JP2004037826A - 光学素子、及び光ピックアップ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光軸を含む2つの面上で異なる放射角を有する光源からの光束を、略円形の光束に変換するビーム整形機能を備えるビーム整形用の光学素子について、使用温度が変化することによる波面収差の変化を抑制する温度補償機能を備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば半導体レーザ発振器などのように、水平方向と垂直方向とで異なる放射角を有する光源からの光束を、略円形の光束に変換するためのビーム整形機能を備える光学素子、およびこの光学素子を備える光ピックアップ装置に関する。
【0002】
光ピックアップ装置では、光源として半導体レーザー発振器を用いるが、レーザーダイオードから出射された光束は円形ではないため、これを所定の径を有する円形状に整える必要がある。
このため、光源から出射された光束を、ビームシェイパ(水平方向と垂直方向とで異なる放射角を有する光源からの光束を、略円形の光束に変換するためのビーム整形機能を備える光学素子)にて円形断面に整え、次いでコリメータによって平行光にせしめ、平行光として用いている。
つまりビームシェイパから出射される光は、円形に整形されていて、温度変化等の外乱によって形状が乱れないことが好ましい。
【0003】
特に、光ディスクの書き換えを行うことが可能なディスクドライブでは、集光スポットの安定性が必要であり、ことにビーム径の安定が求められる。これはCDドライブ、DVDドライブ、さらに高密度な光ディスクのドライブなど、光ピックアップ装置に用いられるレーザ光の使用波長を問わずに生じる問題である。
【0004】
また、波長が短いレーザ光や、パワーが大きいレーザ光を使うと、光ピックアップ装置が高温になり易く、光学素子が熱で変形したり、レーザ発振器から発振されるレーザ光の波長が変化するといった問題が生じる。しかし、レーザ光の出力を確保する上では、レーザ発振器のパワーを低くするにも限界がある。
したがって、温度変化(特に高温化)に対して、レーザ光の変動を抑制することが求められる。
【0005】
このような要因から、従来のビームシェイパは、温度変化に対する性能の変化が小さいガラス製のものが用いられているが、これを低コスト化・小型化・軽量化するため、プラスチックで構成することが考えられる。
【0006】
しかし、プラスチックはガラスに比べ、温度変化による性能(屈折率、形状)の変化が大きい。したがって、パワーの大きいレーザ発振機を使用することなどにより、使用環境の温度が高くなると、光学素子としての性能が変化してしまう。特にビームシェイパをプラスチックで構成した場合には、温度変化によって非点収差が発生する。
また温度変化によってレーザーダイオードの発振波長が変化する、という問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、水平方向と垂直方向とで異なる放射角を有する光源からの光束を、略円形の光束に変換するためのビーム整形機能を備える光学素子について、使用環境の温度が変化しても、その影響を補償することが可能な光学素子、及びこの光学素子を備える光ピックアップ装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図4に示すように、光軸Zを含む2つの面上で異なる放射角を有する光源R1からの光束を、略円形の光束に変換するビーム整形機能を備えるビーム整形用の光学素子(ビームシェイパ)11であって、
使用温度が変化することによる波面収差の変化を抑制する温度補償機能が備えられていること
を特徴とする。
ここで、温度補償機能とは、回折構造を備える光学機能面や、位相シフト構造を備える光学機能面によって実現可能である。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、使用環境の温度が変化することによる光学素子の波面収差の変化を抑制する温度補償機能が備えられているので、例えばプラスチックなど、温度変化によって屈折率や形状が変化しやすい素材を用いても、光学素子の波面収差が発生するのを抑えることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、例えば図5に示すように、光軸Zを含む2つの面上で異なる放射角を有する光源R1からの光束を、略円形の光束に変換するビーム整形機能を備えるビーム整形用の光学素子21の出射面に対向するように配置される光学素子(補正板)22であって、
使用温度が変化することによる波面収差の変化を抑制する温度補償機能が備えられていること
を特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明は、光軸を含む2つの面上で異なる放射角を有する光源R1からの光束を、略円形の光束に変換するビーム整形機能と、コリメート機能とを備えるビーム整形・コリメート用の光学素子であって、
使用温度が変化することによる波面収差の変化を抑制する温度補償機能が備えられていること
を特徴とする。
【0012】
請求項4に記載の発明は、例えば図6に示すように、光軸Zを含む2つの面上で異なる放射角を有する光源R1からの光束を、略円形の光束に変換するビーム整形機能を備えるビーム整形用の光学素子(ビームシェイパ)31の出射面に対向するように配置され、コリメート機能を有する光学素子(コリメータ)32であって、
