JP2004030698A - プリント処理方法及び受付処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 プライバシーを保護して簡単にプリントの発注を行う。
【解決手段】 写真フイルム48の各コマの画像をフイルムスキャナ11の撮像部51により読みだす。この読みだした各コマの画像をカラーモニタ12に一覧に表示する。この一覧表示した画像を観察してプリント対象コマを特定する。キーボード60及びマウス61によりプリント対象コマに対するプリントサイズ及びプリント枚数を入力する。暗号化処理部39により暗号化キーデータを用いて画像データを暗号化する。この暗号化した画像データをプリント注文データとともに、プリント仕上げ業者13にデータ転送する。プリント仕上げ業者13は、暗号化キーデータを用いて画像データを復合化し、元の画像データを得る。この画像データを用いてプリント注文データに基づきプリントを行う。このプリントをユーザー10に送る。
【選択図】 図2
【解決手段】 写真フイルム48の各コマの画像をフイルムスキャナ11の撮像部51により読みだす。この読みだした各コマの画像をカラーモニタ12に一覧に表示する。この一覧表示した画像を観察してプリント対象コマを特定する。キーボード60及びマウス61によりプリント対象コマに対するプリントサイズ及びプリント枚数を入力する。暗号化処理部39により暗号化キーデータを用いて画像データを暗号化する。この暗号化した画像データをプリント注文データとともに、プリント仕上げ業者13にデータ転送する。プリント仕上げ業者13は、暗号化キーデータを用いて画像データを復合化し、元の画像データを得る。この画像データを用いてプリント注文データに基づきプリントを行う。このプリントをユーザー10に送る。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ネットワークを介してプリント注文を行うプリント処理方法及び受付処理装置に関する。
現在の写真プリントシステムでは、撮影済みフイルムを現像及びプリントするために、DP(同時プリント)受付店等に持ち込んでDP処理を依頼し、受付時に指定された受渡し日時以降にプリントを受けとっている。このDP処理では、撮影した全コマがプリント処理される。
したがって、本当に欲しいコマのみならず全コマがプリントされるため、プリント費用がかさむという問題がある。また、焼き増し等の再注文プリントの場合には、処理の依頼と受取とのために、DP受付店等に2度にわたって出向く必要があり、面倒であった。
これに対しては、ユーザーとプリント仕上げ業者との間で例えばインターネット等を用いてデータ通信を行うことにより、画像データや注文データをデータ転送することが提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、インターネット等を用いて画像データを送ると、第3者に見られることもあり、プライバシーの保護が十分ではない。
本発明は上記課題を解決するためのものであり、簡単にプリントの発注が行えるようにし、しかも画像データが部外者に洩れることがないようにしたプリント処理方法及び受付処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ネットワークを介して発注者から少なくとも発注者識別情報を有するプリント注文データと画像データとを受付処理手段で受信してプリント処理を行うプリント処理方法において、前記受付処理手段は、前記発注者識別情報とその暗号化キーデータとを対応つけて記憶しており、発注者から受信したデータに基づき、前記発注者識別情報から暗号化キーデータを特定して前記受信したデータを復号化し、この復号化したデータに基づきプリント処理を行うことを特徴とする。なお、前記暗号化キーデータにより、少なくとも画像データが暗号化されていることが好ましい。また、前記暗号化データは、発注者識別情報に基づき暗号化キーの設定日時が関連つけて記憶されることが好ましい。
また、本発明は、ネットワークを介して発注者から少なくとも発注者識別情報を有するプリント注文データと画像データとを受信してプリント注文を受け付ける受付処理装置において、前記発注者識別情報とその暗号化キーデータとを対応つけて記憶した記憶手段と、発注者から受信したデータに基づき、前記発注者識別情報から暗号化キーデータを特定して前記受信したデータを復号化する復号化手段とを有することを特徴とする。また、前記暗号化データは、発注者識別情報に基づき暗号化キーの設定日時が関連つけて記憶されていることが好ましい。
〔作用〕
フイルムスキャナに現像済みの写真フイルムカートリッジがセットされる。フイルムスキャナは写真フイルムカートリッジから写真フイルムを引き出して、各コマの画像を画像データとして読みだす。この読みだした画像データは、フイルムスキャナに接続されているカラーモニタに例えば一覧表示される。発注者はこの一覧表示を参照して、プリント対象コマを特定するとともに、プリントサイズ及びプリント枚数からなるプリント注文データを入力する。データ送信部は、暗号化キーデータにより少なくも画像データを暗号化して、プリント注文データと暗号化した画像データとを受注者に送る。受注者は、暗号化キーデータにより画像データを復号化する。
