JP2004035042A - 容器 - Google Patents

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八島 昇
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Abstract

【課題】剤を回収して再吐出させることのできる容器において、部品点数を削減するとともに、再吐出性を向上すること。
【解決手段】外容器10の中に内容器20を納め、外容器10の剤Aを吐出させる外ノズル32の中に内容器20の剤Bを吐出させる内ノズル34を配置し、外ノズル32の周囲に再吐出壁38を配置した容器1であって、外ノズル32を備えるノズル構成体30に再吐出壁38を一体成形し、再吐出壁38を吐出方向に向けて拡開したもの。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液体又は固体の剤を吐出する容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
2重容器として、外容器の中に内容器を納め、外容器に装填してある剤を吐出させる外ノズルの中に内容器に装填してある剤を吐出させる内ノズルを配置するものがある。従来の2重容器では、外ノズルや内ノズルの周辺に付着した残液や、計量キャップに残った残液を回収するための剤回収部を備えている。
【0003】
ところが、従来技術では、容器の次回使用時に、容器を傾けると、剤回収部に溜まった回収液がその外縁から流れ落ち、周辺を汚損してしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本出願人は、特願2001−211373により、剤を回収するとともに、次回使用時にこの回収剤を周辺に垂れ流すことなく、外ノズルや内ノズルからの吐出剤とともに注ぎ出し可能とするために、外ノズルの周囲に、剤を回収して再吐出させる再吐出壁を配置したものを提案している。
【0005】
しかしながら、特願2001−211373のものは、外ノズルと内ノズルを備えるノズル構成体に対し、再吐出壁を別部品にしており、コスト高になる。また、再吐出壁が吐出方向に向けて垂直よりも内側に狭まるように設けられており、容器の傾け角を大きくしないと再吐出壁から残液を再吐出できない。
【0006】
本発明の課題は、剤を回収して再吐出させることのできる容器において、部品点数を削減するとともに、再吐出性を向上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、外容器の中に内容器を納め、外容器に装填してある剤を吐出させる外ノズルの中に内容器に装填してある剤を吐出させる内ノズルを配置し、剤を回収して再吐出させる再吐出壁を外ノズルの周囲に配置した容器であって、外ノズルを備えるノズル構成体に再吐出壁を一体成形し、該再吐出壁を吐出方向に向けて拡開したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)(図1)
容器1は、図1に示す如く、混ざると反応するような互いに性質の異なる2剤A、Bを同時に吐出させる2剤吐出容器であり、外容器10、内容器20、ノズル構成体30、計量キャップ50の、それぞれ樹脂成形品である全4部品からなる。
【0009】
容器1は、剤Aを収容する外容器10の中に、剤Bを収容する内容器20を納め、外容器10の剤Aを吐出させる後述の外ノズル32の中に、内容器20の剤Bを吐出させる後述の内ノズル34を配置する。
【0010】
外容器10は、容器本体部10Aと把手10B(不図示)を有する。容器本体部10Aは、一端開口の有底状をなし、開口部の外周に打込み部11を備える。
【0011】
内容器20は、容器本体部20Aを有する。容器本体部20Aは、一端開口の有底状をなし、開口部の外周に打込み部21を備える。
【0012】
