JP2004038061A - 照明用導光素子 - Google Patents

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Ichiro Fujishiro
藤代 一朗
Hideo Maeda
前田 英男
Hiroshi Omori
大森 宏
Yuichiro Otoshi
大利 祐一郎
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Abstract

【課題】光の利用効率が高く、大きさの制約が少なく、均一に照明することが可能であるとともに、照明対象物からの反射光に混入する光が少ない照明用の導光素子を提供する。
【解決手段】プリズム状の凸部が繰り返し形成された上面(21)と平面の下面(22)を有し、内部を進む光を各凸部で反射して下面より出射させる導光素子(20)において、凸部を、光の下流側から順に、光の進行方向に沿って下降する第1の表面(23a)と、上昇する第2の表面(23b)と、上昇する第3の表面(23c)を有する形状とする。第1の表面で下面より出射する光を生じさせ、第2の表面で光の進行を継続させ、第3の表面で第1の表面を透過した光を再入射させる。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、対向する2つの表面で全反射して光を導きながら、一方の表面より出射させる照明用の導光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話や携帯情報端末(PDA)の普及に伴い、低消費電力で表示品位の高い映像表示装置が望まれており、これを満たす表示素子として、反射型液晶表示器が多用されている。反射型液晶表示器は、明所では、外光を照明光として利用するため、照明用の光源を必要とせず、電力消費が抑えられる。一方、暗所では、視認性向上のために照明する必要があるが、反射型であるという構造上、観察者側から照明するフロントライト照明装置が用いられる。
【0003】
薄型化のために、フロントライト照明装置は、光源と面状導光素子とで構成するのが一般的である。面状導光素子は、液晶表示器の前面に配置され、光源からの光を、端部より入射させて内部を進行させながら、一方の表面より少しずつ出射させて、液晶表示器に導く。光源としては棒状の冷陰極管が用いられてきたが、電力消費の低減と軽量化のために発光ダイオードを用い、線状導光素子と組み合わせることが行われている。線状導光素子は面状導光素子の端面に対向して配置され、面状導光素子と同様に機能して、発光ダイオードからの光を面状導光素子に与える。
【0004】
従来の導光素子の構成を図14に示す。この導光素子80は、端面94より入射した光を、上面91と下面92とで全反射することにより他の端面95に向けて内部を進行させ、その間に少しずつ下面92を透過させて出射させる。全反射による進行と下面92からの部分的な出射を両立させるために、上面91にはプリズム状の凸部93が繰り返し形成されている。凸部93は2つの表面93a、93bを有する。表面93bは、光の進行方向に沿って上昇しており、入射した光を下面92への入射角が臨界角以上になる方向に反射する。一方、表面93aは、光の進行方向に沿って下降しており、入射した光を下面92への入射角が臨界角未満になる方向に反射する。
【0005】
表面93aに対する光の入射角は小さく、表面93aに入射する光の一部にはこれを透過して失われるものもある。この光の損失を低減するために、表面93aを透過した光を再入射させるようにした導光素子も提案されている。
【0006】
その構成を図15に示す。この導光素子90は、上面91に形成されているプリズム状の凸部93が、3つの表面93a、93b、93cを有する。表面93aは、下面92への入射角が臨界角未満になる方向に光を反射し、表面93bは、下面92への入射角が臨界角以上になる方向に光を反射する。表面93aを透過した光は、隣の凸部の表面93cに入射し、表面93cを透過して導光素子90に再入射する。多くの光を再入射させるために、表面93cの高低差は表面93aの高低差よりも大きく設定されている。
【0007】