フイルムスキャナに現像済みの写真フイルムカートリッジがセットされる。フイルムスキャナは写真フイルムカートリッジから写真フイルムを引き出して、各コマの画像を画像データとして読みだす。この読みだした画像データは、フイルムスキャナに接続されているカラーモニタに例えば一覧表示される。発注者はこの一覧表示を参照して、プリント対象コマを特定するとともに、プリントサイズ及びプリント枚数からなるプリント注文データを入力する。データ送信部は、暗号化キーデータにより少なくも画像データを暗号化して、プリント注文データと暗号化した画像データとを受注者に送る。受注者は、暗号化キーデータにより画像データを復号化する。
暗号化キーデータは発注者又は受注者側で設定される。発注者側で暗号化キーデータが設定される場合には、写真フイルムカートリッジとともに取り扱われる記録媒体例えば写真フイルムにこの暗号化キーデータが記録され、これが受注者側で読み取られる。また、受注者側で暗号化キーデータが設定される場合にも同様にして写真フイルムカートリッジとともに取り扱われる記録媒体を介して暗号化キーデータが発注者側に送られる。
暗号化された画像データは暗号化キーデータに基づき復号化されて元の画像データに戻され、プリンタでプリントされる。プリンタは、画像データとプリント注文データとに基づきプリントを作成する。このプリントは、プリント注文データ中の発注者識別データに基づき発注者が特定される。そして、納品方法指示データに基づき、郵送や宅配で発注者に送られる他に、仕上げ業者やDP受付店等の店頭で発注者に直接渡される。また、プリント注文データの料金支払い指示データに基づき料金清算処理が行われる。例えば、銀行自動引き落とし、銀行振込、クレジットカード、プリペイドカードによる支払いなどが選択される他に、直接受渡し処理の場合には現金支払いも選択される。
本発明によれば、受付処理手段は、前記発注者識別情報とその暗号化キーデータとを対応つけて記憶しており、発注者から受信したデータに基づき、前記発注者識別情報から暗号化キーデータを特定し、この暗号化キーデータにより暗号化されたデータを復号化し、この復号化したデータに基づきプリント処理を行うから、インターネットなどのネットワークを介してプリントを発注する場合に、暗号化によって画像内容を第三者に見られることもなく、プライバシーの保護が図れる。また、発注者識別情報と暗号化キーデータとを対応つけて記憶しているから、確実に復号化することができる。
図1は、本発明のプリント処理方法を示す概略図である。発注者としてのユーザー10側にはフイルムスキャナ11及びカラーモニタ12が設けられている。また、受注者としてのプリント仕上げ業者13側には受付用ワークステーション14、大容量の記憶装置15、プリンタ16,17,18及び請求書発行プリンタ19、納品袋印字プリンタ20、及びフイルムプロセサ21が設けられている。ユーザー10のフイルムスキャナ11とプリント仕上げ業者13の受付用ワークステーション14とはモデム22,23,電話回線24,25及びインターネット26を介して接続される。
プリント仕上げ業者13側の受付用ワークステーション14は、扱うデータ量が多いため、高機能及び高速なコンピュータからなるシステム構成になっている。この受付用ワークステーション14には、周知のデータベースソフトが組み込まれており、ワークステーション14と記憶装置15とモデム23とによりデータベース27が構築されている。データベースソフトは、ユーザー10側のフイルムスキャナ11の注文処理ソフトに対応している。
受付用ワークステーション14には暗号化キーデータ設定部28と、復号化処理部29とが設けられている。暗号化キーデータ設定部28は、ユーザー登録の際に、各ユーザー毎に暗号化キーデータを設定し、これを記憶装置15に記憶する。暗号化キーデータは、ユーザーIDデータに基づきその設定日時データを関連つけて記憶される。また、フイルム現像の受付の際には、受け付けた写真フイルムカートリッジのフイルムIDデータが読み取られ、このフイルムIDデータがユーザーIDデータに基づき記憶装置15に記録される。
暗号化手法としては、秘密キー暗号化方式や、公開キー暗号化方式などがあり、これらを選択して用いることができる。しかし、公開キー暗号化方式では、暗号化及び複合化の演算時間が長くなるという短所があるので、本実施形態では秘密キー暗号化方式を用いている。秘密キー暗号化方式としては、例えば、FEAL(Fast data Encipherment Algorithem )やDES(Data encription Stan- dard)などがある。この秘密キー暗号化方式では、暗号化のアルゴリズムを公開し、暗号化キーを秘密化する。そして、この秘密化した暗号化キーをユーザー10及びプリント仕上げ業者13が共有して外部にもれることのないように管理する。本実施形態では暗号化キーをプリント仕上げ業者13が設定しているが、これは後に説明するように、ユーザー10側で設定してもよい。
復号化処理部29は、暗号化された画像データを暗号化キーデータを用いて復号化し元の画像データに戻す。暗号化キーデータはプリント注文データのユーザーID番号に基づき記憶装置15を検索することで求める。
