JP2004030319A - メッセージ配信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうるメッセージを配信することができるメッセージ配信方法を提供すること
【解決手段】メッセージサービスセンタ5は、Webサーバ21と、ユーザDB22と、メール変換・作成装置23と、音声サービスサーバ24と、を備えた。Webサーバ21は、メッセージ配信依頼者の携帯電話に文字メールを作成するサービスを提供し、当該作成された文字メールは、メール変換・作成装置23に出力される。メール変換・作成装置23は、変換・作成部23aと、変換規則表記憶部23bと、を備え、変換・作成部23aは、変換規則表記憶部23bに格納された変換規則表に基づき文字メールを変換する。そして、音声サービスサーバ24が、メッセージ受信者の携帯電話1に対し、音声通信により当該音声メールを再生する。
【選択図】 図2
【解決手段】メッセージサービスセンタ5は、Webサーバ21と、ユーザDB22と、メール変換・作成装置23と、音声サービスサーバ24と、を備えた。Webサーバ21は、メッセージ配信依頼者の携帯電話に文字メールを作成するサービスを提供し、当該作成された文字メールは、メール変換・作成装置23に出力される。メール変換・作成装置23は、変換・作成部23aと、変換規則表記憶部23bと、を備え、変換・作成部23aは、変換規則表記憶部23bに格納された変換規則表に基づき文字メールを変換する。そして、音声サービスサーバ24が、メッセージ受信者の携帯電話1に対し、音声通信により当該音声メールを再生する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メッセージ配信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、固定電話網や無線通話網等の電話回線を通じてメッセージ配信依頼者の音声を記録し、メッセージ受信者にその音声の再生を行う所謂伝言サービスや留守番電話サービス等のメッセージ配信サービスが行われている。また、近年では、パソコンや携帯電話を利用してインターネットを介して電子メールの配信を行うメッセージ配信サービスも、ごく日常的に利用されており、パソコンには、受信した電子メールを読み上げるソフトウェアがインストールされたものも存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のメッセージ配信サービスでは、一回の録音時間が制限され、一定時間内にメッセージを話さなければならないため、要点を簡潔にまとめて話す必要があり、結果的にメッセージ配信依頼者の意図をメッセージとして十分に伝えられない場合がある。また、電子メール配信サービスであっても、携帯電話のボタンによる文字入力は、多くの人にとって非常に煩雑な作業であり、思い通りの文書を書く前に疲れてしまう。そして、携帯電話に読み上げソフトを実装するのは、機能的・容量的に困難である。
【0004】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうるメッセージを配信することができる、メッセージ配信方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、コンピュータシステムにより、サービスセンタが、該サービスセンタと通信回線を介して接続される通信端末の利用者に対し、メッセージの配信サービスを行う、メッセージ配信方法であって、メッセージ配信依頼者に対し、文字メッセージの作成を促すステップと、変換規則表に基づき該文字メッセージを音声メッセージに変換するステップと、該音声メッセージをメッセージ受信者に配信するステップと、を備えた。
【0006】
また、請求項2に記載の発明は、更に、メッセージ受信者ごとに前記音声メッセージを格納するステップと、該格納した場合に、メッセージ受信者に対し、該音声メッセージが配信された旨の電子メールを配信するステップと、該音声メッセージの内容の確認を希望するメッセージ受信者に対し、該格納された音声メッセージの再生を行うステップと、を備えた。
【0007】
また、請求項3に記載の発明は、複数のサンプル音が前記コンピュータシステムの記憶装置に記憶され、前記音声メッセージに変換するステップは、前記変換規則表に指定ある場合には、音声に代えて該サンプル音に変換する、こととした。
【0008】
また、請求項4に記載の発明は、複数の前記変換規則表が前記コンピュータシステムの記憶装置に記憶され、メッセージ配信依頼者に対し、該複数の変換規則表の中から少なくとも何れか一つの変換規則表の選択を促すステップと、を備え、前記音声メッセージに変換するステップは、該選択した変換規則表に基づいて該変換が行われる、こととした。
【0009】
また、請求項5に記載の発明は、更に、メッセージ配信サービスの提供を希望する前記通信端末の利用者に対し、ユーザ登録のための情報の入力を促すステップと、該ユーザ情報を登録するステップと、を備え、該登録されるユーザ情報は、前記選択した変換規則表に関する情報の登録を含み、前記変換規則表を選択するステップにあっては、該ユーザ情報として登録された変換規則表を選択しうる、こととした。
【0010】
(作用)
従って、請求項1に記載の発明によれば、変換規則表に基づき、メッセージ配信依頼者が作成した文字メッセージが、音声メッセージに変換されて配信されるので、特徴あるメッセージを作成することができ、さらに、メッセージの入力を省力化することもできるため、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうるメッセージを配信することができる。
【0011】
また、請求項2に記載の発明によれば、メッセージ受信者の都合に関わりなく、音声メッセージを配信することができるので、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうるメッセージを配信することができる。
【0012】
また、請求項3に記載の発明によれば、メッセージ配信依頼者は、音声のみならず、効果音入りのメッセージを作成することができるので、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうるメッセージを配信することができる。
【0013】
また、請求項4に記載の発明によれば、メッセージ配信依頼者は、使用する変換規則表を選択することができるので、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうるメッセージを配信することができる。
【0014】
また、請求項5に記載の発明によれば、簡便に所望の変換規則を使用してメッセージを作成することができるので、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうるメッセージを配信することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図10に従って説明する。
図1は、メッセージ配信サービス提供システムのシステム構成及び接続状態を概略的に示すブロック図である。
【0016】
通信端末としての携帯電話1は、通信回線網としての携帯電話網2を介して管理センタ3と接続されている。そして、管理センタ3は、公衆網(一般電話網)4と図示しない交換機を介してメッセージサービスセンタ5に接続されており、携帯電話1のユーザは、音声通信回線を通じて、メッセージサービスセンタ5が提供するメッセージ配信サービスを受ける。
【0017】
また、管理センタ3はゲートウェイサーバ6を備え、ゲートウェイサーバ6は、インターネット7を介して、メッセージサービスセンタ5と接続されている。ゲートウェイサーバ6は、携帯電話1とメッセージサービスセンタ5との間でデータの授受を行う。携帯電話1とゲートウェイサーバ6との間では、携帯電話網2で構築した独自のプロトコルでデータの授受が行われ、ゲートウェイサーバ6とメッセージサービスセンタ5との間では、インターネットプロトコル(TCP/IP)でデータの授受が行われる。
【0018】
詳述すると、ゲートウェイサーバ6は、携帯電話(端末識別番号)に対してIPアドレスを割り当てるためのIPアドレスファイルを備えており、当該IPアドレスを使うことによって、携帯電話1は、ゲートウェイサーバ6を介してメッセージサービスセンタ5とデータの授受が可能となる。
【0019】
そして、携帯電話1は、電子メールの送受信やインターネット7上のWebサイトにアクセスするための制御プログラムを備えており、電子メールの送受信をし、また、所望のURL(Uniform Resource Locator)を入力することで種々の情報を閲覧し、様々なサービスを受けることができる。
【0020】
従って、携帯電話1は、管理センタ3を介して電話交換網とパケット交換網の2系統の交換網によりメッセージサービスセンタ5と接続されており、携帯電話1のユーザは、通話又はデータ通信の2つの経路でメッセージサービスセンタ5と交信することが可能である。
【0021】
メッセージサービスセンタ5は、メッセージ配信依頼者に対し、文字メッセージとしての文字メールを作成するためのサービスを提供し、当該文字メールを音声メールに変換するとともに、メッセージ受信者に対し、当該音声メールを音声メッセージとして配信する機能を有する。
【0022】
即ち、メッセージ配信依頼者としての携帯電話1のユーザは、パケット交換網を通じて、メッセージサービスセンタ5にアクセスすることにより、文字メールを作成する。一方、メッセージ受信者としての携帯電話1のユーザは、特定の電話番号を発呼し、メッセージサービスセンタ5に接続することにより、当該携帯電話1のユーザに対するメッセージとしての音声メールを聞くことができる。
【0023】
