JP2004044257A - 電子キー - Google Patents

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Yutaka Yoshida
吉田 豊
Yoshihisa Hirano
平野 善久
Shoichi Harada
原田 昇一
Noriyasu Onishi
大西 徳靖
Akinari Tomiyasu
富安 晃也
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Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】ID要求信号とトランスポンダ信号との混信が防止され、トランスポンダと車両側の送受信装置との通信機能が向上する電子キーを提供する。
【解決手段】電子キー12は、ケース本体部41と、車両側のキー差込口に差し込まれるキー部42とを備えている。ケース本体部41には、ID要求信号を受信するLF帯受信アンテナ50a,50bが収容されている。キー部42には、トランスポンダ22が収容されており、トランスポンダ22とその収容凹部49との間には緩衝材51が介在されている。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車等の車両に用いられる電子キーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、電子キーを利用した装置としてスマートイグニッション装置が知られている。この装置における電子キーは、車両側の送受信装置からID要求信号を受信し、そのID要求信号に応答してID信号を車両側の送受信装置に送信する。ID信号を受信した送受信装置は、ID照合を行った後に、エンジン始動許可信号をエンジン始動許可装置に出力するようになっている。図6に示すように、電子キー103は、図示しない電池を駆動源としていることから、電池切れを考慮した場合の非常用として、電磁界に応答してトランスポンダ信号を送信するトランスポンダ105を備えている。車両側の送受信装置は、電子キー103内のトランスポンダ105を駆動させるために、電磁界を間欠的に発生させている。操作者が所持する電子キー103が電磁界の伝播範囲(通信エリア)内に入ると、電子キー103内のトランスポンダ105に電磁界が届く。すると、トランスポンダ105内のコイルに起電力が発生し、トランスポンダ105は、IDコードを含むトランスポンダ信号を送信する。トランスポンダ信号を受信した車両側の送受信装置は、トランスポンダ信号に含まれたIDコードの照合を行った後に、エンジン始動許可信号をエンジン始動許可装置に出力するようになっている。
【0003】
電子キー103には、ID要求信号を受信するLF帯受信アンテナ104が収納されている。近年、電子キー103は、携帯性等の理由からより一層の小型化が要求されている。しかし、電子キー103の高機能化に伴い電子部品の数が増える傾向にある。また、従来から用いられているメカキー106等の部品は小型化に限界がある。このような理由から、LF帯受信アンテナ104及びトランスポンダ105は、電子キー103に設けられた収容空間108における限られたスペースに近接した状態で配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の電子キー103においては、トランスポンダ信号の周波数と、ID要求信号の周波数とがほぼ同じ周波数であると以下に示す問題があった。
【0005】
車両側の送受信装置から送信されたID要求信号は、本来電磁界を受信すべくトランスポンダ105に誤って受信されることがある。この場合、トランスポンダ105内のコイルが、そのID要求信号により起電力を発生させ、トランスポンダ105内の電子回路に駆動電力が発生することとなる。すると、トランスポンダ105は、IDコードを含むトランスポンダ信号を送信する。その結果、電子キー103は、ID要求信号とトランスポンダ信号とが混信した電波を受信してしまい、本来の通信機能が果たせなくなる可能性があった。
【0006】
