JP2004036417A - 吸気装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジンに対する吸気ホースがエチレンプロピレンジエンゴムとポリプロピレン樹脂とのブレンド材でインジェクション成形され、吸気ホースの側方開口4の端縁7に高低の突起8、9と凹部10、11とが形成されると共に、ポリプロピレン樹脂製レゾネータの導入管開口12の端部13に高低の突起14、15と凹部16、17とが形成されていて、端縁7の突起8及び端部13の突起14が熱板溶着されることにより、吸気ホースの側方開口4にレゾネータが組み付けられている。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンに対する吸気装置、とくに、吸気ホースの途中にレゾネータが組み込まれた吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エアクリーナからエンジンのスロットルボデーへ吸気を導くゴムホースにレゾネータを組み付ける場合、通常のレゾネータは安価なポリポロピレン樹脂により成形されているが、ポリポロピレン樹脂製の硬質レゾネータを一般的なゴムホースに接着させることは非常に困難であるので、従来はゴムホースに枝管を形成し、この枝管へバンドクランプを使用してレゾネータを組み付けるようにしていた。
【0003】
しかしながら、バンドクランプを使用するため部品点数が増大する一方、ゴムホースの枝管にはバンドクランプを締め付ける高さが必要となるので、車両のきわめて狭いエンジンルーム内にエンジンを搭載するとき、枝管の高さがスペース的に不利を招くおそれがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、吸気装置のゴムホースにレゾネータを簡単、かつ、コンパクトに組み付けることができるようにしようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明にかかる吸気装置は、エチレンプロピレンジエンゴム材とポリプロピレン樹脂とのブレンド材であってエチレンプロピレンジエンゴム材の含有量が20〜80重量%である材料でインジェクション成形され側方への開口をそなえたホースと、共鳴室及び同共鳴室内に配置された導入管をそなえたポリプロピレン樹脂製のレゾネータとを有し、上記開口の端縁と上記導入管の開口端部とが熱板溶着されている。
【0006】
従って、エチレンプロピレンジエンゴム材とポリプロピレン樹脂とのブレンド材を材料とするホースは、ホースに要求される柔軟性を有すると同時に、ポリプロピレン樹脂製のレゾネータに対して熱板溶着法により十分な強度で溶着されて、レゾネータと一体化することができる。
【0007】
また、ホースにおける側方開口の端縁とレゾネータにおける導入管の開口端部とが熱板溶着されることにより、ホースに対してレゾネータを簡単、かつ、コンパクトに組み付けることができるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の各実施形態例について、同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明する。
図1において、エアクリーナからエンジンのスロットルボデーへ吸気を導く吸気装置1は、エチレンプロピレンジエンゴム材とポリプロピレン樹脂とのブレンド材であってエチレンプロピレンジエンゴム材の含有量が重量比で20〜80%である材料によりインジェクション成形されたホース2と、ポリプロピレン樹脂製のレゾネータ3とを有し、ホース2には側方への開口4が形成されていると共に、レゾネータ3には共鳴室5と共鳴室5内に配置された導入管6とをそなえている。
【0009】
図2及び図3に示されているように、ホース2の側方開口4における端縁7には、インジェクション成形時に環状の比較的高い突起8と、略半円形状の比較的低い突起9と、環状の内周側凹部10と、突起8、9間の環状凹部11とが設けられており、また、レゾネータ導入管6の開口12における端部13には、端縁7と同様に、環状の比較的高い突起14と、略半円形状の比較的低い突起15と、環状の内周側凹部16と、突起14、15間の環状凹部17とが設けられていて、低い方の両突起9、15にそれぞれ切れ目18が形成されており、ホース2の開口4とレゾネータ導入管6の開口12とを一致させて、ホース開口4の端縁7とレゾネータ導入管開口12の端部13との間に図示しない熱板を挟み込み、端縁7の突起8及び端部13の突起14を熱板の熱により部分的に溶融させてから熱板を引き抜き、端縁7の突起9に端部13の突起15を突き当てた状態を保持することにより、両者の溶融部分を溶着させると共に、両突起8、14の溶融代が決められるようにして、ホース開口4の端縁7にレゾネータ導入管開口12の端部13が十分な強度で熱板溶着され、ホース2及びレゾネータ3が一体化されることとなる。