次に、メッセージサービスセンタ5の構成について説明する。
図2は、メッセージサービスセンタ5の構成を概略的に示すブロック図である。
【0024】
メッセージサービスセンタ5は、Webサーバ21と、ユーザデータベース(以下、単にユーザDB)22と、メール変換・作成装置23と、音声サービスサーバ24と、メールサーバ25と、を備える。
【0025】
Webサーバ21は、パケット交換網を通じてメッセージサービスセンタ5にアクセスする携帯電話1のユーザに対し、当該ユーザがメッセージ配信サービスの提供を受けるためのユーザ登録に関するサービスを提供する。そして、Webサーバ21は、当該登録ユーザ情報、即ち、メッセージ配信サービスの提供を受けるメッセージ配信依頼者及メッセージ受信者のユーザID、パスワード等の情報をユーザDB22に登録する(図3参照)。
【0026】
また、Webサーバ21は、メッセージ配信依頼者としての携帯電話1のユーザに対し、文字メッセージとしての文字メールを作成するサービスを提供し、当該作成された文字メールをメール変換・作成装置23に出力する。
【0027】
詳述すると、携帯電話1のユーザが、データ通信網を介してメッセージサービスセンタ5にアクセスすると、Webサーバ21は、携帯電話1の表示画面12にユーザ登録やメール作成を行うWebページを表示するためのデータを携帯電話1へ送信する。当該Webページには、チェックBOX及び入力フィールド等のオブジェクトが設けられており、携帯電話1のユーザは、所望のサービスの提供を受けるために、携帯電話1のボタン11を用いてこれらのオブジェクトを操作し、所定の事項を入力又は選択する。そして、携帯電話1のユーザによる当該入力及び選択に関するデータは、Webサーバ21に送信され、Webサーバ21は、かかるデータに基づきユーザ登録やメール作成の処理を行う。
【0028】
メール変換・作成装置23は、変換・作成部23aと、複数の変換規則表が格納された変換規則表記憶部23bと、複数の効果音が格納されたサウンドサンプル記憶部23cと、を備え、変換規則表に基づき前記文字メールを音声メール変換し、音声サービスサーバ24に出力する。
【0029】
図4は、変換規則表記憶部23b及び変換規則表41の構成を機能的に示す説明図であり、変換規則表41は、一定のキーワードを指定し、当該キーワードと一定の単語、文節又は効果音とを関連付ける変換法則が記録されたデータファイルである。
【0030】
Webサーバ21から音声メール変換・作成装置23へ前記文字メールが出力されると、変換・作成部23aは、変換規則表記憶部23bに格納された変換規則表41を読み出す。そして、変換・作成部23aは、当該変換規則表41中に指定されたキーワードを、当該変換規則表41において当該キーワードと関連付けられた一定の単語又は文節に変換する。
【0031】
この場合において、前記変換規則表41に効果音に変換すべき旨の指定がある場合、即ち、変換規則表41中にキーワードと効果音とが関連付けられている場合には、変換・作成部23aは、サウンドサンプル記憶部23cを呼び出し、当該指定された効果音に変換する。
【0032】
また、各変換規則表41間では、同一のキーワードに対して異なる単語、文節又は効果音が関連付けられうる。従って、変換・作成部23aは、変換の際に使用する変換規則表41が変わることにより、多種多様な変換を行うことが可能となる。
【0033】
例えば、短縮文字列をキーワードとして、繁用される文節を関連付けた変換規則表41を使用すれば、ごく短い文章が長い文章へと変換される。また、日常用語をキーワードとして、丁寧語や敬語を関連付けた変換規則表41を使用すれば、ごく日常的な文体が畏まった表現の文体に変換される。
【0034】
また、メール変換・作成装置23は、前記音声メールを作成した場合には、メッセージ受信者に対する当該音声メールが配信された旨及びメッセージサービスセンタ5に接続するための特定の電話番号を表示した電子メールを作成する機能を有し、当該電子メールをメールサーバ25に出力する。そして、メールサーバ25は、メッセージ受信者に対し、かかる電子メールを配信する。
【0035】
音声サービスサーバ24は、音声メール記憶部24aと、認証応答部24bと、を備え、メッセージ受信者としての携帯電話1のユーザに対し、ユーザ認証を行い、音声通信により、配信された音声メッセージとしての音声メールを再生する。
【0036】
図5に示すように、音声メール記憶部24aは、メッセージ受信者ごとに音声メールを格納する領域としての音声メールBOX51を備え、前記メール変換・作成装置23から出力された音声メール52は、当該音声メールの配信先であるメッセージ受信者の音声メールBOX51に格納される。
【0037】
認証応答部24bは、携帯電話1のユーザがメッセージ受信者として特定の電話番号を発呼し、携帯電話1がメッセージサービスセンタ5と接続されると、認証応答部24bは、ユーザDB22を呼び出し、当該携帯電話1のユーザについてのユーザ認証を行う。
【0038】
そして、かかるユーザ認証の結果、当該携帯電話1のユーザが、真のメッセージ受信者である場合には、前記音声メール記憶部24aの当該ユーザの音声メールBOX51に格納された音声メール52を再生する。
【0039】
このようなメッセージ配信サービス提供システムを構成するWebサーバ21、ユーザDB22、メール変換・作成装置23、音声サービスサーバ24及びメールサーバ25は、汎用的な目的で使用される情報処理装置(コンピュータ)上で実行するコンピュータプログラムによって実現される。
【0040】
図6は、コンピュータのハードウェア構成を示す概略的なブロック図である。コンピュータは、中央処理装置(CPU)61と、当該CPU61に接続されるメモリ62、入力装置63、出力装置64、記憶装置65、ドライブ装置66、通信装置67とを有している。
【0041】
CPU61は、メモリ62を利用してプログラムを実行し、例えば、上記メッセージサービスセンタ5のメール変換・作成装置23等においては、サービス提供のために必要な処理を実現する。即ち、メール変換・作成装置23におけるメモリ62には、サービス提供に必要なプログラムとデータが格納される。
【0042】
入力装置63は、システム管理用のキーボード等の他、前記音声サービスサーバ24においては音声入力装置(図示せず)を含み、電話交換網と接続された音声入力装置によりユーザからの音声による要求や指示を受け付ける。また、出力装置64は、システム管理用のモニタ等の他、音声出力用のスピーカを含み、ユーザに提供するサービス音声の出力に用いられる。
【0043】
記憶装置65は、通常、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置を含む。記憶装置65には、上述のプログラム及びデータ等が格納され、CPU61は、入力装置63による指示に応答してプログラム,データをメモリ62へ転送し、それを実行する。また、この記憶装置65はデータベースとして使用することもできる。
【0044】
ドライブ装置66は、記録媒体68を駆動し、その記憶内容にアクセスする。この記録媒体68としては、メモリカード、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク( CD−ROM,DVD−ROM,… )、光磁気ディスク(MO,MD,…)等、任意のコンピュータ読み取り可能な可搬型の記録媒体を使用することができる。この記録媒体68に上述のプログラム,データ等を格納しておき、必要に応じて、メモリ62にロードして使用することもできる。
【0045】
通信装置67は、携帯電話1及び他のコンピュータへの接続に用いられ、それらとの間で通信に伴うデータ変換等を行ってプログラムやデータの送受信を行う。通信装置67を備えたコンピュータは、ネットワーク接続された他のコンピュータの主記憶装置や補助記憶装置等から上述のプログラムやデータを受け取り、必要に応じてメモリ62にロードして使用する。
【0046】
次に、上記のように構成されたメッセージ配信サービス提供システムの作用について説明する。
[ユーザ登録]
まず、ユーザ登録について説明する。
【0047】
携帯電話1のユーザがメッセージサービスセンタ5が提供するメッセージ配信サービスを受けるためは、予めユーザ登録をしておく必要がある。
図7は、携帯電話1の表示画面12上に表示される初期画面71及びユーザ登録Webページ72a〜dの系統図である。初期画面71は、携帯電話1のユーザがメッセージサービスセンタ5にアクセスしたときに最初に表示されるWebページであり、携帯電話1のユーザは、当該Webページ上に表示された選択オブジェクト73のうちの何れかを選択することにより提供を受けるサービスを決定する。
【0048】
次に、携帯電話1のユーザが「ユーザ登録」についての選択オブジェクト73aを選択、送信すると、ユーザ登録サービスが開始され、携帯電話1の表示画面12には、ユーザ名及びメールアドレスの入力を促すWebページ72aが表示される。
【0049】
携帯電話1のユーザがユーザ名及びメールアドレスを入力し送信すると、Webサーバ21は、ユーザDB22を呼び出し、当該ユーザ名及びメールアドレスが既に登録されているか否かを照合する。そして、当該ユーザ名及びメールアドレスが未登録である場合には、ユーザDB22に当該ユーザについてのユーザ情報を格納する領域31を確保し、当該ユーザ名及びメールアドレスを登録する。尚、当該ユーザ名及びメールアドレスが既に登録済みである場合には、携帯電話1の表示画面12にその旨を表示するWebページを表示させた後、前記初期画面71を表示させる。
【0050】
