍と高度に延伸され、且つ、引張強度、弾性率等の機械的強度が高いものが好ましいが、高密度ポリエチレン樹脂の密度は小さくなると延伸しても機械的強度が向上しなくなるので、0.94g/cm3 以上が好ましい。
【0009】
又、高密度ポリエチレン樹脂の重量平均分子量は、小さくなり過ぎると延伸しても機械的強度があまり向上せず、大きくなり過ぎるとフィルム成形や延伸がしにくくなるので、20万〜50万が好ましく、メルトインデックス(MI)はフィルム成形性が優れている0.1〜20が好ましく、より好ましくは0.2〜10である。
【0010】
延伸オレフィン系樹脂シートは20〜40倍と高度に延伸されている。延伸倍率は小さいと機械的強度が向上せず、大きくなると横裂けしやすくなるので20〜40倍であり、好ましくは22〜35倍である。
【0011】
オレフィン系樹脂シートの延伸方法は従来公知の任意の方法が採用されてよいが、20〜40倍と高度に延伸するのであるから、オレフィン系樹脂シートを圧延した後、延伸又は延伸を複数回繰り返す多段延伸する方法が好ましい。
【0012】
上記圧延は、オレフィン系樹脂シートを一対の反対方向に回転するロールに供給し、押圧してシートの厚みを薄くすると共に伸長する方法であり、圧延されたシートは延伸シートとは異なり、オレフィン系樹脂が配向されることなく緻密になっているので、高度に延伸しやすくなっている。
【0013】
圧延温度は、低くなると均一に圧延できず、高くなると溶融切断するので、圧延する際のロール温度は、圧延するオレフィン系樹脂シートのオレフィン系樹脂の「融点−40℃」〜融点の範囲が好ましく、より好ましくは、オレフィン系樹脂の「融点−30℃」〜「融点−5℃」である。
【0014】
尚、本発明において、融点とは示差走査型熱量測定機(DSC)で熱分析を行った際に認められる、結晶の融解に伴う吸熱ピークの最大点をいう。
【0015】
又、圧延倍率は小さいと後の延伸に負担がかかり、大きくするのは圧延が困難になるので4〜10倍が好ましい。尚、本発明において、圧延倍率及び延伸倍率は、圧延又は延伸前のシートの断面積を圧延又は延伸後のシートの断面積で徐した値である。
【0016】
上記延伸は、従来公知の任意の方法でよく、例えば、ロール延伸法、ゾーン延伸法により、ヒータや熱風により加熱しながら延伸する方法が挙げられる。
【0017】
延伸温度は、低くなると均一に延伸できず、高くなるとシートが溶融切断するので、延伸するオレフィン系樹脂シートのオレフィン系樹脂の「融点−60℃」〜融点の範囲が好ましく、より好ましくは、オレフィン系樹脂の「融点−50℃」〜「融点−5℃」である。
【0018】
又、延伸倍率は、全体の延伸倍率が20〜40倍であるから、圧延倍率を考慮し、全体の延伸倍率がこの範囲にはいるように決定すればよいが、延伸が少ないと機械的強度が向上しないので、2倍以上が好ましく、より好ましくは3倍以上である。尚、全体の延伸倍率は圧延倍率と延伸倍率を乗じた数値である。
【0019】
延伸オレフィン系樹脂シートは、薄くなると機械的強度が低下し、厚くなると、延伸方向に割れやすくなるため、その厚みは一般に0.05〜1mmであり、好ましくは0.1〜0.5mmである。
【0020】
本発明のドアは、少なくとも左右一対の縦かまちと上下一対の横かまちからなる枠体に表面部材が固定されてなるドアであって、枠体には補強部材が取り付けられてもよいし、表面部材は一般に枠体の両面に固定される。
【0021】
上記枠体及び表面部材の材料としては、従来からドアの材料として使用されている任意の材料が使用でき、例えば、単板、合板、合成樹脂板、繊維強化合成樹脂板等が挙げられる。
【0022】
上記合板は一般にドア等に使用されている材料であり、木材を粉々にして繊維状にしたものを成形したもので、特に、密度が350〜800kg/cm3 の中密度繊維板が好適に使用される。
【0023】
上記合成樹脂板としては、例えば、ポリエチレン樹脂板、ポリプロピレン樹脂板、塩化ビニル樹脂板等が挙げられる。
【0024】
又、繊維強化合成樹脂板としては、例えば、ガラス繊維で強化された、不飽和ポリエステル樹脂板、エポキシ樹脂板、発泡ポリウレタン樹脂板等が挙げられる。
【0025】
本発明においては、上記表面部材の少なくとも1面に上記延伸オレフィン系樹脂シートが積層されているが、表面部材の両面に上記延伸オレフィン系樹脂シートが積層されていてもよいし、表面部材の1面に上記延伸オレフィン系樹脂シートが複数層積層されていてもよい。