従って、本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的はID要求信号とトランスポンダ信号との混信が防止され、トランスポンダと車両側の送受信装置との通信機能が向上する電子キーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、内蔵された電源によって駆動し、ID要求信号を受信するアンテナと、外部から受ける電磁界により誘導された起電力により駆動し、トランスポンダ信号を送信するトランスポンダと、前記アンテナ及び前記トランスポンダを収容するケースとを備えた電子キーにおいて、前記ケースはケース本体部と車両側に設けられたキー差込口に差し込まれるキー部とからなり、前記アンテナと前記トランスポンダとは所定の距離をおいて離間配置され、前記アンテナは前記ケース本体部内に収容されるとともに前記トランスポンダは前記キー部内に収容されることをその要旨とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記アンテナは、前記キー部が配置されている前記ケース本体部の端部とは反対側の端部に配置されていることをその要旨とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記キー部内には前記トランスポンダを収容するための収容部が形成され、前記収容部と前記トランスポンダとの間には緩衝材が介在されていることをその要旨とする。
【0010】
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1に記載の発明によると、トランスポンダ信号を送信するトランスポンダはキー部内に収容され、リクエスト信号を受信するアンテナはケース本体部内に収容されているため、トランスポンダとアンテナとの間の距離は長くなる。このようにすることで、ID要求信号としてのリクエスト信号とトランスポンダ信号とが同じ周波数であっても、トランスポンダがリクエスト信号により誤って駆動することが抑制される。よって、リクエスト信号とトランスポンダ信号との混信を防止することができる。従って、トランスポンダと車両側の送受信装置との通信機能が向上する。
【0011】
請求項2に記載の発明によると、アンテナはキー部が配置されたケース本体部の端部と反対側の端部に配置されているため、アンテナとトランスポンダとの距離はよりいっそう長くなる。よって、リクエスト信号とトランスポンダ信号との混信をよりいっそう防止することができる。
【0012】
請求項3に記載の発明によると、キー部のトランスポンダ収容部とトランスポンダとの間には、緩衝材が介在されている。このため、電子キーの操作時に、キー部内のトランスポンダへの衝撃は緩衝材により吸収される。よって、トランスポンダと車両側の送受信装置との通信機能がよりいっそう向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示すように、車両用遠隔操作装置11は、車両側に設けられる送受信装置13と、ユーザによって所持される電子キー12とを備えている。
【0014】
送受信装置13は、車両側送信回路31、車両側受信回路32,33、マイクロコンピュータ(マイコン)34及び切換回路35を備えている。車両側送信回路31及び車両側受信回路32,33は、それぞれマイコン34に接続されている。そして、車両側送信回路31及び車両側受信回路33には、切換回路35を介して電磁界としてのトランスポンダ駆動電波及びトランスポンダ信号を送受信する送受信アンテナ36が接続されている。この切換回路35は、送受信アンテナ36を、車両側送信回路31または車両側受信回路33に選択的に接続するための回路である。また、車両側受信回路32には、電子キー12からのID信号を受信する受信アンテナ32aが接続されている。
【0015】
車両側送信回路31は、マイコン34から出力されるリクエスト信号を所定周波数の伝播に変換し、送受信アンテナ36を介して出力するようになっている。また、車両側送信回路31は、マイコン34から出力されるトランスポンダ駆動信号を所定周波数の電波に変換してトランスポンダ駆動電波を生成し、送受信アンテナ36を介して出力するようになっている。すなわち、リクエスト信号及びトランスポンダ駆動電波は、ともに送受信アンテナ36から出力されるようになっている。つまり、リクエスト信号の出力アンテナとトランスポンダ駆動電波の出力アンテナとが共用されている。
【0016】
車両側受信回路32は、受信アンテナ32aを介して電子キー12からのID信号を受信可能となっている。この車両側受信回路32は、そのID信号をパルス信号に復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号をマイコン34へ出力するようになっている。また、車両側受信回路33は、送受信アンテナ36を介して電子キー12からのトランスポンダ信号を受信可能となっている。このとき、送受信アンテナ36は、切換回路35によって車両側受信回路33に接続されている。そして、車両側受信回路33は、そのトランスポンダ信号をパルス信号に復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号をマイコン34へ出力するようになっている。
