JP2004036395A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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JP2004036395A JP2002190342A JP2002190342A JP2004036395A JP 2004036395 A JP2004036395 A JP 2004036395A JP 2002190342 A JP2002190342 A JP 2002190342A JP 2002190342 A JP2002190342 A JP 2002190342A JP 2004036395 A JP2004036395 A JP 2004036395A
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武田 浩一
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Abstract

【課題】主軸の上部及び下部を夫々軸支するメインフレームの軸受部とサブフレームの軸受部との同軸度を高め、主軸が円滑に回転するようにし、スクロール圧縮機の耐久性を向上させる。
【解決手段】メインフレーム6の外周縁に、下端面がステータ11の上面に当接する円筒状の上部延出部6bを下方に延びるように形成し、同心円上に複数の挿通孔6cと、同挿通孔6cに連なるネジ挿通孔6dとを穿設する。同様に、サブフレーム12の外周縁に、上端面が前記ステータ11の下面に当接する円筒状の下部延出部12bを上方に延びるように形成し、同心円上に複数の挿通孔12cと、同挿通孔12cに連なるネジ挿通孔12dとを穿設する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクロール圧縮機に関わり、より詳細には、主軸の上部を軸支するメインフレームの軸受部と、主軸の下部を軸支するサブフレームの軸受部との同軸度を高める構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
密閉型圧縮機の一つである従来のスクロール圧縮機は、例えば図6で示すように、密閉容器1内の上部に圧縮部2を、下部に電動機部3を設けるとともに、前記圧縮部2の上方に吐出室4を、前記電動機部3の下方にサブフレーム32により区画された潤滑油溜まりを夫々設けている。前記圧縮部2は、前記密閉容器1の内壁に溶接により接合された円柱状のメインフレーム30と、鏡板に渦巻き状のラップ7aを形成した固定スクロール7と、前記ラップ7aに噛み合うように渦巻き状のラップ8aを形成し、旋回運動を行う旋回スクロール8とで構成され、前記電動機部3は、前記密閉容器1の内壁に固着された円筒状のステータ31及びロータと、上端に前記旋回スクロール8を駆動させるクランク軸9aを備え、上部を前記メインフレーム30の軸受部30aに、下部を前記サブフレーム32の軸受部32aに夫々軸支された主軸9とからなる電動機が設けられている。また、前記密閉容器1の上部側面には前記圧縮部2に冷媒ガスを導入する吸込管13が、前記電動機部3に対応する側面には高圧となった冷媒ガスを外部に導出する吐出管14が夫々接続されている。
【0003】
前記吸込管13から前記圧縮部2に導入された冷媒ガスは、前記固定スクロール7と前記旋回スクロール8とのラップの噛み合いにより形成された圧縮室が中心部に移行するのにつれ次第に圧縮されて高圧となり、前記固定スクロール7に穿設された吐出孔7bから前記吐出室4に吐出されるようになっている。同吐出室4に吐出された高圧の冷媒ガスは前記電動機部3に導かれ、前記吐出管14により外部に導出されるようになっている。
【0004】
前記密閉容器1は、ロール状に曲げ加工された円筒状のメインシェル1aと、同メインシェル1aの開放された上面に溶接により接合されるアッパーシェル1bと、開放された下面に溶接により接合されるボトムシェル1cとからなり、上記したスクロール圧縮機を組立てる際は、まず、前記メインシェル1aの内壁に前記ステータ31を焼嵌加工により固着する。次に、前記メインフレーム30と前記サブフレーム32とを接合部33で示すように、前記メインシェル1aの内壁に溶接により接合し、続いて前記主軸9を前記メインフレーム30と前記サブフレーム32とに軸支させる。そして他の部材を組付けた後、前記アッパーシェル1bとボトムシェル1cとを前記メインシェル1aに溶接により接合するようになっている。