【0026】
又、一方の表面部材のみに上記延伸オレフィン系樹脂シートが積層されていてもよいし、両面の表面部材に上記延伸オレフィン系樹脂シートが積層されていてもよい。
【0027】
但し、ドアは長さ方向に反りやすいので、少なくとも一枚の延伸オレフィン系樹脂シートの延伸方向とドアの長さ方向が略同一になるように積層されているのが好ましい。
【0028】
更に、ドアの幅方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シートが積層されていると、幅方向の反りも制御されるので好ましい。即ち、少なくとも一枚の延伸オレフィン系樹脂シートの延伸方向とドアの長さ方向が略同一になり、他の少なくとも一枚の延伸オレフィン系樹脂シートの延伸方向とドアの幅方向が略同一になるように積層するのが好ましく、この場合、両方のシートを表面部材の一面に積層してもよいし、表面部材の両面にそれぞれのシートを積層してもよい。
【0029】
又、ドアの表面側には加飾のために化粧シートが積層されているのが好ましい。上記化粧シートとしては、従来から室内用化粧シートとして使用されている任意の化粧シートが使用可能であり、例えば、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂と着色剤を混合成形した着色シート、紙、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂シートの表面に景色、動物、静物、木目模様、大理石模様等を印刷したシート等が挙げられる。
【0030】
本発明におけるドアの好ましい構成としては、例えば、次のような構成が挙げられる。
・表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート
・表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−化粧シート
【0031】
・表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−ドアの幅方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート
・表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−ドアの幅方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−化粧シート
【0032】
・ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−表面部材−化粧シート
・ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート
【0033】
・ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−化粧シート
・ドアの幅方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−化粧シート
【0034】
・ドアの幅方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−ドアの幅方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−化粧シート
【0035】
積層の構成は上記構成に限られるものではなく、適宜決定されればよく、又、両面の表面部材に同様に積層してもよく、適宜組み合わせを変更して積層してもよい。
【0036】
表面部材と延伸オレフィン系樹脂シートと化粧シートの接着方法は従来公知の任意の接着方法が採用されてよく、例えば、ゴム系、アクリル系、ウレタン系、シリコン系等の接着剤や粘着剤で接着する方法、エチレンー酢酸ビニル共重合体、線状低密度ポリエチレン樹脂等のホットメルト型接着剤で接着する方法、高周波加熱により接着する方法等が挙げられる。
【0037】
上記ホットメルト型接着剤で接着する際には、ホットメルト接着剤を溶融し、塗布しながら接着してもよいし、ホットメルト接着剤シートを積層し、加熱加圧しながら接着してもよいが、加熱温度が高くなると、延伸オレフィン系樹脂シートが収縮するようになるので、延伸オレフィン系樹脂シートが実質的に熱収縮しない温度、即ち、延伸熱可塑性樹脂シートを構成する熱可塑性樹脂の「融点−10℃」以下で接着されるのが好ましい。