フイルムプロセサ21は周知のフイルム現像部21aの他に、磁気記録再生ヘッド21bとデータ記録再生部21cとを備えており、写真フイルムを現像する他に、写真フイルムの透明磁気記録層に磁気記録する。この磁気記録により、写真フイルムには、ユーザーID番号と暗号化キーデータが入力される。このため、磁気記録再生ヘッド21bで写真フイルムのフイルムIDデータが読み取られ、このフイルムIDデータが受付用ワークステーション14に送られる。受付用ワークステーション14は、フイルムIDデータに基づきユーザーIDデータと暗号化キーデータとを検索して、これをフイルムプロセサ21aのデータ記録再生部21cに送る。データ記録再生部21cは、磁気記録再生ヘッド21bを介して写真フイルムの透明磁気記録層にユーザーID番号と暗号化キーデータを書き込む。なお、フイルムIDデータとユーザーIDデータとを関連させて記憶させているから、フイルムIDデータのみでユーザーを識別することができるので、ユーザーIDデータを写真フイルムに書き込むことを省略してもよい。
現像処理された写真フイルムは、フイルムカートリッジに巻き取り収納された状態でユーザー10に返却される。図2に示すように、ユーザー10側のフイルムスキャナ11は、フイルム送り部30,フイルム画像読出し部31,入力画像メモリ32,処理制御部33,磁気記録再生部34,画像処理部35,作業用画像メモリ36,各種のデータメモリ37,モニタ表示制御部38,暗号化処理部39,データ通信部40から構成されている。
フイルム送り部30は、フイルムカートリッジ41が装填されるカートリッジ装填部42と、スプール回動軸43と、ガイドローラ対44と、フイルム送りローラ対45と、フイルム収納部46とから構成されている。カートリッジ装填部42は収納凹部から構成されており、この凹部の開口には蓋部が開閉自在に取り付けられている。装填部42にフイルムカートリッジ41がセットされると、そのスプールはスプール回動軸43に嵌合して回動可能に連結される。スプール回動軸43は、フイルム送りモータ47により正逆回転され、これによりスプールはフイルム送り出し方向又は巻取方向に回転する。
フイルムカートリッジ41はフイルム先端出し機能を備えており、スプールがフイルム送出し方向に回転されることでフイルム出入り口から写真フイルム48の先端が送りだされる。フイルム送りローラ対45はフイルム送りモータ47で回転され、フイルム出入り口からの写真フイルム48を挟持してこれをカートリッジ41内から引き出す。なお、フイルム送りローラ対45によりフイルム送りが行われると、フイルム送りモータ47のスプール回動軸43への伝達が断たれるようになっている。引き出された写真フイルム48は、円筒状のフイルム収納部46にカールした状態で収納される。
ガイドローラ対44とフイルム送りローラ対45との間には、フイルム画像読出し部31と磁気記録再生部34とが配置されている。フイルム画像読出し部31は、光源部50と撮像部51とから構成されている。光源部50は、写真フイルム48の持つ特性に合わせた発光特性を有する蛍光管52とリフレクタ53と拡散板54とから構成されている。
磁気記録再生部34は、磁気再生ヘッド55により写真フイルム48の透明磁気記録層から撮影情報と暗号化キーデータ及びその設定日時データとを読み取り、これを処理制御部33に送る。読み取ったコマ番号により、各コマの画像が特定される。暗号化キーデータは、処理制御部33を介して暗号化処理部39のメモリ39aに記憶される。このとき、暗号化処理部39に暗号化キーデータが記憶されている場合には、その設定日時データが比較され、最新の暗号化キーデータであるときに、メモリ39aの暗号化キーデータが更新される。この他に、撮影日時データやタイトルデータも読みだされ、各コマの撮影日時やタイトルが各コマに隣接した位置でカラーモニタ12に表示される。この他に、磁気記録再生部34は、処理制御部33からのタイトルデータ等を各コマに対応させた位置の透明磁気記録層に磁気記録ヘッド56により書き込む。
撮像部51は、ライン型イメージエリアセンサからなるスキャナから構成されている。この撮像部51は、フイルム送りに同期して写真フイルム48の各コマの画像を走査して画像を撮像する。この画像データは入力画像メモリ58に送られ、これに記憶される。
画像処理部35は、作業用画像メモリ36を用いて、ガンマ補正処理、色補正処理、トリミング処理、文字データ嵌め込み合成処理、拡大/縮小処理、データ圧縮処理などを行う。
処理制御部33はマイクロコンピュータから構成されており、各部をシーケンス制御して、画像読取りと注文処理と暗号化処理とを行う。このため、処理制御部33にはキーボード60,マウス61,及び各種データ記憶用のメモリ37が接続されている。キーボード60及びマウス61の操作により、処理制御部33は、画像読取り表示モード,プリント指定モード,高解像度読取りモード,注文処理モードに切り換えられる。
画像読取り表示モードでは、処理制御部33は、写真フイルム48の送りに同期させて撮像部51により各コマを撮像し、撮像したデータを入力画像メモリ32に書き込む。画像処理部35では一覧表示のためにインデックス画像を作成する。このインデックス画像は周知のように各コマをマトリクスに並べて一覧に表示したものである。
