JP3100075U - キーボードカバー - Google Patents

Abstract

【課題】　キーボードへの塵埃などの侵入や細菌、ウィルスの付着を防止することにより、キーボードの使用寿命を延長するキーボードカバーを提供する。
【解決手段】　矩形の軟質フィルムからなるカバー（１０）と、該カバー（１０）の四辺に設けられる強化辺（２０）とを有することを特徴とする。
【選択図】　図２

Description

　本考案は、特にキーボードへの塵埃などの侵入や細菌、ウィルスの付着を防止することにより、キーボードの使用寿命を延長するキーボードカバーに関するものである。

　キーボードは入力装置であり、パソコンやレジスターなどに広く使用されている。キーボードを使用する際、手や指に付着している汚れや細菌、ウィルスがキーボードの入力キーに付着することにより、「重症急性呼吸器症候群（ＳＡＲＳ）」などの感染症に感染する恐れがあった。さらに、空気中の塵埃が入力キーの隙間に侵入することにより、入力キーの接触不良が起こり、キーボードの使用寿命が短縮してしまうという問題があった。

　上記問題を鑑み、その後、台湾実用新案公告第３４２９６５号「軟質キーボードカバー」が案出された。

　しかしながら、前記軟質のキーボードカバーはキーボードの入力キーの形状に合わせて、所定の厚さを有する軟質の樹脂から製造される。このため、収納時には体積が大きくなって嵩張ってしまい、持ち運びが非常に不便であった。

　そこで、案出されたのが本考案であって、収納時に嵩張らないよう体積を小さくすることができて、持ち運びに便利なキーボードカバーを提供することを目的としている。

　本願の請求項１の考案は、矩形の軟質フィルムからなるカバー(１０)と、該カバー（１０）の四辺に設けられる強化辺（２０）とを有することを特徴とするキーボードカバーである。

　また、本願の請求項２の考案は、強化辺（２０）は帯状であることを特徴とする請求項１に記載のキーボードカバーである。

　また、本願の請求項３の考案は、強化辺（２０）の下面に両面テープ（３０）が設けられていることを特徴とする請求項１又は２に記載のキーボードカバーである。

　本考案によれば、キーボードに塵埃などが侵入したり、細菌、ウィルスがキーボードに直接付着することを防止することにより、キーボードの使用寿命を延長するだけでなく、収納時の体積を小さくすることができるので、持ち運び等の利便性を向上させることができる。

　以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。

　図１は本考案に係るキーボードカバーの斜視図であり、図２は本考案に係るキーボードカバーの分解斜視図であり、図３は本考案に係るキーボードカバーの使用状態を示す斜視図である。

　図１及び図２に示すように、本考案に係るキーボードカバーは矩形の軟質フィルムからなるカバー（１０）と、該カバー（１０）の四辺に設けられると共に、下面に両面テープ（３０）が設けられる帯状の強化辺（２０）とを有する。

　図１及び図３に示すように、本考案に係るキーボードカバーを他人のパソコンに使用する場合は、キーボード（４０）の上面にカバー（１０）を広げて載せるだけでよい。一方、カバー（２０）を自分のパソコンに使用する場合は、キーボード（４０）の上面にカバー（１０）を載せて、両面テープ（３０）をキーボード（４０）のフレーム（５０）に粘着させる。これにより、指がキーボード（４０）の入力キーと直接接触しなくなるので感染症に感染する心配がなくなり、又、塵埃が入力キーの隙間に侵入することを防止するので、キーボード（４０）の使用寿命を延長することができる。

　本考案に係るカバー（１０）は、非常に薄い軟質フィルムからなるため、収納時の体積を非常に小さくでき、持ち運び等の利便性を向上させることができる。

本考案に係るキーボードカバーの斜視図である。 本考案に係るキーボードカバーの分解斜視図である。 本考案に係るキーボードカバーの使用状態を示す斜視図である。

符号の説明

１０　カバー
２０　強化辺
３０　両面テープ
４０　キーボード
５０　フレーム

Claims (3)

1. 矩形の軟質フィルムからなるカバー(１０)と、該カバー（１０）の四辺に設けられる強化辺（２０）とを有することを特徴とするキーボードカバー。
2. 強化辺（２０）は帯状であることを特徴とする請求項１に記載のキーボードカバー。
3. 強化辺（２０）の下面に両面テープ（３０）が設けられていることを特徴とする請求項１又は２に記載のキーボードカバー。

Images