JP2004030808A - 記録テープカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】開口が形成されることによって強度的に脆弱になる側壁の補強を省スペースでできるようにした記録テープカートリッジの提供を課題とする。
【解決手段】記録テープTが巻装された単一のリール14を回転可能に収容するケース12と、ケース12の側壁に形成され、記録テープTの端部に取り付けられたリーダーピン22を引き出すための開口20と、開口20の近傍でリーダーピン22を保持するピン保持部24と、リーダーピン22を自由端で押さえてピン保持部24に保持する係止ばね25と、ピン保持部24の近傍で係止ばね25の基部25Aを保持するばね保持部27と、を備えた記録テープカートリッジ10において、ばね保持部27を、前記側壁からケース12内へ張り出すリブ27A、27Bと、係止ばね25をリブ27A、27Bとの間に保持する係止部27Cと、で構成する。
【選択図】   図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にコンピューター等の記録再生媒体として使用される磁気テープ等の記録テープが巻装された単一のリールをケース内に収容してなる記録テープカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、コンピューター等のデータ記録再生媒体として使用されている磁気テープを単一のリールに巻装し、そのリールをケース内に収容してなる磁気テープカートリッジが知られている。この磁気テープの先端には、リーダーピンやリーダーテープ、リーダーブロックといったリーダー部材が設けられており、そのリーダー部材をドライブ装置側に設けられた引出手段が磁気テープカートリッジの開口から引き出し、それに固着された磁気テープをドライブ装置側の巻取リールに巻装させるようになっている。
【0003】
また、磁気テープカートリッジの下面に穿設された開孔から現出しているリールの下面中央にはリールギアが環状に刻設されており、ドライブ装置側の回転シャフトに設けられた駆動ギアがそのリールギアに噛合することにより、リールが回転駆動するように構成されている。しかして、磁気テープカートリッジのリール及びドライブ装置の巻取リールを同期して回転させることにより、磁気テープにデータを記録したり、磁気テープに記録されたデータの再生ができる。
【0004】
このような磁気テープカートリッジは、保存時の収容スペースが小さくて済むとともに大容量の情報を記録でき、リーダー部材のタイプ毎に、開口位置及びその開口を開閉するドアのタイプが異なっている。例えば、リーダーピンを使用するタイプの場合は、図7で示すように、ケース62の側壁64にリーダーピン60引き出し用の開口68が形成されており、ドライブ装置への装填方向(矢印P方向)と逆方向にスライド移動するドア66によって、その開口68が開閉されるようになっている。
【0005】
また、ケース62の開口68の内側には、不使用時(保管時等)にリーダーピン60を保持する上下一対のピン保持部70が設けられている。このピン保持部70は、図8で示すように、リーダーピン60が出入できるように一部が開放された平面視略半円形状の凹部になっており、その凹部(ピン保持部70)内に直立状態のリーダーピン60の両端部が挿入される。そして、ピン保持部70(開口68)の近傍には係止ばね72が配置され、この係止ばね72の二股状の先端部(自由端部)72Bがリーダーピン60の上下端をそれぞれピン保持部70の内側へ押圧することにより、リーダーピン60がピン保持部70から脱落しないようにしている。
【0006】
しかして、リーダーピン60がピン保持部70内に出入する際には、その係止ばね72の先端部72Bが適宜弾性変形してリーダーピン60の移動を許容するようになっており、従来、この係止ばね72は、ばね保持部74によって、その基部72Aがケース62の矢印P方向を向く前壁63の内面63Aに密接した状態で保持されている。このような状態に係止ばね72を設けるようにすると、係止ばね72を組み込みやすく、かつ安定して組み込むことができるので、好ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、その係止ばね72が設けられる前壁63の端部には開口68が形成されていることから、自由端になっており、強度的に脆弱な部分になっている。また、そこに何らかの補強手段を設けようとしても、リール76を収容し、かつ、ばね保持部74を設ける必要があることから、そのためのスペースを確保するのが難しい。