ノズル構成体30は、打込み筒部30A、外側筒部30B、再吐出用筒部30C、外ノズル筒部30D、内ノズル筒部30Eを有する。
【0013】
ノズル構成体30は、打込み筒部30Aに外容器10の開口部の外周に設けた打込み部11に打込み嵌合される結合部31を備える。ノズル構成体30は、打込み筒部30Aの内側に外側筒部30Bを設け、打込み筒部30Aと外側筒部30Bで外容器10の開口部の内外面を挟み込み嵌合し、打込み筒部30Aと外側筒部30Bを外容器10の開口部に封着し、上述の結合部31により外容器10に結合される。
【0014】
ノズル構成体30は、外ノズル筒部30Dの中に内ノズル筒部30Eを設け、外ノズル筒部30Dと内ノズル筒部30Eの環状間隙を外容器10に連通し、外ノズル筒部30Dの先端に外ノズル32を形成し、外ノズル32に外容器10の剤Aを細粒化して吐出するラッパ状の外吐出口32Aを形成する。ノズル構成体30は、外ノズル筒部30Dと内ノズル筒部30Eの環状間隙の周方向複数位置に、外ノズル筒部30Dと内ノズル筒部30Eをつなぐ整流スリット32Bを設け、外容器10から外吐出口32Aへ流れる剤Aを整流化する。
【0015】
ノズル構成体30は、内ノズル筒部30Eの基端部に設けた結合部33に、内容器の容器本体部20Aの開口に設けた打込み部21を封着状態で打込み嵌合し、内ノズル筒部30Eの基端部に設けたシール部33Aを内容器20の容器本体部20Aの開口に封着状態で嵌合する。ノズル構成体30は、内ノズル筒部30Eの先端に内ノズル34を形成し、内ノズル34は内容器20の剤Bを細粒化して吐出するラッパ状の内吐出口34Aを形成する。内吐出口34Aは軸方向で外吐出口32Aより外方に突出する。ノズル構成体30は、内ノズル34の内周に十字状の整流スリット34Bを備え、内容器20の剤Bの流れを整流化する。
【0016】
ノズル構成体30は、外側筒部30Bと外ノズル30Dの間に再吐出用筒部30Cを設ける。
【0017】
ノズル構成体30は、再吐出用筒部30Cと外ノズル筒部30Dの間の陥凹部を剤回収部35とする。剤回収部35は、外吐出口32Aや内吐出口34Aから液ダレした剤を回収する。
【0018】
ノズル構成体30は、計量キャップ50や外吐出口32A、内吐出口34Aから垂れ落ちる剤を捕捉するための環状の剤捕捉凹部36を再吐出用筒部30Cの外周の下端部に備え、剤捕捉凹部36をスリット状(又は孔状)の連通口37により内周側の下方に形成してある前述の剤回収部35に連通可能とする。剤捕捉凹部36は、容器1の周方向で、外吐出口32A、内吐出口34Aを挟んで容器1の注ぎ出し方向側(外吐出口32A、内吐出口34Aの注ぎ出し方向側)とは反対側に向けて下り勾配となるように傾斜し、最下位部に連通口37を開口する。尚、容器1は、反注ぎ出し方向側に外容器10の把手10Bを設け、この把手10Bの位置により注ぎ出し方向を示すことができる。
【0019】
ノズル構成体30は、再吐出用筒部30Cの筒状の再吐出壁38を剤回収部35から上方に立上げ、再吐出壁38の内周により前述の剤回収部35に回収された剤の排出経路を形成し、再吐出壁38の先端を環状の再吐出口38Aとする。
【0020】
ここで、再吐出用筒部30Cに設けた再吐出壁38は剤回収部35から再吐出口38へ向かう、剤の再吐出方向に向けて、垂直〜拡開、好ましくは拡開している。拡開とは、容器1を正立した状態で、再吐出壁38の壁面が鉛直線に対し、容器1の中心軸から外周側へ連続的又は段階的に張り出る状態(拡径する状態)になることを言う。
【0021】
ノズル構成体30は、外側筒部30Bの先端の外周に、計量キャップ50を螺着するためのねじ部39を備える。
【0022】
