JP2004034246A - 溝加工用ビトリファイドボンドcbn砥石車 - Google Patents
溝加工用ビトリファイドボンドcbn砥石車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004034246A JP2004034246A JP2002196606A JP2002196606A JP2004034246A JP 2004034246 A JP2004034246 A JP 2004034246A JP 2002196606 A JP2002196606 A JP 2002196606A JP 2002196606 A JP2002196606 A JP 2002196606A JP 2004034246 A JP2004034246 A JP 2004034246A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding wheel
- vitrified bond
- groove
- cbn
- bond cbn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
【課題】砥石車の寿命が長く、ワ−ク研削切屑の砥石側面への溶着がなく、溝入口部、溝中央部、溝奥部での溝段差の小さい溝を与えるビトリファイドボンドCBN砥石車の提供。
【解決手段】円環状台金31の外周にビトリファイドボンドCBN砥石セグメント33複数を円環状に固着して設けた溝加工用ビトリファイドボンドCBN砥石車3であって、該砥石車のビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面はCBN砥粒のCBN砥粒径の1/4〜1/2の目立てがツ−ルにより行なわれており、かつ、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面の幅はワ−クに当接して溝を研削するビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの外周面からビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの基部に向かって暫時傾斜して狭くなっていることを特徴とするビトリファイドボンドCBN砥石車。
【選択図】 図2
【解決手段】円環状台金31の外周にビトリファイドボンドCBN砥石セグメント33複数を円環状に固着して設けた溝加工用ビトリファイドボンドCBN砥石車3であって、該砥石車のビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面はCBN砥粒のCBN砥粒径の1/4〜1/2の目立てがツ−ルにより行なわれており、かつ、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面の幅はワ−クに当接して溝を研削するビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの外周面からビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの基部に向かって暫時傾斜して狭くなっていることを特徴とするビトリファイドボンドCBN砥石車。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、溝入口部、溝中央部および溝奥部の幅が略同一な逆п状の溝をワ−クに研削する際に用いるビトリファイドボンドCBN砥石車および、それを用いてワ−クに溝を研削する方法に関する。
本発明のビトリファイドボンドCBN砥石車は、ワ−ク溝加工時に砥石車両側面への切屑の溶着が無く、両側面の段差の小さい溝を形成することができる。
【0002】
【従来の技術】
金属やセラミックを素材とするワ−クに溝入口部、溝中央部および溝奥部の幅が略同一な逆п状の溝を加工するのに、回転する砥石車を備えた研削装置を用いて溝加工することは公知である。
【0003】
例として、回転する砥石車によりテ−ブル上に設けられたワ−クを研削する成形研削装置を図8と図9に示す。
これら図において、1はNC成形研削装置、2はワ−ク、3は砥石車、4は水平方向(X軸方向)に往復移動可能なテ−ブル、5は作業台、6は電磁チャック、7はサ−ボモ−タ駆動により前後方向(Z軸方向)に移動可能なサドル、8は操作盤、8bは砥石上下切り込み手動パルス発生器ボタン、9はコラム、10は砥石軸頭、11は砥石軸、12は砥石軸頭をサ−ボモ−タ駆動により垂直方向(Y軸方向)に移動する昇降機構、13はモ−タ−、14は螺合体、15はボ−ルスクリュ−ネジ、16は軸受、17は安全保護カバ−、18は研削液供給ノズル、19はベッド、20はタンク、21はフィルタ−、22はポンプ、23は砥石軸モ−タ−、24は制御ユニットである。
【0004】
テ−ブル4は、ベッド19上に設けられた一対の案内面を滑べるサドル7に設けられたV字型軌道部により位置決めされ、テ−ブル4はその係合部(スライダ)により案内面(ガイドレ−ル)に摺動自在に支えられる。
砥石軸の上下送りおよび前後送りが数値制御される成形研削装置の往復移動テ−ブル4上の電磁チャック6上にワ−ク2を固定し、前記砥石軸に備えられた砥石車3を回転させつつ前記ワ−ク面に対し直角方向に切り込み速度5〜100mm/分、往復移動テ−ブルの反転を50〜400ストロ−ク/分の反転速度、ストロ−ク幅10〜75mm幅で反転させてワ−ク2に溝を形成する。
【0005】
砥石車としては、ステンレスあるいはアルミニウム製円環状台金の外周にCBN砥石セグメント複数を円環状に若干隙間を設けて固着したCBN砥石車が使用される。
【0006】
