JP2004042683A - 車両用表示装置、車両用表示装置のカスタマイズ方法及び車両用表示装置のカスタマイズ用制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の標準表示仕様を逸脱することなく車両用表示装置の表示仕様のカスタマイズ自由度を拡大することを目的とする。
【解決手段】車両用表示装置1aにおける表示仕様は、車両1の外部に備えられ、各車両毎の表示装置の標準表示仕様に関する情報が記憶される表示仕様記憶装置2と、車両1の外部に備えられ、車両を特定する特定情報の指定によって指定された当該車両における表示装置の標準表示仕様を表示仕様記憶装置2から入手可能とされ、入手された標準表示仕様に適合するようユーザーによる表示装置1aの表示仕様のカスタマイズを支援することが可能とされる外部装置2とに基づいて、カスタマイズ可能に構成される。
従って、表示装置1aの表示仕様をカスタマイズする際、外部装置2によって入手された標準表示仕様に適合するよう支援されるため、車両の標準表示仕様を逸脱することなくユーザーによるカスタマイズ自由度を拡大できる。
【選択図】 図2
【解決手段】車両用表示装置1aにおける表示仕様は、車両1の外部に備えられ、各車両毎の表示装置の標準表示仕様に関する情報が記憶される表示仕様記憶装置2と、車両1の外部に備えられ、車両を特定する特定情報の指定によって指定された当該車両における表示装置の標準表示仕様を表示仕様記憶装置2から入手可能とされ、入手された標準表示仕様に適合するようユーザーによる表示装置1aの表示仕様のカスタマイズを支援することが可能とされる外部装置2とに基づいて、カスタマイズ可能に構成される。
従って、表示装置1aの表示仕様をカスタマイズする際、外部装置2によって入手された標準表示仕様に適合するよう支援されるため、車両の標準表示仕様を逸脱することなくユーザーによるカスタマイズ自由度を拡大できる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用表示装置に関し、特に、ユーザーによるカスタマイズが可能な車両用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の表示装置においては、車速、エンジン回転数、燃料残量等車両情報を、インストウルメントパネル等に設けられたCRT等の表示器にデジタル表示することは知られている。
また、表示器における表示項目、表示位置、表示の大きさ等表示方法については、ユーザーの視認性等好みに応じて変更可能にすることが望まれている。
例えば、特開平4−273016号公報には、表示項目の配置や表示の大きさの異なる複数の車両情報表示モードが予め設定されるとともに、その車両情報表示モードがユーザーによって選択可能とされ、車両情報表示をユーザーの意志によって変更可能にすることが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の先行技術によれば、予め設定されている車両情報表示モードからユーザーの好みに近いモードを選択可能としているだけであるため、ユーザーが望む車両情報表示モードが設定されていない場合があり、必ずしもユーザーの好みを十分に満足できない場合がある。
そこで、表示項目、表示位置、表示の大きさ等個々にカスタマイズ可能に構成し、ユーザーの好みに十分応えられるようカスタマイズの自由度を広げることが考えられる。
しかしながら、表示装置の表示仕様は、国の法規制でその表示に種々の規定がなされており、例えば、ワーニングランプの表示記号(シンボルマーク)や車速計の単位等各国毎にレギュレーションで規定されている。
ところが、このようなレギュレーションを考慮せずに、カスタマイズの自由度が拡大し過ぎると、これらのレギュレーションを満足できない表示仕様にカスタマイズされる懸念がある。
【0004】
本発明は、以上のような問題に勘案してなされたもので、その目的は、車両の標準表示仕様を逸脱することなく車両用表示装置の表示仕様のカスタマイズ自由度を拡大可能な車両用表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明にあってはその解決手法として次のようにしてある。すなわち、本発明の第1の構成において、車両に備えられ、車両情報が表示されるとともに、その表示仕様がカスタマイズ可能に構成される表示装置を備える車両用表示装置において、
上記表示装置の表示仕様は、
車両の外部に備えられ、各車両毎の表示装置の標準表示仕様に関する情報が記憶される表示仕様記憶装置と、
車両の外部に備えられ、車両を特定する特定情報の指定によって指定された当該車両における表示装置の標準表示仕様を上記表示仕様記憶装置から入手可能に構成されるとともに、入手された標準表示仕様に適合するようユーザーによる上記表示装置の表示仕様のカスタマイズを支援することが可能に構成される外部装置とに基づいて、カスタマイズ可能に構成してある。
本発明の第1の構成によれば、外部装置によって表示装置の表示仕様をカスタマイズするにあたり、外部装置によって入手された標準表示仕様に適合するよう支援されるため、車両の標準表示仕様を逸脱することなくユーザーによって自由にカスタマイズすることが可能になる。
【0006】
本発明の第2の構成において、上記表示仕様記憶装置には、車両が使用される国の法規制に関連するレギュレーション情報が記憶されるとともに、
上記外部装置は、入手されたレギュレーション情報に適合するようユーザーによる上記表示装置の表示仕様のカスタマイズを支援することが可能に構成してある。
本発明の第2の構成によれば、外部装置によって表示装置の表示仕様をカスタマイズするにあたり、外部装置によって入手された車両のレギュレーション情報に適合するよう支援されるため、表示仕様に係るレギュレーションを逸脱することなくユーザーによって自由にカスタマイズすることが可能になる。
【0007】
本発明の第3の構成において、上記外部装置は、上記表示装置に表示される表示項目の内、カスタマイズ不能な表示項目の選択が制限されるよう構成してある。
本発明の第3の構成によれば、少しでもカスタマイズするとレギュレーション違反になる懸念がある表示項目、例えば、ワーニングのシンボルマークは、カスタマイズ不能な表示項目としてその選択が制限されるため、表示仕様に係るレギュレーションからの逸脱が抑制される。
【0008】
本発明の第4の構成において、上記外部装置は、上記表示装置に表示される表示項目の内、非表示可能な表示項目の選択が可能に構成してある。
本発明の第4の構成によれば、レギュレーションに影響を与えない非表示項目の選択が可能に構成されるため、表示装置における表示スペースが広がり、表示仕様に係るレギュレーションの逸脱を抑制しつつカスタマイズの自由度を向上することができる。
【0009】
本発明の第5の構成において、上記外部装置は、上記表示装置の標準表示仕様における規格を自動的に設定することが可能に構成してある。
本発明の第5の構成によれば、レギュレーションに係る表示項目の規格が自動的に設定されるため、カスタマイズに伴う表示項目の規格からの逸脱を抑制することができる。
【0010】
本発明の第6の構成において、上記車両、表示仕様記憶装置及び外部装置の内少なくとも一つには、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様と、入手された標準表示仕様との適合性を判断する判断手段と、
該判断手段により、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に適合することが判断された場合のみ、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様の車両へのインストールを許容するインストール実行手段とが備えられるよう構成してある。
本発明の第6の構成によれば、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に適合する場合のみ車両にインストールされるため、車両の標準表示仕様に適合した表示仕様を表示装置に表示することができる。
【0011】
本発明の第7の構成において、上記車両、表示仕様記憶装置及び外部装置の内少なくとも一つには、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様と、入手された標準表示仕様との適合性を判断する判断手段と、
