JP2004043212A - Id識別機能付きガラス板および車輌の識別方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に取り外されたり、搭乗者の視界の妨げになったりすることなく自動車のIDを識別できるようにする。
【解決手段】可視光を除く波長の光線により読み取り可能な識別コード11をガラス板10に付与する。また識別コードは赤外線反射膜、赤外線吸収膜、紫外線反射膜または紫外線吸収膜によりパターニングされたコードであることが好ましい。また、識別コードはバーコード、2次元コード、文字、英字または記号のいずれかの形態で印字されたコードであることが好ましい。またガラス板を車両の窓ガラスに使用することは好ましい。さらに可視光を除く波長の光線により読み取り可能な識別コードを車両の窓ガラスに付与し窓ガラスの光線による画像を撮像し、この撮像により得られた画像から識別コードを抽出し、この識別コードに基ずいて自動車のIDを識別する。
【選択図】図1
【解決手段】可視光を除く波長の光線により読み取り可能な識別コード11をガラス板10に付与する。また識別コードは赤外線反射膜、赤外線吸収膜、紫外線反射膜または紫外線吸収膜によりパターニングされたコードであることが好ましい。また、識別コードはバーコード、2次元コード、文字、英字または記号のいずれかの形態で印字されたコードであることが好ましい。またガラス板を車両の窓ガラスに使用することは好ましい。さらに可視光を除く波長の光線により読み取り可能な識別コードを車両の窓ガラスに付与し窓ガラスの光線による画像を撮像し、この撮像により得られた画像から識別コードを抽出し、この識別コードに基ずいて自動車のIDを識別する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ID識別機能付きガラス板および車輌の識別方法に関し、特に駐車場や道路等における車輌のIDの識別に利用されるID識別機能付きガラス板および車輌の識別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車輌のIDを識別する方法としては、ナンバープレートが利用されている。ナンバープレートには、自動車毎に一意の識別番号が付与されているため、この識別番号に基づいてデータベースを検索することにより、自動車の所有者等に関する情報を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ナンバープレートは比較的容易に取り外すことができるため、IDの識別に万全であるとは言い難い。また、フロントガラスにバーコードの印刷されたラベルを貼付することにより(特開平6−187476号公報参照)、自動車のIDを特定する技術が提案されているが、上記同様にラベルを剥がすことは容易であり、さらには貼付されたラベルが搭乗者の視界を妨げるおそれがある。
【0004】
本発明は、このような課題を解決するためのものであり、容易に取り外されたり、搭乗者の視界の妨げになったりすることなく自動車のIDを識別できるようにしたID識別機能付きガラス板および車輌の識別方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明は可視光を除く波長の光線により読み取り可能な識別コードが付与されていることを特徴とするID識別機能付きガラス板を提供する。また、前記識別コードは、赤外線反射膜、赤外線吸収膜、紫外線反射膜または紫外線吸収膜によりパターニングされたコードであることが好ましい。また、前記識別コードは、バーコード、2次元コード、文字、数字または記号の何れかの形態で印刷されたコードであることが好ましい。また、前記ガラス板を、車輌の窓ガラスに使用することは好ましい。
【0006】
さらに、本発明は、可視光を除く波長の光線により読み取り可能な識別コードを車輌の窓ガラスに付与し、前記窓ガラスの前記光線による画像を撮像し、この撮像により得られた画像から前記識別コードを抽出し、この識別コードに基づいて前記自動車のIDを識別することを特徴とする車輌の識別方法を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一つの実施の形態について図を用いて説明する。
図1は、本発明に係るガラス板の一実施形態を示す平面図であり、(a)は赤外線反射膜または赤外線吸収膜により識別コードが片面にパターニングされたガラス板、(b)は赤外線反射膜または赤外線吸収膜が片面全域に成膜され識別コード部分の膜のみが除去されたガラス板を示す。パターニングには公知のフォトリソ技術およびエッチング技術を用いることができる。
