JP2004037723A - 光ドロップケーブル - Google Patents

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Nobuhiro Nariyoshi
成吉 伸弘
Fumiharu Ooka
大岡 史治
Koji Nemoto
根本 浩二
Shigeaki Uno
羽野 重明
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Abstract

【課題】光幹線ケーブルより加入者側への引き下ろし配線に適用するとき、迅速かつ高信頼性のもとに配線作業を遂行することのできる光ドロップケーブルを提供する。
【解決手段】所定の線心数を有して光幹線ケーブルに接続される光ケーブル1と、一端を光ケーブル1の各線心10に接続された光ファイバコード2と、この光ファイバコード2の他端に設けられ、加入者側への接続機能を備えたコネクタ4を予め工場において一体に組み合わせてユニット化する。
【選択図】
図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ドロップケーブルに関し、特に、光幹線ケーブルより加入者側への引き下ろし配線に適用するとき、迅速かつ高信頼性のもとに配線作業を遂行することのできる光ドロップケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、幹線の光ケーブルより加入者側への配線の分岐を行う場合には、光幹線ケーブルと加入者側との間にドロップ用の光ケーブルが配線される。
図7は、このための引き下ろし構造を示したもので、電柱101上に架設された光幹線ケーブル102より接続部103を介して光ドロップケーブル104が引き下ろされ、加入者105側に引き込まれる。
【0003】
そして、この場合、引き下ろされた光ドロップケーブル104の先端には、このケープル104が有する線心ごとに光ファイバコード(図示せず)が接続され、接続された光ファイバコードが加入者105側の機器に接続される。
【0004】
このために使用可能な光ケーブルとして、特開2000−39523号のケーブルが知られている。複数の線心を有する光ケーブルの各ファイバ素線を露出させ、露出素線のそれぞれに補強チューブを被せるとともに、この補強チューブとケーブルシース間に分岐保護体を配置し、分岐保護体の両端上に補強チューブおよびケーブルの補強繊維を加締めにより固定した構成を有するもので、ファイバ素線に対する保護効果において、高い信頼性を有するケーブルとして知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、以上に述べた従来の光ケーブルの構成によると、これを光幹線ケーブルおよび加入者側間の光ドロップーブルとして使用するとき、光幹線ケーブルと光ドロップケーブルとの間、および光ドロップケーブルと加入者側の機器との間の計2回の接続作業を行わなければならないため、作業に多くの時間を要するとともに、フィールドでのこれらの接続が原因して、引き下ろし部の信頼性を低下させる問題を有している。
【0006】
従って、本発明の目的は、光幹線ケーブルより加入者側への引き下ろし配線に適用するとき、迅速かつ高信頼性のもとに配線作業を遂行することのできる光ドロップケーブルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するため、光幹線ケーブルより引き下ろされて前記光幹線ケーブルと加入者側との間に配線される光ドロップケーブルにおいて、所定の線心数を有し、前記光幹線ケーブルに接続される所定の長さの光ケーブルと、
一端を前記光ケーブルの線心に接続された所定の長さの光ファイバコードと、前記光ファイバコードの他端に設けられ、前記加入者側への接続機能を備えたコネクタを予め一体に組み合わせてユニット化したことを特徴とする光ドロップケーブルを提供するものである。
【0008】
本発明において、光ケーブルと光ファイバコードの接続部としては、以下のように構成することが好ましい。即ち、光ケーブルと光ファイバコードのファイバ素線間を融着した素線接続部を周囲に空間を有して補強パイプ内に収容し、この補強パイプの両端部上に光ケーブルと光ファイバコードの各抗張体の端部をそれぞれ固定し、さらに、固定されたこれらの抗張体端部より光ケーブルと光ファイバコードの外被にかけて防水カバーでそれぞれ覆うとともに、光ケーブルの外被より光ファイバコードの外被にかけて樹脂成型被覆を形成した構成とすることが好ましい。