導光素子80、90は、幅を大きくすることにより面状となり、幅を小さくすることにより線状となる。面状とした導光素子80、90は、下面92を反射型液晶表示器に向けて配置する。液晶表示器は下面92から出射した光を反射しつつ変調して映像を表す光とし、この映像光は導光素子80、90の下面92と上面91を透過して観察者に達する。線状とした導光素子80、90は、下面92を面状導光素子の端面94に向けて配置する。下面92から出射した光を、面状導光素子の幅全体にわたって入射させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の導光素子80、90には、照明への光の利用効率が低くなったり、均一な照明ができなくなったりするという問題がある。また、均一な照明ができなくなるだけでなく、光の進行方向についてある程度の距離範囲までしか照明できないという限界も生じる。
【0009】
導光素子80では、導光のための表面93bが光の進行方向に沿って上昇しているため、下面92に対する光の入射角は表面93bによって反射されるごとに大きくなっていく。したがって、上流側では表面93aに入射する光が多く、下流側では表面93aに入射する光が少なくなって、下面92から出射する光の量も上流側で多く下流側で少なくなり、均一な照明ができなくなる。また、内部をある程度進んだ段階で、光は上面91や下面に92に入射しなくなり、導光素子80の長さに限界が生じる。上面91や下面に92に入射しなくなった光は、下流側の端面95より出射して、失われてしまう。
【0010】
一方、導光素子90では、表面93aよりも表面93cの高低差を大きくしたことにより、必然的に、導光のための表面93bが光の進行方向に沿って下降している。このため、下面92に対する光の入射角は表面93bによって反射されるごとに小さくなっていく。したがって、表面93bに対する入射角も小さくなっていき、光は内部をある程度進んだ段階で表面93bを透過して失われるようになる。つまり、導光素子90においても長さに限界がある。
【0011】
しかも、反射型液晶表示器の前面に配置する場合、表面93bを透過した光は、映像光に混入することになり、映像光との角度差が小さいため映像光と共に観察者の眼に達して、提供する映像の品位を著しく低下させる。表面93aを透過した光を再入射させる表面93cを設けることは、光の利用効率の向上を図るという点では好ましいが、映像の品位を大きく低下させる結果となるのでは、むしろ表面93cを設けない方がよいといえる。
【0012】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、光の利用効率が高く、大きさの制約が少なく、均一に照明することが可能であるとともに、照明対象物からの反射光に混入する光が少ない導光素子を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、プリズム状の凸部が繰り返し形成された上面と、上面に対向する下面とを有し、内部に入射した光を、上面と下面で全反射して凸部の繰り返しの方向に進行させながら、各凸部の一部位で下面を透過するように反射して、下面より出射した光を照明用の光とする導光素子であって、各凸部が、光の下流側から順に、上流側から下流側に下降する第1の表面と、上流側から下流側に上昇する第2の表面と、上流側から下流側に上昇する第3の表面とを有して、第1の表面で下面を透過する方向に光を反射し、第2の表面で下面によって全反射される方向に光を反射し、第3の表面で隣の凸部の第1の表面を透過した光を再入射させるものにおいて、第2の表面が第3の表面よりも小さな傾斜で上流側から下流側に上昇している構成とする。
【0014】
この導光素子は、下面から光を出射させるための第1の表面を透過した光を、第3の表面から再入射させるため、光の損失が抑えられる。しかも、導光のための第2の表面は、光の進行方向に沿って下降するのではなく上昇するため、第2の表面への光の入射角は次第に大きくなり、第2の表面を透過して照明対象物からの反射光に混入する光は生じない。第3の表面の高低差は第1の表面の高低差よりも小さく、第2の表面が下降する従来の構成に比べて第3の表面から再入射する光は少なくなるが、面状導光素子として反射型表示器の照明に用いる場合でも、提供する映像の品位を低下させるおそれがない。
【0015】
ここで、第3の表面が凸部の繰り返しの方向に対して成す角は、40゜以上かつ50゜以下とするとよい。光の再入射のための第3の表面をこのように設定すると、再入射した光を、第3の表面を透過しない他の光と同様の角度で第1の表面や下面に導くことができて、照明に効率よく利用することができる。また、後述のように、光の下流側の端部に反射部材を備える構成とするときは、反射部材によって反射された光を、第3の表面によって下面を透過する方向に反射することが可能になり、光を一層効率よく照明に利用することができる。