【0005】
しかしながら、前記メインフレーム30と前記サブフレーム32とを前記メインシェル1aに溶接する際、溶接箇所が高温となることにより、これらに局部的な熱膨張が起こり、温度が低下してもその歪みが残存する場合がある。残存歪みが発生すると、前記メインフレーム30の軸受部30a軸芯と、前記サブフレーム32の軸受部32a軸芯とに僅かなズレが生じ、所謂同軸度が低くなる。同軸度が低くなると前記主軸9の円滑な回転に影響を与えるのみならず、スクロール圧縮機そのものの耐用年数にも影響を与える場合があり、その対応が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑み、メインフレームに設けられた軸受部と、サブフレームに設けられた軸受部とに軸芯のズレが生じないようにして、所謂同軸度を向上させることのできるスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、密閉容器内に冷媒を圧縮する圧縮部と、ステータとロータを固着した主軸とを備え前記圧縮部を駆動する電動機部とを設けるとともに、同電動機部とサブフレームにより区画された潤滑油溜まりを設け、前記密閉容器の一側に接続された吸込管により冷媒ガスを前記圧縮部に導入して圧縮し、高圧となった冷媒ガスを前記密閉容器の一側に接続された吐出管により外部に導出してなる密閉型圧縮機において、
前記圧縮部を構成するメインフレームの外周縁下面に、下端面が前記ステータの上面に当接する上部延出部を設けるとともに、前記メインフレームの上面から前記上部延出部の下面にかけて複数のネジ挿通孔を穿設する一方、前記サブフレームの外周縁上面に、上端面が前記ステータの下面に当接する下部延出部を設けるとともに、前記サブフレームの下面から前記下部延出部の上面にかけて複数のネジ挿通孔を上下に穿設し、前記ステータの上下面に前記メインフレームと前記サブフレームとに設けられたネジ挿通孔に対応するネジ孔を穿設して、
前記メインフレームのネジ挿通孔にネジを挿通させ、前記ステータのネジ孔に螺合させ、前記サブフレームのネジ挿通孔にネジを挿通させ、前記ステータのネジ孔に螺合させることにより前記メインフレームと前記サブフレームとを前記ステータに固定してなる構成となっている。
【0008】
また、前記メインフレームと前記サブフレームとに形成された前記上部延出部及び前記下部延出部に替わり、円筒状に形成されたスペーサを前記メインフレームと前記ステータとの間及び前記サブフレームと前記ステータの間に介挿してなる構成となっている。
【0009】
また、前記ステータのネジ孔に替わり、同ステータの上面から下面にかけ貫通する挿通孔を穿設し、長尺ネジを前記メインフレームのネジ挿通孔と前記ステータに穿設された挿通孔と、前記サブフレームのネジ挿通孔とに挿通させ、先端部にナットを螺合させることにより前記メインフレームと前記サブフレームとを前記ステータに固定してなる構成となっている。
【0010】
また、密閉容器内に冷媒を圧縮する圧縮部と、ステータとロータを固着した主軸とを備え前記圧縮部を駆動する電動機部とを設けるとともに、同電動機部とサブフレームにより区画された潤滑油溜まりを設け、前記密閉容器の一側に接続された吸込管により冷媒ガスを前記圧縮部に導入して圧縮し、高圧となった冷媒ガスを前記密閉容器の一側に接続された吐出管により外部に導出してなる密閉型圧縮機において、
前記密閉容器の内壁面に、前記メインフレームと前記サブフレームとを係止するリング状のストッパを上下に設け、前記メインフレームと、前記ステータと、前記サブフレームとに夫々連通するネジ挿通孔を複数穿設して、
前記メインフレームと前記サブフレームとを前記ストッパにより係止し、夫々の前記ネジ挿通孔に長尺ネジを挿通させ、同ネジの先端部にナットを螺合することにより、前記メインフレームと前記サブフレームとを前記密閉容器に固定してなる構成となっている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明によるスクロール圧縮機の第一実施例を示す断面図であり、図2から図5は夫々他の実施例を示す断面図である。
