JP2004029865A - マウス - Google Patents
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Abstract
【課題】マウスの操作により机の天板などで手を摺らないようにする。
【解決手段】パーソナルコンピュータ等の情報処理装置のポインティングデバイスとして用いられるマウスMに、少なくとも入力操作部たるボタン11、12を有する本体1と、下端部に位置し、移動方向を検知する移動方向検知部3と、手を載せることができる手置き部2とを具備させるとともに、前記手置き部2に手を載せたままマウスMを移動させることができるように構成した。
【選択図】図1
【解決手段】パーソナルコンピュータ等の情報処理装置のポインティングデバイスとして用いられるマウスMに、少なくとも入力操作部たるボタン11、12を有する本体1と、下端部に位置し、移動方向を検知する移動方向検知部3と、手を載せることができる手置き部2とを具備させるとともに、前記手置き部2に手を載せたままマウスMを移動させることができるように構成した。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置のポインティングデバイスとして用いられるマウスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータ等のポインティングデバイスとして用いられるマウスは、側面視略半楕円形状をなすものが多く、その底面を机等の天板の板面に当てて用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような形状のマウスを使用する際には、マウスを軽くグリップするとともに、手首、小指の外側にあたる部分、及び親指の外側にあたる部分を天板に当て、手首を天板に押し付けるような姿勢でマウスを移動させることが多い。このようなマウスを毎日長時間使いつづけると、手首、小指の外側にあたる部分、及び親指の外側を天板に擦りつづけるので、これらの部分にタコ等ができてしまう不具合が生じ得る。また、手首を天板に押し付けるような姿勢をとるので、手首に負荷がかかって腱鞘炎が引き起こされる等の不具合も生じ得る。
【0004】
本発明は以上に述べた課題を解決すべく、手を擦らないようにし、また手首に余分な負荷をかけずにマウスの操作を行えるように構成したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明に係るマウスは、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置のポインティングデバイスとして用いられるものであって、少なくとも前部にボタンを有する本体と、移動方向を検知する移動方向検知部と、手を載せることができる手置き部とを具備するとともに、前記手置き部に手を載せたままマウスを移動させることができるように構成していることを特徴とする。
【0006】
このように構成したものであれば、前記手置き部に手首や手を載せたままマウスを移動させることができるので、手を天板に擦らないようにようにできる。従って、タコを発生しにくくできるようになる。また、手置き部を、手首に係る負荷を吸収するように構成することで、腱鞘炎の発生を抑えるようにもできる。さらに、マウスをグリップしなくてもマウスを移動させることができ、手の不自由な人でも手置き部に手を載せるだけで操作を行うようにもできる。
【0007】
このようなマウスの具体的な態様として、前記手置き部がシート状をなすものを挙げることができる。
【0008】
このようなマウスを持つ姿勢に関らず使いやすくするには、前記手置き部の少なくとも手に当たる面である手置き面を軟質部材で構成すればよい。このようにすれば、マウスを持つ姿勢を変更しても、前記手置き面がそれにつれて変形し、マウスを持つ姿勢に関らず手置き部が手を支えるようにできるからである。そして、このような手置き部により手首に係る負荷を吸収させて、腱鞘炎の発生を効果的に抑えるようにもできる。
【0009】
マウスの本体を持ちやすくするには、前記本体が前方に向かって細くなっている形状をなすようにすればよい。このようなものであれば、指の間を無理に広げることなくボタンに指を掛けることができるからである。
【0010】
マウスの本体を持ちやすくするには、前記入力操作部をボタンを用いて構成するとともに、本体前部の下方に指を入れることのできる空間を設けてもよい。このようなものであれば、手が小さい人でも無理なくボタンに手を掛けた状態で操作できるサイズにするとともに、手が大きい人でも、前記ボタンに指を掛け、指の余った部分を前記空間に入れた状態でマウスを操作することができるので、手の大きさに関係なく快適にマウスを扱うことができるからである。
【0011】