【0016】
前記目的を達成するために、本発明ではまた、プリズム状の凸部が繰り返し形成された上面と、上面に対向する下面とを有し、内部に入射した光を、上面と下面で全反射して凸部の繰り返しの方向に進行させながら、各凸部の一部位で下面を透過するように反射して、下面より出射した光を照明用の光とする導光素子であって、各凸部が、光の下流側から順に、上流側から下流側に下降する第1の表面と、上流側から下流側に上昇する第2の表面とを有して、第1の表面で下面を透過する方向に光を反射し、第2の表面で下面によって全反射される方向に光を反射するものにおいて、第2の表面の傾斜が凸部によって異なる構成とする。
【0017】
導光のための第2の表面は、光の進行方向に沿って上昇するが、その傾斜は全ての凸部について同じではなく、下面に対する光の入射角の変化を第2の表面の傾斜の設定によって調節することができる。これにより、第1の表面に入射する光の量を一様にして均一な照明を行うことや、上面や下面に入射しなくなる光を少なくして光の利用効率を高めること、さらには、広い距離範囲にわたって照明を行うことが、容易になる。
【0018】
上記のいずれの導光素子も、第2の表面の傾斜が上流側の凸部から下流側の凸部に向かって次第に増大しており、その増大率が単調に変化する設定とすることができる。下面から出射する光の量は、第1の表面の面積と素子内を進む光の量の積に依存し、素子内を進む光は、途中で出射するため、下流側ほど減少する。しかし、下流側の凸部ほど第2の表面の傾斜を増すことで、下流側の第1の表面の面積を大きくすることができて、照明を均一に行うことが容易になる。
【0019】
傾斜の増大率は単調に変化させるが、単調減少とすることも単調増加とすることもできる。単調減少とすると、最も上流の凸部の第1の表面を大きくして、全ての凸部の第1の表面の面積の総和を大きくすることができて、多くの光を照明に利用することが可能になる。この設定は、導光素子を短くする場合に適する。傾斜の増大率を単調増加とすると、第1の表面の面積と素子内を進む光の量の積を全ての凸部にわたって同程度にすることができて、均一な照明が可能になる。この設定は、導光素子を長くする場合に適する。
【0020】
光の下流側の端部に、光を上流側に向けて反射する反射部材を有するようにしてもよい。端部に達した光を照明に利用することが可能になり、光の利用効率が向上する。この場合、第2の表面または第3の表面が、反射部材からの反射光を下面より出射させることになる。反射光の多くが下流側の(反射部材に近い)凸部に向かうように反射部材を設定することも可能であり、これにより、照明を均一に行うことが一層容易になる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の導光素子およびこれを備える映像表示装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。第1の実施形態の映像表示装置の光学構成を図1に模式的に示す。この映像表示装置1は、線状導光素子10、面状導光素子20、光源である発光ダイオード30、および表示素子である反射型液晶表示器40より成る。
【0022】
反射型液晶表示器40(以下、単に液晶表示器ともいう)は、その液晶層に映像を表示し、与えられる照明光を反射しながら表示した映像によって変調して映像を表す光とする。面状導光素子20は、液晶表示器40の前面に配置されており、液晶表示器40に照明光を与えるとともに、液晶表示器40からの映像光を透過させて、観察者の眼に導く。線状導光素子10は、面状導光素子20の端面に沿って配置されており、照明光を面状導光素子40に提供する。発光ダイオード30は、線状導光素子10の端面に対向して配置されており、照明光を発して、線状導光素子10に供給する。
【0023】
映像表示装置1の平面図および側面図を、発光ダイオード30から光の例と共に、図2および図3にそれぞれ示す。線状導光素子10は、巨視的に見て互いに平行な上面11と下面12を有しており、下面12を面状導光素子10の端面24に向けて配置されている。上面には11は、プリズム状の凸部13が繰り返し形成されている。各凸部13は、発光ダイオード30に近接する端面14に平行に形成されており、第1の表面13a、第2の表面13bおよび第3の表面13cを有する。
【0024】
面状導光素子20も、巨視的に見て互いに平行な上面21と下面22を有している。面状導光素子20は、下面22を液晶表示器40に向けて配置されている。上面21にはプリズム状の凸部23が繰り返し形成されている。各凸部23は、線状導光素子10に近接する端面24に平行に形成されており、第1の表面23a、第2の表面23bおよび第3の表面23cを有する。
