JP2004031109A - 押釦装置 - Google Patents

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Shuichi Fujikoso
藤社 秀一
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Abstract

【課題】細長い形状の釦に対して釦中央部から離れた位置で押すと、釦と釦外周部とのクリアランス以上に釦が傾いてしまい、十分なストロークが取れなくなってしまうという問題があった。
【解決手段】押圧面2、並びにこの押圧面2と反対側に設けられたシャフト5及び突出部3、4を有した電源釦1と、この電源釦1の突出部3、4と当接可能に配置された突出部11、12が形成されたヒンジ部13、14、及びシャフト5が移動自在に挿入される透孔部14を有した背面部10、並びに電源釦1の突出部3、4の突出部11、12方向への移動を案内する案内部8、9を有した前面カバー6の凹部7と、電源釦1と背面部10との間に設けられた圧縮コイルばね16とを具備した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押釦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機等における電源釦には、デザイン上の要求から細長い釦形状が要求されることがある。このような形状の釦に対して釦中央部から離れた位置を押すと、釦と釦外周部とのクリアランス以上に釦が傾いてしまい、電源スイッチのストロークを十分に取れなくなってしまうという問題があった。状況により、またユーザにより釦の押圧位置は様々であり、必ずしも釦中央部が押されるとは限らない。
【0003】
特開平6−20555号公報には、スイッチの復帰形押釦が開示されている。この公報記載の押釦装置では、釦外周部とのクリアランスが実質的に存在しない構造のため、押釦が傾く問題は生じない。しかしながら押釦の形状を細長い形状とした場合には、上記クリアランスが殆ど存在しないために逆に押釦の中央部以外を押すには非常に大きな力が必要で、実際にはこのような構造で押釦の形状を細長くすることは出来ないという問題を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来、細長い形状の釦に対して釦中央部から離れた位置で押すと、釦と釦外周部とのクリアランス以上に釦が傾いてしまい、十分なストロークが取れなくなってしまうという問題があった。本発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、釦の形状が細長い場合であっても釦の押圧時にその傾きを緩和することの出来る押釦装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる押釦装置は、押釦と、この押釦を移動自在に案内する案内部材と、コイルばねとを有した押釦装置であって、前記押釦は押圧面、並びにこの押圧面の反対側に形成されたシャフト及び突出部を有し、前記案内部材は前記押釦の突出部と当接可能な突出部が形成されたヒンジ部及び前記押釦のシャフトが移動自在に挿入される透孔部を有した板状部、並びに前記押釦の突出部をこの板状部のヒンジ部の突出部方向に案内する案内部を有し、前記コイルばねは前記押釦と前記案内部材の板状部との間に配置されたことを特徴とするものである。
【0006】
請求項2にかかる押釦装置は、請求項1記載の押釦装置において、前記押釦の押圧面への押圧による移動において、前記押釦の突出部と前記案内部材の突出部とが当接した後に、この当接により前記ヒンジ部の変形が生じるよう構成したことを特徴とするものである。
【0007】
請求項3にかかる押釦装置は、請求項2記載の押釦装置において、前記ヒンジ部の曲げ応力を前記コイルばねの復元力より大としたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項4にかかる押釦装置は、請求項1記載の押釦装置において、前記案内部材のヒンジ部は前記板状部に複数設けられ、且つ前記押釦のシャフトが挿入される前記透孔部を中心に対称的に配置されたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項5にかかる押釦装置は、請求項1記載の押釦装置において、前記押釦もしくは前記案内部材に設けられ、前記押釦の前記案内部材からの抜け止めのための手段を具備したことを特徴とするものである。
【0010】