さらに、指を手前に引く動作によりボタンを押すことができるものであれば、前記ボタンに指を掛け、指の余った部分を前記空間に入れた状態でも、指を手前の位置に置きかえることなくボタンを押すことができるので、手の大きさに関係なく楽に操作を行うことができる。
【0012】
このようなマウスの具体的な態様として、前記手置き部から前記本体を起立して設けるとともに、本体の上部に前方に突出した突出部を設け、前記突出部の先端部にボタンを設けるとともに、前記突出部の下方に空間を設けている形状をなすものを挙げることができる。
【0013】
また、このようなマウスをより移動させやすくするとともに、前記移動方向検知部を埃等から保護できるようにするには、前記移動方向検知部の周辺に滑りやすい材料で構成した滑動部を設ければよい。
【0014】
なお、本発明において、前方とは、このマウスを把持する操作者の指先に向かう方向を指す。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態について述べる。
【0016】
本実施形態に係るマウスMは、斜視図を図1、平面図を図2、側面図を図3、正面図を図4、背面図を図5、底面図を図6に示すように、入力操作部たるボタン11、12、及びホイール13を前部に有する本体1と、本体の下端部から前後左右に広がるシート状をなす手置き部2と、マウスの移動方向を光学的に読み取るように構成した移動方向検知部3と、図示しない情報処理装置に接続するためのケーブル4とを具備する。なお、ここで正面とは、操作者に向かう方向を指す。
【0017】
より具体的には、図1、図2、及び図3に示すように、楕円形のシート状をなす前記手置き部2の略中心部から前記本体1を起立して設けるとともに、本体1の上部に突出部1aを前方に突出させて設けている。また、図1、図2、及び図5に示すように、この突出部1aの前端部の幅方向中央部に前記ホイール13、このホイール13を挟んで左右にボタン11、12を配置している。また、この突出部1aの前端部は、前方に向かって細くなっていく形状にしている。そして、図1、図3、及び図5に示すように、これらボタン11、12を有する前記突出部1aの下方に指を入れることのできる空間Sを形成している。そして、前記ボタン11、12は、指を下に押し下げるか、又は指を手前に引いて操作することができるようにしている。
【0018】
一方、前記手置き部2は、図6、及び、図4の前記手置き部2を本体1の手前の部分で縦方向に切断した状態の図である図7に示すように、軟質材料、本実施形態ではウレタンにより構成した軟質層21と、より剛性の高い材料により構成した芯材層22とを有する。そして、手に当たる面である手置き面2aを軟質層21により構成するとともに、軟質層21の下方及び側方に芯材層22を配置している。また、略中央部に下方に向かって開口する開口部2xを設けていて、後述するように移動方向検知部3をこの開口部2xの上方に設けている。さらに、前記開口2xの前方及び側方の部分には、滑りやすい材料、本実施形態では四フッ化エチレン樹脂により構成した滑動部23を芯材層22のさらに下方に設けている。そして、滑動部23の下面23bを机の天板等の板面に当てて使用するようにしている。
【0019】
また、移動方向検知部3は、図5に示すように本体1の内部であって前記手置き部2に設けた開口部2xの上方の部位に配置した移動方向検知部本体31と、本体1の内部に設けた図示しない移動方向計算回路とを有し、本実施形態では光学式マウスとして周知のものと同様に構成している。すなわち、移動方向検知部本体31をCMOSイメージセンサを用いて構成し、天板の映像を検知するとともに、前記移動方向計算回路によりマウスMの移動方向を計算し、接続先の図示しない情報処理装置にマウスMの移動方向を知らせるようにしている。
【0020】
しかして、本実施形態では、前記手置き部2に手を載せたままマウスMを移動させることができるようにしている。
【0021】
さらに、前記手置き部2は、手首と、親指の外側の部分と、小指の外側の部分とを、図2に示す手置き面2aの斜線で示した部分に載せることができるようにしている。より具体的には、前記手置き部2は、前記手置き面2aの手前の領域に設定され、手首を載せ置く手首置き領域2a1と、手の指を載せ置く指置き領域2a2とからなる。さらに、指置き領域2a2は、前記手置き面の一側端部の領域に設定され、親指の外側の部分を載せ置く第1指載せ領域2a3と、前記手置き面の他側端部の領域に設定され、小指の外側の部分を載せ置く第2指載せ領域2a4とからなる。なお、図2の斜線は、このマウスMを右手で操作する場合に対応しているが、このマウスMは本実施形態では左右対称であるので、左手で操作する場合もまた、手首と、親指の外側の部分と、小指の外側の部分とを、手置き面2aに載せることができる。この場合、第1指載せ領域2a2と第2指載せ領域2a3とは左右が逆になる。さらに、本実施形態では前記手置き部2が可撓性を有するようにしている。