【0025】
線状導光素子10と面状導光素子20は、幅に大きな差異があるのみで、同様の構成である。これらは、ガラス、樹脂等の透明な光学材料で作製されている。
【0026】
発光ダイオード30が発した光は、端面14より線状導光素子10の内部に入り、上面11と下面12によって全反射されながら、端面14に対向する端面15に向かって、線状導光素子10の内部を進む。その間、光は少しずつ下面12を透過して、面状導光素子20の端面24に向かう。上面11の各凸部13の3つの表面13a、13b、13cは、線状導光素子20内を進む光に対して、第1の表面13aが下流側に位置し、第3の表面13cが上流側に位置し、第2の表面13bが中央に位置する。
【0027】
第1の表面13aは、光の進行方向に沿って下降して(上流側よりも下流側が下面12に接近して)おり、第3の表面13cは、逆に、光の進行方向に沿って上昇している。第2の表面13bは、第3の表面13cと同様に、光の進行方向に沿って上昇している。ただし、第2の表面13bの傾斜は第3の表面13cの傾斜よりも小さい。第1の表面13aの高低差は、第2の表面13bと第3の表面13cの高低差の和に等しい。
【0028】
発光ダイオード30が発する光は発散光であり、線状導光素子10の上面11や下面12に対する光の角度には幅がある。しかし、上流側から下流側に上昇している第2の表面13bに対する全ての光の入射角は臨界角以上となり、第2の表面に13bに入射する光は全て全反射される。第2の表面13bで反射された光は、下面12に対しても臨界角以上の入射角で入射し、全て全反射される。こうして、第2の表面13bと下面12との全反射によって、光は線状導光素子10内を進行する。
【0029】
第1の表面13aに入射する光も臨界角以上のものが多く、臨界角以上の入射角で第1の表面13aに入射する光は全反射されて下面12に向かう。第1の表面13aで全反射された光は、下面12に対しては臨界角未満の入射角で入射して、大部分が下面12を透過する。これにより、線状導光素子10を出射して面状導光素子20に向かう光が得られる。
【0030】
第1の表面13aに臨界角未満の入射角で入射した光の一部は、第1の表面13aを透過する。第1の表面13aを透過した光の一部は、下流側の凸部13の第3の表面13cに入射する。この光は第3の表面13cを透過して線状導光素子10に再入射し、他の光と同様に進行する。第3の表面13cを設けたことで、第1の表面13aを透過した光の一部を照明に利用することが可能になる。
【0031】
線状導光素子10の下面12から出射した光は、端面24を透過して面状導光素子20の内部に入る。この光は、上面21と下面22を結ぶ方向については発光ダイオード30によって発せられたときの発散状態を維持しており、面状導光素子20の上面21や下面22に対する光の角度には、線状導光素子10の上面11や下面12に対する光の角度と同様に、幅がある。
【0032】
面状導光素子20の凸部23の各表面23a、23b、23cは、光に対して、線状導光素子10の凸部13の各表面13a、13b、13cと全く同様に作用する。つまり、中央の第2の表面23bは、下面22と共に、光を進行させ、下流側の第1の表面23aは、下面22を透過して面状導光素子20から出射する光を生じさせ、上流側の第3の表面23cは、第1の表面23aを透過した光の一部を再入射させる。
【0033】
面状導光素子20の下面22から出射した光は、前述のように、液晶表示器40によって映像光とされ、面状導光素子20を透過して観察者の眼Eに達する。
【0034】
光に対する凸部13、23の作用について、より詳しく説明する。なお、線状導光素子10の凸部13と面状導光素子20の凸部23は、同様に設定されており、光に対して同様に作用するので、以下の説明においては、両者を総称して凸部53といい、第1の表面13a、23a、第2の表面13b、13b、第3の表面13c、23cもそれぞれ総称して、第1の表面53a、第2の表面53b、第3の表面53cという。また、線状導光素子10と面状導光素子20も総称して導光素子50といい、上面11、21、下面12、22、入射側の端面14、24、および下流側の端面15、25も、それぞれ総称して、上面51、下面52、端面54、および端面55という。
【0035】
