JP2004036396A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空燃比センサの劣化やバラツキにより、該センサ出力値と実際の空燃比の間で誤差が生じた場合でも、触媒の最大転換効率となる空燃比に制御できるようにする。
【解決手段】触媒上流の第1空燃比センサで検出された空燃比に基づいて触媒の酸素蓄積量Osを算出し、この算出値Osが適正範囲内にあるときに、触媒下流の第2空燃比センサで検出された空燃比が理論空燃比近傍でなく、空燃比がリッチと判定されたときは、前記酸素蓄積量の上限値を増大補正して目標値Oaを増大補正し、空燃比がリーンと判定されたときは、前記酸素蓄積量の下限値を減少補正して目標値Oaを減少補正する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は三元触媒等の排気浄化用の触媒を備えた内燃機関の空燃比制御装置に関し、詳しくは、前記触媒の酸素蓄積量を適正範囲に維持するように空燃比をフィードバック制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関の排気通路に備えた三元触媒等の排気浄化用触媒への酸素蓄積量が多すぎると、排気中のNOxに対して還元処理機能が低下し、酸素蓄積量が少なすぎると、排気中のHC,COを酸化処理機能が低下する。このため、触媒上流の空燃比センサの出力に基づいて触媒の酸素蓄積量を推定しつつ、該酸素蓄積量を目標値に維持するように空燃比をフィードバック制御するようにした技術がある(特開2001−314342号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、空燃比センサの劣化やバラツキにより、該センサ出力値と実際の空燃比との間で誤差を生じた場合、空燃比センサ出力値に基づく酸素蓄積量の算出値が正確でなくなるため、該酸素蓄積量を適正範囲内に維持して目標値に収束させるフィードバック制御を行っても、触媒の最大転換効率となる空燃比に制御することができず、触媒下流の空燃比が悪化することがあった。
【0004】
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、酸素蓄積量の目標値を実際の値に見合って補正するように構成することにより、触媒による排気浄化性能が良好に維持されるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのため本発明は、排気浄化用の触媒の上流側に第1空燃比センサ、下流側に第2空燃比センサを配設し、前記第1空燃比センサの出力と前記触媒の酸素吸着/脱離特性とに基づいて該触媒の酸素蓄積量を算出し、該酸素蓄積量を目標値とするように空燃比をフィードバック制御する一方、前記酸素蓄積量の算出値が前記適正範囲内にあるときに、前記第2空燃比センサの出力値が基準値から外れている場合、前記酸素蓄積量の目標値を補正する構成としたので、触媒による排気浄化性能が良好に維持される。
【0006】
また、前記触媒の酸素蓄積量が適正範囲内にあるときに前記第2空燃比センサの出力値が基準値よりリッチである場合は、酸素蓄積量の算出値が実際値より大きいためであると判断できるので、前記酸素蓄積量の目標値を大きい値に補正することにより、酸素蓄積量の目標値が実際値に見合った適正な値に増大補正される。
【0007】
また、前記触媒の酸素蓄積量が適正範囲内にあるときに前記第2空燃比センサの出力値が基準値よりリーンである場合は、酸素蓄積量の算出値が実際値より小さいためであると判断できるので、前記酸素蓄積量の目標値を小さい値に補正することにより、酸素蓄積量の目標値が実際値に見合った適正な値に減少補正される。
【0008】
また、前記酸素蓄積量の算出値が上限値を上回るときに前記第2空燃比センサの出力値が基準値よりリーンでない場合は、酸素蓄積量の算出値が大きすぎると判断できるので、酸素蓄積量の目標値を大きい値に補正することで適正値に補正できる。
また、前記酸素蓄積量の算出値が下限値を下回るときに前記第2空燃比センサの出力値が基準値よりリッチでない場合は、酸素蓄積量の算出値が小さすぎると判断できるので、酸素蓄積量の目標値を小さい値に補正することで適正値に補正できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明する。
以下に本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す内燃機関の空燃比制御装置のシステム構成を示す。
【0010】
図1において、エンジン(内燃機関)1の吸気通路11には燃料噴射弁2が設けられており、該燃料噴射弁2から噴射される燃料と空気とが予混合し、シリンダ内に吸気弁3を介して吸引される。シリンダ内の燃焼混合気は、点火栓4による火花点火によって着火燃焼し、燃焼排気は、排気弁5を介して排気通路6に排出される。
【0011】