このインデックス画像の作成時には高解像度画像データは要求されないため、撮像部51は画素結合により低解像度化され、この状態で画像読取りが行われる。このようにして読み取られたインデックス画像の各コマは、作業用画像メモリ36に順次書き込まれることで、インデックス画像が作成される。作成されたインデックス画像はモニタ表示制御部38で読みだされ、カラーモニタ12に表示される。
プリント指定モードでは、カラーモニタ12に表示されたインデックス画像を観察してプリント対象コマを特定する。この特定は、マウス61によりカラーモニタ12の画面中のカーソルをプリント対象コマの表示エリアに位置させてマウス61の左ボタン(肯定ボタン)をクリックすることで行われる。この他に、各コマのコマ番号をキーボードから数値入力してもよい。また、他の入力手段、例えばライトペンやタッチパネルを用いてもよい。
本実施形態では、プリントサイズ及びプリント枚数の入力が簡単になるように、通常サイズ及び撮影枚数「1」がデフォルトで設定されている。したがって、何も指示しない場合には、この通常サイズ及び撮影枚数「1」が指定される。また、これ以外の迫力ビジョンサイズやパノラマサイズを指定する場合や、複数枚を指定する場合には、周知の指定方法でこれらの入力が行われる。入力されたプリント対象コマ番号,プリントサイズ,プリント枚数データからなるプリント指示データはメモリ37に記憶される。
プリントサイズ情報は、上記通常サイズ,迫力ビジョンサイズ,パノラマサイズの他に、ペーパーサイズも指定することができる。例えば、一般的なEサイズやLサイズの他に、キャビネサイズや、A4,A3,A2,A1等の大サイズの指定が可能である。Eサイズ,Lサイズ,キャビネサイズ等は後に説明するようにカラー感光材料を用いる銀塩式写真プリンタでプリントされ、A4,A3等の大サイズはインクジェットプリンタや感熱プリンタでプリントされる。
高解像度読取りモードでは、プリント注文データメモリ37からプリント対象コマのコマ番号と、プリントサイズとが読みだされる。そして、このプリントサイズに基づき画像読取りの際の解像度を設定する。大きいプリントサイズが指定された場合には、高解像度モードが指定され、以下プリントサイズが小さくなるにしたがい、解像度が低く設定される。また、通常プリントの他に、迫力ビジョンプリント,パノラマプリントの各サイズが設定される場合には、これら各サイズに合わせたエリアから画像が読みだされる。
注文処理モードでは、上記プリント指示データ以外のプリント注文データが入力される。これらプリント注文データとしては、納期希望日時指示データと、納品方法指示データと、料金支払い方法指示データと、ユーザー識別データとがある。これら各データは一度入力されると、それがメモリ37に記憶される。そして、次の注文データの入力の際には、この前回注文したときのプリント注文データがカラーモニタ12に表示され、共通データの再度の入力が省略されるようになっている。
ユーザー識別データはユーザーを識別するもので、ユーザーの氏名,住所,郵便番号,電話番号,ID番号などから構成されている。フイルム現像を注文することにより、又は注文前にインターネット等を介してユーザー登録することにより、ユーザーID番号とパスワードが発行される。したがって、以後の注文は、ユーザーID番号とパスワードとの入力のみで、ユーザーが識別されることになる。
納期希望日時指示データは、納期希望日時を指示するものである。納期希望日時は、プリント仕上げ業者において、予め複数種類の納期日時が設定してあり、この中から選択するようになっている。例えば、受付後12時間以内の納品、受付後24時間以内の納品、受付後2日以内納品などが選択される。なお、このような選択方式に変えて、希望納期日時を指定する方式としてもよい。納品方法指示データは納品方法を指示するものであり、郵送,宅配,店頭受取等が選択される。
料金支払い方法指示データは、料金の支払い方法を指示するものであり、郵送及び宅配の納品を希望するときには、クレジットカード支払い,銀行自動引き落とし,銀行振込,プリペイドカード支払い等が選択される。また、受取の納品を希望するときには、上記支払い形態の他に現金払いが選択される。
各データの入力が終了すると、処理制御部33は暗号化処理部39を制御して画像データを暗号化する。暗号化処理部39では暗号化キーデータのメモリ39aに書き込まれた暗号化キーを用いて、画像データを暗号化する。なお、画像データの他にプリント注文データも暗号化してもよい。この場合には、この暗号化された画像データ及びプリント注文データにユーザーID番号を付してプリント仕上げ業者13に送る。
データ通信部40は、プリント注文データ及び暗号化された画像データをプリント仕上げ業者13のデータベース27に転送する。このデータ転送は、周知のパソコン通信の手法が用いられ、電話回線24,25及びインターネット26を介して注文データ及び画像データがデータベース27に送られる。プリント注文データは、ユーザー識別データ,納期希望日時指示データ,料金支払い方法指示データなどから構成されている。
ユーザーからデータ転送されたプリント注文データ及び暗号化された画像データは、受付用ワークステーション14で受付処理された後に、各デジタルプリンタ16〜18を用いて、プリント68,70,71が作成される。
