JP2004032815A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パターンの読み取り値に含まれる地肌データの寄与を機械毎に求める画像形成装置を得る。
【解決手段】トナー像パターンを記録した転写材の裏面の、表面反射率を高くした状態と表面反射率を低くした状態の読み取り値の差から、転写材の地肌部、または転写材裏面の反射率の違いによるスキャナ読み取り値への寄与を調べる。両者の差および比から、転写材の裏面の物質の反射率の違いによる読み取り装置の出力への影響を求める。求められた結果から、パターンの読み取り値の大きさとそのデータに含まれる転写材の裏面の反射率の影響の寄与、またはパターンの読み取り信号に含まれる転写材の表面反射率の寄与を求める。この寄与からパターン信号に含まれる転写材の表面のトナー量を求め、YMC階調補正テーブルを作成する。この補正テーブルを用いてYMCK各色についての補正を実行する(S21〜S28)。
【選択図】図5

Description

 本発明は、画像形成装置に関し、特に、デジタル方式の複写機、プリンタ、FAX等の画像形成装置に関する。
 従来、デジタル方式の画像形成装置において、プリンタなどの出力装置(画像形成手段)の出力特性を補正するためや、特定の濃度領域を協調するために、画像信号変換テーブル(以下LUTという)が使われてきた。
 画像形成装置は、一般に、画像読み取り手段、画像処理手段、画像書込み手段、画像処理手段などによって形成されており、前述のLUTは、画像処理手段に内装されていて、画像読み取り手段から画像処理手段に入力される入力画像信号を変換して出力画像信号として画像書込み手段に出力する。
 LUTは、プリンタ(画像形成部)の画像濃度についての出力特性を反映してつくられるため、画像形成手段などの”劣化や汚れ”などで、プリンタの出力特性が変化した場合、補正が不十分となる。
 これを補正するために、画像形成装置内部で行われるプロセス・コントロールと呼ばれる制御の1つとして、感光体や転写体などの像担持体上に、画像濃度の異なる複数のパターンを形成し、このパターンを光学センサにより、その反射光、ないしは透過光を検知し、帯電電位、現像バイアス、レーザの露光量を変更したり、また、階調補正テーブルを変更したりすることが行われる。
 上記の補正方法は、装置内で自動で補正をすることができ、人の手を煩わせなくて良いというメリットがあるが、光学センサの特性上、トナーの付着量が多い高濃度側において感度が無いため、トナーの付着量が少ない、低濃度から中間濃度部へかけての補正となる。また、転写部の転写能力の経時変化による転写されるトナー量の変動、または、定着部における定着性の変化による画像濃度の変動を補正できない欠点がある。
 これに対し、像担持体上に形成したパターン像を転写材に転写、定着したものをスキャナで読み取り、その読み取ったデータに基づいて階調補正テーブルの選択・作成を行ったり、色変換係数、RGB−YMCK色変換テーブルの作成が行われる。この方法は、前述した光学センサを用いた補正方法に比べて、排出された転写材を、人の手によって原稿台に載置するなどのオペレータによる処理が必要となるが、トナーの付着量が多い、高画像濃度部の補正が可能であり、また、転写部の経時変化、定着部における定着性の変化による画像濃度の変化を補正できるというメリットがある。
 関連する従来技術例としては、装置内部に内装した検査パターンを自身の画像形成手段等によって一旦出力して画像パターンを形成し、これを自身の画像読み取り手段で読み取り、この入力画像信号を基に画像信号変換テーブルを補正し、この補正によりその時点での画像形成手段等の劣化等に起因する特性変化を反映させることができるので、画像形成手段等の特性が変化しても、画像信号変換テーブルを常に最適な状態に維持することができ、出力画像の安定した光画質を保つことができるとしている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平5−114962号公報
 しかしながら、上記の従来例では、転写材を原稿台に載置する場合に、転写材の上部にあるものが原稿を抑えるための圧板であるか、または、自動で原稿を移動させるためのフィーダか等によって、同じ転写材を用いても読み取り手段であるスキャナの読み取り値が変化するため、スキャナ読み取り後の補正量が異なり、階調補正テーブルの結果が異なる。その違いは、原稿を抑える面の表面反射率の違いによって生じる。
 上記の関係を図35を用いて説明すると、スキャナのハロゲンランプの光は、転写材で反射され、第1〜3ミラーで反射され、CCDに読み込まれる光と、転写材を透過し、原稿の裏面で反射し、再び、転写材を通過した後、第1〜3ミラーで反射され、スキャナのCCDによって読み込まれる光とを考える。原稿の裏面の表面反射率が高い場合には、CCDに読み込まれる光量が多い。それにより、原稿の画像濃度が低いと判断される。一方、原稿の裏面の表面反射率が低い場合には、CCDに読み込まれる光量が少なくなり、原稿の画像濃度が高いと判断する。
 圧板は、プラスティック、あるいはビニール・コートされた板であるが、原稿フィーダの場合には、原稿を搬送されるためのベルトを用いることが一般的である。このように、使用している素材の違いから、その表面反射率が異なり、結果として、上記の理由から、トナー・パターンを記録した転写材を読み込む際に読み取りデータに違いが生じる。
 同じ量のトナーが付着した原稿を読み込むのであれば、原稿フィーダを用いても、圧板を用いても、同じ濃度として読み込まれ、そのデータを元に作成された階調補正テーブルが同じであるべきであるが、上記のように、転写材の裏面の表面反射率の違いから、読み取られる画像濃度に違いが生じ、結果として異なった階調補正テーブルが選択される。それにより、転写紙に出力される階調性が異なるという不具合が生じる。
 この現象は、コンピュータで作成された画像を出力する場合には、特に問題になる。コンピュータ画像の場合には、原稿フィーダを使用している機械についても、圧板を使用している機械についても、常に、同じ画像データから形成された画像は、同じ階調性で再現する必要があるのに対し、前述のように、転写紙に記録されたパターンをスキャナに読み込む際に、転写材の裏面の物質の表面反射率の違いにより、補正後の階調性の結果が異なることになるためである。