【0038】
高周波加熱により接着する場合は、高周波加熱により加熱溶融されうる塩化ビニル樹脂シート、塩素化ポリエチレン樹脂シート等を積層し、高周波を印加して接着する。尚、この際には化粧シートも高周波により加熱されない材料で製造されているのが好ましい。
【0039】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施例を説明する。
【0040】
(実施例1)
重量平均分子量(Mw)3.3×105 、融点135℃の高密度ポリエチレン樹脂(日本ポリケム社製)を、同方向二軸混練押出機(プラスチック工学研究所製)に供給して樹脂温度200℃で溶融混練した後、溶融混練物をロール温度110℃に制御したカレンダー成形機にて幅340mm、厚さ5.0mmにシート成形してポリエチレン樹脂シートを得た。
【0041】
得られたポリエチレン樹脂シートを120℃に加熱した圧延成形機(積水工機製作所製)を用いて圧延倍率9.4倍に圧延し、幅340mm、厚み530μmの圧延シートを得た。
【0042】
得られた圧延シートを110℃に加熱された熱風加熱式の多段延伸装置(協和エンジニアリング製)にて3.0倍の多段延伸を行い、総延伸倍率28.2倍、幅200mm、厚さ300μmの延伸ポリエチレン樹脂シートを得た。
【0043】
フィルム融着装置(甲南設計工業製)を用いて得られた延伸ポリエチレン樹脂シートの片面に、融点120℃、幅190mm、厚さ30μmの線状低密度ポリエチレン樹脂シート(積水フィルム社製)を160℃の加熱ロールにて積層しながら熱融着(シート温度125℃)した。
【0044】
更に、延伸ポリエチレン樹脂シートの他面に、上記線状低密度ポリエチレン樹脂シートを同様にして熱融着することにより、厚さ360μmの積層シートを得た。
【0045】
長さ1800mm、幅900mm、厚さ3.0mmの中密度繊維板(25タイプ、密度600kg/m3 、曲げ強度25N/mm2 )の一面に、幅180mmにスリットした上記積層シート2枚を、延伸方向と中密度繊維板の長さ方向が一致するように、且つ、積層シートが重なり合わないように端面を突合せるように並べ、プレス機にて120℃、5.0kg/cm2 の条件で熱融着した。
【0046】
更に、その上面に、長さ1800mm、幅900mm、厚さ0.1mmの塩化ビニル樹脂シート(三菱化学MKV社製、商品名アルトロン)を同様の条件で熱融着した。
【0047】
又、中密度繊維板の他面には、長さ1800mm、幅900mmで、表面に木目調の印刷が施されている片面粘着剤付きポリオレフィン系樹脂化粧シート(積水化学社製、商品名パロアPKWO−720)を貼付し、表面部材を得た。
【0048】
33mm角の角材(米松)を縦かまち及び横かまちとして使用し、長さ1800mm、幅900mm、高さ33mmの枠体を得た。
【0049】
上記表面部材を、化粧シートが下側になるように置き、その上に上記枠体を重ねて置いた。枠体と表面部材で形成された中空部には高さ33mmの紙製ハニカムボードを隙間のないように敷き詰めた。
【0050】
次に、他の上記表面部材を、化粧シートが上側になるように枠体上に重ねて置き、高周波加熱装置で5分間加熱し、2枚の表面部材と枠体を接着することにより本発明のドアを得た。
【0051】
(比較例1)
実施例1で使用した中密度繊維板の一面に、実施例1で使用した片面粘着剤付きポリオレフィン系樹脂化粧シートを貼付し、他面に塩化ビニル樹脂(徳山積水社製、商品名TS1000R)を塗布して表面部材を得た。得られた表面部材を用いて実施例1で行ったと同様にしてドアを得た。
【0052】
反り評価
縦約3m、横約5mの部屋の中央に、暑さ35mmのパーティクルボードで間仕切りを作成することにより、小部屋A及びBを作成した。間仕切りに高さ1800mm、幅900mmの穴をあけ、得られたドアを取り付けた。
【0053】
ドアの幅方向の中央、高さ10mmの位置(位置a)及びドアの幅方向の中央、高さ900mmの位置(位置b)の2箇所(小部屋A側)にマイクロメータを取り付け、小部屋A及びBの室温を23℃、湿度を30%に調整し、マイクロメータを0に設定した。
【0054】
次に、小部屋Aの室温及び湿度を下記の通り調整し、12時間後に位置a及び位置bのマイクロメータの値を読み、「位置b−位置a」の値を表1に示した。