計量キャップ50は、有底筒状をなし、外周中間部にノズル構成体30の外側筒部30Bに封着する外周シール部51を備えるとともに、ノズル構成体30の外周筒部30Bに設けたねじ部39に螺着するねじ部52を備える。計量キャップ50は、天井裏側に、外ノズル32の外吐出口32A、内ノズル34の内吐出口34Aにそれぞれ封着するシール部53、54を備える。容器1を傾け、外容器10の剤Aと内容器20の剤Bを、外ノズル32の外吐出口32A、内ノズル34の内吐出口34Aのそれぞれから同時に吐出し、計量キャップ50にて混ぜ合わせて使用に供する。
【0023】
尚、計量キャップ50はノズル構成体30に対し、ノズル構成体30の再吐出用筒部30Cの外周に設けたねじ部に螺着され、計量キャップ50の外周先端部をノズル構成体30の外側筒部30Bの上端面に設けたフランジ部等に封着するものでも良い。
【0024】
容器1は以下の如くに組立てられる。
(1)内容器20とノズル構成体30の組立体を作成する。ノズル構成体30の内ノズル筒部30Eの基端部の結合部33に、内容器20の打込み部21を封着状態で打込み嵌合する。
【0025】
(2)上述(1)の内容器20に剤Bを充填する。
(3)上述(1)、(2)のノズル構成体30のねじ部39に計量キャップ50を封着状態で螺着し、ノズル構成体30の外吐出口32A、内吐出口34Aを封止する。
【0026】
(4)外容器10に剤Aを充填する。
(5)外容器10の開口部に上述(1)〜(3)のノズル構成体30の打込み筒部30Aと外側筒部30Bを封着し、打込み筒部30Aの結合部31を外容器10の打込み部11に挟み込み嵌合を伴う状態で打込み嵌合する。
【0027】
また、容器1は以下の如くに使用される。
(1)計量キャップ50に残った前回計量時の残液は、計量キャップ50からノズル構成体30の外周側の剤捕捉凹部36に捕捉され、連通口37を通って剤回収部35に回収される。容器1の次回使用時に、容器1を傾けると、剤回収部35に溜まった回収剤は再吐出壁38の内面を伝わって再吐出口38Aから吐出される。再吐出壁38は立上り形成されているから、容器1の傾け角が0度〜5度の如くに浅くても、回収剤を周辺に垂れ流して汚すことなく目的部位に向けて、吐出口32A、34Aからの吐出剤A、Bとともに注ぎ出せる。
【0028】
(2)尚、ノズル構成体30の再吐出用筒部30Cの外周側から内周側に連通している連通口37は、外ノズル32と内ノズル34を挟んで容器1の注ぎ出し方向と反対側に位置しており、容器1を注ぎ出し方向に傾けたとき、剤回収部35に溜まった回収剤が上記連通口37を通って再吐出壁38の外面側に洩れ出ることがない。
【0029】
(3)外容器10と内容器20のそれぞれの吐出口32A、34Aから性質の異なる剤A、Bを一定の吐出量割合で同時に計量キャップ50に吐出させ、両剤A、Bを一定の混合割合で混合させることができる。そして、計量キャップ50に残った残液は、上述(1)により剤回収部35に回収され、外容器10や内容器20の中に回収されることがないから、外容器10と内容器20の内容剤A、Bのそれぞれを汚損する虞がない。
【0030】
尚、外容器10の剤Aと内容器20の剤Bの組み合わせとしては、AとBの一方を界面活性剤を含有するアルカリ剤、他方を酸素系漂白剤とし、それらの混合により漂白剤を構成するもの、AとBの一方をビタミン、他方を香料とし、それらの混合により化粧水を構成するもの、AとBの一方を水層(具材)、他方を油層とし、それらの混合により食品ドレッシングを構成するもの、AとBの一方を原液、他方を水等の薄め液とし、それらの混合により食品又は非食品を構成するもの等を採用できる。
【0031】
本実施形態によれば以下の作用がある。
(請求項1に対応する作用)
▲1▼ノズル構成体30に再吐出壁38を一体成形したから、容器1の部品点数を削減できるし、組付工数も削減し、コスト低減できる。
【0032】
▲2▼再吐出壁38を剤回収部35から吐出方向に向けて垂直以上に拡開(垂直壁も含む)したから、容器1の傾け角を大きくしなくても、残液を再吐出し易くできる。
【0033】
