JP2004038016A - 光信号を処理する方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明による方法は、光信号を処理する方法であって、(a)信号光を第1の非線形光学媒質4に入力し、第1の非線形光学媒質4内で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを拡大するステップと、(b)前記処理の過程で信号光に対して生じる波長分散を補償するステップと、(c)前記ステップ(a)及び(b)を経た信号光を第2の非線形光学媒質8に入力し、第2の非線形光学媒質8内で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを更に拡大するステップとを備えている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光信号を処理する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
高いパワーレベルの光パルスを光ファイバ等の非線形光学媒質に入射することにより、スーパーコンティニューム(SC)光と呼ばれるスペクトルが拡大した光を発生することができる。SC光は、従来、多波長光源への応用が活発に検討されてきたが、多波長光源以外にも、多波長光クロック再生、波長変換、分配等への応用も可能である。
【0003】
SC光を発生させるためには、繰り返し時間t0の光クロックパルス又はデータ変調された光パルス列を光ファイバに入力する。この場合、周波数間隔f=1/t0の連続波(CW)光により構成される帯域スペクトルを有するSC光が発生する。このSC光の各CW光を狭帯域光帯域通過フィルタで抽出することにより、多波長のCW光源を構成する事ができる。一方、複数のCW光を透過可能な光帯域通過フィルタを用いることにより、繰り返し時間t0の多波長光クロックパルスを発生することができる。また、データ変調された光パルス列を光ファイバに入力してSC光を発生させた場合には、同じように光帯域通過フィルタを用いることにより、例えばデータ信号光の波長変換光を発生することができる。尚、発生する光クロックあるいは波長変換光のパルス幅は、用いる光帯域通過フィルタの通過帯域で制御することができる。
【0004】
従来、SC光の発生には、必要となる3次非線形効果を発生するのに必要な長さを有する光ファイバが用いられていた。スペクトルをできるだけ拡大するためには、僅かな異常分散のファイバや分散フラットファイバ等が用いられ、スペクトルを拡大しつつ十分な信号対雑音比(S/N比)を確保するためには、僅かな正常分散のファイバ等が用いられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
SC光は非線形光学媒質としての光ファイバ内における自己位相変調(SPM)を用いて発生させるので、光パルスとしてはスロープが急峻な短パルスが適している。しかしながら、パルス幅が狭くなるほど分散の影響が顕著になり、SC光を発生させる光ファイバの長さ全体に渡って最適なパルス形状を維持することが困難になってくる。このため、SC光を発生可能なファイバの長さに制限が出て、ひいてはスペクトル拡大率が制限される。
【0006】
光ファイバ内でパルス形状を保つ方法として、パワーの減衰に合わせて異常分散領域で分散を低減するようにした分散漸減ファイバ(Dispersion Decreasing Fiber:DDF)を用いる方法がある。しかし、この場合、ファイバの設計及び製造が難しい上、光パワーも特定の値に維持する必要があり、現実的ではない。
【0007】
より現実的なSC光の発生方法として、正常分散の光ファイバを用いるものがある。この場合、SPMによるチャ−プの符号が光パルスの前後で反対になるので、分散によりパルスが矩形状に変化し、スペクトルも矩形状に拡大し、S/N比を良好に保つことができる。しかし、異常分散ファイバを用いる場合に比べてスペクトルの拡大率は制限されるので、正常分散ファイバを用いてS/N比を保ちつつよりスペクトルの拡大率が大きいSCの発生のための方法が求められている。
【0008】
よって、本発明の目的は、高いS/N比及び大きいスペクトル拡散率を得ることができるSC光の発生に適した光信号の処理方法及び装置を提供することである。
【0009】
本発明の他の目的は以下の説明から明らかになる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の側面によると、光信号を処理する方法であって、(a)信号光を第1の非線形光学媒質に入力し、第1の非線形光学媒質内で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを拡大するステップと、(b)前記処理の過程で信号光に対して生じる波長分散を補償するステップと、(c)前記ステップ(a)及び(b)を経た信号光を第2の非線形光学媒質に入力し、第2の非線形光学媒質内で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを更に拡大するステップとを備えた方法が提供される。
【0011】