・実験例1 室温を50℃、湿度を30%
・実験例2 室温を23℃、湿度を70%
・実験例3 室温を50℃、湿度を70%
【0055】
【表1】
【0056】
【発明の効果】
請求項1に記載のドアの構成は上述の通りであり、表面部材に延伸倍率20〜40倍の延伸オレフィン系樹脂シートを積層するだけなので、容易に製造でき、得られたドアは高温高湿や内外の温度、湿度差が大きい環境下で使用されても反りが発生せず変形しないので、長期間好適に使用できる。
【0057】
請求項2に記載のドアは長さ方向への反りが発生しにくく、長期間好適に使用できる。
更に、請求項3に記載のドアは表面が美麗であり、室内のドアとして好適に使用できる。
【発明の属する技術分野】
本発明はドアに関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭用家屋においては木質のドアが一般に使用されているが、ドアを1枚の板で作ると、重い、高価である等の欠点があり、最近では左右一対の縦かまちと上下一対の横かまちからなる枠体に表面部材が固定されているドア、所謂、フラッシュ構造のドアが使用されている。
【0003】
このドアは、製造が容易であり、軽量であって、表面に加飾することにより高級感を付与することができるので広く使用されているが、大きなドアになると経時により反りが生じ変形するという欠点があった。
【0004】
上記欠点を解消する方法として、実開昭64−7694号には、かまち部材に鉄板よりなる補強部材を取り付けたドアが提案されているが、反り防止の効果は十分ではなく、重くなるという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、軽量で、反りが生ぜず変形しにくいドアを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のドアは、少なくとも左右一対の縦かまちと上下一対の横かまちからなる枠体に表面部材が固定されてなるドアであって、前記表面部材の少なくとも1面に、延伸倍率20〜40倍の延伸オレフィン系樹脂シートが積層されていることを特徴とする。
【0007】
上記延伸オレフィン系樹脂シートを構成するオレフィン系樹脂としては、フィルム形成能を有する任意のオレフィン系樹脂が使用でき、例えば、高密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、低密度ポリエチレン樹脂、線状低密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ペンテン−1共重合体、エチレン―酢酸ビニル共重合体、エチレン―(メタ)アクリル酸エステル共重合体、エチレン―塩化ビニル共重合体、エチレン―プロピレン―ブテン共重合体等が挙げられ、高密度ポリエチレン樹脂が好適に使用される。
【0008】
延伸オレフィン系樹脂シートは20〜40倍と高度に延伸され、且つ、引張強度、弾性率等の機械的強度が高いものが好ましいが、高密度ポリエチレン樹脂の密度は小さくなると延伸しても機械的強度が向上しなくなるので、0.94g/cm3 以上が好ましい。
【0009】
又、高密度ポリエチレン樹脂の重量平均分子量は、小さくなり過ぎると延伸しても機械的強度があまり向上せず、大きくなり過ぎるとフィルム成形や延伸がしにくくなるので、20万〜50万が好ましく、メルトインデックス(MI)はフィルム成形性が優れている0.1〜20が好ましく、より好ましくは0.2〜10である。
【0010】
延伸オレフィン系樹脂シートは20〜40倍と高度に延伸されている。延伸倍率は小さいと機械的強度が向上せず、大きくなると横裂けしやすくなるので20〜40倍であり、好ましくは22〜35倍である。
【0011】
オレフィン系樹脂シートの延伸方法は従来公知の任意の方法が採用されてよいが、20〜40倍と高度に延伸するのであるから、オレフィン系樹脂シートを圧延した後、延伸又は延伸を複数回繰り返す多段延伸する方法が好ましい。
【0012】
上記圧延は、オレフィン系樹脂シートを一対の反対方向に回転するロールに供給し、押圧してシートの厚みを薄くすると共に伸長する方法であり、圧延されたシートは延伸シートとは異なり、オレフィン系樹脂が配向されることなく緻密になっているので、高度に延伸しやすくなっている。
【0013】