メタルボンドCBN砥石セグメントを用いた砥石車はワ−ク溝に焼けが生じ易い。また、研削できる溝の数も少なく、砥石車の交換が頻繁となる。ワ−ク溝焼けを防止するために磨耗量の大きいビトリファイドボンドCBN砥石セグメントを固着した砥石車の使用が提案されている。
【0007】
特開平6−335868号公報は、図5に示すように円環状台金401の外周に磨耗量(砥番および/または集中度)の異なる少なくとも2種のビトリファイドボンドCBN砥石セグメント402、403(その丈は加工されるワ−クの溝深さよりも小さい。)複数を僅かな隙間404を残して交互に円環状に接着剤で固着して該複数のビトリファイドボンドCBN砥石セグメント402、403の外周面が一円周上に、両側面が一平面内に含まれる溝幅加工用ビトリファイドボンドCBN砥石車400を開示する。
【0008】
ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面の幅が加工されたワ−クの溝幅とほぼ同じ幅であるときは、溝研削初期における溝入口部の研削では熱変位は小さいが、溝中央部、溝奥部では冷却性も悪く熱変位が大きくなり、溝中央部、溝奥部の研削除去量が大きくなる。
熱変位が大きくなると溶着した切屑がビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面に溶着し、溝加工後、砥石車をワ−クから後退させようとしても砥石セグメントがワ−クから離れない。
磨耗量の異なる少なくとも2種のビトリファイドボンドCBN砥石セグメントを用いる砥石車は、砥石車交換の時期を遅延させるには効果があるが、充分な長さの交換時期まで使用を延ばすものではない。
【0009】
特開2001−9734号公報の請求項7は、図6および図7に示すように、フランジ部301の円環状台金301aの外周に研削する溝の深さに応じた丈(その丈は加工されるワ−クwの溝304の深さhよりも小さい。)を有するメタルボンドCBN砥石セグメント302,302複数を円環状に固着して設け、該メタルボンドCBN砥石セグメント302の両側面にCBN砥粒をビトリファイドボンドまたはレジンボンドで結合成形した複数のCBN側面砥石層303,303を設けた砥石車300であって、このCBN側面砥石層303,303の両側端を前記メタルボンドCBN砥石セグメント302の外側端面より0〜3μm突出した砥石車(メタルボンドCBN砥石セグメント302の丈とCBN側面砥石層303の丈を合計した値はワ−クの溝深さ以上である)を提案する。
【0010】
かかる溝加工用砥石車は、溝研削時の溝入口部、溝中央部および溝奥部の熱変位を均一にして焼けを防ぎ、溝を寸法精度よく加工する効果を有するが、加工されたワ−クの両側溝面にビトリファイドボンドまたはレジンボンドで結合成形したCBN側面砥石層303が接触して加工および砥石車の後退を行なうので、溶着した研削切屑がCBN側面砥石層303に溶着して砥石車の後退を困難とする前述の問題点を解決するものではない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ビトリファイドボンドCBN(立方窒化硼素)砥石セグメントを用いた砥石車の研削切り屑の溶着防止およびワ−クからの後退を容易とする砥石車を提供するものである。
本発英はまた、かかる砥石車を用いてワ−クに溝を加工する方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、円環状台金の外周にビトリファイドボンドCBN砥石セグメント複数を円環状に固着して設けた溝加工用ビトリファイドボンドCBN砥石車であって、該砥石車のビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面はCBN砥粒のCBN砥粒径の1/4〜1/2の目立てがツ−ルにより行なわれており、かつ、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面の幅はワ−クに当接して溝を研削するビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの外周面からビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの基部に向かって暫時傾斜して狭くなっていることを特徴とする、ビトリファイドボンドCBN砥石車を提供するものである。
【0013】
本発明の請求項2は、上記ビトリファイドボンドCBN砥石車において、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面の傾斜の度合いは、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの外周面の幅M1に対して傾斜が終了した基部での両側面の幅M2が0.5〜4μm小さいことを特徴とする。
【0014】
砥石セグメントとして柔らかいビトリファイドボンドを結合材としたCBN砥石セグメントを用いたので、ワ−クの溝側面への焼けが防止される。また、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの側面は砥石車の半径方向の外周部から基部面に向かって傾斜しているので、ワ−ク溝と接するビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの側面部面積は格段と小さくなり、加工熱の蓄積が小さく、かつ、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの側面はCBN砥粒の目出しが行なわれているので加工熱の逸散も容易であり、研削切屑の排出も容易である。よって、熱変位は小さく、研削切屑のビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの側面部への溶着は防止され、ワ−ク溝部からの砥石車後退が容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の砥石車の側面図、図2は図1におけるI−I断面図、図3は砥石車の砥石セグメント側面の砥粒目出しをWA角柱砥石で行なっている状態を示す斜視図、図4は、目出し前の砥石セグメント側面の表面状態を示す部分断面図(a)と、目出し後の砥石セグメント側面の表面状態を示す部分断面図(b)である。