 または、別の問題として、使用する転写材が、厚紙であるか、薄紙であるか、または、再生紙であるか、白色度の高い紙であるかによっても、同じ出力装置で同じ時にパターン出力した画像であって、プリンタ部の現像特性が一致している場合でも、転写材の種類が異なることによるスキャナの反射光量、あるいは透過光量の違いにより、上述した現象と同様に、CCDで読み取られるデータには違いが生じる。それにより、結果として見かけ上、現像特性が異なったように見えて、異なった階調補正テーブルで補正されることになる。
 スキャナの機械差、調整の(許容差内での)ばらつき、あるいは経時変動等により、より正確にパターンの読み取り値に含まれる地肌データの寄与(割合)を求めることは困難である。そのため、自動で調整した結果が機械毎に異なるという不具合が生じる。
 本発明は、パターンの読み取り値に含まれる地肌データの寄与を機械毎に求める画像形成装置を提供することを目的とする。
 かかる目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、読み取り位置に配置した原稿画像を光学的に走査して読み取る画像読み取り手段と、画像読み取り手段からの入力画像信号を変換し出力画像信号として出力する画像処理手段と、出力画像信号に応じて像担持体上に情報を書き込む画像書込み手段と、像担持体に現像剤にて転写材上に画像を形成する画像形成手段と、画像処理手段または画像書込み手段に、複数のパターンを形成する画像信号発生装置と、画像処理手段に内装されて入力画像信号を出力画像信号に変換する画像信号変換テーブルとを備え、画像信号変換テーブルを、画像信号発生装置のパターンに基づいて画像書込み手段、画像形成手段にて形成した画像パターンを画像読み取り手段が読み取った読み取り信号により、参照データ及び転写材の地肌部のデータを読み取り、読み取った画像信号に基づいてパターン部の読み取り信号を補正し、パターンを記録した転写材の裏面の物質の反射率を高くした状態で読み取り手段で読み取った読み取り信号と、パターンを記録した転写材の裏面の物質の反射率を低くした状態で読み取り手段で読み取った読み取り信号とを比較し、この比較結果に基づいて転写材の地肌データの補正量を求めこの補正量を決めることを特徴としている。
 また、上記のパターンを記録した転写材の裏面の物質の反射率を高くした状態は転写材の裏面に白紙を載置した状態であり、パターンを記録した転写材の裏面の物質の反射率を低くした状態とは、黒紙の載置、原稿を抑える圧板、または原稿フィーダを開放状態であり、この状態で補正量を決めるとよい。
 さらに、画像形成装置は、パターンの読み取り信号の大きさに応じて地肌部のデータによる補正量を変更する手段を有するとよい。
 なお、地肌部のデータによる補正量を、使用するトナーの色、あるいは読み取り手段の色成分に応じて求め、読み取り手段の読み取り信号が変換テーブルでの補正の有無に応じて、パターンの読み取り画像信号の補正量を変更するとよい。
 また、パターン部の読み取り信号の大きさに応じて、地肌部のデータによる補正量を求めるための参照テーブルを作成し、またはフィッティング結果である式の係数を算出し、参照テーブルまたは係数を記憶するとよい。さらに、読み取り手段の信号出力がRGB成分の3つ以上の成分で構成され、YMC階調の変換テーブルの作成および選択に、読み取り手段の出力成分の内の最も出力のダイナミックレンジが広い信号成分を用いるとよい。
 したがって、本発明の実施形態によれば、転写材上の顕像パターンの読み取り信号を、転写材の地肌部のデータを用いて補正することにより、転写材の(読み取り装置から見た)背後(上部)にある物質の反射率の違いにより、スキャナなどの読み取り装置による読み取り値が変化する現象を補正するための、補正量を決定する。
 トナー像パターンを記録した転写材の裏面の表面反射率を高くした状態と、表面反射率を低くした状態との読み取り値の差から、転写材の地肌部、あるいは、転写材裏面の反射率の違いによる、スキャナ読み取り値への寄与を調べる。両者の場合で、同じ濃度パターンを読み取った場合でも、読み取り装置(スキャナ)の信号出力が異なる。その差は、主として、スキャナのランプの光が、転写材を通過し、転写材の裏面にある物質によって反射され、再び転写材を通過し、スキャナのCCDに読み込まれる際の光の大小の違いによって生じる。両者の差及び比から、転写材の裏面の物質の反射率の違いによる読み取り装置の出力への影響を求める。求められた結果から、パターンの読み取り値の大きさとそのデータに含まれる転写材の裏面の反射率の影響の寄与、あるいは、パターンの読み取り信号に含まれる、転写材の表面反射率の寄与を求める。この寄与から、パターン信号に含まれる転写材の表面のトナー量を求め、YMC階調補正テーブルを作成・選択する。
 また、本発明の実施形態において、表面反射率を高くした状態をトナー像パターンを記録した転写材の裏面に、白紙を載置するか、または、白色のプラスチック板などを載置することにより実現し、表面反射率を低くした状態を、黒紙を載置すること、あるいは、圧板、あるいは原稿フィーダを開放状態にすることにより実現する。パターンを記録した転写材の裏面に、白紙を載置した場合には、転写材の裏面での反射光を大きくした状態である。白紙以外にも、表面の反射率が高い、白色のプラスチック板などでも良い。一方、転写材の裏面に黒紙を載置するか、原稿を抑える圧板あるいは原稿フィーダを開放状態にした場合は、転写材の裏面での反射光を小さくした状態に相当する。
 また、本発明の実施形態は、パターンの読み取り出力に応じて、転写材の地肌データの補正量を変化させる。画像読み取り装置から見て、転写材の背後にある物質の反射率の違いによるパターンの読み取りデータへの影響は、パターンへのトナー付着量が多いほど影響が少なく、パターンへのトナーの付着量が少ないほど大きい。従って、転写材の地肌データの寄与を求める際に、トナー付着量が少なく、読み取り信号が地肌部のデータに近いパターンの場合には、地肌データの補正量が大きく、読み取り信号と地肌データとの差が大きくなるに従って、地肌データの補正量を小さくなる。従って、トナー付着量の大きさ、すなわち、スキャナの読み取り値に対応させて、地肌データの寄与を求める。
 また、本発明の実施形態は、地肌部のデータによる補正の割合をトナーの色に応じて行うか、または、読み取り装置がRGB成分としてデータを読み込む際に、RGBそれぞれの成分に応じて、変更する。トナーの色は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色が一般に用いられるが、イエロー、シアン、マゼンタについては、読み取り装置のRGB出力のうち、それぞれ、ブルー、レッド、グリーンの出力が最も大きくなる。ブラックについては、RGBのいずれの成分も同等に感度を有し、RGBで出力差は見られないが、実用上は最も感度が安定している出力(一例としてGデータなどを使用する。
