JP2004032328A - 通信装置、データ受信処理方法及びデータ送信処理方法、データ送信処理プログラム及びデータ受信処理プログラム、並びに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

通信装置、データ受信処理方法及びデータ送信処理方法、データ送信処理プログラム及びデータ受信処理プログラム、並びに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の送信データを送信した場合においても、それらに対する送達通知を所望のタイミングに設定することができる通信装置を提供する。
【解決手段】送達通知の要求を示す通知要求情報が受信データに含まれている場合に、送達通知のための通知データを作成する通知データ作成手段18bと、送達通知のタイミングを定めるための条件を示す通知条件情報が受信データに含まれている場合に、通知条件情報にて示されている条件を認識する通知条件認識手段25bと、通知条件認識手段25bの認識結果に基づいて、送信手段27による通知データの送信のタイミングを定める送信制御手段26aとを、ファクシミリ/電子メール装置11に備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信データに含まれる当該データの送達通知の要求に対して応答する機能を有する通信装置、及び、この通信装置に対して送達通知の要求を含むデータを送信する通信装置、受信データに含まれる当該データの送達通知の要求に対して応答するデータ受信処理方法、及び、このデータ受信処理方法にて受信するデータを送信するためのデータ送信処理方法、上記データ送信処理方法又はデータ受信処理方法を実行するためのデータ送信処理プログラム又はデータ受信処理プログラム、並びに、これらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワーク化の進展に伴い、インターネットなどのネットワークを介して電子メール(E−mail)を送受信するネットワーク通信装置が種々の用途に用いられるようになっている。
【0003】
例えば、スキャナ機能を備えた装置には、単に画像読み取り装置として用いることができるだけでなく、読み取った画像情報をネットワーク接続されたコンピュータなどの装置へ送信することのできるネットワーク通信装置も開発されている。また、スキャナ機能に加えて印刷機能や電話機能をも備えた、インターネットファクシミリ装置(以下、「インターネットFAX」という。)も開発されている。
【0004】
図12示すように、インターネットFAX100・101は、PSTN(Public Switched Telephone Network)102等を通じてインターネットプロバイダのホスト103に接続し、ホスト103を介してインターネット104に接続する、あるいは直接インターネット104に接続する。そして、送信側および受信側のインターネットFAX100・101がともにインターネット104に接続されている状態で電子メールの送受信をする。
【0005】
ここで、上記のように電子メールを用いて情報を送信する場合には、例えば通常のファクシミリ装置で情報を送信する場合とは異なり、受信側において正常に受信されたかどうか、あるいは受信側において処理が適切になされたかどうかが、送信側においては判別できないという問題があった。すなわち、PSTNを介して互いにリアルタイムでファクシミリ通信を行うG3ファクシミリ等を用いる場合とは異なり、送信側装置から受信側装置宛に電子メールを送信した場合、送信側装置から電子メールを送信した時点では、受信側装置において電子メールを正常に受信できたか、あるいは適切に処理されたかなどについて送信側装置で判別することができない。
【0006】
そのため、従来、電子メールの送達の確認を行うために、結局電話による確認等が行われていた。しかし、電子メールで情報を送信してその後電話で送達の確認を行うのでは、余分な手間がかかってしまう。また、電子メールで情報を送信してその後電話で送達の確認を行うのでは、電話と異なり互いにリアルタイムで対話をする必要がないというような、電子メールによる通信の利点が損なわれる。
【0007】
そこで、電子メールを受信したときに、受信側装置が送達の応答を送信側装置に返信することによって送達通知(MDN)を行う方法が、RFC2298で規定されるMDN(Message Disposition Notification)の方法により規定されている。これは、電子メールの受信側装置における受信結果や経過を、所定形式の送達通知メール(MDNメール)に含めて送信側装置に通知する方法である。
【0008】
ここで、RFC(Request For Comments)とは、インターネットに関する技術の標準を定める団体であるIETF(Internet Engineering Task Force)が正式に発行する文書を指す。RFCとして、例えば、IP,TCP,HTTP,FTP等のインターネットで利用されるプロトコルや、その他インターネットに関するさまざまな技術の仕様や要件などが、上記RFC2298のような通し番号をつけて公開されている。
【0009】
RFC2298で規定されるMDNにおいては、電子メールのヘッダ部に「Disposition−Notification−To:」フィールドを新たに設ける。送信側装置および受信側装置がこの仕様を満たしている場合には、上記フィールドを用いて送達通知が行われる。具体的には、送信側装置において、上記フィールドに送達通知メールの送付を希望するアドレスを指定して送信し、受信側装置において、上記フィールドで指定されるアドレスにMDNメールを返信する。
【0010】
上記MDNによる送達の確認の手順を、図13(a)および図13(b)に基づいて説明する。図13(a)に示すように、RFC2298で規定されるMDNによる送達通知を行うためには、まず送信側の送信処理として次の処理を順次行う。
1)ユーザが、送信する原稿をセット送信側装置のスキャナにセットする。
2)ユーザが、送信する相手先の電子メールアドレスを送信側装置に入力する。
3)ユーザが、送信する原稿のファイル形式(PDF,TIFF等)を送信側装置に入力する。
4)送信側装置が、原稿を読み取り、送信用の電子メールを作成する。
【0011】
MDNの要求をする場合、上記4)の電子メールの作成時において、「Disposition−Notification−To:」フィールドを、作成する電子メールのヘッダ部に付加する。
【0012】
一方、受信側の受信処理として次の処理を順次行う。
5)受信側装置が、受信した電子メールのヘッダ部を認識して添付データに異常がないか等の確認処理を行う。
6)受信側装置が、受信した電子メールの印字処理を行う。
7)受信側装置が、「Disposition−Notification−To:」フィールドを認識した場合には、MDNメールを作成する。
8)受信側装置が、「Disposition−Notification−To:」フィールドで指定された宛先にMDNメールを返信する。
以上のようにして「Disposition−Notification−To:」フィールドを用いた送達通知を実現できる。
【0013】
また、図13(b)に示すように、送信側装置から送信された電子メールを受信する受信側装置において、電子メールの印刷が実行できないなどの障害が発生することもある。この場合には、受信側装置が異常発生の旨を通知するためのMDNメールを作成し、「Disposition−Notification−To:」フィールドで指定された宛先に返信する。
【0014】