凸部53の断面を拡大して図4に示す。図4において、符号α、β、γは、第1の表面53a、第2の表面53b、第3の表面53cが、それぞれ、凸部50の繰り返し方向と成す角を表す。導光素子50の内部を進む光の平均の光路を導光軸57と定義すると、導光軸57は凸部53の繰り返し方向に平行であり、したがって、符号α、β、γは各表面53a、53b、53cが導光軸57と成す角でもある。
【0036】
導光軸57に対して角θを成す光は、第2の表面53bに対して(θ+β)の入射角で入射し、正反射されて、下面52に対して(θ+2β)の入射角で入射する。つまり、光は第2の表面53bで反射されるごとに、上面51や下面52に対する入射角を2βずつ増していく。したがって、最も上流側の凸部53の第2の表面12に対する入射角が臨界角以上である限り、全ての凸部53の第2の表面53bに対する入射角は臨界角以上となり、第2の表面53bに入射する光は全て全反射される。よって、第2の表面53bを透過して映像光に混入する光はなく、映像の品位の低下が避けられる。
【0037】
第1の表面53aに入射する光を図5に示す。第1の表面53aに入射する光の多くは、入射角が臨界角以上であり、第1の表面53aによって反射される。第1の表面53aが導光軸と成す角αは、40゜以上かつ50゜以下に設定されている。第1の表面53aで反射された光は、下面52に対する入射角が0゜に近く、ほとんどが下面52を透過する。面状導光素子20の場合、下面22を透過した光は液晶表示器40に略垂直に入射することになり、良好に変調される。
【0038】
第1の表面53aに入射する光のうち入射角が臨界角未満のものは、一部が第1の表面53aを透過してしまう。ここで、第1の表面53aの下部(下面に近い部分)に入射する光は、導光軸57に対する角度が第1の表面53aの法線よりも小さく、透過の際の屈折によって、導光軸57に対する角度がさらに小さくなる。このような光は、ほとんど全て隣の凸部53の第3の表面53cに入射して、導光素子50に再入射することになる。
【0039】
一方、第1の表面53aの上部に入射する光は、導光軸57に対する角度が第1の表面53aの法線よりも小さく、透過の際の屈折によって、導光軸57に対する角度がさらに大きくなる。このような光は、第3の表面53cに入射することなく失われることになる。ただし、面状導光素子20の場合でも、第1の表面23aを透過して失われる光は、液晶表示器40からの映像光と大きな角度を成し、したがって、映像の品位を低下させることはない。
【0040】
光を再入射させる第3の表面53cは、再入射した光を、第1の表面53aに直接入射する方向に反射させるか、第2の表面53bに臨界角以上の入射角で入射するように反射させるのが好ましい。第3の表面53cが導光軸57と成す角γは、第1の表面53aと同様に、40゜以上かつ50゜以下に設定されている。この設定により、再入射した光は、第1の表面53aに直接入射するか、あるいは、第2の表面53bに臨界角以上の入射角で入射する。
【0041】
以下、他の実施形態について説明するが、各実施形態は第1の実施形態の映像表示装置1と同様の映像表示装置であり、線状導光素子10および面状導光素子20の設定が相違するだけなので、重複する説明は省略する。また、第1の実施形態で用いた総称を用いる。
【0042】
第2の実施形態の導光素子50の断面図を図6に示す。本実施形態の導光素子50は、光の進行方向に沿って上昇する第2の表面53bの傾斜(導光軸57と成す角β)が、凸部53によって異なり、最も上流のものから最も下流のものまで、次第に増大している。図示したように、第2の表面53bが導光軸57と成す角βを、最も上流の凸部53のものから順に1、2、3、4・・・の添字を付して区別して表せば、β1<β2<β3<β4・・・である。
【0043】
前述のように、第2の表面53bによって反射されるごとに、上面51や下面52に対する光の入射角は2βずつ大きくなり、導光軸57対して平行に近づく。導光軸57と成す角が小さい光ほど、第1の表面53aによって反射された後は照明に有用な方向に進むことになり、第2の表面53bの傾斜の角βを次第に大きくしていくことは、照明への光の利用効率の向上の点で好ましい。
【0044】
第1の表面53aの傾斜(角α)と第3の表面53cの傾斜(角γ)は、第2の表面53bの傾斜の増大に応じて変化しているが、それらの変化は第2の表面53bの傾斜の変化に比べて小さく、第2の表面53bの傾斜の変化は、第1の表面53aの高低差に大きく現れる。つまり、第1の表面53aの面積は、下流側の凸部53ほど大きい。
【0045】