 また、本発明の実施形態は、パターンの読み取り信号をRGBγ変換を行うか、または行わないかに応じて、転写材の地肌データを用いた補正の割合を変更する。
 また、本発明の実施形態は、トナーの色、RGB成分、あるいは、パターンの読み取り信号の大きさに応じて、地肌データの補正量を変更する際に、地肌部のデータの補正量の比率をテーブル、あるいはフィッティング式及び式の係数を保持しておき、前記の条件に応じて、前記地肌部のデータを補正する。
 また、本発明の実施形態は、RGB成分の3つ以上の成分で読み込む読み取り手段において、前記の読み取り成分の内、各トナーの色に応じた、最もダイナミツクレンジの広い信号成分を用いる。
 本発明の画像形成装置によれば、転写材の画像濃度を、転写材の(読み取り装置から見た)背後(上部)の物質の反射率によらずに、階調補正を行うための適切な読み取りデータとして補正する際の、補正割合を求めることができる。これにより、機械毎に、スキャナの読み取り値がばらついていても、あるいは、経時変動により、スキャナの読み取り値が変化しても、転写材の裏面に存在する物質の表面反射の寄与、及び転写材自体の表面反射率の割合を見積もることができるため、機械毎のバラつきを補正することができる。これにより、パターン読み取りデータから、YMCK階調補正テーブルを作成・選択する際の精度を向上させることができる。
 次に添付図面を参照して本発明による画像形成装置の実施形態を詳細に説明する。図1〜図34を参照すると本発明の画像形成装置の実施形態が示されている。尚、以下の実施形態は本発明の画像形成装置を、電子写真複写機(以下、単に複写機と言う)に適用した場合において説明する。
 図1に示す機構図において実施形態の、複写機本体101の機構の概略を説明する。複写機本体101のほぼ中央部に配置された像担持体としてのφ120[mm]の有機感光体(OPC)ドラム102の周囲には、該感光体ドラム102の表面を帯電する帯電チャージャ103、一様に帯電された感光体ドラム102の表面上に半導体レーザ光を照射して静電潜像を形成するレーザ光学系104、静電潜像に各色トナーを供給して現像し、各色毎にトナー像を得る黒現像装置105及びイエローY、マゼンタM、シアンCの3つのカラー現像装置106、107、108、感光体ドラム102上に形成された各色毎のトナー像を順次転写する中間転写ベルト109、上記中間転写ベルト109に転写電圧を印加するバイアスローラ110、転写後の感光体ドラム102の表面に残留するトナーを除去するクリーニング装置111、転写後の感光体ドラム102の表面に残留する電荷を除去する除電部112などが順次配列されている。
 また、上記中間転写ベルト109には、転写されたトナー像を転写材に転写する電圧を印加するための転写バイアスローラ113及び転写材に転写後に残留したトナー像をクリーニングするためのベルトクリーニング装置114が配設されている。中間転写ベルト109から剥離された転写材を搬送する搬送ベルト115の出口側端部には、トナー像を加熱及び加圧して定着させる定着装置116が配置されているとともに、この定着装置116の出口部には、排紙トレイ117が取り付けられている。
 レーザ光学系104の上部には、複写機本体101の上部に配置された原稿載置台としてのコンタクトガラス118、このコンタクトガラス118上の原稿に走査光を照射する露光ランプ119、原稿からの反射光を反射ミラー121によって結像レンズ122に導き、光電変換素子であるCCD(Charge Coupled Device)のイメージセンサアレイ123に入光させる。CCDのイメージセンサアレイ123で電気信号に変換された画像信号は図示しない画像処理装置を経て、レーザ光学系104中の半導体レーザのレーザ発振を制御する。
 次に、上記複写機に内蔵される制御系を説明する。図2に示したように制御系は、メイン制御部(CPU)130を備え、このメイン制御部130に対して所定のROM131及びRAM132が付設されているとともに、上記メイン制御部130には、インターフェースのI/O133を介してレーザ光学系制御部134、電源回路135、光学センサ136、トナー濃度センサ137、環境センサ138、感光体表面電位センサ139、トナー補給回路140、中間転写ベルト駆動部141、操作部142がそれぞれ接続されている。上記のレーザ光学系制御部134は、レーザ光学系104のレーザ出力を調整するものであり、また上記の電源回路135は、帯電チャージャ113に対して所定の帯電用放電電圧を与えると共に、現像装置105、106、107、108に対して所定電圧の現像バイアスを与え、かつバイアスローラ110および転写バイアスローラ113に対して所定の転写電圧を与えるものである。
 光学センサ136は、感光体ドラム102の転写後の領域に近接配置される発光ダイオードなどの発光素子とフォトセンサなどの受光素子とからなり、感光体ドラム102上に形成される検知パターン潜像のトナー像におけるトナー付着量及び地肌部におけるトナー付着量が各色毎にそれぞれ検知されるとともに、感光体除電後のいわゆる残留電位が検知される。
 この光電センサ136からの検知出力信号は、図示を省略した光電センサ制御部に印加されている。光電センサ制御部は、検知パターントナー像に於けるトナー付着量と地肌部におけるトナー付着量との比率を求め、その比率値を基準値と比較して画像濃度の変動を検知し、トナー濃度センサ137の制御値の補正を行なう。
 更に、トナー濃度センサ137は、現像装置105から108には、現像装置105から108内に存在する現像剤の透磁率変化に基づいてトナー濃度を検知する。トナー濃度センサ137は、検知されたトナー濃度値と基準値と比較し、トナー濃度が一定値を下回ってトナー不足状態になった場合に、その不足分に対応した大きさのトナー補給信号をトナー補給回路140に印加する機能を備えている。
 電位センサ139は、像担持体である感光体102の表面電位を検知し、中間転写ベルト駆動部141は、中間転写ベルトの駆動を制御する。黒現像器105内に黒トナーとキャリアを含む現像剤が収容されていて、これは、現像剤攪拌部材202の回転によって攪拌され、現像スリーブ201上で、現像剤規制部材202によってスリーブ上に汲み上げられる現像剤量を調整する。この供給された現像剤は、現像スリーブ201上に磁気的に担持されつつ、磁気ブラシとして現像スリーブ201の回転方向に回転する。