圧延温度は、低くなると均一に圧延できず、高くなると溶融切断するので、圧延する際のロール温度は、圧延するオレフィン系樹脂シートのオレフィン系樹脂の「融点−40℃」〜融点の範囲が好ましく、より好ましくは、オレフィン系樹脂の「融点−30℃」〜「融点−5℃」である。
【0014】
尚、本発明において、融点とは示差走査型熱量測定機(DSC)で熱分析を行った際に認められる、結晶の融解に伴う吸熱ピークの最大点をいう。
【0015】
又、圧延倍率は小さいと後の延伸に負担がかかり、大きくするのは圧延が困難になるので4〜10倍が好ましい。尚、本発明において、圧延倍率及び延伸倍率は、圧延又は延伸前のシートの断面積を圧延又は延伸後のシートの断面積で徐した値である。
【0016】
上記延伸は、従来公知の任意の方法でよく、例えば、ロール延伸法、ゾーン延伸法により、ヒータや熱風により加熱しながら延伸する方法が挙げられる。
【0017】
延伸温度は、低くなると均一に延伸できず、高くなるとシートが溶融切断するので、延伸するオレフィン系樹脂シートのオレフィン系樹脂の「融点−60℃」〜融点の範囲が好ましく、より好ましくは、オレフィン系樹脂の「融点−50℃」〜「融点−5℃」である。
【0018】
又、延伸倍率は、全体の延伸倍率が20〜40倍であるから、圧延倍率を考慮し、全体の延伸倍率がこの範囲にはいるように決定すればよいが、延伸が少ないと機械的強度が向上しないので、2倍以上が好ましく、より好ましくは3倍以上である。尚、全体の延伸倍率は圧延倍率と延伸倍率を乗じた数値である。
【0019】
延伸オレフィン系樹脂シートは、薄くなると機械的強度が低下し、厚くなると、延伸方向に割れやすくなるため、その厚みは一般に0.05〜1mmであり、好ましくは0.1〜0.5mmである。
【0020】
本発明のドアは、少なくとも左右一対の縦かまちと上下一対の横かまちからなる枠体に表面部材が固定されてなるドアであって、枠体には補強部材が取り付けられてもよいし、表面部材は一般に枠体の両面に固定される。
【0021】
上記枠体及び表面部材の材料としては、従来からドアの材料として使用されている任意の材料が使用でき、例えば、単板、合板、合成樹脂板、繊維強化合成樹脂板等が挙げられる。
【0022】
上記合板は一般にドア等に使用されている材料であり、木材を粉々にして繊維状にしたものを成形したもので、特に、密度が350〜800kg/cm3 の中密度繊維板が好適に使用される。
【0023】
上記合成樹脂板としては、例えば、ポリエチレン樹脂板、ポリプロピレン樹脂板、塩化ビニル樹脂板等が挙げられる。
【0024】
又、繊維強化合成樹脂板としては、例えば、ガラス繊維で強化された、不飽和ポリエステル樹脂板、エポキシ樹脂板、発泡ポリウレタン樹脂板等が挙げられる。
【0025】
本発明においては、上記表面部材の少なくとも1面に上記延伸オレフィン系樹脂シートが積層されているが、表面部材の両面に上記延伸オレフィン系樹脂シートが積層されていてもよいし、表面部材の1面に上記延伸オレフィン系樹脂シートが複数層積層されていてもよい。
【0026】
又、一方の表面部材のみに上記延伸オレフィン系樹脂シートが積層されていてもよいし、両面の表面部材に上記延伸オレフィン系樹脂シートが積層されていてもよい。
【0027】
但し、ドアは長さ方向に反りやすいので、少なくとも一枚の延伸オレフィン系樹脂シートの延伸方向とドアの長さ方向が略同一になるように積層されているのが好ましい。
【0028】
更に、ドアの幅方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シートが積層されていると、幅方向の反りも制御されるので好ましい。即ち、少なくとも一枚の延伸オレフィン系樹脂シートの延伸方向とドアの長さ方向が略同一になり、他の少なくとも一枚の延伸オレフィン系樹脂シートの延伸方向とドアの幅方向が略同一になるように積層するのが好ましく、この場合、両方のシートを表面部材の一面に積層してもよいし、表面部材の両面にそれぞれのシートを積層してもよい。
【0029】
又、ドアの表面側には加飾のために化粧シートが積層されているのが好ましい。上記化粧シートとしては、従来から室内用化粧シートとして使用されている任意の化粧シートが使用可能であり、例えば、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂と着色剤を混合成形した着色シート、紙、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂シートの表面に景色、動物、静物、木目模様、大理石模様等を印刷したシート等が挙げられる。