図1に示すように、前記デジタルプリンタ16,17,18には、ペーパーサイズの異なる感光材料及び記録材料がセットされており、これらプリンタ16〜18は異なるサイズのプリントを行う。プリンタ16,17は銀塩方式カラーデジタルプリンタから構成されており、デジタルデータに基づき銀塩方式カラー感光材料(カラーペーパー)を走査露光して、画像を焼付露光する。カラーペーパーはポジ・ポジタイプのものが用いられ、ポジ像でカラーペーパーが焼付露光される。
銀塩方式カラーデジタルプリンタ16は、図3に示すように、レーザー光による走査露光方式の焼付露光部65を備えており、画像データに基づき光ビームを変調し、カラーペーパー66の送りに同期させてカラーペーパー66のイエロー,マゼンタ,シアンの各感光層を走査露光して、各画像を焼付露光する。この焼付露光済みのカラーペーパー66はペーパープロセサ67で現像処理された後に、カットマークに基づき各コマ毎に切り離され、Lサイズのプリント68が作成される。また、裏印字器69が設けられており、この裏印字器69は、各画像に対応させたカラーペーパー66の裏面に受付番号,ユーザーID番号,及びこれらのバーコードを記録する。他方の銀塩方式カラーデジタルプリンタ17も同じように構成されている。このプリンタ17にはキャビネサイズのものがセットされており、キャビネサイズのプリント70が作成される。
焼付露光部65には、レーザー光による走査露光方式の他に、CRTや液晶表示パネル等を用いた面露光方式又は線露光方式を用いてもよい。また、光ビームを変調する代わりに、マイクロミラー装置を用いて走査露光してもよい。マイクロミラー装置は、サイズが極めて小さいミラー(マイクロミラー)をライン又はマトリクスに配列し、各マイクロミラーの傾斜角度を制御して入射光を偏向するものである。
カラーペーパーとして、ネガ・ポジタイプのものを用いる場合には画像データはポジ・ネガ変換される。このポジ・ネガ変換は、デジタルプリンタ16〜18の画像処理部で行う他に、ワークステーション14の画像処理部で行ってもよい。なお、デジタルプリンタ16〜18の画像処理部は、ガンマ補正やマトリクス補正を行い、得られたプリントの濃度及び色バランスが最適になるようにしている。
また、プリンタ18は周知のインクジェット方式カラーデジタルプリンタから構成されている。このプリンタ18はユーザー注文データのプリント方式指示データがインクジェット方式の場合に選択され、A0〜A4サイズ等の大きなサイズのプリント71を作成する。このため、プリンタ18には各種サイズの記録紙がセットされており、サイズ指定に応じて対応する記録紙が選択される。このプリンタ18にも裏印字器が設けられており、受付番号,ユーザーID番号,及びこれらのバーコードが記録紙の裏面に記録される。
図1に示すように、請求書発行プリンタ19はワークステーション14のデータに基づき請求書72をプリントする。また、納品袋印字プリンタ20は納品袋73に住所,氏名,郵便番号等を印字する。更に、プリンタ19,20は、各プリントとの照合のため、受付番号,ユーザーID番号,及びこれらのバーコードを記録する。
次に、図4を参照して本実施形態の作用について説明する。先ず、ユーザー10はフイルム現像をプリント仕上げ業者に依頼する。プリント仕上げ業者は、フイルム現像の注文受付の際に、ユーザー登録済みか否かを判定し、未登録の場合にはユーザー登録を行う。このユーザー登録では、受付用ワークステーション14は、ユーザーID番号とパスワードと暗号化キーデータをユーザー10に対して設定する。そして、後に説明する画像データの転送によるプリントの受付処理では、このユーザーID番号とパスワードとの照合により、プリント注文を受け付ける。設定されたユーザーID番号とパスワードと暗号化キーデータは、記憶装置15に記憶される。また、フイルム現像の注文受付の際には、写真フイルムIDデータが読み取られ、この写真フイルムIDデータとユーザーIDデータとが関連付けて記憶装置15に記憶される。
フイルム現像では、フイルムプロセサ21aに写真フイルムカートリッジをセットして、写真フイルムを現像処理する。この現像処理の前に、磁気記録再生ヘッド21b及びデータ記録再生部21cを介して写真フイルムの透明磁気記録層からフイルムIDデータが読みだされ、このフイルムIDデータに基づきユーザーIDデータ,暗号化キーデータ,及びその設定日時データが記憶装置15から検索される。そして、これら各データがデータ記録再生部21c及び磁気記録再生ヘッド21bを介して、写真フイルムの透明磁気記録層に書き込まれる。現像された写真フイルムは、元のフイルムカートリッジに巻き取られて、ユーザー10に返却される。
ユーザー10は、フイルムカートリッジ41をフイルムスキャナ11にセットする。このセットにより写真フイルム48の透明磁気記録層から先ず暗号化キーデータとその設定日時データとが読み取られる。そして、設定日時データが既にメモリ39aに記憶されている設定日時データよりも新しい場合には、メモリ39aの暗号化キーデータとその日時データとが新しいものに更新される。
次に、画像読取表示モードが指定されると、このモードでは、インデックス画像を作成するために、写真フイルム48の全コマが撮像部51により読み取られ、これが画像処理部35で画像処理された後に、作業用画像メモリ36に順次書き込まれて、インデックス画像が作成される。作成されたインデックス画像はモニタ表示制御部38を介してカラーモニタ12に表示される。