使用温度が変化することによる波面収差の変化を抑制する温度補償機能が備えられていること
を特徴とする。
【0013】
請求項5に記載の発明は、光軸を含む2つの面上で異なる放射角を有する光源からの光束を、略円形の光束に変換する屈折機能を備えるビーム整形用の光学素子と、
請求項2又は4に記載の光学素子とが、固定手段によって所定の相互位置に固定されてなること
を特徴とする。
【0014】
請求項2〜5のそれぞれに記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られる。
【0015】
請求項12に記載の発明である光ピックアップ装置は、例えば図1、図5、図6に示すように、光源R1から発振され、光軸Zを含む2つの面上で異なる放射角を有し、波長が390nm〜420nmの範囲内の光束を、請求項1、3、5〜10のいずれかに記載の光学素子(ビームシェイパ)11、又は、略円形の光束に変換するビーム整形機能を備えるビーム整形用の光学素子(ビームシェイパ)21,31と請求項2又は4に記載の光学素子(補正板)22,(コリメータ)32とを通過させ、集光光学系により光情報記録媒体Dの情報記録面D1上に集光させること
を特徴とする。
【0016】
請求項12に記載の発明によれば、レーザ発振器などの光源の温度上昇により環境の温度が変化しても、光情報記録媒体の情報記録面上に形成されるビームスポットの径を安定させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る光学素子、及び光ピックアップ装置の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0018】
〔第1の実施の形態〕
図1に示す光ピックアップ装置Aは、波長405nmのレーザ光を用いて、光情報記録媒体Dの情報記録面D1に対して情報の記録/読取が行えるように構成されている。
【0019】
図1に示すように、光ピックアップ装置Aは、レーザ発振器R1から出射された波長405nmのレーザ光が、ビームシェイパ(光学素子)11を通過した後、ビームスプリッタ1、コリメータ2、1/4波長板3、絞り4、対物レンズ5を経て、透明保護基板を有する光情報記録媒体Dの情報記録面D1で反射して戻り、ビームスプリッタ1で取り出されて、シリンドリカルレンズ6、凹レンズ7を経て光センサR2に向かうように構成されている。
光ピックアップ装置Aに用いられている光学素子のうち、ビームスプリッタ1、1/4波長板3を除く全ての光学素子は、プラスチックから構成されている。
【0020】
レーザ発振器R1から出射されたレーザ光は、光軸Zを含む2つの面上で異なる放射角を有し、光束の光軸に垂直な断面は略楕円形となっている。ビームシェイパ11は、この光束を略円形の光束に変換するビーム整形機能を備える光学素子であり、オレフィン系樹脂から構成されたものである。
ビームシェイパ11の光軸zを含む2つの面上における光路図を図2(yz平面)、図3(xz平面)に、斜視概略図を図4に示す。図2、図3に示すように、ビームシェイパ11の出射面から出射するレーザ光は、yz平面上とxz平面上とでほぼ等しい放射角を有し、光軸zを中心とする光束の断面が略円形状となるように補正される。
【0021】
ビームシェイパ11の入射面11aは、(1)式
【数1】
で表される球面トロイダル面からなる母非球面に、y軸に対称な1次元状の回折構造が設けられたものである。また、ビームシェイパ11の出射面11bは、(2)式
【数2】
で表されるアナモフィック非球面からなる。
ここで、zは光軸方向の軸(光の進行方向を正とする)、x,yは光軸と垂直な2つの軸(光軸からの高さ)、Rは近軸曲率半径、κは円錐係数、A,Bは非球面係数である。
【0022】
また、入射面の回折構造のピッチは、光路差関数を使って定義される。具体的には、光路差関数ΦBは単位をmmとして(3)式で表わされる。
【数3】
【0023】
ビームシェイパ11のレンズデータを、次に示す。なお、以下の表1、表2において例えば「+2.2079E+2」は「+2.2079×102」を意味する。
【0024】
【表1】
【0025】
この入射面11aの回折輪体によって、使用温度が変化することによるビームシェイパ11の光学的性能の変化を抑制する温度補償機能が実現されている。
具体的には、使用温度の上昇により発生するビームシェイパ11の波面収差(特に非点収差)を、回折構造によって低減させる。
【0026】
光情報記録媒体Dに情報を記録または再生する場合は、図1に実線で示すように、半導体レーザR1から出射されたレーザ光が、ビームシェイパ11を通過し、次いでビームスプリッタ1を経てコリメータ2を透過し平行光束となる。さらに1/4波長板3を経て絞り4によって絞られ、対物レンズ5により光情報記録媒体Dの透明保護基板を介して情報記録面D1上に集光される。そして、情報記録面D1で情報ピットにより変調されて反射したレーザ光は、再び対物レンズ5、絞り4、1/4波長板3を経て、ビームスプリッタ1で反射され、シリンドリカルレンズ6により非点収差が与えられ、凹レンズ7を経て、光センサR2上ヘ入射し、光センサR2から出カされる信号を用いて、光情報記録媒体Dに記録された情報の読取信号が得られる。
