JP2004036163A - 安全対策用支柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】建物構造物に対する接触面積が広く、かつ、ボルトに荷重が直接かからないようにして建物構造物への固定強度を向上させることができ、信頼性の高い安全対策用支柱を提供する。
【解決手段】支柱本体12の下端部に側方へ突出する一対の上部挟持ブラケット14を固定し、上記挟持ブラケット14で上下可能に保持され、締め付けボルト29の操作で上下動が付与される下部挟持体20の下端部に側方へ突出する下部挟持ブラケット22を固定し、上記上部挟持ブラケット14と下部挟持ブラケット22の上下対向面が建物構造物を挟む平坦な挟持面に形成されている。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、各種建物の構築現場において、高所からの墜落事故を防止するため、親綱ロープを張設したり、安全手摺りを設置する場合に使用する安全対策用支柱に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の構築現場において、作業者の高所からの墜落事故を防止するため、各階においては、建物構造物に複数の親綱支柱を固定して立設し、この各親綱支柱の上端間に親綱ロープを張設し、高所作業者は身体に装着した安全帯のフックを親綱ロープに引っかけて作業することにより、墜落事故から身を守るようにしている。
【0003】
また、各階においては、建物構造物に複数の手摺り支柱を固定して立設し、この手摺り支柱間に手摺パイプを取付け、作業床からの墜落事故を防止することも行なわれている。
【0004】
図5は、H型鋼からなる建物構造物Aに親綱ロープを張設するために用いる従来の親綱支柱1を示し、角パイプを用い、上端に親綱ロープの結合環2を設けた支柱本体3の下端部に、建物構造物Aに対する外嵌部材4を一方の側面に突出するよう固定し、この外嵌部材4に建物構造物Aへの外嵌凹欠部5を側縁で開放するよう形成し、外嵌凹欠部5の下面を建物構造物Aの挟持面6とし、外嵌部材4に下端が挟持面6と対向する締め付けボルト7を上下動可能に取付けた構造になっている。
【0005】
なお、図示省略したが、従来の手摺りパイプのための手摺り支柱においても、建物構造物に対する固定は、上記した親綱支柱1の場合と同様の取付構造になっている。
【0006】
このような取付構造は、締め付けボルト7を上昇位置にして外嵌凹欠部5を建物構造物Aに外嵌し、支柱本体3を起立状に保持した状態で、締め付けボルト7を締め付け方向に回動操作し、締め付けボルト7の下端と挟持面6で建物構造物Aを上下から挟持することにより、支柱本体3を建物構造物Aに対して起立配置するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の取付構造は、締め付けボルト7で建物構造物Aを直接締め付けるため、締め緩め時の回動で建物構造物Aに損傷を与えるだけでなく、建物構造物Aに対する締め付けボルト7の接触面積が少ないため、建物構造物Aへの固定強度が低く、安全装置としての信頼性に欠けるという問題がある。
【0008】
また、支柱本体3の固定時に上下動させる締め付けボルト7の下端を建物構造物A上へ載置するため、支柱本体3の仮置き状態が不安定となり、支柱本体3の固定作業が行い難いという問題がある。
【0009】
特に親綱ロープの張設においては、墜落時の荷重が親綱ロープを介して親綱支柱1に加わるため、最近、建物構造物Aに対する親綱支柱1の固定に要求される強度が見直され、より強固な固定力が要求されるようになっている。
【0010】
しかし、上記した従来の取付構造は、締め付けボルト7で建物構造物Aを挟持しているので、墜落時の荷重が直接締め付けボルト7にかかることになり、このため、締め付けボルト7が破損することになり、固定強度の向上が望めないという問題がある。
【0011】