また、特開2001−309109号公報(公開日:平成13年11月2日)には、MDNの方法を利用したファクシミリ装置が開示されている。このファクシミリ装置では、MDNの要求を行った後、一定時間経過しても受信側装置よりMDNメールが送られてこないときには、ユーザにMDNメールが送られてこないことを告知するための不達レポートを出力するようになっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の技術においては、次のような問題を生ずる。インターネットFAXを利用する場合においても、ユーザは通常のファクシミリ装置と同様に用いることが多く、ユーザはMDNによる送達通知を常に要求する設定とすることが想定される。
【0016】
この場合、上述した従来の技術では、例えば連続して複数の電子メールを送信し、全ての電子メールの送信の終了後に一括して送達通知ができればよいときであっても、電子メール1つごとに異なったタイミングでMDNメールが返信されることになる。
【0017】
より具体的に説明すると、連続して同じ宛先に10分おき3件の電子メールを送信した場合、その送信した電子メールに対応するMDNメールが10分ごとに合計3件返信されることになる。したがって、MDNメールが返信される度に、図14に示すようにMDNメールの内容を画面で確認する、あるいはMDNメールの内容が記載された送信結果レポートを出力することになってしまう。このような送達通知はユーザにとって煩わしい処理になってしまう。
【0018】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の送信データを送信した場合においても、それらに対する送達通知を所望のタイミングに設定することができる通信装置等を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の通信装置は、受信データに含まれる、当該データの送達通知の要求に対して応答する機能を有する通信装置であって、上記の課題を解決するために、データを受信する受信手段と、前記受信手段にて受信した受信データに、送達通知の要求を示す通知要求情報が含まれている場合に、送達通知のための通知データを作成する通知データ作成手段と、前記通知データを送信する送信手段と、前記受信データに、送達通知のタイミングを定めるための条件を示す通知条件情報が含まれている場合に、前記通知条件情報にて示されている条件を認識する通知条件認識手段と、前記通知条件認識手段の認識結果に基づいて、前記送信手段による通知データの送信のタイミングを定める送信制御手段と、を備えることを特徴としている。
【0020】
上記の構成では、受信データに、例えばインターネットを介した電子メールにおけるMDN要求のような送達通知の要求が含まれている場合に、その要求に応じるべく送達通知のための通知データを通知データ作成手段にて作成し、送信手段にて送信することができる。
【0021】
ここで、上記の構成では、受信データに、送達通知のタイミングを定めるための条件を示す通知条件情報が含まれている場合に、その条件を通知条件認識手段にて認識する。また、この認識結果に基づいて、上記送信手段による通知データの送信のタイミングを送信制御手段にて定める。
【0022】
したがって、データの送信側において送達通知のタイミングを定めるための条件を設定して本通信装置にデータを送信することで、本通信装置はその条件に基づいて定められるタイミングで送達通知のための通知データを送信するようになる。
【0023】
これにより、例えばデータの送信側から本通信装置に複数件の送信データを互いに異なった時期に送信するような場合に、送信側ではそれぞれの送達通知を、最終の送信データの送信後にまとめて受けるようにすることができるようになる。つまり、複数件の送信データに対する送達通知を一時期にまとめることができるようになる。
【0024】
その結果、複数件の送信データに対する送達通知の確認を、例えば送信側のユーザが行うような場合に、その確認作業を1回にまとめることができ、作業の簡略化を図ることができる。
【0025】
なお、本発明のデータ受信処理方法は、受信データに含まれる、当該データの送達通知の要求に対して応答するデータ受信処理方法であって、上記の課題を解決するために、受信手段が、データを受信する受信ステップと、前記受信ステップにて受信した受信データに、送達通知の要求を示す通知要求情報が含まれている場合に、通知データ作成手段が、送達通知のための通知データを作成する通知データ作成ステップと、前記受信データに、送達通知のタイミングを定めるための条件を示す通知条件情報が含まれている場合に、通知条件認識手段が、前記通知条件情報にて示されている条件を認識する通知条件認識ステップと、送信制御手段が、前記通知条件認識ステップの認識結果に基づいて、前記通知データの送信のタイミングを定める送信タイミング設定ステップと、送信手段が、前記送信タイミング設定ステップにて定めたタイミングで前記通知データを送信する送信ステップと、を含むことを特徴としている。
【0026】
また、本発明のデータ受信処理プログラムは、前記のデータ受信処理方法を実行するためのプログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させ、コンピュータに前記各ステップを実行させるためのプログラムである。また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記のデータ受信処理プログラムを記録した記録媒体である。
【0027】
これらによっても、上記と同様に、複数件の送信データに対する送達通知を一時期にまとめることができるようになる。
【0028】
本発明の通信装置は、前記の通信装置において、前記通知データ作成手段が、前記通知条件認識手段の認識結果に基づいて、複数件の受信データに対する送達通知をまとめて1つの通知データを作成することが望ましい。
【0029】
上記の構成では、通知条件認識手段の認識結果に基づくことにより、例えば同じタイミングで送達通知のための通知データを送信すべき複数件の受信データが存在することが判明した場合に、上記複数件の受信データに対する送達通知を、1つの通知データにまとめて送信することができるようになる。
【0030】
これにより、送達通知のための通信の回数を削減することができる。また、ネットワークを介して通信を行う場合、通信回数の削減によりネットワークのトラフィックを削減することもできる。
【0031】
本発明の通信装置は、前記の通信装置において、前記受信データの受信結果を判別する受信結果判別手段をさらに備え、前記送信制御手段が、さらに前記受信結果判別手段の判別結果に基づいて、前記通知データの送信のタイミングを定めることが望ましい。
【0032】
上記の構成では、受信データの受信結果に基づいて通知データの送信のタイミングを定めることができる。したがって、例えば受信データの受信結果がエラーと判別された場合に、通知条件情報にて示されている条件にかかわらず直ちに通知データの送信を行うようにすることが可能になる。その結果、後に送信側において再送等の処理を行う場合に、その処理を迅速に行うことができるようになる。
【0033】
本発明の通信装置は、前記の通信装置に対して、送達通知の要求を含むデータを送信する通信装置であって、送達通知のタイミングを定めるための条件を設定する通知条件設定手段と、送達通知の要求を示す通知要求情報とともに、前記通知条件設定手段にて設定した条件を示す通知条件情報を、送信すべきデータに含めて送信データを作成する送信データ作成手段と、前記送信データを送信する送信手段と、を備えていることを特徴としている。
【0034】
上記の構成では、上述した通知条件認識手段を備えた通信装置に対して、送達通知の要求を示す通知要求情報とともに送達通知のタイミングを定めるための条件を示す通知条件情報を含む送信データを送信することで、上述のように複数件の送信データに対する送達通知を一時期にまとめることができるようになる。
