JP2004040083A - ディスクリートコンポーネントアレイ - Google Patents
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Abstract
【課題】集積受動素子アセンブリを提供する。
【解決手段】受け構造はベース部と、スペーサリブと、オプションの側壁とを含む。隣接するコンポーネント端子を効果的に分離するために、スペーサリブを連続させ、又は対向するスペーサリブを提供することができる。デバイスの実装を助け、固定後の洗浄および眼に見える端子接触を容易にするために、開示の技術の選択の例にスタンドオフフィーチャを組み込むことができる。ディスクリート受動素子は、抵抗と、コンデンサと、インダクタと、他の適当なデバイスの選択の組み合わせとを含むことができる。
【選択図】 図1A
【解決手段】受け構造はベース部と、スペーサリブと、オプションの側壁とを含む。隣接するコンポーネント端子を効果的に分離するために、スペーサリブを連続させ、又は対向するスペーサリブを提供することができる。デバイスの実装を助け、固定後の洗浄および眼に見える端子接触を容易にするために、開示の技術の選択の例にスタンドオフフィーチャを組み込むことができる。ディスクリート受動素子は、抵抗と、コンデンサと、インダクタと、他の適当なデバイスの選択の組み合わせとを含むことができる。
【選択図】 図1A
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクリートコンポーネントアレイに関し、積層コンデンサ、抵抗、インダクタ、および/または他の受動素子の改良型の集積構成に関する。開示の技術には、特に、複数の受動素子を結合して単一のモジュールとして基板に実装するために、結合するのに役立つ受け構造(receiving structure)、例えば、カプセル化されたシェル(encapsulated shell)と、アレイフレーム(array frame)とが含まれる。
【0002】
現代の多くの電子デバイスは、複数のコンポーネントが、インラインコンビネーション(in−line combination)またはコンフィギュアドアレイ(cofigured array)として提供されている。複数のコンポーネントを単一の具体例として提供すると、このようなマルチプルコンポーネントデバイスの使用がさまざまな方法で容易になる。例えば、このようなコンデンサアレイの個々のコンポーネントを使用して、種々の目的で、異なる回路位置に、キャパシタンスを持たせることができ、キャパシタンスを異ならせることができる。あるいはまた、コンデンサアレイの複数のコンデンサを並列に接続し、これらを組み合わることにより、大きなキャパシタンスを有する単一の容量素子を提供することができる。特許文献1には、このようなコンデンサアレイで使用することができる積層コンデンサが開示されている。一体化された構成における複数のコンポーネントの組み合わせ例が、特許文献2、特許文献3および特許文献4に開示されている。
【0003】
複数のコンポーネントを単一の具体例として提供するときには、異なるタイプのコンポーネントを組み込むことが望ましいことがしばしばある。集積化された受動素子としては、抵抗、コンデンサおよび/またはインダクタなどのコンポーネントの組合せを、単一の電子デバイスに組み込んだ例が知られている。このように種々に組み合わせると、単一のデバイスを使用することができるタイプの回路応用に汎用性を提供する。集積化された受動素子の組み合わせの例が特許文献5および特許文献6に見られる。
【0004】
単一の電子デバイス中の複数のコンポーネントの組み合わせを容易にする方法としては、種々の方法が知られている。これらの方法においては、独特な端子配置、又は組み合わされたコンポーネント間の電気接続に焦点を当てているものがある。特許文献7、特許文献8、特許文献9および特許文献10には、特定の電気接続特徴を有するマルチコンポーネントモジュールの例が提供されている。他の電気コンポーネントアレイは、単一の具体例においてコンポーネントの組み合わせを容易にするため、メカニカルなフィーチャ成形物、例えばモールディング又はマウンティングを利用している。特定のメカニカルな構造を有するコンポーネントの例には、特許文献11、特許文献12、特許文献13、特許文献14、及び特許文献15が含まれる。特定のアレイ構成を有する電気コンポーネントの他の例が、特許文献16および特許文献17に開示されている。
【0005】
コンポーネント技術に関する参考文献としては、さらに特許文献18、特許文献19および特許文献20が含まれる。
【0006】
以上の米国特許文献は、ここに番号を付して、全ての目的において、本明細書の一部とする。
【0007】
【特許文献1】
米国特許第4,831,494号明細書
【0008】
【特許文献2】
米国特許第6,243,605号明細書
【0009】
【特許文献3】
米国特許第5,936,840号明細書
【0010】
【特許文献4】
米国特許第4,365,284号明細書
【0011】
【特許文献5】
米国特許第6,058,004号明細書
【0012】
【特許文献6】
米国特許第5,495,387号明細書
【0013】
【特許文献7】
米国特許第6,172,878号明細書
【0014】
【特許文献8】
米国特許第5,367,437号明細書
【0015】
【特許文献9】
米国特許第4,672,511号明細書
【0016】
【特許文献10】
米国特許第re.31,929号明細書
【0017】
【特許文献11】
米国特許第6,154,372号明細書
【0018】
【特許文献12】
米国特許第6,097,611号明細書
【0019】
【特許文献13】
米国特許6,091,145号明細書
【0020】
【特許文献14】
米国特許第6,081,416号明細書
【0021】
【特許文献15】
米国特許第5,307,240号明細書
【0022】
【特許文献16】
米国特許第6,040,622号明細書
【0023】
【特許文献17】
米国特許第3,280,378号明細書
【0024】
【特許文献18】
米国特許第5,786,987号明細書
【0025】
【特許文献19】
米国特許第5,754,405号明細書
【0026】
【特許文献20】
米国特許第5,670,824号明細書
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の主題は、電子コンポーネント技術のある態様に関する種々の欠点および他の限界を認識し、それに対処することにある。そこで、本明細書に開示する技術の主な目的は、概して、受動コンポーネントの改良された集積化である。より具体的には、開示の技術は、複数のディスクリート受動素子を受けるメカニカルな構造に関し、基板に実装するためにそれらを組み合わせて単一モジュールにするためのメカニカルな構造に関する。
【0028】
本明細書に開示する技術の他の目的は、一般的に同様の寸法を有する複数の受動素子をリニアまたはアレイ構成に配置することを可能にするディスクリートコンポーネントアレイを提供することにある。ついで、好ましくは、このようなコンポーネントを個々に実装するのに比べ、相対的に小さなフットプリントを使用してこのようなマルチコンポーネント構成を、プリント回路基板または他の基板に実装する。
【0029】
本発明の主題の他の目的は、ディスクリートコンポーネントアレイに基づくカプセル化されたシェルモジュールを提供することにある。このアレイは、任意選択で、デバイスの実装を助けるスタンドオフフィーチャを提供する。このようなスタンドオフフィーチャは、改良された端子トラブルシューティングと、より容易な固定後のコンポーネントの洗浄を含む追加の利点を提供することができる。
【0030】
本発明の主題の他の目的は、種々のコンポーネント機能を収容するディスクリートコンポーネントアレイを提供することにある。本発明の技術の別の実施形態では、種々の組み合わせの種々のコンデンサ、抵抗、および/またはインダクタコンポーネントを単一のモデュールパッケージに組み込むことができる。
【0031】
本明細書に開示する技術の他の目的は、ディスクリート部品アレイに基づいて使用され、ディスクリートコンポーネントの改良されたメカニカルな保護を提供するメカニカルな分離構造を提供することにある。好ましくは、このような分離構造の特定の態様がさらに、コンポーネントアレイのディスクリート部品間の望ましくない端子橋絡の可能性を低下させるのに役立つ。
【0032】
本明細書に開示する技術の他の目的は、種々の異なる電気接続、端子フィーチャおよび実装構成と適合するディスクリート部品アレイを提供することにある。このようなフィーチャとしては、例えば、導電性端子ジャンパ、ボールグリッドアレイ(BGA)はんだ取付け、および導電性接着パッドなどが含まれる。
【0033】
開示の技術の態様の他の目的は、埋込み式医療機器と、補聴器と、兵器システムなどを含む種々の電子応用に適合するディスクリート部品アレイを提供することにある。
【0034】
本発明の追加の目的および利点は発明の実施の形態の項に記載されており、あるいはまた本発明の追加の目的および利点は発明の実施の形態の項を読めば当業者には明白となろう。さらに、種々の実施形態および開示の技術の使用においては、本明細書を参照することによって、その精神および範囲から逸脱することなく、具体的に図示し、参照し、かつ論じた本明細書のフィーチャの修正および変更を実施できることを当業者は理解されたい。このような変更には例えば限定はされないが、図示し、参照し、または検討した手段、フィーチャまたは材料の代わりに、等価の手段、フィーチャまたは材料を使用すること、および種々の部品、フィーチャ等の機能、操作または位置の逆転が含まれる。
【0035】
さらに、本発明の種々の実施形態および現時点の好ましい種々の実施形態は、本明細書に現時点で開示のフィーチャまたは要素、あるいはまたそれらの等価物の種々の組み合わせまたは構成を含むことができることを理解されたい(図に明示されていない、または発明の実施の形態の項に記載されていないフィーチャの組み合わせまたは構成を含む)。本発明の主題の例示的な第1の実施形態は、複数のディスクリート受動素子を受け取り、このような受動素子に対するメカニカルな保護および受動素子間の分離を提供するアレイシェルに関する。
【0036】
具体的には、このような例示的なアレイシェルは、全体に矩形のベース部と、複数の側壁と、複数のスペーサリブとを含むことができる。側壁は、ベース部の周縁部からベース部に対して一般的に垂直な方向に延びて、開いた箱型の構成を形成することが好ましい。スペーサリブは、選択された位置から、選択された側壁の内面に沿って延びることが好ましい。スペーサリブは、選択された側壁の内面から選択された側壁の反対側の側壁の内面まで連続することによって、アレイシェルの全長または全幅に亘るようにすることができる。あるいはまた、アレイシェルの中央部で連続するか、又はアレイシェルの全長または全幅に亘ることなく、対向する側壁位置から対向するスペーサリブまで延在させることができる。実際のスペーサリブ構成とは独立に、連続したスペーサリブまたは対向するスペーサリブは、対象アレイシェルの選択された2つの側壁に平行であることが好ましい。本発明の技術に基づくアレイシェル実施形態の側壁およびスペーサリブの高さは、それぞれ、所望のコンポーネント応用または所与の実施形態の他の可変の態様によって変化する。
【0037】
先に述べた選択されたフィーチャを含むより具体的なアレイシェルの例では、シェルの中にはめ込む受動素子の数によって決まる特定の数のスペーサリブのフィーチャを組み込むことができる。例えば、2つのディスクリート受動素子を受けるアレイシェルの形成では、少なくとも1つの連続したスペーサリブまたは少なくとも1組の対向するスペーサリブを有することが好ましい。5つのディスクリート受動素子を受けるリニアアレイシェルの例では、少なくとも4つの連続したスペーサリブまたは少なくとも4組の対向するスペーサリブを有することが好ましい。5×2コンポーネントアレイのような非リニアアレイ構成では、一般に、本発明の主題に基づく追加のスペーサリブが含まれる。
【0038】
以上に述べたアレイシェルの例に追加のフィーチャまたは代替構成を組み込むことができる。例えば、アレイシェルの選択された側壁またはスペーサリブ部分の高さを高くするために、選択された側壁またはスペーサリブ位置にスタンドオフ延長部分を設けることができる。本発明の技術に基づくこのようなスタンドオフフィーチャは、コンポーネントの基板への実装を容易にし、または固定後の洗浄を容易にする。
【0039】
本発明の主題の例示的な他の実施形態は、ディスクリート受動素子を受け、ディスクリート受動素子どうしを分離するアレイフレーム構成に関する。このようなアレイフレームはベース部および一体として格子状仕切り構成を形成する複数のスペーサリブを備えることが好ましい。仕切りフレームは、リニアまたは非リニアコンポーネントアレイ向けに構成することができる。構成中のそれぞれのスペーサリブの高さは意図する応用に応じて変更することができ、基板へのコンポーネントの実装をさらに容易にするために、選択されたスペーサリブにスタンドオフ要素を追加することができる。
【0040】
本明細書に開示した技術の他の例示的な実施形態は、メカニカルな受け構造および複数のディスクリート容量コンポーネントを備えたディスクリートコンデンサアレイに関する。メカニカルな受け構造は、アレイシェルまたはアレイフレーム構成に対応することができ、コンデンサアレイのディスクリートコンデンサごとに別個の受け領域を提供する。それぞれの受け構造のベース部、側壁およびスペーサリブの選択の組み合わせは、コンデンサ間の分離およびコンデンサに対する構造上の保護を提供する。このような例示的なコンデンサアレイ内のディスクリートコンデンサは例えば、積層セラミックコンデンサ(MLC)、タンタルコンデンサまたは他のコンデンサに対応する。アレイ内のコンデンサは同じキャパシタンスによって特性づけることができ、あるいはまた異なるキャパシタンス値によって特性づけることができる。
【0041】
本明細書に開示した技術の例示的な他の実施形態は、メカニカルな受け構造、複数のディスクリート受動素子、複数のエポキシ取付け層および複数の固定フィーチャを備えた受動電子デバイスに関する。受け構造は、ベース部および複数のスペーサリブを備えることが好ましく、受動電子デバイス内のディスクリート受動素子を分離するための受け枠組みを提供する。いくつかの例示的な受け構造実施形態にはさらに、側壁を組み込むことができる。エポキシ取付け層を使用して、受け構造内のディスクリート受動素子をしっかりと配置することが好ましい。ディスクリート受動素子は、コンデンサ、抵抗、インダクタまたは他の受動素子の任意の組み合わせを含むことができる。コンポーネントの特定の組み合わせはしばしば潜在的な電子応用に基づいて選択される。受動素子はそれぞれ、コンポーネントの少なくとも1つの選択された側に端子位置が露出するよう受け構造の中に配置されることが好ましい。次いで、端子位置を同じコンポーネントの他の端子位置に接続し、またはプリント回路基板上の結合パッドまたはトレース位置へのコンポーネントの実装を容易にするために、それぞれの受動素子のそれぞれの端子位置にメタライゼーションフィーチャを提供することが好ましい。
【0042】
この課題を解決するための手段の項に必ずしも表示されていない本発明の主題の追加の実施形態は、先に要約した発明が解決しようとする課題の項で参照したフィーチャまたは部分、および/あるいはまたこの出願の他の部分で論じたフィーチャまたは部分の諸態様の種々の組み合わせを含み、かつこれらを組み込むことができる。
【0043】
明細書の残りの部分を検討すれば、当業者は、このような実施形態または他の実施形態のフィーチャおよび態様をよりいっそう理解することができよう。
【0044】
本明細書には、当業者を対象に、添付図面を参照して、その最良の形態を含む本発明の主題の完全かつ有効な説明を記載した。
【0045】
本明細書および添付図面を通した参照符号の繰返しの使用は、本発明の同じまたは類似のフィーチャまたは要素を表すことを意図したものである。
【0046】
【発明の実施の形態】