本発明の第2の側面によると、光信号を処理する装置であって、信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを拡大する第1の非線形光学媒質と、前記処理の過程で信号光に対して生じる波長分散を補償する分散補償器と、前記スペクトルを拡大された信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを更に拡大する第2の非線形光学媒質とを備えた装置が提供される。
【0012】
本発明の第3の側面によると、信号光を第1及び第2の信号光に分ける光カプラと、前記第1の信号光に基きクロックパルスを生成する光クロック再生器と、前記クロックパルス及び前記第2の信号光が入力され、これらの同期した信号光を出力する光AND回路と、前記光AND回路から出力された信号光が入力する光信号処理装置とを備えた装置が提供される。前記光信号処理装置は、前記信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを拡大する第1の非線形光学媒質と、処理の過程で信号光に対して生じる波長分散を補償する分散補償器と、前記スペクトルを拡大された信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを更に拡大する第2の非線形光学媒質と、前記第2の非線形光学媒質から出力された信号光が入力され、前記拡大されたスペクトルの中心波長と異なる中心波長の通過帯域を有する光帯域通過フィルタとを備えている。
【0013】
本発明の第4の側面によると、信号光を伝送する第1の光ファイバ伝送路と、前記第1の光ファイバ伝送路により伝送された信号光が入力する光信号処理装置と、前記光信号処理装置から出力された信号光を伝送する第2の光ファイバ伝送路とを備えた装置(システム)が提供される。前記光信号処理装置は、前記信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを拡大する第1の非線形光学媒質と、処理の過程で信号光に対して生じる波長分散を補償する分散補償器と、前記スペクトルを拡大された信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを更に拡大する第2の非線形光学媒質と、前記第2の非線形光学媒質から出力された信号光が入力され、前記拡大されたスペクトルの中心波長と異なる中心波長の通過帯域を有する光帯域通過フィルタとを備えている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の望ましい実施形態を詳細に説明する。全図を通して実質的に同一又は類似の部分には同一の符号が付されている。
【0015】
図1は本発明による装置の第1実施形態を示すブロック図である。この装置に入力した波長λSの信号光(入力パルス)は、先ず光増幅器2により適切なパワーに増幅された後、第1の非線形光学媒質としての光ファイバ4に入力される。光ファイバ4はここでは正常分散(β2>0)を有しており、この波長分散により、光ファイバ4内で信号光のパルス形状が変化する。具体的にはパルス幅が時間軸上で拡大される。これと同時に、光ファイバ4内で信号光は自己位相変調(SPM)によりそのスペクトルが波長軸上で拡大される。
【0016】
パルス形状及びスペクトル形状が変化した信号光は、次に分散補償器6に入力され、光ファイバ4と逆符号の異常分散(例えば−β2)を与えられる。これにより、スペクトル形状は維持したまま、パルス形状がもとに戻る。
【0017】
分散補償器6としては、分散補償ファイバ、ファイバグレーティングその他を用いることができる。ここでは、分散補償器6は光ファイバ4の下流側に設けられているが、光ファイバ4と光増幅器2の間あるいは光増幅器2の上流側に分散補償器6が設けられていても良い。
【0018】
分散補償器6から出力されたパルス形状のもとに戻った信号光は、第2の非線形光学媒質としての光ファイバ8に入力する。光ファイバ8は光ファイバ4と同じく正常分散(β2´>0)を有しており、光ファイバ8内における信号光のチャープによりスペクトルが所望の幅まで拡大される。
【0019】
このように、本実施形態によると、分散補償器6を用いて一旦パルス形状をもとに戻すことと、二つの非線形光学媒質(光ファイバ4及び8)によるスペクトルを拡大することとを組み合わせているので、単に二つの非線形光学媒質によりスペクトルを拡大する場合と比較して、その拡大率が効果的に大きくなる。
【0020】
尚、光増幅器2を設けているのは、光ファイバ4に入力する信号光のパワーを十分に大きくして、光ファイバ4の内部において所要の非線形効果(例えば3次の非線形効果)を得るためである。
【0021】
図2は本発明による装置の第2実施形態を示すブロック図である。ここでは、図1に示される分散補償器6に代えて、波形等価器10が用いられている。波形等価器10は、例えば、光ファイバ4内での非線形光学効果のために波長分散による波形歪が無視できない場合に、このような波形歪を除去するように機能する。これにより、光ファイバ8内で信号光のチャープを生じさせるため大きな非線形光学効果を生じさせることができ、スペクトルを有効に拡大することができる。
【0022】