排気通路6には、三元触媒7が介装されており、該三元触媒7は、排気空燃比が理論空燃比よりリーンのときに酸素を吸着し、理論空燃比よりリッチのときに酸素を脱離しつつ、HC,COを酸化処理、NOxを還元処理して浄化する。
前記三元触媒7の上流側と下流側には、排気空燃比を検出する第1空燃比センサ8、第2空燃比センサ9が装着されている。
【0012】
また、吸気通路11には、吸入空気量を制御するスロットル弁12が介装されると共に、該スロットル弁12の開度TVOを検出するスロットルセンサ13が設けられ、更にその上流には吸入空気量Qaを検出するエアフローメータ14が設けられる。
この他、エンジン回転速度Neを検出するクランク角センサ15、エンジン冷却水温度Twを検出する水温センサ16等が設けられる。
【0013】
前記各センサの検出信号はコントロールユニット10に入力され、該コントロールユニット10は、上記センサ類からの信号に基づいて、前記三元触媒7に蓄積される酸素量(以下酸素蓄積量という)を算出し、該酸素蓄積量を目標値とするように、前記燃料噴射弁2からの燃料噴射量を制御して、空燃比をフィードバック制御する。
【0014】
図2は、上記空燃比フィードバック制御のフローを示す。
ステップ1では、前記三元触媒7の酸素蓄積量Osを次式により算出する。
Os={(λr−λt)/λt}×Qa×os+Os0
ただし、λr:第1空燃比センサ6で検出される実空燃比、λt:理論空燃比、Qa:吸入空気量、os:酸素吸着/脱離速度(λr>λtのときos=oss>0、λr<λtのときos=ops<0)、Os0:酸素蓄積量の前回算出値
ステップ2では、上記酸素蓄積量の算出値Osと、目標値Oaとの偏差ΔQs(=Oa−Os)を算出する。ここで、前記酸素蓄積量の目標値Oaは、図3に示すように、排気中のHC,COに対する酸化処理と、NOxに対する還元処理とをバランス良く行うように、適正範囲を規定する上限値と下限値の中間値に設定して、三元触媒7で蓄積しうる最大酸素蓄積量の半分程度に設定されるようにする。
【0015】
ステップ3では、前記偏差ΔQsに基づき、比例積分微分制御による次式に従って、目標空燃比λaを算出する。
λa=[λt/{1−ΔQs・PID/Qa}−λr]/λr・PID
ただし、PID:比例積分微分のゲイン
ここで、三元触媒7の酸素蓄積量の算出値Osが目標値Oaより大きいとき(ΔOs<0)は、目標空燃比λtはリッチとなり、算出値Osが目標値Oaより小さいとき(ΔOs>0)は、目標空燃比λtはリーンとなる。
【0016】
ステップ4では、燃料噴射量Tiを算出する。
燃料噴射量Tiは、エアフローメータ14で検出される吸入空気量Qaと、クランク角センサ10により検出されるエンジン回転速度Ne等から理論空燃比λt(=1)相当の基本燃料噴射量Tp=K×Qa/Ne(Kは定数)を算出し、これに前記目標空燃比λaを乗算して次式のように算出する。
【0017】
Ti=Tp×λa
このTiに対応するパルス幅の燃料噴射パルスを、エンジン回転に同期して、燃料噴射弁3に出力する。
そして、本発明に関わる制御として、上記空燃比フィードバック制御による酸素蓄積量を適正な目標値に収束させるため、該目標値を補正する制御を、図3のフローチャートに従って説明する。
【0018】
ステップ11では、前記ステップ1での酸素蓄積量の算出値Osを読み込む。ステップ12では、上記酸素蓄積量の算出値Osが、上限値以下で下限値以内の適正範囲内にあるかを判定する。
ステップ12で適正範囲であると判定されたときは、ステップ13へ進み、第2空燃比センサ8の出力が理論空燃比を示しているかを判定する。
【0019】
ステップ13で理論空燃比を示していると判定された場合は、目標値Oaの補正が不要と判断してフローを終了するが、理論空燃比を示していないと判定されたときは、ステップ14へ進み、第2空燃比センサの出力がリッチを示しているかを判定する。
ステップ14で第2空燃比センサの出力がリッチを示していると判定されたときは、ステップ15へ進んで前記酸素蓄積量の下限値を減少補正する。すなわち、酸素蓄積量の算出値Osが適正であれば、第2空燃比センサ8の出力つまり三元触媒7下流の排気空燃比λrrは理論空燃比を示しているべきであるのに、リッチを示しているということは、実際の酸素蓄積量は適正範囲より小さく、酸素蓄積量の算出値Osが実際値より大きめに算出されているためと判断される。したがって、現状では、実際より大きめに算出される酸素蓄積量が目標値Oaとなるように空燃比フィードバック制御されるので、適正値より小さめの目標値Oaに収束するように制御されることになる。そこで、空燃比リッチ時に減少する酸素蓄積量の下限値を増大補正することにより、上限値との中間値である目標値Oaを実際の酸素蓄積量に見合うように増大方向に補正することができ、もって酸素蓄積量を適正に増大補正された目標値Oaに収束させることができる(図4(A)参照)。また、上記下限値の増大補正の代わりに若しくは並行して上限値を増大補正するようにしてもよい。