次に、Webサーバ21は、携帯電話1の表示画面12に、ユーザIDの入力を促すWebページ72b及びパスワードの入力を促すWebページ72cを表示させる。そして、携帯電話1のユーザにより、ユーザID及びパスワードが入力され送信されると、Webサーバ21は、ユーザDB22を呼び出し、前記当該ユーザについてのユーザ情報を格納する領域31に、このユーザID及びパスワードを登録する。尚、当該入力されたユーザID又はパスワードが、既に何れかの登録ユーザが使用しているものである場合には、携帯電話1の表示画面12にその旨を表示するWebページを表示させた後、再度、ユーザIDの入力を促すWebページ72b又はパスワードの入力を促すWebページ72cを表示させる。
【0051】
上記ユーザ登録に必要とされる所定事項が、ユーザDB22に登録されると、音声サービスサーバ24は、前記音声メール記憶部24aに当該ユーザの音声メールBOX51を確保する(図5参照)。そして、Webサーバ21は、携帯電話1の表示画面12に、ユーザ登録が完了した旨及び登録されたユーザID及びパスワードを表示するWebページ72dを表示させた後、前記初期画面71を表示させる。
【0052】
[メッセージの配信]
次に、図8,図9に従い、メッセージ配信依頼者としての携帯電話1のユーザがメッセージサービスセンタ5からメッセージ配信サービスの提供を受ける場合の処理フローを説明する。
【0053】
図8は、メッセージサービスセンタ5によるメッセージ配信依頼者の携帯電話1に対するメッセージ配信サービスの態様を示すフローチャート、図9は、携帯電話1の表示画面12上に表示されるメッセージ作成Webページ82a〜fの系統図である。
【0054】
メッセージ配信依頼者としての携帯電話1のユーザがメッセージサービスセンタ5にアクセスすると、携帯電話1の表示画面12には、先述の初期画面71が表示される。
【0055】
携帯電話1のユーザが「メッセージ作成」についての選択オブジェクト73b(図7参照)を選択、送信する(S101)と、Webサーバ21は、携帯電話1に対しユーザID及びパスワードの入力を促すWebページ82aを送信し、携帯電話1のユーザについてユーザ認証を行う(S102)。
【0056】
そして、携帯電話1のユーザが、当該Webページ82aのユーザID及びパスワードを入力するフィールド83a、83bに、ユーザ登録時に発行されたユーザID及びパスワードを入力し、送信する(S103)ことにより、メッセージ配信サービスが開始される。
【0057】
この場合において、携帯電話1のユーザがユーザDB22に登録されていない場合(パスワードの入力が無い場合等)には、Webサーバ21は、携帯電話1に対し、ユーザ登録を促すWebページを送信した後、初期画面71を送信し、ユーザ登録手続きを開始する(図7参照)。
【0058】
ユーザ認証が完了すると、Webサーバ21は、メール変換・作成装置23の変換規則表記憶部23bを呼び出し、携帯電話1に対し、音声メッセージとしての音声メールへの変換の際に使用する変換規則表41(図4参照)の選択を促すWebページ82bを送信する(S105)。
【0059】
Webページ82bには、使用する変換規則表41を選択するオブジェクト84a,b及びチェックBOX85が備えられており、携帯電話1のユーザは、これらのオブジェクトを操作し送信することにより、文字メールの変換規則を決定する(S106)。
【0060】
この場合において、携帯電話1のユーザが、「新たに選択する」のオブジェクト84bを選択した場合(S107)には、Webサーバ21は、当該選択の際に指示されたチェックBOX85に対応する変換規則表41についての情報を、ユーザDB22に登録する(S108、図3参照)。そして、当該ユーザDB22に登録された変換規則表41についての情報は、次回のメッセージ作成サービスを受ける際に、「前回と同じ」のオブジェクト84aを選択した場合に使用する変換規則表41を決定するのに用いられる。
【0061】
文字メールを音声メールに変換する際に使用する変換規則表41が決定すると、携帯電話1の表示画面には、その旨及び使用する変換規則表の内容を表示するWebページ82cが表示される(S109)。
【0062】
次に、Webサーバ21は、携帯電話1に対し、音声メッセージの基礎となる文字メッセージとしての文字メールの作成を促すWebページ82dを送信する(S110)。当該Webページ82dには、題名、宛先のメールアドレス86及び文字メールの本文87を入力するフィールドが設けられており、携帯電話1のユーザは、これらを入力することで、文字メールを作成する(S111)。
【0063】
文字メールが作成されると、Webサーバ21は、ユーザDB22を呼び出し、メッセージの宛先、即ち、当該文字メールの宛先のメールアドレス86が登録ユーザのメールアドレスであるか否かの照合を行う(S112)。そして、Webサーバ21は、当該作成された文字メールをメール変換・作成装置23に出力する。
【0064】
この場合において、かかる照合の結果、当該宛先のメールアドレス86が登録ユーザのメールアドレスではない場合には、Webサーバ21は、携帯電話1に対し、音声メールは配信されない旨を表示するWebページ82eを送信する。尚、当該登録ユーザではない者に対するメッセージは、音声メールへの変換を行うことなくメールサーバ25に出力され、当該宛先のメールアドレス86に基づいて、前記作成した文字メールがそのまま電子メールとして配信される(S113)。
【0065】
次に、メール変換・作成装置23に前記文字メールが出力されると、メール変換・作成装置23の変換・作成部23aは、変換規則表記憶部23b及びサウンドサンプル記憶部23cを呼び出し、メッセージ作成の際に指定された変換規則表41に基づいて、当該文字メールの本文87を変換し音声メール52を作成する。当該作成された音声メール52は、音声サービスサーバ24に出力され、音声メール記憶部24aの音声メールBOX51に格納される(S114)。
【0066】
そして、Webサーバ21は、携帯電話1の表示画面12には、当該メッセージ受信者宛ての音声メールは配信された旨を表示するWebページ82fを送信する(S115)。
【0067】
また、メール変換・作成装置23は、音声メール52を音声サービスサーバ24に出力するとともに、前記文字メールに基づいて、メッセージ受信者に対するメッセージ配信通知電子メールを作成し、メールサーバ25へ出力する。そして、メールサーバ25は、当該通知メールをメッセージ受信者に配信する(S116)。
【0068】
当該メッセージ配信通知電子メールには、当該メッセージ受信者の音声メールBOX51に音声メッセージを配信した旨、及び、音声メールを聞くための特定の電話番号が表示されており、メッセージ受信者は、これによりメッセージが配信されたことを確認する(S117)。
【0069】
[メッセージの受信]
次に、図10に従い、メッセージ受信者としての携帯電話1のユーザが配信された音声メッセージとしての音声メールを聞く場合の処理フローを説明する。図10は、メッセージサービスセンタ5によるメッセージ受信者としての携帯電話1に対するメッセージ配信サービスの態様を示すフローチャートである。
【0070】
メッセージ受信者としての携帯電話1のユーザは、前記メッセージサービスセンタ5から配信された通知メールに表示された特定の電話番号を発呼することにより、電話交換網を介して、メッセージサービスセンタ5に接続する(S201)。
【0071】
携帯電話1がメッセージサービスセンタ5と接続されると、メッセージサービスセンタ5の音声サービスサーバ24は、携帯電話1に対し、メッセージ配信サービスのガイダンスを流すとともに、ユーザID及びパスワードの入力を促し、当該携帯電話1のユーザについてのユーザ認証を行う(S202)。
【0072】
携帯電話1のユーザは、これに対し、携帯電話1のボタン11を操作し、ユーザID及びパスワードの入力を行う(S203)。
この場合において、かかるユーザ認証の結果、当該携帯電話1のユーザが登録ユーザではない場合(例えば、間違い電話等)、音声サービスサーバ24は、ユーザ登録を促すメッセージを流し、切断処理を行う(S204)
一方、ユーザ認証の結果、当該携帯電話1のユーザが登録ユーザである場合、即ち、当該携帯電話1のユーザが真のメッセージ受信者である場合には、音声サービスサーバ24は、前記当該ユーザの音声メールBOX51に格納された音声メール52を再生する(S205)。そして、携帯電話1のユーザは、受信メッセージとしての音声メール52の内容を確認する(S206)。
【0073】
そして、携帯電話1のユーザがメッセージサービスセンタ5との接続を切断することにより、メッセージ配信サービスは終了する(S207)。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
【0074】
(1)メッセージサービスセンタ5は、Webサーバ21と、メール変換・作成装置23と、音声サービスサーバ24とを備えた。Webサーバ21は、メッセージ配信依頼者の携帯電話1に文字メールを作成するサービスを提供し、当該作成された文字メールは、メール変換・作成装置23に出力される。メール変換・作成装置23は、変換・作成部23aと、変換規則表記憶部23bと、を備え、変換・作成部23aは、変換規則表記憶部23bに格納された変換規則表41に基づき文字メールを変換する。音声サービスサーバ24が、メッセージ受信者の携帯電話1に対し、音声通信により当該音声メールを再生することとした。その結果、メッセージ配信依頼者の作成した文字メールについて多種多様な変換を行い、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうる音声メールをメッセージ受信者に配信することができる。
【0075】