【0035】
なお、本発明のデータ送信方法は、前記のデータ受信処理方法にて受信するデータを送信するためのデータ送信処理方法であって、通知条件設定手段が、送達通知のタイミングを定めるための条件を設定する通知条件設定ステップと、送信データ作成手段が、送達通知の要求を示す通知要求情報とともに、前記通知条件設定ステップにて設定した条件を示す通知条件情報を、送信すべきデータに含めて送信データを作成する送信データ作成ステップと、送信手段が、前記送信データを送信する送信ステップと、を含むことを特徴としている。
【0036】
また、本発明のデータ送信処理プログラムは、前記のデータ送信処理方法を実行するためのプログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させ、コンピュータに前記各ステップを実行させるためのプログラムである。また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記のデータ送信処理プログラムを記録した記録媒体である。
【0037】
これらによっても、上記と同様に、複数件の送信データに対する送達通知を一時期にまとめることができるようになる。
【0038】
本発明の通信装置は、前記の通信装置において、前記通知条件情報が、送達通知の時期を指定する情報であり、送達通知のための通知データを受信する受信手段と、前記送信手段にて送信した送信データに含まれる通知条件情報の指定する送達通知の時期に対して予め定めた期間内に、当該送信データに対応する通知データを前記受信手段にて受信したか否かを判別する受信管理手段と、前記受信管理手段により前記期間内に通知データを受信していないと判別した場合に、その旨をユーザに告知する告知手段と、をさらに備えることが望ましい。
【0039】
上記の構成では、送達通知の時期を指定して送信データを送信した場合において、その時期に対して予め定めた期間内に当該送信データに対応する通知データを受信していないときに、その旨をユーザに告知する。このように上記期間内に通知データを受信していないときは、送信のトラブル等があった可能性がある。上記のようにユーザに告知することによって、再送等のその後の必要な処理を迅速に行うことができるようになる。
【0040】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について図1から図11に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0041】
本実施形態では、本発明の通信装置として、インターネットなどのネットワークを介した電子メールの送受信や、この電子メールを利用した画像情報等の送受信を行うファクシミリ/電子メール装置を想定している。
【0042】
図1は、本実施形態のファクシミリ/電子メール装置11の電気的構成を示すブロック図である。このファクシミリ/電子メール装置11は、データを用紙等の記録媒体に印刷するプリンタ/コピーや、電話回線を利用した通常のファクシミリ装置(FAX)としての機能の他に、インターネットなどのネットワークを経由して、電子メール(E−mail)の送受信やサーバとファイルの送受信を行う電子メール(E−mail/FTP(File Transfer Protocol))装置、およびインターネットファクシミリ装置としての機能を有する。
【0043】
このファクシミリ/電子メール装置11は、大略的に、メイン制御部12と、パネル制御部13と、制御用メモリ14と、画像用バッファ15と、制御用バッファ16と、画像記憶部17と、電子メール作成部18と、読取部19と、記録部20と、符号/復号化制御部21と、LAN(Local Area Network)制御部22と、モデム23と、網制御部(NCU:Network Control Unit)24と、送達通知制御部25と、送達通知管理部26とを備えて構成されている。
【0044】
メイン制御部12は、CPU(Central Processing Unit))などを備えて構成され、ファクシミリ/電子メール装置11の制御を行う。
【0045】
パネル制御部13は、原稿の読み込み、相手先入力などの指示を行うためのものであり、そのための画面を表示するようになっている。パネル制御部10は、図示しない表示装置及び操作部を備えている。表示装置は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)又はCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等から成り、動作状態や送信先などを表示する。操作部は、操作するために必要なキー(入力装置)を備えている。この操作部により、相手先の設定を行う。設定された相手先情報は、制御用メモリ14に格納される。なお、表示装置及び操作部を一体化してタッチパネルとしてもよい。
【0046】
制御用メモリ14は、ROMなどの不揮発性のメモリや、バックアップされた揮発性のメモリなどから成り、制御プログラムや相手先情報を記憶している。画像用バッファ15は、RAM等から成り、送受信される画像データの圧縮や伸長にあたっての一時記憶に使用される。制御用バッファ16は、RAM等から成り、制御プログラムを動作させる上で必要なデータを格納する。画像記憶部17は、符号化された画像データを記憶するとともに、後述する読取部19から読込んだデータ、または受信したデータ、復号化後のデータなどを記憶する。なお、画像記憶部17にデータを記憶せず、直接、画像用バッファを用いた処理が行われてもよい。
【0047】
電子メール作成部18は、テキスト情報や符号化された画像データにヘッダ情報を付加し、電子メールのフォーマットに変換する。なお、電子メール作成部18の詳細については後述する。読取部19は、原稿読取手段としての光電変換素子(CCD:Charge Coupled Device)を利用したスキャナで、原稿を所定の解像度で読み取る。そして、読み取った結果のドットイメージデータを出力する。記録部20は、電子写真方式のプリンタ装置を備え、通信によって受信した原稿画像や読取部19で読み取った原稿画像等のデータをハードコピー(プリントアウト)する。
【0048】
符号/復号化制御部21は、読み込んだ原稿画像のデータの符号化または受信時の復号化を行う。すなわち、この符号/復号化制御部21は、読取部19で読み取った原稿画像のデータを符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている受信した原稿画像のデータを元のデータに復号化する。この符号/復号化制御部21では、ファクシミリ通信で一般に使用されている、MH(Modified Huffman)、MR(Modified READ)およびMMR(Modified Modified READ)などの符号化方式を用いることができる。
【0049】
LAN制御部22は、インターネット経由による電子メールの送受信およびインターネットファクシミリの通信を行うように、LANと接続するためのものである。モデム23は、通常のファクシミリ通信を行うためのものであり、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。このモデム23は、網制御部24を介してアナログの公衆電話回線(PSTN:Public Switched Telephone Network)と接続されている。網制御部24は、公衆電話回線網との回線の閉結及び開放の回線制御動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム23を公衆電話回線網と接続する。
【0050】