 次に、図3のブロック図に基づいて、画像処理部を説明する。図3において、401はスキャナ、402はシェーディング補正回路、403はRGBγ補正回路、404は画像分離回路、405はMTF補正回路、406は色変換−UCR処理回路、407は変倍回路、408は画像加工(クリエイト)回路、409はMTFフィルタ、410はγ補正回路、411は階調処理回路、412はプリンタである。
 複写すべき原稿は、カラースキャナ401によりR、G、Bに色分解されて読み取られる。シェーディング補正回路402では、撮像素子のムラ、光源の照明ムラなどが補正される。RGBγ補正回路403では、スキャナからの読み取り信号が反射率データから明度データに変換される。404の画像分離回路では、文字部と写真部の判定、及び有彩色、無彩色判定が行われる。MTF補正回路405では、入力系の、特に高周波領域でのMTF特性の劣化を補正する。色変換−UCR処理回路406は、入力系の色分解特性と出力系の色材の分光特性の違いを補正し、忠実な色再現に必要な色材YMCの量を計算する色補正処理部と、YMCの3色が重なる部分をBk(ブラック)に置き換えるためのUCR処理部とからなる。色補正処理は下式のようなマトリクス演算することにより実現できる。
Figure 2004032815
 ここで、〈R〉、〈G〉、〈B〉は、それぞれR、G、Bの補数を示す。マトリクス係数aijは入力系と出力系(色材)の分光特性によって決まる。ここでは、1次マスキング方程式を例に挙げたが、〈B〉2、〈BG〉のような2次項、あるいはさらに高次の項を用いることにより、より精度良く色補正することができる。また、色相によって演算式を変えたり、ノイゲバウアー方程式を用いるようにしても良い。何れの方法にしても、Y、M、Cは〈B〉、〈G〉、〈R〉(またはB、G、Rでもよい)の値から求めることができる。
 色相判定回路422で、RGB画像信号が、RGBCMYのどの色相の信号であるかを判定し、各色相に応じた色変換係数を選択する。一方、UCR処理は次式を用いて演算することにより行うことができる。
 Y’  =  Y−  α・min(Y,M,C)
 M’  =  M−  α・min(Y,M,C)
 C’  =  C−  α・min(Y,M,C)
 Bk  =      α・min(Y,M,C)
 上式において、αはUCRの量を決める係数で、α=1の時100%UCR処理となる。αは一定値でも良い。例えば、高濃度部では、αは1に近く、ハイライト部では、0に近くすることにより、ハイライト部での画像を滑らかにすることができる。
 変倍回路407は、縦横変倍が行われ、画像加工(クリエイト)回路408は、リピート処理などが行われる。MTFフィルタ409では、シャープな画像やソフトな画像など、使用者の好みに応じてエッジ強調や平滑化等、画像信号の周波数特性を変更する処理が行われる。
 γ補正回路410で、プリンタの特性に応じて、画像信号の補正が行われる。また、地肌飛ばしなども同時に行うこともできる。階調処理回路411でディザ処理またはパターン処理が行われる。また、スキャナ401で読み込んだ画像データを外部の画像処理装置などで、処理したり、外部の画像処理装置からの画像データをプリンタ412で出力するためのインターフェースI/F413、414が備えられている。
 以上の画像処理回路を制御するためのCPU415及びROM416、RAM417とはBUS418で接続されている。CPU415はシリアルI/Fを通じて、システムコントローラ419と接続されており、図示しない操作部などからのコマンドが送信される。
 レーザ変調回路のブロック図を図4で示す。書き込み周波数は、18.6[MHZ]であり、1画素の走査時間は、53.8[nsec]である。8ビットの画像データはルックアップテーブル(LUT)451でγ変換を行うことができる。パルス幅変調回路(PWM)452で8ビットの画像信号の上位3ビットの信号に基づいて8値のパルス幅に変換され、パワー変調回路(PM)453で下位5ビットで64値のパワー変調が行われ、レーザダイオード(LD)454が変調された信号に基づいて発光する。フォトディテクタ(PD)455で発光強度をモニターし、1ドット毎に補正を行う。
 レーザ光の強度の最大値は、画像信号とは独立に、8ビット(256段階)に可変できる。1画素の大きさに対し、主走査方向のビーム径(これは、静止時のビームの強度が最大値に対し、1/e2に減衰するときの幅として定義される)は、90%以下、望ましくは80%である。400DPI、1画素63.5μmでは、望ましいビーム径は50μm以下である。
 画像濃度(階調性)の自動補正(AIC/Auto Image Correction)の動作を図5のフローチャートに基づいて説明する。操作部(図6)の液晶画面において、AICメニューを呼び出すと、図7の画面が表示される。自動地肌補正の実行を選択すると、図8の画面が表示される。ここで、印刷スタートキーを選択すると、図9に示すような、YMCK各色、及び文字、写真の各画質モードに対応した、複数の濃度階調パターンを転写材上に形成する(ステップS21)。この濃度階調パターンは、あらかじめIPUのROM中に記憶・設定がなされている。パターンの書込み値は、16進数表示で、00h,11h,22h,…,EEh,FFhの16パターンである。図9では、地肌部を除いて5階調分のパッチを表示しているが、00h−FFhの8ビット信号の内、任意の値を選択することができる。文字モードでは、パターン処理などのディザ処理を行わず、1ドツト256階調でパターンが形成され、写真モードでは、主走査方向に隣接した2画素ずつの書込み値の和を配分してレーザの書込み値が形成される。すなわち、1画素目の画素の書込み値がn1、2画素目の書込み値がn2である場合のパターン処理は、下記のように配分する。
 n1 + n2 ≦ 255 の場合、
1画素目の書込み値:n1+n2、2画素目の書込み値:0
 n1 + n2 > 255 の場合、
1画素目の書込み値:255、2画素目の書込み値:n1+n2−255
または、n1 + n2 ≦ 128 の場合、
1画素目の書込み値:n1+n2、2画素目の書込み値:0
 128 < n1 + n2 ≦ 256 の場合、
1画素目の書込み値:128、2画素目の書込み値:n1+n2−128
 256 < n1 + n2 ≦ 383 の場合、
1画素目の書込み値:n1+n2−128、2画素目の書込み値:128
 383 < n1 + n2 の場合、
1画素目の書込み値:255、2画素目の書込み値:n1+n2−255.