(2)メッセージサービスセンタ5は、更に、ユーザDB22と、メールサーバ25と、を備えることとし、前記音声サービスサーバ24は、音声メール記憶部24aと、認証応答部24bを備えた。音声メール記憶部24aは、メッセージ受信者ごとの音声メールBOX51を備え、前記音声メールは、メッセージ受信者毎に当該音声メールBOX51に格納されることとした。前記メール変換・作成装置23は、メッセージ受信者に対する音声メールを配信した旨及びメッセージサービスセンタ5に接続するための特定の電話番号を表示する電子メールを作成し、当該電子メールは、メールサーバ25によりメッセージ受信者に配信される。そして、認証応答部24bは、メッセージ受信者の携帯電話1がメッセージサービスセンタ5に接続される、前記音声メール記憶部24aの当該ユーザの音声メールBOX51に格納された音声メール52を再生することした。その結果、メッセージ受信者の都合に関わりなく、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうる音声メールを配信することができる。
【0076】
(3)前記メール変換・作成装置23は、サウンドサンプル記憶部23cと、を備え、変換・作成部23aは、変換規則表41に音声以外の効果音に変換すべき旨の指定がある場合には、サウンドサンプル記憶部23cに記憶された効果音に変換して音声メールを作成することとした。その結果、音声のみならず効果音入りの特徴ある音声メールを作成することができため、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうる音声メールを配信することができる。
【0077】
(4)Webサーバ21は、携帯電話1に対し、音声メールへの変換の際に使用する変換規則表41の選択を促すWebページ82bを送信し、携帯電話1のユーザは、これにより文字メールの変換規則表41を選択することとした。その結果、メッセージ配信依頼者は、所望の変換規則表41を選択してメッセージを作成することができるため、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうる音声メールを配信することができる。
【0078】
(5)また、Webサーバ21は、当該選択の際に指示された変換規則表41についての情報を、ユーザDB22に登録し、次回の選択の際に「前回と同じ」のオブジェクト84aを選択した場合に使用する変換規則表41を決定するのに用いることとした。その結果、メッセージ配信依頼者は、簡便に所望の変換規則表41を使用してメッセージを作成することができるため、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうる音声メールを配信することができる。
【0079】
尚、前記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
○本実施形態においては、管理センタ3とメッセージサービスセンタ5は、それぞれ独立した構成となっているが、メッセージサービスセンタ5が管理センタ3の構内にある構成としてもよい。
【0080】
○本実施形態においては、メッセージサービスセンタ5が、文字メール作成サービスを提供する構成としたが、メッセージサービスセンタ5は、当該作成サービスを行わなくともよく、電子メール配信依頼者から送信された電子メールを変換するものであってもよい。
【0081】
○本実施形態においては、携帯端末としての携帯電話1に具体化して説明したが、メッセージサービスセンタ5との通信において、音声通信において固定電話を利用してもよく、データ通信においては、インターネット7に接続されたパソコンやPDAを利用してもよい。
【0082】
○本実施形態では、メッセージ受信者が、配信された音声メールを確認する際のユーザ認証は、携帯電話1のボタン11を操作し、ユーザID及びパスワードを入力することにより行ったが、音声認識によりユーザ認証を行ってもよい。
【0083】
○本実施形態においては、音声メール52の出力先を、メッセージ受信者の音声メールBOX51としたが、メッセージ配信依頼者の音声メールBOX51に配信するものであってもよい。
【0084】
○本実施形態においては、登録ユーザ間についてのメッセージ配信サービスに具体化して説明したが、メッセージ配信先は登録ユーザでなくともよい。
○本実施形態においては、配信された音声メールを確認する際、認証はユーザごとに行うこととしたが、個々のメッセージごとにID及びパスワードを発行し、携帯電話1のユーザが確認しようとする音声メール毎に認証を行うものであってもよい。
【0085】
○本実施形態において、メッセージ受信者に対するメッセージを配信した旨の通知は電子メールにて行うこととしたが、電話サービスにより行うものであってもよい。
【0086】
○本実施形態においては、使用する変換規則表41の選択は、文字メール作成の際に行うこととしたが、変換規則表41の選択のみを行うことができることとしてもよい。
【0087】
○変換規則表41は、ユーザ自身で定義することができるものであってもよい。
○変換規則表41による変換規則の指定は、本実施例で例示したキーワード変換や効果音変換だけでなく、音量、音質、音声のトーン、声質及び声色等を指定するものであってもよい。
【0088】
次に、前記各実施形態から把握できる技術思想を追記する。
(イ)コンピュータシステムにより、サービスセンタが、該サービスセンタと通信回線を介して接続される通信端末の利用者に対し、メッセージの配信サービスを行う、メッセージ配信システムであって、前記サービスセンタは、メッセージ配信依頼者に対し文字メッセージの作成を促す手段と、変換規則表に基づき該文字メッセージを音声メッセージに変換する手段と、該音声メッセージをメッセージ受信者に配信する手段と、を備えたことを特徴とするメッセージ配信システム。
【0089】
(ロ)前記(イ)に記載のメッセージ配信システムにおいて、前記サービスセンタは、メッセージ受信者ごとに前記音声メッセージを格納する手段と、該格納した場合に、メッセージ受信者に対し、該音声メッセージが配信された旨の電子メールを配信する手段と、該音声メッセージの内容の確認を希望するメッセージ受信者に対し、該音声メッセージの再生を行う手段と、を備えたことを特徴とするメッセージ配信システム。
【0090】
(ハ)前記(イ)又は(ロ)に記載のメッセージ配信システムにおいて、前記サービスセンタは、複数のサンプル音を記憶する手段を備え、前記音声メッセージに変換する手段は、前記変換規則表に指定ある場合には、音声に代えて該サンプル音に変換することを特徴とするメッセージ配信システム。
【0091】
(二)前記(イ)〜(ハ)の何れか一つに記載のメッセージ配信システムにおいて、前記サービスセンタは、複数の前記変換規則表を記憶する手段と、メッセージ配信依頼者に対し、該複数の変換規則表の中から少なくとも何れか一つの変換規則表の選択を促す手段と、を備え、前記音声メッセージに変換する手段は、該選択した変換規則表を基づいて該変換が行われることを特徴とするメッセージ配信システム。
【0092】
(ホ)前記(二)に記載のメッセージ配信システムにおいて、前記サービスセンタは、メッセージ配信サービスの提供を希望する前記通信端末の利用者に対し、ユーザ登録のための情報の入力を促す手段と、該ユーザ情報を登録する手段と、を備え、該登録されるユーザ情報は、前記選択した変換規則表に関する情報の登録を含み、前記変換規則表の選択は、該ユーザ情報として登録された変換規則表を選択しうることを特徴とするメッセージ配信システム。
【0093】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうるメッセージを配信することができる、メッセージ配信方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム構成及び接続状態を概略的に示すブロック図。
【図2】メッセージサービスセンタ5の構成を概略的に示すブロック図。
【図3】ユーザデータベース22の構成を機能的に示す説明図。
【図4】変換規則表記憶部23bの構成を機能的に示す説明図。
【図5】音声メール記憶部24aの構成を機能的に示す説明図。
【図6】コンピュータのハードウェア構成を示す概略的なブロック図。
【図7】初期画面71及びユーザ登録Webページ72a〜dの系統図。
【図8】メッセージ配信依頼者の携帯電話1へのメッセージ配信サービスの態様を示すフローチャート
【図9】メッセージ作成Webページ82a〜fの系統図。
【図10】メッセージ受信者としての携帯電話1へのメッセージ配信サービスの態様を示すフローチャート。
【符号の説明】1…通信端末としての携帯電話、5…メッセージサービスセンタ、21…Webサーバ、22…ユーザデータベース(ユーザDB)、23…メール変換・作成装置、23a…変換・作成部、23b…変換規則表記憶部、23c…サウンドサンプル記憶部、24…音声サービスサーバ、24a…音声メール記憶部、24b…認証応答部、25…メールサーバ、31…ユーザ情報を格納する領域、41…変換規則表、51…音声メールBOX、52…音声メール、87…文字メールの本文。
【発明の属する技術分野】
本発明は、メッセージ配信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、固定電話網や無線通話網等の電話回線を通じてメッセージ配信依頼者の音声を記録し、メッセージ受信者にその音声の再生を行う所謂伝言サービスや留守番電話サービス等のメッセージ配信サービスが行われている。また、近年では、パソコンや携帯電話を利用してインターネットを介して電子メールの配信を行うメッセージ配信サービスも、ごく日常的に利用されており、パソコンには、受信した電子メールを読み上げるソフトウェアがインストールされたものも存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のメッセージ配信サービスでは、一回の録音時間が制限され、一定時間内にメッセージを話さなければならないため、要点を簡潔にまとめて話す必要があり、結果的にメッセージ配信依頼者の意図をメッセージとして十分に伝えられない場合がある。また、電子メール配信サービスであっても、携帯電話のボタンによる文字入力は、多くの人にとって非常に煩雑な作業であり、思い通りの文書を書く前に疲れてしまう。そして、携帯電話に読み上げソフトを実装するのは、機能的・容量的に困難である。