【0008】
そこで、本発明は、特に開口が形成されることによって端部が自由端となり、強度的に脆弱になってしまう側壁の補強を省スペースでできるようにした記録テープカートリッジを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の記録テープカートリッジは、記録テープが巻装された単一のリールを回転可能に収容するケースと、前記ケースの側壁に形成され、前記記録テープの端部に取り付けられたリーダーピンを引き出すための開口と、前記開口の近傍で前記リーダーピンを保持するピン保持部と、前記リーダーピンを自由端で押さえて前記ピン保持部に保持する係止ばねと、前記ピン保持部の近傍で前記係止ばねの基部を保持するばね保持部と、を備えた記録テープカートリッジにおいて、前記ばね保持部を、前記側壁からケース内へ張り出すリブと、前記係止ばねを前記リブとの間に保持する係止部と、で構成したことを特徴としている。
【0010】
これによれば、リーダーピンは、係止ばねの自由端に押さえられてピン保持部に保持される。そして、その係止ばねの基部は、ピン保持部(開口)近傍に設けられたばね保持部によって保持される。すなわち、係止ばねの基部は、開口が形成された側壁からケース内に張り出したリブと、係止部との間で保持される。したがって、開口が形成されて脆弱になった側壁は、係止ばねを保持するリブによって補強することができ、落下衝撃による変形や破損が抑制される。また、ばね保持部が側壁を補強する補強部材を兼ねるので、別途側壁補強用の部材を設ける必要がなく、ケース内において、スペースの有効利用が図れるとともに、省スペース化が図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジ10を図1乃至図6に基づいて説明する。まず、最初に、記録テープカートリッジ10の全体構成を簡単に説明し、次いで本発明に係る要部について詳細に説明する。なお、説明の便宜上、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填方向を矢印Aで示し、それを記録テープカートリッジ10の前方向(前側)とする。そして、矢印Aと直交する矢印B方向を右方向とする。
【0012】
図1、図2で示すように、記録テープカートリッジ10は、平面視で略矩形状のケース12内に、情報記録再生媒体である記録テープとしての磁気テープTを巻装した単一のリール14を回転可能に収容して構成されている。ケース12は、ドライブ装置への装填方向先頭側の1つの角部である右前角部が平面視でそれぞれ斜めに切り欠かれた一対の上ケース16と下ケース18とを互いの周壁16A、18Aを突き合せて接合することで構成されており、内部に磁気テープTを巻装したリール14の収容空間が設けられている。
【0013】
また、上ケース16及び下ケース18の周壁16A、18Aの切り取られた角部が磁気テープTを引き出すための開口20とされ、この開口20から引き出される磁気テープTの自由端には、ドライブ装置の引出手段によって係止(係合)されつつ引き出し操作されるリーダーピン22が接続されている。リーダーピン22の磁気テープTの幅方向端部より突出した両端部には、環状溝22Aが形成されており、この環状溝22Aが引出手段のフック等に係止される。これにより、磁気テープTを引き出す際に、フック等が磁気テープTに接触して傷付けない構成である。
【0014】
また、下ケース18の中央部には、リール14の図示しないリールギアを外部に露出するためのギア開口26が設けられており、リール14はリールギアがドライブ装置の駆動ギアに噛合されてケース12内で回転駆動されるようになっている。また、リール14は、上ケース16及び下ケース18の内面にそれぞれ部分的に突設されて、ギア開口26と同軸的な円形の軌跡上にある内壁としての遊動規制壁28によってガタつかないように保持されている。