これ以外にも、実際に画像形成時に使用しているパターン処理を用いる。
 転写材にパターンが出力された後、転写材を原稿台118上に載置するように、操作画面上には、図10の画面が表示される。パターンが形成された転写材の原稿台に載置し(ステップS22)、読み取りスタートを選択すると、スキャナが走行し、YMCK濃度パターンのRGBデータを読み取る(ステップS23)。この際、パターン部のデータと転写材の地肌部のデータを読み取る。
 地肌部のデータを用いた補正を行う場合(ステップS24)、以降に述べる地肌処理を行った後(ステップS25)、YMCK階調補正テーブルを作成・選択を行い、地肌部の補正を行わない場合には、読み取られたRGBデータに対し、YMCK階調補正テーブルを作成・選択を行う(ステップS26)。上記の処理をYMCKの各色、及び写真、文字の各画質モード毎に行う(ステップS27)。処理中には、操作画面には図12の画面が表示される。
 処理終了後のYMCK階調補正テーブルで画像形成を行った結果が、望ましくない場合には、処理前のYMCK階調補正テーブルを選択することができるように、図10の画面中に表示されている。画面中で、地肌の補正は、前述した地肌の補正のON/OFFの選択スイッチ、RGBγ変換は、RGBγ変換のON/OFFスイッチである。
 上記の各処理について以下に詳細に説明する。パターンが形成された転写材を、スキャナで読み取った読み取り信号の処理について説明する。実際に、パターンを読み取った読み取り値の例を図12に示す。図の横軸は、感光体上に潜像パターンを形成する際の、レーザの書込み値(一例として、0−255値を有する8ビット信号)を表し、縦軸は、感光体上に形成された潜像パターンを、現像装置でトナーを付与し、顕像化し、転写材に転写、定着されたパターン像をスキャナで読み取った値のRGB成分の値である(この値も一例として、0−255値を有する8ビット信号として表している)。図の横軸、縦軸とも16進数表示で表している。この図は、シアンの例で、スキャナから読み取り信号にRGBγ変換を行わない信号出力を示している。図で、最も変化が大きい信号は、R信号、次が、G信号、最も変化が少ない信号がB信号である。
 図12は、レーザの書込み値が大きくなることにつれて、転写材上のトナーの量が増えるため、スキャナの信号出力が低下しているが、ある程度の値で画像濃度が飽和していることを示している。
 図13には、シアントナーの同じパターンを読み取ったスキャナの読み取り信号を、RGBγ変換を行った後の信号を示した。図14は、パターンが記録された転写材の裏面に白紙を載置した場合と黒紙を載置した場合のパターンの読み取り値を示した図である。この図は、スキャナからの読み取り信号にRGBγ変換を行わない信号出力を内、R(レッド)成分のみを示している。
 転写材の裏面に、白紙を載置した場合と、黒紙を載置した場合とのデータの間に、圧板を用いた場合と、原稿フィーダを用いた場合の読み取り値がプロットされる。圧板の原稿を抑える面が、白色である場合には、転写材の裏面に白紙を載置した場合と読み取り値がほぼ一致し、圧板あるいは原稿フィーダを開放した状態の読み取り値は、ほぼ転写材のは裏面に黒紙を載置した場合と読み取り値がほぼ一致する。原稿フィーダを閉じた場合では、両者の読み取り値のほぼ中間の値に読み取られる。
 実使用時では、圧板及び原稿フィーダのベルトの汚れなどにより、経時的にその値が変化する。図のデータを見てわかるように、転写材の裏面が黒紙であるか、白紙であるかによって、主としてレーザの書込み値が低い領域、すなわち転写材上のトナーの付着量が少ない、低画像濃度部のデータに差が生じる。
 図15は、図14に対応するRGBγ変換を行った結果を表す。同様な傾向を示す。転写材の裏面に、白紙あるいは黒紙を載置した際の読み取り信号の差を、レーザの書込み値0の値、すなわち、地肌データの差を100%として、黒紙を載置した場合の読み取り値に対してプロットした結果を、図16に示した。
 転写材にレーザの書込み値LDで形成したパターンを、黒紙を載置した場合のスキャナの読み取り値を、ak[LD]、白紙を載置した場合のスキャナの読み取り値をaw[LD]としたときに、ak[LD](≡ x[LD])を横軸に、下記を縦軸にした。
 ak[LD](≡ x[LD])
   aw[LD]−ak[LD]/(aw[0]−ak[0])x100(≡y[LD])[%]…(1)
これは、読み取り値に含まれる、転写紙の裏面に載置した黒紙の寄与を表している。図を見ると、データ点にバラつきがあるが、ほぼパターンの読み取り値に比例した値を示している。この傾きbと切片cをグラフから求めることができ、下記の(2)式と表される。
 y[LD][%]=b・x[LD]+c…(2)
 前述した結果を用いて、本発明に対応する実施形態を述べる。使用者あるいは機械の調整及びメンテナンスを行うサービスマンが実際に調整を行う際には、圧板あるいは原稿フィーダが用いられる。パターンを記録した転写紙の地肌をスキャナで読み取った値をa[0]とし、レーザ出力LDで記録したパターン部を読み取った値をa[LD]、前述の白紙を載置した場合の地肌部の値aw[0]を定数dとすると、(1)、(2)式より、下記の(3)式とすることができる。
 (aw[LD]−a[LD]/(d−a[0])×100=b・a[LD]+c…(3)               …
 実際に、YMCKの階調補正テーブルを作成する際に用いるデータはaw[LD]であるので、(3)式から、下記の(4)式と求めることができる。
 (aw[LD]=(b・a[LD]+c)・(d−a[0])/100+a[LD]…(4)              …
 上記の定数b,c,dをROM416中に記憶しておくことにより、圧板、あるいは原稿フィーダを用いた場合でも、調整時に読み込んだ転写紙の地肌の値a[0]とパターン部の値a[LD]から、基準となる白紙を転写紙に載置した場合のスキャナの読み取り値aw[LD]を求めることができる。
 上記の例は、転写紙の裏面が圧板、原稿フィーダなどの場合であるが、それ以外にも、転写紙自体に色味がついている場合、すなわち、再生紙などの場合も、上記の補正をそのまま用いることができる。
 図17は、図16のパターンの読み取り値に、RGBγ変換を行ったもののデータを表す。図16と図17では、傾きが逆になっているが、これは、RGBγ変換の有無によって、パターン読み取り時の値と、実際のパターンの画像濃度との関係が反転するためである。すなわち、RGBγ変換を行わない場合には、転写材上のトナー付着量が高いほど、読み取り値が小さくなり、RGBγ変換を行った場合には、RGBγ変換後の読み取り値は、トナー付着量が高いほど値が大きい。
 前述したdの値は、スキャナの読み取り値に、RGBγ変換を行わない場合の典型的な値は、8ビット信号の場合、255値であり、RGBγ変換を行った場合には、0値である。なお、実際には、この値は、スキャナの出力値の0あるいは255に対応する画像濃度をどのように設定するかによって異なる。
 請求項5に対応する実施形態を述べる。図16と図17では、同じパターンの読み取り値であっても、RGBγ変換を行うか、行わないかによって、定数b、cの値は異なる。