【0010】
この場合、エチレンプロピレンジエンゴム材とポリプロピレン樹脂とのブレンド材からなるホース2は、ホースに通常要求される柔軟性を有している一方、インジェクション成形されているため、その成形時に高い精度の内周面を容易に得ることができるので、ブロー成形時のように内周面の精度を高める加工を追加的に施す必要もなくなって、コスト軽減を容易に実現させることができる。
【0011】
また、ホース2に対するレゾネータ3の組付けは、ホース端縁7とレゾネータ端部13との熱板溶着により行われているので、レゾネータをインサートしたホースのブロー成形時と比較すると、熱板溶着によるホース2及びレゾネータ3の一体化作業がきわめて簡単であると同時に、ホース端縁7及びレゾネータ端部13が部分的溶融の溶着を実現できる程度の小容量ですむため、全体的にコンパクトな構造とすることができて、とくに、車両搭載用エンジンにおける吸気装置としての利点がすこぶる大きい。
【0012】
さらに、ホース端縁7とレゾネータ端部13とが熱板溶着される際、端縁7の突起8及び端部13の突起14からそれぞれ部分的に溶融されて、端縁7及び端部13の溶着時に生じた余剰の溶融部分は、ホース端縁7に形成された内周側凹部10及び突起8、9間の凹部11内と、レゾネータ端部13に形成された内周側凹部16及び突起14、15間の凹部17内とへ流入して凝固することにより、余剰の溶融部分がホース側方開口4の横断面積、または、レゾネータ導入管6の横断面積を狭めてレゾネータ3の共鳴特性を変化させることを容易に防止することができる。
【0013】
また、ホース端縁7における低い方の突起9とレゾネータ端部13における低い方の突起15とを突き当てた状態で保持することにより、ホース2の突起8とレゾネータ3の突起14の溶融代が決められることとなるので、ホース2に対するレゾネータ3の正確な組付けが容易になるという特色がある。
【0014】
しかも、ホース開口端縁7とレゾネータ導入管開口端部13とが熱板溶着される際、ホース開口端縁7の環状凹部11及びレゾネータ導入管開口端部13の環状凹部17へ流入した余剰の溶融部分が過剰であっても、両突起9、15に形成された切れ目18からその過剰部分を排出することができるため、突起8、14における溶融代の決定を確実なものとすることが可能となる。
【0015】
なお、上記実施形態例では、ホース開口端縁7における低い方の突起9とレゾネータ端部13における低い方の突起15とがそれぞれ略半円形状であるが、図4に例示されているように、この突起9、15を略4半円形状等として、両突起9、15の突き当りによりホース開口端縁7とレゾネータ端部13との位置決めができるようにしてもよいことはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】
本発明にかかる吸気装置においては、熱板溶着によりホースに対してレゾネータを簡単、かつ、コンパクトに組み付けることができ、また、上記熱板溶着に際して両者の溶融部分がレゾネータにおける導入管の横断面積を狭めることによりレゾネータの共鳴特性を変化させるようなことを容易に防止できるので、大層便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における概略縦断面図。
【図2】上記実施形態例の部材溶着前における要部拡大図。
【図3】図2の III−III 矢視図
【図4】本発明の他の実施形態例における図3相当の矢視図
【符号の説明】
1 吸気装置
2 ホース
3 レゾネータ
5 共鳴室
6 導入管
7 端縁
8、9 突起
10、11 凹部
13 端部
14、15 突起
16、17 凹部
18 切れ目
Claims (3)
- エチレンプロピレンジエンゴム材とポリプロピレン樹脂とのブレンド材であってエチレンプロピレンジエンゴム材の含有量が20〜80重量%である材料でインジェクション成形され側方への開口をそなえたホースと、共鳴室及び同共鳴室内に配置された導入管をそなえたポリプロピレン樹脂製のレゾネータとを有し、上記開口の端縁と上記導入管の開口端部とが熱板溶着された吸気装置。
- 請求項1において、上記ホースの開口端縁は内周側に凹部が形成されていると共に高低2段に成形され、上記熱板溶着の際、上記端縁のうち高い方が部分的に溶融し、上記端縁のうち低い方が上記導入管の開口端部に突き当てられて、上記端縁のうち高い方の溶融代が決まるように構成された吸気装置。
- 請求項1または請求項2において、上記導入管の開口端部は内周側に凹部が形成されていると共に高低2段に成形され、上記熱板溶着の際、上記端縁のうち高い方が部分的に溶融し、上記端縁のうち低い方が上記ホースの開口端縁に突き当てられて、上記端部のうち高い方の溶融代が決まるように構成された吸気装置。
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