【0030】
本発明におけるドアの好ましい構成としては、例えば、次のような構成が挙げられる。
・表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート
・表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−化粧シート
【0031】
・表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−ドアの幅方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート
・表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−ドアの幅方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−化粧シート
【0032】
・ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−表面部材−化粧シート
・ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート
【0033】
・ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−化粧シート
・ドアの幅方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−化粧シート
【0034】
・ドアの幅方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−表面部材−ドアの長さ方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−ドアの幅方向に延伸された延伸オレフィン系樹脂シート−化粧シート
【0035】
積層の構成は上記構成に限られるものではなく、適宜決定されればよく、又、両面の表面部材に同様に積層してもよく、適宜組み合わせを変更して積層してもよい。
【0036】
表面部材と延伸オレフィン系樹脂シートと化粧シートの接着方法は従来公知の任意の接着方法が採用されてよく、例えば、ゴム系、アクリル系、ウレタン系、シリコン系等の接着剤や粘着剤で接着する方法、エチレンー酢酸ビニル共重合体、線状低密度ポリエチレン樹脂等のホットメルト型接着剤で接着する方法、高周波加熱により接着する方法等が挙げられる。
【0037】
上記ホットメルト型接着剤で接着する際には、ホットメルト接着剤を溶融し、塗布しながら接着してもよいし、ホットメルト接着剤シートを積層し、加熱加圧しながら接着してもよいが、加熱温度が高くなると、延伸オレフィン系樹脂シートが収縮するようになるので、延伸オレフィン系樹脂シートが実質的に熱収縮しない温度、即ち、延伸熱可塑性樹脂シートを構成する熱可塑性樹脂の「融点−10℃」以下で接着されるのが好ましい。
【0038】
高周波加熱により接着する場合は、高周波加熱により加熱溶融されうる塩化ビニル樹脂シート、塩素化ポリエチレン樹脂シート等を積層し、高周波を印加して接着する。尚、この際には化粧シートも高周波により加熱されない材料で製造されているのが好ましい。
【0039】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施例を説明する。
【0040】
(実施例1)
重量平均分子量(Mw)3.3×105 、融点135℃の高密度ポリエチレン樹脂(日本ポリケム社製)を、同方向二軸混練押出機(プラスチック工学研究所製)に供給して樹脂温度200℃で溶融混練した後、溶融混練物をロール温度110℃に制御したカレンダー成形機にて幅340mm、厚さ5.0mmにシート成形してポリエチレン樹脂シートを得た。
【0041】
得られたポリエチレン樹脂シートを120℃に加熱した圧延成形機(積水工機製作所製)を用いて圧延倍率9.4倍に圧延し、幅340mm、厚み530μmの圧延シートを得た。
【0042】
得られた圧延シートを110℃に加熱された熱風加熱式の多段延伸装置(協和エンジニアリング製)にて3.0倍の多段延伸を行い、総延伸倍率28.2倍、幅200mm、厚さ300μmの延伸ポリエチレン樹脂シートを得た。