該判断手段によりカスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に適合しないことが判断された場合、カスタマイズされたカスマタイズ表示仕様を補正する補正手段と、
該補正手段により補正されたカスタマイズ表示仕様を車両へインストールするインストール手段とが備えられるよう構成してある。
本発明の第7の構成によれば、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に適合しない場合であっても、標準表示仕様に適合するよう補正された後車両にインストールされるため、標準表示仕様に適合した表示仕様を表示装置に表示することができる。
【0012】
本発明の第8の構成において、上記補正手段は、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に対して表示項目が過剰であると判断された場合、過剰であると判断された表示項目を削除するよう構成してある。
本発明の第8の構成によれば、カスタマイズされた表示仕様における表示項目が入手された標準表示仕様に対して過剰であることが判断された場合であっても、過剰であると判断された表示項目が削除されるため、標準表示仕様に適合した表示仕様を表示装置に表示することができる。
【0013】
本発明の第9の構成において、上記補正手段は、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に対して表示項目が不足であると判断された場合、不足であると判断された表示項目を追加するよう構成してある。
本発明の第9の構成によれば、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様における表示項目が入手された標準表示仕様における表示項目に対して不足していることが判断された場合であっても、不足であると判断された表示項目が追加されるため、標準表示仕様に適合した表示仕様を表示装置に表示することができる。
【0014】
本発明の第10の構成において、上記補正手段は、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された車両のレギュレーション情報に対して不適合であると判断された場合、レギュレーション情報に適合するよう不適合と判断された表示項目を補正するよう構成してある。
本発明の第10の構成によれば、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された車両のレギュレーション情報に対して不適合であると判断された場合であっても、レギュレーション情報に適合するよう不適合と判断された表示項目が補正されるため、標準表示仕様に適合した表示仕様を表示装置に表示することができる。
【0015】
本発明の第11の構成において、上記補正手段は、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様の規格に対して不一致であると判断された場合、表示項目の規格仕様に一致するよう不一致と判断された表示項目を補正するよう構成してある。
本発明の第11の構成によれば、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様の規格に対して不一致であると判断された場合であっても、標準表示仕様の規格に一致するよう不一致と判断された規格が補正されるため、標準表示仕様に適合した表示仕様を表示装置に表示することできる。
【0016】
本発明の第12の構成において、上記補正手段は、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様における表示項目の大きさが入手された標準表示仕様における表示項目の許容可能な大きさよりも大きいと判断された場合、表示項目の大きさを許容可能な大きさに補正するよう構成してある。
本発明の第12の構成によれば、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様における表示項目の大きさが入手された標準表示仕様における表示項目の許容可能な大きさよりも大きいと判断された場合であっても、表示項目の大きさが許容可能な大きさに補正されるため、標準表示仕様に適合した表示仕様を表示装置に表示することができる。
【0017】
本発明の第13の構成において、車両用表示装置の表示仕様をカスタマイズするためのカスタマイズ方法であって、
車両を特定する特定情報を指定することによって指定された当該車両の表示装置の標準表示仕様を入手するとともに、
入手された標準表示仕様に適合するようユーザーによるカスタマイズを支援するよう構成してある。
本発明の第13の構成によれば、外部装置によって表示装置の表示仕様のカスタマイズするにあたり、外部装置によって入手された標準表示仕様に適合するよう支援されるため、車両の標準表示仕様を逸脱することなくユーザーによって自由にカスタマイズすることが可能になる。
【0018】
本発明の第14の構成において、車両用表示装置の表示仕様をカスタマイズするためのカスタマイズ用制御プログラムであって、
車両を特定する特定情報を指定することによって指定された当該車両の表示装置の標準表示仕様を入手する表示仕様入手ステップと、
該表示仕様入手ステップにより入手された標準表示仕様に適合するようユーザーによるカスタマイズを支援する支援ステップとを備えるよう構成してある。
本発明の第14の構成によれば、外部装置によって表示装置の表示仕様のカスタマイズするにあたり、外部装置によって入手された標準表示仕様に適合するよう支援されるため、車両の標準表示仕様を逸脱することなくユーザーによって自由にカスタマイズすることが可能になる。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、車両の標準表示仕様を逸脱することなく車両用表示装置の表示仕様のカスタマイズ自由度を拡大することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は実施形態1〜3に関する全体構成図であり、1は車両、2は情報センター等に配置され、各車両毎に予め設定されている表示装置の標準表示仕様と、各ユーザーによってカスタマイズされた表示装置のカスタマイズ表示仕様とが記憶されている表示仕様記憶装置、3はユーザー等が所有するコンピュータであって、表示装置の表示仕様をカスタマイズ可能に構成される外部装置であり、車両1、表示仕様記憶装置2及び外部装置3の間は、例えば、電話回線や電波通信手段等によって情報の送受信が可能に構成されている。
【0021】
図2は実施形態1〜3に関する制御ブロック図であり、車両1には、エンジン回転数、車速、燃料、水温等車両情報をデジタル表示するための表示装置1aと、車体番号等車両を特定する特定情報、当該車両における表示装置1aの表示仕様等の車両仕様が記憶される車両仕様記憶手段1bと、表示仕様記憶装置2によりインストールされた表示仕様が設定される表示仕様設定手段1cと、その表示仕様設定手段1cにより設定された表示仕様に基づいて表示装置1aの表示仕様を変更するための表示制御手段1dとが備えられている。
また、表示仕様記憶装置2には、各車両の車両仕様記憶手段1bからの入手や、情報センターが別途入手した標準表示仕様が各車両毎に記憶される標準表示仕様記憶手段2aと、各ユーザーによってカスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が記憶されるカスタマイズ表示仕様記憶手段2bと、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様がインストールしようとする車両の表示装置1aの標準表示仕様に適合するか否か判断する判断手段2cと、その判断手段2cにより適合することが判断された場合のみ、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様を車両1の表示仕様設定手段1cにインストールするインストール実行手段2dとが備えられている。
また、外部装置3には、ユーザーによる車両特定のための特定情報の入力が可能とされる入力手段3aと、その入力手段3aに入力された特定情報に基づいて表示仕様記憶装置2の標準表示仕様記憶手段2aから該当する車両の表示装置1aの標準表示仕様を入手するための表示仕様入手手段3bと、その表示仕様入手手段3bから入手された標準表示仕様に適合するようユーザーによる表示仕様のカスタマイズを支援する支援手段3cと、その支援手段3cによる支援のもとカスタマイズされたカスタマイズ表示仕様をカスタマイズ表示仕様記憶手段2bに記憶する記憶手段3dとが備えられている。