【0008】
同図(a)に示すように、赤外線反射膜または赤外線吸収膜により識別コード11(バーコードによる表記を採用)をフロントガラス10にパターニングすると、ガラス板10を赤外線カメラにより撮像した際に、黒地の中に白地の識別コード11が浮き上がる。これは赤外線反射膜により識別コード11部分の赤外線反射率が向上すること、または赤外線吸収膜により赤外線のエネルギーが識別コード11b部分に吸収されて赤外線の再放射率が高まることによる。
【0009】
また、同図(b)に示すように、ガラス板10の片面全領域に赤外線反射膜または赤外線吸収膜を成膜し、識別コード11部分における膜を除去することにより、白地の中に黒字の識別コード11が浮き上がる。これは赤外線反射膜または赤外線吸収膜により識別コード11以外における赤外線反射率が向上したの対して、識別コード11部分における赤外線反射率が相対的に下がったことによる。
【0010】
このように、赤外線反射膜または赤外線吸収膜により識別コード11をガラス板10にパターニングすることにより、赤外線カメラにより識別コード11を読み取り可能とすることができる。自動車の窓ガラスにこのような識別コードを付与すれば、ナンバープレートのように容易に取り外されることがなく、ID識別に貢献する。また、ナンバープレートよりも大きく識別コードを付与することができるため、赤外線カメラの視認性が高まり、遠方からでも確実に識別できる。
【0011】
なお、識別コードをパターニングするための赤外線反射膜および赤外線吸収膜としては公知の膜を使用することができる(特開平5−238776号、特開平6−48776号、特開2000−344548号公報等を参照)。例えば金属製の膜をガラス板の表面にパターニングすることが好ましく、合わせガラスの中間膜側の面にパターニングするようにすれば擦過による剥離を防ぐことができより好ましい。また、赤外線反射物質または赤外線反射物質により識別コードの記載された透明樹脂ラベルを、合わせガラスの内側に貼付するようにしてもよい。さらに中間膜に赤外線反射物質または赤外線反射物質による識別コードを印刷または練り込むようにしてもよい。平均粒径0.2μm以下のITOやATOを、識別コードを描くように中間膜に塗布または練り込んでもよい。
【0012】
また、視界の妨げにならなければよいわけであるから、可視光を除く波長の光線により読み取り可能な識別コードを付与するようにしてもよい。例えば紫外線反射膜や紫外線吸収膜により識別コードを付与するとよい。その場合、撮像に使用されるカメラとして紫外線カメラ(紫外域の波長の光線を撮像できるカメラ)を用いる必要がある。
【0013】
図2は、ガラス板に付与された識別コードを撮像および識別するための装置を示す。同図に示すように、自動車10aの窓ガラスであるガラス板10は、自動車10aに対向して路側等に配置された赤外線カメラ20により撮像される(赤外線照明を併用してもよい)。撮像された画像データは、パーソナルコンピュータおよび画像処理ボード等で構成された演算装置30に送信される。演算装置30は図示しない記憶装置を装備し、この記憶装置内に画像処理ソフトウェア、およびデータベース管理ソフトウェア等の各種機能を実現するためのソフトウェアを格納している。画像処理ソフトウェアは、撮像した画像を二値化処理し、その画像から識別コードを抽出しかつ復号してから、データベース40にアクセスして自動車10aのIDを検索する。データベース40には車輌の識別コードと関連づけられて、その自動車の所有者に関する情報(氏名、住所等)等が格納されている。
【0014】
次に、車輌のIDを識別する手順について図を参照して説明する。
図3は、車輌の識別方法を示すフローチャートである。まず図2の赤外線カメラにより撮像し(ステップS1)、公知の画像処理技術を用いて二値化処理およびエッジ抽出処理処理等を行うとともに、自動車の画像を抽出する(ステップS2)。自動車が写っていればさらにその自動車のフロントガラスを抽出し、フロントガラスに印刷されている識別コードを抽出する(ステップS3〜S5)。
【0015】
次いで、識別コードを復号し、復号された識別コードをキーとして図2のデータベース40にアクセスおよび検索することにより、この自動車に関する情報を取得する(ステップS6〜S7)。そして、照合結果に応じたアクションをとる(ステップS8)。例えばこの自動車が盗難車であるものと判断された場合は警察に通報したり、有料道路や駐車場におけるゲートの開閉したりする等のアクションをとる。また、撮像した画像を所定のデータベースに記録したり、料金徴収等のアクションをとったりすることもできる。
【0016】