そこでこの発明の課題は、建物構造物に対する接触面積が広く、ボルトに荷重が直接かからないようにして、建物構造物への固定強度を向上させることができ、信頼性の高い安全装置となると共に、支柱本体の固定作業が円滑に行える安全対策用支柱を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、支柱本体の下端部に側方へ突出する上部挟持ブラケットを固定し、上記挟持ブラケットで上下可能に保持され、締め付けボルトの操作で上下動が付与される下部挟持体の下端部に側方へ突出する下部挟持ブラケットを固定し、上記上部挟持ブラケットと下部挟持ブラケットの上下対向面が平坦な挟持面になっている構成を採用したものである。
【0013】
また、請求項2の発明は、上記上部挟持ブラケットと下部挟持ブラケットの何れか一方の平坦な挟持面に、挟持部材となる皿バネを取り付けた構成を採用したものである。
【0014】
請求項3の発明は、支柱本体の下端部に側方へ突出するブラケットを固定し、上記ブラケットのガイドパイプで上下可能に保持され、ボルトの操作で上下動が付与される昇降パイプの下端部に側方へ突出する挟持ブラケットを固定し、上記支柱本体の下端と挟持ブラケットの上下対向面にそれぞれ平坦な挟持面の挟持部材を設けた構成を採用したものである。
【0015】
請求項4の発明は、支柱本体の下端部に側方へ突出する水平のガイドパイプを固定し、上記ガイドパイプで支柱本体に対して進退可能に保持され、ボルトの操作で進退動が付与される可動挟持体を設け、上記支柱本体の下部と可動挟持体の対向面に平坦な挟持面の挟持部材を設けた構成を採用したものである。
【0016】
請求項5の発明は、上記挟持材の平坦な挟持面にゴム等の弾性体を取付けた構成を採用したものである。
【0017】
上記支柱本体は、角パイプを用いて形成され、挟持対向面が平坦な挟持面になっているので、建物構造物に対する接触面積が広く確保することができ、建物構造物への固定強度が向上すると共に、又、挟持部材となる皿バネを採用すれば、建物構造物の挟持が弾力的になり、荷重がかかった場合にこれを弾力的に吸収して逃がすことで固定強度を一段と向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0019】
図1と図2の第1の実施の形態は、H型鋼を用いた建物構造物Aのフランジaに固定する親綱支柱11の例を示し、断面長方形の角パイプを用いた支柱本体12の上端部に親綱ロープの結合環13を固定し、この支柱本体12の下部で、断面長軸方向に位置する両側面に、一対となる上部挟持ブラケット14を前面側に突出するよう固定し、両側の上部挟持ブラケット14の上端に天板15を張設すると共に、上部挟持ブラケット14間の途中に垂直の前板16と、下部で前側の位置に補強水平板17を固定し、支柱本体12の前面板18と前板16及び上部挟持ブラケット14で囲まれた内部が下面で開放する角筒空間19に形成され、支柱本体12の下部に、この角筒空間19を用いて下部挟持体20が上下動可能に取り付けられている。
【0020】
上記下部挟持体20は、角筒空間19に適合する角形の昇降パイプ21を下端の開口から上下動可能に挿入し、この昇降パイプ21の下部で、断面長軸方向に位置する両側面に、一対となる下部挟持ブラケット22を前面側に突出するよう固定し、下部挟持ブラケット22の上端間に水平板23を張設し、この水平板23の上面で両側の位置に挟持用の皿バネ24を固定して形成されている。
【0021】
上記した上部挟持ブラケット14の上端間に固定した天板15と、昇降パイプ21の上端に固定した天板25のそれぞれ両側の位置に、ボルト挿通孔26、27を上下同軸心の配置で設け、昇降パイプ21の天板25には、ボルト挿通孔27の下面側にナット28を固定し、上部挟持ブラケット14の天板15に設けたボルト挿通孔26から挿入した締め付けボルト29を昇降パイプ21のボルト挿通孔27からナット28に螺合することにより、下部挟持部材20は、締め付けボルト29の操作で上下に移動可能となる。
【0022】
上記上部挟持ブラケット14の下面と下部挟持ブラケット22の上面は上下に対向する配置となり、両側の上部挟持ブラケット14の下面が建物建造物Aの上面に載る水平の挟持面30になり、この挟持面30と下部挟持部材22の両側皿バネ24で建物構造物Aを挟持することになる。