送達通知制御部25は、送信する電子メールに関する送達通知(MDN:Message Disposition Notification)機能による送達通知の要求(MDN要求)、及び受信する電子メールに関する上記送達通知の要求に対する応答(MDN応答)の管理などを行うためのものである。送達通知制御部25は、電子メール作成部18が付加するヘッダ情報を用いて制御を行う。送達通知管理部26は、カレンダー機能や時計機能を有しており、MDN要求に対するMDN応答のタイミングの管理などを行うためのものである。なお、送達通知制御部25及び送達通知管理部26の詳細については後述する。
【0051】
ファクシミリ/電子メール装置11では、符号/復号化制御部21、LAN制御部22、モデム23、及び網制御部24によって、データの送信を行う送信手段27、及びデータの受信を行う受信手段28が構成される。なお、ファクシミリ/電子メール装置11がLANによる通信を行う場合にはLAN制御部22が機能し、アナログの公衆電話回線による通信を行う場合には網制御部24が機能する。
【0052】
以下、ファクシミリ/電子メール装置11におけるMDN要求及びMDN応答の機能について説明する。
【0053】
送達通知制御部25は、通知条件設定手段25a及び通知条件認識手段25bを備えている。通知条件設定手段25aは、ファクシミリ/電子メール装置11を送信側の通信装置(送信側装置)として用いる場合に機能するものである。通知条件設定手段25aは、MDN要求を付した送信データを送る場合に、受信側装置におけるMDN応答のタイミングを定めるための条件を設定し、この条件を示す通知条件情報を生成する。通知条件認識手段25bは、ファクシミリ/電子メール装置11を受信側の通信装置(受信側装置)として用いる場合に機能するものである。この通知条件認識手段25bは、受信データに通知条件情報が含まれている場合に、この通知条件情報にて示されている条件を認識する。
【0054】
また、送達通知制御部25は、さらに受信結果判別手段25cを備えていてもよい。受信結果判別手段25cは、ファクシミリ/電子メール装置11を受信側装置として用いる場合に機能するものであり、受信データの受信結果を判別するものである。
【0055】
送達通知管理部26は、ファクシミリ/電子メール装置11を受信側装置として用いる場合に機能する送信制御手段26aを備えている。送信制御手段26aは、送達通知制御部25の通知条件認識手段25bの認識結果に基づいて、MDN応答のタイミングを定めるものである。
【0056】
送達通知制御部25に受信結果判別手段25cが備えられている場合、送信制御手段26aは、さらに受信結果判別手段25cの判別結果に基づいて、MDN応答のタイミングを定めてもよい。
【0057】
また、送達通知管理部26は、ファクシミリ/電子メール装置11を送信側装置として用いる場合に機能する受信管理手段26bを備えていてもよい。受信管理手段26bは、MDN要求を付した送信データを送る場合に、受信側装置においてMDNを送信する時期を指定したとき、指定した時期に対して予め定めた期間内に、当該送信データに対応するMDNを受信したか否かを判別するものである。
【0058】
電子メール作成部18は、送信データ作成手段18a及び通知データ作成手段18bを備えている。送信データ作成手段18aは、ファクシミリ/電子メール装置11を送信側装置として用いる場合に機能するものである。送信データ作成手段18aは、MDN要求を示す通知要求情報とともに、通知条件設定手段25aにて生成した通知条件情報を、送信すべきデータに含めて送信データを作成する。通知データ作成手段18bは、ファクシミリ/電子メール装置11を受信側装置として用いる場合に機能するものである。通知データ作成手段18bは、受信データに、MDN要求を示す通知要求情報が含まれている場合に、MDNのための通知データ(送達通知の内容を示すデータ。以下、単に「通知データ」という。)を作成する。
【0059】
なお、通知データ作成手段18bは、通知条件認識手段25bの認識結果に基づき、例えば同じタイミングで通知データを送信すべき複数件の受信データが存在することが判明した場合に、その複数件の受信データに対するMDNの内容をまとめて1つの通知データを作成するものであってもよい。
【0060】
図2は、ファクシミリ/電子メール装置11を用いて構成される通信システムの一構成例を示すブロック図である。この通信システムでは、送信側装置11a及び受信側装置11bを備えており、送信側装置11a及び受信側装置11bはそれぞれ上記ファクシミリ/電子メール装置11である。
【0061】
この通信システムでは、送信側装置11a及び受信側装置11bがそれぞれアナログの公衆電話回線30を介してメールサーバ31a・31bと通信できるようになっている。また、メールサーバ31a・31bは、インターネット32を介して互いに通信できるようになっている。
【0062】
ここで、ファクシミリ/電子メール装置11の送信側装置11aとしての機能に注目すると、送信側装置11aは、MDN応答のタイミングを定めるための条件を設定する通知条件設定手段25aと、MDN要求を示す通知要求情報とともに、通知条件設定手段25aにて設定した条件を示す通知条件情報を、送信すべきデータに含めて送信データを作成する送信データ作成手段18aと、この送信データを送信する送信手段27とを備えていることになる。
【0063】
図3は、上記送信データとしての送信メール(電子メール)の内容を示す図面である。図3の(a)はヘッダ、(b)は本文、(c)は添付ファイルである。なお、図3ではわかりやすいように(a)〜(c)を分割して図示しているが、実際のメールでは分割されているわけではない。
【0064】
(a)のヘッダは、電子メールの送受信及びインターネット中での配信などに関する情報を表示する領域である。ここで、ヘッダ中の各行は、送受信などで用いる固有の情報を記している。以下では、この各行のことを「フィールド」と称する。例えば、Toフィールドには電子メールの宛先が表示されている。
【0065】
ここで、上記送信メールには、(a)のヘッダ内に、(a−1)又は(a−2)のMDN要求のためのフィールドが設けられている。(a−1)及び(a−2)は、RFC2298で規定されるDisposition−Notification−Toフィールド(MDNフィールド)を用いて、通知データとしての応答メールを送付すべき送信先のアドレスを設定するようになっている。このMDNフィールドが、MDN要求を示す通知要求情報となる。図3では、送信先として「Sharp_Doc_InternetFAX@sharp.co.jp」が設定されている。
【0066】
また、MDN応答時においてどの送信メールに対する応答なのかを識別するために、送信時に、送信メールに対してMessage−Idフィールドにメールを識別するためのIDを付与しておく。そして、応答メールにて、送信メールに付与されたIDを返信することによりメールを識別できるようにする。図3では、このIDとして「<111@SHARP_D1>」が設定されている。
【0067】
また、上記送信メールには、図3の(a−1)のように、Disposition−Notification−Toフィールドの後に、通知条件設定手段25aにて設定した条件を示す通知条件情報が付加されている。図3の(a−1)では、通知条件情報として、MDN応答の時期を、GMT(グリニッジ標準時)+09:00のタイムゾーンにおける2001年9月22日に指定する情報が付加されている。
【0068】
このように、送信側装置11aでは、MDNフィールドに、通知要求情報に加えて、通知条件情報を含めるようになっている。なお、この場合、通知要求情報及び通知条件情報は、送信メールに含まれるテキストデータである。これにより、これらの情報を送信メールに含ませることが容易となり、この送信メールの受信側である受信側装置11bにおいてもこれらの情報を認識することが容易となる。