次に、処理制御部33をプリント指定モードに設定して、マウス61によりプリント対象コマを特定するとともにプリントサイズ及び枚数を入力する。これらプリント指示データはメモリ37に記憶される。
全てのプリント指示データの入力が終了すると、処理制御部33は高解像度読取りモードに設定される。この高解像度読取りモードでは、メモリ37に記憶されたプリント指示データに基づきプリント対象コマの画像がプリントサイズに対応する解像度で読み取られる。すなわち、プリントサイズが大きい場合には解像度が高くされ、サイズが小さくなるにしたがい解像度が低くされる。また、通常サイズの他に、迫力ビジョンサイズやパノラマサイズが指定される場合には、これらサイズに対応するエリアから画像が読み取られる。
読み取られた画像データは画像処理部35によって画像処理される。画像処理としては、例えばガンマ補正、マトリクス補正、文字イラスト合成、拡大/縮小、トリミング、画像合成等があり、これらの画像処理が選択的に実施される。次に画像処理済みの画像データが、例えばJPEG(Joint Photgraphic Experts Group)圧縮される。データ圧縮率はプリントサイズに応じて変えられる。プリントサイズが大きい場合には圧縮率が低くされ、画質劣化が抑えられる。また、プリントサイズが小さくなるほど、画質劣化は目立たなくなるので圧縮率が高くされる。なお、データ圧縮方式はJPEGに限定されることなく、他の周知の圧縮方式を用いてもよい。圧縮された画像データはメモリ37に記録される。これら各コマの画像データはプリント指示データに対応して記憶される。
各プリント対象コマの画像読取りが終了すると、処理制御部33は注文処理モードにされ、納期希望日時指示データと、納品方法指示データと、料金支払い方法指示データとが入力される。この入力の後に、データ転送を指示すると、処理制御部33は、データ通信部40を制御して、プリント注文データを順次プリント仕上げ業者13のデータベース27に送る。
ワークステーション14では、現在の注文総数及び納期を管理しているので、送られて来たプリント注文データの画像サイズ及びプリント枚数に基づき、希望納期に間に合うかどうかを他のユーザーの注文数やプリントの処理能力に応じて演算し、プリント仕上り時間を特定する。そして、このプリント仕上り時間に納品処理時間を加算することで、納期を算出する。算出した納期が希望納期を越える場合には、ワークステーション14は処理不可能メッセージをユーザー10に送る。この場合には、ユーザー10は希望納期日時の変更か、注文の中止かを選択する。算出した納期が希望納期内であるときには、ワークステーション14は受付番号と納期と料金とをユーザー10に送る。
ユーザー10側のフイルムスキャナ11は、送られてきた受付番号と納期と料金とをカラーモニタ12に表示する。ユーザー10はカラーモニタ12を観察して、この料金,納期でよければ、受付番号と画像データをプリント仕上げ業者13に送る。このとき、暗号化処理部39は、予め記録されている暗号化キーデータを用いてメモリ37から読みだした画像データを暗号化処理する。また、納期や料金の問題でプリントの注文を止める場合には、画像データをデータ転送する必要がないため、この分だけデータ転送コストを低くすることができる。
プリント仕上げ業者13は受付番号と暗号化された画像データとを受け取ると、受付番号に基づき、画像データとプリント注文データとを対応付けて、記憶装置15に記憶する。この後、プリント注文データのユーザーID番号に基づき暗号化キーデータを記憶装置15から読みだして、暗号化された画像データを暗号化キーデータを用いて復号化し元の画像データを得る。なお、納期や料金の確認が不要の場合には、ユーザーはプリント注文の際に、プリント注文データと暗 号
次に、ワークステーション14は、受付した内容に基づき、納期順に各注文のプリントを行う。このとき、プリント指示データに基づき用いるプリンタ16〜18を選択する。そして、指示されたプリントサイズで指示枚数分のプリントを行う。例えば、通常のLサイズプリントが指定された場合には、プリンタ16を用いて、Lサイズプリント68を作成する。また、キャビネサイズプリントが指定された場合にはプリンタ17を用いてキャビネサイズプリント70を作成する。また、A3サイズのプリントが指定された場合には、インクジェットプリンタ18を用いて、A3サイズのプリント71を作成する。
また、各プリンタ16〜18の裏印字器は、プリント68,70,71の裏面に受付番号,ユーザーID番号及びこれらのバーコードを印刷する。これら受付番号,ユーザーID番号及びバーコードは、後の納品処理で請求書,納品袋との照合に用いられる。
プリントと並行して又はプリントの前後に、請求書及び納品袋のプリント処理が行われる。請求書発行処理では、ワークステーション14は、請求書発行プリンタ19により、請求料金の明細と受付番号,ユーザーID番号,及びこれら番号のバーコードとを所定のフォーマットでプリントして、請求書72を発行する。同じように、ワークステーション14は、納品袋印字プリンタ20により、ユーザーの郵便番号,住所,氏名,電話番号,納品種別コード等と受付番号,ユーザーID番号,及びこれら番号のバーコードとを納品袋73にプリントする。これら郵便番号や住所氏名等はプリント注文データのユーザーID番号に基づき特定される。なお、透明窓付きの納品袋を採用する場合には、請求書に住所氏名等を記入することで、納品袋への宛て名書きプリントを省略してもよい。納品袋73はプリントサイズに応じて各種用意されており、例えばA0〜A3等の大サイズプリントの場合には、筒体が用いられる。また、納品袋68への直接印字の他に、ラベルにプリントしてもよく、この場合には、このラベルが納品袋73に貼られる。