【0022】
(実施形態1)
次に、表示仕様のカスタマイズの詳細を説明する。
図3は、実施形態1に関する外部装置3によるカスタマイズの詳細を示す制御フローチャートである。
図3のステップS1において、車両を特定する特定情報を入力する。例えば、図4に示すような画面において、車体番号や車種等車両を特定する特定情報を指定する。
続く、ステップS2では、指定された車両に対応する標準表示仕様を標準表示仕様記憶手段2aから読込む。例えば、図5に示すように、指定された車両に対応する表示仕様が読込まれる。尚、この標準表示仕様において、レギュレーション上カスタマイズ不能な表示規格は、予め固定されており、ここでは、水温計の単位、スピードメータの単位及び最高速度、タコメータの最高回転数及びレッドゾーンはカスタマイズ不能なため、予め固定されている。
ステップS3では、ステップS2で読込まれた標準表示仕様の内、レギュレーション上カスタマイズ可能な表示仕様をカスタマイズする。
ここで、カスタマイズの例を、図5〜図10に基づいて説明する。
まず、図5中矢印で示すように、カスタマイズ対象をクリック、ここでは、スピードメータをカスタマイズ対象としてクリックする例を示す。
次に、図6に示すように、スピードメータのデザインアイテムの内、カスタマイズしたいデザインアイテムを選択、ここでは、表示フォントを対象として選択する例を示す。
次に、図7に示すように、表示フォントの種類、スタイル、サイズ及び色を、ユーザーの好みに応じたものに選択し、カスタマイズする。
表示フォントのカスタマイズが終了すると、その他カスタマイズしたいデザインアイテムを選択、ここでは、図8に示すように、スピードメータの目盛りについて、刻み幅、サイズ、色をユーザーの好みに応じたものに選択し、カスタマイズする例を示す。
スピードメータの表示フォント、目盛りのカスタマイズが終了し、その他カスタマイズしたいデザインアイテムがない場合、図9で示すようにスピードメータのカスタマイズを完了させ、スピードメータ以外の表示項目についてカスタマイズしたい表示項目がなければ、図10で示すように最終的なカスタマイズ表示仕様を示す画面においてOKをクリックし、カスタマイズを完了する。
続く、ステップS4では、上述のようにステップS3でカスタマイズされたカスタマイズ表示仕様を表示仕様記憶装置2のカスタマイズ表示仕様記憶手段2bに記憶する。
【0023】
次に、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様の車両1へのインストールの詳細を説明する。
図11は、インストール手段2dにより、カスタマイズされた表示仕様の車両1へのインストールの詳細を示す制御フローチャートである。
図11のステップS10において、車両を特定する特定情報を入手する。例えば、上述したように、外部装置3の入力手段3aに入力された車体番号や車種を外部装置3から入手する。
続く、ステップS11において、図12に示すように、ステップS11において入手した車両の標準表示仕様に適合する表示仕様があるか否かを標準表示仕様記憶手段2a、カスタマイズ表示仕様記憶手段2bに記憶されている表示仕様の中から照合する。
ステップS12において、入手した車両の標準表示仕様に適合する表示仕様があるか否かが判断される。
ステップS12でYESと判断された時は、ステップS13において、適合する表示仕様を選択可能な画面が表示される。例えば、図13、図14に示されるように車両の標準表示仕様に適合可能な既存の標準表示仕様と、カスタマイズ表示仕様とが表示される。
ステップS14では、図13、図14で表示された適合可能な表示仕様の内、ユーザーの好みに応じたカスタマイズ表示仕様を選択、ここでは、図15に示すように、カスタマイズ表示仕様の内、テクノ改を選択する例を示す。
ステップS15では、ステップS14で選択した表示仕様のインストールを実行するか否か判断する。
ステップS15でYESと判断された時、ステップS16に進み、ステップS14で選択された表示仕様が車両1の表示仕様設定手段1cにインストールされ、ステップS17においてインストール完了メッセージが出力される。
また、ステップS15でNOと判断された時、つまり、図15に示す画面の状態においてキャンセルが選択された時、ステップS18に進み、他の表示仕様を再度読込むか否か判断する。
ステップS18でYESと判断された時は、ステップS13に戻り、ステップS13以降の処理を繰り返し実行し、NOと判断された時は、本処理を終了する。
また、ステップS12でNOと判断された時、ステップS19に進み、図16に示すような表示仕様不適合の表示を行い、本処理を終了する。
【0024】
以上のように、実施形態1によれば、表示装置1aの表示仕様のカスタマイズに際し、車両の標準表示仕様に適合できるようレギュレーションで規定される仕様規格は自動的に設定され、その他の表示デザインアイテムのみカスタマイズ可能となるよう支援されるため、車両の標準表示仕様を逸脱することなく表示仕様のカスタマイズを自由に行うことができる。
また、表示仕様を車両にインストールする際、インストールしようとする車両の標準表示仕様に適合する場合のみ車両にインストールされるため、車両の標準表示仕様の逸脱を抑制できる。
【0025】
(実施形態2)
実施形態2は、カスタマイズ変形例を示しており、カスタマイズ不能な表示項目に対するカスタマイズを抑制するための変形例を示す。
つまり、実施形態1では、図5に示すようにカスタマイズ不能な表示仕様の規格を予め固定しておくことによってカスタマイズ不能にする例を示した。
これに対し、実施形態2では、図17に示すように、カスタマイズしたい表示項目を選択する画面において、カスタマイズ不能な表示項目、ここでは、ワーニング(シンボルマーク)をカスタマイズ不能な表示項目として予め選択不能にしている。
従って、実施形態2によれば、カスタマイズ不能な表示項目の選択が制限され、レギュレーションからの逸脱を抑制することができる。
【0026】
(実施形態3)
実施形態3は、カスタマイズ変形例を示し、カスタマイズする際、非表示可能な表示項目を選択可能とすることによって、カスタマイズ自由度を向上する例を示す。
つまり、図18に示すように、カスタマイズしたい表示項目の内、表示装置1a上において非表示にすることが可能な表示項目を選択可能とし、ここでは、タコメータ、水温計、トリップメータ、時計及び油圧計を非表示可能な表示項目として予め設定している。
従って、実施形態3によれば、非表示可能な表示項目の選択が可能とされるため、表示装置1a上における表示スペースが広がり、表示項目の配置レイアウト、表示の大きさの自由度が広がり、カスタマイズ自由度を向上することができる。
【0027】
(実施形態4)
実施形態4は、表示仕様を車両にインストールする際のインストール変形例を示し、インストールする際に選択されたカスタマイズ表示仕様が標準表示仕様に対して適合しない場合、標準表示仕様に適合するようカスタマイズ表示仕様を補正してインストールする例を示す。
以下、図19〜図26に基づいて説明する。
図19は、実施形態4に関する制御ブロック図であり、実施形態1〜3に対して表示仕様記憶装置2内に、補正手段2eが追加されている点で相違し、その他の構成は実施形態1〜3と同様である。
補正手段2eは、判断手段2cにおいてカスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が標準表示仕様に適合しない場合、その適合しないカスタマイズ表示仕様を補正するよう構成されている。
【0028】
図20は、実施形態4に関するインストールの詳細を示す制御フローチャートである。
図20のステップS20では、まず、車両を特定する特定情報を入手する。例えば、上述したように、外部装置3の入力手段3aに入力された車体番号や車種を外部装置3から入手する。
続く、ステップS21において、インストールしたいカスタマイズ表示仕様を選択する。
ステップS22では、ステップS21で選択されたカスタマイズ表示仕様が、ステップS20において入手した車両の標準表示仕様に適合するか否か照合する。
続く、ステップS23では、ステップS23における照合の結果に基づき、カスタマイズ標準表示仕様が標準表示仕様の全仕様条件に適合するか否か判断する。