【0004】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうるメッセージを配信することができる、メッセージ配信方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、コンピュータシステムにより、サービスセンタが、該サービスセンタと通信回線を介して接続される通信端末の利用者に対し、メッセージの配信サービスを行う、メッセージ配信方法であって、メッセージ配信依頼者に対し、文字メッセージの作成を促すステップと、変換規則表に基づき該文字メッセージを音声メッセージに変換するステップと、該音声メッセージをメッセージ受信者に配信するステップと、を備えた。
【0006】
また、請求項2に記載の発明は、更に、メッセージ受信者ごとに前記音声メッセージを格納するステップと、該格納した場合に、メッセージ受信者に対し、該音声メッセージが配信された旨の電子メールを配信するステップと、該音声メッセージの内容の確認を希望するメッセージ受信者に対し、該格納された音声メッセージの再生を行うステップと、を備えた。
【0007】
また、請求項3に記載の発明は、複数のサンプル音が前記コンピュータシステムの記憶装置に記憶され、前記音声メッセージに変換するステップは、前記変換規則表に指定ある場合には、音声に代えて該サンプル音に変換する、こととした。
【0008】
また、請求項4に記載の発明は、複数の前記変換規則表が前記コンピュータシステムの記憶装置に記憶され、メッセージ配信依頼者に対し、該複数の変換規則表の中から少なくとも何れか一つの変換規則表の選択を促すステップと、を備え、前記音声メッセージに変換するステップは、該選択した変換規則表に基づいて該変換が行われる、こととした。
【0009】
また、請求項5に記載の発明は、更に、メッセージ配信サービスの提供を希望する前記通信端末の利用者に対し、ユーザ登録のための情報の入力を促すステップと、該ユーザ情報を登録するステップと、を備え、該登録されるユーザ情報は、前記選択した変換規則表に関する情報の登録を含み、前記変換規則表を選択するステップにあっては、該ユーザ情報として登録された変換規則表を選択しうる、こととした。
【0010】
(作用)
従って、請求項1に記載の発明によれば、変換規則表に基づき、メッセージ配信依頼者が作成した文字メッセージが、音声メッセージに変換されて配信されるので、特徴あるメッセージを作成することができ、さらに、メッセージの入力を省力化することもできるため、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうるメッセージを配信することができる。
【0011】
また、請求項2に記載の発明によれば、メッセージ受信者の都合に関わりなく、音声メッセージを配信することができるので、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうるメッセージを配信することができる。
【0012】
また、請求項3に記載の発明によれば、メッセージ配信依頼者は、音声のみならず、効果音入りのメッセージを作成することができるので、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうるメッセージを配信することができる。
【0013】
また、請求項4に記載の発明によれば、メッセージ配信依頼者は、使用する変換規則表を選択することができるので、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうるメッセージを配信することができる。
【0014】
また、請求項5に記載の発明によれば、簡便に所望の変換規則を使用してメッセージを作成することができるので、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうるメッセージを配信することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図10に従って説明する。
図1は、メッセージ配信サービス提供システムのシステム構成及び接続状態を概略的に示すブロック図である。
【0016】
通信端末としての携帯電話1は、通信回線網としての携帯電話網2を介して管理センタ3と接続されている。そして、管理センタ3は、公衆網(一般電話網)4と図示しない交換機を介してメッセージサービスセンタ5に接続されており、携帯電話1のユーザは、音声通信回線を通じて、メッセージサービスセンタ5が提供するメッセージ配信サービスを受ける。
【0017】
また、管理センタ3はゲートウェイサーバ6を備え、ゲートウェイサーバ6は、インターネット7を介して、メッセージサービスセンタ5と接続されている。ゲートウェイサーバ6は、携帯電話1とメッセージサービスセンタ5との間でデータの授受を行う。携帯電話1とゲートウェイサーバ6との間では、携帯電話網2で構築した独自のプロトコルでデータの授受が行われ、ゲートウェイサーバ6とメッセージサービスセンタ5との間では、インターネットプロトコル(TCP/IP)でデータの授受が行われる。
【0018】
詳述すると、ゲートウェイサーバ6は、携帯電話(端末識別番号)に対してIPアドレスを割り当てるためのIPアドレスファイルを備えており、当該IPアドレスを使うことによって、携帯電話1は、ゲートウェイサーバ6を介してメッセージサービスセンタ5とデータの授受が可能となる。
【0019】
そして、携帯電話1は、電子メールの送受信やインターネット7上のWebサイトにアクセスするための制御プログラムを備えており、電子メールの送受信をし、また、所望のURL(Uniform Resource Locator)を入力することで種々の情報を閲覧し、様々なサービスを受けることができる。
【0020】
従って、携帯電話1は、管理センタ3を介して電話交換網とパケット交換網の2系統の交換網によりメッセージサービスセンタ5と接続されており、携帯電話1のユーザは、通話又はデータ通信の2つの経路でメッセージサービスセンタ5と交信することが可能である。
【0021】
メッセージサービスセンタ5は、メッセージ配信依頼者に対し、文字メッセージとしての文字メールを作成するためのサービスを提供し、当該文字メールを音声メールに変換するとともに、メッセージ受信者に対し、当該音声メールを音声メッセージとして配信する機能を有する。
【0022】
即ち、メッセージ配信依頼者としての携帯電話1のユーザは、パケット交換網を通じて、メッセージサービスセンタ5にアクセスすることにより、文字メールを作成する。一方、メッセージ受信者としての携帯電話1のユーザは、特定の電話番号を発呼し、メッセージサービスセンタ5に接続することにより、当該携帯電話1のユーザに対するメッセージとしての音声メールを聞くことができる。
【0023】
次に、メッセージサービスセンタ5の構成について説明する。
図2は、メッセージサービスセンタ5の構成を概略的に示すブロック図である。
【0024】
メッセージサービスセンタ5は、Webサーバ21と、ユーザデータベース(以下、単にユーザDB)22と、メール変換・作成装置23と、音声サービスサーバ24と、メールサーバ25と、を備える。
【0025】
Webサーバ21は、パケット交換網を通じてメッセージサービスセンタ5にアクセスする携帯電話1のユーザに対し、当該ユーザがメッセージ配信サービスの提供を受けるためのユーザ登録に関するサービスを提供する。そして、Webサーバ21は、当該登録ユーザ情報、即ち、メッセージ配信サービスの提供を受けるメッセージ配信依頼者及メッセージ受信者のユーザID、パスワード等の情報をユーザDB22に登録する(図3参照)。
【0026】
また、Webサーバ21は、メッセージ配信依頼者としての携帯電話1のユーザに対し、文字メッセージとしての文字メールを作成するサービスを提供し、当該作成された文字メールをメール変換・作成装置23に出力する。
【0027】
詳述すると、携帯電話1のユーザが、データ通信網を介してメッセージサービスセンタ5にアクセスすると、Webサーバ21は、携帯電話1の表示画面12にユーザ登録やメール作成を行うWebページを表示するためのデータを携帯電話1へ送信する。当該Webページには、チェックBOX及び入力フィールド等のオブジェクトが設けられており、携帯電話1のユーザは、所望のサービスの提供を受けるために、携帯電話1のボタン11を用いてこれらのオブジェクトを操作し、所定の事項を入力又は選択する。そして、携帯電話1のユーザによる当該入力及び選択に関するデータは、Webサーバ21に送信され、Webサーバ21は、かかるデータに基づきユーザ登録やメール作成の処理を行う。
【0028】
メール変換・作成装置23は、変換・作成部23aと、複数の変換規則表が格納された変換規則表記憶部23bと、複数の効果音が格納されたサウンドサンプル記憶部23cと、を備え、変換規則表に基づき前記文字メールを音声メール変換し、音声サービスサーバ24に出力する。
【0029】
図4は、変換規則表記憶部23b及び変換規則表41の構成を機能的に示す説明図であり、変換規則表41は、一定のキーワードを指定し、当該キーワードと一定の単語、文節又は効果音とを関連付ける変換法則が記録されたデータファイルである。
【0030】
Webサーバ21から音声メール変換・作成装置23へ前記文字メールが出力されると、変換・作成部23aは、変換規則表記憶部23bに格納された変換規則表41を読み出す。そして、変換・作成部23aは、当該変換規則表41中に指定されたキーワードを、当該変換規則表41において当該キーワードと関連付けられた一定の単語又は文節に変換する。