導光素子50内を進む光は、途中で出射するため、次第に減少する。一方、第1の表面53aで反射される光の量は、第1の表面53aの面積と導光素子50内に残存する光の量の積におおよそ比例する。下流側の凸部53ほど第1の表面53aの面積を大きくすることで、均一な照明の実現も容易になる。
【0046】
上流側からの距離Lと、第2の表面53bの傾斜(角β)の大きさの関係の例を図7および図8に示す。図7の例では、傾斜は上流側で大きく変化しており、傾斜の変化率dβ/dLは単調減少である。この設定では、入射側の端面54の近傍から第2の表面53bの傾斜が大きくなり、第1の表面53aの総面積が大きくなるため、光の利用効率が高い。比較的短い導光素子とする場合に好適である。図8の例では、傾斜は下流側で大きく変化しており、傾斜の変化率dβ/dLは単調増加である。この設定では、第1の表面53aの面積と導光素子50内に残存する光の量の積を略一定にすることができて、距離Lの広い範囲にわたって均一な照明が可能である。比較的長い導光素子とする場合に好適である。
【0047】
第3の実施形態の導光素子50の断面図を図9に示す。本実施形態の導光素子50は、上面51の凸部53が、光を出射させるための第1の表面53aと光を進行させるための第2の表面53bのみを有する構成である。ただし、第2の実施形態と同様に、第2の表面53bの傾斜(導光軸57と成す角β)が、凸部53によって異なり、最も上流のものから最も下流のものまで、次第に増大している。つまり、第2の表面53bが導光軸57と成す角βを、前述のように区別して表せば、β1<β2<β3<β4・・・である。
【0048】
このように光を再入射させるための第3の表面53aを備えない構成においても、第2の表面53bの傾斜(角β)を次第に増大させることで、前述の効果が得られる。なお、傾斜の増大率dβ/dLは、図7に示したように単調減少とすることもできるし、図8に示したように単調増加とすることもできる。照明に必要な距離(L)に応じて選択すればよい。
【0049】
第4の実施形態の導光素子50の断面図を図10に示す。本実施形態の導光素子50は、第1の実施形態の導光素子50の下流側の端面55に、反射部材56を設けたものである。反射部材56は、アルミニウム等の金属を端面55に蒸着することにより形成されており、薄膜状とされている。なお、金属の薄板を端面55に貼り付けて反射部材56としてもよいし、反射部材56を端面55から離間させてもよい。
【0050】
このように、反射部材56を設けることで、下流側の端面55に達した光を戻すことができて、光の利用効率がさらに高まる。凸部53および下流側の端部を拡大して図11に示す。反射部材56によって反射された光は、第2の表面53bと第3の表面53cとによって下面52から出射する光とされるが、これに主として寄与するのは、傾斜の大きい第3の表面53cである。前述のように、第3の表面53cの傾斜(角γ)は40゜以上、50゜以下に設定されており、第3の表面53cは反射した光を下面52に対して垂直に近くすることができる。したがって、第3の表面53cによって反射された光は、照明に有効に利用される。
【0051】
第5の実施形態の導光素子50の断面図を図12に示す。本実施形態の導光素子50は、第4の実施形態の導光素子50を修飾して、下流側の端面55と反射部材56を導光軸57に対して傾斜させたものである。端面55および反射部材56の法線は、導光軸57に対して角θ’を成し、上面51のうち端面55に近い部位と交差する。このようにすると、反射部材56によって反射された光は、光の量が少なくなる下流側の凸部53に多く入射することになり、照明を一層均一にすることができる。
【0052】
なお、第4、第5の実施形態のように、下流側の端面55に反射部材56を設けることは、第3の実施形態のように凸部53が第3の表面53cを有さない構成においても有用である。その場合、専ら第2の表面53bが、反射部材56からの光を下面52より出射させることになる。
【0053】
第6の実施形態の導光素子50の断面図を図13に示す。本実施形態の導光素子50は、第3の実施形態の導光素子50を修飾して、下面52を上面51に対して傾斜した平面としたものである。下面52は下流側ほど上面51に接近する。
【0054】
導光素子50に入射する光には、導光軸に平行なものやきわめて平行に近いものも含まれる。このような光は、上面51と下面52が平行であれば、上面51や下面52に入射することなく直接下流側の端面55に達することになる。第5の実施形態のように、導光軸に対して傾斜した反射部材56を備える構成であれば、このような光も照明に利用することは可能であるが、それでも利用効率は低下し、また、各凸部53の第1の表面53aは有効に機能しなくなる。