【0016】
図1および図2において、3は砥石車、31は円盤状台金で、中央には砥石軸に挿入できる穴32が設けられている。33はビトリファイドボンドCBN砥石セグメント、33aは外周部、33bは側面部、33cは側面部丈である。
【0017】
ビトリファイドボンドCBN砥石セグメント33は、CBN粒粒、ビトリファイドボンドおよび粘結材を攪拌混合し、扇形状またはコ状溝を有する扇形状に加圧成形して乾燥した後、窒素ガス雰囲気下で焼成して得られる。
CBN粒粒の粒度としては、#60〜#320のものが好ましい。ビトリファイドボンドとしては、長石、耐火性粘土、陶石、フリット、SiO2−Al2O3−LiO2系の結晶化ガラス粉末等が使用される。
粘結材としては、デキストリン、澱粉、蔗糖等が使用される。
【0018】
このセグメント33複数を各セグメント間が0.5〜1mm離れるように円盤状台金31の外周に接着剤で固着させ、CBN砥石セグメントの両側面33cをビトリファイドボンドWA角柱砥石40でCBN砥粒径の1/4〜1/2がボンド面より突出するように目出しする(図4参照)。目出し時、砥石車を溝加工研削時の砥石車の回転数、例えば500rpmで回転させ、予め研削液に浸したビトリファイドボンドWA角柱砥石をCBN砥石側面33bに押し付けてCBN砥石セグメントの両側面33b,33bを所望の突き出し(CBN砥粒径の1/4〜1/2)が得られるまで目出しする。
CBN砥石セグメントの外周面33aも目出しするのが好ましい。
【0019】
固着されたビトリファイドボンドCBN砥石セグメント33,33群は、その外周面が一円周上に含まれ、両側面は、砥石車の半径方向に向かって傾斜している。この傾斜(バックテ−パ−)の度合いは、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメント33の外周面33aの幅M1に対して傾斜が終了した基部33dでの両側面33bの幅M2が0.5〜4μm、好ましくは1〜3μm小さい値である。ビトリファイドボンドCBN砥石セグメント33の丈は、加工される溝の深さよりも小さい丈でよい。例えば、3〜5mmである。
【0020】
ビトリファイドボンドCBN砥石セグメント33の結合度は、H〜Pの軟乃至中が好ましい。また、砥粒率は36〜56%が、集中度は、120から200、気孔率は15〜40%が好ましい。
ビトリファイドボンドCBN砥石セグメント33は、特開平6−335868号公報に記載されるように磨耗量の異なる2種以上のビトリファイドボンドCBN砥石セグメントを規則正しい順序で交互に円盤状台金31に固着してもよい。
【0021】
ワ−クとしては、セラミック、ステンレス、インコネル等が挙げられる。
【0022】
ビトリファイドボンドCBN砥石車3および砥石軸の上下送りおよび前後送りが数値制御される成形研削装置1を用い、ワ−ク2に溝を加工するには、成形研削装置の往復移動テ−ブル4上にワ−クを固定し、前記砥石軸に備えられたビトリファイドボンドCBN砥石車を、例えば、100〜4000min−1で回転させつつ前記ワ−ク面に対し直角方向に切り込み速度5〜100mm/分、往復移動テ−ブルの反転を50〜400ストロ−ク/分の反転速度で反転させてワ−クに溝を形成する。ビトリファイドボンドCBN砥石車の直径は80〜300mmで、ワ−ク面の周速度は15〜45m/秒であり、往復移動テ−ブルの反転のストロ−ク幅は、8〜30mmで、テ−ブル送り速度が3〜8m/分である。
【0023】
テ−ブルのストロ−ク幅は、ワ−ク幅に対し、左右とも1〜2mm幅余分とする。例えば、ワ−ク幅が8mmのときは、テ−ブルストロ−ク幅を10mm、テ−ブルのストロ−ク数を300ストロ−ク/分とし、ワ−ク幅が18mmのときは、テ−ブルストロ−ク幅を20mm、テ−ブルのストロ−ク数を240ストロ−ク/分とし、ワ−ク幅が28mmのときは、テ−ブルストロ−ク幅を30mm、テ−ブルのストロ−ク数を180ストロ−ク/分とする。
ここで、テ−ブルのストロ−ク数は1分間当り、テ−ブルが往復する回数を言う。
【0024】
テ−ブルの高速反転は、油圧駆動でもよいし、サ−ボモ−タを用いて駆動されるボ−ルネジでもよいし、リニアモ−タ−駆動でもよい。
【0025】
【実施例】
実施例1
ワ−クとして、縦100mm、横28mm、高さ45mmの直方体形状のステンレス鋼を用い、溝幅3.120mm、深さ21.5mmの溝をワ−クに5本、15mm間隔で研削するように設定した。
【0026】
砥石車3として、外径300mm、厚み2.8mmのSS鋼製円盤状台金31の外周部に、長さ40mm、幅が外周幅3.120mm、傾斜の終了した基部幅3.117mm、丈4mm(傾斜部の丈の長さ3.20mm、幅が3.117mmの基部の丈が0.80mm)の扇状CBN100O180Vセグメントと、扇状CBN120K160Vセグメントの複数をエポキシ樹脂接着剤を用い、隣接するセグメント間隔を2mmとして交互に固着して砥石車を作成した。
ついで、この砥石車を500rpmで回転させ、CBN100M180Vセグメント両側面および外周面をWA角柱砥石(WA150V)を用いて1/3の目出しを行ない、砥石車3を得た。
【0027】
溝研削に用いるCNC成形面研削装置として、株式会社 岡本工作機械製作所のハイスピ−ドストロ−ク研削盤 PFG500DXNCS(商品名)を用い、該装置の砥石軸に上記の砥石車3を装着した。
【0028】