【0009】
このような構成とするときには、素線接続部を補強パイプ内に収容しているため、外力が側圧として素線接続部に作用せず、さらに、光ケーブルと光ファイバコードの抗張体が補強パイプの両端部上に固定されているため、素線接続部への張力作用を確実に防ぐことができる。
【0010】
また、補強パイプの両端部上に固定された抗張体端部より光ケーブルおよび光ファイバコードの外被にかけて防水カバーが形成されているため、防水性に優れた特質を示すことができ、さらに、この防水性は、外被より外被にかけて形成された樹脂成形被覆によって、より高められることとなる。
【0011】
なお、以上の構成における素線接続部は、単に補強パイプ内に収容されているだけでなく、補強パイプ内に空間を有して納められた保護スリーブ内に収容されていることが好ましく、その場合、保護スリーブとしては、素線接続部を収容した接着チューブと補強部材とを内部に備えた熱収縮性チューブの収縮体より構成されていることが好ましい。
【0012】
このような構成とするときには、接着チューブによる接着固定、補強部材による長手方向の補強作用、および熱収縮性チューブによる緊縛固定が、素線接続部を保護するように作用することとなり、さらに、熱収縮性チューブとして内面ホットメルト層付きチューブを使用するときには、ホットメルト層による接着スリーブと補強部材間の固着一体化が得られるため、保護効果は一層向上することとなる。
【0013】
光ケーブルおよび光ファイバコードの有する抗張体端部の、補強パイプの両端部上への固定の手段としては、抗張体端部上に被嵌させた金属リングによる加締め形式が確実である。また、その場合の補強パイプとしては、この固定をさらに確実なものとするため、両端部の周面にローレット等の凹凸加工部を有していることが好ましい。
【0014】
光ケーブルおよび光ファイバコードの外被より抗張体の端部にかけて設ける防水カバーとしては、熱収縮性チューブが好ましく、また、樹脂成形被覆の構成材としては、良好な接着状態を作り出せるポリアミド樹脂が好ましい。なお、防水カバーをポリアミド樹脂の成型によって構成することは可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による光ドロップケーブルの実施の形態を説明する。
図1は、構成の概略を示したもので、1は所定数の線心を有し、図7の光幹線ケーブル102に接続されるべき所定の長さの光ケーブル、2はこの光ケーブル1に接続部3を介して接続された所定の長さの光ファイバコードを示す。
【0016】
光ファイバコード2としては、光ケーブル1の線心数に合わせた本数が使用され、その先端には、それぞれ加入者側の機器に直接あるいは他の器具を介して接続されるべきコネクタ4が設けられている。なお、コネクタ4と接続部3は、工場において予め形成されており、これによって全体がユニット化されている。
【0017】
図2は、以上の構成における光ケーブル1の構成例を示す。(a)は、中央に配置した光ケーブル心体5の上下に金属の抗張体6を配置し、これらを樹脂の外被7によって一体化したもので、心体5は、たとえば、図示されるようにファイバ素線8上に被覆9を形成した線心10、あるいはこの線心10の2本を被覆11で一体化した複合線心12より構成される。
【0018】
(b)は、光ケーブル1の他の構成例を示したもので、(a)の外被7内に張架用の金属支持線13を埋入した構成を有する。なお、(a)および(b)における14は、外被7を剥離して除去する際に、これを容易にするためのノッチを示す。
【0019】
図3は、光ファイバコード2の構成を示したもので、被覆15を有するファイバ素線16上に保護チューブ17を形成し、さらに、この保護チューブ17上に繊維状の抗張体18および外被19を順に形成した構成を有する。
【0020】
図4は、図1の接続部3の構成を示す。図2の(a)に示される複合線心12を有した光ケーブル1と、図3の構成を有する2本の光ファイバコード2との接続構造を示したもので、20は光ケーブル1のファイバ素線8と光ファイバコード2のファイバ素線16との融着による素線接続部、21は素線接続部20を内部に収容した保護スリーブを示し、詳細は後述する。
【0021】
22は保護スリーブ21の周囲に空間23を有して形成されたSUS構成による補強パイプを示し、その両端部上には、光ケーブル1の抗張体6と光ファイバコード2の抗張体18が、ストレート形状のアルミニウムリング24および段付き形状のアルミニウムリング25の加締めによってそれぞれ固定されている。