発明の概要で述べたとおり、本発明の主題は、受動コンポーネントを集積化することにある。具体的には、開示の技術は、複数のディスクリート受動素子を受け取るため、及び基板実装用にそれらを組み合わせて単一のモジュールにするため、カプセル化(encapsulation)機構、例えばアレイフレーム(array frame)及びアレイシェル(array shell)に関するものである。
【0047】
以下、本発明の主題の具体例を図面を参照して検討し、まず、種々のタイプの一般的なメカニカルな分離構造、すなわち受け構造について検討する。2つの特定のタイプの受け構造は、アレイシェルおよびアレイフレームに関する。図1Aおよび1Bは、アレイシェル構造を有するディスクリートコンポーネントアレイの例を示し、図1Bには、このようなコンポーネントアレイを基板に実装するための固定フィーチャの例を示す。図2Aおよび2Bは、アレイフレーム構造を有するディスクリートコンポーネントアレイの例を示す。ついで、図3Aから図9Eまでに関して、それぞれ本発明の主題の具体例を提示する。これらの例は、選択された数のディスクリートコンポーネントを受けるように設計されたアレイシェル分離構造を有するディスクリートコンポーネントアレイに関する。
【0048】
本明細書に開示した技術はこれらに限定されるものではない。ある例の一部として図示し説明したフィーチャを他の例と組み合わせて、別の例を得ることができる。さらに、あるフィーチャの代わりに、同じ機能または同様の機能を奏するが、まだ述べていない同様のデバイスまたはフィーチャを使用することができる。さらに、いくつかの例は、選択された配置および数の、明示され、又は明示されていないディスクリートコンポーネントを含むことができる。
【0049】
図1Aおよび1Bは、アレイシェル受け構造12を有するディスクリートコンポーネントアレイ10を示す。図1Aは、ディスクリートコンポーネントアレイ10の側面図/一部下面透視図であり、図1Bは、同じディスクリートコンポーネントアレイ10の側面図/一部上面透視図である。本明細書において、主題のディスクリートコンポーネントアレイの特定の上部、下部および側面部分、並びに上面、下面および側面図への参照は、便宜上のものであって、決して、デバイスの可能な向きを限定するものではなく、それらと関係付けられる基板または他のコンポーネントの向きを限定するものではない、ことは当然のことである。一般に、コンポーネントにおいて、底面13に該当する面は、プリント回路基板または他の基板に実装されるコンポーネントの面に対応するのが典型的である。
【0050】
このようなアレイシェル12は、一般に、複数のモノリシック受動素子14を受け、コンポーネントどうし、端子22どうしを分離するメカニカルな構造を提供する。このようなアレイシェル12には、ベース部16と、複数の側壁18と、複数のスペーサリブ20とが含まれる。一般的な端子材料の例としては、銀、スズ、ニッケル、金および/またはこれらの材料の組み合わせが含まれる。加えて、開示の技術は、EIA(Electronics Industries Association)が認める端子タイプまたは材料の組み込みに対しても容易に適合できることを理解されたい。アレイシェル12に適した材料のジェネリックな例には、高耐熱性のプラスチックまたはセラミックが含まれる。適当な材料の具体例としては、ブランド名がXYDARであるポリマー、例えばAmoco Polymers社が販売するXYDAR FC110がある。
【0051】
図1Aのアレイシェルの例は、ベース部16の形状が矩形にしてある。矩形のベース部には、コンポーネントのリニアアレイ(スタック)または非リニアアレイが容易に収容される。本発明の主題に基づくリニアアレイは、ディスクリートコンポーネントのm×nアレイに対応し、mまたはnのいずれかが1に等しい。本発明の主題に基づく非リニアアレイは、ディスクリートコンポーネントのm×nアレイに対応し、mおよびnがともに1以上である。本明細書に開示したディスクリートコンポーネントアレイは、矩形のコンポーネントアレイであるが、開示の技術は、矩形構成に対応しない受け構造および対応するコンポーネントアレイに、容易に適用することができることを理解されたい。延在させた側壁およびスペーサリブを有する任意のサイズまたは形状のベース部を設計することにより、本明細書に開示した例と同じ利点を得ることができる。
【0052】
図1Aおよび1Bのディスクリートコンポーネントアレイ10の例を説明する。側壁18は、ベース部16の周縁部に直立に設けてある。ベース部16が矩形である場合には、4つの側壁18が含まれることが好ましい。スペーサリブ20は、一般に側壁18の内部から延在させてあり、コンポーネント14を受ける内部分離格子である。ディスクリートコンポーネントどうしをよりよく分離するため、m×nコンポーネントアレイにあっては、一般に、(m−1)+(n−1)個の異なる平面に、スペーサリブを有する。例えば図1Aの3×2アレイでは、(3−1)+(2−1)=3個の異なる平面のスペーサリブにより、ディスクリートコンポーネントどうしが分離される。スペーサリブ20は、それぞれ、一般に、ディスクリートコンポーネントアレイ10の矩形のアレイシェル12の2つの側壁18に平行である。
【0053】
アレイシェル12の具体的な設計例においては、ディスクリート受動素子14をそれぞれの受け位置に実装し、エポキシ層または他の適当な接着材料を適用することによって、アレイシェル12に固定することが好ましい。受動素子14は、本明細書では、便宜上、底面13というベース部16の反対側から端子位置にアクセスできるようにアレイシェル12の中に配置されるのが好ましい。
【0054】
図1Aの受動素子のような多くのディスクリート受動素子は、対向する2つの端子22により特徴付けられている。コンポーネントアレイ10をプリント回路基板または基板24に実装する方法の一例を図1Bに示す。複数の導電性パッド26を、ディスクリートコンポーネントアレイ10の端子22の位置と一致するように、基板24上に配置することができる。デバイス10を基板24上のパッド26に整合し、デバイス10をファイヤ(fire)して、コンポーネントを硬化させ、意図する電気接続を確立する。導電性接着材またはエポキシパッドによりコンポーネントを取り付るのであれば、端子22は、金メッキをするか、他の適当な材料のものであるのが好ましい。
【0055】
開示の技術に基づく追加の固定フィーチャを使用して、ボールグリッドアレイ(BGA)構成のような所望の実装手法を容易にすることができる。このような場合には、アレイ10の選択された端子位置22に、プリフォームハンダを配置し、ついでディスクリートコンポーネント14を適切に配置し、プリフォームハンダを加熱してリフローさせ、ディスクリートコンポーネント14を電気接続する。ハンダリフローによりコンポーネントの取り付ける場合には、端子22において、端子メッキ用の銀、スズ、ニッケルまたは他の合金を含むことが好ましい。
【0056】
アレイシェル12が存在したり、特にスペーサリブ20があれば、基板24に実装されているコンポーネントどうしが分離される。ディスクリートコンポーネントを互い分離しておくと、ディスクリートコンポーネント14どうしが、橋絡する可能性が低くなる。主題のアレイの例において、導電性接着材を利用する場合には、アレイシェル12により、接着材スミア(smear)に起因する橋絡を防止する上で役に立つ。同時に、それぞれのディスクリートコンポーネント14をディスクリートに実装するのに比べて、相対的に小さなフットプリント(footprint)を使用して、デバイス10を基板24に実装することができる。
【0057】
コンポーネントアレイ10のコンポーネント14への電気接続に関する他のオプションは、アレイ10内の選択されたディスクリートコンポーネントどうしを接続ることである。例えば、デバイスを組み合わせて利用できるように、コンポーネントアレイ10内の選択されたコンポーネント14の端子上に、導電性のシャントバー(shunt bar)またはジャンパ(図示せず)を配置することができる。そうすると、それぞれの受動素子14は、所与の応用において、ディスクリートのコンポーネントとして利用することができ、又はアレイ10内の他のコンポーネントと組み合わせて利用することができる。
【0058】
本発明の主題に基づいて利用されるディスクリート受動素子に対して、開示の技術の精神および範囲から逸脱することなく、他の端子フィーチャおよび接続配置を提供することができることを認識されたい。さらに、主題のコンポーネントアレイで利用される種々の多くのタイプの受動素子がある。例えば、受動素子14としては、コンデンサ、インダクタ、抵抗、他の受動素子およびこれらの組み合わせたものがある。
【0059】
例えば、受動素子14は、ディスクリートコンデンサアレイを構成するため、全て、積層セラミックコンデンサとすることができる。また、各コンポーネントを、同一または異なるコンポーネント値によって特徴付けることもできる。例えば、異なる数の活性層または異なる誘電体組成を有する複数の積層セラミックコンデンサ(MLC)は、本発明の主題の実施によって、異なるキャパシタンスを有する同様のサイズの複数のMLCを提供することができる。本発明の技術のある例に基づくキャパシタンス値は、約1nFから約10nFまでの範囲にある。ある種の応用に対して、他の値が好ましいこともある。一般に、各ディスクリート受動素子は、EIAによって認められたサイズとほぼ同じ標準サイズであることが好ましい。これによって、コンポーネント間で同じ標準ピッチを有するコンポーネントアレイの形成が容易になる。
【0060】
アレイ10内のディスクリートコンポーネント14を分離する受け構造には、多くのオプションの例がある。図1Aおよび1Bの構造12には、一般的に、同じ高さの側壁およびスペーサリブが含まれる。他の例では、側壁18の高さが内部スペーサリブ20に比べて低い。構造12の側壁18を低くするオプションは、種々に実施することができる。側壁16の高さを完全になくし、図2Aに示すようなアレイフレーム受け構造28を作成することができる。このようなアレイフレーム28には、一般に、ベース部30およびスペーサリブ32が含まれる。スペーサリブ32は、ベース部30から一般的に直立に設けてあり、複数のディスクリート受動素子34に対する分離格子および受け構造を提供する。この場合もやはり、ディスクリート受動素子34は、それぞれ、種々の異なるコンデンサ、インダクタ、および/または抵抗から選択することができる。
【0061】
本発明の主題に基づく受け構造の設計の他のオプションにおいては、スペーサリブ32は、コンポーネントアレイ36の長さまたは幅と同じにする必要はない。ディスクリート受動素子34の端子35があまり大きくない場合には、図2Aに示したようなスペーサリブ32の一部分を除くことができる。接続されたスペーサリブ32の一部を除くと、図2Bに示すような対向するスペーサリブ38が得られる。図2Bのコンポーネントアレイ40が非リニアアレイであり、かつ図示のような端子構成をとっているため、スペーサリブ42はデバイスの幅方向に延在させるのが好ましい。連続するスペーサリブ42と対向するスペーサリブ38の種々の組み合わせを利用できるが、重要な設計目標は、ディスクリートコンポーネント間で端子35を分離するのに役立つスペーサリブの提供するとこである。
【0062】
アレイシェル受け構造を使用するか、またはアレイフレーム受け構造を使用するかは、特定の設計プリファランスおよび電子応用によって決定することができる。アレイシェルは、アレイ内のディスクリートコンポーネントに対してより多くのメカニカルな保護およびカプセル化を提供する。このような態様は、基板上にコンポーネントを配置するときに有利である。しかしアレイフレームは、ディスクリートコンポーネントと、その端子フィーチャと、実装フィーチャを眼で見ることができるため、端子のトラブルシューティングを容易にする。そのため、本発明の技術に基づく端子実装およびトラブルシューティングは、アレイフレーム受け構造および低い側壁を有するアレイシェルの例の方が容易である。
【0063】
本発明の技術例に組み込むことができる他のオプションは、受け構造の選択された側壁位置またはスペーサリブ位置に追加されるスタンドオフである。図3Aから9Eの例において提示されるこのようなスタンドオフフィーチャは、それぞれ、本発明の主題に対する追加の利点を提供する。スタンドオフは、一般に、ディスクリートコンポーネントアレイの実装を助け、受動素子を回路基板から離して保持することができる。このようなスタンドオフは、さらに、コンポーネント間の端子橋絡の可能性を低下させる。回路基板の上方にコンポーネントアレイを延延在させることによって、スタンドオフは、さらに、固定後のコンポーネントの洗浄プロセスを容易にする。適当な溶剤を利用して、受動素子をより容易に洗浄し、より信頼性が高いデバイス性能特性を保証することができる。
【0064】
本発明の技術の具体例でスタンドオフフィーチャが提供する他の利点は、回路基板に対するコンポーネントアレイの追加の固定である。コンポーネントアレイのスタンドオフに突き合わせる(match)窪みを、回路基板に設けることによって、電子デバイスを回路基板上の所定の位置にロックすることができる。これによって、受動素子が、コンポーネントアレイが実装される基板と同一平面をなす。
【0065】
開示の技術に基づいて本発明の種々の異なる例を実施できることを理解されたい。主題ディスクリートコンポーネントアレイ間の多様性の多くは、受け構造の構成の違いにある。例えば、アレイシェルまたはアレイフレーム構成は、低い側壁を有するアレイシェルの例と同様に実施することができる。連続したスペーサリブ、対向するスペーサリブ、これらの組み合わせなど、異なるタイプのスペーサリブを提供することができる。さらに、スタンドオフ、特定の実装フィーチャなど他の機能を本発明の主題に基づいて強化できる。
【0066】
本発明の主題のより具体的な例の例を、図3Aから9Eを参照して検討する。このような図に開示された受け構造の例は、標準0402サイズ(40/1000inch×20/1000inch)(1.016mm×0.508mm)のコンポーネントを受けように設計されている。コンポーネントのサイズに合わせて、これらの寸法を適当に調整することによって、異なる標準コンポーネントサイズを有する受動素子の受け構造を設計することができる。
【0067】
受け構造は、種々のリニアおよび非リニアアレイ構成を収容するように設計することができる。例えば、2×1アレイと、3×1アレイと、4×1アレイと、5×1アレイと、7×1アレイと、8×1アレイと、5×2アレイとに対する具体的な寸法を開示するが、開示の寸法を任意のアレイを収容するように変更することは容易である。他のアレイの例には例えば、6×1アレイと、9×1アレイと、10×1アレイと、2×2アレイと、3×2アレイと、4×2アレイと、6×2アレイと、7×2アレイと、8×2アレイと、9×2アレイと、10×2アレイと、3×3アレイと、9×3アレイと、10×3アレイ等が含まれる。
【0068】
開示のアレイシェルの異なる態様は、以上に述べた他の開示の異なるフィーチャを組み込むため、容易に修正することができることを理解されたい。例えば、いくつかの対向するスペーサリブの代わりに、連続したスペーサリブを使用することができ、いくつかの連続したスペーサリブの代わりに、対向するスペーサリブを使用することができる。さらに、選択された側壁の高さを、アレイシェルの例、アレイフレームの例、および側壁の高さがその中間にある例に従って調整することができる。
【0069】
図3Aは、アレイシェル受け構造46を有する2×1ディスクリートコンデンサアレイ44の例を示す。アレイシェル46はベース部48と、対向する一組の長い第1の側壁50と、対向する一組の短い第2の側壁52aおよび52bと、対向するスペーサリブ54とを含む。先に述べたスタンドオフの利点のうちの選択されたいくつかの利点を容易にするために、側壁52aおよび52bは、一般に、側壁50よりも高い。デバイス洗浄および接続トラブルシューティングにさらに役つ立つように、側壁52bの一部を図示のように切り取ることができる。
【0070】