【0023】
上記皿バネ24は、図2のように、円形で外周縁から中心に向けて複数のスリット31を放射状に設け、弾力性に優れた構造になっており、底部中央が水平板23上にビス32で固定されている。この皿バネ24は、図示とは逆に上部挟持ブラケット14側に固定するようにしてもよい。
【0024】
この発明の第1の実施の形態の親綱支柱11は、上記のような構成であり、親綱ロープを張設するには、支柱本体12を起立状に保持し、図1(A)のように、上部挟持ブラケット14と下部挟持ブラケット22の上下対向間を、建物構造物AであるH型鋼のフランジaに対して挿入し、両側の上部挟持ブラケット14の挟持面30をフランジa上に載置し、親綱支柱11の仮置き状態で、締め付けボルト29をねじ込み方向に回動させると、下部挟持体20が引き上げられ、上昇位置で皿バネ24がH型鋼のフランジaの下面に圧接し、両側上部挟持ブラケット14の挟持面30と皿バネ24の圧縮状態でフランジaを挟むことにより、親綱支柱11が建物構造物A上に起立固定される。
【0025】
上記のように、親綱支柱11の固定時に支柱本体12の仮置きができるので、支柱本体12の保持が安定し、締め付けボルト29をねじ込みによる固定作業が円滑に行えるという利点がある。
【0026】
このようにして、建物構造物A上に所定の間隔で複数の親綱支柱11を起立固定した後、支柱本体12の上端に固定して結合環13に親綱ロープを張設すればよく、作業者は、安定帯のフックを親綱ロープに引っかけて作業を行なう。
【0027】
作業者の墜落により、親綱ロープを介して親綱支柱11に荷重がかかった場合、両側上部挟持ブラケット14の挟持面30と皿バネ24によるフランジaへの固定部分で荷重を支持することになるが、両側上部挟持ブラケット14の間に設けた角筒空間19に下部挟持体20の昇降パイプ21が嵌合しているので、締め付けボルト29に直接的に荷重のかからない状態となり、強度的に弱い締め付けボルト29が破損するというようなことがない。
【0028】
また、建物構造物Aに対する親綱支柱11の固定が皿バネ24の圧縮により弾力的になっているので、建物構造物Aの固定部分に加わる荷重を皿バネ24の弾性で吸収して逃がすことができ、これにより、十分な固定強度が得られることになる。
【0029】
なお、親綱支柱11の取外しは、上記固定時とは逆に締め付けボルト29を回動して緩めればよく、また、上記した第1の実施の形態において、下部挟持体20の皿バネ24を省き、下部挟持ブラケット22と水平板23の上面を挟持面としてもよく、広い挟持面積を確保できるので、この場合も強固な固定状態が得られることになる。
【0030】
次に図3の第2の実施の形態は、建物構造物Aであるスラブbの端部に親綱ロープを張設するために、用いる親綱支柱11aの例を示し、角パイプを用いた支柱本体41の上端と途中の位置に親綱ロープの結合環42を固定し、この支柱本体41の下端部に外方に突出する一対のブラケット43を固定し、このブラケット43間に上端を固定した垂直の角形ガイドパイプ44に下部挟持体45が上下動可能に取り付けられている。
【0031】
上記支柱本体41の下端に上部挟持部材46が固定され、また、下部挟持体45は、角形ガイドパイプ44に嵌合する昇降パイプ47の下端部に、内方に向けて突出する挟持ブラケット48を固定し、この挟持ブラケット48上に下部挟持部材49が固定され、角形ガイドパイプ44の上端天板50から挿入した締め付けボルト51が、昇降パイプ45内に固定したナット52と螺合し、締め付けボルト51の回動操作で下部挟持体45が上下動するようになっている。
【0032】
上記支柱本体41の上部挟持部材46と下部挟持体45の下部挟持部材49は、それぞれが板状となって上下対向面が平坦な挟持面になり、この挟持面にはゴムのような弾性板53が取付けられている。
【0033】
第2の実施の形態の親綱支柱11aは上記のような構成であり、親綱ロープを張設するには、支柱本体41を起立状に保持し、図3のように、上部挟持部材46と下部挟持部材49の上下対向間を、建物構造物aであるスラブbの端部に対して挿入し、上部挟持部材46をスラブbに載置し、親綱支柱11aの仮置き状態で、締め付けボルト51をねじ込み方向に回動させると、下部挟持部材45が引き上げられ、上昇位置で下部挟持部材49がスラブbの下面に圧接し、上部挟持部材46と下部挟持部材49でスラブbを挟むことにより、親綱支柱11がスラブb上に起立固定される。