【0069】
なお、通知条件情報を含める方法としては、図3の(a−2)のように、Disposition−Notification−Optionsのフィールドを付加してもよい。
【0070】
図3の(b)の本文は、いわゆる電子メールの本体で、メッセージの送受信に用いるものである。図3は、インターネットファクシミリ通信のための送信メールを示したものであるため、本文は簡単なものとなっている。
【0071】
また、図3の(c)の添付ファイルは、符号化した画像ファイルを添付したものである。この添付ファイルの形式は、MIME(Multipurpose Internet Mail
Extentions)として定められている。
【0072】
この構成では、受信側装置11bに対して、MDN要求を示す通知要求情報とともにMDN応答のタイミングを定めるための条件を示す通知条件情報を含む送信データを送信することで、後述するように複数件の送信データに対するMDNを一時期にまとめることができるようになる。
【0073】
また、送信側装置11aは、通知データを受信する受信手段28と、通知条件情報がMDNの時期を指定する情報である場合に、送信手段27にて送信した送信データに含まれる通知条件情報の指定するMDNの時期に対して予め定めた期間内に、当該送信データに対応する通知データを受信手段28にて受信したか否かを判別する受信管理手段26bと、受信管理手段26bにより上記期間内に通知データを受信していないと判別した場合に、その旨をユーザに告知する告知手段とをさらに備えることが望ましい。この告知手段は、パネル制御部13により実現することができ、パネル制御部13を介して表示装置に上記の旨を表示させるようにすればよい。
【0074】
この構成では、MDNの時期を指定して送信データを送信した場合において、その時期に対して予め定めた期間内に当該送信データに対応する通知データを受信していないときに、その旨をユーザに告知する。このように上記期間内に通知データを受信していないときは、送信のトラブル等があった可能性がある。上記のようにユーザに告知することによって、再送等のその後の必要な処理を迅速に行うことができるようになる。
【0075】
一方、ファクシミリ/電子メール装置11の受信側装置11bとしての機能に注目すると、受信側装置11bは、データを受信する受信手段28と、受信データに、MDN要求を示す通知要求情報が含まれている場合に、通知データを作成する通知データ作成手段18bと、この通知データを送信する送信手段27と、受信データに、MDN応答のタイミングを定めるための条件を示す通知条件情報が含まれている場合に、この条件を認識する通知条件認識手段25bと、この認識結果に基づいて、送信手段27による通知データの送信のタイミング、つまりMDN応答のタイミングを定める送信制御手段26aとを備えることになる。
【0076】
この構成では、受信データに、MDN応答のタイミングを定めるための条件を示す通知条件情報が含まれている場合に、その条件を通知条件認識手段25bにて認識する。また、この認識結果に基づいて、送信手段27による通知データの送信のタイミングを送信制御手段26aにて定める。
【0077】
したがって、送信側装置11aにおいて通知条件情報を含めて受信側装置11bにデータを送信することで、受信側装置11bはその条件に基づいて定められるタイミングで通知データを送信するようになる。
【0078】
これにより、例えば図4に示すように、送信側装置11aから受信側装置11bに複数件の送信データ▲1▼〜▲4▼を互いに異なった時期に送信するような場合に、送信側装置11aが最終の送信データ▲4▼の送信後にMDNをまとめて受けることができるようになる。つまり、複数件の送信データ▲1▼〜▲4▼に対するMDN応答を一時期にまとめることができるようになる。
【0079】
その結果、送信側装置11aのユーザは、複数件の送信データ▲1▼〜▲4▼に対するMDNの確認作業を1回にまとめることができ、作業の簡略化を図ることができる。
【0080】
なお、送信側装置11aの通知条件設定手段25aは、通知条件情報として、受信側装置11bにてMDN応答を行うべき日を指定できるようになっていてもよい。これにより、受信側装置11bのユーザはMDN応答の確認を日単位で行うことができる。
【0081】
また、送信側装置11aの通知条件設定手段25aは、通知条件情報として、受信側装置11bにてMDN応答を行うべき時刻を指定できるようになっていてもよい。これにより、受信側装置11bのユーザはMDN応答の確認を時間単位で行うことができる。
【0082】
また、送信側装置11aの通知条件設定手段25aは、通知条件情報として、受信側装置11bにてMDN応答を行うべき日時を指定できるようになっていてもよい。
【0083】
また、送信側装置11aの通知条件設定手段25aは、通知条件情報として、受信側装置11bにてMDN応答を行うべき曜日を指定できるようになっていてもよい。これにより、受信側装置11bのユーザはMDN応答の確認を1週間分まとめて特定の曜日に行うことができる。
【0084】
なお、送信側装置11aの通知条件設定手段25aは、通知条件情報として、MDNの時期を指定する情報に限らず、その他の条件を指定する情報、例えば予め定めた件数分のデータを受信したタイミングでMDN応答を行うように指定する情報などであってもよい。
【0085】
ここで、上記通知データ作成手段18bは、上記通知条件認識手段25bの認識結果に基づいて、複数件の受信データに対するMDNをまとめて1つの通知データを作成することが望ましい。
【0086】
この構成では、通知条件認識手段25bの認識結果に基づくことにより、例えば同じタイミングで通知データを送信すべき複数件の受信データが存在することが判明した場合に、この複数件の受信データに対する送達通知を、1つの通知データにまとめて送信することができるようになる。
【0087】
これにより、MDNのための通信の回数を削減することができる。また、通信回数の削減により公衆電話回線30やインターネット32のトラフィックを削減することもできる。
【0088】
図5は、上記通知データとしての応答メール(電子メール)の内容を示す図面である。図5の(a)はヘッダ、(b)は本文、(c)はMDN情報である。なお、図5ではわかりやすいように(a)〜(c)を分割して図示しているが、実際のメールでは分割されているわけではない。
【0089】
ここで、(a)のヘッダにおけるToフィールドには、図5の送信メールのDisposition−Notification−Toフィールドにて指定されたアドレスが設定されている。
【0090】
また、(c)のMDN情報はMDNの内容を示す情報である。MDNの内容は、主に図5の記号Aを付したフィールドで示されている。これらのフィールドは、それぞれ次の情報を示す。
【0091】
上段のFinal−Recipientフィールドは、MDN応答の受け取りアドレスを示す。中段のOriginal−Message−Idフィールドは、MDNに係る送信メールを特定するためのIDであり、図3の(a)におけるOriginal−Message−Idフィールドに対応するIDが示されている。下段のDispositionフィールドは、中段のOriginal−Message−Idフィールドに示すIDの送信メールについて、処理が成功したか否かの状態が示されている。
【0092】
従来であれば、Original−Message−Idフィールドには1つのIDのみが示されていたが、図5の応答メールでは、Original−Message−Idフィールドに複数のIDを含めて、MDNを1つにまとめることが可能である。