ステップS23でYESと判断された時は、ステップS24に進み、ステップS21で選択されたカスタマイズ表示仕様を車両1の表示仕様設定手段1c
インストールする。
また、ステップS23でNOと判断された時は、ステップS25に進み、後述する不適合補正処理を行った後、ステップS24で補正後のカスタマイズ表示仕様をインストールする。
【0029】
次に、図21に基づいて図20中ステップS25における不適合補正の詳細を説明する。
図21のステップS30において、選択されたカスタマイズ表示仕様における表示項目の内、標準表示仕様に対して過剰になっている表示項目があるか否か判断する。ここでは、図21に示すように、標準表示仕様に対してタコメータが過剰である例を示しており、タコメータを削除するか否か判断する。
ステップS30でYESと判断された時、ステップS31に進み、タコメータを削除する。
続く、ステップS32において、選択されたカスタマイズ表示仕様における表示項目の内、標準仕様に対して不足している表示項目があるか否か判断する。ここでは、図22に示すように、標準仕様に対してタコメータが不足している例を示しており、タコメータを追加するか否か判断する。
ステップS32でYESと判断された時は、ステップS33に進み、タコメータを追加する。尚、追加されるタコメータは、標準表示仕様のタコメータをそのまま追加する。
続く、ステップS34において、選択されたカスタマイズ表示仕様における表示項目の内、レギュレーションに適合しない表示項目があるか否か判断する。ここでは、図23に示すように、レギュレーションで規定されるシートベルトワーニング(シンボルマーク)が不適合である例を示しており、シートベルトワーニングを補正するか否か判断される。
ステップS34でYESと判断された時、ステップS35に進み、シートベルトワーニングをレギュレーションで規定されているシートベルトワーニングに補正する。
続く、ステップS36において、選択されたカスタマイズ表示仕様における表示項目の内、標準表示仕様の規格に適合しない表示項目があるか否か判断する。ここでは、図24に示すように、水温計の単位が標準仕様の規格に対して不適合である例を示しており、水温計の単位を補正するか否か判断する。
ステップS36でYESと判断された時、ステップS37に進み、水温計の単位を規格で規定されている単位に補正する。
続く、ステップS38において、選択されたカスタマイズ表示仕様における表示項目の内、表示項目の大きさが標準表示仕様の大きさよりも大きいか否か判断する。ここでは、図25に示すように、スピードメータの表示の大きさが標準表示仕様における許容可能な大きさよりも大きく設定されている例を示しており、スピードメータの表示の大きさを補正するか否か判断する。
ステップS38でYESと判断された時、ステップS39に進み、スピードメータの表示の大きさを標準表示仕様における許容可能な大きさにまで縮小される。
また、ステップS38でNOと判断された時は、選択されたカスタマイズ表示仕様に問題はないと考えられるため、ステップS40に進み、エラー表示を行う。
【0030】
以上のように、実施形態4によれば、カスタマイズ表示仕様をインストールする際、カスタマイズ表示仕様が標準表示仕様に適合しない場合、カスタマイズ表示仕様を補正、具体的には、表示項目が過剰である場合は過剰表示項目が削除され、また、表示項目が不足である場合は不足表示項目が追加され、また、レギュレーション不適合である場合はレギュレーションに適合するよう不適合表示項目が補正され、また、表示項目が規格に適合しない場合は規格に適合するよう不適合規格が補正され、表示項目の大きさが許容可能な大きさよりも大きい場合は許容可能な大きさ内に収まるよう表示項目の大きさが補正されるため、カスタマイズ表示仕様を標準表示仕様に適合させることができる。
【0031】
尚、本実施形態では、カスタマイズ表示仕様が標準表示仕様に適合するか否か判断する判断手段2c及びインストール手段2dを表示装置記憶装置2内に備える例を示したが、これらの手段を車両1内に備えるようにしてもよい。
また、本実施形態では、表示仕様のインストールを表示仕様記憶装置2(情報センター等)内のインストール手段2dを介して実行する例を示したが、表示仕様を書込んだ持ち運び可能なリムーバブルディスクを車両1の表示制御用ユニットに挿入し、車両1の表示仕様設定手段1cにインストールするようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1〜3に関わる全体構成図。
【図2】実施形態1〜3に関わる制御ブロック図。
【図3】実施形態1に関わるカスタマイズ内容を示すフローチャート。
【図4】実施形態1に関わる車種特定画面を示す図。
【図5】実施形態1に関わる標準表示仕様を示す図。
【図6】実施形態1に関わるカスタマイズ画面を示す図。
【図7】実施形態1に関わるカスタマイズ画面を示す図。
【図8】実施形態1に関わるカスタマイズ画面を示す図。
【図9】実施形態1に関わるカスタマイズ画面を示す図。
【図10】実施形態1に関わるカスタマイズ画面を示す図。
【図11】実施形態1に関わるインストールの詳細を示すフローチャート。
【図12】実施形態1に関わる表示仕様照合画面を示す図。
【図13】実施形態1に関わるインストール表示仕様選択画面を示す図。
【図14】実施形態1に関わるインストール表示仕様選択画面を示す図。
【図15】実施形態1に関わる選択表示仕様の適合照合画面を示す図。
【図16】実施形態1に関わる選択表示仕様の不適合画面を示す図。
【図17】実施形態2に関わるカスタマイズ選択不能表示画面を示す図。
【図18】実施形態3に関わる非表示画面を示す図。
【図19】実施形態4に関わる制御ブロックを示す図。
【図20】実施形態4に関わるインストールの詳細を示すフローチャート。
【図21】実施形態4に関わるインストール補正の詳細を示すフローチャート。
【図22】実施形態4に関わる表示仕様補正画面を示す図。
【図23】実施形態4に関わる表示仕様補正画面を示す図。
【図24】実施形態4に関わる表示仕様補正画面を示す図。
【図25】実施形態4に関わる表示仕様補正画面を示す図。
【図26】実施形態4に関わる表示仕様補正画面を示す図。
【符号の説明】
1:車両
1a:表示装置
2:表示仕様記憶装置
2a:標準表示仕様記憶手段
2b:カスタマイズ表示仕様記憶手段
2c:判断手段
2d:インストール手段
2e:補正手段
20d:適正空気圧記憶手段
3:外部装置
3c:カスタマイズ支援手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用表示装置に関し、特に、ユーザーによるカスタマイズが可能な車両用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の表示装置においては、車速、エンジン回転数、燃料残量等車両情報を、インストウルメントパネル等に設けられたCRT等の表示器にデジタル表示することは知られている。
また、表示器における表示項目、表示位置、表示の大きさ等表示方法については、ユーザーの視認性等好みに応じて変更可能にすることが望まれている。
例えば、特開平4−273016号公報には、表示項目の配置や表示の大きさの異なる複数の車両情報表示モードが予め設定されるとともに、その車両情報表示モードがユーザーによって選択可能とされ、車両情報表示をユーザーの意志によって変更可能にすることが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の先行技術によれば、予め設定されている車両情報表示モードからユーザーの好みに近いモードを選択可能としているだけであるため、ユーザーが望む車両情報表示モードが設定されていない場合があり、必ずしもユーザーの好みを十分に満足できない場合がある。
そこで、表示項目、表示位置、表示の大きさ等個々にカスタマイズ可能に構成し、ユーザーの好みに十分応えられるようカスタマイズの自由度を広げることが考えられる。
しかしながら、表示装置の表示仕様は、国の法規制でその表示に種々の規定がなされており、例えば、ワーニングランプの表示記号(シンボルマーク)や車速計の単位等各国毎にレギュレーションで規定されている。
ところが、このようなレギュレーションを考慮せずに、カスタマイズの自由度が拡大し過ぎると、これらのレギュレーションを満足できない表示仕様にカスタマイズされる懸念がある。
【0004】