【0034】
このようにして、建物構造物A上に所定の間隔で複数の親綱支柱11aを起立固定した後、支柱本体41の上端に固定した結合環42に親綱ロープを張設すればよく、作業者は、安全帯のフックを親綱ロープに引っかけて作業を行う。
【0035】
作業者の墜落により、親綱ロープを介して親綱支柱11aに荷重がかかった場合、上部挟持部材46と下部挟持部材49によるスラブbへの固定部分で荷重を支持することになるが、上部挟持部材46と下部挟持部材49は平坦な挟持面になっているので、挟持面積が広くなって十分な固定強度が確保でき、しかも、角形ガイドパイプ44内に昇降パイプ47が嵌合しているので、締め付けボルト51に直接的に荷重のかからない状態となり、強度的に弱い締め付けボルト51が破損するというようなことがない。
【0036】
なお、親綱支柱11aの取外しは、上記固定時とは逆に締付けボルト51を回動して緩めればよい。
【0037】
図4の第3の実施の形態は、建物構造物Aであるスラブbの端部に立ち上がり部分cを利用して親綱ロープを張設するための親綱支柱11bの例を示し、角パイプを用いた支柱本体61の上端と途中の位置に親綱ロープの結合環62を固定し、この支柱本体61の下端部に支柱本体61を貫通して外方に突出する水平の角形ガイドパイプ63を固定し、該角形ガイドパイプ63に挟持体64が前後に移動可能に取付けられている。
【0038】
上記挟持体64は、角形ガイドパイプ63に嵌合する水平パイプ65の先端に、下方にむけて突出する挟持パイプ66を直角に固定し、この挟持パイプ66の下端と支柱本体61の下端の対向面に挟持部材67と68が固定され、角形ガイドパイプ63の端板69から挿入した締め付けボルト70が、水平パイプ65内に固定したナット71と螺合し、締め付けボルト70の回動操作で挟持体64が前後動するようになっている。
【0039】
上記支柱本体61の挟持部材67と挟持パイプ66の挟持部材68は、それぞれが板状となって両側対向面が平坦な挟持面になり、この挟持面にはゴムのような弾性板72が取付けられている。
【0040】
第3の実施の形態の親綱支柱は、上記のような構成であり、親綱ロープを張設するには、支柱本体61を起立状に保持し、図1のように、支柱本体61の挟持部材67と挟持パイプ66の挟持部材68の対向間を、建物構造物Aであるスラブbの立ち上がり部分cに対して挿入し、親綱支柱11bを保持した状態で、締め付けボルト70をねじ込み方向に回動させると、挟持体64が引き寄せられ、引き寄せ位置で挟持部材68が立ち上がり部分cの外面に圧接し、挟持部材67と68で立ち上がり部分cを横方向から挟むことにより、親綱支柱11bが立ち上がり部分cに起立固定される。
【0041】
このようにして、建物構造物A上に所定の間隔で複数の親綱支柱11bを起立固定した後、支柱本体61の上端に固定した結合環62に親綱ロープを張設すればよく、作業者は、安全帯のフックを親綱ロープに引っかけて作業を行なう。
【0042】
作業者の墜落により、親綱ロープを介して親綱支柱11bに荷重がかかった場合、両挟持部材67と68による立ち上がり部分cへの固定部分で荷重を支持することになるが、両挟持部材67と68は平坦な挟持面になっているので、挟持面積が広くなり、十分な固定強度が確保でき、しかも、角形ガイドパイプ63内に水平パイプ65が嵌合しているので、締め付けボルト70に直接的に荷重のかからない状態となり、強度的に弱い締め付けボルト70が破損するというようなことがない。
【0043】
なお、親綱支柱11bの取外しは、上記固定時とは逆に締め付けボルト70を回動して緩めればよい。
【0044】