【0093】
また、受信側装置11bは、受信データの受信結果を判別する受信結果判別手段25cを備え、送信制御手段26aが、さらに受信結果判別手段25cの判別結果に基づいて、MDN応答のタイミングを定めることが望ましい。
【0094】
この構成では、受信データの受信結果に基づいてMDN応答のタイミングを定めることができる。したがって、例えば図6に示すように、受信データの受信結果がエラーと判別された場合に、通知条件情報にて示されている条件にかかわらず直ちにMDN応答を行うようにすることが可能になる。その結果、後に送信側装置11aにおいて再送等の処理を行う場合に、その処理を迅速に行うことができるようになる。
【0095】
図7及び図8は、送信側装置11aにおける処理の流れ(データ送信処理方法)の一例を示すフローチャートである。以下では、適宜図1及び図2を用いつつ、図7及び図8に基づいて送信側装置11aにおける処理の流れを説明する。なお、以下の処理において、ユーザによる入力や選択は、パネル制御部13を介して行うものとする。
【0096】
送信側装置11aにおいては、まず、送信開始処理S1を行う。送信開始処理では、ユーザが送信側装置11aの読取部19に原稿をセットし(S21)、制御用メモリ14に格納されている相手先情報により送信するか、否かを選択する(S22)。
【0097】
相手先情報によらずに送信するのであれば、ユーザは、送信先のアドレスを入力し(S23)、送信データのファイル形式や圧縮形式を入力する(S24)。
【0098】
次に、ユーザは、MDN要求を設定するか否かを選択する(S25)。設定する場合、MDN要求する旨を入力するとともに(S26)、MDN応答のタイミングを定めるための条件を入力する(S27)。この入力画面は、例えば図10のようになる。
【0099】
上記S27の入力に基づいて、通知条件設定手段25aが、MDN応答のタイミングを定めるための条件を設定し、この条件を示す通知条件情報を生成する(通知条件設定ステップS28)。
【0100】
さらに、ユーザは、MDN応答により送達エラーが通知された場合の再送回数を入力する(S29)。
【0101】
次に、ユーザがスタートキーを入力すると(S30)、読取部19が原稿の読み取りを開始する(S31)。
【0102】
そして、送信データ作成手段18aが、MDN要求を示す通知要求情報とともに、上記S28で生成した通知条件情報を、送信すべきデータに含めて送信データを作成する(送信データ作成ステップS32)。
【0103】
なお、上記S22において相手先情報により送信することを選択したのであれば、ユーザは、相手先に対応付けられたワンタッチキー又は短縮番号を入力する。なお、相手先情報には、予め行われた上記S23〜S29と同様の処理による設定の結果が含まれているため、再度の設定は不要となっている。
【0104】
次に、送信手段27が、メールサーバ31aに接続し(S2)、送信データとしての送信メールを送信し(送信ステップS3)、その後メールサーバ31aとの接続を終了する(S4)。
【0105】
上記S26でMDN要求する旨を入力している場合(S5)、受信管理手段26bによりMDN応答待ちの設定をし(S6)、送信データに含めた通知条件情報の指定するMDN応答の時期がくるのを待って、送信手段27がメールサーバ31aへ接続する(S7)。
【0106】
メールサーバ31aに新着メールがある場合には(S8)、受信手段28によりその新着メールを受信して(S9)、メールサーバ31aとの接続を終了する(S10)。
【0107】
上記新着メールとしてMDNの応答メールを受信した場合には(S11)、MDN応答待ちの設定を解除し(S12)、パネル制御部13又は記録部20によりMDN応答の結果を表示又は印刷する(S13)。この表示又は印刷結果は、例えば図11のようになる。図11は、3件の送信メールに対するMDNを1件の応答メールにまとめたものである。
【0108】
MDN応答の結果が「受信完了」であれば処理を終了し、「受信完了」でなければ再送処理のために上記S2からの処理を繰り返す(S14)。
【0109】
上記S11にてMDNの応答メールを受信していない場合には、受信管理手段26bによりMDN応答の時期に対して予め定めた期間が経過したかを確認し(S15)、経過していない場合には上記S7からの処理を繰り返し、経過している場合にはMDN応答待ちの設定を解除して(S16)、パネル制御部13を介して表示装置にエラーを告知する(S17)。
【0110】
図9は、受信側装置11bにおける処理の流れ(データ受信処理方法)の一例を示すフローチャートである。以下では、適宜図1及び図2を用いつつ、図9に基づいて受信側装置11bにおける処理の流れを説明する。
【0111】
受信側装置11bにおいては、まず、受信処理を行う。受信処理では、受信手段28が、メールサーバ31bに接続し(S41)、受信データとしての受信メールを受信し(受信ステップS42)、その後メールサーバ31bとの接続を終了する(S43)。
【0112】
次に、記録部20による受信メールの印字処理(S44)を行った後、送達通知制御部25により受信メールにMDN要求を示す通知要求情報が含まれているか否かを判別する(S45)。
【0113】
MDN要求が含まれている場合には、さらに送達通知制御部25により受信メールにMDN応答のタイミングを定めるための条件を示す通知条件情報が含まれているか否かを判別する(S47)。受信メールに通知要求情報が含まれている場合には、通知データ作成手段18bが、通知データを作成する(通知データ作成ステップS46)。
【0114】
受信メールに通知要求情報が含まれており、通知条件情報が含まれていない場合には、上記S46にて作成した通知データをすぐに送信する(MDN応答を行う)(S53)。
【0115】
受信メールに通知要求情報が含まれており、通知条件情報も含まれている場合には、通知条件認識手段25bが、通知条件情報にて示されている条件を認識し(通知条件認識ステップS48)、送信制御手段26aが、上記S49の認識結果に基づいて、通知データの送信のタイミングを定める(送信タイミング設定ステップS49)。
【0116】
そして、MDN応答待機中のものがない場合には(S50)、送信制御手段26aによる制御を開始し(S51)、MDN応答を行うタイミングとして設定されたタイミングまで待機する(S52)。
【0117】
MDN応答を行うタイミングとして設定されたタイミングになると、送信手段27が通知データを送信する(送信ステップS53)。さらにMDN応答待機中のものがある場合には(S54)、上記S52からの処理を繰り返す。
【0118】
なお、上記S45において受信データにMDN要求が含まれていない場合、MDN応答待機中のものがあるときには(S55)、上記S52からの処理を行い、MDN応答待機中のものがないときには、処理を終了する。
【0119】
ここでは、受信メールの印刷処理を行った後に、MDN応答を行う場合について説明したが、印刷処理を行う前にMDN応答を行ってもよく、例えば、受信メール又は受信メールの添付ファイルが判別可能か否かについて確認した後にMDN応答を行うようにしてもよい。
【0120】
本発明のデータ送信処理方法は、上記各処理のうち、特に、通知条件設定手段25aが、MDN応答のタイミングを定めるための条件を設定する通知条件設定ステップS28と、送信データ作成手段18aが、MDN要求を示す通知要求情報とともに、通知条件設定ステップS28にて設定した条件を示す通知条件情報を、送信すべきデータに含めて送信データを作成する送信データ作成ステップS32と、送信手段27が、送信データを送信する送信ステップS3とを含むことを特徴としている。
【0121】