▲3▼外ノズル32や内ノズル34の周辺に付着した残液や、計量キャップ50に残った残液を再吐出壁38の内部の剤回収部35に確実に回収することで、残液(剤A、Bの混合液)が外容器10や内容器20の中の内容剤(剤A、Bの単体)に混入することを回避し、それらの内容剤の化学的変質、視覚的変化による価値低下を防止できる。
【0034】
▲4▼計量キャップ50の取外し時に、計量キャップ50が螺着しているノズル構成体30の再吐出壁38が共回りによって外れる異常時には、ノズル構成体30と一体になって外ノズル32と内ノズル34も外れる。従って、使用者は容器1から外ノズル32と内ノズル34がなくなった異常に直ちに気付き、注ぎ出しミスを招かない。
【0035】
▲5▼容器1の詰め替え時には、計量キャップ50をノズル構成体30から取外し、更にノズル構成体30を外容器10から取外せば、ノズル構成体30の取り外しの操作により外ノズル32、内ノズル34、再吐出壁38を一緒に取外すことができる。従って、外容器10に直ちに剤Aを詰め替えできるし、内容器20をノズル構成体30から取外して直ちに内容器20に剤Bを詰め替えできる。
【0036】
(請求項2に対応する作用)
▲6▼ノズル構成体30に外ノズル32と内ノズル34と再吐出壁38を一体成形したから、容器1の部品点数を一層削減できるし、組付工数も削減し、コスト低減できる。
【0037】
(請求項3に対応する作用)
▲7▼内容器20をノズル構成体30に結合させたから、内容器20が結合される専用の結合部材を設ける必要がなく、容器1の部品点数を一層削減できるし、組付工数も削減し、コスト低減できる。
【0038】
(請求項4に対応する作用)
▲8▼2剤吐出容器1において、上述▲1▼〜▲7▼を実現できる。
【0039】
(第2実施形態)(図2)
第1実施形態は、外容器10と内容器20をノズル構成体30に直接的に結合させた。第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、外容器10及び内容器20とノズル構成体30との間に結合部材40を介在させたことにある。
【0040】
結合部材40は、打込み筒部40A、外側筒部40B、つなぎ部40C、内側筒部40Dを有する。
【0041】
結合部材40は、打込み筒部40Aに外容器10の開口部の外周に設けた打込み部11に打込み嵌合させる結合部41を備える。結合部材40は、打込み筒部40Aと外側筒部40Bで外容器10の開口部の内外面を挟み込み、打込み筒部40Aと外側筒部40Bを外容器10の開口部に封着し、上述の結合部41により外容器10に結合される。
【0042】
結合部材40は、外側筒部40Bの上端面にノズル構成体30を封止状態で載せ置き可能とするとともに、ノズル構成体30を螺着するためのねじ部42を外側筒部40Bの上端寄り外周に備える。尚、ノズル構成体30の打込み筒部30Aは、第1実施形態の結合部31に代え、結合部材40のねじ部42とねじ込み嵌合するねじ部31Aを備える。
【0043】
結合部材40は、つなぎ部40Cに、外容器10の剤Aを外吐出口32Aに排出させる複数の孔状の剤通路43を備える。
【0044】
結合部材40は、内側筒部40Dの内周下端側に内容器20の打込み部21を打込み嵌合するための結合部44と、内容器20の容器本体部20Aの開口に封着状態で嵌合するシール部45を備える。
【0045】
結合部材40は、内側筒部40Dの上端内周に、ノズル構成体30の内ノズル筒部30Eのシール部33Aを封着状態で嵌合可能とする。
【0046】
従って、第2実施形態の容器1は以下の如くに組立てられる。
(1)内容器20とノズル構成体30と結合部材40の組立体を作成する。ノズル構成体30のねじ部31Aを結合部材40のねじ部42に螺着し、ノズル構成体30の打込み筒部30Aと外側筒部30Bを封着状態で結合部材40の外側筒部40Bに挟み込み固定化する。このとき、ノズル構成体30の内ノズル筒部30Eのシール部33Aが結合部材40の内側筒部40Dに封着される。また、結合部材40の内側筒部40Dの結合部44に内容器20の容器本体部20Aが封着状態で打込み固定される。