請求項6にかかる押釦装置は、請求項1記載の押釦装置において、前記押釦の押圧面への押圧により移動する前記押釦のシャフトによって押圧されるスイッチを具備したことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明になる押釦装置の実施の形態につき、図面を用いて説明する。
【0012】
図1は、本発明になる押釦装置の一実施の形態を示す一部省略断面図である。この図の装置は、例えばテレビジョン受像機の電源釦に本発明を適用したものである。
【0013】
図中、1は電源釦であって、これはユーザの手が触れる押圧面2、この押圧面2の反対側に形成された突出部3、4、同じく押圧面2の反対側に形成され、突出部3、4のほぼ中間に形成された円筒状のシャフト5を有している。電源釦1はデザイン上の理由から細長い形状となっている。なお、この電源釦1については、図2および図3も用いてさらに詳細を後述する。
【0014】
6はテレビジョン受像機の前面カバーであり、これには前記電源釦1を収容する凹部7が形成されている。凹部7には電源釦1(の突出部3、4)の図中水平方向の移動を案内する枠状の案内部8、9、並びに、板状の背面部10が形成されている。そして背面部10は、電源釦1の突出部3、4と対向する位置に配置された突出部11、12をそれぞれ有したヒンジ部13、14、及び電源釦1のシャフト5が移動自在に挿入される円形状の透孔部15を備えている。なお、ヒンジ部13、14の肉厚は、詳細を後述するようにこの部分が変形し易いように周囲の部材の肉厚の半分程度に薄く形成されている。
【0015】
16は圧縮コイルばねであり、シャフト5に挿通されている。電源釦1の突出部3、4とヒンジ部13、14の突出部11、12との間隔は、電源釦1の無押圧時に所定間隔に保たれ、前面カバー6の前面6aと電源釦1の押圧面2とがほぼ面一致状態となっている。この場合、電源釦1の突出部3、4と対向する前面カバー6の突出部11、12との間隔Aは極めて短くされ、例えば3mmとされている。これにより、電源釦1が押圧された際のこの釦の傾きを制限出来るようにしている。
【0016】
一方、31は電源釦1に対向配置されたテレビジョン受像機の電源スイッチであり、32はそのスイッチシャフトである。このスイッチシャフト32のストロークはおよそ5mm程度である。また、33は電源スイッチ31を搭載する印刷配線板である。図1は、ユーザにより電源釦1が押されていない状態を示している。この場合、電源釦1のシャフト5と上記スイッチ31のシャフト32とは、僅かの距離B(例えば1mm)をおいて対向配置された状態となっている。
【0017】
図2は図1の押釦装置の電源釦1のみを取り出して示す斜視図であり、ここでは図面を分かり易くするために図1において記載を省略した係合部17、18も記載している。すなわち、係合部17、18は電源釦1本体からシャフト5の長手方向と平行な方向に延びて形成され、その先端部には係合部17、18の肉厚よりも肉厚の部分を有する係止部19、20が形成されている。これら係合部17、18及び係止部19、20については、図3も用いてさらに説明を行なう。
【0018】
図3は、図1(及び図2)の押釦装置の電源釦1と前面カバー6の凹部7との関係を理解し易くするために示す図であって、同図(A)は図1記載のものと同様の側断面図、同図(B)は前面カバー6の凹部7の裏面図(凹部7の背面部10を図3(A)のC方向から見た図で、電源釦1のシャフト5の位置を点線で示す)、同図(C)は正面図である。
【0019】
前面カバー6の背面部10には、図3(B)に示すように透孔部15の両側に長方形状の透孔部21、22が形成されている。この透孔部21、22の孔の大きさは電源釦1の係合部17、18が移動可能に挿入されうる程度の大きさとなっているが、係合部17、18の透孔部21、22への図3(A)のD方向への挿入後は、係合部17、18より肉厚な部分を有する係止部19、20により背面部10からの抜け止めがなされる。すなわち、電源釦1と背面部10とは圧縮コイルばね16を挟んで対向しているため、圧縮コイルばね16による電源釦1の凹部7からの飛び出しが上記係止部19、20により防止されることになる。
【0020】
なお、電源釦1の係止部19、20が背面部10と接触した位置で(電源釦1が図3(A)において一番左側に位置する位置で)、電源釦1の押圧面2と前面カバー6の前面6aとが面一致状態となるよう係合部17、18の長手方向の長さ(つまりは、係止部19、20の位置)が設計されている。一方、電源釦1が押されたときは、係合部17、18は電源釦1の移動に応じて透孔部21、22内を移動する。
【0021】