【0015】
この遊動規制壁28の開口20近傍の端部には、内部に位置規制用穴が形成された袋部28Aが連設されている。また、ケース12の左前角部の内側においては、長穴である位置規制用穴が形成された袋部29が遊動規制壁28とは離間して設けられている。袋部28A、29は、矢印B方向に沿った一直線上に配置されている。そして、袋部28Aが連設された端部を除いて、各遊動規制壁28は、それぞれ端部がケース12の周壁16A又は周壁18Aと連設されることで、その外側とリール14の設置空間とを仕切っている。
【0016】
また、下ケース18の右後部には、各記録テープカートリッジ10毎に、その各種情報を記憶されたメモリーボードMが設置されるようになっており、下面側から読み取るドライブ装置と、後壁側から読み取るライブラリー装置(複数の記録テープカートリッジ10を収容し、自動的にドライブ装置に装填・取り出しする装置)での検知が可能となるように、後部内壁18Bが所定角度の傾斜面に形成され、メモリーボードMが支持突起19により支持されて、所定角度に傾斜配置されるようになっている。また、下ケース18の左後部には、その記録テープカートリッジ10への記録可・不可が設定されるライトプロテクト(図示省略)が設けられるようになっており、ライトプロテクトを操作する操作突起(図示省略)が突出する開孔17が穿設されている。
【0017】
また、ケース12の前壁12Aの右端部には、開口20の前縁部を規定する上下一対の短い傾斜壁部30が設けられている。この傾斜壁部30は、開口20の開放面に沿って屈曲形成され、開口20閉塞時に、後述する平面視略円弧状ドア50の先端がその内側に入り込むことによって、塵埃等が進入できる隙間が生じないようにする防塵壁となっている。そして、傾斜壁部30の左方近傍の前壁12A内側には、上下一対のビスボス32が連設されている。
【0018】
一方、ケース12の右壁12B(周壁16A、18Aのうち、外面が矢印B方向を向く部分)の前端部内側には、平面視でドア50の外周面に略沿った形状の上下一対の傾斜壁部34が設けられている。この傾斜壁部34の前端面が開口20の後縁を規定しており、その前端部には上下一対のビスボス36が設けられている。
【0019】
また、ケース12の右壁12Bには、ケース12の内外を連通する窓部としての所定長さのスリット40が設けられており、後述するドア50の操作突起52の露出用とされている。このスリット40は、右壁12Bを構成する上ケース16の周壁16Aの前側下部を切り欠いて形成され、開口20側へも開放されている。このように、スリット40が周壁16Aの一部を上側に残して形成されると、ケース12の剛性を維持することができるので好ましい。特にスリット40を規定する上側の壁が傾斜壁部34から一体に連設されていると、更に好ましい。
【0020】
また、下ケース18の後方側には、周壁18Aの上端を除く部分が断面視略「コ」字状にケース12の内方へ凹むとともに、ケース12の下面から上方へも凹んだ(底板が切り欠かれた)凹部48が形成されている。この凹部48は、ケース12の左壁にも形成され、例えばドライブ装置の引き込み手段が係合する係合部とされたり、その底面(下向きの面)がドライブ装置内での位置決め用の基準面とされたりするようになっている。
【0021】
また、その凹部48の後方側にも周壁18Aの上端を除く部分が断面視略「コ」字状にケース12の内方へ凹むとともに、ケース12の下面から上方へも凹んだ(底板が切り欠かれた)凹部46が形成されている。この凹部46は、ライブラリー装置の把持手段が係合する係合部とされており、このような凹部46、48を設けることでケース12(下ケース18)の捩り強度が向上される。また、上ケース16の左壁の上面部分には、平面視略台形状の凹部44が形成されている。この凹部44は、開口20の開放時、ドア50の開放方向への移動に伴う回転モーメントをキャンセルするための保持部材(図示省略)が係合する係合部とされている。
【0022】