図3Bに、図3Aの2×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図を示し、寸法例に具体的に言及する。対向するスペーサリブ54間の距離56は、約25mil(25/1000inch)(0.635mm)であるのが好ましい。スペーサリブ54の厚さ58は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。距離60は、約25mil(0.635mm)であるのが好ましく、距離62は、約60mil(1.524mm)であるのが好ましい。
【0071】
図3Cは、図3Aの2×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図を示し、低い側壁52aおよび52bの寸法例に言及する。側壁52aおよび52bの長さ64は、約65mil(1.651mm)であるのが好ましく、高さ66は、約40mil(1.016mm)であるのが好ましい。側壁52bは、側壁から除かれる余分の切欠き68を有する他は、側壁52aと全く同じである。寸法70は約10mil(0.0254mm)、寸法72は約20mil(0.508mm)、寸法74は約25mil(0.635mm)である。
【0072】
図3Dは、図3Aの2×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図を示し、長い側壁50の寸法例に言及する。76で示す部分は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、78で示す部分は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、80で示す部分は約80mil(2.032mm)であるのが好ましい。アレイシェル44の隅部82の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0073】
図3Eは、図3BのA−A線断面図であり、図3Aから3Dまでの2×1ディスクリートコンポーネントアレイの断面を示す。距離84は約45mil(1.143mm)であるのが好ましく、距離86は約30mil(0.762mm)であるのが好ましく、スペーサリブ88の隅部の半径は約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0074】
図4Aは、アレイシェル受け構造92を有する3×1ディスクリートコンデンサアレイ90の例を示す。アレイシェル92は、ベース部94と、対向する一組の長い第1の側壁96と、対向する一組の短い第2の側壁98aおよび98bと、対向するスペーサリブ100とを含む。先に述べたスタンドオフの利点のうちの選択されたいくつかの利点を容易にするために、側壁98aおよび98bは一般に側壁96よりも高い。デバイス洗浄および接続トラブルシューティングにさらに役立つように、側壁98bの一部を図示のように切り取ることができる。
【0075】
図4Bは、図4Aの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図を示し、寸法例に具体的に言及する。対向するスペーサリブ100間の距離102は、約25mil(25/1000inch)(0.635mm)であるのが好ましい。スペーサリブ100の厚さ104は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。距離106は、約25mil(0.635mm)であるのが好ましく、距離108は、約95mil(2.413mm)であるのが好ましい。
【0076】
図4Cは、図4Aの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図を示し、低い側壁98aおよび98bの寸法例に言及する。側壁98aおよび98bの長さ108は、約65mil(1.651mm)であるのが好ましく、高さ110は、約40mil(1.016mm)であるのが好ましい。側壁98bは、側壁から除かれる余分の切欠き112を有する他は、側壁98aと全く同じであるのが好ましい。寸法114は約10mil(0.0254mm)、寸法116は約20mil(0.508mm)、寸法118は約25mil(0.635mm)である。
【0077】
図4Dは、図4Aの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図を示し、長い側壁96の寸法例に言及する。120で示す部分は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、122で示す部分は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、124で示す部分は約115mil(2.921mm)であるのが好ましい。アレイシェル92の隅部126の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0078】
図4Eは、図4BのA−A線断面図であり、図4Aから4Dまでの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図を示す。距離128は約45mil(1.143mm)であるのが好ましく、距離130は約30mil(0.762mm)であるのが好ましく、スペーサリブ132の隅部の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0079】
図5Aは、アレイシェル受け構造136を有する4×1ディスクリートコンデンサアレイ134の例を示す。アレイシェル136はベース部138と、対向する一組の長い第1の側壁140と、対向する一組の短い第2の側壁142aおよび142bと、対向するスペーサリブ144とを含む。先に述べたスタンドオフの利点のうちの選択されたいくつかの利点を容易にするために、側壁142aおよび142bは一般に側壁140よりも高い。デバイス洗浄および接続トラブルシューティングにさらに役立つように、側壁142bの一部を図示のように切り取ることができる。
【0080】
図5Bは、図5Aの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図を示し、寸法例に具体的に言及する。対向するスペーサリブ144間の距離146は、約25mil(25/1000inch)(0.635mm)であるのが好ましい。スペーサリブ144の厚さ148は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。距離150は、約25mil(0.635mm)であるのが好ましく、距離152は、約130mil(3.302mm)であるのが好ましい。
【0081】
図5Cは、図5Aの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図を示し、低い側壁142aおよび142bの寸法例に言及する。側壁142aおよび142bの長さ154は、約65mil(1.651mm)であるのが好ましく、高さ156は、約40mil(1.016mm)であるのが好ましい。側壁142bは、側壁から除かれる余分の切欠き158を有する他は、側壁142aと全く同じであるのが好ましい。寸法160は約10mil(0.0254mm)、寸法162は約20mil(0.508mm)、寸法164は約25mil(0.635mm)である。
【0082】
図5Dは、図5Aの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図を示し、長い側壁140の寸法例に言及する。部166は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部168は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部170は約150mil(3.810mm)であるのが好ましい。アレイシェル136の隅部172の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0083】
図5Eは、図5BのA−A線断面図であり、図5Aから5Dまでの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図を示す。距離174は約45mil(1.143mm)であるのが好ましく、距離176は約30mil(0.762mm)であるのが好ましく、スペーサリブ178の隅部の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0084】
図6Aは、アレイシェル受け構造182を有する5×1ディスクリートコンデンサアレイ180の例を示す。アレイシェル182はベース部184と、対向する一組の長い第1の側壁186と、対向する一組の短い第2の側壁188aおよび188bと、対向するスペーサリブ190とを含む。先に述べたスタンドオフの利点のうちの選択されたいくつかの利点を容易にするために、側壁188aおよび188bは一般に側壁186よりも高い。デバイス洗浄および接続トラブルシューティングにさらに役立つように、側壁188bの一部を図示のように切り取ることができる。
【0085】
図6Bは、図6Aの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図を示し、寸法例に具体的に言及する。対向するスペーサリブ190間の距離192は、約25mil(25/1000inch)(0.635mm)であるのが好ましい。スペーサリブ190の厚さ194は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。距離196は約25mil(0.635mm)であるのが好ましく、距離198は約165mil(4.191mm)であるのが好ましい。
【0086】
図6Cは、図6Aの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図を示し、低い側壁188aおよび188bの寸法例に言及する。側壁188aおよび188bの長さ200は、約65mil(1.651mm)であるのが好ましく、高さ202は約40mil(1.016mm)であるのが好ましい。側壁188bは、側壁から除かれる余分の切欠き204を有する他は、側壁188aと全く同じであるのが好ましい。寸法206は約10mil(0.0254mm)、寸法208は約20mil(0.508mm)、寸法210は約25mil(0.635mm)である。
【0087】
図6Dは、図6Aの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図を示し、長い側壁186の寸法例に言及する。部212は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部214は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部216は約185mil(4.699mm)であるのが好ましい。アレイシェル182の隅部218の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0088】
図6Eは、図6BのA−A線断面図であり、図6Aから6Dまでの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図を示す。距離220は約45mil(1.143mm)であるのが好ましく、距離222は約30mil(0.762mm)であるのが好ましく、スペーサリブ224の隅部の半径は約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0089】
図7Aに、アレイシェル受け構造228を有する7×1ディスクリートコンデンサアレイ226の例を示す。アレイシェル228はベース部230と、対向する一組の長い第1の側壁232と、対向する一組の短い第2の側壁234aおよび234bと、対向するスペーサリブ236を含む。先に述べたスタンドオフの利点のうちの選択されたいくつかの利点を容易にするために、側壁234aおよび234bは一般に側壁232よりも高い。デバイス洗浄および接続トラブルシューティングにさらに役立つように、側壁234bの一部を図示のように切り取ることができる。
【0090】
図7Bは、図7Aの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図を示し、寸法例に具体的に言及する。対向するスペーサリブ236間の距離238は約25mil(25/1000inch)(0.635mm)であるのが好ましい。スペーサリブ236の厚さ240は約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。距離242は約25mil(0.635mm)であるのが好ましく、距離244は約235mil(5.969mm)であるのが好ましい。
【0091】
図7Cは、図7Aの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図を示し、低い側壁234aおよび234bの寸法例に言及する。側壁234aおよび234bの長さ246は、約65mil(1.651mm)であるのが好ましく、高さ248は約40mil(1.016mm)であるのが好ましい。側壁234bは、側壁から除かれる余分の切欠き250を有する他は、側壁234aと全く同じであるのが好ましい。寸法252は約10mil(0.0254mm)、寸法254は約20mil(0.508mm)、寸法256は約25mil(0.635mm)である。
【0092】
図7Dは、図7Aの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図を示し、長い側壁232の寸法例に言及する。部258は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部260は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部262は約255mil(6.477mm)であるのが好ましい。アレイシェル228のこの部のそれぞれの隅部264は、約10mil(0.254mm)の隅部半径で丸められていることが好ましい。
【0093】
図7Eは、図7BのA−A線断面図であり、図7Aから7Dまでの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図を示す。距離266は約45mil(1.143mm)であるのが好ましく、距離268は約30mil(0.762mm)であるのが好ましく、丸められたスペーサリブ270の隅部半径は約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0094】
図8Aは、アレイシェル受け構造274を有する8×1ディスクリートコンデンサアレイ272の例を示す。アレイシェル274はベース部276と、対向する一組の長い第1の側壁278と、対向する一組の短い第2の側壁280aおよび280bと、対向するスペーサリブ282とを含む。先に述べたスタンドオフの利点のうちの選択されたいくつかの利点を容易にするために、側壁280aおよび280bは一般に側壁278よりも高い。デバイス洗浄および接続トラブルシューティングにさらに役立つように、側壁280bの一部を図示のように切り取ることができる。
【0095】
図8Bは、図8Aの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図を示し、寸法例に具体的に言及する。対向するスペーサリブ282間の距離284は、約25mil(25/1000inch)(0.635mm)であるのが好ましい。スペーサリブ282の厚さ286は約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。距離288は約25mil(0.635mm)であるのが好ましく、距離290は約270mil(6.858mm)であるのが好ましい。
【0096】