 RGBγ変換の役割は、スキャナで読み込まれた、反射率に比例した読み取り値を、濃度あるいは明度に比例した読み取り値に変換するものである。その目的は、その後処理であるRGB−YMC色変換での、色再現性を向上させることが1つの目的である。また、人間の色、あるいは画像濃度に対する視覚に近づけ、コピーされた画像の再現性が良いと感じるように処理を行うことも、大きな目的である。
 RGBγ変換を行った場合には、人間の視覚に近くなるように画像データが変換されるので、低濃度から高濃度までの目標に対する色差、あるいは濃度差が均一になるように処理される。一方、RGBγ変換を行わずに、反射率に比例した画像信号で処理を行った場合には、高濃度部の再現精度に対して低濃度部の再現精度が向上するという特徴がある。
 従って、上記の点から通常は、RGBγ変換を行った画像信号で、YMCK階調補正テーブルを作成、選択を行い、低濃度部の再現性を重視する場合には、RGBγ変換を行わず、スキャナの読み取り値のまま処理を行うように選択する。前述した地肌データの寄与率の算出時に、RGBγ変換を行った場合、行わない場合の両者について求めておく。これは、RGBγ変換を行わない検知パターンの読み取りデータを処理し、次に、RGBγ変換テーブルを行わないパターンの読み取りデータに対しRGBγ変換を行い、同様な処理を行う。実際のパターン検知時には、RGBγ変換を行う場合、あるいは行わない場合についてオペレータが指示することができる。
 本発明に対応する実施形態を図18に示すフローチャートに基づいて説明する。図19に図示したように、パターンを記録した転写紙を原稿台に載置し、白紙と黒紙を転写紙の裏面に載置するか、あるいは、図20に図示したように、圧板または原稿フィーダを開放状態にすることにより、地肌部の寄与を求める手順を述べる。
 操作部画面(図7)より、”地肌補正データの登録”の実行を選択すると、操作部画面(図21)が表示される。図21中の”印刷スタート”を選択する(ステップS1)と、パターンを転写紙に出力する(ステップS2)。図22の操作画面が表示されるので、指示に従って、オペレータが、パターンを記録した転写紙を原稿台に載置し、転写紙の裏面に白紙を載置し、圧板を閉じた状態にセットする(ステップS3)。図22中の読み取りスタートキーを選択する(ステップS4)と、スキャナでパターン部及び地肌部を読み取る(1回目の読み取り)(ステップS5)。
 次に、図23の操作画面が表示されるので、指示に従って、転写紙の裏面の白紙を取り除き、代わりに黒紙を載置するか、または圧板、あるいは原稿フィーダを開放状態にし(ステップS6)、読み取りスタートキーを選択する(ステップS7)。スキャナが再びパターン部及び地肌部を読み取る(2回目の読み取り)(ステップS8)。
 読み取り終了後、操作画面図24が表示される。白紙を載置した場合と、黒紙を載置した場合との読み取り値が差がある場合には(ステップS9)、白紙を載置した場合、あるいは、黒紙を載置した場合とのスキャナの読み取り値から、RGBγ変換を行わない場合の定数b1,c1,d1を求め、記憶保持RAM中に記憶する(ステップS10)。
 次に、読み取りデータをRGBγ変換を行い(ステップS11)、同様に、RGBγ変換を行った場合の定数b2,c2,d2を求め、記憶保持RAM中に記憶する(ステップS12)。一方、透過性の無い転写材(厚紙など)を用いたことにより、裏面の物質の表面反射率の影響を受けない場合には、白紙を載置した場合と、黒紙を載置した場合とで、スキャナの読み取り値に差が生じない。このような場合(ステップS9)は、地肌の補正量の情報を得ることができないので、前回の補正値が存在する場合は(ステップS13)、前回値を用い(ステップS14)、前回値が存在しない場合には、ROM中に記憶されているデフォルト値を用いる(ステップS15)。以上の処理の終了後には、再び、操作画面図7が表示される。通常の操作画面に戻る場合には、終了キーを選択する。
 本発明に対する他の実施形態としては、上記の白紙を使用すること(ステップS3)において、白紙を載置する代わりに、表面反射率が高い、白色のプラスチックの板(例えば、良く清掃した圧板の裏面)などを用いる。また、単に一方、上記の黒紙を使用すること(ステップS7)において、黒紙を載置する代わりに、上述したように、圧板あるいは原稿フィーダを開放状態にしたり、入射光を拡散、散乱させ、乱反射をさせるように作成された板、あるいは、ガラスや透明なプラスチックなどの光を透過させる素材を転写紙の押さえとして用いることによって達成することができる。すなわち、転写紙の裏面が、反射率の異なる2つの状態を達成させることにより、上述した定数b,c,dを求めることができる。
 上記の他に、裏面の反射率を高い場合として、圧板、または原稿フィーダを閉じた状態とし、裏面の反射率が低い場合として、圧板、または原稿フィーダを開放とした状態とすることによっても、裏面の反射率が異なる状態を得ることができる。これにより、簡易的に地肌データを補正するためのデータを得ることができる。
 本発明に対応する実施形態を述べる。(2)式において、1次式を用いたが、より精度を向上し、転写材へのトナーの付着量が少ない領域、あるいは高い領域で生じる非線形性を考慮して補正を行うためには、2次以上の高次式、あるいは、テーブルを参照することが必要になる。(2)式を一般的に表記し、下記の(5)式と表す。
 y[LD]=f(x[LD])…(5)                 
 ここで、f(x)は、xの関数を表し、レーザの書込み値に対しての汎関数となる。この式を用いると、求めるaw[LD]は、(4)式と同様に、(6)式と表せる。
 aw[LD]=f(a[LD])・(d−a[0])/100+a[LD]…(6)
 上式のf( a[LD] )を高次式によって表現するか、または、テーブル参照を行うことにより、パターンの読み取り値a[LD]から、直ちに、地肌部の寄与の割合を求めることができる。2次以上の高次式によって表現する場合には、x[LD]とy[LD]との関係を求めるために、最小2乗法などによってフィッティングを行う。
 図25は、図16のデータが1次式でフィッティングされているのに対し、3次式でフィッティングした結果(実線)である。パターンの読み取り値で、100〜160値の読み取りデータに対するフィッティング結果が、読み取りデータに1次式でフィッティングした場合に比べて、一致度が向上している。
 同様に、図26は、1次式でフィッティングされたRGB変換後の読み取り値の結果(図19)を3次式でフィッティングした結果である。図25におけることと同様なことが言える。テーブル参照用のデータとして用いる場合には、y[LD]をx[LD]に対して平滑化フィルタ(1/4×(121)など)を演算してデータ点を滑らかにすることなどによって、転写材のしわやトナーの付着による凹凸等による読み取り点の読み取りムラなどによるデータ値のばらつきを平均化する。上記の処理は、図18のフローチャートのステップS10、あるいは、ステップS12の処理で行われる。
 本発明に対応する実施形態を述べる。前述した、地肌の寄与は、YMCKのトナーのそれぞれの色によって異なる。また、YMCKトナーのスキャナでの読み込み値であるRGBそれぞれの成分についても実験的に異なる。