また、上ケース16及び下ケース18において、開口20近傍から遊動規制壁28が最も右壁12Bに接近する部位近傍まで(以下、前半という)と、スリット40の後端近傍から後壁の近傍まで(以下、後半という)、後述するドア50の凸部51を内面側及び外面側の両側方から挟み込むように支持する所定高さ(例えば、1.0mm〜1.5mm程度)のガイド壁部42が立設されている。
【0023】
このガイド壁部42は、平面視略円弧状に形成されるとともに、上ケース16と下ケース18とではその長さが異なっており、上ケース16側の方が下ケース18側よりも後半側が長く形成されている。これは、下ケース18の後部内壁18Bの右壁12B側に、メモリーボードMを所定角度で傾斜配置しているからである。
【0024】
また、ガイド壁部42の後端部は平面視略円弧状に閉塞されており、ドア50がそれ以上後方へ移動できないように、上下それぞれ最も後側の凸部51を規制するようになっている。そして、ガイド壁部42の前端部はリーダーピン22の出入時に、そのリーダーピン22の出入を妨げないような位置(この図示のものは、後述するピン保持部24よりも後方側で、開口20の開口幅の約半分程度)まで延設されている。
【0025】
また、傾斜壁部30の近傍にも、ガイド壁部42の延長線上に位置するように、後端部が開放されたガイド壁部41が立設されている。このガイド壁部41は、その後端部がリーダーピン22の出入を妨げないように、後述するピン保持部24の前端よりも後方側には延設されないようになっており、その間隔(溝幅)は、ガイド壁部42の間隔(溝幅)よりも若干幅狭になっている。
【0026】
つまり、ガイド壁部42の間隔(溝幅)は、ドア50の成形上のばらつき(曲率のばらつき)を許容するために、若干幅広に形成されており、ドア50の凸部51はある程度のガタつきを持った状態でガイド壁部42内を摺動する。したがって、少なくともガイド壁部41の間隔(溝幅)をドア50の凸部51の幅(後述する突起を含む幅)と略同じ大きさにして、開口20の閉塞時、その最前の凸部51がガイド壁部41内に嵌入されることにより、ドア50がガタつかずに保持されるようにしている。
【0027】
また、ガイド壁部41及び前半のガイド壁部42は、後半のガイド壁部42よりも若干低くなるように形成されている。すなわち、例えばガイド壁部41及び前半のガイド壁部42の高さは約1mmに形成され、後半のガイド壁部42の高さは約1.5mmに形成されている。これは、開口20に、リーダーピン22をチャックして引き出すドライブ装置側の引出手段が入り込めるスペースを確保するためである。したがって、後述するように、ガイド壁部41及び前半のガイド壁部42が低くなっている分、その前半部分(少なくとも開口20を閉塞する部分)のドア50の板幅(高さ)が、大きく(高く)なるように形成されている。
【0028】
更に、上ケース16内面及び下ケース18内面には、その開口20から露出している外側のガイド壁部42と一体になって平面視略台形状をなすリブ38が、そのガイド壁部42と同等の高さになるように立設されており、このリブ38によって開口20部分における上ケース16及び下ケース18の強度が確保されるようになっている。
【0029】
以上のような上ケース16と下ケース18は、開口20の縁部近傍に位置する各ビスボス32、36に下側から図示しないビスがねじ込まれて固定(接合)される構成である。これによって、傾斜壁部30(前壁12A)及び傾斜壁部34(右壁12B)の各自由端によって規定され、強度的に不利で落下によって地面等に衝突しやすい開口20両端のコーナー部は強固に接合され、ケース12を落しても、記録テープカートリッジ10全体の重量で変形したり、座屈して位置ズレしたりしない構成である。なお、周壁16A、18Aの付き合せ面(開口20両側のコーナー部)を溶着によって固定してもよいが、分解性やリサイクル性を考慮すると、ビス止めの方が望ましい。
【0030】
そして、この開口20は遮蔽部材としてのドア50によって開閉されるようになっている。ドア50は、ガイド壁部41と前半のガイド壁部42を摺動する部分(少なくとも開口20を閉塞する部分)の板幅(高さ)が開口20の開口高さと略同一に形成され、それより後側が若干小さく(低く)形成されるとともに、その板長が開口20の開口幅よりも充分大きく形成されている。そして、所定の円周に沿って移動できるように、板厚方向に湾曲した平面視略円弧状に形成されている。