まず、第一実施例について説明する。本発明によるスクロール圧縮機は、図1で示すように、メインシェル1aと、同メインシェル1aの開放された上下面に溶接により夫々接合されるアッパーシェル1b及びボトムシェル1cとで密閉容器1を形成し、同密閉容器1内の上部に圧縮部2を、下部に電動機部3を設けるとともに、前記圧縮部2の上方に吐出室4を、前記電動機部3の下方にサブフレーム12により区画されて潤滑油を貯留する潤滑油溜まり5を夫々設けている。前記圧縮部2は、メインフレーム6と、鏡板上に渦巻き状のラップ7aを形成し、前記メインフレーム6に対向するように設けられた固定スクロール7と、前記ラップ7aに噛み合うように渦巻き状のラップ8aを形成し、旋回運動を行う旋回スクロール8とで構成され、同旋回スクロール8が旋回運動を行うのに従い、前記ラップ7aと前記ラップ8aとの噛み合いにより形成された圧縮室は容積を減少させながら中心部に移行し、同圧縮室に封じ込められた冷媒ガスを圧縮して低圧ガスから高圧ガスへと変換させるようになっている。
【0012】
前記電動機部3に設けられた電動機は、前記メインシェル1aの内壁面に焼嵌により固着された円筒状のステータ11と、ロータ10を備えるとともに、上端に形成されたクランク軸10aにより前記旋回スクロール7を旋回駆動させる主軸9とからなり、同主軸9の中心軸上に穿設された潤滑油給路を介して、前記潤滑油溜まり5に貯留された潤滑油は、前記主軸9の上部を支承する前記メインフレーム6の軸受部6aに給油されるようになっている。また、前記密閉容器1の上部側面には前記圧縮部2に冷媒ガスを導入する吸込管14aが、前記電動機部3に対応した側面には高圧となった冷媒ガスを外部に導出する吐出管14bが夫々接続されている。
【0013】
前記吸込管14aから前記圧縮部2に導入された冷媒ガスは、同圧縮部2により圧縮されて高圧となり、前記固定スクロール7に穿設された吐出孔7bから前記吐出室4に吐出される。吐出された冷媒ガスは前記固定スクロール7と前記メインフレーム6の側端に形成されたガス通路を介して前記電動機部3に導かれ、前記吐出管14bを介して外部に導出されるようになっている。
【0014】
前記メインフレーム6の外周縁には、下端面が前記ステータ11の上面に当接する円筒状の上部延出部6bが下方に延びるように形成され、また前記メインフレーム6の上面から前記上部延出部6bの下面にかけて、同心円上に複数の挿通孔6cと、同挿通孔6cに連なるネジ挿通孔6dとが穿設されている。同様に、前記サブフレーム12の外周縁には上端面が前記ステータ11の下面に当接する円筒状の下部延出部12bが上方に延びるように形成され、また前記サブフレーム12の下面から前記下部同延出部12bの上面にかけて、同心円上に複数の挿通孔12cと、同挿通孔12cに連なるネジ挿通孔12dとが穿設されている。また、前記ステータ11の上面には前記ネジ挿通孔6dに対応するネジ孔11aが、下面には前記ネジ挿通孔12dに対応するネジ孔11bが夫々穿設されている。
【0015】
次に、上記したスクロール圧縮機の組立手順について説明する。まずロール状に巻回加工された前記メインシェル1a内に、円筒状に形成された前記ステータ11を挿入し焼嵌処理により内壁面に固着する。次に、前記メインフレーム6を前記上部延出部6bの下端面が前記ステータ11の上面に密着するように、前記メインシェル1a内に挿入する。続いてネジ13aを前記挿通孔6c及びネジ挿通孔6bに挿通させるとともに、前記ステータ11に穿設されたネジ孔11aに螺合させる。これにより前記メインフレーム6は前記メインシェル1a内に固定されるようになっている。次に、前記主軸9を前記メインフレーム6の上方から前記軸受部6aに挿通させる一方、焼嵌処理により同主軸9にロータ10を固着する。続いて前記サブフレーム12を前記下部延出部12bの上端面が前記ステータ11の下面に密着するように前記メインシェル1a内に挿入するとともに、同サブフレーム12に設けられた軸受部12aに前記主軸9の下部を挿通させる。続いて前記軸受部12aの軸芯と前記メインフレーム6の軸受部6a軸芯とが一致するように調芯作業を行いながら、ネジ13bを前記挿通孔12c及びネジ挿通孔12bに挿通させるとともに、前記ステータ11に穿設されたネジ孔11bに螺合させる。これにより、前記サブフレーム12が前記メインシェル1a内に固定される一方、前記軸受部6aと前記軸受部12aとの同軸度を高めて組立を行えるようになっている。この後、他の部材を組付け、前記メインシェル1aに対して前記アッパーシェル1bと前記ボトムシェル1cを溶接により接合する。