図8Cは、図8Aの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図を示し、低い側壁280aおよび280bの寸法例に言及する。側壁280aおよび280bの長さ292は、約65mil(1.651mm)であるのが好ましく、高さ294は約40mil(1.016mm)であるのが好ましい。側壁280bは、側壁から除去される余分の切欠き296を有する他は側壁280aと全く同じであるのが好ましい。寸法298は約10mil(0.0254mm)、寸法300は約20mil(0.508mm)、寸法302は約25mil(0.635mm)である。
【0097】
図8Dは、図8Aの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図を示し、長い側壁278の寸法例に言及する。部304は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、306で示す部分は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、308で示す部分は約290mil(7.366mm)であるのが好ましい。アレイシェル272のこの部のそれぞれの隅部310は、約10mil(0.254mm)の隅部半径で丸められていることが好ましい。
【0098】
図8Eは、図8BのA−A線断面図であり、図8Aから8Dまでの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図を示す。距離312は約45mil(1.143mm)であるのが好ましく、距離314は約30mil(0.762mm)であるのが好ましく、スペーサリブ316の隅部の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0099】
図9Aは、アレイシェル受け構造320を有する5×2ディスクリートコンデンサアレイ318の例を示す。アレイシェル320はベース部322と、対向する一組の長い第1の側壁324と、対向する一組の短い第2の側壁326aおよび326bと、連続したスペーサリブ328と、対向するスペーサリブ330とを含む。先に述べたスタンドオフの利点のうちの選択されたいくつかの利点を容易にするために、側壁326aおよび326bは一般に側壁324よりも高い。デバイス洗浄および接続トラブルシューティングにさらに役立つように、側壁326aの一部を図示のように切り取ることができる。
【0100】
図9Bは、図9Aの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの底面図を示し、寸法例に具体的に言及する。対向するスペーサリブ330間の距離332は、約25mil(25/1000inch)(0.635mm)であるのが好ましい。連続したスペーサリブ328の厚さ334は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、スペーサリブ330の厚さ336は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。距離338は約25mil(0.635mm)であるのが好ましく、距離340は約165mil(4.191mm)であるのが好ましい。
【0101】
図9Cは、図9Aの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図を示し、低い側壁326aおよび326bの寸法例に言及する。側壁326aおよび326bの長さ342は、約120mil(3.048mm)であるのが好ましく、高さ344は約40mil(1.016mm)であるのが好ましい。側壁326bは、側壁から除かれる余分の切欠き346を有する他は、側壁326aと全く同じであるのが好ましい。寸法348は約10mil(0.0254mm)、寸法350は約45mil(1.143mm)、寸法352は約25mil(0.635mm)である。
【0102】
図9Dは、図9Aの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図を示し、長い側壁324の寸法例に言及する。部354は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部356は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部358は約185mil(4.699mm)であるのが好ましい。アレイシェル320の隅部360の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0103】
図9Eは、図9BのA−A線断面図であり、図9Aから9Dまでの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図を示す。距離362は約45mil(1.143mm)であるのが好ましく、距離364は約30mil(0.762mm)であるのが好ましく、スペーサリブ366の隅部の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0104】
以上、本発明の主題の具体例を詳細に説明したが、このような例の変更、変形、および等価形態に、当業者であれば、本発明の技術を適合させることができることはいうまでもない。したがって、本発明の開示の範囲は、例示にすぎず、これらに限定されるものではなく、主題の開示は、本発明の主題の修正、変更および/または追加を包摂することを妨げるものではない。これは当業者に顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1A】アレイシェルおよび連続した側面リブを有する本発明の主題に基づくディスクリートコンポーネントアレイの一例の側面図/一部底面透視図である。
【図1B】基板例に対して分解された位置にある、アレイシェルおよび実装フィーチャ例を有する本発明の主題に基づくディスクリートコンポーネントアレイの一例の側面図/一部上面透視図である。
【図2A】アレイフレームおよび連続する側面リブを有する本発明の主題に基づくディスクリートコンポーネントアレイの一例の側面図/一部底面透視図である。
【図2B】アレイフレームおよび対向する側面リブを有する本発明の主題に基づくディスクリートコンポーネントアレイの一例の側面図/一部底面透視図である。
【図3A】開示の技術に基づく2×1ディスクリートコンポーネントアレイの一例の底面/一部側面透視等角図である。
【図3B】図3Aの2×1ディスクリートコンポーネントアレイの一例の底面図である。
【図3C】図3Aの2×1ディスクリートコンポーネントアレイの一例の第1の側面図である。
【図3D】図3Aの例示的な2×1ディスクリートコンポーネントアレイ例の第2の側面図である。
【図3E】図3BのA−A線断面図であり、図3Aから3Dまでの2×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図である。
【図4A】開示の技術に基づく3×1ディスクリートコンポーネントアレイ例の底面/一部側面透視等角図である。
【図4B】図4Aの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図である。
【図4C】図4Aの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図である。
【図4D】図4Aの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図である。
【図4E】図4BのA−A線断面図であり、図4Aから4Dまでの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図である。
【図5A】開示の技術に基づく4×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面/一部側面透視等角図である。
【図5B】図5Aの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図である。
【図5C】図5Aの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図である。
【図5D】図5Aの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図である。
【図5E】図5BのA−A線断面図であり、図5Aから5Dまでの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図である。
【図6A】開示の技術に基づく5×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面/一部側面透視等角図である。
【図6B】図6Aの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図である。
【図6C】図6Aの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図である。
【図6D】図6Aの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図である。
【図6E】図6BのA−A線断面図であり、図6Aから6Dまでの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図である。
【図7A】開示の技術に基づく7×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面/一部側面透視等角図である。
【図7B】図7Aの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図である。
【図7C】図7Aの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図である。
【図7D】図7Aの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図である。
【図7E】図7BのA−A線断面図であり、図7Aから7Dまでの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図である。
【図8A】開示の技術に基づく8×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面/一部側面透視等角図である。
【図8B】図8Aの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図である。
【図8C】図8Aの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図である。
【図8D】図8Aの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図である。
【図8E】図8BのA−A線断面図であり、図8Aから8Dまでの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図である。
【図9A】開示の技術に基づく5×2ディスクリートコンポーネントアレイの底面/一部側面透視等角図である。
【図9B】図9Aの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの底面図である。
【図9C】図9Aの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図である。
【図9D】図9Aの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図である。
【図9E】図9BのA−A線断面図であり、図9Aから9Dまでの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図である。
【符号の説明】
10 ディスクリートコンポーネントアレイ
12、46、92、136、182、228、274、320 アレイシェル受け構造
13 底面
14、34 ディスクリート受動素子
16、30、48、94、138、184、230、276、322 ベース部
18 側壁
20 スペーサリブ
22、35 端子
24 基板
26 導線性パッド
28 アレイフレーム受け構造
32 スペーサリブ
36、40 コンポーネントアレイ
38、330 対向するスペーサリブ
42 連続するスペーサリブ
44 2×1ディスクリートコンデンサアレイ
50、96、140、186、232、278、324 長い側壁
52a、52b、98a、98b、142a、142b、188a、188b、234a、234b、280a、280b、326a、326b 短い側壁
54、100、144、190、236、280a、280b、282 スペーサリブ
90 3×1ディスクリートコンデンサアレイ
134 4×1ディスクリートコンデンサアレイ
180 5×1ディスクリートコンデンサアレイ
226 7×1ディスクリートコンデンサアレイ
272 8×1ディスクリートコンデンサアレイ
318 5×2ディスクリートコンデンサアレイ
328 連続したスペーサリブ
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクリートコンポーネントアレイに関し、積層コンデンサ、抵抗、インダクタ、および/または他の受動素子の改良型の集積構成に関する。開示の技術には、特に、複数の受動素子を結合して単一のモジュールとして基板に実装するために、結合するのに役立つ受け構造(receiving structure)、例えば、カプセル化されたシェル(encapsulated shell)と、アレイフレーム(array frame)とが含まれる。
【0002】
現代の多くの電子デバイスは、複数のコンポーネントが、インラインコンビネーション(in−line combination)またはコンフィギュアドアレイ(cofigured array)として提供されている。複数のコンポーネントを単一の具体例として提供すると、このようなマルチプルコンポーネントデバイスの使用がさまざまな方法で容易になる。例えば、このようなコンデンサアレイの個々のコンポーネントを使用して、種々の目的で、異なる回路位置に、キャパシタンスを持たせることができ、キャパシタンスを異ならせることができる。あるいはまた、コンデンサアレイの複数のコンデンサを並列に接続し、これらを組み合わることにより、大きなキャパシタンスを有する単一の容量素子を提供することができる。特許文献1には、このようなコンデンサアレイで使用することができる積層コンデンサが開示されている。一体化された構成における複数のコンポーネントの組み合わせ例が、特許文献2、特許文献3および特許文献4に開示されている。
【0003】
複数のコンポーネントを単一の具体例として提供するときには、異なるタイプのコンポーネントを組み込むことが望ましいことがしばしばある。集積化された受動素子としては、抵抗、コンデンサおよび/またはインダクタなどのコンポーネントの組合せを、単一の電子デバイスに組み込んだ例が知られている。このように種々に組み合わせると、単一のデバイスを使用することができるタイプの回路応用に汎用性を提供する。集積化された受動素子の組み合わせの例が特許文献5および特許文献6に見られる。
【0004】
単一の電子デバイス中の複数のコンポーネントの組み合わせを容易にする方法としては、種々の方法が知られている。これらの方法においては、独特な端子配置、又は組み合わされたコンポーネント間の電気接続に焦点を当てているものがある。特許文献7、特許文献8、特許文献9および特許文献10には、特定の電気接続特徴を有するマルチコンポーネントモジュールの例が提供されている。他の電気コンポーネントアレイは、単一の具体例においてコンポーネントの組み合わせを容易にするため、メカニカルなフィーチャ成形物、例えばモールディング又はマウンティングを利用している。特定のメカニカルな構造を有するコンポーネントの例には、特許文献11、特許文献12、特許文献13、特許文献14、及び特許文献15が含まれる。特定のアレイ構成を有する電気コンポーネントの他の例が、特許文献16および特許文献17に開示されている。
【0005】