SPMによるチャープを効果的に発生させるためには、波長に依存しない小さな正常分散を与える分散フラットファイバ(DFF)を用いたり、光ファイバのγ値を大きくすることが有効である。DFFは例えばコア径や比屈折率差を適切に制御することにより得ることができる。一方、光ファイバのγは、
γ=ωn2/cAeff
で表される。ここに、ωは光角周波数、cは真空中の光速を表し、n2とAeffはファイバの非線形屈折率と有効コア断面積をそれぞれ表す。従来のDSF(分散シフトファイバ)の非線形係数はγ=2.6W−1km−1程度と小さいので、十分なチャープを得るためには数km〜10km以上の長さが必要であった。より短尺で十分大きなチャープを発生するためには、上式においてn2を大きくするかモード・フィールド径(MFD)、従ってAeffを小さくして光強度を高くするのが有効である。n2を大きくする手段としては、クラッドにフッ素等を添加し、コアにGeO2等をかなり高濃度に添加するなどの方法がある。GeO2の添加濃度が25〜30mol%の場合で5×10−20m2/W以上の大きなn2値が得られている(通常のシリカファイバではn2〜3.2×10−20m2/W)。一方、MFDを小さくすることは、コアとクラッドの比屈折率差やコア形状の設計により可能である。上記GeO2添加ファイバにおいて比屈折率差Δが2.5〜3%程度の場合に、MFD〜4μm程度のものが得られている。これらの効果の総合効果として15W−1km−1以上の大きなγ値のファイバが得られている。
【0023】
また、分散長を非線形長に比べて十分長くしたり、チャープ補償をするためには、こうしたファイバのGVDを任意に調整可能であることが望まれる。この点に関しても上記パラメータを以下のように設定することにより可能である。先ず、通常のDCFにおいて、一般にMFDを一定にした条件でΔを大きくすると分散値は正常分散領域で大きくなる。一方、コア径を大きくすると分散は減少し、逆にコア径を小さくすると分散は大きくなる。従って、与えられた波長帯においてMFDをある値に設定した状態で、コア径を大きくしていくと分散を零とすることが可能となる。逆に所望の正常分散ファイバを得ることも可能である。
【0024】
このような方法により、γ=15W−1km−1以上の高非線形分散シフトファイバ(HNL−DSF)やDCF(分散補償ファイバ)が実現している。例えば、γ=15W−1km−1のファイバは通常のDSFに比べて2.6/15〜1/5.7程度の長さで同じ効率を達成可能である。上記のように通常のDSFでは10km程度の長さが必要であるが、このようなファイバでは1〜2km程度の長さで同様の効果が達成できる。実際には、短くなる分損失が少なくなるから更に短い長さでよい。
【0025】
尚、非線形光学媒質用の光ファイバとしては、上述のようにして得られた高非線形ファイバの他にフォトニック結晶ファイバ(Holey Fiber)も適している。
【0026】
図3は本発明による装置の第3実施形態を示すブロック図である。この実施形態では、光ファイバ8によってスペクトルが拡大された信号光が入力する光帯域通過フィルタ(BPF)12が付加的に設けられている。光帯域通過フィルタ12は光ファイバ8により拡大されたスペクトルよりも狭い通過帯域を有しており、その通過帯域の中心波長λCは、ここでは信号光の中心波長λSと異なるように設定されている。光帯域通過フィルタ12の使用により得られる雑音の抑圧等の原理を以下に説明する。
【0027】
非線形光学媒質に光パルスが入力すると、SPMによるチャーピングが発生して、スペクトルが拡大する。図3(図1及び図2も同様)の上部に示されているように、波長λSの信号光が光ファイバ4及び8を通過することによって、信号光のスペクトルが中心波長λSを中心として拡大されていることがわかる。そして、この拡大されたスペクトルの範囲内で波長λSと異なるλCを中心波長とする通過帯域を有する光帯域通過フィルタ12により信号成分を抽出する。
【0028】
このとき、通常は一定であるはずの信号光の振幅が伝送等による歪のためにパルス毎に異なる場合でも(振幅揺らぎあるいは振幅雑音)、チャーピングが発生する範囲ではスペクトルが一定となるため、振幅揺らぎを抑圧することが可能である。即ち、波形整形の機能が得られているのである。
【0029】
更に詳しく説明すると、光帯域通過フィルタ12ではチャーピングの小さな成分が除去される。チャーピングの小さな成分には、主にオフパワー(0符合)成分の零点からの変動分(例えばGVDによる波形劣化)やパルスのピーク付近のスロープの小さな成分が含まれる。これらの成分は光信号対雑音比(OSNR)を決定付けるものであるので、この部分を光帯域通過フィルタ12により除去することにより、これらの成分のパワー変動、消光比劣化、雑音累積等によるOSNRの低下を改善することができる。従って、本発明により、OSNRの改善を伴う波長変換が可能になる。
【0030】
光帯域通過フィルタ12の通過帯域の中心波長λCは、雑音を含むチャープの小さい成分が出力信号パルスに含まれないように、信号光の中心波長λSから十分に離しておくことが望ましい。また、光帯域通過フィルタ12の通過帯域の幅及び形状は、必要とされるパルスの幅及び形状に応じて適宜設定しておくことが望ましい。基本的には、入力信号パルスのスペクトル形状とほぼ等しく設定される。より特定的には次の通りである。
【0031】