仕上がったプリント68,70,71と請求書72と納品袋73とには同一の受付番号及びバーコードが記録されるため、これらを基準にして照合が行われ、袋詰めされた後に納品種別コードにより、郵送,宅配,受渡し等の処理が選択される。なお、この袋詰めは受付番号に基づき人手により行われる他に、受付番号バーコードをバーコードリーダーで自動的に読み取って自動的に袋詰めした後に、各納品種別に応じて仕分けるようにしてもよい。
プリント料金は、料金支払い方法指示データで指示された方法により清算される。例えば、プリペイドカード支払い方法の場合には、プリント仕上げ業者等でプリペイドカードをユーザーが購入して、このカードID番号をプリント支払い方法指示データとして入力することで、ワークステーション14はこのプリペイドカードの料金限度額内までプリントを行うことができる。
なお、上記実施形態では、フイルムプロセサ21で暗号化キーデータを写真フイルム48の透明磁気記録層に書き込むようにしたが、この他に、フイルム現像の受付の際に受付機で写真フイルム48に暗号化キーデータを書き込むようにしてもよい。また、フイルム現像を終了した後に、暗号化キーデータを書き込んでもよい。上記実施形態では、写真フイルム48の透明磁気記録層に暗号化キーデータを書き込むようにしたが、この他に、写真フイルム48に文字や記号、バーコード等を用いて光学的に記録してもよい。この場合には、当然のことながらフイルム現像の前に記録を行う。また、記録媒体は、フイルムカートリッジに内蔵させたICメモリや、フイルムカートリッジとは別に設けたメモリカード等を用いてもよく、この場合には各メモリに電子的に記録する。なお、定期的にユーザー別の暗号化キーデータを変更することにより、万一暗号化キーデータが盗まれた場合でも被害を抑えることができる。
また、上記実施形態では、暗号化キーデータをプリント仕上げ業者13側で設定するようにしたが、この他に、図5に示すように、ユーザー側で設定して、これをフイルムスキャナ11で写真フイルム48の透明磁気記録層に磁気記録してもよい。この磁気記録は、フイルムスキャナ11を用いる代わりに、カメラの撮影情報記録部を用いることで、写真フイルムに磁気記録してもよい。また、磁気記録の代わりに光学的又は電子的に暗号化キーデータを記録してもよい。なお、この場合にも、暗号化キーデータの他に暗号化キーデータの設定日時データを書き込んでおくことにより、新たに暗号化キーデータを設定した場合に、最新の暗号化キーデータを用いることができるようになる。また、ユーザー側で暗号化キーデータを設定する場合には、異なるユーザー間で暗号化キーデータが偶然一致する可能性もある。そこで、ラボ側では、新規設定の暗号化キーデータに対し、既に設定済みの他のユーザー識別暗号化キーデータで一致するものがないかチェックし、一致するものがあれば、ラボ側で上記新規設定の暗号化キーデータに部分変更を加えるようにする。この場合には、変更済み暗号化キーデータとともに、変更したという情報あるいは一致警告情報をフイルムの磁気記録層等に書き込んで、ユーザー側に連絡するとよい。
なお、上記実施形態では、銀塩式カラーデジタルプリンタ16,17及びインクジェットカラープリンタ18を用いたが、この他に、熱現像転写方式のカラープリンタ、カラーサーマルプリンタ、カラーレーザープリンタを用いてもよい。また、当然のことながらモノクロプリントを行う場合にはモノクロプリンタが用いられる。
また、プリント注文データとして、インデックスプリント,マルチプリント,シールプリント,文字合成プリント,更にはモノクロプリント等を指示するものを加えてもよい。シールプリントは、剥離紙に貼り付けられており、剥がして他のものに貼り付けて使用するもので、多くはマルチプリントと併用される。
プリント注文データとして画像補正処理指示データを加えてもよく、この場合には、プリント仕上げ業者13のオペレータにより仕上りをシミュレート表示した画像が観察され、濃度及び色バランスが最適となるように、画像補正処理が行われる。この場合には、補正処理料金が請求料金に加算される。また、画像データの他に、透明磁気記録層に記録された撮影情報等の磁気記録データもプリント仕上げ業者13にデータ転送してもよい。この場合には、撮影情報中の例えばプリント品質向上情報(PQI)を用いることで、プリント品質を向上させることができる。また、写真フイルムに記録された情報のみでなく、テレビ受像機やビデオ再生機などからの画像データを本発明のフイルムスキャナを用いてデータ転送してもよく、この場合にもこれら画像をプリントすることができる。
また、上記実施形態では、インデックス画像の作成時の読取りは、撮像部51の画素を結合して低解像度化したが、この他に、撮像部51で高解像度で読み取り、この高解像度画像データを間引くことで、低解像度化してもよい。
また、上記実施形態では、各ユーザー毎に暗号化キーデータを設定して、これを管理するようにしたが、この他に、各写真フイルム毎に暗号化キーデータを設定し、この暗号化キーデータにより各写真フイルム毎に暗号化処理してもよい。