コンポーネント技術に関する参考文献としては、さらに特許文献18、特許文献19および特許文献20が含まれる。
【0006】
以上の米国特許文献は、ここに番号を付して、全ての目的において、本明細書の一部とする。
【0007】
【特許文献1】
米国特許第4,831,494号明細書
【0008】
【特許文献2】
米国特許第6,243,605号明細書
【0009】
【特許文献3】
米国特許第5,936,840号明細書
【0010】
【特許文献4】
米国特許第4,365,284号明細書
【0011】
【特許文献5】
米国特許第6,058,004号明細書
【0012】
【特許文献6】
米国特許第5,495,387号明細書
【0013】
【特許文献7】
米国特許第6,172,878号明細書
【0014】
【特許文献8】
米国特許第5,367,437号明細書
【0015】
【特許文献9】
米国特許第4,672,511号明細書
【0016】
【特許文献10】
米国特許第re.31,929号明細書
【0017】
【特許文献11】
米国特許第6,154,372号明細書
【0018】
【特許文献12】
米国特許第6,097,611号明細書
【0019】
【特許文献13】
米国特許6,091,145号明細書
【0020】
【特許文献14】
米国特許第6,081,416号明細書
【0021】
【特許文献15】
米国特許第5,307,240号明細書
【0022】
【特許文献16】
米国特許第6,040,622号明細書
【0023】
【特許文献17】
米国特許第3,280,378号明細書
【0024】
【特許文献18】
米国特許第5,786,987号明細書
【0025】
【特許文献19】
米国特許第5,754,405号明細書
【0026】
【特許文献20】
米国特許第5,670,824号明細書
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の主題は、電子コンポーネント技術のある態様に関する種々の欠点および他の限界を認識し、それに対処することにある。そこで、本明細書に開示する技術の主な目的は、概して、受動コンポーネントの改良された集積化である。より具体的には、開示の技術は、複数のディスクリート受動素子を受けるメカニカルな構造に関し、基板に実装するためにそれらを組み合わせて単一モジュールにするためのメカニカルな構造に関する。
【0028】
本明細書に開示する技術の他の目的は、一般的に同様の寸法を有する複数の受動素子をリニアまたはアレイ構成に配置することを可能にするディスクリートコンポーネントアレイを提供することにある。ついで、好ましくは、このようなコンポーネントを個々に実装するのに比べ、相対的に小さなフットプリントを使用してこのようなマルチコンポーネント構成を、プリント回路基板または他の基板に実装する。
【0029】
本発明の主題の他の目的は、ディスクリートコンポーネントアレイに基づくカプセル化されたシェルモジュールを提供することにある。このアレイは、任意選択で、デバイスの実装を助けるスタンドオフフィーチャを提供する。このようなスタンドオフフィーチャは、改良された端子トラブルシューティングと、より容易な固定後のコンポーネントの洗浄を含む追加の利点を提供することができる。
【0030】
本発明の主題の他の目的は、種々のコンポーネント機能を収容するディスクリートコンポーネントアレイを提供することにある。本発明の技術の別の実施形態では、種々の組み合わせの種々のコンデンサ、抵抗、および/またはインダクタコンポーネントを単一のモデュールパッケージに組み込むことができる。
【0031】
本明細書に開示する技術の他の目的は、ディスクリート部品アレイに基づいて使用され、ディスクリートコンポーネントの改良されたメカニカルな保護を提供するメカニカルな分離構造を提供することにある。好ましくは、このような分離構造の特定の態様がさらに、コンポーネントアレイのディスクリート部品間の望ましくない端子橋絡の可能性を低下させるのに役立つ。
【0032】
本明細書に開示する技術の他の目的は、種々の異なる電気接続、端子フィーチャおよび実装構成と適合するディスクリート部品アレイを提供することにある。このようなフィーチャとしては、例えば、導電性端子ジャンパ、ボールグリッドアレイ(BGA)はんだ取付け、および導電性接着パッドなどが含まれる。
【0033】
開示の技術の態様の他の目的は、埋込み式医療機器と、補聴器と、兵器システムなどを含む種々の電子応用に適合するディスクリート部品アレイを提供することにある。
【0034】
本発明の追加の目的および利点は発明の実施の形態の項に記載されており、あるいはまた本発明の追加の目的および利点は発明の実施の形態の項を読めば当業者には明白となろう。さらに、種々の実施形態および開示の技術の使用においては、本明細書を参照することによって、その精神および範囲から逸脱することなく、具体的に図示し、参照し、かつ論じた本明細書のフィーチャの修正および変更を実施できることを当業者は理解されたい。このような変更には例えば限定はされないが、図示し、参照し、または検討した手段、フィーチャまたは材料の代わりに、等価の手段、フィーチャまたは材料を使用すること、および種々の部品、フィーチャ等の機能、操作または位置の逆転が含まれる。
【0035】
さらに、本発明の種々の実施形態および現時点の好ましい種々の実施形態は、本明細書に現時点で開示のフィーチャまたは要素、あるいはまたそれらの等価物の種々の組み合わせまたは構成を含むことができることを理解されたい(図に明示されていない、または発明の実施の形態の項に記載されていないフィーチャの組み合わせまたは構成を含む)。本発明の主題の例示的な第1の実施形態は、複数のディスクリート受動素子を受け取り、このような受動素子に対するメカニカルな保護および受動素子間の分離を提供するアレイシェルに関する。
【0036】
具体的には、このような例示的なアレイシェルは、全体に矩形のベース部と、複数の側壁と、複数のスペーサリブとを含むことができる。側壁は、ベース部の周縁部からベース部に対して一般的に垂直な方向に延びて、開いた箱型の構成を形成することが好ましい。スペーサリブは、選択された位置から、選択された側壁の内面に沿って延びることが好ましい。スペーサリブは、選択された側壁の内面から選択された側壁の反対側の側壁の内面まで連続することによって、アレイシェルの全長または全幅に亘るようにすることができる。あるいはまた、アレイシェルの中央部で連続するか、又はアレイシェルの全長または全幅に亘ることなく、対向する側壁位置から対向するスペーサリブまで延在させることができる。実際のスペーサリブ構成とは独立に、連続したスペーサリブまたは対向するスペーサリブは、対象アレイシェルの選択された2つの側壁に平行であることが好ましい。本発明の技術に基づくアレイシェル実施形態の側壁およびスペーサリブの高さは、それぞれ、所望のコンポーネント応用または所与の実施形態の他の可変の態様によって変化する。
【0037】
先に述べた選択されたフィーチャを含むより具体的なアレイシェルの例では、シェルの中にはめ込む受動素子の数によって決まる特定の数のスペーサリブのフィーチャを組み込むことができる。例えば、2つのディスクリート受動素子を受けるアレイシェルの形成では、少なくとも1つの連続したスペーサリブまたは少なくとも1組の対向するスペーサリブを有することが好ましい。5つのディスクリート受動素子を受けるリニアアレイシェルの例では、少なくとも4つの連続したスペーサリブまたは少なくとも4組の対向するスペーサリブを有することが好ましい。5×2コンポーネントアレイのような非リニアアレイ構成では、一般に、本発明の主題に基づく追加のスペーサリブが含まれる。
【0038】
以上に述べたアレイシェルの例に追加のフィーチャまたは代替構成を組み込むことができる。例えば、アレイシェルの選択された側壁またはスペーサリブ部分の高さを高くするために、選択された側壁またはスペーサリブ位置にスタンドオフ延長部分を設けることができる。本発明の技術に基づくこのようなスタンドオフフィーチャは、コンポーネントの基板への実装を容易にし、または固定後の洗浄を容易にする。
【0039】
本発明の主題の例示的な他の実施形態は、ディスクリート受動素子を受け、ディスクリート受動素子どうしを分離するアレイフレーム構成に関する。このようなアレイフレームはベース部および一体として格子状仕切り構成を形成する複数のスペーサリブを備えることが好ましい。仕切りフレームは、リニアまたは非リニアコンポーネントアレイ向けに構成することができる。構成中のそれぞれのスペーサリブの高さは意図する応用に応じて変更することができ、基板へのコンポーネントの実装をさらに容易にするために、選択されたスペーサリブにスタンドオフ要素を追加することができる。
【0040】
本明細書に開示した技術の他の例示的な実施形態は、メカニカルな受け構造および複数のディスクリート容量コンポーネントを備えたディスクリートコンデンサアレイに関する。メカニカルな受け構造は、アレイシェルまたはアレイフレーム構成に対応することができ、コンデンサアレイのディスクリートコンデンサごとに別個の受け領域を提供する。それぞれの受け構造のベース部、側壁およびスペーサリブの選択の組み合わせは、コンデンサ間の分離およびコンデンサに対する構造上の保護を提供する。このような例示的なコンデンサアレイ内のディスクリートコンデンサは例えば、積層セラミックコンデンサ(MLC)、タンタルコンデンサまたは他のコンデンサに対応する。アレイ内のコンデンサは同じキャパシタンスによって特性づけることができ、あるいはまた異なるキャパシタンス値によって特性づけることができる。
【0041】
本明細書に開示した技術の例示的な他の実施形態は、メカニカルな受け構造、複数のディスクリート受動素子、複数のエポキシ取付け層および複数の固定フィーチャを備えた受動電子デバイスに関する。受け構造は、ベース部および複数のスペーサリブを備えることが好ましく、受動電子デバイス内のディスクリート受動素子を分離するための受け枠組みを提供する。いくつかの例示的な受け構造実施形態にはさらに、側壁を組み込むことができる。エポキシ取付け層を使用して、受け構造内のディスクリート受動素子をしっかりと配置することが好ましい。ディスクリート受動素子は、コンデンサ、抵抗、インダクタまたは他の受動素子の任意の組み合わせを含むことができる。コンポーネントの特定の組み合わせはしばしば潜在的な電子応用に基づいて選択される。受動素子はそれぞれ、コンポーネントの少なくとも1つの選択された側に端子位置が露出するよう受け構造の中に配置されることが好ましい。次いで、端子位置を同じコンポーネントの他の端子位置に接続し、またはプリント回路基板上の結合パッドまたはトレース位置へのコンポーネントの実装を容易にするために、それぞれの受動素子のそれぞれの端子位置にメタライゼーションフィーチャを提供することが好ましい。
【0042】
この課題を解決するための手段の項に必ずしも表示されていない本発明の主題の追加の実施形態は、先に要約した発明が解決しようとする課題の項で参照したフィーチャまたは部分、および/あるいはまたこの出願の他の部分で論じたフィーチャまたは部分の諸態様の種々の組み合わせを含み、かつこれらを組み込むことができる。
【0043】
明細書の残りの部分を検討すれば、当業者は、このような実施形態または他の実施形態のフィーチャおよび態様をよりいっそう理解することができよう。
【0044】
本明細書には、当業者を対象に、添付図面を参照して、その最良の形態を含む本発明の主題の完全かつ有効な説明を記載した。
【0045】
本明細書および添付図面を通した参照符号の繰返しの使用は、本発明の同じまたは類似のフィーチャまたは要素を表すことを意図したものである。
【0046】
【発明の実施の形態】
発明の概要で述べたとおり、本発明の主題は、受動コンポーネントを集積化することにある。具体的には、開示の技術は、複数のディスクリート受動素子を受け取るため、及び基板実装用にそれらを組み合わせて単一のモジュールにするため、カプセル化(encapsulation)機構、例えばアレイフレーム(array frame)及びアレイシェル(array shell)に関するものである。
【0047】
以下、本発明の主題の具体例を図面を参照して検討し、まず、種々のタイプの一般的なメカニカルな分離構造、すなわち受け構造について検討する。2つの特定のタイプの受け構造は、アレイシェルおよびアレイフレームに関する。図1Aおよび1Bは、アレイシェル構造を有するディスクリートコンポーネントアレイの例を示し、図1Bには、このようなコンポーネントアレイを基板に実装するための固定フィーチャの例を示す。図2Aおよび2Bは、アレイフレーム構造を有するディスクリートコンポーネントアレイの例を示す。ついで、図3Aから図9Eまでに関して、それぞれ本発明の主題の具体例を提示する。これらの例は、選択された数のディスクリートコンポーネントを受けるように設計されたアレイシェル分離構造を有するディスクリートコンポーネントアレイに関する。
【0048】
本明細書に開示した技術はこれらに限定されるものではない。ある例の一部として図示し説明したフィーチャを他の例と組み合わせて、別の例を得ることができる。さらに、あるフィーチャの代わりに、同じ機能または同様の機能を奏するが、まだ述べていない同様のデバイスまたはフィーチャを使用することができる。さらに、いくつかの例は、選択された配置および数の、明示され、又は明示されていないディスクリートコンポーネントを含むことができる。
【0049】
図1Aおよび1Bは、アレイシェル受け構造12を有するディスクリートコンポーネントアレイ10を示す。図1Aは、ディスクリートコンポーネントアレイ10の側面図/一部下面透視図であり、図1Bは、同じディスクリートコンポーネントアレイ10の側面図/一部上面透視図である。本明細書において、主題のディスクリートコンポーネントアレイの特定の上部、下部および側面部分、並びに上面、下面および側面図への参照は、便宜上のものであって、決して、デバイスの可能な向きを限定するものではなく、それらと関係付けられる基板または他のコンポーネントの向きを限定するものではない、ことは当然のことである。一般に、コンポーネントにおいて、底面13に該当する面は、プリント回路基板または他の基板に実装されるコンポーネントの面に対応するのが典型的である。
【0050】
このようなアレイシェル12は、一般に、複数のモノリシック受動素子14を受け、コンポーネントどうし、端子22どうしを分離するメカニカルな構造を提供する。このようなアレイシェル12には、ベース部16と、複数の側壁18と、複数のスペーサリブ20とが含まれる。一般的な端子材料の例としては、銀、スズ、ニッケル、金および/またはこれらの材料の組み合わせが含まれる。加えて、開示の技術は、EIA(Electronics Industries Association)が認める端子タイプまたは材料の組み込みに対しても容易に適合できることを理解されたい。アレイシェル12に適した材料のジェネリックな例には、高耐熱性のプラスチックまたはセラミックが含まれる。適当な材料の具体例としては、ブランド名がXYDARであるポリマー、例えばAmoco Polymers社が販売するXYDAR FC110がある。
【0051】
図1Aのアレイシェルの例は、ベース部16の形状が矩形にしてある。矩形のベース部には、コンポーネントのリニアアレイ(スタック)または非リニアアレイが容易に収容される。本発明の主題に基づくリニアアレイは、ディスクリートコンポーネントのm×nアレイに対応し、mまたはnのいずれかが1に等しい。本発明の主題に基づく非リニアアレイは、ディスクリートコンポーネントのm×nアレイに対応し、mおよびnがともに1以上である。本明細書に開示したディスクリートコンポーネントアレイは、矩形のコンポーネントアレイであるが、開示の技術は、矩形構成に対応しない受け構造および対応するコンポーネントアレイに、容易に適用することができることを理解されたい。延在させた側壁およびスペーサリブを有する任意のサイズまたは形状のベース部を設計することにより、本明細書に開示した例と同じ利点を得ることができる。
【0052】