【0031】
また、ドア50の湾曲した長手寸法は、その後端部が開口20の閉塞状態において、ケース12の凹部48よりも後方の(凹部46近傍の)右後角部内に位置するように決められており、ドア50の後下部は、下ケース18の後部内壁18B側に所定角度で傾斜配置されたメモリーボードMを回避するために、斜めに切り欠かれている。そして、ドア50の先端部(前端部)内面及び/又は外面は、ガイド壁部41にスムーズに入り込めるようにテーパー面に形成されることが好ましく、図示のものは、外面側にテーパー面50Aが形成されている。
【0032】
また、そのドア50の上面及び下面には、ガイド壁部41及びガイド壁部42のガイド面(互いに対向している内面)と、ガイド壁部41及びガイド壁部42間の上ケース16内面及び下ケース18内面にそれぞれ当接して、ドア50を開口20の開閉方向に案内する凸部51が突設されている。この凸部51は、ドア50の長手方向に沿って長い平面視略楕円形状に形成され、上面及び下面にそれぞれ4つずつ、最も後側の凸部51を除いて上下対称に、かつ、ガイド壁部41及びガイド壁部42の高さと略同等の高さ(例えば、ドア50の板幅が異なる境界部分より前側は約0.5mm、後側は約1.5mm)になるように突設されている。なお、最後側の凸部51が上下対称でないのは、ドア50の後下部が斜めに切り欠かれていることによる。
【0033】
また、この凸部51の先端は断面視(側面視)略円弧状になるように形成され、更に、その両側面には平面視略円弧状あるいは平面視略三角形状等の突起(図示省略)が凸部51の全高に亘って突設されている。したがって、凸部51がガイド壁部42間に挿入されて摺動する際には、その凸部51の略円弧状の先端だけが上ケース16内面及び下ケース18内面に接するので線接触となり、かつ、ガイド壁部42の互いに対向しているガイド面に対しては、突起の略円弧状等の先端だけが接するので、同様に線接触となる。
【0034】
これにより、上下の凸部51と、ガイド壁部41及びガイド壁部42間の上ケース16内面及び下ケース18内面並びにガイド壁部41及びガイド壁部42のガイド面との摺動抵抗(摩擦)を低減することができ、ドア50を抵抗少なく、スムーズに摺動させることが可能となる構成である。なお、凸部51が平面視略楕円形状に形成されていると、例えば平面視略円形状に形成されているものよりも耐衝撃性に優れるため、落下等の衝撃によってドア50に開閉方向以外からの力が加えられても、その凸部51が折れるような心配はない。
【0035】
また、ドア50の長手方向中央部よりも若干前方(ドア50の板幅が異なる境界部分近傍)における外周面には、操作部としての操作突起52がドア50の径方向に沿って突設されている。操作突起52は、スリット40からケース12の外側に露出されるようになっており、開口20の閉塞状態ではビスボス36の後端から僅かに離間して位置するとともに、スリット40の前方へ開放された部分から操作可能とされている。そして、開口20の開放状態では、操作突起52は、スリット40の後縁から僅かに離間して位置するようになっており、このとき、ガイド壁部42の後端部に最後端側の凸部51が当接している。
【0036】
なお、操作突起52露出用のスリット40によってケース12の内外が連通されるが、このスリット40はビスボス36と、ケース12内の略全高に亘るドア50とによって常時ほぼ閉塞され、かつ、内壁としての遊動規制壁28によって、リール14に巻装された磁気テープTへの塵埃等の付着が防止されるようになっている。
【0037】
また、ドア50の前端部内面には、開口20閉塞時において、リーダーピン22の上端部側面及び下端部側面に当接するストッパー58が突設されており、落下衝撃等によってリーダーピン22が、後述するピン保持部24から脱落するのを、より一層防止できるようになっている。そして、ドア50を開口20閉塞方向へ付勢する付勢部材としてのコイルばね56は、ドア50が開口20の閉塞状態でケース12の右後角部に至る長さであるため、右後角部における遊動規制壁28と右壁12B(周壁16A、18A)との間の空間を有効利用して配設されている。
【0038】