ワ−クをCNC成形面研削装置のテ−ブル4上の電磁チャック6上に固定させ、ついで、制御盤のCRT画面より基準点、加工開始点の位置座標を指示、テ−ブルの左右ストロ−ク幅を30mm、ストロ−ク数を63ストロ−ク/分、連続切り込み速度31mm/分、砥石回転数 500rpmを設定し、ワ−ク面に研削液を供給しながらスタ−トボタンを押し、ワ−クの自動溝切り加工を開始させた。
【0029】
ワ−ク20個に溝を加工(溝総数は100本)しても、未だ砥石車は使用可能であった。ワ−クの溝の溝段差は2μmであった。
【0030】
比較例1
実施例1において、砥石車として、ビトリファイドボンドCBN砥石車の両側面の目出しを行なわない外は同様にして砥石車を製作し、以下、実施例1と同様にワ−クに溝加工を行ったところ、ワ−ク7個に溝を加工(溝総数は35本)を行なうことができた。ワ−クの溝の溝段差は3〜7μmであった。
8個目のワ−クに溝加工時、砥石車がワ−クから戻る(砥石軸の上昇)際にオ−バ−ロ−ドして戻すことができなくなった。
【0031】
比較例2
砥石車として、メタルボンドCBN砥石セグメントが円盤状台金の外周に固着された市販の砥石車を用い、実施例1と同様にワ−クの溝加工を行なったところ、3個目のワ−クに3本目の溝加工を行なって砥石車がワ−クから戻る際にオ−バ−ロ−ドして戻すことができなくなった。即ち、溝は12本しか加工できなかった。
【0032】
【発明の効果】
本発明の砥石車を用いてワ−クに溝を加工すると、溝入口部、溝中央部、溝奥部の溝段差の小さい溝を成形することができる。また、砥石車への切屑の溶着も小さく、砥石車の寿命が長い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の砥石車の側面図である。
【図2】本発明の砥石車の部分断面図である。
【図3】砥石車の砥石側面の目出しを行なっている状態を示す図である。
【図4】目出し前の砥石セグメントの断面(a)と、目出し後の砥石セグメントの断面(b)を示す部分断面図である。
【図5】砥石車の側面図である。(公知)
【図6】砥石車の側面図である。(公知)
【図7】砥石車の部分断面図である。(公知)
【図8】NC成形研削装置の斜視図である。
【図9】NC成形研削装置の側面図である。
【符号の説明】
1 NC成形研削装置
2 ワ−ク
3 砥石車
31 円盤状台金
32 砥石軸挿入穴
33 ビトリファイドボンドCBN砥石セグメント
40 ビトリファイドWA角柱砥石
【発明の属する技術分野】
本発明は、溝入口部、溝中央部および溝奥部の幅が略同一な逆п状の溝をワ−クに研削する際に用いるビトリファイドボンドCBN砥石車および、それを用いてワ−クに溝を研削する方法に関する。
本発明のビトリファイドボンドCBN砥石車は、ワ−ク溝加工時に砥石車両側面への切屑の溶着が無く、両側面の段差の小さい溝を形成することができる。
【0002】
【従来の技術】
金属やセラミックを素材とするワ−クに溝入口部、溝中央部および溝奥部の幅が略同一な逆п状の溝を加工するのに、回転する砥石車を備えた研削装置を用いて溝加工することは公知である。
【0003】
例として、回転する砥石車によりテ−ブル上に設けられたワ−クを研削する成形研削装置を図8と図9に示す。
これら図において、1はNC成形研削装置、2はワ−ク、3は砥石車、4は水平方向(X軸方向)に往復移動可能なテ−ブル、5は作業台、6は電磁チャック、7はサ−ボモ−タ駆動により前後方向(Z軸方向)に移動可能なサドル、8は操作盤、8bは砥石上下切り込み手動パルス発生器ボタン、9はコラム、10は砥石軸頭、11は砥石軸、12は砥石軸頭をサ−ボモ−タ駆動により垂直方向(Y軸方向)に移動する昇降機構、13はモ−タ−、14は螺合体、15はボ−ルスクリュ−ネジ、16は軸受、17は安全保護カバ−、18は研削液供給ノズル、19はベッド、20はタンク、21はフィルタ−、22はポンプ、23は砥石軸モ−タ−、24は制御ユニットである。
【0004】
テ−ブル4は、ベッド19上に設けられた一対の案内面を滑べるサドル7に設けられたV字型軌道部により位置決めされ、テ−ブル4はその係合部(スライダ)により案内面(ガイドレ−ル)に摺動自在に支えられる。
砥石軸の上下送りおよび前後送りが数値制御される成形研削装置の往復移動テ−ブル4上の電磁チャック6上にワ−ク2を固定し、前記砥石軸に備えられた砥石車3を回転させつつ前記ワ−ク面に対し直角方向に切り込み速度5〜100mm/分、往復移動テ−ブルの反転を50〜400ストロ−ク/分の反転速度、ストロ−ク幅10〜75mm幅で反転させてワ−ク2に溝を形成する。
【0005】
砥石車としては、ステンレスあるいはアルミニウム製円環状台金の外周にCBN砥石セグメント複数を円環状に若干隙間を設けて固着したCBN砥石車が使用される。
【0006】
メタルボンドCBN砥石セグメントを用いた砥石車はワ−ク溝に焼けが生じ易い。また、研削できる溝の数も少なく、砥石車の交換が頻繁となる。ワ−ク溝焼けを防止するために磨耗量の大きいビトリファイドボンドCBN砥石セグメントを固着した砥石車の使用が提案されている。
【0007】
特開平6−335868号公報は、図5に示すように円環状台金401の外周に磨耗量(砥番および/または集中度)の異なる少なくとも2種のビトリファイドボンドCBN砥石セグメント402、403(その丈は加工されるワ−クの溝深さよりも小さい。)複数を僅かな隙間404を残して交互に円環状に接着剤で固着して該複数のビトリファイドボンドCBN砥石セグメント402、403の外周面が一円周上に、両側面が一平面内に含まれる溝幅加工用ビトリファイドボンドCBN砥石車400を開示する。
【0008】
ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面の幅が加工されたワ−クの溝幅とほぼ同じ幅であるときは、溝研削初期における溝入口部の研削では熱変位は小さいが、溝中央部、溝奥部では冷却性も悪く熱変位が大きくなり、溝中央部、溝奥部の研削除去量が大きくなる。