【0017】
マイコン34にはエンジン始動装置17が電気的に接続されている。このマイコン34は、図示しないCPU、RAM、ROM等から構成されており、リクエスト信号及びトランスポンダ信号を択一的に出力するようになっている。
【0018】
そして、マイコン34は、IDコードを含む受信信号が入力されたときに、予め設定されたIDコードと受信信号に含まれるIDコードとの比較(IDコードの照合)を行うようになっている。そして、それらIDコード同士が一致したときに、マイコン34は、エンジン始動装置17に対して始動許可信号を出力するようになっている。
【0019】
また、マイコン34は、トランスポンダコードを含む受信信号が入力されたときには、予め設定されたトランスポンダコードと受信信号に含まれるトランスポンダコードとの比較(トランスポンダコードの照合)を行うようになっている。そして、それらトランスポンダコード同士が一致したときに、マイコン34は、エンジン始動装置17に対してエンジン始動許可信号を出力するようになっている。この信号が出力されている間に図示しない操作ノブを回すことにより、エンジンが始動される。
【0020】
また、図1に示すように、電子キー12は、携帯機側受信回路20、マイクロコンピュータ(マイコン)21、携帯機側送信回路23及びトランスポンダ22を備えている。携帯機側受信回路20は、アンテナ50を介して車両側に設けられた送受信装置13からのリクエスト信号を受信する。携帯機側マイコン21は、リクエスト信号が携帯機側受信回路20から携帯機側マイコン21に入力されたときに、予め設定された所定のIDコードを含むID信号を出力するようになっている。携帯機側送信回路23は、ID信号を所定周波数の電波に変調し、アンテナ25を解して車両側に設けられた送受信装置13に送信するようになっている。
【0021】
また、トランスポンダ22はトランスポンダ制御部24を備えている。トランスポンダ制御部24は、電磁波によって十分なエネルギを受けると、予め設定された所定のトランスポンダ用のIDコード(トランスポンダコード)を含むトランスポンダ信号を出力するようになっている。詳しくは、このトランスポンダ制御部24は、送受信装置13からのトランスポンダ駆動電波を受信すると、トランスポンダ信号を出力するようになっている。
【0022】
図2、図3、図4(a),(b)に示すように、電子キー12のケース40は、ケース本体部41とキー部42とから構成され、それらは合成樹脂により一体的に形成されている。ケース本体部41には、電子部品やメカキー45等を収容する収容凹部46が形成されている。収容凹部46には、受信回路、送信回路、マイコン、アンテナ等の電子部品が実装された基板47及び図示しない電源としての電池が収容されている。
【0023】
基板47の裏側には、従来から用いられているメカキー45が非常用として収容されている。メカキー45は、金属製のキープレート45aと合成樹脂製の支持部45bとからなり、支持部45bはケース本体部41の一部を形成している。また、メカキー45は、該基板47とほぼ平行に配置されるとともに、キープレート45aの先端の向きとキー部42の先端の向きとが一致するように配置されている。この場合、キープレート45aは、LF帯受信アンテナ50a,50bから基板47を介して、所定の距離以上離間させて配置するのが好ましい。これは、磁性体であるキープレート45aが、LF帯受信アンテナ50a,50bに影響を与えないようにするためである。
【0024】
図4(a)に示すように、車両側の送受信装置13からのリクエスト信号を受信するLF帯受信アンテナ50a,50bは、キー部42が突設されているケース本体部41の端部とは反対側の端部付近に2つ配置されている。LF帯受信アンテナ50a,50bはともに一軸アンテナであるため、多方向からのリクエスト信号を確実に受信できるように互いに異なる向きに配置されている。従って、LF帯受信アンテナ50a,50bは、それぞれの中心軸が直交するように配置されるのが最も望ましい。また、LF帯受信アンテナ50a,50bは、キー部42内のトランスポンダ22に対して離間配置されている。これは、トランスポンダ信号の周波数と、リクエスト信号の周波数とがほぼ同じ周波数である場合を考慮したものである。LF帯受信アンテナ50a,50b及びトランスポンダ22は、リクエスト信号とトランスポンダ信号との混信を防止するために、所定の距離以上離間させて配置するのが望ましい。
【0025】