10 ユーザー(発注者)
11 フイルムスキャナ
12 カラーモニタ
13 プリント仕上げ業者(受注者)
14 ワークステーション
15 記憶装置
16,17 銀塩式カラーデジタルプリンタ
18 インクジェットプリンタ
19 請求書発行プリンタ
20 納品袋印字プリンタ
21 フイルムプロセサ
22,23 モデム
24,25 電話回線
26 インターネット
27 データベース
28 暗号化キーデータ設定部
29,25 複合化処理部
30 フイルム送り部
31 フイルム画像読出し部
32 入力画像メモリ
33 処理制御部
34 磁気記録再生部
35 画像処理部
39 暗号化処理部
40 データ通信部
41 フイルムカートリッジ
48 写真フイルム
68,70,71 プリント
11 フイルムスキャナ
12 カラーモニタ
13 プリント仕上げ業者(受注者)
14 ワークステーション
15 記憶装置
16,17 銀塩式カラーデジタルプリンタ
18 インクジェットプリンタ
19 請求書発行プリンタ
20 納品袋印字プリンタ
21 フイルムプロセサ
22,23 モデム
24,25 電話回線
26 インターネット
27 データベース
28 暗号化キーデータ設定部
29,25 複合化処理部
30 フイルム送り部
31 フイルム画像読出し部
32 入力画像メモリ
33 処理制御部
34 磁気記録再生部
35 画像処理部
39 暗号化処理部
40 データ通信部
41 フイルムカートリッジ
48 写真フイルム
68,70,71 プリント
Claims (5)
- ネットワークを介して発注者から少なくとも発注者識別情報を有するプリント注文データと画像データとを受付処理手段で受信してプリント処理を行うプリント処理方法において、
前記受付処理手段は、前記発注者識別情報とその暗号化キーデータとを対応つけて記憶しており、
発注者から受信したデータに基づき、前記発注者識別情報から暗号化キーデータを特定して前記受信したデータを復号化し、この復号化したデータに基づきプリント処理を行うことを特徴とするプリント処理方法。 - 前記暗号化キーデータにより、少なくとも画像データが暗号化されていることを特徴とする請求項1記載のプリント処理方法。
- 前記暗号化データは、発注者識別情報に基づき暗号化キーの設定日時が関連つけて記憶されることを特徴とする請求項1または2記載のプリント処理方法。
- ネットワークを介して発注者から少なくとも発注者識別情報を有するプリント注文データと画像データとを受信してプリント注文を受け付ける受付処理装置において、
前記発注者識別情報とその暗号化キーデータとを対応つけて記憶した記憶手段と、
発注者から受信したデータに基づき、前記発注者識別情報から暗号化キーデータを特定して前記受信したデータを復号化する復号化手段とを有することを特徴とする受付処理装置。 - 前記暗号化データは、発注者識別情報に基づき暗号化キーの設定日時が関連つけて記憶されていることを特徴とする請求項1記載の受付処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003356835A JP2004030698A (ja) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | プリント処理方法及び受付処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003356835A JP2004030698A (ja) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | プリント処理方法及び受付処理装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7236097A Division JPH10269286A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | プリント発注方法,システム及びフイルムスキャナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004030698A true JP2004030698A (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=31185640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003356835A Pending JP2004030698A (ja) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | プリント処理方法及び受付処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004030698A (ja) |
-
2003
- 2003-10-16 JP JP2003356835A patent/JP2004030698A/ja active Pending
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