光帯域通過フィルタ12の通過帯域が、スペクトルが拡大された信号光(「SC光」と称することがある。)を構成する光キャリアの各成分を抽出可能なだけ十分狭いものである場合には、CW光を生成可能である。一方、同通過帯域が複数の光キャリアに渡る広さを有するものである場合には、入力信号パルスと同期した光パルス列を生成可能である。即ち、入力信号パルスの波長変換光を生成可能である。このときに生成される光パルスの形状及び時間幅は、光帯域通過フィルタ12の通過帯域幅及びその形状により決定される。従って、図1や図2の実施形態では、光ファイバ8の出力パルスは光ファイバ8に入力したパルスの時間幅よりも広くなるが、図3の実施形態や後で述べる図4の実施形態では、パルスの時間幅は広がらない。
【0032】
このように、本実施形態によると、高いS/N比及び大きいスペクトル拡散率を得ることができるSC光の発生方法を通して、高品質な光信号の処理が可能になる。
【0033】
図4は本発明による装置の第4実施形態を示すブロック図である。図3に示される実施形態では、一つの通過帯域を有する光帯域通過フィルタ12が用いられている。これに対して、本実施形態では、複数の通過帯域を有する光帯域通過フィルタ14が用いられている。複数の通過帯域のそれぞれの中心波長はλC1,λC2,…λCNであり、これらは望ましくは信号光の中心波長λSとは異なる。
【0034】
光帯域通過フィルタ14としては、多層膜フィルタあるいはファイバグレーティングを複数用いて構成されるものを使用することができる他、アレイ導波路グレーティング等も使用可能である。
【0035】
この実施形態においても、光帯域通過フィルタ14の各通過帯域が、SC光を構成する光キャリアの各成分を抽出可能なだけ十分狭いものである場合には、CW光を生成可能である。一方、各通過帯域が複数の光キャリアに渡る広さを有するものである場合には、入力信号パルスと同期した光パルス列を生成可能である。即ち、入力信号パルスの波長変換光を複数生成可能である。このときに生成される光パルスの形状及び時間幅は、光帯域通過フィルタ14の各通過帯域幅及びその形状により決定される。
【0036】
本実施形態によっても、高いS/N比及び大きいスペクトル拡散率を得ることができるSC光の発生方法を通して、高品質な光信号の処理が可能になる。また、この装置を光源装置として用いることにより、一つの光源からの光を基に波長が異なる複数の光キャリアあるいは光信号を得ることができる。
【0037】
図5は本発明による装置の第5実施形態を示すブロック図である。この装置は、光増幅器22、光カプラ24、波形整形器26、光クロック再生器28、光ANDゲート30、及び波長変換器32を備えている。
【0038】
波形整形されるべき波長λSの光信号(入力信号光)は、光増幅器22によって増幅された後に光カプラで第1及び第2の光信号に分岐される。第1の光信号は波形整形器26に供給され、第1の光信号のパルス幅を拡大して得られた波形整形光(波長λS)が波形整形器26から出力される。
【0039】
第2の光信号は光クロック再生器28に供給され、第2の光信号に基いて波長λPのプローブ光としてのクロックパルスが生成される。波形整形光及びクロックパルスは光ANDゲート30に供給され、波形整形光及びクロックパルスが共に存在する時間に同期して波長λPの変換光信号(変換信号光)が光ANDゲート4から出力される。変換信号光は波長変換器6でその波長をλC(望ましくはλC=λS)に変換されて再生光が得られる。
【0040】
光クロック再生器28は、時間的な間隔が乱れた信号光から基準時間間隔のクロックパルスを再生するたものものである。例えば、160Gb/sの信号光の場合であれば、6.25ps間隔に並んだ160GHzのパルス列を再生する。O/E変換した後電気的にタイミング再生し、その電気的なRF信号を用いてモードロックレーザー(MLL)を発振させる方法や、電気への変換なしに直接MLLを発振させる方法等を用いることができる。
【0041】
但し、160Gb/sのような高速信号の場合にはエレクトロニクスの動作速度限界を超えており、また、こうした速度で動作するMLLの実現も困難である。従って、より低速の例えば10GHzのパルス列を再生した後、そのOTDM(光時分割多重)により160GHzのクロックパルスを生成するのが望ましい。
【0042】
図6は図5に示される光クロック再生器28の実施形態を示すブロック図である。このクロック再生器は、入力ポート38及び出力ポート40間に設けられる光パス42と、光パス42に光学的に結合される(例えば方向性結合される)光ループ43を含む能動リングレーザ44とを備えている。
【0043】
入力ポート38には波長λS、速度fSの信号光(第2の光信号)が供給される。能動リングレーザ44は、光ループ43でレーザ発振が生じるように光ループ43の損失を補償する光増幅器46と、速度(又は周波数)fSが光ループ43の周回周期の逆数の整数倍になるように光ループ43の光路長を調節する調節器48と、信号光に基きレーザ発振をモードロックするための光変調器(又は非線形光学媒質)50とを含む。能動リングレーザ44はレーザ発振の波長λPを含む通過帯域を有する光帯域通過フィルタ45を更に含んでいても良い。
【0044】