【0047】
(2)上述(1)の内容器20に剤Bを充填する。
(3)上述(1)、(2)のノズル構成体30のねじ部39に計量キャップ50を螺着し、ノズル構成体30の外吐出口32A、内吐出口34Aを封止する。
【0048】
(4)外容器10に剤Aを充填する。
(5)外容器10の開口部に上述(1)〜(3)の結合部材40の打込み筒部40Aと外側筒部40Bを封着し、打込み筒部40Aの結合部41を外容器10の打込み部11に挟み込み嵌合を伴なう状態で打込み嵌合する。
【0049】
第2実施形態の容器1は第1実施形態の容器1と同様に使用される。
本実施形態によれば以下の作用がある。
▲1▼ノズル構成体30に再吐出壁38を一体成形したから、容器1の部品点数を削減できるし、組付工数も削減し、コスト低減できる。
【0050】
▲2▼再吐出壁38を剤回収部35から吐出方向に向けて垂直以上に拡開(垂直壁も含む)したから、容器1の傾け角を大きくしなくても、残液を再吐出し易くできる。
【0051】
▲3▼外ノズル32や内ノズル34の周辺に付着した残液や、計量キャップ50に残った残液を再吐出壁38の内部の剤回収部35に確実に回収することで、残液(剤A、Bの混合液)が外容器10や内容器20の中の内容剤(剤A、Bの単体)に混入することを回避し、それらの内容剤の化学的変質、視覚的変化による価値低下を防止できる。
【0052】
▲4▼計量キャップ50の取外し時に、計量キャップ50が螺着しているノズル構成体30の再吐出壁38が共回りによって外れる異常時には、ノズル構成体30と一体になって外ノズル32と内ノズル34も外れる。従って、使用者は容器1から外ノズル32と内ノズル34がなくなった異常に直ちに気付き、注ぎ出しミスを招かない。
【0053】
▲5▼容器1の詰め替え時には、計量キャップ50をノズル構成体30から取外し、更にノズル構成体30を結合部材40とともに外容器10から取外せば、ノズル構成体30の取り外しの操作により外ノズル32と内ノズル34も一緒に取外される。従って、外容器10に直ちに剤Aを詰め替えできるし、内容器20をノズル構成体30から取外して直ちに内容器20に剤Bを詰め替えできる。
【0054】
▲6▼ノズル構成体30に外ノズル32と内ノズル34と再吐出壁38を一体成形したから、容器1の部品点数を一層削減できるし、組付工数も削減し、コスト低減できる。
▲7▼2剤吐出容器1において、上述▲1▼〜▲6▼を実現できる。
【0055】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、剤を回収して再吐出させることのできる容器において、部品点数を削減するとともに、再吐出性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の容器を示す要部断面図である。
【図2】図2は第2実施形態の容器を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 容器
10 外容器
20 内容器
30 ノズル構成体
32 外ノズル
34 内ノズル
38 再吐出壁

Claims (4)

  1. 外容器の中に内容器を納め、外容器に装填してある剤を吐出させる外ノズルの中に内容器に装填してある剤を吐出させる内ノズルを配置し、剤を回収して再吐出させる再吐出壁を外ノズルの周囲に配置した容器であって、
    外ノズルを備えるノズル構成体に再吐出壁を一体成形し、該再吐出壁を吐出方向に向けて拡開した容器。
  2. 前記ノズル構成体が内ノズルも備える請求項1に記載の容器。
  3. 前記内容器がノズル構成体に結合される請求項1又は2に記載の容器。
  4. 前記外容器と内容器に剤を収容してなる請求項1〜3のいずれかに記載の容器。
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