26は光ファイバコード2の外被19の端部をアルミニウムリング25の小径部上に加締めにより固定したアルミニウム構成の圧着リングを示す。
【0022】
27および28は、補強パイプ22の端部上に固定された抗張体6および18の端部より光ケーブル1および光ファイバコード2の外被7および19上にかけて設けられた熱収縮性チューブの収縮体による防水カバー、29は外被7の端部より外被19の端部にかけて形成された成型被覆を示す。なお、この成型被覆29は、たとえば、サーメルト867(TRL社製ポリアミド樹脂)を、ノードソンWS102/103ワークステーション使用のもと、温度210℃、圧力3kgf/cm、射出時間12〜14秒、および冷却時間3分の条件下で射出成型することによって形成される。
【0023】
図5および図6は、以上の構成の接続部3の形成手順を示す。
まず、図5の(a)のように、心線径が0.25mmの光ファイバコード2を準備し、その一端にコネクタ4を取り付ける一方、(b)のように、このコード2の他端より、長さ15mm×外径7.0mm×内径6.5mmのポリオレフィン系防水カバー28、肉厚が0.4mmの圧着リング26、同じ肉厚のアルミニウムリング25、および両端部上にローレット加工部30を施した長さ40mm×外径5.5mm×内径4.5mmの補強パイプ22を挿通する。
【0024】
次いで、(c)のように、線心径が0.25mmの所定長の光ケーブル1を準備し、これに前述の28と同じ防水カバー27とアルミニウムリング24を挿通した後、(d)のように、外被7をノッチ14の部分より上下に45mm程度引き裂いて複合線心12を露出させ、この線心12上にA−A矢視図に示される構成の保護スリーブ21を挿通する。
【0025】
保護スリーブ21は、内面にホットメルト層(図示せず)を形成した長さ35mm×外径4.5mm×内径4.0mmの熱収縮性チューブ31より構成され、さらに、内部に、接着チューブ32とSUSやFRP等の補強部材33を並行させて収容しており、線心12は、接着チューブ32内に挿通されている。
【0026】
次に、光ケーブル1は、(e)において、複合線心12、単一の線心10、およびファイバ素線8の順で所定長ずつ段剥ぎされ、これによって露出させられたファイバ素線8が、Bの部分においてファイバクリーパによって鏡面カットされる。なお、線心10とファイバ素線8の露出長さは、それぞれ30mmと10mm程度である。
【0027】
(f)は、光ファイバコード2の側の段剥ぎ構造を示す。抗張体18、保護チューブ17、被覆15およびファイバ素線16が所定長ずつ順に露出させられ、Cの部分において、素線16が、ファイバクリーパによる鏡面カット加工を受ける。ここにおいて、外被19の剥離長さは、35mm程度であり、一方、抗張体18とファイバ素線16の露出長さは、いずれも10mm程度である。
(g)は、ファイバ素線の接続工程を示し、ファイバ素線8と16は、融着により互いに接続され、これによって所定の素線接続部20が形成される。
【0028】
図6は、図5に続く形成手順を示したもので、まず、(a)において、保護スリーブ21が、素線接続部20上に位置させられて160℃×60秒等に加熱され、これにより保護スリーブ21を構成する熱収縮性チューブ31が収縮する。
この結果、素線接続部20は、熱溶融した接着チューブ32内に固着されるとともに、熱収縮性チューブ31が内面に有する熱溶融したホットメルト層と収縮力の作用によって補強部材33と一体化され、これにより素線接続部20の補強が図られる。
【0029】
次に、(b)において、光ケーブル1の抗張体6の35mm程度の露出と、補強バイブ22の保護スリーブ21上への位置決めを行った後、(c)において、アルミニウムリング24を加締めることにより抗張体6を補強パイプ22の一方の端部上に固定し、さらに、(d)において、アルミニウムリング25の大径部を加締めることによって、光ファイバコード2側の抗張体18を補強パイプ22の他方の端部上に固定する。
【0030】
次いで、(e)において、光ファイバコード2の外被19を加締められていないアルミニウムリング25の小径部内より引き出すとともに、これを、アルミニウムリング25の小径部と圧着リング26の間に挟んで加締めた後、(f)に示される隙間34と35を覆うために、(g)において、これらの部分への熱収縮性防水カバー27、28の被着と、140℃×20秒等の加熱による収縮処理とを施し、さらに、(h)において、光ケーブル1の外被7より光ファイバコード2の外被19にかけて長さ70mm×縦12mm×横15mm×厚さ5mmの低圧成型による成型被覆29を形成し、これにより、接続部3の形成手順を終了する。