図1Aおよび1Bのディスクリートコンポーネントアレイ10の例を説明する。側壁18は、ベース部16の周縁部に直立に設けてある。ベース部16が矩形である場合には、4つの側壁18が含まれることが好ましい。スペーサリブ20は、一般に側壁18の内部から延在させてあり、コンポーネント14を受ける内部分離格子である。ディスクリートコンポーネントどうしをよりよく分離するため、m×nコンポーネントアレイにあっては、一般に、(m−1)+(n−1)個の異なる平面に、スペーサリブを有する。例えば図1Aの3×2アレイでは、(3−1)+(2−1)=3個の異なる平面のスペーサリブにより、ディスクリートコンポーネントどうしが分離される。スペーサリブ20は、それぞれ、一般に、ディスクリートコンポーネントアレイ10の矩形のアレイシェル12の2つの側壁18に平行である。
【0053】
アレイシェル12の具体的な設計例においては、ディスクリート受動素子14をそれぞれの受け位置に実装し、エポキシ層または他の適当な接着材料を適用することによって、アレイシェル12に固定することが好ましい。受動素子14は、本明細書では、便宜上、底面13というベース部16の反対側から端子位置にアクセスできるようにアレイシェル12の中に配置されるのが好ましい。
【0054】
図1Aの受動素子のような多くのディスクリート受動素子は、対向する2つの端子22により特徴付けられている。コンポーネントアレイ10をプリント回路基板または基板24に実装する方法の一例を図1Bに示す。複数の導電性パッド26を、ディスクリートコンポーネントアレイ10の端子22の位置と一致するように、基板24上に配置することができる。デバイス10を基板24上のパッド26に整合し、デバイス10をファイヤ(fire)して、コンポーネントを硬化させ、意図する電気接続を確立する。導電性接着材またはエポキシパッドによりコンポーネントを取り付るのであれば、端子22は、金メッキをするか、他の適当な材料のものであるのが好ましい。
【0055】
開示の技術に基づく追加の固定フィーチャを使用して、ボールグリッドアレイ(BGA)構成のような所望の実装手法を容易にすることができる。このような場合には、アレイ10の選択された端子位置22に、プリフォームハンダを配置し、ついでディスクリートコンポーネント14を適切に配置し、プリフォームハンダを加熱してリフローさせ、ディスクリートコンポーネント14を電気接続する。ハンダリフローによりコンポーネントの取り付ける場合には、端子22において、端子メッキ用の銀、スズ、ニッケルまたは他の合金を含むことが好ましい。
【0056】
アレイシェル12が存在したり、特にスペーサリブ20があれば、基板24に実装されているコンポーネントどうしが分離される。ディスクリートコンポーネントを互い分離しておくと、ディスクリートコンポーネント14どうしが、橋絡する可能性が低くなる。主題のアレイの例において、導電性接着材を利用する場合には、アレイシェル12により、接着材スミア(smear)に起因する橋絡を防止する上で役に立つ。同時に、それぞれのディスクリートコンポーネント14をディスクリートに実装するのに比べて、相対的に小さなフットプリント(footprint)を使用して、デバイス10を基板24に実装することができる。
【0057】
コンポーネントアレイ10のコンポーネント14への電気接続に関する他のオプションは、アレイ10内の選択されたディスクリートコンポーネントどうしを接続ることである。例えば、デバイスを組み合わせて利用できるように、コンポーネントアレイ10内の選択されたコンポーネント14の端子上に、導電性のシャントバー(shunt bar)またはジャンパ(図示せず)を配置することができる。そうすると、それぞれの受動素子14は、所与の応用において、ディスクリートのコンポーネントとして利用することができ、又はアレイ10内の他のコンポーネントと組み合わせて利用することができる。
【0058】
本発明の主題に基づいて利用されるディスクリート受動素子に対して、開示の技術の精神および範囲から逸脱することなく、他の端子フィーチャおよび接続配置を提供することができることを認識されたい。さらに、主題のコンポーネントアレイで利用される種々の多くのタイプの受動素子がある。例えば、受動素子14としては、コンデンサ、インダクタ、抵抗、他の受動素子およびこれらの組み合わせたものがある。
【0059】
例えば、受動素子14は、ディスクリートコンデンサアレイを構成するため、全て、積層セラミックコンデンサとすることができる。また、各コンポーネントを、同一または異なるコンポーネント値によって特徴付けることもできる。例えば、異なる数の活性層または異なる誘電体組成を有する複数の積層セラミックコンデンサ(MLC)は、本発明の主題の実施によって、異なるキャパシタンスを有する同様のサイズの複数のMLCを提供することができる。本発明の技術のある例に基づくキャパシタンス値は、約1nFから約10nFまでの範囲にある。ある種の応用に対して、他の値が好ましいこともある。一般に、各ディスクリート受動素子は、EIAによって認められたサイズとほぼ同じ標準サイズであることが好ましい。これによって、コンポーネント間で同じ標準ピッチを有するコンポーネントアレイの形成が容易になる。
【0060】
アレイ10内のディスクリートコンポーネント14を分離する受け構造には、多くのオプションの例がある。図1Aおよび1Bの構造12には、一般的に、同じ高さの側壁およびスペーサリブが含まれる。他の例では、側壁18の高さが内部スペーサリブ20に比べて低い。構造12の側壁18を低くするオプションは、種々に実施することができる。側壁16の高さを完全になくし、図2Aに示すようなアレイフレーム受け構造28を作成することができる。このようなアレイフレーム28には、一般に、ベース部30およびスペーサリブ32が含まれる。スペーサリブ32は、ベース部30から一般的に直立に設けてあり、複数のディスクリート受動素子34に対する分離格子および受け構造を提供する。この場合もやはり、ディスクリート受動素子34は、それぞれ、種々の異なるコンデンサ、インダクタ、および/または抵抗から選択することができる。
【0061】
本発明の主題に基づく受け構造の設計の他のオプションにおいては、スペーサリブ32は、コンポーネントアレイ36の長さまたは幅と同じにする必要はない。ディスクリート受動素子34の端子35があまり大きくない場合には、図2Aに示したようなスペーサリブ32の一部分を除くことができる。接続されたスペーサリブ32の一部を除くと、図2Bに示すような対向するスペーサリブ38が得られる。図2Bのコンポーネントアレイ40が非リニアアレイであり、かつ図示のような端子構成をとっているため、スペーサリブ42はデバイスの幅方向に延在させるのが好ましい。連続するスペーサリブ42と対向するスペーサリブ38の種々の組み合わせを利用できるが、重要な設計目標は、ディスクリートコンポーネント間で端子35を分離するのに役立つスペーサリブの提供するとこである。
【0062】
アレイシェル受け構造を使用するか、またはアレイフレーム受け構造を使用するかは、特定の設計プリファランスおよび電子応用によって決定することができる。アレイシェルは、アレイ内のディスクリートコンポーネントに対してより多くのメカニカルな保護およびカプセル化を提供する。このような態様は、基板上にコンポーネントを配置するときに有利である。しかしアレイフレームは、ディスクリートコンポーネントと、その端子フィーチャと、実装フィーチャを眼で見ることができるため、端子のトラブルシューティングを容易にする。そのため、本発明の技術に基づく端子実装およびトラブルシューティングは、アレイフレーム受け構造および低い側壁を有するアレイシェルの例の方が容易である。
【0063】
本発明の技術例に組み込むことができる他のオプションは、受け構造の選択された側壁位置またはスペーサリブ位置に追加されるスタンドオフである。図3Aから9Eの例において提示されるこのようなスタンドオフフィーチャは、それぞれ、本発明の主題に対する追加の利点を提供する。スタンドオフは、一般に、ディスクリートコンポーネントアレイの実装を助け、受動素子を回路基板から離して保持することができる。このようなスタンドオフは、さらに、コンポーネント間の端子橋絡の可能性を低下させる。回路基板の上方にコンポーネントアレイを延延在させることによって、スタンドオフは、さらに、固定後のコンポーネントの洗浄プロセスを容易にする。適当な溶剤を利用して、受動素子をより容易に洗浄し、より信頼性が高いデバイス性能特性を保証することができる。
【0064】
本発明の技術の具体例でスタンドオフフィーチャが提供する他の利点は、回路基板に対するコンポーネントアレイの追加の固定である。コンポーネントアレイのスタンドオフに突き合わせる(match)窪みを、回路基板に設けることによって、電子デバイスを回路基板上の所定の位置にロックすることができる。これによって、受動素子が、コンポーネントアレイが実装される基板と同一平面をなす。
【0065】
開示の技術に基づいて本発明の種々の異なる例を実施できることを理解されたい。主題ディスクリートコンポーネントアレイ間の多様性の多くは、受け構造の構成の違いにある。例えば、アレイシェルまたはアレイフレーム構成は、低い側壁を有するアレイシェルの例と同様に実施することができる。連続したスペーサリブ、対向するスペーサリブ、これらの組み合わせなど、異なるタイプのスペーサリブを提供することができる。さらに、スタンドオフ、特定の実装フィーチャなど他の機能を本発明の主題に基づいて強化できる。
【0066】
本発明の主題のより具体的な例の例を、図3Aから9Eを参照して検討する。このような図に開示された受け構造の例は、標準0402サイズ(40/1000inch×20/1000inch)(1.016mm×0.508mm)のコンポーネントを受けように設計されている。コンポーネントのサイズに合わせて、これらの寸法を適当に調整することによって、異なる標準コンポーネントサイズを有する受動素子の受け構造を設計することができる。
【0067】
受け構造は、種々のリニアおよび非リニアアレイ構成を収容するように設計することができる。例えば、2×1アレイと、3×1アレイと、4×1アレイと、5×1アレイと、7×1アレイと、8×1アレイと、5×2アレイとに対する具体的な寸法を開示するが、開示の寸法を任意のアレイを収容するように変更することは容易である。他のアレイの例には例えば、6×1アレイと、9×1アレイと、10×1アレイと、2×2アレイと、3×2アレイと、4×2アレイと、6×2アレイと、7×2アレイと、8×2アレイと、9×2アレイと、10×2アレイと、3×3アレイと、9×3アレイと、10×3アレイ等が含まれる。
【0068】
開示のアレイシェルの異なる態様は、以上に述べた他の開示の異なるフィーチャを組み込むため、容易に修正することができることを理解されたい。例えば、いくつかの対向するスペーサリブの代わりに、連続したスペーサリブを使用することができ、いくつかの連続したスペーサリブの代わりに、対向するスペーサリブを使用することができる。さらに、選択された側壁の高さを、アレイシェルの例、アレイフレームの例、および側壁の高さがその中間にある例に従って調整することができる。
【0069】
図3Aは、アレイシェル受け構造46を有する2×1ディスクリートコンデンサアレイ44の例を示す。アレイシェル46はベース部48と、対向する一組の長い第1の側壁50と、対向する一組の短い第2の側壁52aおよび52bと、対向するスペーサリブ54とを含む。先に述べたスタンドオフの利点のうちの選択されたいくつかの利点を容易にするために、側壁52aおよび52bは、一般に、側壁50よりも高い。デバイス洗浄および接続トラブルシューティングにさらに役つ立つように、側壁52bの一部を図示のように切り取ることができる。
【0070】
図3Bに、図3Aの2×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図を示し、寸法例に具体的に言及する。対向するスペーサリブ54間の距離56は、約25mil(25/1000inch)(0.635mm)であるのが好ましい。スペーサリブ54の厚さ58は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。距離60は、約25mil(0.635mm)であるのが好ましく、距離62は、約60mil(1.524mm)であるのが好ましい。
【0071】
図3Cは、図3Aの2×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図を示し、低い側壁52aおよび52bの寸法例に言及する。側壁52aおよび52bの長さ64は、約65mil(1.651mm)であるのが好ましく、高さ66は、約40mil(1.016mm)であるのが好ましい。側壁52bは、側壁から除かれる余分の切欠き68を有する他は、側壁52aと全く同じである。寸法70は約10mil(0.0254mm)、寸法72は約20mil(0.508mm)、寸法74は約25mil(0.635mm)である。
【0072】
図3Dは、図3Aの2×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図を示し、長い側壁50の寸法例に言及する。76で示す部分は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、78で示す部分は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、80で示す部分は約80mil(2.032mm)であるのが好ましい。アレイシェル44の隅部82の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0073】
図3Eは、図3BのA−A線断面図であり、図3Aから3Dまでの2×1ディスクリートコンポーネントアレイの断面を示す。距離84は約45mil(1.143mm)であるのが好ましく、距離86は約30mil(0.762mm)であるのが好ましく、スペーサリブ88の隅部の半径は約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0074】
図4Aは、アレイシェル受け構造92を有する3×1ディスクリートコンデンサアレイ90の例を示す。アレイシェル92は、ベース部94と、対向する一組の長い第1の側壁96と、対向する一組の短い第2の側壁98aおよび98bと、対向するスペーサリブ100とを含む。先に述べたスタンドオフの利点のうちの選択されたいくつかの利点を容易にするために、側壁98aおよび98bは一般に側壁96よりも高い。デバイス洗浄および接続トラブルシューティングにさらに役立つように、側壁98bの一部を図示のように切り取ることができる。
【0075】
図4Bは、図4Aの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図を示し、寸法例に具体的に言及する。対向するスペーサリブ100間の距離102は、約25mil(25/1000inch)(0.635mm)であるのが好ましい。スペーサリブ100の厚さ104は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。距離106は、約25mil(0.635mm)であるのが好ましく、距離108は、約95mil(2.413mm)であるのが好ましい。
【0076】
図4Cは、図4Aの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図を示し、低い側壁98aおよび98bの寸法例に言及する。側壁98aおよび98bの長さ108は、約65mil(1.651mm)であるのが好ましく、高さ110は、約40mil(1.016mm)であるのが好ましい。側壁98bは、側壁から除かれる余分の切欠き112を有する他は、側壁98aと全く同じであるのが好ましい。寸法114は約10mil(0.0254mm)、寸法116は約20mil(0.508mm)、寸法118は約25mil(0.635mm)である。
【0077】