また、本発明のデータ受信処理方法は、上記各処理のうち、特に、受信手段28が、データを受信する受信ステップS42と、受信ステップS42にて受信した受信データに、MDN要求を示す通知要求情報が含まれている場合に、通知データ作成手段18bが、通知データを作成する通知データ作成ステップS46と、受信データに、MDN応答のタイミングを定めるための条件を示す通知条件情報が含まれている場合に、通知条件認識手段25bが、通知条件情報にて示されている条件を認識する通知条件認識ステップS48と、送信制御手段26aが、通知条件認識ステップS48の認識結果に基づいて、通知データの送信のタイミングを定める送信タイミング設定ステップS49と、送信手段27が、送信タイミング設定ステップS49にて定めたタイミングで通知データを送信する送信ステップS53とを含むことを特徴としている。
【0122】
これにより、上述のように、複数件の送信データに対するMDNを一時期にまとめることができるようになる。
【0123】
なお、上記データ受信処理方法又はデータ送信方法は、コンピュータを上記各手段として機能させ、コンピュータに上記各ステップを実行させるためのデータ受信処理プログラム又はデータ送信処理プログラムによって実行することもできる。すなわち、上記データ受信処理方法又はデータ送信方法は、データ受信処理プログラム又はデータ送信処理プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能な状態に記録媒体に記録しておき、この記録媒体を、コンピュータを含むシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
【0124】
なお、本実施形態においては、RFC2298で規定されるMDNを用いることを前提として説明したが、本発明はRFC2298で規定されるMDNを用いるものに限定されない。例えば、受信側装置の接続先のメールサーバが、電子メールの状況について送信先に通知するDSN(Delivery Status Notification)(RFC1891/1894)を用いることもできる。
【0125】
また、本実施形態では、ファクシミリ/電子メール装置11がファクシミリ機能を有する場合について説明したが、本発明は、ファクシミリ機能を有さずメール機能のみを有する通信装置にも適用可能である。さらに、本実施形態では、送信データ及び受信データとして電子メールを想定したが、電子メール以外のデータであってもよい。
【0126】
【発明の効果】
以上のように、本発明の通信装置は、データを受信する受信手段と、通知要求情報が受信データに含まれている場合に、通知データを作成する通知データ作成手段と、通知データを送信する送信手段と、通知条件情報が受信データに含まれている場合に、通知条件情報にて示されている条件を認識する通知条件認識手段と、通知条件認識手段の認識結果に基づいて、送信手段による通知データの送信のタイミングを定める送信制御手段と、を備える構成である。
【0127】
上記の構成では、複数件の送信データに対する送達通知を一時期にまとめることができるようになる。その結果、複数件の送信データに対する送達通知の確認を、例えば送信側のユーザが行うような場合に、その確認作業を1回にまとめることができ、作業の簡略化を図ることができる。
【0128】
なお、本発明のデータ受信処理方法は、受信手段がデータを受信する受信ステップと、送達通知の要求を示す通知要求情報が受信データに含まれている場合に、通知データ作成手段が通知データを作成する通知データ作成ステップと、通知条件情報が受信データに含まれている場合に、通知条件認識手段が通知条件情報にて示されている条件を認識する通知条件認識ステップと、この認識結果に基づいて送信制御手段が通知データの送信のタイミングを定める送信タイミング設定ステップと、ここで定めたタイミングで送信手段が通知データを送信する送信ステップと、を含む方法である。
【0129】
また、本発明のデータ受信処理プログラムは、前記のデータ受信処理方法を実行するためのプログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させ、コンピュータに前記各ステップを実行させるためのプログラムである。また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記のデータ受信処理プログラムを記録した記録媒体である。
【0130】
これらによっても、上記と同様に、複数件の送信データに対する送達通知を一時期にまとめることができるようになる。
【0131】
本発明の通信装置は、前記の通信装置において、通知データ作成手段が、通知条件認識手段の認識結果に基づいて、複数件の受信データに対する送達通知をまとめて1つの通知データを作成することが望ましい。
【0132】
上記の構成では、送達通知のための通信の回数を削減することができる。また、ネットワークを介して通信を行う場合、通信回数の削減によりネットワークのトラフィックを削減することもできる。
【0133】
本発明の通信装置は、前記の通信装置において、受信データの受信結果を判別する受信結果判別手段をさらに備え、送信制御手段が、さらに受信結果判別手段の判別結果に基づいて、通知データの送信のタイミングを定めることが望ましい。
【0134】
上記の構成では、例えば受信データの受信結果がエラーと判別された場合に、後に送信側において再送等の処理を迅速に行うことができるようになる。
【0135】
本発明の通信装置は、前記の通信装置に対して、送達通知の要求を含むデータを送信する通信装置であって、送達通知のタイミングを定めるための条件を設定する通知条件設定手段と、通知要求情報とともに、通知条件設定手段にて設定した条件を示す通知条件情報を、送信すべきデータに含めて送信データを作成する送信データ作成手段と、送信データを送信する送信手段と、を備える構成である。
【0136】
上記の構成では、前記の通信装置に対して、通知要求情報とともに通知条件情報を含む送信データを送信することで、上述のように複数件の送信データに対する送達通知を一時期にまとめることができるようになる。
【0137】
なお、本発明のデータ送信方法は、前記のデータ受信処理方法にて受信するデータを送信するためのデータ送信処理方法であって、通知条件設定手段が送達通知のタイミングを定めるための条件を設定する通知条件設定ステップと、送信データ作成手段が通知要求情報とともに、通知条件設定ステップにて設定した条件を示す通知条件情報を、送信すべきデータに含めて送信データを作成する送信データ作成ステップと、送信手段が送信データを送信する送信ステップと、を含む方法である。
【0138】
また、本発明のデータ送信処理プログラムは、前記のデータ送信処理方法を実行するためのプログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させ、コンピュータに前記各ステップを実行させるためのプログラムである。また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記のデータ送信処理プログラムを記録した記録媒体である。
【0139】
これらによっても、上記と同様に、複数件の送信データに対する送達通知を一時期にまとめることができるようになる。
【0140】
本発明の通信装置は、前記の通信装置において、通知条件情報が、送達通知の時期を指定する情報であり、通知データを受信する受信手段と、送信手段にて送信した送信データに含まれる通知条件情報の指定する送達通知の時期に対して予め定めた期間内に、当該送信データに対応する通知データを受信手段にて受信したか否かを判別する受信管理手段と、受信管理手段により前記期間内に通知データを受信していないと判別した場合に、その旨をユーザに告知する告知手段と、をさらに備えることが望ましい。