【0022】
そして、前記手置き部2に手首を載せた状態で、人差し指と中指とをボタン11、12に掛けるようにし、この状態のまま手を水平方向に移動させ、つれてマウスMを移動させるようにしている。
【0023】
このように構成することにより、手を天板で擦るようなことがなくなるので、長期間使いつづけてタコができるようなことを防ぐことができる。
【0024】
また、シート状をなす手置き部2から本体1を起立して配置するようにしているので、手置き部2の構造を簡単なものにできる。
【0025】
さらに、手置き面2aを軟質材料で構成しているので、この手置き面2aはマウスMを持つ姿勢に追随して変形し、マウスMを持つ姿勢に関らずこの手置き部2が手を手置き面2aで支えるようにして、このマウスMを使いやすくできるとともに感触を軟らかいものにできる。そして、このような手置き部2により手首に係る負荷を吸収させて、腱鞘炎の発生を効果的に抑えるようにもできる。そして、手置き面に指置き領域2a2を設定しているので、この指置き領域2a2と指との間の摩擦力を利用して、マウスをグリップしなくてもマウスを移動させることができる。
【0026】
また、前記手置き部2が可撓性を有するので、一部を浮かせた状態でも安定して使用できる。さらに、前記滑動部23を移動方向検知部3を除く略全域に設けてあれば、どの使用状態でも滑らかにマウスMを移動させることができる。
【0027】
加えて、移動方向検知部3の周辺に四フッ化エチレン樹脂により構成した滑動部23を設けているので、このマウスMを、手首等に余分な力を入れることなく天板上を滑らせて移動させやすくできる。
【0028】
一方、本体1の突出部1aを前方に向かって細くなる形状としているとともに、前方にボタン11、12及びホイール13を設けているので、使用者の好みの位置に指を位置させてこれらボタン11、12やホイール13を操作できる。
【0029】
そして、前記突出部1aと前記手置き部2との間には指を入れることのできる空間Sを形成しているので、手の大きさに関わらずマウスMを快適に扱うことができる。
【0030】
加えて、指を手前に引くことによりボタン11、12を操作できるので、前記空間Sに指を入れた状態でもマウスMを楽に操作することができる。
【0031】
なお、本発明は上述した実施の形態に限られない。
【0032】
例えば、本体の形状を従来のマウスと同様なものとしてその下方に手置き部を設けるようにしてもよい。このようなものであっても、手を天板で摺るようなことがなくなる効果は確保できる。また、ボタンの下方に空間を設けない構成のものであっても、前方に向かって細くなる形状であれば、指を広げなくともボタンに手を掛けることのできる効果は確保できる。一方、前方に向かって細くなる形状でなくても、ボタンの下方に空間を設けているものであれば、手の大きさに関わらずマウスを快適に扱うことができる効果は確保できる。
【0033】
また、手置き部はシート状のものでなくてもよい。例えば、板状のものにより手置き部を構成してもよいし、マウスに手を置くことのできるくぼみを設けて、このくぼみの内側を本体、くぼみの部分を手置き部として構成するような態様も考えられる。
【0034】
さらに、入力操作部は前方に設ける必要はなく、例えば左右両側面にボタンを配置するような態様も考えられる。
【0035】
加えて、移動方向検知部はボール式マウスとして周知のものに用いられているものと同様に構成してもよい。
【0036】
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で、種々に変更してよい。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、マウスに手置き部を設けるとともに、前記手置き部に手を載せたままマウスを移動させるようにしているので、より自然な姿勢でマウスを保持できるとともに、机の天板などで手や手首を擦らないようにでき、タコや腱鞘炎を発生しにくくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るマウスの斜視図。
【図2】同実施形態に係るマウスの平面図。
【図3】同実施形態に係るマウスの側面図。
【図4】同実施形態に係るマウスの正面図。
【図5】同実施形態に係るマウスの背面図。
【図6】同実施形態に係るマウスの底面図。
【図7】図4の手置き部を本体の手前の部分で縦方向に切断した状態を示す図。
【符号の説明】
M…マウス
1…本体
11、12…ボタン(入力操作部)
1a…突出部
2…手置き部
2a…手置き面
23…滑動部
3…移動方向検知部