この構成によると、能動リングレーザ44のレーザ発振がモードロックされる結果、波長λP、周波数fSのクロックパルスが発生し、そのクロックパルスが出力ポート40から出力される。従って、光/電気変換を行なうことなしにクロックパルスを得ることができ、信号光の速度やパルス形状等に依存しない全光クロック再生器の提供が可能になる。
【0045】
光変調器50としては、LiNbO3強度変調器やEA(電界吸収)型変調器等の電気/光変調器を用いることができるほか、二次若しくは三次の非線形光学効果或いは相互利得変調等によるものを用いることができる。例えば、光ファイバ内の四光波混合を用いる場合であれば、信号光の波長λSをファイバの零分散波長付近の波長に設定して連続発振光に効果的にAM変調をかけ、これによりクロックパルスを発生可能である。一方、半導体光アンプ(SOA)を用いる場合には、信号光をポンプ光として用いることができる。更に、発振状態のDFB−LD内の四光波混合を用いる場合には、信号光の波長をDFB−LDの発振光とは異なる波長に設定し、この信号光を比較的高いパワーで入力することにより利得飽和を起こし、これにより四光波混合の効率に変調をかけると共に、相互利得変調(XGM)効果により連続発振光に有効にAM変調をかけることができる。XGMについては、SOA内の四光波混合を用いる場合にも発生するので、これを積極的に用いても良い。
【0046】
また、2次の非線形光学効果の場合にも、信号光をポンプ光として用いれば、ほぼ同じ効果を得ることができる。一方、相互位相変調(XPM)を用いる場合には、例えば位相変調による偏波状態の変動を用いてAM変調を発生させることができる。
【0047】
波形整形器26は光パルスのジッタを抑圧するためのものである。その動作原理を理解する上で、こうした波形整形を行わない場合について考察する。信号光は時間的な乱れを含んでいるから、光ANDゲート4においてクロックパルスと同期する部分と多少ずれる部分が存在する。例えば、光ANDゲート4としてNOLM(非線形光ループミラー)のような高速光スイッチを用いる場合には、前述の時間的なずれにより、得られる変換光の振幅が一定でなくなる。従って、時間的なずれの原因がジッタのような雑音的なものであると、変換光には振幅雑音が付加されてしまう。
【0048】
そこで、本実施形態では、こうした雑音の付加を回避するために、光ANDゲート4に入力する信号光のパルス形状を矩形化している。これにより、この矩形パルスの幅の中では常にクロックパルスとの光AND動作が可能になるので、上述のような振幅雑音の付加を抑えることができ、その結果、ジッタ等の雑音を抑圧することができる。
【0049】
図7は図5に示される波形整形器26の実施形態を示すブロック図である。非線形光学効果を提供する光導波構造54として、光ファイバ56が用いられている。光ファイバ56のGVD(群速度分散)はβ2であり、光ファイバ56は例えば供給された光信号に正常分散及び3次の非線形光学効果を与える。
【0050】
中心波長λSを有する入力パルス(第1の光信号)は、光増幅器52により所要のチャーピングを発生させるのに十分な程度のパワーまで増幅された後、光ファイバ56に入力される。光ファイバ56内においては、SPM(自己位相変調)によりチャーピングが発生し、スペクトルが拡大(拡散)される。
【0051】
光ファイバ56内においては、SPM(自己位相変調)によりチャープし、光パルスの立上がり部では長波長側へのシフトが発生し、一方、光パルスの立下り部では短波長側へのシフトが発生する。例えば、用いる光ファイバが正常分散ファイバの場合には、波長が長いほど群速度が大きくなるため、上記チャープにより光パルスの幅は広がる。矩形状に広げるためには、短い長さで急激に波形が変化するように用いる光ファイバの分散値を適度に大きくし、そのような光ファイバに立上がり/立下がりの傾斜ができるだけ急峻な光パルスを高いパワーで入力すればよい。
【0052】
実際には、3次の非線形効果が有限であるため、ある程度の長さが必要であり、上記チャープに起因するパルス広がり以外にも、波長分散だけに起因するパルス広がりが特に比較的非線形効果の小さな光パルスの裾部分で発生する。このような場合には、波長分散に起因する広がり分を補償して所望の形状に近い光パルスを得るために、光ファイバの出力端に分散補償器を配置するとよい。例えば、逆符号の分散を有する光ファイバ等を配置することにより、効果的に分散を補償することができる。尚、光ファイバの分散値や補償量については、入力光パルスや用いる光ファイバ等の条件により、適宜調整することができる。
【0053】
尚、この正常分散ファイバを用いた矩形パルスの生成方法に関する付加的な詳細は、例えば特願2000−34454に記載されている。また、図6により説明した正常分散領域で光ファイバを用いて矩形パルスを得る方法以外には、例えば、ファイバーグレーティングを用いる方法、光パルスを直交2偏波に分けて時間的な遅延をさせた後に加え合わせる方法等もある。
【0054】
図8を参照すると、本発明に適用可能なNOLM(非線形光ループミラー)の構成が示されている。このNOLMは図5に示される光ANDゲート30として用いることができる。
【0055】