本発明は、以上のような問題に勘案してなされたもので、その目的は、車両の標準表示仕様を逸脱することなく車両用表示装置の表示仕様のカスタマイズ自由度を拡大可能な車両用表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明にあってはその解決手法として次のようにしてある。すなわち、本発明の第1の構成において、車両に備えられ、車両情報が表示されるとともに、その表示仕様がカスタマイズ可能に構成される表示装置を備える車両用表示装置において、
上記表示装置の表示仕様は、
車両の外部に備えられ、各車両毎の表示装置の標準表示仕様に関する情報が記憶される表示仕様記憶装置と、
車両の外部に備えられ、車両を特定する特定情報の指定によって指定された当該車両における表示装置の標準表示仕様を上記表示仕様記憶装置から入手可能に構成されるとともに、入手された標準表示仕様に適合するようユーザーによる上記表示装置の表示仕様のカスタマイズを支援することが可能に構成される外部装置とに基づいて、カスタマイズ可能に構成してある。
本発明の第1の構成によれば、外部装置によって表示装置の表示仕様をカスタマイズするにあたり、外部装置によって入手された標準表示仕様に適合するよう支援されるため、車両の標準表示仕様を逸脱することなくユーザーによって自由にカスタマイズすることが可能になる。
【0006】
本発明の第2の構成において、上記表示仕様記憶装置には、車両が使用される国の法規制に関連するレギュレーション情報が記憶されるとともに、
上記外部装置は、入手されたレギュレーション情報に適合するようユーザーによる上記表示装置の表示仕様のカスタマイズを支援することが可能に構成してある。
本発明の第2の構成によれば、外部装置によって表示装置の表示仕様をカスタマイズするにあたり、外部装置によって入手された車両のレギュレーション情報に適合するよう支援されるため、表示仕様に係るレギュレーションを逸脱することなくユーザーによって自由にカスタマイズすることが可能になる。
【0007】
本発明の第3の構成において、上記外部装置は、上記表示装置に表示される表示項目の内、カスタマイズ不能な表示項目の選択が制限されるよう構成してある。
本発明の第3の構成によれば、少しでもカスタマイズするとレギュレーション違反になる懸念がある表示項目、例えば、ワーニングのシンボルマークは、カスタマイズ不能な表示項目としてその選択が制限されるため、表示仕様に係るレギュレーションからの逸脱が抑制される。
【0008】
本発明の第4の構成において、上記外部装置は、上記表示装置に表示される表示項目の内、非表示可能な表示項目の選択が可能に構成してある。
本発明の第4の構成によれば、レギュレーションに影響を与えない非表示項目の選択が可能に構成されるため、表示装置における表示スペースが広がり、表示仕様に係るレギュレーションの逸脱を抑制しつつカスタマイズの自由度を向上することができる。
【0009】
本発明の第5の構成において、上記外部装置は、上記表示装置の標準表示仕様における規格を自動的に設定することが可能に構成してある。
本発明の第5の構成によれば、レギュレーションに係る表示項目の規格が自動的に設定されるため、カスタマイズに伴う表示項目の規格からの逸脱を抑制することができる。
【0010】
本発明の第6の構成において、上記車両、表示仕様記憶装置及び外部装置の内少なくとも一つには、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様と、入手された標準表示仕様との適合性を判断する判断手段と、
該判断手段により、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に適合することが判断された場合のみ、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様の車両へのインストールを許容するインストール実行手段とが備えられるよう構成してある。
本発明の第6の構成によれば、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に適合する場合のみ車両にインストールされるため、車両の標準表示仕様に適合した表示仕様を表示装置に表示することができる。
【0011】
本発明の第7の構成において、上記車両、表示仕様記憶装置及び外部装置の内少なくとも一つには、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様と、入手された標準表示仕様との適合性を判断する判断手段と、
該判断手段によりカスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に適合しないことが判断された場合、カスタマイズされたカスマタイズ表示仕様を補正する補正手段と、
該補正手段により補正されたカスタマイズ表示仕様を車両へインストールするインストール手段とが備えられるよう構成してある。
本発明の第7の構成によれば、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に適合しない場合であっても、標準表示仕様に適合するよう補正された後車両にインストールされるため、標準表示仕様に適合した表示仕様を表示装置に表示することができる。
【0012】
本発明の第8の構成において、上記補正手段は、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に対して表示項目が過剰であると判断された場合、過剰であると判断された表示項目を削除するよう構成してある。
本発明の第8の構成によれば、カスタマイズされた表示仕様における表示項目が入手された標準表示仕様に対して過剰であることが判断された場合であっても、過剰であると判断された表示項目が削除されるため、標準表示仕様に適合した表示仕様を表示装置に表示することができる。
【0013】
本発明の第9の構成において、上記補正手段は、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に対して表示項目が不足であると判断された場合、不足であると判断された表示項目を追加するよう構成してある。
本発明の第9の構成によれば、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様における表示項目が入手された標準表示仕様における表示項目に対して不足していることが判断された場合であっても、不足であると判断された表示項目が追加されるため、標準表示仕様に適合した表示仕様を表示装置に表示することができる。
【0014】
本発明の第10の構成において、上記補正手段は、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された車両のレギュレーション情報に対して不適合であると判断された場合、レギュレーション情報に適合するよう不適合と判断された表示項目を補正するよう構成してある。
本発明の第10の構成によれば、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された車両のレギュレーション情報に対して不適合であると判断された場合であっても、レギュレーション情報に適合するよう不適合と判断された表示項目が補正されるため、標準表示仕様に適合した表示仕様を表示装置に表示することができる。
【0015】
本発明の第11の構成において、上記補正手段は、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様の規格に対して不一致であると判断された場合、表示項目の規格仕様に一致するよう不一致と判断された表示項目を補正するよう構成してある。
本発明の第11の構成によれば、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様の規格に対して不一致であると判断された場合であっても、標準表示仕様の規格に一致するよう不一致と判断された規格が補正されるため、標準表示仕様に適合した表示仕様を表示装置に表示することできる。
【0016】
本発明の第12の構成において、上記補正手段は、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様における表示項目の大きさが入手された標準表示仕様における表示項目の許容可能な大きさよりも大きいと判断された場合、表示項目の大きさを許容可能な大きさに補正するよう構成してある。