 従って、前述した地肌補正の寄与率をYMCKの各色について求め、式の係数、あるいは、参照テーブルをRAM中に、記憶させる。そして、YMCK階調補正テーブルの作成・選択の際に、YMCKのどのトナーに対する処理かに応じて、参照データ、及び地肌の寄与率が選択され、それに応じてパターンの読み取り値を補正する。
 YMCKトナーの補正をスキャナのRGB出力の補色の信号を用いる場合には、YMCのそれぞれに補色であるBGRの信号について地肌の寄与率を求める。また、写真、文字などの各画質モードについてもYMCKの色毎に、地肌の寄与率を求めRAM中に記憶・保持する。
 図27は、RGBγ変換を行わない黒トナーの写真モード・パターンの読み取り値(グリーン信号)に、前述した処理を行った結果である。図28は、同様なマゼンタトナーの写真モード・パターン(グリーン信号)、図29はマゼンタトナーの文字モード・パターン(グリーン信号)、図30はイエロートナーの写真モード・パターン(ブルー信号)、図31はイエロートナーの文字モード・パターン(ブルー信号)の読み取り結果を表す。図に見られるように、読み取られるトナーの色によって、パターンの読み取り値に含まれる地肌データの寄与が異なることがわかる。
 上記の結果から、トナーの色、または、対応するスキャナの読み取り信号成分、及び、パターンの読み取り値の大きさに応じて地肌データの補正量を異ならせる必要がある。従って、トナー色、あるいはスキャナの信号成分毎に地肌データの補正量をRAM中に記憶させておく必要がある。更に、文字、写真などのパターン処理毎にも、地肌データの補正量をRAM中に記憶させておくと、補正の精度をより向上させることを期待できる。
 本発明に対応する実施形態を説明する。読み込まれたRGB信号の内、YMCの画像パターンの補色に相当する。それぞれB、G、Rの信号を使用する(図12では、シアントナーの読み取り値であるので、R信号を用いる)。その理由は、YMCのそれぞれの色の補色に相当する信号は、信号出力のダイナミックレンジが広く、S/N比が良いためである。また、画像濃度の補正のために、単一の成分を用いることにより、信号処理が簡単になるという利点がある。
 一般的には、RGBの3成分を出力するスキャナが用いられるが、人間の感じる分光感度特性と、スキャナがRGB成分として読み取る分光感度特性とが異なることによる、人間の知覚する色と、実際に再現される色との違い(メタメリズム)が生じることを防ぐために、RGB以外の分光感度特性を有する色成分(例えば、シアンなど)を加えても良い。その際には同様な考えで、YMCKに応じてダイナミックレンジ、及びS/N比が最も良い、色成分を選択する。なお、K(黒)トナー用の階調補正テーブルを作成、選択を行うためには、RGBのいずれの成分を用いても良いが、ここでは、比較的、S/N比が高く、ダイナミックレンジが広い、G成分を用いた。
 上記のように処理することにより、YMCK階調補正テーブルの作成に際し、精度を落とさずに、処理を簡単にすることができ、また、各パターン毎に求めた、地肌の寄与率をRAM中に記憶する際にも、RGB全ての成分を記憶させる場合に比べて、記憶領域を節約することができる。
 上記の例は、スキャナが読み取ったRGB成分を、YMCK階調補正テーブルの作成・選択のために用いた例であり、色変換係数を作成、補正するためには、RGB成分を全て用いることが一般的である。
 前掲した、シアントナーの写真モードの読み取り値である図16、図25は、シアンの補色であるレッド信号を処理に用いた例、マゼンタトナーの読み取り例である図28、図29はマゼンタの補色であるグリーン信号の処理例、イエロートナーの読み取り例である図30、図31は、イエロートナーの補色であるブルー信号を用いた処理例である。
 γ変換処理部410で行われる階調変換テーブル(LUT)の作成、選択方法について説明する。YMCK階調変換テーブルは、(4)式あるいは(6)式によって、求められたaw[LD]とROM416中に記憶されている参照データA[i]とを比較することによって得られる。ここで、iは、YMCK階調変換テーブルへの入力値で、参照データA[i]は、入力値iをYMCK階調変換した後のレーザ書込み値LD(i)で出力したトナー・パターンを、スキャナで読み取った値の目標値である。
 前述したaw[LD]から、A[i]に対応するLDを求めることにより、YMCK階調変換テーブルに対する入力値iに対応するレーザ出力値LD[i]を求めることができる。これを、入力値i=0,1〜255(8bit信号の場合)に対して求めることにより、階調変換テーブルを求めることができる。
 その際、YMCK階調変換テーブルに対する入力値i=00H,01H,…,ffH(16進数)に対するすべての値に対して、上記の処理を行う代わりに、i=0,11H,22H,…,ffHのようなとびとびの値について上記の処理を行い、i=1,…,10Hのような間の点については、スプライン関数などで補間を行ってもよい。また、予めROM416中に記憶されているYMCKγ補正テーブルの内、上記の処理で求めた(0,LD[0],(11H,LD[11H]),(22H,LD[22H]),…,(ffH,LD[ffH])の組を通る、最も近いテーブルを選択しても良い。
 上記の処理を図32に基づいて説明すると、図の第1象限は、前述した参照データA[i]を表し、図の横軸は、YMCK階調変換テーブルへの入力値i、縦軸は、RGBγ変換後のスキャナの読み取り値を表す。図の第2象限は、RGBγ変換テーブルを表し、横軸は、RGBγ変換前の入力値、縦軸は、RGBγ変換後の出力値を表す。この図では、RGBγ変換を行っていない。
 第3象限の縦軸は、レーザ(LD)の書込み値で、横軸は、予め定められたレーザ出力LDで形勢されたトナー・パターンを転写材に記録し、スキャナで読み取った値を表す。この図は、プリンタ部の特性を表す。RGBγ変換を行わない場合には、このグラフは、aw[LD]と一致する。また、実際に形成するパターンのLDの書込み値は、00H(地肌),11H,22H,…,eeH,ffHの16点であり、グラフの飛び飛びの値を示すが、ここでは、検知点の間を補間し、連続的なグラフとして表している。第4象限のグラフは、YMCK階調変換テーブルLD[i]で、このテーブルを求めることが目的である。ある入力値iに対して参照データA[i]が求められ、A[i]を得るためのLD出力が図中の舛方向の矢印に沿って求められる。
 図33は、RGBγ変換を行った場合で、図32のグラフと比較すると、第3象限のプリンタ特性のグラフは一致しているが、第2象限のRGBγ変換テーブルの特性が異なっている。これに応じて、第1象限の参照データを変更する必要があるが、最終的な結果であるYMCK階調変換テーブルLD[i]の特性は、一致している。
 上記のように、RGBγ変換テーブルによる処理を行うか、行わないかに応じて参照データを変更することにより、対応する。図34に本実施形態で使用したRGBγ変換テーブルの例を示した。
 上記の実施形態によれば、パターン読み取りデータからYMCK階調補正テーブルを作成・選択する際の精度を向上させることができる。上記の設定に特別な道具を必要とせず、地肌補正データの登録を簡単に実行することができる。パターンの読み取り値に対応させて、地肌データの寄与の割合を見積もることにより、パターンの読み取り信号を適切に補正することができ、これにより、パターン読み込みによる階調補正テーブルの選択・作成を適切に行うことができる。