このNOLMは、方向性結合される第1及び第2の光路62及び64を含む第1の光カプラ66と、第1及び第2の光路62及び64を接続するループ光路68と、ループ光路68に方向性結合される第3の光路70を含む第2の光カプラ72とを備えている。
【0056】
ループ光路68の一部または全部は非線形光学媒質NLによって提供されている。第1の光カプラ66のカップリング比は実質的に1:1に設定される。
【0057】
このNOLMの動作を簡単に説明すると、波長λPを有するプローブ光(クロックパルス)が光カプラ66の第1の光路62に入力され、波長λsを有する光信号が光カプラ72の第3の光路70に入力されたときに、波長λPを有する変換光信号が光カプラ66の第2の光路64から出力されるというものである。
【0058】
プローブ光は、光カプラ66によりパワーが等しい2成分に分けられ、これら2成分は、ループ光路68をそれぞれ時計回り及び反時計回りに厳密に同一光路長で伝搬し、非線形光学媒質NLにより共に等しい位相シフトφを受けた後、光カプラ66により合成される。光カプラ66における合成に際して、2成分のパワーは等しく位相も一致しているので、合成により得られた光はあたかもミラーにより反射されるがごとく第1の光路62から出力され、ポート64からは出力されない。
【0059】
ループ光路68の途中から光カプラ72により光信号が入力されると、この光信号はループ光路68の一方向(図では時計回り)にだけ伝搬し、この方向に伝搬する光に対しては、オンパルスが通るときだけ非線形光学媒質NLの非線形屈折率が変化する。従って、プローブ光の2成分が光カプラ66で合成されるに際して、光信号のオフパルスと同期した部分のプローブ光の2成分の位相は一致するが、光信号のオンパルスと同期した部分のプローブ光の2成分の位相は異なる。その位相差をΔφとすると、光カプラ66の第2の光路64には{1−cos(Δφ)}/2に比例する出力が得られる。
【0060】
今、位相差がπになるように入力光信号のパワーを設定すれば、オンパルスのときに合成された2成分が第2の光路64だけから出力されるようなスイッチ動作が可能になる。このようにして、波長λSの光信号から波長λCの変換光信号への変換が行なわれる。即ち、光信号のデータに関して波長変換が行なわれていることになる。
【0061】
非線形光学効果として光カー効果(光信号とプローブ光による相互位相変調(XPM))を用いるとすると、位相シフトΔφはγPLに比例する。ここにγは非線形光学媒質NLの非線形係数、Pは非線形光学媒質NL内における光パワー、Lは非線形光学媒質NLにおける光カー効果の相互作用長である。
【0062】
尚、ここでは波長が異なる場合における光AND動作について説明したが、図1の実施形態はこれに限定されるものではない。
【0063】
また、光ANDゲート30としては、マッハツェンダ干渉器型の光ゲートや四光波混合、差周波生成等を用いた光ミキシング型のスイッチ等を用いることもできるし、相互位相変調を用いた光ANDゲートや光/電気/光変換装置も利用可能である。
【0064】
このように、本実施形態では、光ANDゲートの前段において、伝送路からの入力信号光パルス幅を大きくする波形整形(具体的には入力信号光の1タイムスロット以下で隣接パルスに対するクロストークが生じない範囲にパルス幅を広げる制御)を行うことにより、光ANDゲートで再生した光クロックパルスにより伝送路からの入力信号光パルスとのANDをとるときの位相ジッタを解決しているのである。
【0065】
ところで、全光再生中継器に必要な機能は、振幅再生又はリアンプリフィケーション(Reamplification)と、タイミング再生又はリタイミング(Retiming)と、波形整形又はリシェイピング(Reshaping)とである。本発明は、これらの機能に着目して、光ファイバ等の光導波構造内を光パルスが伝搬する際に受ける自己位相変調(SPM)効果によるチャーピングを用いて、光通信システムにおける全光再生中継器や光ネットワークの各種ノードポイントにおける信号再生器等をも可能にする。
【0066】
図9を参照すると、本発明が適用される光ファイバ伝送システムが示されている。送信機82からの信号光を第1の光ファイバ伝送路84により伝送し、この伝送された信号光を本発明による装置86で処理した後、得られた再生光を第2の光ファイバ伝送路88により受信機90に向けて更に伝送するものである。
【0067】
本発明による装置86での処理の結果、信号光に関する波形整形等が可能である。即ち、第1の光ファイバ伝送路84での伝送により品質が劣化した信号光を本発明による装置86で光3R再生することにより品質が改善され、伝送処理の拡張が可能になる。
【0068】
図示はしないが、光ファイバ伝送路84及び/又は88に沿って単一又は複数の光増幅器を配置して、損失を補償するようにシステムを構成してもよい。
【0069】
本発明は以下の付記を含むものである。
【0070】
(付記1) 光信号を処理する方法であって、
(a)信号光を第1の非線形光学媒質に入力し、第1の非線形光学媒質内で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを拡大するステップと、
(b)前記処理の過程で信号光に対して生じる波長分散を補償するステップと、