本発明の第12の構成によれば、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様における表示項目の大きさが入手された標準表示仕様における表示項目の許容可能な大きさよりも大きいと判断された場合であっても、表示項目の大きさが許容可能な大きさに補正されるため、標準表示仕様に適合した表示仕様を表示装置に表示することができる。
【0017】
本発明の第13の構成において、車両用表示装置の表示仕様をカスタマイズするためのカスタマイズ方法であって、
車両を特定する特定情報を指定することによって指定された当該車両の表示装置の標準表示仕様を入手するとともに、
入手された標準表示仕様に適合するようユーザーによるカスタマイズを支援するよう構成してある。
本発明の第13の構成によれば、外部装置によって表示装置の表示仕様のカスタマイズするにあたり、外部装置によって入手された標準表示仕様に適合するよう支援されるため、車両の標準表示仕様を逸脱することなくユーザーによって自由にカスタマイズすることが可能になる。
【0018】
本発明の第14の構成において、車両用表示装置の表示仕様をカスタマイズするためのカスタマイズ用制御プログラムであって、
車両を特定する特定情報を指定することによって指定された当該車両の表示装置の標準表示仕様を入手する表示仕様入手ステップと、
該表示仕様入手ステップにより入手された標準表示仕様に適合するようユーザーによるカスタマイズを支援する支援ステップとを備えるよう構成してある。
本発明の第14の構成によれば、外部装置によって表示装置の表示仕様のカスタマイズするにあたり、外部装置によって入手された標準表示仕様に適合するよう支援されるため、車両の標準表示仕様を逸脱することなくユーザーによって自由にカスタマイズすることが可能になる。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、車両の標準表示仕様を逸脱することなく車両用表示装置の表示仕様のカスタマイズ自由度を拡大することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は実施形態1〜3に関する全体構成図であり、1は車両、2は情報センター等に配置され、各車両毎に予め設定されている表示装置の標準表示仕様と、各ユーザーによってカスタマイズされた表示装置のカスタマイズ表示仕様とが記憶されている表示仕様記憶装置、3はユーザー等が所有するコンピュータであって、表示装置の表示仕様をカスタマイズ可能に構成される外部装置であり、車両1、表示仕様記憶装置2及び外部装置3の間は、例えば、電話回線や電波通信手段等によって情報の送受信が可能に構成されている。
【0021】
図2は実施形態1〜3に関する制御ブロック図であり、車両1には、エンジン回転数、車速、燃料、水温等車両情報をデジタル表示するための表示装置1aと、車体番号等車両を特定する特定情報、当該車両における表示装置1aの表示仕様等の車両仕様が記憶される車両仕様記憶手段1bと、表示仕様記憶装置2によりインストールされた表示仕様が設定される表示仕様設定手段1cと、その表示仕様設定手段1cにより設定された表示仕様に基づいて表示装置1aの表示仕様を変更するための表示制御手段1dとが備えられている。
また、表示仕様記憶装置2には、各車両の車両仕様記憶手段1bからの入手や、情報センターが別途入手した標準表示仕様が各車両毎に記憶される標準表示仕様記憶手段2aと、各ユーザーによってカスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が記憶されるカスタマイズ表示仕様記憶手段2bと、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様がインストールしようとする車両の表示装置1aの標準表示仕様に適合するか否か判断する判断手段2cと、その判断手段2cにより適合することが判断された場合のみ、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様を車両1の表示仕様設定手段1cにインストールするインストール実行手段2dとが備えられている。
また、外部装置3には、ユーザーによる車両特定のための特定情報の入力が可能とされる入力手段3aと、その入力手段3aに入力された特定情報に基づいて表示仕様記憶装置2の標準表示仕様記憶手段2aから該当する車両の表示装置1aの標準表示仕様を入手するための表示仕様入手手段3bと、その表示仕様入手手段3bから入手された標準表示仕様に適合するようユーザーによる表示仕様のカスタマイズを支援する支援手段3cと、その支援手段3cによる支援のもとカスタマイズされたカスタマイズ表示仕様をカスタマイズ表示仕様記憶手段2bに記憶する記憶手段3dとが備えられている。
【0022】
(実施形態1)
次に、表示仕様のカスタマイズの詳細を説明する。
図3は、実施形態1に関する外部装置3によるカスタマイズの詳細を示す制御フローチャートである。
図3のステップS1において、車両を特定する特定情報を入力する。例えば、図4に示すような画面において、車体番号や車種等車両を特定する特定情報を指定する。
続く、ステップS2では、指定された車両に対応する標準表示仕様を標準表示仕様記憶手段2aから読込む。例えば、図5に示すように、指定された車両に対応する表示仕様が読込まれる。尚、この標準表示仕様において、レギュレーション上カスタマイズ不能な表示規格は、予め固定されており、ここでは、水温計の単位、スピードメータの単位及び最高速度、タコメータの最高回転数及びレッドゾーンはカスタマイズ不能なため、予め固定されている。
ステップS3では、ステップS2で読込まれた標準表示仕様の内、レギュレーション上カスタマイズ可能な表示仕様をカスタマイズする。
ここで、カスタマイズの例を、図5〜図10に基づいて説明する。
まず、図5中矢印で示すように、カスタマイズ対象をクリック、ここでは、スピードメータをカスタマイズ対象としてクリックする例を示す。
次に、図6に示すように、スピードメータのデザインアイテムの内、カスタマイズしたいデザインアイテムを選択、ここでは、表示フォントを対象として選択する例を示す。
次に、図7に示すように、表示フォントの種類、スタイル、サイズ及び色を、ユーザーの好みに応じたものに選択し、カスタマイズする。
表示フォントのカスタマイズが終了すると、その他カスタマイズしたいデザインアイテムを選択、ここでは、図8に示すように、スピードメータの目盛りについて、刻み幅、サイズ、色をユーザーの好みに応じたものに選択し、カスタマイズする例を示す。
スピードメータの表示フォント、目盛りのカスタマイズが終了し、その他カスタマイズしたいデザインアイテムがない場合、図9で示すようにスピードメータのカスタマイズを完了させ、スピードメータ以外の表示項目についてカスタマイズしたい表示項目がなければ、図10で示すように最終的なカスタマイズ表示仕様を示す画面においてOKをクリックし、カスタマイズを完了する。
続く、ステップS4では、上述のようにステップS3でカスタマイズされたカスタマイズ表示仕様を表示仕様記憶装置2のカスタマイズ表示仕様記憶手段2bに記憶する。
【0023】
次に、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様の車両1へのインストールの詳細を説明する。
図11は、インストール手段2dにより、カスタマイズされた表示仕様の車両1へのインストールの詳細を示す制御フローチャートである。
図11のステップS10において、車両を特定する特定情報を入手する。例えば、上述したように、外部装置3の入力手段3aに入力された車体番号や車種を外部装置3から入手する。
続く、ステップS11において、図12に示すように、ステップS11において入手した車両の標準表示仕様に適合する表示仕様があるか否かを標準表示仕様記憶手段2a、カスタマイズ表示仕様記憶手段2bに記憶されている表示仕様の中から照合する。
ステップS12において、入手した車両の標準表示仕様に適合する表示仕様があるか否かが判断される。
ステップS12でYESと判断された時は、ステップS13において、適合する表示仕様を選択可能な画面が表示される。例えば、図13、図14に示されるように車両の標準表示仕様に適合可能な既存の標準表示仕様と、カスタマイズ表示仕様とが表示される。
ステップS14では、図13、図14で表示された適合可能な表示仕様の内、ユーザーの好みに応じたカスタマイズ表示仕様を選択、ここでは、図15に示すように、カスタマイズ表示仕様の内、テクノ改を選択する例を示す。