 また、トナーの色に応じて地肌データの補正の割合を変更するか、あるいは、読み取り装置がRGB成分として読み込まれる場合に、RGBそれぞれの成分に応じて変更することにより、トナーの色の違いよる地肌データの寄与の違いを補正し、パターン読み込みによる階調補正テーブルの選択、作成を適切に行うことができる。
 さらに、パターンの読み取り信号をRGBγ変換を行うか、または行わないかに応じて、転写材の地肌データを用いた補正の割合を変更することにより、パターン読み込みによる階調補正テーブルの選択、作成を適切に行うことができる。読み取り手段からの出力信号は、通常、原稿の表面反射率に対して比例した値であるが、RGBγ変換後の信号は、画像濃度、あるいは明度に比例した値に変換される。前者の信号の場合には、RGBγ変換を経ないことにより、信号の精度の低下が生じない。しかしながら、人間の視感と異なり、画像濃度の低い部分の感度が高く、逆に画像濃度の高い部分への感度が低いため、低画像濃度部の精度を重視した、階調補正テーブルの選択、作成に有効である。一方、RGBγ変換を行うことにより、信号の精度の低下が生じるが、人間の視感と類似しているため、低画像濃度から高画像濃度にかけて、ほぼ均等な精度を有する、階調補正テーブルの選択、作成に有効である。
 パターンの読み取り値に応じた地肌補正データの寄与を精度良く算出することができる。これにより、機械毎のばらつきを補正し、精度良く、YMCK階調補正テーブルを作成、あるいは選択を行うことができる。RGB成分の3つ以上の信号出力の内の何れかを用い、地肌補正のための参照データを作成することにより、信号処理が簡単になり、処理速度を速くさせることができる。また、記憶するための容量が少なくなる。
 尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例であるが、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
本発明の画像形成装置の実施形態の機構を示す縦断面図である。 図1の制御系を示すブロック構成図である。 図2の回路構成ブロック図である。 レーザ変調回路のブロック図である。 YMCK階調補正テーブルの作成手順例のフローチャートである。 操作部の平面図である。 図6の液晶画面における画面表示例1を示す。 図6の液晶画面における画面表示例2を示す。 YMCK各色を濃度階調パターン例を示す図である。 図6の液晶画面における画面表示例3を示す。 図6の液晶画面における画面表示例4を示す。 パターン読み取り値の例1を示す。 パターン読み取り値のRGBγ変換を行った後の例1を示す。 パターン読み取り値の例2を示す。 パターン読み取り値のRGBγ変換を行った後の例2を示す。 地肌データの差を100[%]として、黒紙を載置した場合の1次式でフィッティングした読み取り値例を示す。 図16のパターンの読み取り値に、RGBγ変換を行ったもののデータを表す。 地肌補正量を求める手順例を示すフローチャートである。 図18の操作手順の図解1である。 図18の操作手順の図解2である。 図6の液晶画面における画面表示例5を示す。 図6の液晶画面における画面表示例6を示す。 図6の液晶画面における画面表示例7を示す。 図6の液晶画面における画面表示例8を示す。 地肌データの差を100[%]として、黒紙を載置した場合の3次式でフィッティングした読み取り値例を示す。 図19を3次式でフィッティングした結果である。 RGBγ変換を行わない黒トナーの写真モード・パターンの読み取り値(グリーン信号)を処理した結果である。 マゼンタトナー/写真モード・パターンでの図27に対応する結果である。 マゼンタトナー/文字モード・パターンでの図27に対応する結果である。 イエロートナー/写真モード・パターンでの図27に対応する結果である。 イエロートナー/文字モード・パターンでの図27に対応する結果である。 RGBγ変換を行わない場合の補正テーブルの構成例を示す。 RGBγ変換を行った場合の補正テーブルの構成例を示す。 RGBγ変換テーブルの構成例を示す。 従来の複写機の構成を示す概念的な縦断面である。
符号の説明
 101 複写機本体
 102 有機感光体(OPC)ドラム
 103 帯電チャージャ
 104 レーザ光学系
 105 黒現像装置
 106,107,108 カラー現像装置
 109 中間転写ベルト
 110 バイアスローラ
 111 クリーニング装置
 112 除電部
 113 転写バイアスローラ
 114 ベルトクリーニング装置
 115 搬送ベルト
 116 定着装置
 117 排紙トレイ
 118 コンタクトガラス
 119 露光ランプ
 121 反射ミラー
 122 結像レンズ
 123 イメージセンサアレイ
 130 CPU
 131 ROM
 132 RAM
 133 I/O
 134 レーザ光学系制御部
 135 電源回路
 136 光学センサ
 137 トナー濃度センサ
 138 環境センサ
 139 感光体表面電位センサ
 140 トナー補給回路
 141 中間転写ベルト駆動部
 201 現像スリーブ
 202 現像剤規制部材

Claims (2)

  1.  読み取り位置に配置した原稿画像を光学的に走査して読み取る画像読み取り手段と、
     前記画像読み取り手段からの入力画像信号を変換し出力画像信号として出力する画像処理手段と、
     前記出力画像信号に応じて像担持体上に情報を書き込む画像書込み手段と、
     前記像担持体に現像剤にて転写材上に画像を形成する画像形成手段と、
     前記画像処理手段または画像書込み手段に、複数のパターンを形成する画像信号発生装置と、前記画像処理手段に内装されて前記入力画像信号を出力画像信号に変換する画像信号変換テーブルと、を備え、
     前記画像信号変換テーブルを、前記画像信号発生装置のパターンに基づいて前記画像書込み手段及び画像形成手段にて形成した画像パターンを前記画像読み取り手段が読み取った読み取り信号により、参照データ及び転写材の地肌部のデータの読み取り画像信号に基づいて前記画像パターンの読み取り信号を補正し、
     前記画像パターンを記録した転写材の裏面の物質の反射率を高くした状態で前記画像読み取り手段で読み取った読み取り信号と、前記パターンを記録した転写材の裏面の物質の反射率を低くした状態で前記画像読み取り手段で読み取った読み取り信号とを比較し、前記比較結果に基づいて前記転写材の地肌部データによる前記画像パターンの補正量を決め、
     その際、前記画像パターンを記録した転写材の裏面の物質の反射率を高くした状態は転写材の裏面に白紙を載置した状態であり、前記画像パターンを記録した転写材の裏面の物質の反射率を低くした状態とは、黒紙の載置、原稿を抑える圧板または原稿フィーダの開放状態である
     ことを特徴とする画像形成装置。
  2.  請求項1に記載の画像形成装置において、
     前記地肌部データによる前記画像パターンの補正量を、前記画像読み取り手段の読み取り信号が前記画像信号変換テーブルでの補正の有無に応じて、前記画像パターンの読み取り画像信号の補正量を変更する
     ことを特徴とする画像形成装置。
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