【0031】
以上のように構成される光ドロップケーブルによれば、光ケーブル1の線心ごとに光ファイバコード2が接続されるとともに、これらのコード2の先端に加入者側の機器に接続されるべきコネクタ4がそれぞれ取り付けられ、しかも、これらが、予め工場におけるアッセンブリによってユニット化されていることから、これを図7の光ドロップケーブル104として使用するときには、このケーブルと光幹線ケーブル102の1個所のみの接続と、加入者105側に対するコネクタ4の係合だけで所定の配線を終了させることができ、従って、従来におけるフィールドでの多岐に亘る接続作業を原因とした信頼性低下と長時間作業の問題を効果的に解決することが可能となる。
【0032】
そして、この実施の形態においては、素線接続部20を補強パイプ22内に空間23を存在させて配置するとともに、光ケーブル1の抗張体6と光ファイバコード2の抗張体18の端部を補強パイプ22の両端部上にそれぞれ固定した構造とし、さらに、これらの固定された抗張体6と18の端部から光ケーブル1および光ファイバコード2の外被7と19にかけてそれぞれ防水カバー27と28を設けたうえに、これらの周上に成型被覆29を形成した構成としているため、素線接続部20への張力および側圧の作用を確実に防ぐことができるとともに、防水カバー27、28と成型被覆29の存在によって優れた防水性を付与することができる。
【0033】
また、素線接続部20が、内面ホットメルト層付き熱収縮性チューブ31より構成される保護スリーブ21内に収容されているとともに、このスリーブ21内において接着チューブ32内に収容され、さらに、この接着チューブ32と並行して補強部材33が配置されているため、熱収縮性チューブ31を加熱収縮させることによって、接着チューブ21による接着固定、補強部材による長手方向の補強作用、熱可塑性チューブによる緊縛固定、およびホットメルト層による固着状態を得ることができ、従って、素線接続部20に対する高度の保護作用を確保することができる。
【0034】
また、アルミニウムリング24と25の加締めによる抗張体6と18の補強パイプ22への固定、および補強パイプ22に施したローレット加工部30の存在が、補強パイプ22への抗張体6と18の固定をより確実なものとしているとともに、熱収縮性チューブより構成される防水カバー27と28の使用、および良好な接着性のポリアミド樹脂による成型被覆29の形成が、接続部3に対して高い防水性を与えており、安定した構成の接続部とすることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による光ドロップケーブルによれば、所定の線心数を有し、光幹線ケーブルに接続される光ケーブルと、この光ケーブルの線心に一端を接続された光ファイバコードと、光ファイバコードの他端に設けられ、加入者側への接続機能を有したコネクタを予め一体に組み合わせてユニット化しているため、光幹線ケーブルより加入者側への引き下ろし配線にこれを適用するとき、光り幹線ケーブルへの接続だけで所定の配線を終了させることができ、従って、迅速かつ高信頼性のもとに所定の配線作業を遂行することができる。
【0036】
また、光ケーブルと光ファイバコードの接続部として、融着された素線接続部を補強バイブ内に空間を有して配置する一方、光ケーブルおよび光ファイバコードの抗張体の端部を補強パイプの両端部上に固定した構造とし、さらに、これらの固体された抗張体の端部から光ケーブルおよび光ファイバコードの外被にかけてそれぞれ防水カバーを形成するとともに、光ケーブルおよび光ファイバコードの外被間に樹脂の成型被覆を形成した構成の接続部を使用するときには、素線接続部への張力と側圧の作用を効果的に防止することができるとともに、高度の防水性を与えることができる。
【0037】
また、熱収縮性チューブより構成され、内部に接着チューブと補強部材を収容した保護スリーブを補強パイプ内に配置し、接着チューブ内に素線接続部を収容するときには、保護スリーブの熱収縮によって素線接続部への高度の保護効果を確保することができ、さらに、保護スリーブとして、内面ホットメルト層付きの熱収縮性チューブを使用するときには、接着チューブおよび補強部材の一体化による一層の保護効果を得ることができる。