図4Dは、図4Aの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図を示し、長い側壁96の寸法例に言及する。120で示す部分は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、122で示す部分は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、124で示す部分は約115mil(2.921mm)であるのが好ましい。アレイシェル92の隅部126の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0078】
図4Eは、図4BのA−A線断面図であり、図4Aから4Dまでの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図を示す。距離128は約45mil(1.143mm)であるのが好ましく、距離130は約30mil(0.762mm)であるのが好ましく、スペーサリブ132の隅部の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0079】
図5Aは、アレイシェル受け構造136を有する4×1ディスクリートコンデンサアレイ134の例を示す。アレイシェル136はベース部138と、対向する一組の長い第1の側壁140と、対向する一組の短い第2の側壁142aおよび142bと、対向するスペーサリブ144とを含む。先に述べたスタンドオフの利点のうちの選択されたいくつかの利点を容易にするために、側壁142aおよび142bは一般に側壁140よりも高い。デバイス洗浄および接続トラブルシューティングにさらに役立つように、側壁142bの一部を図示のように切り取ることができる。
【0080】
図5Bは、図5Aの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図を示し、寸法例に具体的に言及する。対向するスペーサリブ144間の距離146は、約25mil(25/1000inch)(0.635mm)であるのが好ましい。スペーサリブ144の厚さ148は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。距離150は、約25mil(0.635mm)であるのが好ましく、距離152は、約130mil(3.302mm)であるのが好ましい。
【0081】
図5Cは、図5Aの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図を示し、低い側壁142aおよび142bの寸法例に言及する。側壁142aおよび142bの長さ154は、約65mil(1.651mm)であるのが好ましく、高さ156は、約40mil(1.016mm)であるのが好ましい。側壁142bは、側壁から除かれる余分の切欠き158を有する他は、側壁142aと全く同じであるのが好ましい。寸法160は約10mil(0.0254mm)、寸法162は約20mil(0.508mm)、寸法164は約25mil(0.635mm)である。
【0082】
図5Dは、図5Aの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図を示し、長い側壁140の寸法例に言及する。部166は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部168は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部170は約150mil(3.810mm)であるのが好ましい。アレイシェル136の隅部172の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0083】
図5Eは、図5BのA−A線断面図であり、図5Aから5Dまでの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図を示す。距離174は約45mil(1.143mm)であるのが好ましく、距離176は約30mil(0.762mm)であるのが好ましく、スペーサリブ178の隅部の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0084】
図6Aは、アレイシェル受け構造182を有する5×1ディスクリートコンデンサアレイ180の例を示す。アレイシェル182はベース部184と、対向する一組の長い第1の側壁186と、対向する一組の短い第2の側壁188aおよび188bと、対向するスペーサリブ190とを含む。先に述べたスタンドオフの利点のうちの選択されたいくつかの利点を容易にするために、側壁188aおよび188bは一般に側壁186よりも高い。デバイス洗浄および接続トラブルシューティングにさらに役立つように、側壁188bの一部を図示のように切り取ることができる。
【0085】
図6Bは、図6Aの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図を示し、寸法例に具体的に言及する。対向するスペーサリブ190間の距離192は、約25mil(25/1000inch)(0.635mm)であるのが好ましい。スペーサリブ190の厚さ194は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。距離196は約25mil(0.635mm)であるのが好ましく、距離198は約165mil(4.191mm)であるのが好ましい。
【0086】
図6Cは、図6Aの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図を示し、低い側壁188aおよび188bの寸法例に言及する。側壁188aおよび188bの長さ200は、約65mil(1.651mm)であるのが好ましく、高さ202は約40mil(1.016mm)であるのが好ましい。側壁188bは、側壁から除かれる余分の切欠き204を有する他は、側壁188aと全く同じであるのが好ましい。寸法206は約10mil(0.0254mm)、寸法208は約20mil(0.508mm)、寸法210は約25mil(0.635mm)である。
【0087】
図6Dは、図6Aの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図を示し、長い側壁186の寸法例に言及する。部212は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部214は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部216は約185mil(4.699mm)であるのが好ましい。アレイシェル182の隅部218の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0088】
図6Eは、図6BのA−A線断面図であり、図6Aから6Dまでの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図を示す。距離220は約45mil(1.143mm)であるのが好ましく、距離222は約30mil(0.762mm)であるのが好ましく、スペーサリブ224の隅部の半径は約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0089】
図7Aに、アレイシェル受け構造228を有する7×1ディスクリートコンデンサアレイ226の例を示す。アレイシェル228はベース部230と、対向する一組の長い第1の側壁232と、対向する一組の短い第2の側壁234aおよび234bと、対向するスペーサリブ236を含む。先に述べたスタンドオフの利点のうちの選択されたいくつかの利点を容易にするために、側壁234aおよび234bは一般に側壁232よりも高い。デバイス洗浄および接続トラブルシューティングにさらに役立つように、側壁234bの一部を図示のように切り取ることができる。
【0090】
図7Bは、図7Aの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図を示し、寸法例に具体的に言及する。対向するスペーサリブ236間の距離238は約25mil(25/1000inch)(0.635mm)であるのが好ましい。スペーサリブ236の厚さ240は約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。距離242は約25mil(0.635mm)であるのが好ましく、距離244は約235mil(5.969mm)であるのが好ましい。
【0091】
図7Cは、図7Aの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図を示し、低い側壁234aおよび234bの寸法例に言及する。側壁234aおよび234bの長さ246は、約65mil(1.651mm)であるのが好ましく、高さ248は約40mil(1.016mm)であるのが好ましい。側壁234bは、側壁から除かれる余分の切欠き250を有する他は、側壁234aと全く同じであるのが好ましい。寸法252は約10mil(0.0254mm)、寸法254は約20mil(0.508mm)、寸法256は約25mil(0.635mm)である。
【0092】
図7Dは、図7Aの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図を示し、長い側壁232の寸法例に言及する。部258は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部260は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部262は約255mil(6.477mm)であるのが好ましい。アレイシェル228のこの部のそれぞれの隅部264は、約10mil(0.254mm)の隅部半径で丸められていることが好ましい。
【0093】
図7Eは、図7BのA−A線断面図であり、図7Aから7Dまでの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図を示す。距離266は約45mil(1.143mm)であるのが好ましく、距離268は約30mil(0.762mm)であるのが好ましく、丸められたスペーサリブ270の隅部半径は約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0094】
図8Aは、アレイシェル受け構造274を有する8×1ディスクリートコンデンサアレイ272の例を示す。アレイシェル274はベース部276と、対向する一組の長い第1の側壁278と、対向する一組の短い第2の側壁280aおよび280bと、対向するスペーサリブ282とを含む。先に述べたスタンドオフの利点のうちの選択されたいくつかの利点を容易にするために、側壁280aおよび280bは一般に側壁278よりも高い。デバイス洗浄および接続トラブルシューティングにさらに役立つように、側壁280bの一部を図示のように切り取ることができる。
【0095】
図8Bは、図8Aの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図を示し、寸法例に具体的に言及する。対向するスペーサリブ282間の距離284は、約25mil(25/1000inch)(0.635mm)であるのが好ましい。スペーサリブ282の厚さ286は約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。距離288は約25mil(0.635mm)であるのが好ましく、距離290は約270mil(6.858mm)であるのが好ましい。
【0096】
図8Cは、図8Aの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図を示し、低い側壁280aおよび280bの寸法例に言及する。側壁280aおよび280bの長さ292は、約65mil(1.651mm)であるのが好ましく、高さ294は約40mil(1.016mm)であるのが好ましい。側壁280bは、側壁から除去される余分の切欠き296を有する他は側壁280aと全く同じであるのが好ましい。寸法298は約10mil(0.0254mm)、寸法300は約20mil(0.508mm)、寸法302は約25mil(0.635mm)である。
【0097】
図8Dは、図8Aの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図を示し、長い側壁278の寸法例に言及する。部304は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、306で示す部分は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、308で示す部分は約290mil(7.366mm)であるのが好ましい。アレイシェル272のこの部のそれぞれの隅部310は、約10mil(0.254mm)の隅部半径で丸められていることが好ましい。
【0098】
図8Eは、図8BのA−A線断面図であり、図8Aから8Dまでの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図を示す。距離312は約45mil(1.143mm)であるのが好ましく、距離314は約30mil(0.762mm)であるのが好ましく、スペーサリブ316の隅部の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0099】
図9Aは、アレイシェル受け構造320を有する5×2ディスクリートコンデンサアレイ318の例を示す。アレイシェル320はベース部322と、対向する一組の長い第1の側壁324と、対向する一組の短い第2の側壁326aおよび326bと、連続したスペーサリブ328と、対向するスペーサリブ330とを含む。先に述べたスタンドオフの利点のうちの選択されたいくつかの利点を容易にするために、側壁326aおよび326bは一般に側壁324よりも高い。デバイス洗浄および接続トラブルシューティングにさらに役立つように、側壁326aの一部を図示のように切り取ることができる。
【0100】
図9Bは、図9Aの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの底面図を示し、寸法例に具体的に言及する。対向するスペーサリブ330間の距離332は、約25mil(25/1000inch)(0.635mm)であるのが好ましい。連続したスペーサリブ328の厚さ334は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、スペーサリブ330の厚さ336は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。距離338は約25mil(0.635mm)であるのが好ましく、距離340は約165mil(4.191mm)であるのが好ましい。
【0101】
図9Cは、図9Aの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図を示し、低い側壁326aおよび326bの寸法例に言及する。側壁326aおよび326bの長さ342は、約120mil(3.048mm)であるのが好ましく、高さ344は約40mil(1.016mm)であるのが好ましい。側壁326bは、側壁から除かれる余分の切欠き346を有する他は、側壁326aと全く同じであるのが好ましい。寸法348は約10mil(0.0254mm)、寸法350は約45mil(1.143mm)、寸法352は約25mil(0.635mm)である。
【0102】
図9Dは、図9Aの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図を示し、長い側壁324の寸法例に言及する。部354は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部356は約10mil(0.254mm)であるのが好ましく、部358は約185mil(4.699mm)であるのが好ましい。アレイシェル320の隅部360の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0103】