【0020】
また、ステップ14で第2空燃比センサの出力がリーンを示していると判定されたときは、ステップ16へ進んで酸素蓄積量の上限値を減少補正する。すなわち、三元触媒7下流の排気空燃比λrrがリーンと検出されているということは、実際の酸素蓄積量は適正範囲より大きく、酸素蓄積量の算出値Osが小さめに算出されているためと判断されるので、上記とは反対に酸素蓄積量の上限値を減少補正することにより、下限値との中間値である目標値Oaを実際の酸素蓄積量に見合うように減少補正することができる(図4(B)参照)。また、上記上限値の減少補正の代わりに若しくは並行して下限値を減少補正するようにしてもよい。
【0021】
また、ステップ12で、上記酸素蓄積量の算出値Osが適正範囲内に無いと判断されたときは、ステップ17へ進んで算出値Osが上限値を上回っているかを判定し、上回っていると判定されたときはステップ18へ進んで第2空燃比センサ8の出力がリーンであるかを判定する。
ステップ18で第2空燃比センサ8の出力がリーンと判定されたときは、酸素蓄積量の過大な算出値Osに見合って、三元触媒7下流の排気空燃比がリーンになっているので、目標値Oaの補正は不要と判断し、このフローを終了する。
【0022】
一方、ステップ18で第2空燃比センサ8の出力(排気空燃比λrr)がリーンと判定されなかったときは、酸素蓄積量の算出値Osが実際値より大きめに算出されていると判断し、ステップ19で酸素蓄積量の上限値を増大補正することにより、目標値Oaを実際の酸素蓄積量に見合った値に減少補正することができる(図4(C)参照)。また、上記上限値の増大補正の代わりに若しくは並行して下限値を増大補正するようにしてもよい。
【0023】
また、ステップ17へ進んで算出値Osが上限値を上回っていない、つまり、下限値を下回っていると判定されたときはステップ20へ進んで第2空燃比センサ8の出力がリッチであるかを判定し、リッチと判定されたときは、酸素蓄積量の過小な算出値Osに見合って、三元触媒7下流の排気空燃比λrrがリッチになっているので、酸素吸着/脱離速度osの補正は不要と判断し、このフローを終了する。
【0024】
一方、ステップ20で第2空燃比センサ8の出力がリッチと判定されなかったときは、酸素蓄積量の算出値Osが実際値より小さめに算出されていると判断し、ステップ21で酸素蓄積量の下限値を減少補正することにより、実際の酸素蓄積量に見合った目標値Oaに修正することができる(図4(D)参照)。また、上記下限値の減少補正の代わりに若しくは並行して上限値を減少補正するようにしてもよい。
【0025】
以上示したように、酸素蓄積量の算出値Osを、第2空燃比センサ8により検出される三元触媒7下流の排気空燃比と照合しつつ酸素蓄積量の目標値Oaを補正することにより、酸素蓄積量を正しく設定された目標値Oa目標値に収束させて目標空燃比λaに高精度にフィードバック制御させることができ、排気浄化性能を良好に維持することができる。
【0026】
なお、触媒上流の第1空燃比センサは、基本的な空燃比フィードバック制御に供するので、広域型空燃比センサを用いることで高精度な制御を行え、触媒下流の第2空燃比センサも広域型空燃比センサを用いれば、精度を高められるが、簡易的にはリッチ・リーン反転型のいわゆる酸素センサを用いてコスト削減を図れる。ただし、上記図3のステップ13において該酸素センサで理論空燃比近傍を判定する必要があるため、該理論空燃比近傍の出力特性をリニアライズするのが好ましい。
【0027】
更に、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術的思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項1〜5のいずれか1つに記載の内燃機関の空燃比制御装置において、前記酸素蓄積量の目標値を、前記適正範囲を規定する上限値と下限値との中間値に設定し、該目標値の補正は、上限値と下限値の少なくとも一方を補正することにより行うことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
【0028】
この構成によれば、適正範囲を補正しながら目標値を補正でき、再度目標値を補正する際の適正範囲と触媒下流排気空燃比を比較する際の判定精度を良好に維持できる。
(ロ)前記(イ)項に記載の内燃機関の空燃比制御装置において、前記酸素蓄積量の算出値が前記適正範囲内にあるときに、前記第2空燃比センサの出力値が基準値よりリッチである場合は、酸素蓄積量の下限値または上限値の少なくとも一方を増大補正することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
【0029】