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置のポインティングデバイスとして用いられるマウスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータ等のポインティングデバイスとして用いられるマウスは、側面視略半楕円形状をなすものが多く、その底面を机等の天板の板面に当てて用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような形状のマウスを使用する際には、マウスを軽くグリップするとともに、手首、小指の外側にあたる部分、及び親指の外側にあたる部分を天板に当て、手首を天板に押し付けるような姿勢でマウスを移動させることが多い。このようなマウスを毎日長時間使いつづけると、手首、小指の外側にあたる部分、及び親指の外側を天板に擦りつづけるので、これらの部分にタコ等ができてしまう不具合が生じ得る。また、手首を天板に押し付けるような姿勢をとるので、手首に負荷がかかって腱鞘炎が引き起こされる等の不具合も生じ得る。
【0004】
本発明は以上に述べた課題を解決すべく、手を擦らないようにし、また手首に余分な負荷をかけずにマウスの操作を行えるように構成したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明に係るマウスは、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置のポインティングデバイスとして用いられるものであって、少なくとも前部にボタンを有する本体と、移動方向を検知する移動方向検知部と、手を載せることができる手置き部とを具備するとともに、前記手置き部に手を載せたままマウスを移動させることができるように構成していることを特徴とする。
【0006】
このように構成したものであれば、前記手置き部に手首や手を載せたままマウスを移動させることができるので、手を天板に擦らないようにようにできる。従って、タコを発生しにくくできるようになる。また、手置き部を、手首に係る負荷を吸収するように構成することで、腱鞘炎の発生を抑えるようにもできる。さらに、マウスをグリップしなくてもマウスを移動させることができ、手の不自由な人でも手置き部に手を載せるだけで操作を行うようにもできる。
【0007】
このようなマウスの具体的な態様として、前記手置き部がシート状をなすものを挙げることができる。
【0008】
このようなマウスを持つ姿勢に関らず使いやすくするには、前記手置き部の少なくとも手に当たる面である手置き面を軟質部材で構成すればよい。このようにすれば、マウスを持つ姿勢を変更しても、前記手置き面がそれにつれて変形し、マウスを持つ姿勢に関らず手置き部が手を支えるようにできるからである。そして、このような手置き部により手首に係る負荷を吸収させて、腱鞘炎の発生を効果的に抑えるようにもできる。
【0009】
マウスの本体を持ちやすくするには、前記本体が前方に向かって細くなっている形状をなすようにすればよい。このようなものであれば、指の間を無理に広げることなくボタンに指を掛けることができるからである。
【0010】
マウスの本体を持ちやすくするには、前記入力操作部をボタンを用いて構成するとともに、本体前部の下方に指を入れることのできる空間を設けてもよい。このようなものであれば、手が小さい人でも無理なくボタンに手を掛けた状態で操作できるサイズにするとともに、手が大きい人でも、前記ボタンに指を掛け、指の余った部分を前記空間に入れた状態でマウスを操作することができるので、手の大きさに関係なく快適にマウスを扱うことができるからである。
【0011】
さらに、指を手前に引く動作によりボタンを押すことができるものであれば、前記ボタンに指を掛け、指の余った部分を前記空間に入れた状態でも、指を手前の位置に置きかえることなくボタンを押すことができるので、手の大きさに関係なく楽に操作を行うことができる。
【0012】
このようなマウスの具体的な態様として、前記手置き部から前記本体を起立して設けるとともに、本体の上部に前方に突出した突出部を設け、前記突出部の先端部にボタンを設けるとともに、前記突出部の下方に空間を設けている形状をなすものを挙げることができる。
【0013】
また、このようなマウスをより移動させやすくするとともに、前記移動方向検知部を埃等から保護できるようにするには、前記移動方向検知部の周辺に滑りやすい材料で構成した滑動部を設ければよい。
【0014】
なお、本発明において、前方とは、このマウスを把持する操作者の指先に向かう方向を指す。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態について述べる。
【0016】
本実施形態に係るマウスMは、斜視図を図1、平面図を図2、側面図を図3、正面図を図4、背面図を図5、底面図を図6に示すように、入力操作部たるボタン11、12、及びホイール13を前部に有する本体1と、本体の下端部から前後左右に広がるシート状をなす手置き部2と、マウスの移動方向を光学的に読み取るように構成した移動方向検知部3と、図示しない情報処理装置に接続するためのケーブル4とを具備する。なお、ここで正面とは、操作者に向かう方向を指す。