【0027】
〔第2の実施の形態〕
図5に示す光ピックアップ装置Aは、波長405nmのレーザ光を用いて、光情報記録媒体Dの情報記録面D1に対して情報の記録/読取が行えるように構成されている。
【0028】
図5に示すように、光ピックアップ装置Bは、レーザ発振器R1から出射された波長405nmのレーザ光が、ビームシェイパ(光学素子)21を通過した後、補正板22、ビームスプリッタ1、コリメータ2、1/4波長板3、絞り4、対物レンズ5を経て、透明保護基板を有する光情報記録媒体Dの情報記録面D1で反射して戻り、ビームスプリッタ1で取り出されて、シリンドリカルレンズ6、凹レンズ7を経て光センサR2に向かうように構成されている。
光ピックアップ装置Aに用いられている光学素子のうち、ビームスプリッタ1、1/4波長板3を除く全ての光学素子は、プラスチックから構成されている。
【0029】
ビームシェイパ21は、第1の実施の形態のビームシェイパ11と同様に、略楕円形の光束を略円形の光束に変換するビーム整形機能を備える光学素子であり、オレフィン系樹脂から構成されたものである。
【0030】
補正板22は、略平板上の光学素子であり、その少なくとも一方の光学機能面には、光軸を中心とする同心の略楕円状の回折構造が設けられている。
この回折輪体によって、使用温度が変化することによるビームシェイパ21の光学的性能の変化を抑制する温度補償機能が実現されている。
この補正板22は、固定部材によってビームシェイパ21とあらかじめ所定の相互位置に固定された状態に製作しても良い。
【0031】
〔第3の実施の形態〕
図6に示す光ピックアップ装置Aは、波長405nmのレーザ光を用いて、光情報記録媒体Dの情報記録面D1に対して情報の記録/読取が行えるように構成されている。
【0032】
図6に示すように、光ピックアップ装置Bは、レーザ発振器R1から出射された波長405nmのレーザ光が、ビームシェイパ(光学素子)31を通過した後、コリメータ32、ビームスプリッタ1、1/4波長板3、絞り4、対物レンズ5を経て、透明保護基板を有する光情報記録媒体Dの情報記録面D1で反射して戻り、ビームスプリッタ1で取り出されて、凸レンズ8、シリンドリカルレンズ6を経て光センサR2に向かうように構成されている。
光ピックアップ装置Aに用いられている光学素子のうち、ビームスプリッタ1、1/4波長板3を除く全ての光学素子は、プラスチックから構成されている。
【0033】
ビームシェイパ31は、第1、第2の実施の形態のビームシェイパ11,21と同様に、略楕円形の光束を略円形の光束に変換するビーム整形機能を備える光学素子であり、オレフィン系樹脂から構成されたものである。
【0034】
コリメータ32の少なくとも一方の光学機能面には、光軸を中心とする同心の略楕円状の回折構造が設けられている。
この回折輪体によって、使用温度が変化することによるビームシェイパ21の光学的性能の変化を抑制する温度補償機能が実現されている。
このコリメータ32は、固定部材によってビームシェイパ31とあらかじめ所定の相互位置に固定された状態に製作しても良い。
【0035】
なお、上記の各実施の形態では、光ピックアップ装置に用いるレーザ光の波長を405nmとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、DVDドライブのように650nm付近の波長のレーザ光を用いても良いし、CDドライブのように780nm付近の波長のレーザ光を用いても良い。
また、上記各実施の形態では、光学素子の光学機能面に回折構造を備えることによってビームシェイパの温度補償機能(及び軸上色収差補償機能)を実現しているが、光学素子の光学機能面に位相シフト構造を備える方法によってビームシェイパの温度補償機能(及び軸上色収差補償機能)を実現しても良い。
また、第2の実施の形態や第3の実施の形態において、ビームシェイパ21(31)の温度補償機能を、ビームシェイパ21(31)と補正板22又はコリメータ22との双方に備え、温度補償機能を二つの光学素子に分担して受け持たせても良い。
その他、本発明の趣旨に沿う範囲で、光学素子や光ピックアップ装置の設計を適宜変更しても良いことは勿論である。
【0036】
【発明の効果】
本発明の光学素子によれば、使用環境の温度が変化することによる波面収差の変化を抑制する温度補償機能が備えられているので、例えばプラスチックなど、温度変化によって屈折率や形状が変化しやすい素材を用いても、波面収差が発生するのを抑えることができる。
【0037】
また、本発明の光ピックアップ装置によれば、レーザ発振器などの光源の温度上昇により環境の温度が変化しても、光情報記録媒体の情報記録面上に形成されるビームスポットの径を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ピックアップ装置の構成の一例を示す光路図である。
【図2】本発明に係る光学素子の一例の、光軸zを含む面(yz平面)上における断面図及び光路図である。
【図3】本発明に係る光学素子の一例の、光軸zを含む面(xz平面)上における断面図及び光路図である。
【図4】本発明に係る光学素子の一例の形状の概略を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る光ピックアップ装置の構成の他の一例を示す光路図である。