上記各実施の形態において、支柱本体12、41、61は、建物構造物Aに対する親綱支柱11、11a、11bとした例を説明したが、建物構造物Aに対する取付け構造をそのまま用いて、支柱本体12、41、61を建物構造物に対する手摺りパイプの固定に用いる手摺り支柱として採用することができ、この場合、親綱ロープの結合環に代えて支柱本体12、41、61にクランプ金具等で手摺りパイプを結合するようにすればよい。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、この発明によると、支柱本体の建物構造物に対する固定部分を、ボルトの締め付けで支柱本体を建物構造物に固定する平坦な挟持面に形成したので、建物構造物に対する固定部分の挟持面積が広くなり、十分な固定強度が確保できることになり、しかも、締め付けボルトに直接的に荷重のかからない構造になっているので、強度的に弱い締め付けボルトが破損するというようなことがなく、親綱支柱や手摺り支柱の安全強度を大幅に向上させることができる。
【0046】
また、一方の挟持面に皿ばねを設けて挟持部材とすれば、建物構造物への固定部分に加わる荷重を皿バネの弾性で吸引して逃がすことができ、これにより十分な固定強度が得られることになり、より強固な固定力の要求に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は親綱支柱の第1の実施の形態を示す取付け状態の縦断正面図、(B)は同平面図
【図2】第1の実施の形態の親綱支柱を示す分野斜視図
【図3】親綱支柱の第2の実施の形態を示す取付け状態の縦断正面図
【図4】親綱支柱の第3の実施の形態を示す取付け状態の縦断正面図
【図5】従来の親綱支柱を示す取付け状態の縦断正面図
【符号の説明】
11   親綱支柱
11a  親綱支柱
11b  親綱支柱
12   支柱本体
13   結合環
14   上部挟持ブラケット
15   天板
16   前板
17   補強水平板
18   前面板
19   角筒空間
20   下部挟持体
21   昇降パイプ
22   下部挟持ブラケット
23   水平板
24   皿バネ
25   天板
26   ボルト挿通孔
27   ボルト挿通孔
28   ナット
29   締め付けボルト
30   挟持面
31   スリット
32   ビス
41   支柱本体
42   結合環
43   ブラケット
44   角形ガイドパイプ
45   下部挟持体
46   上部挟持部材
47   昇降パイプ
48   挟持ブラケット
49   下部挟持部材
50   天板
51   締め付けボルト
52   ナット
53   弾性板
61   支柱本体
62   結合環
63   角形ガイドパイプ
64   挟持体
65   水平パイプ
66   水平パイプ
67   挟持部材
68   挟持部材
69   端板
70   締め付けボルト
71   ナット
72   弾性板

Claims (5)

  1. 支柱本体の下端部に側方へ突出する上部挟持ブラケットを固定し、上記挟持ブラケットで上下可能に保持され、締め付けボルトの操作で上下動が付与される下部挟持体の下端部に側方へ突出する下部挟持ブラケットを固定し、上記上部挟持ブラケットと下部挟持ブラケットの上下対向面が平坦な挟持面になっている安全対策用支柱。
  2. 上記上部挟持ブラケットと下部挟持ブラケットの何れか一方の平坦な挟持面に、挟持部材となる皿バネを取り付けた請求項1に記載の安全対策用支柱。
  3. 支柱本体の下端部に側方へ突出するブラケットを固定し、上記ブラケットのガイドパイプで上下可能に保持され、ボルトの操作で上下動が付与される昇降パイプの下端部に側方へ突出する挟持ブラケットを固定し、上記支柱本体の下端と挟持ブラケットの上下対向面にそれぞれ平坦な挟持面の挟持部材を設けた安全対策用支柱。
  4. 支柱本体の下端部に側方へ突出する水平のガイドパイプを固定し、上記ガイドパイプで支柱本体に対して進退可能に保持され、ボルトの操作で進退動が付与される可動挟持体を設け、上記支柱本体の下部と可動挟持体の対向面に平坦な挟持面の挟持部材を設けた安全対策用支柱。
  5. 上記挟持材の平坦な挟持面にゴム等の弾性体を取付けた請求項3又は4に記載の安全対策用支柱。
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