JP2004031829A - 電子機器及びその筐体 - Google Patents

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JP2004031829A
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housing
electronic device
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electronic equipment
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JP2002188567A
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Toshiaki Kobayashi
小林 敏晃
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Shinano Kenshi Co Ltd
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Shinano Kenshi Co Ltd
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Abstract

【課題】部品点数を増加することなく、安全に持ち運び可能とした電子機器及びこれを実現する筐体を提供する。
【解決手段】電子機器10の裏側筐体11におけるサイドa側及びサイドb側に近接した領域(電子機器10を持ったときに、手100の指先の特に第1関節から指先の腹の部分が自然と引っ掛かる位置)に各々すべり止め1a,1bを形成する。また、各すべり止め1a,1bを、サイドa若しくはサイドbに平行な直線の線状の突部を有して形成する。また、その高さを支持足12以下とし、その本数を例えば2本として、裏面筐体11に一体に形成する。
【選択図】     図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器及びその筐体に関し、特に携帯可能な電子機器及びその筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体チップの高集積化が実現され、多くの電子機器が携帯可能になってきた。しかしながら、電子機器は一般的に落下の衝撃に弱いため、持ち運びの際には注意を要する。
【0003】
そこで持ち運びの際の落下を防止するために、従来の電子機器には例えば柄やゴム製のすべり止め等が取り付けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術のように柄やゴム製のすべり止めを設ける場合、電子機器の部品点数が増加し、製造コストが増加するという問題が存在する。
【0005】
そこで本発明は係る問題を解決すべく、部品点数を増加することなく、安全に持ち運び可能とした電子機器及びこれを実現する筐体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明は、携帯可能な電子機器において、筐体の裏面であって当該筐体の側面に近接した領域に、当該筐体と一体形成されている1本以上の線状の突部を含んで成るすべり止めを有することを特徴とする。これにより、部品点数を増加することなく、安全に持ち運び可能とした電子機器を提供できる。
【0007】
また、上記の構成において、例えば、前記すべり止めを前記筐体の平行でない側面に近接した領域それぞれに有する。これにより、電子機器の持ち方を自ずと限定することが可能となる。即ち、ユーザに自然な形で好ましい位置を持たせることが可能となる。
【0008】
また、別の例として、前記線状の突部の高さが、前記筐体の裏面に設けられた支持足の高さ以下である。これにより、電子機器の裏面を下として机上等の平面に置いた際に支持足を有効に使用することが可能となる。
【0009】
また、別の例として、前記線状の突部が、前記側面に平行な直線である。更に、別の例として、前記線状の突部が、中央が前記側面から離れた弧状である。更にまた、別の例として、前記筐体が、マグネシウム合金で形成されている。
【0010】
また、本発明は、携帯可能な電子機器の筐体において、側面に近接した領域に1本以上の線状の突部を含んで成るすべり止めを有することを特徴とする。これにより、部品点数を増加することなく、安全に持ち運び可能とした電子機器を実現する筐体を提供できる。
【0011】
また、上記の構成において、例えば、前記すべり止めを前記筐体の平行でない側面に近接した領域それぞれに有する。これにより、電子機器の持ち方を自ずと限定させる筐体を提供できる。即ち、ユーザに自然な形で好ましい位置を持たせることが可能な筐体を提供できる。
【0012】
また、別の例として、前記線状の突部が、前記側面に平行な直線である。更に、別の例として、前記線状の突部が、中央が前記側面から離れた弧状である。更にまた、別の例として、マグネシウム合金で形成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0014】
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態によるすべり止めが設けられる電子機器10の一例を示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態によるすべり止めは主として携帯可能な電子機器に適用されるものである。
【0015】
また、図2に図1に示す電子機器10の側面(図中、サイドa側及びサイドb側)及び裏面の外観図を示す。
【0016】
図2を参照すると、本実施形態による電子機器10の裏側の筐体(以下、裏側筐体11とする)には、図中、2つの側面(サイドa側及びサイドb側)に近接した領域にすべり止め(1a,1b)がそれぞれ形成されている。このように、2つのすべり止めを平行でない2つの側面に近接する領域にそれぞれ設けることで、本実施形態では、電子機器10の持ち方を自ずと限定することが可能となる。即ち、本実施形態によれば、ユーザに自然な形で好ましい位置を持たせることが可能となる。尚、本実施形態は、すべり止めをボタンやつまみ等のユーザインタフェースが設けられていない側面に近接した領域に形成することで、携帯時に誤作動することが回避されるようにも変形することが可能となる。
【0017】
このすべり止め1aは、図3(a)に示すように、サイドaを下側として電子機器10を持ったときに、手100の指先(特に第1関節から指先の腹の部分)が自然と引っ掛かる位置(図3(a)中、引掛り部分101)に形成される。この目安はサイドaから略5〜15cmである。
【0018】
更に、すべり止め1bも同様に、サイド(b)を下側として電子機器10を持った時に、手100の指先(特に第1関節から指先の腹の部分)が自然と引っ掛かる位置(図3(b)中、引掛り部分101)に形成される。この目安もサイドbから略5〜15cmである。
【0019】
このように、すべり止め1a,1bをユーザの指先が自然と引っ掛かる位置に設けることで、自然な形でユーザに電子機器10を携帯させることが可能となる。
【0020】