ステップS15では、ステップS14で選択した表示仕様のインストールを実行するか否か判断する。
ステップS15でYESと判断された時、ステップS16に進み、ステップS14で選択された表示仕様が車両1の表示仕様設定手段1cにインストールされ、ステップS17においてインストール完了メッセージが出力される。
また、ステップS15でNOと判断された時、つまり、図15に示す画面の状態においてキャンセルが選択された時、ステップS18に進み、他の表示仕様を再度読込むか否か判断する。
ステップS18でYESと判断された時は、ステップS13に戻り、ステップS13以降の処理を繰り返し実行し、NOと判断された時は、本処理を終了する。
また、ステップS12でNOと判断された時、ステップS19に進み、図16に示すような表示仕様不適合の表示を行い、本処理を終了する。
【0024】
以上のように、実施形態1によれば、表示装置1aの表示仕様のカスタマイズに際し、車両の標準表示仕様に適合できるようレギュレーションで規定される仕様規格は自動的に設定され、その他の表示デザインアイテムのみカスタマイズ可能となるよう支援されるため、車両の標準表示仕様を逸脱することなく表示仕様のカスタマイズを自由に行うことができる。
また、表示仕様を車両にインストールする際、インストールしようとする車両の標準表示仕様に適合する場合のみ車両にインストールされるため、車両の標準表示仕様の逸脱を抑制できる。
【0025】
(実施形態2)
実施形態2は、カスタマイズ変形例を示しており、カスタマイズ不能な表示項目に対するカスタマイズを抑制するための変形例を示す。
つまり、実施形態1では、図5に示すようにカスタマイズ不能な表示仕様の規格を予め固定しておくことによってカスタマイズ不能にする例を示した。
これに対し、実施形態2では、図17に示すように、カスタマイズしたい表示項目を選択する画面において、カスタマイズ不能な表示項目、ここでは、ワーニング(シンボルマーク)をカスタマイズ不能な表示項目として予め選択不能にしている。
従って、実施形態2によれば、カスタマイズ不能な表示項目の選択が制限され、レギュレーションからの逸脱を抑制することができる。
【0026】
(実施形態3)
実施形態3は、カスタマイズ変形例を示し、カスタマイズする際、非表示可能な表示項目を選択可能とすることによって、カスタマイズ自由度を向上する例を示す。
つまり、図18に示すように、カスタマイズしたい表示項目の内、表示装置1a上において非表示にすることが可能な表示項目を選択可能とし、ここでは、タコメータ、水温計、トリップメータ、時計及び油圧計を非表示可能な表示項目として予め設定している。
従って、実施形態3によれば、非表示可能な表示項目の選択が可能とされるため、表示装置1a上における表示スペースが広がり、表示項目の配置レイアウト、表示の大きさの自由度が広がり、カスタマイズ自由度を向上することができる。
【0027】
(実施形態4)
実施形態4は、表示仕様を車両にインストールする際のインストール変形例を示し、インストールする際に選択されたカスタマイズ表示仕様が標準表示仕様に対して適合しない場合、標準表示仕様に適合するようカスタマイズ表示仕様を補正してインストールする例を示す。
以下、図19〜図26に基づいて説明する。
図19は、実施形態4に関する制御ブロック図であり、実施形態1〜3に対して表示仕様記憶装置2内に、補正手段2eが追加されている点で相違し、その他の構成は実施形態1〜3と同様である。
補正手段2eは、判断手段2cにおいてカスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が標準表示仕様に適合しない場合、その適合しないカスタマイズ表示仕様を補正するよう構成されている。
【0028】
図20は、実施形態4に関するインストールの詳細を示す制御フローチャートである。
図20のステップS20では、まず、車両を特定する特定情報を入手する。例えば、上述したように、外部装置3の入力手段3aに入力された車体番号や車種を外部装置3から入手する。
続く、ステップS21において、インストールしたいカスタマイズ表示仕様を選択する。
ステップS22では、ステップS21で選択されたカスタマイズ表示仕様が、ステップS20において入手した車両の標準表示仕様に適合するか否か照合する。
続く、ステップS23では、ステップS23における照合の結果に基づき、カスタマイズ標準表示仕様が標準表示仕様の全仕様条件に適合するか否か判断する。
ステップS23でYESと判断された時は、ステップS24に進み、ステップS21で選択されたカスタマイズ表示仕様を車両1の表示仕様設定手段1c
インストールする。
また、ステップS23でNOと判断された時は、ステップS25に進み、後述する不適合補正処理を行った後、ステップS24で補正後のカスタマイズ表示仕様をインストールする。
【0029】
次に、図21に基づいて図20中ステップS25における不適合補正の詳細を説明する。
図21のステップS30において、選択されたカスタマイズ表示仕様における表示項目の内、標準表示仕様に対して過剰になっている表示項目があるか否か判断する。ここでは、図21に示すように、標準表示仕様に対してタコメータが過剰である例を示しており、タコメータを削除するか否か判断する。
ステップS30でYESと判断された時、ステップS31に進み、タコメータを削除する。
続く、ステップS32において、選択されたカスタマイズ表示仕様における表示項目の内、標準仕様に対して不足している表示項目があるか否か判断する。ここでは、図22に示すように、標準仕様に対してタコメータが不足している例を示しており、タコメータを追加するか否か判断する。
ステップS32でYESと判断された時は、ステップS33に進み、タコメータを追加する。尚、追加されるタコメータは、標準表示仕様のタコメータをそのまま追加する。
続く、ステップS34において、選択されたカスタマイズ表示仕様における表示項目の内、レギュレーションに適合しない表示項目があるか否か判断する。ここでは、図23に示すように、レギュレーションで規定されるシートベルトワーニング(シンボルマーク)が不適合である例を示しており、シートベルトワーニングを補正するか否か判断される。
ステップS34でYESと判断された時、ステップS35に進み、シートベルトワーニングをレギュレーションで規定されているシートベルトワーニングに補正する。
続く、ステップS36において、選択されたカスタマイズ表示仕様における表示項目の内、標準表示仕様の規格に適合しない表示項目があるか否か判断する。ここでは、図24に示すように、水温計の単位が標準仕様の規格に対して不適合である例を示しており、水温計の単位を補正するか否か判断する。
ステップS36でYESと判断された時、ステップS37に進み、水温計の単位を規格で規定されている単位に補正する。
続く、ステップS38において、選択されたカスタマイズ表示仕様における表示項目の内、表示項目の大きさが標準表示仕様の大きさよりも大きいか否か判断する。ここでは、図25に示すように、スピードメータの表示の大きさが標準表示仕様における許容可能な大きさよりも大きく設定されている例を示しており、スピードメータの表示の大きさを補正するか否か判断する。
ステップS38でYESと判断された時、ステップS39に進み、スピードメータの表示の大きさを標準表示仕様における許容可能な大きさにまで縮小される。
また、ステップS38でNOと判断された時は、選択されたカスタマイズ表示仕様に問題はないと考えられるため、ステップS40に進み、エラー表示を行う。
【0030】
以上のように、実施形態4によれば、カスタマイズ表示仕様をインストールする際、カスタマイズ表示仕様が標準表示仕様に適合しない場合、カスタマイズ表示仕様を補正、具体的には、表示項目が過剰である場合は過剰表示項目が削除され、また、表示項目が不足である場合は不足表示項目が追加され、また、レギュレーション不適合である場合はレギュレーションに適合するよう不適合表示項目が補正され、また、表示項目が規格に適合しない場合は規格に適合するよう不適合規格が補正され、表示項目の大きさが許容可能な大きさよりも大きい場合は許容可能な大きさ内に収まるよう表示項目の大きさが補正されるため、カスタマイズ表示仕様を標準表示仕様に適合させることができる。
【0031】
尚、本実施形態では、カスタマイズ表示仕様が標準表示仕様に適合するか否か判断する判断手段2c及びインストール手段2dを表示装置記憶装置2内に備える例を示したが、これらの手段を車両1内に備えるようにしてもよい。