【0043】
フィルム融着装置(甲南設計工業製)を用いて得られた延伸ポリエチレン樹脂シートの片面に、融点120℃、幅190mm、厚さ30μmの線状低密度ポリエチレン樹脂シート(積水フィルム社製)を160℃の加熱ロールにて積層しながら熱融着(シート温度125℃)した。
【0044】
更に、延伸ポリエチレン樹脂シートの他面に、上記線状低密度ポリエチレン樹脂シートを同様にして熱融着することにより、厚さ360μmの積層シートを得た。
【0045】
長さ1800mm、幅900mm、厚さ3.0mmの中密度繊維板(25タイプ、密度600kg/m3 、曲げ強度25N/mm2 )の一面に、幅180mmにスリットした上記積層シート2枚を、延伸方向と中密度繊維板の長さ方向が一致するように、且つ、積層シートが重なり合わないように端面を突合せるように並べ、プレス機にて120℃、5.0kg/cm2 の条件で熱融着した。
【0046】
更に、その上面に、長さ1800mm、幅900mm、厚さ0.1mmの塩化ビニル樹脂シート(三菱化学MKV社製、商品名アルトロン)を同様の条件で熱融着した。
【0047】
又、中密度繊維板の他面には、長さ1800mm、幅900mmで、表面に木目調の印刷が施されている片面粘着剤付きポリオレフィン系樹脂化粧シート(積水化学社製、商品名パロアPKWO−720)を貼付し、表面部材を得た。
【0048】
33mm角の角材(米松)を縦かまち及び横かまちとして使用し、長さ1800mm、幅900mm、高さ33mmの枠体を得た。
【0049】
上記表面部材を、化粧シートが下側になるように置き、その上に上記枠体を重ねて置いた。枠体と表面部材で形成された中空部には高さ33mmの紙製ハニカムボードを隙間のないように敷き詰めた。
【0050】
次に、他の上記表面部材を、化粧シートが上側になるように枠体上に重ねて置き、高周波加熱装置で5分間加熱し、2枚の表面部材と枠体を接着することにより本発明のドアを得た。
【0051】
(比較例1)
実施例1で使用した中密度繊維板の一面に、実施例1で使用した片面粘着剤付きポリオレフィン系樹脂化粧シートを貼付し、他面に塩化ビニル樹脂(徳山積水社製、商品名TS1000R)を塗布して表面部材を得た。得られた表面部材を用いて実施例1で行ったと同様にしてドアを得た。
【0052】
反り評価
縦約3m、横約5mの部屋の中央に、暑さ35mmのパーティクルボードで間仕切りを作成することにより、小部屋A及びBを作成した。間仕切りに高さ1800mm、幅900mmの穴をあけ、得られたドアを取り付けた。
【0053】
ドアの幅方向の中央、高さ10mmの位置(位置a)及びドアの幅方向の中央、高さ900mmの位置(位置b)の2箇所(小部屋A側)にマイクロメータを取り付け、小部屋A及びBの室温を23℃、湿度を30%に調整し、マイクロメータを0に設定した。
【0054】
次に、小部屋Aの室温及び湿度を下記の通り調整し、12時間後に位置a及び位置bのマイクロメータの値を読み、「位置b−位置a」の値を表1に示した。
・実験例1 室温を50℃、湿度を30%
・実験例2 室温を23℃、湿度を70%
・実験例3 室温を50℃、湿度を70%
【0055】
【表1】
【0056】
【発明の効果】
請求項1に記載のドアの構成は上述の通りであり、表面部材に延伸倍率20〜40倍の延伸オレフィン系樹脂シートを積層するだけなので、容易に製造でき、得られたドアは高温高湿や内外の温度、湿度差が大きい環境下で使用されても反りが発生せず変形しないので、長期間好適に使用できる。
【0057】
請求項2に記載のドアは長さ方向への反りが発生しにくく、長期間好適に使用できる。
更に、請求項3に記載のドアは表面が美麗であり、室内のドアとして好適に使用できる。
Claims (3)
- 少なくとも左右一対の縦かまちと上下一対の横かまちからなる枠体に表面部材が固定されてなるドアであって、前記表面部材の少なくとも1面に、延伸倍率20〜40倍の延伸オレフィン系樹脂シートが積層されていることを特徴とするドア。
- 延伸オレフィン系樹脂シートの延伸方向と、ドアの長さ方向が略同一方向であることを特徴とする請求項1記載のドア。
- 表面に化粧シートが積層されていることを特徴とする請求項1又は2記載のドア。
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