この構成によれば、前記酸素蓄積量の算出値が前記適正範囲内にあるときに、前記第2空燃比センサの出力値が基準値よりリッチである場合は、酸素蓄積量の算出値が大きすぎると判断できるので、酸素蓄積量の下限値または上限値の少なくとも一方を増大補正することで、上限値と下限値の中間値で設定される酸素蓄積量の目標値を増大補正して、該目標値を実際の酸素蓄積量に見合った適正値に補正できる。
【0030】
(ハ)前記(イ)項または(ロ)項に記載の内燃機関の空燃比制御装置において、前記酸素蓄積量の算出値が前記適正範囲内にあるときに、前記第2空燃比センサの出力値が基準値よりリーンである場合は、酸素蓄積量の上限値または下限値の少なくとも一方を減少補正することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
【0031】
この構成によれば、前記酸素蓄積量の算出値が前記適正範囲内にあるときに、前記第2空燃比センサの出力値が基準値よりリーンである場合は、酸素蓄積量の算出値が小さすぎると判断できるので、酸素蓄積量の上限値または下限値の少なくとも一方を減少補正することで、上限値と下限値の中間値で設定される酸素蓄積量の目標値を減少補正して、該目標値を実際の酸素蓄積量に見合った適正値に補正できる。
【0032】
(ニ)請求項4に記載の内燃機関の空燃比制御装置において、前記酸素蓄積量の算出値が上限値を上回るときに前記第2空燃比センサの出力値が基準値よりリーンでない場合は、前記酸素蓄積量の目標値を上下限値の中間値に設定し、該上下限値の一方を増大補正することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
この構成によれば、酸素蓄積量の算出値が大きすぎると判断できるので、目標値を上限値と下限値の中間値で設定し、上下限値の一方を増大補正することで目標値を増大補正することができる。
【0033】
(ホ)請求項5に記載の内燃機関の空燃比制御装置において、前記酸素蓄積量の算出値が下限値を下回るときに前記第2空燃比センサの出力値が基準値よりリッチでない場合は、前記酸素蓄積量の目標値を上下限値の中間値に設定し、該上下限値の一方を減少補正することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
この構成によれば、酸素蓄積量の算出値が小さすぎると判断できるので、目標値を上限値と下限値の中間値で設定し、上下限値の一方を減少補正することで目標値を減少補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるエンジンのシステム構成を示す図。
【図2】実施形態の空燃比フィードバック制御を示すフローチャート。
【図3】実施形態における触媒の酸素蓄積量の算出パラメータを補正する制御を示すフローチャート。
【図4】実施形態における触媒の酸素蓄積量の目標値を補正するときの様子を示す図。
【符号の説明】
1…エンジン  2…燃料噴射弁  6…排気通路  7…三元触媒  8…第1空燃比センサ  9…第2空燃比センサ  10…コントロールユニット
14…エアフローメータ  15…クランク角センサ

Claims (5)

  1. 内燃機関の排気通路に介装される排気浄化用の触媒の上流側に第1空燃比センサ、下流側に第2空燃比センサを配設し、前記第1空燃比センサの出力と前記触媒の酸素吸着/脱離特性とに基づいて該触媒の酸素蓄積量を算出し、該酸素蓄積量を目標値とするように空燃比をフィードバック制御する一方、前記酸素蓄積量の算出値と前記第2空燃比センサの出力値とが適合した関係から外れる場合、前記酸素蓄積量の目標値を補正することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
  2. 前記酸素蓄積量の算出値が適正範囲内にあるときに前記第2空燃比センサの出力値が基準値よりリッチである場合は、前記酸素蓄積量の目標値を大きい値に補正することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  3. 前記酸素蓄積量の算出値が適正範囲内にあるときに前記第2空燃比センサの出力値が基準値よりリーンである場合は、前記酸素蓄積量の目標値を小さい値に補正することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  4. 前記酸素蓄積量の算出値が上限値を上回るときに前記第2空燃比センサの出力値が基準値よりリーンでない場合は、前記酸素蓄積量の目標値を大きい値に補正することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  5. 前記酸素蓄積量の算出値が下限値を下回るときに前記第2空燃比センサの出力値が基準値よりリッチでない場合は、前記酸素蓄積量の目標値を小さい値に補正することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の内燃機関の空燃比制御装置。
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