図4は、本発明のその他の実施形態を示す。同図(a)に示すように、バーコードの代わりに文字、数字または記号からなる識別コード11aを付与してもよいし、同図(b)に示すように2次元コードからなる識別コード11bを付与するようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したとおり本発明は、赤外線読み取り可能な識別コードをガラス板に付与しているため、視界の妨げになることなく容易にIDを識別できる。また、このようなガラス板を車輌の窓ガラスに使用することにより、ナンバープレートよりも確実にIDを識別できる。また、窓ガラスにコードを付与するため、従来のナンバープレートよりも大面積のコードを付与することができ、撮像時における認識率か向上する。
【0018】
なお、以上においては、車輌の例を挙げたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば鉄道、船舶、航空機または建築物等に上記ガラス板および識別法を適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガラス板の一実施の形態を示す平面図であり、(a)は赤外線反射膜または赤外線吸収膜による識別コードがパターニングされたガラス板、(b)は赤外線反射膜または赤外線吸収膜の一部を除去することで識別コードが印刷されたガラス板を示す。
【図2】ガラス板に付与された識別コードを撮像および識別するための装置を示す。
【図3】車輌の識別方法を示すフローチャートである。
【図4】(a)文字、数字または記号による識別コードの例、(b)2次元コードによる識別コードの例を示す平面図である。
【符号の説明】
10:ガラス板
10a:自動車
11,11a,11b:識別コード
20:赤外線カメラ
30:演算装置
40:データベース
【発明の属する技術分野】
本発明は、ID識別機能付きガラス板および車輌の識別方法に関し、特に駐車場や道路等における車輌のIDの識別に利用されるID識別機能付きガラス板および車輌の識別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車輌のIDを識別する方法としては、ナンバープレートが利用されている。ナンバープレートには、自動車毎に一意の識別番号が付与されているため、この識別番号に基づいてデータベースを検索することにより、自動車の所有者等に関する情報を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ナンバープレートは比較的容易に取り外すことができるため、IDの識別に万全であるとは言い難い。また、フロントガラスにバーコードの印刷されたラベルを貼付することにより(特開平6−187476号公報参照)、自動車のIDを特定する技術が提案されているが、上記同様にラベルを剥がすことは容易であり、さらには貼付されたラベルが搭乗者の視界を妨げるおそれがある。
【0004】
本発明は、このような課題を解決するためのものであり、容易に取り外されたり、搭乗者の視界の妨げになったりすることなく自動車のIDを識別できるようにしたID識別機能付きガラス板および車輌の識別方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明は可視光を除く波長の光線により読み取り可能な識別コードが付与されていることを特徴とするID識別機能付きガラス板を提供する。また、前記識別コードは、赤外線反射膜、赤外線吸収膜、紫外線反射膜または紫外線吸収膜によりパターニングされたコードであることが好ましい。また、前記識別コードは、バーコード、2次元コード、文字、数字または記号の何れかの形態で印刷されたコードであることが好ましい。また、前記ガラス板を、車輌の窓ガラスに使用することは好ましい。
【0006】
さらに、本発明は、可視光を除く波長の光線により読み取り可能な識別コードを車輌の窓ガラスに付与し、前記窓ガラスの前記光線による画像を撮像し、この撮像により得られた画像から前記識別コードを抽出し、この識別コードに基づいて前記自動車のIDを識別することを特徴とする車輌の識別方法を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一つの実施の形態について図を用いて説明する。
図1は、本発明に係るガラス板の一実施形態を示す平面図であり、(a)は赤外線反射膜または赤外線吸収膜により識別コードが片面にパターニングされたガラス板、(b)は赤外線反射膜または赤外線吸収膜が片面全域に成膜され識別コード部分の膜のみが除去されたガラス板を示す。パターニングには公知のフォトリソ技術およびエッチング技術を用いることができる。