【0031】
この場合において、前記変換規則表41に効果音に変換すべき旨の指定がある場合、即ち、変換規則表41中にキーワードと効果音とが関連付けられている場合には、変換・作成部23aは、サウンドサンプル記憶部23cを呼び出し、当該指定された効果音に変換する。
【0032】
また、各変換規則表41間では、同一のキーワードに対して異なる単語、文節又は効果音が関連付けられうる。従って、変換・作成部23aは、変換の際に使用する変換規則表41が変わることにより、多種多様な変換を行うことが可能となる。
【0033】
例えば、短縮文字列をキーワードとして、繁用される文節を関連付けた変換規則表41を使用すれば、ごく短い文章が長い文章へと変換される。また、日常用語をキーワードとして、丁寧語や敬語を関連付けた変換規則表41を使用すれば、ごく日常的な文体が畏まった表現の文体に変換される。
【0034】
また、メール変換・作成装置23は、前記音声メールを作成した場合には、メッセージ受信者に対する当該音声メールが配信された旨及びメッセージサービスセンタ5に接続するための特定の電話番号を表示した電子メールを作成する機能を有し、当該電子メールをメールサーバ25に出力する。そして、メールサーバ25は、メッセージ受信者に対し、かかる電子メールを配信する。
【0035】
音声サービスサーバ24は、音声メール記憶部24aと、認証応答部24bと、を備え、メッセージ受信者としての携帯電話1のユーザに対し、ユーザ認証を行い、音声通信により、配信された音声メッセージとしての音声メールを再生する。
【0036】
図5に示すように、音声メール記憶部24aは、メッセージ受信者ごとに音声メールを格納する領域としての音声メールBOX51を備え、前記メール変換・作成装置23から出力された音声メール52は、当該音声メールの配信先であるメッセージ受信者の音声メールBOX51に格納される。
【0037】
認証応答部24bは、携帯電話1のユーザがメッセージ受信者として特定の電話番号を発呼し、携帯電話1がメッセージサービスセンタ5と接続されると、認証応答部24bは、ユーザDB22を呼び出し、当該携帯電話1のユーザについてのユーザ認証を行う。
【0038】
そして、かかるユーザ認証の結果、当該携帯電話1のユーザが、真のメッセージ受信者である場合には、前記音声メール記憶部24aの当該ユーザの音声メールBOX51に格納された音声メール52を再生する。
【0039】
このようなメッセージ配信サービス提供システムを構成するWebサーバ21、ユーザDB22、メール変換・作成装置23、音声サービスサーバ24及びメールサーバ25は、汎用的な目的で使用される情報処理装置(コンピュータ)上で実行するコンピュータプログラムによって実現される。
【0040】
図6は、コンピュータのハードウェア構成を示す概略的なブロック図である。コンピュータは、中央処理装置(CPU)61と、当該CPU61に接続されるメモリ62、入力装置63、出力装置64、記憶装置65、ドライブ装置66、通信装置67とを有している。
【0041】
CPU61は、メモリ62を利用してプログラムを実行し、例えば、上記メッセージサービスセンタ5のメール変換・作成装置23等においては、サービス提供のために必要な処理を実現する。即ち、メール変換・作成装置23におけるメモリ62には、サービス提供に必要なプログラムとデータが格納される。
【0042】
入力装置63は、システム管理用のキーボード等の他、前記音声サービスサーバ24においては音声入力装置(図示せず)を含み、電話交換網と接続された音声入力装置によりユーザからの音声による要求や指示を受け付ける。また、出力装置64は、システム管理用のモニタ等の他、音声出力用のスピーカを含み、ユーザに提供するサービス音声の出力に用いられる。
【0043】
記憶装置65は、通常、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置を含む。記憶装置65には、上述のプログラム及びデータ等が格納され、CPU61は、入力装置63による指示に応答してプログラム,データをメモリ62へ転送し、それを実行する。また、この記憶装置65はデータベースとして使用することもできる。
【0044】
ドライブ装置66は、記録媒体68を駆動し、その記憶内容にアクセスする。この記録媒体68としては、メモリカード、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク( CD−ROM,DVD−ROM,… )、光磁気ディスク(MO,MD,…)等、任意のコンピュータ読み取り可能な可搬型の記録媒体を使用することができる。この記録媒体68に上述のプログラム,データ等を格納しておき、必要に応じて、メモリ62にロードして使用することもできる。
【0045】
通信装置67は、携帯電話1及び他のコンピュータへの接続に用いられ、それらとの間で通信に伴うデータ変換等を行ってプログラムやデータの送受信を行う。通信装置67を備えたコンピュータは、ネットワーク接続された他のコンピュータの主記憶装置や補助記憶装置等から上述のプログラムやデータを受け取り、必要に応じてメモリ62にロードして使用する。
【0046】
次に、上記のように構成されたメッセージ配信サービス提供システムの作用について説明する。
[ユーザ登録]
まず、ユーザ登録について説明する。
【0047】
携帯電話1のユーザがメッセージサービスセンタ5が提供するメッセージ配信サービスを受けるためは、予めユーザ登録をしておく必要がある。
図7は、携帯電話1の表示画面12上に表示される初期画面71及びユーザ登録Webページ72a〜dの系統図である。初期画面71は、携帯電話1のユーザがメッセージサービスセンタ5にアクセスしたときに最初に表示されるWebページであり、携帯電話1のユーザは、当該Webページ上に表示された選択オブジェクト73のうちの何れかを選択することにより提供を受けるサービスを決定する。
【0048】
次に、携帯電話1のユーザが「ユーザ登録」についての選択オブジェクト73aを選択、送信すると、ユーザ登録サービスが開始され、携帯電話1の表示画面12には、ユーザ名及びメールアドレスの入力を促すWebページ72aが表示される。
【0049】
携帯電話1のユーザがユーザ名及びメールアドレスを入力し送信すると、Webサーバ21は、ユーザDB22を呼び出し、当該ユーザ名及びメールアドレスが既に登録されているか否かを照合する。そして、当該ユーザ名及びメールアドレスが未登録である場合には、ユーザDB22に当該ユーザについてのユーザ情報を格納する領域31を確保し、当該ユーザ名及びメールアドレスを登録する。尚、当該ユーザ名及びメールアドレスが既に登録済みである場合には、携帯電話1の表示画面12にその旨を表示するWebページを表示させた後、前記初期画面71を表示させる。
【0050】
次に、Webサーバ21は、携帯電話1の表示画面12に、ユーザIDの入力を促すWebページ72b及びパスワードの入力を促すWebページ72cを表示させる。そして、携帯電話1のユーザにより、ユーザID及びパスワードが入力され送信されると、Webサーバ21は、ユーザDB22を呼び出し、前記当該ユーザについてのユーザ情報を格納する領域31に、このユーザID及びパスワードを登録する。尚、当該入力されたユーザID又はパスワードが、既に何れかの登録ユーザが使用しているものである場合には、携帯電話1の表示画面12にその旨を表示するWebページを表示させた後、再度、ユーザIDの入力を促すWebページ72b又はパスワードの入力を促すWebページ72cを表示させる。
【0051】
上記ユーザ登録に必要とされる所定事項が、ユーザDB22に登録されると、音声サービスサーバ24は、前記音声メール記憶部24aに当該ユーザの音声メールBOX51を確保する(図5参照)。そして、Webサーバ21は、携帯電話1の表示画面12に、ユーザ登録が完了した旨及び登録されたユーザID及びパスワードを表示するWebページ72dを表示させた後、前記初期画面71を表示させる。
【0052】
[メッセージの配信]
次に、図8,図9に従い、メッセージ配信依頼者としての携帯電話1のユーザがメッセージサービスセンタ5からメッセージ配信サービスの提供を受ける場合の処理フローを説明する。
【0053】
図8は、メッセージサービスセンタ5によるメッセージ配信依頼者の携帯電話1に対するメッセージ配信サービスの態様を示すフローチャート、図9は、携帯電話1の表示画面12上に表示されるメッセージ作成Webページ82a〜fの系統図である。
【0054】
メッセージ配信依頼者としての携帯電話1のユーザがメッセージサービスセンタ5にアクセスすると、携帯電話1の表示画面12には、先述の初期画面71が表示される。
【0055】
携帯電話1のユーザが「メッセージ作成」についての選択オブジェクト73b(図7参照)を選択、送信する(S101)と、Webサーバ21は、携帯電話1に対しユーザID及びパスワードの入力を促すWebページ82aを送信し、携帯電話1のユーザについてユーザ認証を行う(S102)。
【0056】
そして、携帯電話1のユーザが、当該Webページ82aのユーザID及びパスワードを入力するフィールド83a、83bに、ユーザ登録時に発行されたユーザID及びパスワードを入力し、送信する(S103)ことにより、メッセージ配信サービスが開始される。
【0057】
この場合において、携帯電話1のユーザがユーザDB22に登録されていない場合(パスワードの入力が無い場合等)には、Webサーバ21は、携帯電話1に対し、ユーザ登録を促すWebページを送信した後、初期画面71を送信し、ユーザ登録手続きを開始する(図7参照)。
【0058】