【0017】
より具体的には、図1、図2、及び図3に示すように、楕円形のシート状をなす前記手置き部2の略中心部から前記本体1を起立して設けるとともに、本体1の上部に突出部1aを前方に突出させて設けている。また、図1、図2、及び図5に示すように、この突出部1aの前端部の幅方向中央部に前記ホイール13、このホイール13を挟んで左右にボタン11、12を配置している。また、この突出部1aの前端部は、前方に向かって細くなっていく形状にしている。そして、図1、図3、及び図5に示すように、これらボタン11、12を有する前記突出部1aの下方に指を入れることのできる空間Sを形成している。そして、前記ボタン11、12は、指を下に押し下げるか、又は指を手前に引いて操作することができるようにしている。
【0018】
一方、前記手置き部2は、図6、及び、図4の前記手置き部2を本体1の手前の部分で縦方向に切断した状態の図である図7に示すように、軟質材料、本実施形態ではウレタンにより構成した軟質層21と、より剛性の高い材料により構成した芯材層22とを有する。そして、手に当たる面である手置き面2aを軟質層21により構成するとともに、軟質層21の下方及び側方に芯材層22を配置している。また、略中央部に下方に向かって開口する開口部2xを設けていて、後述するように移動方向検知部3をこの開口部2xの上方に設けている。さらに、前記開口2xの前方及び側方の部分には、滑りやすい材料、本実施形態では四フッ化エチレン樹脂により構成した滑動部23を芯材層22のさらに下方に設けている。そして、滑動部23の下面23bを机の天板等の板面に当てて使用するようにしている。
【0019】
また、移動方向検知部3は、図5に示すように本体1の内部であって前記手置き部2に設けた開口部2xの上方の部位に配置した移動方向検知部本体31と、本体1の内部に設けた図示しない移動方向計算回路とを有し、本実施形態では光学式マウスとして周知のものと同様に構成している。すなわち、移動方向検知部本体31をCMOSイメージセンサを用いて構成し、天板の映像を検知するとともに、前記移動方向計算回路によりマウスMの移動方向を計算し、接続先の図示しない情報処理装置にマウスMの移動方向を知らせるようにしている。
【0020】
しかして、本実施形態では、前記手置き部2に手を載せたままマウスMを移動させることができるようにしている。
【0021】
さらに、前記手置き部2は、手首と、親指の外側の部分と、小指の外側の部分とを、図2に示す手置き面2aの斜線で示した部分に載せることができるようにしている。より具体的には、前記手置き部2は、前記手置き面2aの手前の領域に設定され、手首を載せ置く手首置き領域2a1と、手の指を載せ置く指置き領域2a2とからなる。さらに、指置き領域2a2は、前記手置き面の一側端部の領域に設定され、親指の外側の部分を載せ置く第1指載せ領域2a3と、前記手置き面の他側端部の領域に設定され、小指の外側の部分を載せ置く第2指載せ領域2a4とからなる。なお、図2の斜線は、このマウスMを右手で操作する場合に対応しているが、このマウスMは本実施形態では左右対称であるので、左手で操作する場合もまた、手首と、親指の外側の部分と、小指の外側の部分とを、手置き面2aに載せることができる。この場合、第1指載せ領域2a2と第2指載せ領域2a3とは左右が逆になる。さらに、本実施形態では前記手置き部2が可撓性を有するようにしている。
【0022】
そして、前記手置き部2に手首を載せた状態で、人差し指と中指とをボタン11、12に掛けるようにし、この状態のまま手を水平方向に移動させ、つれてマウスMを移動させるようにしている。
【0023】
このように構成することにより、手を天板で擦るようなことがなくなるので、長期間使いつづけてタコができるようなことを防ぐことができる。
【0024】
また、シート状をなす手置き部2から本体1を起立して配置するようにしているので、手置き部2の構造を簡単なものにできる。
【0025】
さらに、手置き面2aを軟質材料で構成しているので、この手置き面2aはマウスMを持つ姿勢に追随して変形し、マウスMを持つ姿勢に関らずこの手置き部2が手を手置き面2aで支えるようにして、このマウスMを使いやすくできるとともに感触を軟らかいものにできる。そして、このような手置き部2により手首に係る負荷を吸収させて、腱鞘炎の発生を効果的に抑えるようにもできる。そして、手置き面に指置き領域2a2を設定しているので、この指置き領域2a2と指との間の摩擦力を利用して、マウスをグリップしなくてもマウスを移動させることができる。
【0026】
また、前記手置き部2が可撓性を有するので、一部を浮かせた状態でも安定して使用できる。さらに、前記滑動部23を移動方向検知部3を除く略全域に設けてあれば、どの使用状態でも滑らかにマウスMを移動させることができる。