【0008】
同図(a)に示すように、赤外線反射膜または赤外線吸収膜により識別コード11(バーコードによる表記を採用)をフロントガラス10にパターニングすると、ガラス板10を赤外線カメラにより撮像した際に、黒地の中に白地の識別コード11が浮き上がる。これは赤外線反射膜により識別コード11部分の赤外線反射率が向上すること、または赤外線吸収膜により赤外線のエネルギーが識別コード11b部分に吸収されて赤外線の再放射率が高まることによる。
【0009】
また、同図(b)に示すように、ガラス板10の片面全領域に赤外線反射膜または赤外線吸収膜を成膜し、識別コード11部分における膜を除去することにより、白地の中に黒字の識別コード11が浮き上がる。これは赤外線反射膜または赤外線吸収膜により識別コード11以外における赤外線反射率が向上したの対して、識別コード11部分における赤外線反射率が相対的に下がったことによる。
【0010】
このように、赤外線反射膜または赤外線吸収膜により識別コード11をガラス板10にパターニングすることにより、赤外線カメラにより識別コード11を読み取り可能とすることができる。自動車の窓ガラスにこのような識別コードを付与すれば、ナンバープレートのように容易に取り外されることがなく、ID識別に貢献する。また、ナンバープレートよりも大きく識別コードを付与することができるため、赤外線カメラの視認性が高まり、遠方からでも確実に識別できる。
【0011】
なお、識別コードをパターニングするための赤外線反射膜および赤外線吸収膜としては公知の膜を使用することができる(特開平5−238776号、特開平6−48776号、特開2000−344548号公報等を参照)。例えば金属製の膜をガラス板の表面にパターニングすることが好ましく、合わせガラスの中間膜側の面にパターニングするようにすれば擦過による剥離を防ぐことができより好ましい。また、赤外線反射物質または赤外線反射物質により識別コードの記載された透明樹脂ラベルを、合わせガラスの内側に貼付するようにしてもよい。さらに中間膜に赤外線反射物質または赤外線反射物質による識別コードを印刷または練り込むようにしてもよい。平均粒径0.2μm以下のITOやATOを、識別コードを描くように中間膜に塗布または練り込んでもよい。
【0012】
また、視界の妨げにならなければよいわけであるから、可視光を除く波長の光線により読み取り可能な識別コードを付与するようにしてもよい。例えば紫外線反射膜や紫外線吸収膜により識別コードを付与するとよい。その場合、撮像に使用されるカメラとして紫外線カメラ(紫外域の波長の光線を撮像できるカメラ)を用いる必要がある。
【0013】
図2は、ガラス板に付与された識別コードを撮像および識別するための装置を示す。同図に示すように、自動車10aの窓ガラスであるガラス板10は、自動車10aに対向して路側等に配置された赤外線カメラ20により撮像される(赤外線照明を併用してもよい)。撮像された画像データは、パーソナルコンピュータおよび画像処理ボード等で構成された演算装置30に送信される。演算装置30は図示しない記憶装置を装備し、この記憶装置内に画像処理ソフトウェア、およびデータベース管理ソフトウェア等の各種機能を実現するためのソフトウェアを格納している。画像処理ソフトウェアは、撮像した画像を二値化処理し、その画像から識別コードを抽出しかつ復号してから、データベース40にアクセスして自動車10aのIDを検索する。データベース40には車輌の識別コードと関連づけられて、その自動車の所有者に関する情報(氏名、住所等)等が格納されている。
【0014】
次に、車輌のIDを識別する手順について図を参照して説明する。
図3は、車輌の識別方法を示すフローチャートである。まず図2の赤外線カメラにより撮像し(ステップS1)、公知の画像処理技術を用いて二値化処理およびエッジ抽出処理処理等を行うとともに、自動車の画像を抽出する(ステップS2)。自動車が写っていればさらにその自動車のフロントガラスを抽出し、フロントガラスに印刷されている識別コードを抽出する(ステップS3〜S5)。
【0015】
次いで、識別コードを復号し、復号された識別コードをキーとして図2のデータベース40にアクセスおよび検索することにより、この自動車に関する情報を取得する(ステップS6〜S7)。そして、照合結果に応じたアクションをとる(ステップS8)。例えばこの自動車が盗難車であるものと判断された場合は警察に通報したり、有料道路や駐車場におけるゲートの開閉したりする等のアクションをとる。また、撮像した画像を所定のデータベースに記録したり、料金徴収等のアクションをとったりすることもできる。