次に、図4、図5も用いて、上記押釦装置の動作について説明する。なお、両図においては、図1と同様に電源釦1の係合部17、18(及び係止部19、20)についてその記載を省略している。
【0022】
図中ユーザにより押圧面2を介して電源釦1が押されると、電源釦1は図4で矢印D方向へ移動する。移動の最初で、電源釦1のシャフト5と電源スイッチ31のスイッチシャフト32とがまず当接する。そしてスイッチシャフト32の移動が開始される。その後、さらに電源釦1の突出部3、4が対向する前面カバー6の突出部11、12と当接する。さらに電源釦1が押されると、図5に示すようにヒンジ部13、14が変形し、その状態を保ったまま、さらに図中D方向に電源釦1が移動する。最終的にシャフト5によりシャフト32を介して電源スイッチ31のスイッチがONとなる。
【0023】
電源釦1の押圧がなくなると、圧縮コイルばね16により電源釦1は押戻され、元の位置に復帰する。電源スイッチ31のスイッチシャフト32も図示しない自身のばねにより元の位置に復帰する。なお、上述したように電源釦1の係止部19、20の存在から、前面カバー6から電源釦1が外れて飛び出すことはない。
【0024】
以上の動作において、ヒンジ部13、14の曲げ応力をコイルばね16の復元力よりも大と設定することにより、電源釦1の押圧面2の端部が押された場合でも、コイルばね16がより圧縮されるため、電源釦1の傾きは緩和され、ほぼ真っ直ぐに電源釦1を押すことが出来る。
【0025】
以上述べた本実施の形態によれば、従来問題としていた細長い形状の釦において、釦の傾きにより十分なストロークが取れなくなるといった問題を防ぐことが出来る。
【0026】
なお、上記実施の形態では、押釦装置の適用例としてテレビジョン受像機の電源釦を採り上げたが、本発明はこれに限られるものではなく、種々様々な装置の種々様々な押釦装置として適用可能であることは言うまでも無い。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、細長い形状の釦に対しても釦の押圧時にその傾きを緩和することの出来る押釦装置を提供することが出来、有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる押釦装置の実施の形態の一例を示す一部省略断面図。
【図2】図1の装置の一部を取り出して示す斜視図。
【図3】図1の装置の一部を取り出して示す図。
【図4】図1の装置の動作を説明するための一部省略断面図。
【図5】図1の装置の動作を説明するための一部省略断面図。
【符号の説明】
1: 電源釦
2: 押圧面
3、4: 突出部
5: シャフト
6: 前面カバー
7: 凹部
8、9: 案内部
10: 背面部
11、12: 突出部
13、14: ヒンジ部
15: 透孔部
16: 圧縮コイルばね
17、18: 係合部
19、20: 係止部
21、22: 透孔部
31: 電源スイッチ

Claims (6)

  1. 押釦と、この押釦を移動自在に案内する案内部材と、コイルばねとを有した押釦装置であって、前記押釦は押圧面、並びにこの押圧面の反対側に形成されたシャフト及び突出部を有し、前記案内部材は前記押釦の突出部と当接可能な突出部が形成されたヒンジ部及び前記押釦のシャフトが移動自在に挿入される透孔部を有した板状部、並びに前記押釦の突出部をこの板状部のヒンジ部の突出部方向に案内する案内部を有し、前記コイルばねは前記押釦と前記案内部材の板状部との間に配置されたことを特徴とする押釦装置。
  2. 請求項1記載の押釦装置において、前記押釦の押圧面への押圧による移動において、前記押釦の突出部と前記案内部材の突出部とが当接した後に、この当接により前記ヒンジ部の変形が生じるよう構成したことを特徴とする押釦装置。
  3. 請求項2記載の押釦装置において、前記ヒンジ部の曲げ応力を前記コイルばねの復元力より大としたことを特徴とする押釦装置。
  4. 請求項1記載の押釦装置において、前記案内部材のヒンジ部は前記板状部に複数設けられ、且つ前記押釦のシャフトが挿入される前記透孔部を中心に対称的に配置されたことを特徴とする押釦装置。
  5. 請求項1記載の押釦装置において、前記押釦もしくは前記案内部材に設けられ、前記押釦の前記案内部材からの抜け止めのための手段を具備したことを特徴とする押釦装置。
  6. 請求項1記載の押釦装置において、前記押釦の押圧面への押圧により移動する前記押釦のシャフトによって押圧されるスイッチを具備したことを特徴とする押釦装置。
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