【0027】
加えて、移動方向検知部3の周辺に四フッ化エチレン樹脂により構成した滑動部23を設けているので、このマウスMを、手首等に余分な力を入れることなく天板上を滑らせて移動させやすくできる。
【0028】
一方、本体1の突出部1aを前方に向かって細くなる形状としているとともに、前方にボタン11、12及びホイール13を設けているので、使用者の好みの位置に指を位置させてこれらボタン11、12やホイール13を操作できる。
【0029】
そして、前記突出部1aと前記手置き部2との間には指を入れることのできる空間Sを形成しているので、手の大きさに関わらずマウスMを快適に扱うことができる。
【0030】
加えて、指を手前に引くことによりボタン11、12を操作できるので、前記空間Sに指を入れた状態でもマウスMを楽に操作することができる。
【0031】
なお、本発明は上述した実施の形態に限られない。
【0032】
例えば、本体の形状を従来のマウスと同様なものとしてその下方に手置き部を設けるようにしてもよい。このようなものであっても、手を天板で摺るようなことがなくなる効果は確保できる。また、ボタンの下方に空間を設けない構成のものであっても、前方に向かって細くなる形状であれば、指を広げなくともボタンに手を掛けることのできる効果は確保できる。一方、前方に向かって細くなる形状でなくても、ボタンの下方に空間を設けているものであれば、手の大きさに関わらずマウスを快適に扱うことができる効果は確保できる。
【0033】
また、手置き部はシート状のものでなくてもよい。例えば、板状のものにより手置き部を構成してもよいし、マウスに手を置くことのできるくぼみを設けて、このくぼみの内側を本体、くぼみの部分を手置き部として構成するような態様も考えられる。
【0034】
さらに、入力操作部は前方に設ける必要はなく、例えば左右両側面にボタンを配置するような態様も考えられる。
【0035】
加えて、移動方向検知部はボール式マウスとして周知のものに用いられているものと同様に構成してもよい。
【0036】
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で、種々に変更してよい。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、マウスに手置き部を設けるとともに、前記手置き部に手を載せたままマウスを移動させるようにしているので、より自然な姿勢でマウスを保持できるとともに、机の天板などで手や手首を擦らないようにでき、タコや腱鞘炎を発生しにくくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るマウスの斜視図。
【図2】同実施形態に係るマウスの平面図。
【図3】同実施形態に係るマウスの側面図。
【図4】同実施形態に係るマウスの正面図。
【図5】同実施形態に係るマウスの背面図。
【図6】同実施形態に係るマウスの底面図。
【図7】図4の手置き部を本体の手前の部分で縦方向に切断した状態を示す図。
【符号の説明】
M…マウス
1…本体
11、12…ボタン(入力操作部)
1a…突出部
2…手置き部
2a…手置き面
23…滑動部
3…移動方向検知部
Claims (8)
- パーソナルコンピュータ等の情報処理装置のポインティングデバイスとして用いられるものであって、少なくとも入力操作部を有する本体と、移動方向を検知する移動方向検知部と、手を載せることができる手置き部とを具備するとともに、前記手置き部に手を載せたままマウスを移動させることができるように構成していることを特徴とするマウス。
- 前記手置き部が、シート状をなすことを特徴とする請求項1記載のマウス。
- 前記手置き部の少なくとも手に当たる面である手置き面を軟質部材で構成していることを特徴とする請求項1又は2記載のマウス。
- 前記本体の前端部が前方に向かって細くなっている形状をなすことを特徴とする請求項1、2、又は3記載のマウス。
- 前記入力操作部をボタンを用いて構成するとともに、本体前部の下方に指を入れることのできる空間を設けていることを特徴とする請求項1、2、3、又は4記載のマウス。
- 指を手前に引く動作によりボタンを押すことができるようにしていることを特徴とする請求項5記載のマウス。
- 前記手置き部から前記本体を起立して設けるとともに、本体の上部に突出部を前方に突出させて設け、前記突出部の先端部にボタンを設けるとともに、前記突出部の下方に空間を設けている形状をなすことを特徴とする請求項5又は6記載のマウス。
- 前記移動方向検知部の周辺に滑りやすい材料で構成した滑動部を設けていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、又は7記載のマウス。
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