【0016】
図4は、本発明のその他の実施形態を示す。同図(a)に示すように、バーコードの代わりに文字、数字または記号からなる識別コード11aを付与してもよいし、同図(b)に示すように2次元コードからなる識別コード11bを付与するようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したとおり本発明は、赤外線読み取り可能な識別コードをガラス板に付与しているため、視界の妨げになることなく容易にIDを識別できる。また、このようなガラス板を車輌の窓ガラスに使用することにより、ナンバープレートよりも確実にIDを識別できる。また、窓ガラスにコードを付与するため、従来のナンバープレートよりも大面積のコードを付与することができ、撮像時における認識率か向上する。
【0018】
なお、以上においては、車輌の例を挙げたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば鉄道、船舶、航空機または建築物等に上記ガラス板および識別法を適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガラス板の一実施の形態を示す平面図であり、(a)は赤外線反射膜または赤外線吸収膜による識別コードがパターニングされたガラス板、(b)は赤外線反射膜または赤外線吸収膜の一部を除去することで識別コードが印刷されたガラス板を示す。
【図2】ガラス板に付与された識別コードを撮像および識別するための装置を示す。
【図3】車輌の識別方法を示すフローチャートである。
【図4】(a)文字、数字または記号による識別コードの例、(b)2次元コードによる識別コードの例を示す平面図である。
【符号の説明】
10:ガラス板
10a:自動車
11,11a,11b:識別コード
20:赤外線カメラ
30:演算装置
40:データベース
Claims (5)
- 可視光を除く波長の光線により読み取り可能な識別コードが付与されていることを特徴とするID識別機能付きガラス板。
- 前記識別コードは、赤外線反射膜、赤外線吸収膜、紫外線反射膜または紫外線吸収膜によりパターニングされたコードである請求項1に記載のID識別機能付きガラス板。
- 前記識別コードは、バーコード、2次元コード、文字、数字または記号の少なくとも何れか一つからなるコードである請求項1または2に記載のID識別機能付きガラス板。
- 車輌の窓ガラスに使用される請求項1〜3の何れか一項に記載のID識別機能付きガラス板。
- 可視光を除く波長の光線により読み取り可能な識別コードを車輌の窓ガラスに付与し、
前記窓ガラスの前記光線による画像を撮像し、
この撮像により得られた画像から前記識別コードを抽出し、
この識別コードに基づいて前記自動車のIDを識別することを特徴とする車輌の識別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002200233A JP2004043212A (ja) | 2002-07-09 | 2002-07-09 | Id識別機能付きガラス板および車輌の識別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002200233A JP2004043212A (ja) | 2002-07-09 | 2002-07-09 | Id識別機能付きガラス板および車輌の識別方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004043212A true JP2004043212A (ja) | 2004-02-12 |
Family
ID=31707153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002200233A Withdrawn JP2004043212A (ja) | 2002-07-09 | 2002-07-09 | Id識別機能付きガラス板および車輌の識別方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004043212A (ja) |
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-
2002
- 2002-07-09 JP JP2002200233A patent/JP2004043212A/ja not_active Withdrawn
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