図9Eは、図9BのA−A線断面図であり、図9Aから9Dまでの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図を示す。距離362は約45mil(1.143mm)であるのが好ましく、距離364は約30mil(0.762mm)であるのが好ましく、スペーサリブ366の隅部の半径は、約10mil(0.254mm)であるのが好ましい。
【0104】
以上、本発明の主題の具体例を詳細に説明したが、このような例の変更、変形、および等価形態に、当業者であれば、本発明の技術を適合させることができることはいうまでもない。したがって、本発明の開示の範囲は、例示にすぎず、これらに限定されるものではなく、主題の開示は、本発明の主題の修正、変更および/または追加を包摂することを妨げるものではない。これは当業者に顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1A】アレイシェルおよび連続した側面リブを有する本発明の主題に基づくディスクリートコンポーネントアレイの一例の側面図/一部底面透視図である。
【図1B】基板例に対して分解された位置にある、アレイシェルおよび実装フィーチャ例を有する本発明の主題に基づくディスクリートコンポーネントアレイの一例の側面図/一部上面透視図である。
【図2A】アレイフレームおよび連続する側面リブを有する本発明の主題に基づくディスクリートコンポーネントアレイの一例の側面図/一部底面透視図である。
【図2B】アレイフレームおよび対向する側面リブを有する本発明の主題に基づくディスクリートコンポーネントアレイの一例の側面図/一部底面透視図である。
【図3A】開示の技術に基づく2×1ディスクリートコンポーネントアレイの一例の底面/一部側面透視等角図である。
【図3B】図3Aの2×1ディスクリートコンポーネントアレイの一例の底面図である。
【図3C】図3Aの2×1ディスクリートコンポーネントアレイの一例の第1の側面図である。
【図3D】図3Aの例示的な2×1ディスクリートコンポーネントアレイ例の第2の側面図である。
【図3E】図3BのA−A線断面図であり、図3Aから3Dまでの2×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図である。
【図4A】開示の技術に基づく3×1ディスクリートコンポーネントアレイ例の底面/一部側面透視等角図である。
【図4B】図4Aの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図である。
【図4C】図4Aの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図である。
【図4D】図4Aの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図である。
【図4E】図4BのA−A線断面図であり、図4Aから4Dまでの3×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図である。
【図5A】開示の技術に基づく4×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面/一部側面透視等角図である。
【図5B】図5Aの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図である。
【図5C】図5Aの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図である。
【図5D】図5Aの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図である。
【図5E】図5BのA−A線断面図であり、図5Aから5Dまでの4×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図である。
【図6A】開示の技術に基づく5×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面/一部側面透視等角図である。
【図6B】図6Aの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図である。
【図6C】図6Aの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図である。
【図6D】図6Aの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図である。
【図6E】図6BのA−A線断面図であり、図6Aから6Dまでの5×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図である。
【図7A】開示の技術に基づく7×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面/一部側面透視等角図である。
【図7B】図7Aの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図である。
【図7C】図7Aの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図である。
【図7D】図7Aの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図である。
【図7E】図7BのA−A線断面図であり、図7Aから7Dまでの7×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図である。
【図8A】開示の技術に基づく8×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面/一部側面透視等角図である。
【図8B】図8Aの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの底面図である。
【図8C】図8Aの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図である。
【図8D】図8Aの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図である。
【図8E】図8BのA−A線断面図であり、図8Aから8Dまでの8×1ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図である。
【図9A】開示の技術に基づく5×2ディスクリートコンポーネントアレイの底面/一部側面透視等角図である。
【図9B】図9Aの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの底面図である。
【図9C】図9Aの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの第1の側面図である。
【図9D】図9Aの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの第2の側面図である。
【図9E】図9BのA−A線断面図であり、図9Aから9Dまでの5×2ディスクリートコンポーネントアレイの側断面図である。
【符号の説明】
10 ディスクリートコンポーネントアレイ
12、46、92、136、182、228、274、320 アレイシェル受け構造
13 底面
14、34 ディスクリート受動素子
16、30、48、94、138、184、230、276、322 ベース部
18 側壁
20 スペーサリブ
22、35 端子
24 基板
26 導線性パッド
28 アレイフレーム受け構造
32 スペーサリブ
36、40 コンポーネントアレイ
38、330 対向するスペーサリブ
42 連続するスペーサリブ
44 2×1ディスクリートコンデンサアレイ
50、96、140、186、232、278、324 長い側壁
52a、52b、98a、98b、142a、142b、188a、188b、234a、234b、280a、280b、326a、326b 短い側壁
54、100、144、190、236、280a、280b、282 スペーサリブ
90 3×1ディスクリートコンデンサアレイ
134 4×1ディスクリートコンデンサアレイ
180 5×1ディスクリートコンデンサアレイ
226 7×1ディスクリートコンデンサアレイ
272 8×1ディスクリートコンデンサアレイ
318 5×2ディスクリートコンデンサアレイ
328 連続したスペーサリブ
Claims (31)
- 複数のディスクリートコンポーネントを受け、前記ディスクリートコンポーネントをメカニカルに保護し、前記ディスクリートコンポーネントどうしを分離するためのアレイシェルであって、
全体に平坦なベース部と、
前記ベース部の周縁部に直立させた複数の側壁であって、内面および外面によって特性づけた複数の側壁と、
前記複数の側壁から内側に延在させた複数のスペーサリブと
を備えたことを特徴とするアレイシェル。 - 請求項1において、前記ベース部は、矩形であることを特徴とするアレイシェル。
- 請求項2において、前記ベース部の周縁部に直立させた複数の側壁は、前記ベース部とともに箱体を構成することを特徴とするアレイシェル。
- 請求項2において、前記スペーサリブは、前記アレイシェルの2つの側壁に平行して設けたことを特徴とするアレイシェル。
- 請求項1において、前記スペーサリブのうちの選択されたスペーサリブは、ある側壁から対向する側壁まで、本アレイシェルの全長及び全幅に亘って設けたことを特徴とするアレイシェル。
- 請求項1において、前記複数の側壁と前記複数のスペーサリブは、複数のディスクリートコンポーネントを受ける受け部を画定することを特徴とするアレイシェル。
- 請求項1において、前記複数の側壁および前記複数のスペーサリブに沿った選択された位置に、複数のスタンドオフ延長部分をさらに備えたことを特徴とするアレイシェル。
- ディスクリートコンポーネントを受け、該ディスクリートコンポーネントどうしを分離するためのアレイフレームであって、
ベース部と、
該ベース部から直立させたスペーサリブと
を備え、
前記複数のスペーサリブは、格子状に設けてあり、
前記ベース部と前記複数のスペーサリブは、複数のディスクリートコンポーネントの受け部を画定する
ことを特徴とするアレイフレーム。 - 請求項8において、前記ベース部は、矩形であることを特徴とするアレイフレーム。
- 請求項9において、前記スペーサリブのうちの選択されたスペースリブは、前記ベース部の全長または全幅に亘って設けたことを特徴とするアレイフレーム。
- 請求項8において、前記複数のスペーサリブに沿った選択された位置に、複数のスタンドオフ延長部分をさらに備えたことを特徴とするアレイフレーム。
- ベース部と、
該ベース部に直立させた複数のスペーサリブであって、前記ベース部とともに複数の受け位置を画定するように設けた複数のスペーサリブと、
前記画定された受け位置のうちの選択した受け位置に配置した複数のディスクリートコンデンサと
を備えたメカニカルな受け構造であって、前記複数のディスクリートコンデンサどうしを分離し、前記複数のディスクリートコンデンサに対する保護構造を有するメカニカルな受け構造を
備えたことを特徴とするディスクリートコンデンサアレイ。 - 請求項12において、前記複数のディスクリートコンデンサと前記メカニカルな受け構造との間に設けたエポキシ取付層であって、前記メカニカルな受け構造の中に、前記ディスクリートコンデンサを固定するための複数のエポキシ取付層をさらに備えたことを特徴とするディスクリートコンデンサアレイ。
- 請求項12において、前記複数のディスクリートコンデンサは、それぞれ、積層セラミックコンデンサまたは電解コンデンサであることを特徴とするディスクリートコンデンサアレイ。
- 請求項12において、前記ベース部は、矩形であることを特徴とするディスクリートコンデンサアレイ。
- 請求項15において、前記スペーサリブのうちの選択されたスペースリブは、前記ベース部の全長または全幅に亘って設けたことを特徴とするディスクリートコンデンサアレイ。
- 請求項12において、前記メカニカルな受け構造は、さらに、前記ベース部の周辺部に直立させてあり、
前記複数の側壁は、それぞれ内面および外面によって特性づけられ、
前記複数のスペーサリブは、選択された位置から、前記複数の側壁の選択されたそれぞれの前記内面に沿って延びることを特徴とするディスクリートコンデンサアレイ。 - 請求項17において、前記ベース部の周縁部に直立させた複数の側壁は、前記ベース部とともに箱体を構成することを特徴とするディスクリートコンデンサアレイ。
- 請求項17において、前記ベース部は、矩形であり、
前記スペーサリブは、それぞれ、前記メカニカルな受け構造の2つの側壁に平行である
ことを特徴とするディスクリートコンデンサアレイ。 - 請求項17において、前記複数の側壁および前記複数のスペーサリブに沿った選択された位置に、複数のスタンドオフ延長部分をさらに備えたことを特徴とするディスクリートコンデンサアレイ。
- 請求項12において、前記複数のディスクリートコンデンサは、前記メカニカルな受け構造の中に、それぞれ、少なくとも1つの端子位置が露出するように配置してあり、
前記ディスクリートコンデンサアレイは、さらに、前記露出した端子フィーチャのうちの選択されたフィーチャを実装位置に取り付けるための複数の固定フィーチャ
を備えたことを特徴とするディスクリートコンデンサアレイ。 - ベース部と、
該ベース部に直立させた複数のスペーサリブであって、前記ベース部とともに、複数のディスクリート受け位置を画定する複数のスペーサリブと、
前記メカニカルな受け構造によって画定された前記ディスクリート受け位置のうちの選択された位置に配置した複数のディスクリート受動コンポーネントと
を備えたメカニカルな受け構造であって、前記複数のディスクリート受動コンポーネントどうしを分離し、前記複数のディスクリート受動コンポーネントに対する保護構造をゆうするメカニカルな受け構造を備えた
ことを特徴とする電子アセンブリ。 - 請求項22において、前記複数のディスクリート受動コンポーネントと前記メカニカルな受け構造との間に設けた複数のエポキシ取付層であって、前記メカニカルな受け構造の中に前記ディスクリート受動コンポーネントを固定するための複数のエポキシ取付層をさらに備えたことを特徴とする電子アセンブリ。
- 請求項22において、前記複数のディスクリート受動コンポーネントは、それぞれ、コンデンサと、抵抗と、インダクタよりなるグループから選択されることを特徴とする電子アセンブリ。
- 請求項22において、前記ベース部は、矩形であることを特徴とする電子アセンブリ。
- 請求項25において、前記スペーサリブのうちの選択されたスペースリブは、前記ベース部の全長または全幅に亘って設けたことを特徴とする電子アセンブリ。
- 請求項22において、前記メカニカルな受け構造は、さらに、前記ベース部の周縁部に直立させた複数の側壁を含み、
前記複数の側壁は、それぞれ内面および外面によって特性づけられ、
前記複数のスペーサリブは、選択された位置から、前記複数の側壁の選択されたそれぞれの内面に沿って設けた
ことを特徴とする電子アセンブリ。 - 請求項27において、前記ベースの周縁部に直立させた複数の側壁は、前記ベース部とともに箱体を構成することを特徴とする電子アセンブリ。
- 請求項27において、前記ベース部は、矩形であり、
前記スペーサリブは、それぞれ、前記メカニカルな受け構造の2つの側壁に平行である
ことを特徴とする電子アセンブリ。 - 請求項27において、前記複数の側壁および前記複数のスペーサリブに沿った選択された位置に、複数のスタンドオフ延長部分をさらに備えたことを特徴とする電子アセンブリ。
- 請求項22において、前記複数の受動コンポーネントは、前記メカニカルな受け構造の中にそれぞれ、少なくとも1つの端子位置が露出するように配置され、
前記電子アセンブリは、さらに、前記露出した端子フィーチャのうちの選択されたフィーチャを実装位置に取り付けるための複数の固定フィーチャ
を備えたことを特徴とする電子アセンブリ。
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