また、本実施形態では、表示仕様のインストールを表示仕様記憶装置2(情報センター等)内のインストール手段2dを介して実行する例を示したが、表示仕様を書込んだ持ち運び可能なリムーバブルディスクを車両1の表示制御用ユニットに挿入し、車両1の表示仕様設定手段1cにインストールするようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1〜3に関わる全体構成図。
【図2】実施形態1〜3に関わる制御ブロック図。
【図3】実施形態1に関わるカスタマイズ内容を示すフローチャート。
【図4】実施形態1に関わる車種特定画面を示す図。
【図5】実施形態1に関わる標準表示仕様を示す図。
【図6】実施形態1に関わるカスタマイズ画面を示す図。
【図7】実施形態1に関わるカスタマイズ画面を示す図。
【図8】実施形態1に関わるカスタマイズ画面を示す図。
【図9】実施形態1に関わるカスタマイズ画面を示す図。
【図10】実施形態1に関わるカスタマイズ画面を示す図。
【図11】実施形態1に関わるインストールの詳細を示すフローチャート。
【図12】実施形態1に関わる表示仕様照合画面を示す図。
【図13】実施形態1に関わるインストール表示仕様選択画面を示す図。
【図14】実施形態1に関わるインストール表示仕様選択画面を示す図。
【図15】実施形態1に関わる選択表示仕様の適合照合画面を示す図。
【図16】実施形態1に関わる選択表示仕様の不適合画面を示す図。
【図17】実施形態2に関わるカスタマイズ選択不能表示画面を示す図。
【図18】実施形態3に関わる非表示画面を示す図。
【図19】実施形態4に関わる制御ブロックを示す図。
【図20】実施形態4に関わるインストールの詳細を示すフローチャート。
【図21】実施形態4に関わるインストール補正の詳細を示すフローチャート。
【図22】実施形態4に関わる表示仕様補正画面を示す図。
【図23】実施形態4に関わる表示仕様補正画面を示す図。
【図24】実施形態4に関わる表示仕様補正画面を示す図。
【図25】実施形態4に関わる表示仕様補正画面を示す図。
【図26】実施形態4に関わる表示仕様補正画面を示す図。
【符号の説明】
1:車両
1a:表示装置
2:表示仕様記憶装置
2a:標準表示仕様記憶手段
2b:カスタマイズ表示仕様記憶手段
2c:判断手段
2d:インストール手段
2e:補正手段
20d:適正空気圧記憶手段
3:外部装置
3c:カスタマイズ支援手段
Claims (14)
- 車両に備えられ、車両情報が表示されるとともに、その表示仕様がカスタマイズ可能に構成される表示装置を備える車両用表示装置において、
上記表示装置の表示仕様は、
車両の外部に備えられ、各車両毎の表示装置の標準表示仕様に関する情報が記憶される表示仕様記憶装置と、
車両の外部に備えられ、車両を特定する特定情報の指定によって指定された当該車両における表示装置の標準表示仕様を上記表示仕様記憶装置から入手可能に構成されるとともに、入手された標準表示仕様に適合するようユーザーによる上記表示装置の表示仕様のカスタマイズを支援することが可能に構成される外部装置とに基づいて、
カスタマイズ可能に構成されることを特徴とする車両用表示装置。 - 上記表示仕様記憶装置には、車両が使用される国の法規制に関連するレギュレーション情報が記憶されるとともに、
上記外部装置は、入手されたレギュレーション情報に適合するようユーザーによる上記表示装置の表示仕様のカスタマイズを支援することが可能に構成されることを特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。 - 上記外部装置は、上記表示装置に表示される表示項目の内、カスタマイズ不能な表示項目の選択が制限されるよう構成されることを特徴とする請求項2記載の車両用表示装置。
- 上記外部装置は、上記表示装置に表示される表示項目の内、非表示可能な表示項目の選択が可能に構成されることを特徴とする請求項2記載の車両用表示装置。
- 上記外部装置は、上記表示装置の標準表示仕様における規格を自動的に設定することが可能に構成されることを特徴とする請求項2記載の車両用表示装置。
- 上記車両、表示仕様記憶装置及び外部装置の内少なくとも一つには、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様と、入手された標準表示仕様との適合性を判断する判断手段と、
該判断手段により、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に適合することが判別された場合のみ、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様の車両へのインストールを許容するインストール実行手段とが備えられていることを特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。 - 上記車両、表示仕様記憶装置及び外部装置の内少なくとも一つには、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様と、入手された標準表示仕様との適合性を判断する判断手段と、
該判断手段により、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に適合しないことが判別された場合、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様を補正する補正手段と、
該補正手段により補正されたカスタマイズ表示仕様を車両へインストールするインストール手段とが備えられていることを特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。 - 上記補正手段は、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に対して表示項目が過剰であると判断された場合、過剰であると判断された表示項目を削除するよう構成されることを特徴とする請求項7記載の車両用表示装置。
- 上記補正手段は、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様に対して表示項目が不足であると判断された場合、不足であると判断された表示項目を追加するよう構成されることを特徴とする請求項7記載の車両用表示装置。
- 上記補正手段は、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された車両のレギュレーション情報に対して不適合であると判断された場合、レギュレーション情報に適合するよう不適合と判断された表示項目を補正するよう構成されることを特徴とする請求項7記載の車両用表示装置。
- 上記補正手段は、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様が入手された標準表示仕様の規格に対して不一致であると判断された場合、標準表示仕様の規格に一致するよう不一致と判断された規格を補正するよう構成されることを特徴とする請求項7記載の車両用表示装置。
- 上記補正手段は、カスタマイズされたカスタマイズ表示仕様における表示項目の大きさが入手された標準表示仕様における表示項目の許容可能な大きさよりも大きいと判断された場合、表示項目の大きさを許容可能な大きさに補正するよう構成されることを特徴とする請求項7記載の車両用表示装置。
- 車両用表示装置の表示仕様をカスタマイズするためのカスタマイズ方法であって、
車両を特定する特定情報を指定することによって指定された当該車両の表示装置の標準表示仕様を入手するとともに、
入手された標準表示仕様に適合するようユーザーによるカスタマイズを支援することを特徴とする車両用表示装置のカスタマイズ方法。 - 車両用表示装置の表示仕様をカスタマイズするためのカスタマイズ用制御プログラムであって、
車両を特定する特定情報を指定することによって指定された当該車両の表示装置の標準表示仕様を入手する表示仕様入手ステップと、
該表示仕様入手ステップにより入手された標準表示仕様に適合するようユーザーによるカスタマイズを支援する支援ステップとを備えていることを特徴とする車両用表示装置のカスタマイズ用制御プログラム。
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