すなわち、ドア50の後端近傍の内周面には、背面視略L字状のばね保持部54が上方に向かって一体的に突設され、下ケース18の凹部48近傍の内面には、円柱状のばね係止部55が上方に向かって突設されている。そして、コイルばね56の両端にはリング状の取付部56A、56Bがそれぞれ形成されている。したがって、コイルばね56は、その一方の取付部56Bをばね係止部55に上方から挿入し、他方の取付部56Aをばね保持部54に上方から挿入することにより、上記した空間内に簡単に取り付けることができる。
【0039】
また、上ケース16には、ドア50の開閉時に、ばね保持部54の上端が摺接するリブ57が、平面視略円弧状に立設されている。このリブ57は、少なくともドア50が移動(開放)し始める際には、ばね保持部54の上端が摺接できるような位置及び長さに配設され、コイルばね56の付勢力に抗して移動するばね保持部54を好適にガイドすることにより、ドア50がより安定して開放されるように(開放時にドア50がコイルばね56の付勢力によってブレないように)している。
【0040】
また、落下等による衝撃がケース12に加えられて、コイルばね56の取付部56Aがばね保持部54を上昇してきても、このリブ57を設けることによって、そのばね保持部54から外れないようにできる。なお、ばね係止部55側も、その上端が上ケース16の遊動規制壁28とガイド壁部42との間に挿入されることになるので、同様に、取付部56Bがばね係止部55から外れるのを防止することができる。
【0041】
次に、ピン保持部24と係止ばね25及び本発明に係るばね保持部27について説明する。ケース12の開口20の内側には、ケース12内においてリーダーピン22を位置決め、保持する上下一対のピン保持部24が設けられている。このピン保持部24は、図3乃至図6で示すように、磁気テープTの引き出し側が開放された略半円筒形状をしており、直立状態のリーダーピン22の両端部は、その開放側からピン保持部24の凹部24A内に出入可能とされて保持される。なお、ピン保持部24は、内側のガイド壁部42と一体になるように連設されているが、ピン保持部24の高さは、一体に連設されたガイド壁部42の高さと略同等か、それよりも高く形成されていることが望ましい。
【0042】
また、ピン保持部24が設置されるエリアは、その板厚が上ケース16及び下ケース18とも比較的厚肉(例えば、2mm)となっている。これは、記録テープカートリッジ10の機能上で最も重要な(磁気テープTを引き出す際に引出手段に正しく係止されるべき)リーダーピン22の保持(位置決め)位置であるピン保持部24付近の強度を上げ、ケース12(記録テープカートリッジ10)の落下等による衝撃でリーダーピン22の位置ズレが生じないようにするためである。なお、図示するように、ピン保持部24の設置位置を、ビスボス32に近接した位置にすると、ケース12の落下等に伴う天板及び底板の振動によるリーダーピン22の位置ズレをより一層防止することができる。
【0043】
また、リーダーピン22がピン保持部24から脱落しないように押さえる係止ばね25が、ピン保持部24(開口20)の近傍に固定配置されている。この係止ばね25は、金属板を屈曲成形した板ばね状であり、図2、図6で示すように、ばね保持部27に保持される基部25Aと、その基部25Aから約90°屈曲されて延設された中央部25Bと、その中央部25Bから更に約90°屈曲されて基部25Aと平行に延設された二股状の作用部25Cとを有している。
【0044】
この作用部25Cの先端(自由端)は、平面視略円弧状に形成され、その曲面がリーダーピン22の上下端に当接して、それらをピン保持部24の凹部24A内側へ押圧することにより、リーダーピン22がピン保持部24に保持されるようにしている。なお、リーダーピン22がピン保持部24に出入する際には、係止ばね25の作用部25Cが適宜弾性変形して、リーダーピン22の移動を許容する構成である。
【0045】