また、各すべり止め1a,1bは、図2に示すように、サイドa若しくはサイドbに平行な線状(本実施形態では直線状)の突部、即ち突条を有して形成される。これにより、ユーザがすべり止め1a,1bの何れの位置を持っても同じように指先が自然な形で引っ掛かるように構成される。尚、すべり止め1a,1bの長さは長い程よく、可能であればサイドa若しくはサイドbの長さと同等の長さとするとよい。
【0021】
更に、すべり止め1a,1bの線状の突部は、2本若しくはそれ以上であると尚よい。これは、ユーザの指先に引っ掛かり安くするためであり、更に、引っ掛かる範囲により多くの幅を持たせるためである。
【0022】
また、すべり止め1a,1bの高さは、図4に示すように、裏面筐体11に設けられる支持足12の高さ以下とする。これにより、電子機器10の裏面を下として机上等の平面に置いた際に支持足12を有効に使用することが可能となる。
【0023】
尚、本実施形態において、すべり止め1a,1bは裏面筐体11と一体に形成される。これにより、電子機器10及びこれの筐体の部品手数の増加を防止することが可能となり、更に、電子機器10(若しくはその筐体)の組み立ての際の手間を省くことが可能となる。
【0024】
以上のように構成することで、本実施形態によれば、部品点数を増加することなく、安全に持ち運び可能とした電子機器及びこれを実現する筐体を提供することが可能となる。
【0025】
但し、上記のように本実施形態では裏側の筐体と表側の筐体とを別々に形成した場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、双方が一体に形成されても、左右若しくは上下に分割して形成されても、また、これ以外に分割されて形成されてもよい。
【0026】
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の別の例を第2の実施形態として以下に説明する。図5は、本実施形態による電子機器10aの裏面筐体11aの構成を示す外観図である。
【0027】
本実施形態による裏面筐体11aに形成されるすべり止め1c,1dは、第1の実施形態と異なり、線状の突部の中央付近が電子機器10aの側面(サイドa又はサイドb)から離れる弧状に形成される。これは、ユーザの指の長さを考慮するためである。即ち、人間の指は中央に位置する中指が最も長く、中央から離れるに連れて短くなる。従って、通常中指が位置するすべり止め1c,1dの中央付近を電子機器10a(この筐体)の側面から離し、端に近づくに連れて側面に近接させることにより、すべり止め1c,1dの指先へのフィットを高めることが可能となる。
【0028】
尚、本実施形態では、例えばすべり止め1c,1dの中央付近の側面(サイドa,サイドb)からの距離を略10〜15mmとし、端の側面(サイドa,サイドb)からの距離を5〜10mmとする。また、他の構成は第1の実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0029】
〔第3の実施形態〕
また、本発明では、上記の第1の実施形態で示した直線状の線状の突部を含んで成るすべり止め(1a若しくは1b)と第2の実施形態で示した弧条の線状の突部を含んで成るすべり止め(1c若しくは1d)とを組み合わせて、図6のように裏面筐体11bを形成してもよい。尚、これを第3の実施形態とする。また、他の構成は、第1の実施形態若しくは第2の実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0030】
〔他の実施形態〕
また、例えば上記各実施形態では、すべり止め(1a,1b,1c,1d)に含まれる線状の突部の本数が例として2本となっているが、これを例えば3本やそれ以上としてもよい。
【0031】
このように、以上で説明した実施形態は本発明の好適な一実施形態にすぎず、本発明はその趣旨を逸脱しない限り種々変形して実施可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、部品点数を増加することなく、安全に持ち運び可能とした電子機器及びこれを実現する筐体を提供できる。
【0033】
また、電子機器の持ち方を自ずと限定することも可能となる。即ち、ユーザに自然な形で好ましい位置を持たせることも可能となる。また、電子機器の裏面を下として机上等の平面に置いた際に支持足を有効に使用することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による電子機器10の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す電子機器10の裏側及びサイドa側及びサイドb側の構成を示す外観図である。
【図3】図1に示す電子機器10を携帯した際の構成を示す外観図であり、(a)はサイドaを下として携帯した際の構成を示し、(b)はサイドbを下として携帯した際の構成を示す。
【図4】図2に示すすべり止め1a,1bの高さと支持足12の高さとの関係を示す外観図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による電子機器10aの裏面の構成を示す外観図である。
【図6】本発明の第3の実施形態による電子機器10bの裏面の構成を示す外観図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d すべり止め
10、10a、10b 電子機器
11、11a、11b 裏面筐体
101 引掛り部分

Claims (11)

  1. 携帯可能な電子機器において、
    筐体の裏面であって当該筐体の側面に近接した領域に、当該筐体と一体形成されている1本以上の線状の突部を含んで成るすべり止めを有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記すべり止めを前記筐体の平行でない側面に近接した領域それぞれに有することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記線状の突部の高さは、前記筐体の裏面に設けられた支持足の高さ以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 前記線状の突部は、前記側面に平行な直線であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 前記線状の突部は、中央が前記側面から離れた弧状であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 前記筐体は、マグネシウム合金で形成されていることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の電子機器。
  7. 携帯可能な電子機器の筐体において、
    側面に近接した領域に1本以上の線状の突部を含んで成るすべり止めを有することを特徴とする筐体。
  8. 前記すべり止めを前記筐体の平行でない側面に近接した領域それぞれに有することを特徴とする請求項5記載の筐体。
  9. 前記線状の突部は、前記側面に平行な直線であることを特徴とする請求項7又は8記載の筐体。
  10. 前記線状の突部は、中央が前記側面から離れた弧状であることを特徴とする請求項7又は8記載の筐体。
  11. マグネシウム合金で形成されていることを特徴とする請求項7から10の何れか1項に記載の筐体。
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