【0038】
また、光ケーブルと光ファイバコードの抗張体を金属リングの加締めにより補強パイプの端部上に固定するとき、あるいは補強パイプの端部上にローレット等の凹凸を形成するときには、補強パイプ端部上への抗張体の固定を確実に行うことができ、さらに、熱収縮性チューブを防水カバーに適用し、あるいは接着性に優れるポリアミド樹脂を成型被覆に適用するときには、優れた防水性を有した接続部の構成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ドロップケーブルの実施の形態を示す説明図。
【図2】図1の光ケーブルの構成を示す説明図であり、(a)は金属支持線を備えないタイプ、(b)は金属支持線を備えたタイプを示す。
【図3】図1の光ファイバコードの構成を示す説明図。
【図4】図1の接続部の構成を示す説明図。
【図5】図4の接続部の形成手順を示す説明図。
【図6】図5に続く形成手順を示す説明図。
【図7】光幹線ケーブルより加入者側への引き下ろし配線を示す説明図。
【符号の説明】
1       光ケーブル
2       光ファイバコード
3       接続部
4       コネクタ
5       光ケーブル心体
6、18       抗張体
7、19       外被
8、16       ファイバ素線
9、11、15       被覆
10       線心
12       複合線心
13       金属支持線
14       ノッチ
17       保護チューブ
20      素線接続部
21       保護スリーブ
22       補強パイプ
23       空間
24、25       アルミニウムリング
26       圧着リング
27、28       防水カバー
29       成型被覆
30       ローレット加工部
31       熱収縮性チューブ
32       接着チューブ
33       補強部材
34、35       隙間

Claims (8)

  1. 光幹線ケーブルより引き下ろされて前記光幹線ケーブルと加入者側との間に配線される光ドロップケーブルにおいて、
    所定の線心数を有し、前記光幹線ケーブルに接続される所定の長さの光ケーブルと、
    一端を前記光ケーブルの線心に接続された所定の長さの光ファイバコードと、前記光ファイバコードの他端に設けられ、前記加入者側への接続機能を備えたコネクタを予め一体に組み合わせてユニット化したことを特徴とする光ドロップケーブル。
  2. 前記光ケーブルと前記光ファイバコードの接続部は、前記光ケーブルのファイバ素線と前記光ファイバコードのファイバ素線間を融着した素線接続部と、前記素線接続部の周囲に空間を有して形成され、前記光ケーブルおよび前記光ファイバコードの有する抗張体の端部を両端部上にそれぞれ固定した補強パイプと、前記補強パイプの前記両端部上に固定された前記抗張体の端部より前記光ケーブルおよび前記光ファイバコードの外被上を覆うようにそれぞれ形成された防水カバーと、前記光ケーブルの前記外被より前記光ファイバコードの前記外被にかけて形成された樹脂成型被覆より構成されることを特徴とする請求項1項記載の光ドロップケーブル。
  3. 前記補強パイプは、前記素線接続部を内部に収容した接着チューブと補強部材とを内部に有し、かつ、熱収縮性チューブの収縮体より構成された保護スリーブを相互間に空間を有して内部に収容していることを特徴とする請求項2項記載の光ドロップケーブル。
  4. 前記熱収縮性チューブは、内面にホットメルト層を有することを特徴とする請求項3項記載の光ドロップケーブル。
  5. 前記光ケーブルおよび前記光ファイバコードの有する抗張体の端部は、金属リングの加締めによって前記補強パイプの両端部上に固定されていることを特徴とする請求項2項記載の光ドロップケーブル。
  6. 前記補強パイプは、両端部の周面にローレット等の凹凸を有することを特徴とする請求項5項記載の光ドロップケーブル。
  7. 前記防水カバーは、熱収縮性チューブの収縮体より構成されることを特徴とする請求項2項記載の光ドロップケーブル。
  8. 前記樹脂被覆は、ポリアミド樹脂より構成されることを特徴とする請求項2項記載の光ドロップケーブル。
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