(c)前記ステップ(a)及び(b)を経た信号光を第2の非線形光学媒質に入力し、第2の非線形光学媒質内で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを更に拡大するステップとを備えた方法。
【0071】
(付記2) 前記第1及び第2の非線形光学媒質の各々は光ファイバである付記1記載の方法。
【0072】
(付記3) 前記光ファイバは正常分散を提供する付記2記載の方法。
【0073】
(付記4) 前記ステップ(b)は前記光ファイバで生じる波長分散を補償することを含む付記2記載の方法。
【0074】
(付記5) 前記第1の非線形光学媒質及び/又は前記第2の非線形光学媒質に入力する信号光を増幅する光増幅器を提供するステップを更に備えた付記1記載の方法。
【0075】
(付記6) 前記ステップ(b)は前記光増幅器で生じる波長分散を補償することを含む付記5記載の方法。
【0076】
(付記7) 前記ステップ(c)でスペクトルが拡大された信号光を通過させる光帯域通過フィルタを提供するステップを更に備えた付記1記載の方法。
【0077】
(付記8) 前記光帯域通過フィルタは前記拡大されたスペクトルより狭い通過帯域を有している付記7記載の方法。
【0078】
(付記9) 前記通過帯域の中心波長は前記信号光の波長とは異なり、それにより前記信号光の波形が改善される付記8記載の方法。
【0079】
(付記10) 前記通過帯域は前記スペクトルが拡大された信号光から光キャリアを抽出する程度に狭い付記8記載の方法。
【0080】
(付記11) 前記通過帯域は前記スペクトルが拡大された信号光からそのパルス列に同期したパルス列を抽出する程度に広い付記8記載の方法。
【0081】
(付記12) 前記通過帯域は複数ある付記8記載の方法。
【0082】
(付記13) 光信号を処理する装置であって、
信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを拡大する第1の非線形光学媒質と、
前記処理の過程で信号光に対して生じる波長分散を補償する分散補償器と、
前記スペクトルを拡大された信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを更に拡大する第2の非線形光学媒質とを備えた装置。
【0083】
(付記14) 前記第1及び第2の非線形光学媒質の各々は光ファイバである付記13記載の装置。
【0084】
(付記15) 前記光ファイバは正常分散を提供する付記14記載の装置。
【0085】
(付記16) 前記分散補償器は前記光ファイバで生じる波長分散を補償する手段を含む付記14記載の装置。
【0086】
(付記17) 前記第1の非線形光学媒質及び/又は前記第2の非線形光学媒質に入力する信号光を増幅する光増幅器を更に備えた付記13記載の装置。
【0087】
(付記18) 前記分散補償器は前記光増幅器で生じる波長分散を補償する手段を含む付記17記載の装置。
【0088】
(付記19) 前記第2の非線形光学媒質でスペクトルが拡大された信号光を通過させる光帯域通過フィルタを更に備えた付記13記載の装置。
【0089】
(付記20) 前記光帯域通過フィルタは前記拡大されたスペクトルより狭い通過帯域を有している付記19記載の装置。
【0090】
(付記21) 前記通過帯域の中心波長は前記信号光の波長とは異なり、それにより前記信号光の波形が改善される付記20記載の装置。
【0091】
(付記22) 前記通過帯域は前記スペクトルが拡大された信号光から光キャリアを抽出する程度に狭い付記20記載の装置。
【0092】
(付記23) 前記通過帯域は前記スペクトルが拡大された信号光からそのパルス列に同期したパルス列を抽出する程度に広い付記20記載の装置。
【0093】
(付記24) 前記通過帯域は複数ある付記20記載の装置。
【0094】
(付記25) 信号光を第1及び第2の信号光に分ける光カプラと、
前記第1の信号光に基きクロックパルスを生成する光クロック再生器と、
前記クロックパルス及び前記第2の信号光が入力され、これらの同期した信号光を出力する光AND回路と、
前記光AND回路から出力された信号光が入力する光信号処理装置とを備え、
前記光信号処理装置は、
前記信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを拡大する第1の非線形光学媒質と、
処理の過程で信号光に対して生じる波長分散を補償する分散補償器と、
前記スペクトルを拡大された信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを更に拡大する第2の非線形光学媒質と、
前記第2の非線形光学媒質から出力された信号光が入力され、前記拡大されたスペクトルの中心波長と異なる中心波長の通過帯域を有する光帯域通過フィルタとを備えている装置。
【0095】
(付記26) 前記第2の信号光のパルス幅を拡大する波形整形器を更に備えた付記25記載の装置。
【0096】
(付記27) 信号光を伝送する第1の光ファイバ伝送路と、
前記第1の光ファイバ伝送路により伝送された信号光が入力する光信号処理装置と、
前記光信号処理装置から出力された信号光を伝送する第2の光ファイバ伝送路とを備え、
前記光信号処理装置は、
前記信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを拡大する第1の非線形光学媒質と、