ユーザ認証が完了すると、Webサーバ21は、メール変換・作成装置23の変換規則表記憶部23bを呼び出し、携帯電話1に対し、音声メッセージとしての音声メールへの変換の際に使用する変換規則表41(図4参照)の選択を促すWebページ82bを送信する(S105)。
【0059】
Webページ82bには、使用する変換規則表41を選択するオブジェクト84a,b及びチェックBOX85が備えられており、携帯電話1のユーザは、これらのオブジェクトを操作し送信することにより、文字メールの変換規則を決定する(S106)。
【0060】
この場合において、携帯電話1のユーザが、「新たに選択する」のオブジェクト84bを選択した場合(S107)には、Webサーバ21は、当該選択の際に指示されたチェックBOX85に対応する変換規則表41についての情報を、ユーザDB22に登録する(S108、図3参照)。そして、当該ユーザDB22に登録された変換規則表41についての情報は、次回のメッセージ作成サービスを受ける際に、「前回と同じ」のオブジェクト84aを選択した場合に使用する変換規則表41を決定するのに用いられる。
【0061】
文字メールを音声メールに変換する際に使用する変換規則表41が決定すると、携帯電話1の表示画面には、その旨及び使用する変換規則表の内容を表示するWebページ82cが表示される(S109)。
【0062】
次に、Webサーバ21は、携帯電話1に対し、音声メッセージの基礎となる文字メッセージとしての文字メールの作成を促すWebページ82dを送信する(S110)。当該Webページ82dには、題名、宛先のメールアドレス86及び文字メールの本文87を入力するフィールドが設けられており、携帯電話1のユーザは、これらを入力することで、文字メールを作成する(S111)。
【0063】
文字メールが作成されると、Webサーバ21は、ユーザDB22を呼び出し、メッセージの宛先、即ち、当該文字メールの宛先のメールアドレス86が登録ユーザのメールアドレスであるか否かの照合を行う(S112)。そして、Webサーバ21は、当該作成された文字メールをメール変換・作成装置23に出力する。
【0064】
この場合において、かかる照合の結果、当該宛先のメールアドレス86が登録ユーザのメールアドレスではない場合には、Webサーバ21は、携帯電話1に対し、音声メールは配信されない旨を表示するWebページ82eを送信する。尚、当該登録ユーザではない者に対するメッセージは、音声メールへの変換を行うことなくメールサーバ25に出力され、当該宛先のメールアドレス86に基づいて、前記作成した文字メールがそのまま電子メールとして配信される(S113)。
【0065】
次に、メール変換・作成装置23に前記文字メールが出力されると、メール変換・作成装置23の変換・作成部23aは、変換規則表記憶部23b及びサウンドサンプル記憶部23cを呼び出し、メッセージ作成の際に指定された変換規則表41に基づいて、当該文字メールの本文87を変換し音声メール52を作成する。当該作成された音声メール52は、音声サービスサーバ24に出力され、音声メール記憶部24aの音声メールBOX51に格納される(S114)。
【0066】
そして、Webサーバ21は、携帯電話1の表示画面12には、当該メッセージ受信者宛ての音声メールは配信された旨を表示するWebページ82fを送信する(S115)。
【0067】
また、メール変換・作成装置23は、音声メール52を音声サービスサーバ24に出力するとともに、前記文字メールに基づいて、メッセージ受信者に対するメッセージ配信通知電子メールを作成し、メールサーバ25へ出力する。そして、メールサーバ25は、当該通知メールをメッセージ受信者に配信する(S116)。
【0068】
当該メッセージ配信通知電子メールには、当該メッセージ受信者の音声メールBOX51に音声メッセージを配信した旨、及び、音声メールを聞くための特定の電話番号が表示されており、メッセージ受信者は、これによりメッセージが配信されたことを確認する(S117)。
【0069】
[メッセージの受信]
次に、図10に従い、メッセージ受信者としての携帯電話1のユーザが配信された音声メッセージとしての音声メールを聞く場合の処理フローを説明する。図10は、メッセージサービスセンタ5によるメッセージ受信者としての携帯電話1に対するメッセージ配信サービスの態様を示すフローチャートである。
【0070】
メッセージ受信者としての携帯電話1のユーザは、前記メッセージサービスセンタ5から配信された通知メールに表示された特定の電話番号を発呼することにより、電話交換網を介して、メッセージサービスセンタ5に接続する(S201)。
【0071】
携帯電話1がメッセージサービスセンタ5と接続されると、メッセージサービスセンタ5の音声サービスサーバ24は、携帯電話1に対し、メッセージ配信サービスのガイダンスを流すとともに、ユーザID及びパスワードの入力を促し、当該携帯電話1のユーザについてのユーザ認証を行う(S202)。
【0072】
携帯電話1のユーザは、これに対し、携帯電話1のボタン11を操作し、ユーザID及びパスワードの入力を行う(S203)。
この場合において、かかるユーザ認証の結果、当該携帯電話1のユーザが登録ユーザではない場合(例えば、間違い電話等)、音声サービスサーバ24は、ユーザ登録を促すメッセージを流し、切断処理を行う(S204)
一方、ユーザ認証の結果、当該携帯電話1のユーザが登録ユーザである場合、即ち、当該携帯電話1のユーザが真のメッセージ受信者である場合には、音声サービスサーバ24は、前記当該ユーザの音声メールBOX51に格納された音声メール52を再生する(S205)。そして、携帯電話1のユーザは、受信メッセージとしての音声メール52の内容を確認する(S206)。
【0073】
そして、携帯電話1のユーザがメッセージサービスセンタ5との接続を切断することにより、メッセージ配信サービスは終了する(S207)。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
【0074】
(1)メッセージサービスセンタ5は、Webサーバ21と、メール変換・作成装置23と、音声サービスサーバ24とを備えた。Webサーバ21は、メッセージ配信依頼者の携帯電話1に文字メールを作成するサービスを提供し、当該作成された文字メールは、メール変換・作成装置23に出力される。メール変換・作成装置23は、変換・作成部23aと、変換規則表記憶部23bと、を備え、変換・作成部23aは、変換規則表記憶部23bに格納された変換規則表41に基づき文字メールを変換する。音声サービスサーバ24が、メッセージ受信者の携帯電話1に対し、音声通信により当該音声メールを再生することとした。その結果、メッセージ配信依頼者の作成した文字メールについて多種多様な変換を行い、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうる音声メールをメッセージ受信者に配信することができる。
【0075】
(2)メッセージサービスセンタ5は、更に、ユーザDB22と、メールサーバ25と、を備えることとし、前記音声サービスサーバ24は、音声メール記憶部24aと、認証応答部24bを備えた。音声メール記憶部24aは、メッセージ受信者ごとの音声メールBOX51を備え、前記音声メールは、メッセージ受信者毎に当該音声メールBOX51に格納されることとした。前記メール変換・作成装置23は、メッセージ受信者に対する音声メールを配信した旨及びメッセージサービスセンタ5に接続するための特定の電話番号を表示する電子メールを作成し、当該電子メールは、メールサーバ25によりメッセージ受信者に配信される。そして、認証応答部24bは、メッセージ受信者の携帯電話1がメッセージサービスセンタ5に接続される、前記音声メール記憶部24aの当該ユーザの音声メールBOX51に格納された音声メール52を再生することした。その結果、メッセージ受信者の都合に関わりなく、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうる音声メールを配信することができる。
【0076】
(3)前記メール変換・作成装置23は、サウンドサンプル記憶部23cと、を備え、変換・作成部23aは、変換規則表41に音声以外の効果音に変換すべき旨の指定がある場合には、サウンドサンプル記憶部23cに記憶された効果音に変換して音声メールを作成することとした。その結果、音声のみならず効果音入りの特徴ある音声メールを作成することができため、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうる音声メールを配信することができる。
【0077】
(4)Webサーバ21は、携帯電話1に対し、音声メールへの変換の際に使用する変換規則表41の選択を促すWebページ82bを送信し、携帯電話1のユーザは、これにより文字メールの変換規則表41を選択することとした。その結果、メッセージ配信依頼者は、所望の変換規則表41を選択してメッセージを作成することができるため、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうる音声メールを配信することができる。
【0078】
(5)また、Webサーバ21は、当該選択の際に指示された変換規則表41についての情報を、ユーザDB22に登録し、次回の選択の際に「前回と同じ」のオブジェクト84aを選択した場合に使用する変換規則表41を決定するのに用いることとした。その結果、メッセージ配信依頼者は、簡便に所望の変換規則表41を使用してメッセージを作成することができるため、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうる音声メールを配信することができる。
【0079】
尚、前記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