ケース本体部41は、全体的に丸みを帯びた略直方体であり、その端部にはキー部42が突設されている。電子キー12のキー部42は、後記する車両側に設けられたキー差込口52に挿入し易くするために、先端側に向かうほど細く形成されている。また、キー部42には、トランスポンダ22が収容される収容部としての収容凹部49がキー部42の先端に延びるように形成されている。また、電子部品等を収容する収容凹部46及びトランスポンダ22を収容する収容凹部49は、互いに繋がった状態でケース40内に形成されている。キー部42の収容凹部49には、トランスポンダ22が緩衝材51を介して収容されている。トランスポンダ22は、キー部42の差込み方向における同キー部42の中心軸Cと平行に配置されている。また、トランスポンダ22は、その中心軸Cがキー部42の中心軸Cとほぼ一致するように配置されている。このように配置されたトランスポンダ22は、緩衝材51により収容凹部49内にて、移動しないように固定されている。この場合、緩衝材51は、例えばシリコーン樹脂製の接着剤等の弾力性を有する材質から形成されている。
【0026】
電子キー12の操作方法を図5に従って説明する。操作者は、電子キー12が電池切れの場合、トランスポンダ22が内蔵されたキー部42を車両側に設けられたキー差込口52に差し込む。すると、車両側の送受信装置13から送信されたトランスポンダ駆動電波がキー部42内のトランスポンダ22に受信される。トランスポンダ22は、トランスポンダ駆動電波に応答して車両側の送受信装置13にIDコードを含むトランスポンダ信号を送信する。車両側の送受信装置13内にてID照合を行った後に、操作者は、車室内に設けた操作ノブ53のキー差込口52に、キー部42を挿入した状態で、電子キー12を回動させる。そして、エンジン始動装置17に対してエンジン始動許可信号を出力するようになっている。
【0027】
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)トランスポンダ信号を送信するトランスポンダ22は、キー部42内に収容されている。一方、LF帯受信アンテナ50a,50bは、ケース本体部41内に収容されており、キー部42が配置されているケース本体部41の端部とは反対側の端部に配置されている。このため、トランスポンダ22とLF帯受信アンテナ50a,50bとの間の距離は長くなる。このようにすることで、リクエスト信号とトランスポンダ信号とが同じ周波数である場合、本来トランスポンダ駆動電波を受信するトランスポンダ22は、誤ってリクエスト信号を受信することが抑制される。よって、リクエスト信号とトランスポンダ信号との混信が防止され、電子キー12と車両側の送受信装置13との通信機能が向上する。
【0028】
(2)トランスポンダ22は、キー部42の差込み方向における同キー部42の中心軸Cと平行に配置されるとともに、トランスポンダ22の中心軸Cがキー部42の中心軸Cと一致するように配置されている。このため、電子キー12が車室内に設けた操作ノブ53のキー差込口52に差し込まれた際、車両側の送受信装置13は、トランスポンダ22から送信されるトランスポンダ信号を確実に受信することができる。従って、電子キー12と車両側の送受信装置13との通信機能がより向上する。
【0029】
(3)トランスポンダ22は、キー部42に形成された収容凹部49内に収容されているため、キー部42が車両側のキー差込口52に差し込まれた際、トランスポンダ22と車両側の送受信装置13との通信距離を短くすることができる。この場合、トランスポンダ22及び車両側の送受信装置13は、小さなコイルアンテナでも通信可能となる。よって、電子キー12及び車両側の送受信装置13をより安価に製造することができる。
【0030】
(4)トランスポンダ22のケース本体部41側の端部22aは、ケース本体部41とキー部42との境界部(図3に示すA−A線付近)よりもキー部42側に配置される。この場合、トランスポンダ22は、電子キー12の回動操作時に応力が集中するケース本体部41とキー部42との境界部を避けて配置されている。このため、トランスポンダ22は、車両側の送受信装置13にトランスポンダ信号をより確実に送信することができる。従って、電子キー12と車両側の送受信装置13との通信機能がよりいっそう向上する。
【0031】
(5)トランスポンダ22はキー部42内に収容されているため、その分、ケース本体部41内の収容スペースは広くなる。従って、ケース本体部41内に収容される電子部品及びメカキー45等の配置の自由度が増す。
【0032】