熱変位が大きくなると溶着した切屑がビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面に溶着し、溝加工後、砥石車をワ−クから後退させようとしても砥石セグメントがワ−クから離れない。
磨耗量の異なる少なくとも2種のビトリファイドボンドCBN砥石セグメントを用いる砥石車は、砥石車交換の時期を遅延させるには効果があるが、充分な長さの交換時期まで使用を延ばすものではない。
【0009】
特開2001−9734号公報の請求項7は、図6および図7に示すように、フランジ部301の円環状台金301aの外周に研削する溝の深さに応じた丈(その丈は加工されるワ−クwの溝304の深さhよりも小さい。)を有するメタルボンドCBN砥石セグメント302,302複数を円環状に固着して設け、該メタルボンドCBN砥石セグメント302の両側面にCBN砥粒をビトリファイドボンドまたはレジンボンドで結合成形した複数のCBN側面砥石層303,303を設けた砥石車300であって、このCBN側面砥石層303,303の両側端を前記メタルボンドCBN砥石セグメント302の外側端面より0〜3μm突出した砥石車(メタルボンドCBN砥石セグメント302の丈とCBN側面砥石層303の丈を合計した値はワ−クの溝深さ以上である)を提案する。
【0010】
かかる溝加工用砥石車は、溝研削時の溝入口部、溝中央部および溝奥部の熱変位を均一にして焼けを防ぎ、溝を寸法精度よく加工する効果を有するが、加工されたワ−クの両側溝面にビトリファイドボンドまたはレジンボンドで結合成形したCBN側面砥石層303が接触して加工および砥石車の後退を行なうので、溶着した研削切屑がCBN側面砥石層303に溶着して砥石車の後退を困難とする前述の問題点を解決するものではない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ビトリファイドボンドCBN(立方窒化硼素)砥石セグメントを用いた砥石車の研削切り屑の溶着防止およびワ−クからの後退を容易とする砥石車を提供するものである。
本発英はまた、かかる砥石車を用いてワ−クに溝を加工する方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、円環状台金の外周にビトリファイドボンドCBN砥石セグメント複数を円環状に固着して設けた溝加工用ビトリファイドボンドCBN砥石車であって、該砥石車のビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面はCBN砥粒のCBN砥粒径の1/4〜1/2の目立てがツ−ルにより行なわれており、かつ、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面の幅はワ−クに当接して溝を研削するビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの外周面からビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの基部に向かって暫時傾斜して狭くなっていることを特徴とする、ビトリファイドボンドCBN砥石車を提供するものである。
【0013】
本発明の請求項2は、上記ビトリファイドボンドCBN砥石車において、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面の傾斜の度合いは、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの外周面の幅M1に対して傾斜が終了した基部での両側面の幅M2が0.5〜4μm小さいことを特徴とする。
【0014】
砥石セグメントとして柔らかいビトリファイドボンドを結合材としたCBN砥石セグメントを用いたので、ワ−クの溝側面への焼けが防止される。また、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの側面は砥石車の半径方向の外周部から基部面に向かって傾斜しているので、ワ−ク溝と接するビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの側面部面積は格段と小さくなり、加工熱の蓄積が小さく、かつ、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの側面はCBN砥粒の目出しが行なわれているので加工熱の逸散も容易であり、研削切屑の排出も容易である。よって、熱変位は小さく、研削切屑のビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの側面部への溶着は防止され、ワ−ク溝部からの砥石車後退が容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の砥石車の側面図、図2は図1におけるI−I断面図、図3は砥石車の砥石セグメント側面の砥粒目出しをWA角柱砥石で行なっている状態を示す斜視図、図4は、目出し前の砥石セグメント側面の表面状態を示す部分断面図(a)と、目出し後の砥石セグメント側面の表面状態を示す部分断面図(b)である。
【0016】
図1および図2において、3は砥石車、31は円盤状台金で、中央には砥石軸に挿入できる穴32が設けられている。33はビトリファイドボンドCBN砥石セグメント、33aは外周部、33bは側面部、33cは側面部丈である。
【0017】
ビトリファイドボンドCBN砥石セグメント33は、CBN粒粒、ビトリファイドボンドおよび粘結材を攪拌混合し、扇形状またはコ状溝を有する扇形状に加圧成形して乾燥した後、窒素ガス雰囲気下で焼成して得られる。