【0055】
本実施形態のように、下面52を光の進行方向に沿って上昇する傾斜面とすることにより、上面51と下面52が平行な場合の導光軸57’が下面52と交差するようにすることができて、反射部材56を備えなくても、導光軸57’に対して平行に近い光を照明に有効に利用することが可能になる。しかも、導光軸57’が下面52と交差する位置を上流側の端面54と下流側の端面55の中央付近とすることができるため、発光ダイオードの主光線のように、導光軸57’に近い光を、光量が減少する下流側で出射させることが可能であり、均一な照明の実現が容易になる。
【0056】
このように、下面52を光の進行方向に沿って上昇する傾斜面とすることは、光を再入射させる第3の表面53cを有する構成においても、有用である。なお、反射部材56を併用することは、当然可能であり、好ましい。
【0057】
なお、上記の各実施形態においては線状導光素子10と面状導光素子20を同様の構成とする場合について説明したが、線状導光素子10と面状導光素子20を同様の構成とする必要はなく、線状導光素子10としていずれかの実施形態のものを採用し、面状導光素子10として他の実施形態のものを採用するようにしてもよい。また、単一の発光ダイオード30と線状導光素子10を組み合わせて用いることに代えて、複数の発光ダイオードを面状導光素子20の端面24に沿って配列するようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】
プリズム状の凸部が繰り返し形成された上面と、上面に対向する下面とを有し、内部に入射した光を、上面と下面で全反射して凸部の繰り返しの方向に進行させながら、各凸部の一部位で下面を透過するように反射して、下面より出射した光を照明用の光とする導光素子であって、各凸部が、光の下流側から順に、上流側から下流側に下降する第1の表面と、上流側から下流側に上昇する第2の表面と、上流側から下流側に上昇する第3の表面とを有して、第1の表面で下面を透過する方向に光を反射し、第2の表面で下面によって全反射される方向に光を反射し、第3の表面で隣の凸部の第1の表面を透過した光を再入射させるものにおいて、本発明のように、第2の表面が第3の表面よりも小さな傾斜で上流側から下流側に上昇している構成とすると、第1の表面を透過した光を第3の表面より再入射させることができる上に、導光のための第2の表面を透過する光をなくすことができて、光の利用効率の向上と高品位の映像の提供とを両立させることが可能になる。
【0059】
第3の表面が凸部の繰り返しの方向に対して成す角を、40゜以上かつ50゜以下とすると、再入射した光を、第3の表面を透過しない他の光と同様の角度で第1の表面や下面に導くことができて、照明に効率よく利用することができる。また、光の下流側の端部に反射部材を備える構成とするときは、反射部材によって反射された光を、第3の表面によって下面を透過する方向に反射することが可能になり、光の利用効率が一層向上する。
【0060】
プリズム状の凸部が繰り返し形成された上面と、上面に対向する下面とを有し、内部に入射した光を、上面と下面で全反射して凸部の繰り返しの方向に進行させながら、各凸部の一部位で下面を透過するように反射して、下面より出射した光を照明用の光とする導光素子であって、各凸部が、光の下流側から順に、上流側から下流側に下降する第1の表面と、上流側から下流側に上昇する第2の表面とを有して、第1の表面で下面を透過する方向に光を反射し、第2の表面で下面によって全反射される方向に光を反射するものにおいて、本発明のように、第2の表面の傾斜が凸部によって異なる構成とすると、下面に対する光の入射角の変化を第2の表面の傾斜の設定によって調節することができて、第1の表面に入射する光の量を一様にして均一な照明を行うことや、上面や下面に入射しなくなる光を少なくして光の利用効率を高めること、さらには、広い距離範囲にわたって照明を行うことが、容易になる。
【0061】
第2の表面の傾斜が上流側の凸部から下流側の凸部に向かって次第に増大しており、その増大率が単調に変化している構成とすると、照明対象範囲の大小に応じた長さを有し、光の利用効率が高く、均一な照明が可能な導光素子とすることが容易になる。傾斜の増大率を単調減少とすると、最も上流の凸部の第1の表面を大きくすることになり、第1の表面の面積の総和を大きくすることができて、短い導光素子とするときに、光の利用効率をきわめて高くすることができる。また、傾斜の増大率を単調増加とすると、第1の表面の面積と素子内に残存する光の量の積を全ての凸部にわたって同程度にすることができて、長い導光素子とするときでも、照明を均一に行うことが可能である。