また、係止ばね25は、前壁12A(周壁16A、18Aのうち、外面が矢印A方向を向く部分)及び開口20近傍のケース12内面に設けられた溝部23内に、その上下辺縁部がそれぞれ挿入されるとともに、上下一対のばね保持部27によって保持されるようになっている。このばね保持部27は、図5、図6で示すように、前壁12Aの内面から張り出すように、即ち前壁12Aの内面及びケース12の内面に一体的かつ垂直に突設された平板状の保持リブ27Aと、その保持リブ27Aの左右両側方に所定間隔を隔てて同様に突設された平板状の保持リブ27Bとを備え、更に、前壁12Aと平行に、かつ保持リブ27Aと所定間隔(係止ばね25の厚さと略同じ間隔)を隔てて対向突設された平板状の係止リブ27Cと、中央部25Bと作用部25Cの境界部分を支持する平面視略円弧状に屈曲された曲板状の支持リブ27Dとを備えて構成されている。
【0046】
したがって、係止ばね25は、基部25Aが保持リブ27Aの後端面と係止リブ27Cとの間隙に嵌入されるとともに保持リブ27Bの後端面にも接することによって支持され、中央部25Bと作用部25Cとの境界部分が支持リブ27Dによって支持されることにより、その基部25Aが、前壁12Aの内面から、保持リブ27A、27Bの長さ分、離間した状態に保持される。このように、端部(この場合は右端部)に開口20が形成されている前壁12Aの内面側に、平板状の保持リブ27A、27Bが、それと一体的かつ垂直に突設されていると、前壁12Aの強度をその保持リブ27A、27Bによって補強することができるので、落下衝撃による前壁12Aの変形や破損等を抑制することができる。
【0047】
しかも、ばね保持部27が前壁12Aの補強部材を兼ねることになるため、ケース12内に別途前壁12A補強用の部材を設ける必要がなく、ケース12内におけるスペースの有効利用が図れるとともに、省スペース化が図れる。なお、保持リブ27Bの係止ばね25と接する後端面角部には、係止ばね25の挿入(嵌入)がしやすくなるように、テーパー面27Eが形成されることが好ましい。また、保持リブ27Aの高さが保持リブ27Bの高さより低く形成されているが、保持リブ27A等の形状は図示のものに限定されるものではない。更に、係止リブ27Cの形状や配設位置等も図示のものに限定されるものではなく、係止ばね25を保持リブ27A、27Bの後端面側で保持可能とするものであれば、どのようなものでもよい。
【0048】
また、溝部23の形状及び深さも図示のものに限定されるものではなく、基部25Aが保持リブ27Aと係止リブ27Cとの間隙に嵌入される係止ばね25の上下辺縁部を所定長さ挿入でき、かつケース12自体の強度を損なわない程度の大きさ及び深さに凹設されていればよい。ただし、作用部25Cはリーダーピン22の出入時に適宜弾性変形するため、その部分が挿入される溝部23の幅は、それを充分に許容できる程度の幅に形成される必要がある。
【0049】
次に、本実施の形態の作用について説明する。上記構成の記録テープカートリッジ10では、不使用時(保管時や運搬時等)には、開口20がドア50によって閉塞されている。具体的には、ドア50は、コイルばね56の付勢力によって、常時開口20閉塞方向へ付勢されており、その先端部(前端部)が傾斜壁部30近傍のガイド壁部41に入り込む状態で開口20を閉塞している。
【0050】
一方、磁気テープTを使用する際には、記録テープカートリッジ10を矢印A方向に沿ってドライブ装置へ装填する。この装填に伴って、ドライブ装置の開閉手段を構成する開閉部材(図示省略)が、前方へ開放しているスリット40に進入し、ドア50の操作突起52に係合する。この状態で、記録テープカートリッジ10(ケース12)を更に押し込むと、この押し込み力によってコイルばね56の付勢力に抗しつつ、開閉部材が操作突起52を後方へ移動させる(矢印A方向へ装填されるケース12に対して後方へ相対移動させる)。
【0051】
すると、その操作突起52が突設されているドア50は、凸部51がガイド壁部42によって案内され、ばね保持部54がリブ57によって案内されつつ、その湾曲方向に沿って平面視時計方向に回動する。すなわち、ドア50は、ガイド壁部42によって、その湾曲形状に沿った移動軌跡からはみ出すことなく、ピン保持部24及びリール14の外側を回り込むように略後方へ移動し、開口20を開放する。そして、ケース12(記録テープカートリッジ10)がドライブ装置に所定深さ装填されると、開口20が完全に開放される。
【0052】