CBN粒粒の粒度としては、#60〜#320のものが好ましい。ビトリファイドボンドとしては、長石、耐火性粘土、陶石、フリット、SiO2−Al2O3−LiO2系の結晶化ガラス粉末等が使用される。
粘結材としては、デキストリン、澱粉、蔗糖等が使用される。
【0018】
このセグメント33複数を各セグメント間が0.5〜1mm離れるように円盤状台金31の外周に接着剤で固着させ、CBN砥石セグメントの両側面33cをビトリファイドボンドWA角柱砥石40でCBN砥粒径の1/4〜1/2がボンド面より突出するように目出しする(図4参照)。目出し時、砥石車を溝加工研削時の砥石車の回転数、例えば500rpmで回転させ、予め研削液に浸したビトリファイドボンドWA角柱砥石をCBN砥石側面33bに押し付けてCBN砥石セグメントの両側面33b,33bを所望の突き出し(CBN砥粒径の1/4〜1/2)が得られるまで目出しする。
CBN砥石セグメントの外周面33aも目出しするのが好ましい。
【0019】
固着されたビトリファイドボンドCBN砥石セグメント33,33群は、その外周面が一円周上に含まれ、両側面は、砥石車の半径方向に向かって傾斜している。この傾斜(バックテ−パ−)の度合いは、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメント33の外周面33aの幅M1に対して傾斜が終了した基部33dでの両側面33bの幅M2が0.5〜4μm、好ましくは1〜3μm小さい値である。ビトリファイドボンドCBN砥石セグメント33の丈は、加工される溝の深さよりも小さい丈でよい。例えば、3〜5mmである。
【0020】
ビトリファイドボンドCBN砥石セグメント33の結合度は、H〜Pの軟乃至中が好ましい。また、砥粒率は36〜56%が、集中度は、120から200、気孔率は15〜40%が好ましい。
ビトリファイドボンドCBN砥石セグメント33は、特開平6−335868号公報に記載されるように磨耗量の異なる2種以上のビトリファイドボンドCBN砥石セグメントを規則正しい順序で交互に円盤状台金31に固着してもよい。
【0021】
ワ−クとしては、セラミック、ステンレス、インコネル等が挙げられる。
【0022】
ビトリファイドボンドCBN砥石車3および砥石軸の上下送りおよび前後送りが数値制御される成形研削装置1を用い、ワ−ク2に溝を加工するには、成形研削装置の往復移動テ−ブル4上にワ−クを固定し、前記砥石軸に備えられたビトリファイドボンドCBN砥石車を、例えば、100〜4000min−1で回転させつつ前記ワ−ク面に対し直角方向に切り込み速度5〜100mm/分、往復移動テ−ブルの反転を50〜400ストロ−ク/分の反転速度で反転させてワ−クに溝を形成する。ビトリファイドボンドCBN砥石車の直径は80〜300mmで、ワ−ク面の周速度は15〜45m/秒であり、往復移動テ−ブルの反転のストロ−ク幅は、8〜30mmで、テ−ブル送り速度が3〜8m/分である。
【0023】
テ−ブルのストロ−ク幅は、ワ−ク幅に対し、左右とも1〜2mm幅余分とする。例えば、ワ−ク幅が8mmのときは、テ−ブルストロ−ク幅を10mm、テ−ブルのストロ−ク数を300ストロ−ク/分とし、ワ−ク幅が18mmのときは、テ−ブルストロ−ク幅を20mm、テ−ブルのストロ−ク数を240ストロ−ク/分とし、ワ−ク幅が28mmのときは、テ−ブルストロ−ク幅を30mm、テ−ブルのストロ−ク数を180ストロ−ク/分とする。
ここで、テ−ブルのストロ−ク数は1分間当り、テ−ブルが往復する回数を言う。
【0024】
テ−ブルの高速反転は、油圧駆動でもよいし、サ−ボモ−タを用いて駆動されるボ−ルネジでもよいし、リニアモ−タ−駆動でもよい。
【0025】
【実施例】
実施例1
ワ−クとして、縦100mm、横28mm、高さ45mmの直方体形状のステンレス鋼を用い、溝幅3.120mm、深さ21.5mmの溝をワ−クに5本、15mm間隔で研削するように設定した。
【0026】
砥石車3として、外径300mm、厚み2.8mmのSS鋼製円盤状台金31の外周部に、長さ40mm、幅が外周幅3.120mm、傾斜の終了した基部幅3.117mm、丈4mm(傾斜部の丈の長さ3.20mm、幅が3.117mmの基部の丈が0.80mm)の扇状CBN100O180Vセグメントと、扇状CBN120K160Vセグメントの複数をエポキシ樹脂接着剤を用い、隣接するセグメント間隔を2mmとして交互に固着して砥石車を作成した。
ついで、この砥石車を500rpmで回転させ、CBN100M180Vセグメント両側面および外周面をWA角柱砥石(WA150V)を用いて1/3の目出しを行ない、砥石車3を得た。
【0027】
溝研削に用いるCNC成形面研削装置として、株式会社 岡本工作機械製作所のハイスピ−ドストロ−ク研削盤 PFG500DXNCS(商品名)を用い、該装置の砥石軸に上記の砥石車3を装着した。
【0028】
ワ−クをCNC成形面研削装置のテ−ブル4上の電磁チャック6上に固定させ、ついで、制御盤のCRT画面より基準点、加工開始点の位置座標を指示、テ−ブルの左右ストロ−ク幅を30mm、ストロ−ク数を63ストロ−ク/分、連続切り込み速度31mm/分、砥石回転数 500rpmを設定し、ワ−ク面に研削液を供給しながらスタ−トボタンを押し、ワ−クの自動溝切り加工を開始させた。
【0029】
ワ−ク20個に溝を加工(溝総数は100本)しても、未だ砥石車は使用可能であった。ワ−クの溝の溝段差は2μmであった。
【0030】
比較例1
実施例1において、砥石車として、ビトリファイドボンドCBN砥石車の両側面の目出しを行なわない外は同様にして砥石車を製作し、以下、実施例1と同様にワ−クに溝加工を行ったところ、ワ−ク7個に溝を加工(溝総数は35本)を行なうことができた。ワ−クの溝の溝段差は3〜7μmであった。
8個目のワ−クに溝加工時、砥石車がワ−クから戻る(砥石軸の上昇)際にオ−バ−ロ−ドして戻すことができなくなった。