【0016】
上記したように、前記メインフレーム6と前記サブフレーム12とを前記ステータ11に螺着することにより、溶接により前記メインシェル1aに固着した際の残存歪みの発生を防止することができ、前記メインフレーム6の軸受部6aと前記サブフレーム12の軸受部12aとの所謂同軸度が高まることにより、前記主軸9が円滑な回転を行える一方、耐久性に優れたスクロール圧縮機とすることができるようになっている。
【0017】
次に、他の実施例について説明する。図2で示す実施例は、上記した第一実施例において、前記ステータ11に穿設されたネジ孔に替わり、同ステータ11の上面から下面にかけ貫通する挿通孔11cを穿設し、長尺ネジ13cを前記メインフレームのネジ挿通孔6dと前記挿通孔11cと前記サブフレーム12のネジ挿通孔12dとに挿通させ、先端部にナット13dを螺合することにより前記メインフレーム6と前記サブフレーム12とを固定するようになっている。これにより部品点数と組立工数とを低減できるようになっている。
【0018】
図3で示す実施例は、前記メインフレームに設けられた延出部に替わり、高精度の寸法公差で形成された円筒状のスペーサ17をメインフレーム15とステータ11上面との間に介挿し、またサブフレーム16と前記ステータ11下面との間にも同様に円筒状のスペーサ18を介挿するようにして、前記メインフレーム15と前記サブフレーム17との平行度を高めるようになっている。また図4で示す実施例は、図3で示した実施例において、ステータ11に上面から下面にかけ貫通する挿通孔を穿設し、長尺ネジ13cを前記メインフレーム15と前記スペーサ17と前記ステータ11の挿通孔と前記スペーサ18と前記サブフレーム16のネジ挿通孔にかけて挿通させ、先端部にナット13dを螺合して前記メインフレーム15と前記サブフレーム16とを固定するようにしている。
【0019】
また、図5で示す実施例は、メインシェルの内壁面にリング状に形成されたストッパ22を上下に設ける一方、ステータ20に挿通孔20aを穿設し、メインフレーム19とサブフレーム21とを前記ストッパ22により夫々係止させ、一端にネジ溝23aを螺刻した長尺のネジ23を前記メインフレーム19に穿設された挿通孔19aと前記ステータ20に穿設された挿通孔20aに挿通させるとともに、前記ネジ溝23aをサブフレーム21に穿設された挿通孔21aに突設させ、ナット24を螺合させることにより前記メインフレーム19と前記サブフレーム21とを固定するようになっている。これにより部品点数の低減をはかれるようになっている。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、メインフレームとサブフレームとに、ステータに当接する上部延出部及び下部延出部をを夫々設けるとともに、同延出部に穿設されたネジ挿通孔によりこれらを螺着することにより、メインフレームの軸受部と、サブフレームの軸受部との所謂同軸度を高めて耐久性に優れたスクロール圧縮機とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスクロール圧縮機の第一実施例を示す断面図である。
【図2】他の実施例によるスクロール圧縮機を示す断面図である。
【図3】他の実施例によるスクロール圧縮機を示す断面図である。
【図4】他の実施例によるスクロール圧縮機を示す断面図である。
【図5】他の実施例によるスクロール圧縮機を示す断面図である。
【図6】従来例によるスクロール圧縮機を示す断面図である。
【符号の説明】
1密閉容器
1a メインシェル
1b アッパーシェル
1b ボトムシェル
2 圧縮部
3 電動機部
4 吐出室