こうして開口20が開放された状態で記録テープカートリッジ10がドライブ装置内で位置決めされると、ドア50はそれ以上の回動(略後方への移動)が規制され、開放された開口20からはドライブ装置の引出手段がケース12内に進入し、この引出手段がピン保持部24に位置決め保持されたリーダーピン22を抜き出す。このとき、係止ばね25の作用部25Cが適宜弾性変形して、リーダーピン22のピン保持部24からの抜き出しを許容する。そして、図示しない巻取リールにリーダーピン22を収容し、その巻取リールとリール14とを同期して回転駆動する。すると、磁気テープTは、巻取リールに巻き取られつつ順次ケース12から引き出され、所定のテープ経路に沿って配設された記録再生ヘッド等によって情報の記録や再生が行われる。
【0053】
一方、磁気テープTがリール14に巻き戻され、リーダーピン22がピン保持部24に保持される際にも係止ばね25の作用部25Cは適宜弾性変形して、リーダーピン22のピン保持部24への進入を許容する。そして、記録テープカートリッジ10をドライブ装置から排出する際には、記録テープカートリッジ10は、位置決め状態が解除され、コイルばね56の付勢力又は図示しないイジェクト機構によって矢印A方向とは反対方向に移動される。これにより、ドア50は、その凸部51がガイド壁部42に案内されつつ、コイルばね56の付勢力によって開口20の閉塞方向へ回動し、ドア50の先端部(前端部)がガイド壁部41内に入り込むことにより、開口20が完全に閉塞され、初期状態に復帰する。
【0054】
ここで、係止ばね25を保持するばね保持部27は、前壁12Aに対して垂直に突設された保持リブ27A、27Bを備えているので、端部に開口20が形成されて強度的に脆弱になっている前壁12Aの強度アップを、ビスボス32によるビス止めと共に図ることができ、落下衝撃による前壁12Aの塑性変形や破損等を抑制することができる。また、ばね保持部27の保持リブ27A、27Bが前壁12Aの補強部材を兼ねるので、別途補強部材を設ける必要がなく、ケース12内におけるスペースの有効利用が図れるとともに、省スペース化が図れる。
【0055】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、リーダーピンを押さえる係止ばねのばね保持部によってケースの側壁を補強することができるので、その部分の落下衝撃による変形や破損を抑制することができる。また、ばね保持部が側壁を補強する補強部材を兼ねるので、別途側壁補強用の部材を設ける必要がなく、ケース内において、スペースの有効利用が図れるとともに、省スペース化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録テープカートリッジの概略斜視図
【図2】記録テープカートリッジの概略分解斜視図
【図3】下ケースの概略平面図
【図4】上ケースの概略平面図
【図5】開口付近の様子を示す概略斜視図
【図6】開口付近の様子を示す概略平面図
【図7】従来の記録テープカートリッジの概略分解斜視図
【図8】同上の開口付近の様子を示す概略斜視図
【符号の説明】
10 記録テープカートリッジ
12 ケース
14 リール
20 開口
22 リーダーピン
24 ピン保持部
25 係止ばね
27 ばね保持部
27A 保持リブ
27B 保持リブ
27C 係止リブ(係止部)
27D 支持リブ

Claims (1)

  1. 記録テープが巻装された単一のリールを回転可能に収容するケースと、
    前記ケースの側壁に形成され、前記記録テープの端部に取り付けられたリーダーピンを引き出すための開口と、
    前記開口の近傍で前記リーダーピンを保持するピン保持部と、
    前記リーダーピンを自由端で押さえて前記ピン保持部に保持する係止ばねと、
    前記ピン保持部の近傍で前記係止ばねの基部を保持するばね保持部と、
    を備えた記録テープカートリッジにおいて、
    前記ばね保持部を、前記側壁からケース内へ張り出すリブと、前記係止ばねを前記リブとの間に保持する係止部と、で構成したことを特徴とする記録テープカートリッジ。
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