【0031】
比較例2
砥石車として、メタルボンドCBN砥石セグメントが円盤状台金の外周に固着された市販の砥石車を用い、実施例1と同様にワ−クの溝加工を行なったところ、3個目のワ−クに3本目の溝加工を行なって砥石車がワ−クから戻る際にオ−バ−ロ−ドして戻すことができなくなった。即ち、溝は12本しか加工できなかった。
【0032】
【発明の効果】
本発明の砥石車を用いてワ−クに溝を加工すると、溝入口部、溝中央部、溝奥部の溝段差の小さい溝を成形することができる。また、砥石車への切屑の溶着も小さく、砥石車の寿命が長い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の砥石車の側面図である。
【図2】本発明の砥石車の部分断面図である。
【図3】砥石車の砥石側面の目出しを行なっている状態を示す図である。
【図4】目出し前の砥石セグメントの断面(a)と、目出し後の砥石セグメントの断面(b)を示す部分断面図である。
【図5】砥石車の側面図である。(公知)
【図6】砥石車の側面図である。(公知)
【図7】砥石車の部分断面図である。(公知)
【図8】NC成形研削装置の斜視図である。
【図9】NC成形研削装置の側面図である。
【符号の説明】
1 NC成形研削装置
2 ワ−ク
3 砥石車
31 円盤状台金
32 砥石軸挿入穴
33 ビトリファイドボンドCBN砥石セグメント
40 ビトリファイドWA角柱砥石
Claims (2)
- 円環状台金の外周にビトリファイドボンドCBN砥石セグメント複数を円環状に固着して設けた溝加工用ビトリファイドボンドCBN砥石車であって、該砥石車のビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面はCBN砥粒のCBN砥粒径の1/4〜1/2の目立てがツ−ルにより行なわれており、かつ、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面の幅はワ−クに当接して溝を研削するビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの外周面からビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの基部に向かって暫時傾斜して狭くなっていることを特徴とする、ビトリファイドボンドCBN砥石車。
- ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの両側面の傾斜の度合いは、ビトリファイドボンドCBN砥石セグメントの外周面の幅M1に対して傾斜が終了した基部での両側面の幅M2が0.5〜4μm小さいことを特徴とする、請求項1に記載のビトリファイドボンドCBN砥石車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002196606A JP2004034246A (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | 溝加工用ビトリファイドボンドcbn砥石車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002196606A JP2004034246A (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | 溝加工用ビトリファイドボンドcbn砥石車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004034246A true JP2004034246A (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=31704593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002196606A Pending JP2004034246A (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | 溝加工用ビトリファイドボンドcbn砥石車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004034246A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007136559A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Kurenooton Kk | ビトリファイド砥石及びその製造方法 |
JP2008012606A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 削孔用カップ型回転砥石 |
CN100377840C (zh) * | 2005-07-28 | 2008-04-02 | 郑州富莱特超硬磨具有限公司 | 立方氮化硼槽磨砂轮的制造方法 |
US8033278B2 (en) | 2005-12-28 | 2011-10-11 | Toyoda Van Moppes Ltd. | Segmented grinding wheel and manufacturing method therefor |
US8911283B2 (en) | 2010-08-06 | 2014-12-16 | Saint-Gobain Abrasives, Inc. | Abrasive tool and a method for finishing complex shapes in workpieces |
CN105522490A (zh) * | 2015-12-02 | 2016-04-27 | 苏州群力防滑材料有限公司 | 一种耐冲击的陶瓷砂轮 |