【0062】
光の下流側の端部に、光を上流側に向けて反射する反射部材を有するようにすると、端部に達した光を照明に利用することが可能になって、光の利用効率がさらに向上し、照明を均一に行うことも一層容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の映像表示装置の光学構成を模式的に示す斜視図。
【図2】上記映像表示装置の平面図。
【図3】上記映像表示装置の側面図。
【図4】第1の実施形態の導光素子の凸部の断面図。
【図5】第1の実施形態の導光素子の凸部の第1の表面に入射する光を示す図。
【図6】第2の実施形態の導光素子の断面図。
【図7】第2の実施形態の導光素子における凸部の位置と第2の表面の傾斜の大きさの関係の例を示す図。
【図8】第2の実施形態の導光素子における凸部の位置と第2の表面の傾斜の大きさの関係の他の例を示す図。
【図9】第3の実施形態の導光素子の断面図。
【図10】第4の実施形態の導光素子の断面図。
【図11】第4の実施形態の導光素子の凸部および端部を示す断面図。
【図12】第5の実施形態の導光素子の断面図。
【図13】第6の実施形態の導光素子の断面図。
【図14】従来の導光素子の断面図。
【図15】従来の他の導光素子の断面図。
【符号の説明】
1  映像表示装置
10  線状導光素子
11  上面
12  下面
13  凸部
13a 第1の表面
13b 第2の表面
13c 第3の表面
14  端面
15  端面
20  面状導光素子
21  上面
22  下面
23  凸部
23a 第1の表面
23b 第2の表面
23c 第3の表面
24  端面
25  端面
30  発光ダイオード
40  反射型液晶表示器
50  導光素子
51  上面
52  下面
53  凸部
53a 第1の表面
53b 第2の表面
53c 第3の表面
54  端面
55  端面
56  反射部材
57  導光軸
α  第1の表面の傾斜角
β  第2の表面の傾斜角
γ  第3の表面の傾斜角

Claims (5)

  1. プリズム状の凸部が繰り返し形成された上面と、上面に対向する下面とを有し、内部に入射した光を、上面と下面で全反射して凸部の繰り返しの方向に進行させながら、各凸部の一部位で下面を透過するように反射して、下面より出射した光を照明用の光とする導光素子であって、各凸部が、光の下流側から順に、上流側から下流側に下降する第1の表面と、上流側から下流側に上昇する第2の表面と、上流側から下流側に上昇する第3の表面とを有して、第1の表面で下面を透過する方向に光を反射し、第2の表面で下面によって全反射される方向に光を反射し、第3の表面で隣の凸部の第1の表面を透過した光を再入射させるものにおいて、
    第2の表面が第3の表面よりも小さな傾斜で上流側から下流側に上昇していることを特徴とする導光素子。
  2. 第3の表面が凸部の繰り返しの方向に対して成す角が、40゜以上かつ50゜以下であることを特徴とする請求項1に記載の導光素子。
  3. プリズム状の凸部が繰り返し形成された上面と、上面に対向する下面とを有し、内部に入射した光を、上面と下面で全反射して凸部の繰り返しの方向に進行させながら、各凸部の一部位で下面を透過するように反射して、下面より出射した光を照明用の光とする導光素子であって、各凸部が、光の下流側から順に、上流側から下流側に下降する第1の表面と、上流側から下流側に上昇する第2の表面とを有して、第1の表面で下面を透過する方向に光を反射し、第2の表面で下面によって全反射される方向に光を反射するものにおいて、
    第2の表面の傾斜が凸部によって異なることを特徴とする導光素子。
  4. 第2の表面の傾斜が上流側の凸部から下流側の凸部に向かって次第に増大しており、その増大率が単調に変化していることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の導光素子。
  5. 光の下流側の端部に、光を上流側に向けて反射する反射部材を有することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の導光素子。
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