【0141】
上記の構成では、再送等のその後の必要な処理を迅速に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るファクシミリ/電子メール装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ/電子メール装置を用いて構成される通信システムの一構成例を示すブロック図である。
【図3】送信メールの内容を示す図面である。
【図4】MDNによる本発明の送達通知の流れを示す概念図である。
【図5】応答メールの内容を示す図面である。
【図6】MDNによる本発明の送達通知の流れを示す概念図である。
【図7】図1のファクシミリ/電子メール装置が送信側装置として機能する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】図1のファクシミリ/電子メール装置が送信側装置として機能する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】図1のファクシミリ/電子メール装置が受信側装置として機能する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】MDN応答のタイミングを定めるための条件を入力する入力画面を示す図面である。
【図11】MDN応答メールの内容を説明するための図面である。
【図12】インターネットFAXの接続形態を示すブロック図である。
【図13】MDNによる従来の送達通知の手順を示す概念図であり、(a)は送受信が成功した場合を示す概念図、(b)は送受信が失敗した場合を示す概念図である。
【図14】MDN応答メールの内容を説明するための図面である。
【符号の説明】
11   ファクシミリ/電子メール装置(通信装置)
12   メイン制御部
13   パネル制御部(告知手段)
14   制御用メモリ
15   画像用バッファ
16   制御用バッファ
17   画像記憶部
18   電子メール作成部
18a  送信データ作成手段
18b  通知データ作成手段
19   記録部
20   記録部
22   LAN制御部
24   網制御部
25   送達通知制御部
25a  通知条件設定手段
25b  通知条件認識手段
25c  受信結果判別手段
26   送達通知管理部
26a  送信制御手段
26b  受信管理手段
27   送信手段
28   受信手段

Claims (11)

  1. 受信データに含まれる、当該データの送達通知の要求に対して応答する機能を有する通信装置において、
    データを受信する受信手段と、
    前記受信手段にて受信した受信データに、送達通知の要求を示す通知要求情報が含まれている場合に、送達通知のための通知データを作成する通知データ作成手段と、
    前記通知データを送信する送信手段と、
    前記受信データに、送達通知のタイミングを定めるための条件を示す通知条件情報が含まれている場合に、前記通知条件情報にて示されている条件を認識する通知条件認識手段と、
    前記通知条件認識手段の認識結果に基づいて、前記送信手段による通知データの送信のタイミングを定める送信制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記通知データ作成手段は、前記通知条件認識手段の認識結果に基づいて、複数件の受信データに対する送達通知をまとめて1つの通知データを作成することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記受信データの受信結果を判別する受信結果判別手段をさらに備え、
    前記送信制御手段は、さらに前記受信結果判別手段の判別結果に基づいて、前記通知データの送信のタイミングを定めることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 請求項1に記載の通信装置に対して、送達通知の要求を含むデータを送信する通信装置において、
    送達通知のタイミングを定めるための条件を設定する通知条件設定手段と、
    送達通知の要求を示す通知要求情報とともに、前記通知条件設定手段にて設定した条件を示す通知条件情報を、送信すべきデータに含めて送信データを作成する送信データ作成手段と、
    前記送信データを送信する送信手段と、
    を備えていることを特徴とする通信装置。
  5. 前記通知条件情報が、送達通知の時期を指定する情報であり、
    送達通知のための通知データを受信する受信手段と、
    前記送信手段にて送信した送信データに含まれる通知条件情報の指定する送達通知の時期に対して予め定めた期間内に、当該送信データに対応する通知データを前記受信手段にて受信したか否かを判別する受信管理手段と、
    前記受信管理手段により前記期間内に通知データを受信していないと判別した場合に、その旨をユーザに告知する告知手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 受信データに含まれる、当該データの送達通知の要求に対して応答するデータ受信処理方法において、
    受信手段が、データを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて受信した受信データに、送達通知の要求を示す通知要求情報が含まれている場合に、通知データ作成手段が、送達通知のための通知データを作成する通知データ作成ステップと、
    前記受信データに、送達通知のタイミングを定めるための条件を示す通知条件情報が含まれている場合に、通知条件認識手段が、前記通知条件情報にて示されている条件を認識する通知条件認識ステップと、
    送信制御手段が、前記通知条件認識ステップの認識結果に基づいて、前記通知データの送信のタイミングを定める送信タイミング設定ステップと、
    送信手段が、前記送信タイミング設定ステップにて定めたタイミングで前記通知データを送信する送信ステップと、
    を含むことを特徴とするデータ受信処理方法。
  7. 請求項6に記載のデータ受信処理方法にて受信するデータを送信するためのデータ送信処理方法において、
    通知条件設定手段が、送達通知のタイミングを定めるための条件を設定する通知条件設定ステップと、
    送信データ作成手段が、送達通知の要求を示す通知要求情報とともに、前記通知条件設定ステップにて設定した条件を示す通知条件情報を、送信すべきデータに含めて送信データを作成する送信データ作成ステップと、
    送信手段が、前記送信データを送信する送信ステップと、
    を含むことを特徴とするデータ送信処理方法。
  8. 請求項6に記載のデータ受信処理方法を実行するためのデータ受信処理プログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させ、コンピュータに前記各ステップを実行させるためのデータ受信処理プログラム。
  9. 請求項7に記載のデータ送信処理方法を実行するためのデータ送信処理プログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させ、コンピュータに前記各ステップを実行させるためのデータ送信処理プログラム。
  10. 請求項8に記載のデータ受信処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 請求項9に記載のデータ送信処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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