JP2016530109A (ja) * | 2013-06-07 | 2016-09-29 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 基材のくぼみ、研磨ホイール、及びカバーを形成する方法 |
-
2002
- 2002-07-05 JP JP2002196606A patent/JP2004034246A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100377840C (zh) * | 2005-07-28 | 2008-04-02 | 郑州富莱特超硬磨具有限公司 | 立方氮化硼槽磨砂轮的制造方法 |
JP2007136559A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Kurenooton Kk | ビトリファイド砥石及びその製造方法 |
US8033278B2 (en) | 2005-12-28 | 2011-10-11 | Toyoda Van Moppes Ltd. | Segmented grinding wheel and manufacturing method therefor |
JP5178205B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2013-04-10 | 豊田バンモップス株式会社 | セグメント砥石およびその製造方法 |
JP2008012606A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 削孔用カップ型回転砥石 |
US8911283B2 (en) | 2010-08-06 | 2014-12-16 | Saint-Gobain Abrasives, Inc. | Abrasive tool and a method for finishing complex shapes in workpieces |
JP2016530109A (ja) * | 2013-06-07 | 2016-09-29 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 基材のくぼみ、研磨ホイール、及びカバーを形成する方法 |
US10265826B2 (en) | 2013-06-07 | 2019-04-23 | 3M Innovative Properties Company | Method of forming a recess in a substrate |
CN105522490A (zh) * | 2015-12-02 | 2016-04-27 | 苏州群力防滑材料有限公司 | 一种耐冲击的陶瓷砂轮 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2011285540B2 (en) | Abrasive tool and a method for finishing complex shapes in workpieces | |
EP1418020B1 (en) | Flank superabrasive machining | |
US7121928B2 (en) | High smoothness grinding process and apparatus for metal material | |
JP5034427B2 (ja) | 研削加工における研削液の動圧開放方法、その方法を利用した研削方法およびその研削方法に用いる砥石 | |
Nakagawa et al. | Highly efficient grinding of ceramics and hard metals on grinding center | |
JP2004034246A (ja) | 溝加工用ビトリファイドボンドcbn砥石車 | |
JP2008073838A (ja) | トラバース研削装置及び加工方法 | |
WO2018073905A1 (ja) | 砥石 | |
US7572174B2 (en) | Abrasive grain and grindstone | |
JP2009291887A (ja) | 砥石及び研削盤 | |
JP4746788B2 (ja) | 平面ホーニング加工用超砥粒ホイール及びそのドレス方法ならびに同ホイールを使用する研削装置 | |
JP3988400B2 (ja) | 端面研削用砥石車のツルーイング方法 | |
JPH0448580B2 (ja) | ||
JP4906467B2 (ja) | 傾斜溝入り砥石及びその製造方法 | |
US20230415305A1 (en) | Conditioning of a superabrasive grinding tool | |
CN219359209U (zh) | 一种金刚石线条间隔排布的钎焊磨具 | |
EP1707316B1 (en) | Grindstone | |
JPH09285964A (ja) | 歯車にバックラッシュ取り機能を持たせるためのディスク型カッティング砥石による軸直角方向歯車素材切断方法 | |
KR100459810B1 (ko) | 연삭휠 및 이를 가공하기 위한 연삭휠의 가공장치와연삭휠의 가공금형과 연삭휠의 가공방법 | |
JP4948122B2 (ja) | 傾斜溝入り砥石 | |
JP2008114338A (ja) | 傾斜溝入り砥石及びその製造方法 | |
JP2006035359A (ja) | ダイヤモンドバイト及びその製造方法 | |
JPH02252505A (ja) | 精密溝加工方法 | |
JPH0310771A (ja) | 研削加工方法および研削砥石 | |
JPS59110562A (ja) | カツプ形砥石 |