【図6】本発明に係る光ピックアップ装置の構成のさらに他の一例を示す光路図である。
【符号の説明】
11 光学素子(ビームシェイパ)
21 光学素子(ビームシェイパ)
22 光学素子(補正板)
31 光学素子(ビームシェイパ)
32 光学素子(コリメータ)
A〜C 光ピックアップ装置
D 光情報記録媒体
D1 情報記録面
Claims (13)
- 光軸を含む2つの面上で異なる放射角を有する光源からの光束を、略円形の光束に変換するビーム整形機能を備えるビーム整形用の光学素子であって、
使用温度が変化することによる波面収差の変化を抑制する温度補償機能が備えられていること
を特徴とする光学素子。 - 光軸を含む2つの面上で異なる放射角を有する光源からの光束を、略円形の光束に変換するビーム整形機能を備えるビーム整形用の光学素子の出射面に対向するように配置される光学素子であって、
使用温度が変化することによる波面収差の変化を抑制する温度補償機能が備えられていること
を特徴とする光学素子。 - 光軸を含む2つの面上で異なる放射角を有する光源からの光束を、略円形の光束に変換するビーム整形機能と、コリメート機能とを備えるビーム整形・コリメート用の光学素子であって、
使用温度が変化することによる波面収差の変化を抑制する温度補償機能が備えられていること
を特徴とする光学素子。 - 光軸を含む2つの面上で異なる放射角を有する光源からの光束を、略円形の光束に変換するビーム整形機能を備えるビーム整形用の光学素子の出射面に対向するように配置され、コリメート機能を有する光学素子であって、
使用温度が変化することによる波面収差の変化を抑制する温度補償機能が備えられていること
を特徴とする光学素子。 - 光軸を含む2つの面上で異なる放射角を有する光源からの光束を、略円形の光束に変換する屈折機能を備えるビーム整形用の光学素子と、
請求項2又は4に記載の光学素子とが、固定手段によって所定の相互位置に固定されてなること
を特徴とする光学素子。 - 請求項1、3、5のいずれか一項に記載の光学素子において、
前記ビーム整形用又はビーム整形・コリメート用の光学素子の入射側の光学機能面は球面トロイダル面であり、出射側の光学機能面はアナモフィック非球面であること
を特徴とする光学素子。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の光学素子において、
前記温度補償機能は、温度変化により発生する非点収差を低減させる回折構造を備える光学機能面によって実現されていること
を特徴とする光学素子。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の光学素子において、
前記温度補償機能は、温度変化により発生する非点収差を低減させる位相シフト構造を備える光学機能面によって実現されていること
を特徴とする光学素子。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の光学素子において、
軸上色収差補償機能を備えること
を特徴とする光学素子。 - 請求項1〜9のいずれか一項に記載の光学素子において、
前記各光学素子がプラスチックから構成されたものであること
を特徴とする光学素子。 - 請求項1〜10のいずれか一項に記載の光学素子において、
前記光束の波長が390nm〜420nmの範囲内であること
を特徴とする光学素子。 - 光源から発振され、光軸を含む2つの面上で異なる放射角を有し、波長が390nm〜420nmの範囲内の光束を、請求項1、3、5〜10のいずれかに記載の光学素子、又は、略円形の光束に変換するビーム整形機能を備えるビーム整形用の光学素子と請求項2又は4に記載の光学素子とを通過させ、集光光学系により光情報記録媒体の情報記録面上に集光させること
を特徴とする光ピックアップ装置。 - 光源から発振され、光軸を含む2つの面上で異なる放射角を有し、波長が390nm〜420nmの範囲内の光束を、光情報記録媒体の情報記録面上に集光させる光ピックアップ装置であって、
前記光束が光源から発振され前記情報記録面上に到達する間に通過する、屈折力を備える全ての光学素子がプラスチックから構成され、そのうちの少なくとも一つが、前記光束を略円形に変換するビーム整形機能を有すること
を特徴とする光ピックアップ装置。
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Cited By (2)
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JP2016045302A (ja) * | 2014-08-21 | 2016-04-04 | カシオ計算機株式会社 | 異型レンズ、光源装置及び投影装置 |
JP2018063448A (ja) * | 2017-12-27 | 2018-04-19 | カシオ計算機株式会社 | 光源装置及び投影装置 |
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2002
- 2002-07-03 JP JP2002194611A patent/JP2004037826A/ja active Pending
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