○本実施形態においては、管理センタ3とメッセージサービスセンタ5は、それぞれ独立した構成となっているが、メッセージサービスセンタ5が管理センタ3の構内にある構成としてもよい。
【0080】
○本実施形態においては、メッセージサービスセンタ5が、文字メール作成サービスを提供する構成としたが、メッセージサービスセンタ5は、当該作成サービスを行わなくともよく、電子メール配信依頼者から送信された電子メールを変換するものであってもよい。
【0081】
○本実施形態においては、携帯端末としての携帯電話1に具体化して説明したが、メッセージサービスセンタ5との通信において、音声通信において固定電話を利用してもよく、データ通信においては、インターネット7に接続されたパソコンやPDAを利用してもよい。
【0082】
○本実施形態では、メッセージ受信者が、配信された音声メールを確認する際のユーザ認証は、携帯電話1のボタン11を操作し、ユーザID及びパスワードを入力することにより行ったが、音声認識によりユーザ認証を行ってもよい。
【0083】
○本実施形態においては、音声メール52の出力先を、メッセージ受信者の音声メールBOX51としたが、メッセージ配信依頼者の音声メールBOX51に配信するものであってもよい。
【0084】
○本実施形態においては、登録ユーザ間についてのメッセージ配信サービスに具体化して説明したが、メッセージ配信先は登録ユーザでなくともよい。
○本実施形態においては、配信された音声メールを確認する際、認証はユーザごとに行うこととしたが、個々のメッセージごとにID及びパスワードを発行し、携帯電話1のユーザが確認しようとする音声メール毎に認証を行うものであってもよい。
【0085】
○本実施形態において、メッセージ受信者に対するメッセージを配信した旨の通知は電子メールにて行うこととしたが、電話サービスにより行うものであってもよい。
【0086】
○本実施形態においては、使用する変換規則表41の選択は、文字メール作成の際に行うこととしたが、変換規則表41の選択のみを行うことができることとしてもよい。
【0087】
○変換規則表41は、ユーザ自身で定義することができるものであってもよい。
○変換規則表41による変換規則の指定は、本実施例で例示したキーワード変換や効果音変換だけでなく、音量、音質、音声のトーン、声質及び声色等を指定するものであってもよい。
【0088】
次に、前記各実施形態から把握できる技術思想を追記する。
(イ)コンピュータシステムにより、サービスセンタが、該サービスセンタと通信回線を介して接続される通信端末の利用者に対し、メッセージの配信サービスを行う、メッセージ配信システムであって、前記サービスセンタは、メッセージ配信依頼者に対し文字メッセージの作成を促す手段と、変換規則表に基づき該文字メッセージを音声メッセージに変換する手段と、該音声メッセージをメッセージ受信者に配信する手段と、を備えたことを特徴とするメッセージ配信システム。
【0089】
(ロ)前記(イ)に記載のメッセージ配信システムにおいて、前記サービスセンタは、メッセージ受信者ごとに前記音声メッセージを格納する手段と、該格納した場合に、メッセージ受信者に対し、該音声メッセージが配信された旨の電子メールを配信する手段と、該音声メッセージの内容の確認を希望するメッセージ受信者に対し、該音声メッセージの再生を行う手段と、を備えたことを特徴とするメッセージ配信システム。
【0090】
(ハ)前記(イ)又は(ロ)に記載のメッセージ配信システムにおいて、前記サービスセンタは、複数のサンプル音を記憶する手段を備え、前記音声メッセージに変換する手段は、前記変換規則表に指定ある場合には、音声に代えて該サンプル音に変換することを特徴とするメッセージ配信システム。
【0091】
(二)前記(イ)〜(ハ)の何れか一つに記載のメッセージ配信システムにおいて、前記サービスセンタは、複数の前記変換規則表を記憶する手段と、メッセージ配信依頼者に対し、該複数の変換規則表の中から少なくとも何れか一つの変換規則表の選択を促す手段と、を備え、前記音声メッセージに変換する手段は、該選択した変換規則表を基づいて該変換が行われることを特徴とするメッセージ配信システム。
【0092】
(ホ)前記(二)に記載のメッセージ配信システムにおいて、前記サービスセンタは、メッセージ配信サービスの提供を希望する前記通信端末の利用者に対し、ユーザ登録のための情報の入力を促す手段と、該ユーザ情報を登録する手段と、を備え、該登録されるユーザ情報は、前記選択した変換規則表に関する情報の登録を含み、前記変換規則表の選択は、該ユーザ情報として登録された変換規則表を選択しうることを特徴とするメッセージ配信システム。
【0093】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、メッセージ配信依頼者の意図を十分に表現しうるメッセージを配信することができる、メッセージ配信方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム構成及び接続状態を概略的に示すブロック図。
【図2】メッセージサービスセンタ5の構成を概略的に示すブロック図。
【図3】ユーザデータベース22の構成を機能的に示す説明図。
【図4】変換規則表記憶部23bの構成を機能的に示す説明図。
【図5】音声メール記憶部24aの構成を機能的に示す説明図。
【図6】コンピュータのハードウェア構成を示す概略的なブロック図。
【図7】初期画面71及びユーザ登録Webページ72a〜dの系統図。
【図8】メッセージ配信依頼者の携帯電話1へのメッセージ配信サービスの態様を示すフローチャート
【図9】メッセージ作成Webページ82a〜fの系統図。
【図10】メッセージ受信者としての携帯電話1へのメッセージ配信サービスの態様を示すフローチャート。
【符号の説明】1…通信端末としての携帯電話、5…メッセージサービスセンタ、21…Webサーバ、22…ユーザデータベース(ユーザDB)、23…メール変換・作成装置、23a…変換・作成部、23b…変換規則表記憶部、23c…サウンドサンプル記憶部、24…音声サービスサーバ、24a…音声メール記憶部、24b…認証応答部、25…メールサーバ、31…ユーザ情報を格納する領域、41…変換規則表、51…音声メールBOX、52…音声メール、87…文字メールの本文。
Claims (5)
- コンピュータシステムにより、サービスセンタが、該サービスセンタと通信回線を介して接続される通信端末の利用者に対し、メッセージの配信サービスを行う、メッセージ配信方法であって、
メッセージ配信依頼者に対し、文字メッセージの作成を促すステップと、
変換規則表に基づき該文字メッセージを音声メッセージに変換するステップと、
該音声メッセージをメッセージ受信者に配信するステップと、
を備えたことを特徴とするメッセージ配信方法。 - 請求項1に記載のメッセージ配信方法において、
更に、メッセージ受信者ごとに前記音声メッセージを格納するステップと、
該格納した場合に、メッセージ受信者に対し、該音声メッセージが配信された旨の電子メールを配信するステップと、
該音声メッセージの内容の確認を希望するメッセージ受信者に対し、該格納された音声メッセージの再生を行うステップと、
を備えたことを特徴とするメッセージ配信方法。 - 請求項1又は請求項2に記載のメッセージ配信方法において、
複数のサンプル音が前記コンピュータシステムの記憶装置に記憶され、
前記音声メッセージに変換するステップは、
前記変換規則表に指定ある場合には、該サンプル音に変換する、
ことを特徴とするメッセージ配信方法。 - 請求項1〜請求項3のうちの何れか一つに記載のメッセージ配信方法において、
複数の前記変換規則表が前記コンピュータシステムの記憶装置に記憶され、
メッセージ配信依頼者に対し、該複数の変換規則表の中から少なくとも何れか一つの変換規則表の選択を促すステップを備え、
前記音声メッセージに変換するステップは、該選択した変換規則表に基づいて該変換が行われる、
ことを特徴とするメッセージ配信方法。 - 請求項4に記載のメッセージ配信方法において、
更に、メッセージ配信サービスの提供を希望する前記通信端末の利用者に対し、ユーザ登録のための情報の入力を促すステップと、
該ユーザ情報を登録するステップと、を備え、
該登録されるユーザ情報は、前記選択した変換規則表に関する情報の登録を含み、
前記変換規則表を選択するステップにあっては、該ユーザ情報として登録された変換規則表を選択しうる、
ことを特徴とするメッセージ配信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002186749A JP2004030319A (ja) | 2002-06-26 | 2002-06-26 | メッセージ配信方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009147836A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-02 | Casio Comput Co Ltd | 携帯端末システム及び、そのプログラム。 |
JP2010186261A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Nec Corp | 音声変換機能を有するサービス提供装置、サービス提供方法およびサービス提供システム |
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- 2002-06-26 JP JP2002186749A patent/JP2004030319A/ja active Pending
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