処理の過程で信号光に対して生じる波長分散を補償する分散補償器と、
前記スペクトルを拡大された信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを更に拡大する第2の非線形光学媒質と、
前記第2の非線形光学媒質から出力された信号光が入力され、前記拡大されたスペクトルの中心波長と異なる中心波長の通過帯域を有する光帯域通過フィルタとを備えている装置。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、高いS/N比及び大きいスペクトル拡散率を得ることができるSC光の発生に適した光信号の処理方法及び装置の提供が可能になるという効果が生じる。これにより、多波長光源、波長変換、光2R及び/又は3R再生機能等を得るための光信号処理のための方法及び装置(システム)の提供が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による装置の第1実施形態を示すブロック図である。
【図2】図2は本発明による装置の第2実施形態を示すブロック図である。
【図3】図3は本発明による装置の第3実施形態を示すブロック図である。
【図4】図4は本発明による装置の第4実施形態を示すブロック図である。
【図5】図5は本発明による装置の第5実施形態を示すブロック図である。
【図6】図6は本発明に適用可能なクロック発生器の実施形態を示すブロック図である。
【図7】図7は本発明に適用可能な波形整形器の実施形態を示すブロック図である。
【図8】図8は本発明に適用可能な非線形光ループミラー(NOLM)の実施形態を示すブロック図である。
【図9】図9は本発明が適用される光ファイバ伝送システムの実施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
4,8 光ファイバ
6 分散補償器
10 波形等価器
12,14 光帯域通過フィルタ
24 光カプラ
26 波形整形器
28 光クロック再生器
30 光ANDゲート
32 波長変換器
Claims (4)
- 光信号を処理する方法であって、
(a)信号光を第1の非線形光学媒質に入力し、第1の非線形光学媒質内で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを拡大するステップと、
(b)前記処理の過程で信号光に対して生じる波長分散を補償するステップと、
(c)前記ステップ(a)及び(b)を経た信号光を第2の非線形光学媒質に入力し、第2の非線形光学媒質内で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを更に拡大するステップとを備えた方法。 - 光信号を処理する装置であって、
信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを拡大する第1の非線形光学媒質と、
前記処理の過程で信号光に対して生じる波長分散を補償する分散補償器と、
前記スペクトルを拡大された信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを更に拡大する第2の非線形光学媒質とを備えた装置。 - 信号光を第1及び第2の信号光に分ける光カプラと、
前記第1の信号光に基きクロックパルスを生成する光クロック再生器と、
前記クロックパルス及び前記第2の信号光が入力され、これらの同期した信号光を出力する光AND回路と、
前記光AND回路から出力された信号光が入力する光信号処理装置とを備え、
前記光信号処理装置は、
前記信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを拡大する第1の非線形光学媒質と、
処理の過程で信号光に対して生じる波長分散を補償する分散補償器と、
前記スペクトルを拡大された信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを更に拡大する第2の非線形光学媒質と、
前記第2の非線形光学媒質から出力された信号光が入力され、前記拡大されたスペクトルの中心波長と異なる中心波長の通過帯域を有する光帯域通過フィルタとを備えている装置。 - 信号光を伝送する第1の光ファイバ伝送路と、
前記第1の光ファイバ伝送路により伝送された信号光が入力する光信号処理装置と、
前記光信号処理装置から出力された信号光を伝送する第2の光ファイバ伝送路とを備え、
前記光信号処理装置は、
前記信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを拡大する第1の非線形光学媒質と、
処理の過程で信号光に対して生じる波長分散を補償する分散補償器と、
前記スペクトルを拡大された信号光が入力され、その内部で発生する自己位相変調により信号光のスペクトルを更に拡大する第2の非線形光学媒質と、
前記第2の非線形光学媒質から出力された信号光が入力され、前記拡大されたスペクトルの中心波長と異なる中心波長の通過帯域を有する光帯域通過フィルタとを備えている装置。
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