(6)トランスポンダ22は、緩衝材51を介してキー部42の収容凹部49内に収容される。このため、電子キー12の回動操作時における応力負荷や、キー差込口52に差し込んだときの衝撃等が、収容凹部49内に充填された緩衝材51により吸収される。また、トランスポンダ22は、その周囲を緩衝材51により完全に包囲されているため、キー部42内の所定の位置に確実に保持される。従って、電子キー12と車両側の送受信装置13との通信機能が更に向上する。
【0033】
(7)緩衝材51は、シリコーン樹脂製の接着剤からなる。この場合、シリコーン樹脂は安価であるとともに取り扱いが簡単であるため、電子キー12の製造コストを低減することができる。
【0034】
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態では、キー部42内に収容されるトランスポンダ22は略平板状であった。しかし、トランスポンダ22は、略平板以外の形状であってもよい。例えば略円柱体、略直方体等に形成されたトランスポンダ22であってもよい。
【0035】
・前記実施形態では、LF帯受信アンテナ50a,50bは、キー部42が配置されたケース本体部41の端部と反対側の端部に配置されていた。しかし、LF帯受信アンテナ50a,50bは、ケース本体部41内の任意の位置に配置されてもよい。
【0036】
・前記実施形態では、キー部42及びケース本体部41は一体的に形成されていた。しかし、キー部42及びケース本体部41をそれぞれ別体として形成し、それらを組み合わせてケース40を構成してもよい。
【0037】
次に、上記実施形態及び別例によって把握される技術的思想を以下に記載する。
(1)緩衝材は、シリコーン樹脂からなる接着剤であることを特徴とする請求項3に記載の電子キー。このようにすれば、シリコーン樹脂は、安価であるとともに取り扱いが簡単であるため、電子キーの製造コストを低減することができる。
【0038】
(2)トランスポンダは、キー部の差込み方向における同キー部の中心軸と平行に配置されるとともに、同トランスポンダの中心軸がキー部の中心軸と一致するように配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項または技術的思想(1)に記載の電子キー。このようにすれば、トランスポンダと車両側の送受信装置との通信機能がよりいっそう向上する。
【0039】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1〜3に記載の発明によれば、リクエスト信号とトランスポンダ信号との混信が防止され、電子キーと車両側の送受信装置との通信機能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における車両用遠隔操作装置の電気的構成を示すブロック図。
【図2】本実施形態における電子キーの斜視図。
【図3】本実施形態における電子キーの断面図
【図4】(a)は本実施形態における電子キーの断面図。(b)は本実施形態におけるキー部の断面拡大図。
【図5】本実施形態における電子キーの操作方法を説明するための図。
【図6】従来の電子キーの断面図。
【符号の説明】
11…車両用遠隔操作装置、12…電子キー、13…送受信装置、22…トランスポンダ、22a…端部、40・・・ケース、41…ケース本体部、42…キー部、46,49…収容凹部(収容部)、47…基板、50a,50b…LF帯受信アンテナ、51…緩衝材、52…キー差込口。

Claims (3)

  1. 内蔵された電源によって駆動し、ID要求信号を受信するアンテナと、外部から受ける電磁界により誘導された起電力により駆動し、トランスポンダ信号を送信するトランスポンダと、前記アンテナ及び前記トランスポンダを収容するケースとを備えた電子キーにおいて、
    前記ケースはケース本体部と車両側に設けられたキー差込口に差し込まれるキー部とからなり、前記アンテナと前記トランスポンダとは所定の距離をおいて離間配置され、前記アンテナは前記ケース本体部内に収容されるとともに前記トランスポンダは前記キー部内に収容されることを特徴とする電子キー。
  2. 前記アンテナは、前記キー部が配置されている前記ケース本体部の端部とは反対側の端部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子キー。
  3. 前記キー部内には前記トランスポンダを収容するための収容部が形成され、前記収容部と前記トランスポンダとの間には緩衝材が介在されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子キー。
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