5 潤滑油溜まり
6 メインフレーム
6a 軸受部
6b  上部延出部
6c 挿通孔
6d ネジ挿通孔
7 固定スクロール
7a ラップ
7b 吐出孔
8 旋回スクロール
8a ラップ
9 主軸
9a クランク軸
10 ロータ
11 ステータ
11a ネジ孔
11b ネジ孔
11c 挿通孔
12 サブフレーム
12a 軸受部
12b 下部延出部
12c 挿通孔
12d ネジ挿通孔
13a ネジ
13b ネジ
13c 長尺ネジ
13d ナット
14a 吸込管
14b 吐出管
15 メインフレーム
16 サブフレーム
17 スペーサ
18 スペーサ
19 メインフレーム
19a 挿通孔
20 ステータ
20a 挿通孔
21 サブフレーム
21a 挿通孔
22 ストッパ
23 ネジ
23a ネジ溝
24 ナット

Claims (4)

  1. 密閉容器内に冷媒を圧縮する圧縮部と、ステータとロータを固着した主軸とを備え前記圧縮部を駆動する電動機部とを設けるとともに、同電動機部とサブフレームにより区画された潤滑油溜まりを設け、前記密閉容器の一側に接続された吸込管により冷媒ガスを前記圧縮部に導入して圧縮し、高圧となった冷媒ガスを前記密閉容器の一側に接続された吐出管により外部に導出してなる密閉型圧縮機において、
    前記圧縮部を構成するメインフレームの外周縁下面に、下端面が前記ステータの上面に当接する上部延出部を設けるとともに、前記メインフレームの上面から前記上部延出部の下面にかけて複数のネジ挿通孔を穿設する一方、前記サブフレームの外周縁上面に、上端面が前記ステータの下面に当接する下部延出部を設けるとともに、前記サブフレームの下面から前記下部延出部の上面にかけて複数のネジ挿通孔を上下に穿設し、前記ステータの上下面に前記メインフレームと前記サブフレームとに設けられたネジ挿通孔に対応するネジ孔を穿設して、
    前記メインフレームのネジ挿通孔にネジを挿通させ、前記ステータのネジ孔に螺合させ、前記サブフレームのネジ挿通孔にネジを挿通させ、前記ステータのネジ孔に螺合させることにより前記メインフレームと前記サブフレームとを前記ステータに固定してなることを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 前記メインフレームと前記サブフレームとに形成された前記上部延出部及び前記下部延出部に替わり、円筒状に形成されたスペーサを前記メインフレームと前記ステータとの間及び前記サブフレームと前記ステータの間に介挿してなることを特徴とする請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 前記ステータのネジ孔に替わり、同ステータの上面から下面にかけ貫通する挿通孔を穿設し、長尺ネジを前記メインフレームのネジ挿通孔と前記ステータに穿設された挿通孔と、前記サブフレームのネジ挿通孔とに挿通させ、先端部にナットを螺合させることにより前記メインフレームと前記サブフレームとを前記ステータに固定してなることを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の密閉型圧縮機。
  4. 密閉容器内に冷媒を圧縮する圧縮部と、ステータとロータを固着した主軸とを備え前記圧縮部を駆動する電動機部とを設けるとともに、同電動機部とサブフレームにより区画された潤滑油溜まりを設け、前記密閉容器の一側に接続された吸込管により冷媒ガスを前記圧縮部に導入して圧縮し、高圧となった冷媒ガスを前記密閉容器の一側に接続された吐出管により外部に導出してなる密閉型圧縮機において、
    前記密閉容器の内壁面に、前記メインフレームと前記サブフレームとを係止するリング状のストッパを上下に設け、前記メインフレームと、前記ステータと、前記サブフレームとに夫々連通するネジ挿通孔を複数穿設して、
    前記メインフレームと前記サブフレームとを前記ストッパにより係止し、夫々の前記ネジ挿通孔に長尺ネジを挿通させ、同ネジの先端部にナットを螺合することにより、前記メインフレームと前記サブフレームとを前記密閉容器に固定してなることを特徴とする密閉型圧縮機。
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