JP2004029309A - ベルトカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

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Kiyoshi Oyama
大山  潔
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Abstract

【課題】本発明は、無端ベルト状部材を単品で簡易且つ容易に使用者が交換可能なベルトカートリッジ、及びこれを用いる画像形成装置を提供することを目的としている。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明に係るベルトカートリッジおよび画像形成装置の代表的な構成は、画像形成装置本体内に設置されている無端ベルト状部材を交換するためのベルトカートリッジであって、装置本体に新たに装着される無端ベルト状部材である第1ベルトを外周側に保持し、装置本体内に既に装着されている無端ベルト状部材である第2ベルトを内周側に回収する筒状部を備え、装置本体内に挿入する動作に連動して前記第2ベルトを前記筒状部の内周側に収納し、挿入した方向と反対方向に引き出す動作に連動して前記第2ベルトを回収しつつ、前記第1ベルトを装置本体側に残置して、無端ベルト状部材を交換することを特徴とする。
【選択図】  図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式あるいは静電記録式などを用いた複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関し、特に転写材を搬送する転写材搬送ベルト、または感光体に形成したトナー像を担持して転写材に転写する中間転写ベルト、もしくは静電潜像を形成する感光体ベルトを交換するためのベルトカートリッジ、およびそのベルトカートリッジを使用してベルトを交換する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複写機やプリンタ、あるいはファクシミリなど、電子写真方式を採用した画像形成装置においては、一様に帯電させたドラム状あるいはベルト状の感光体表面に画像信号に従った静電潜像を書き込み、この静電潜像をトナーで現像した後、当該感光体上のトナー像を転写材搬送ベルトにより搬送される転写材に直接転写するか、あるいは感光体上のトナー像を一旦中間転写ベルトに一次転写した後、この転写されたトナー像を転写材に二次転写して画像を形成する。
【0003】
このような画像形成装置においては、上記感光体ベルト、転写材搬送ベルトあるいは中間転写ベルトは、ベルトの経時変化、あるいは長時間の駆動のための疲労による破損等のトラブルの可能性があるため、定期的に交換する必要がある。
【0004】
従来においてこのようなベルトの交換は、ベルトを張架するローラを移動させてベルトを弛ませ、旧ベルトをローラと平行な方向へ引き出し、新品ベルトを装着する方法が一般的であった。
【0005】
しかしこの方法はベルトを直接手で触れて交換するため、新品ベルトの汚損を招いて画像劣化の要因となる。また、誤装着によりベルトを破損する可能性もある。さらに、旧ベルトについたトナー等で手が汚れるなど問題が多い。
【0006】
また、近年においては画像形成装置の本体のコスト低減はもとより、このベルトのような定期交換に係るコスト等、所謂ランニングコストの低減が重要視されている。ここで上記従来のベルト交換は、交換作業が煩雑なのでサービスマンが出向いて交換することになり、サービスコストが発生する点でランニングコスト上も問題がある。
【0007】
そこで、困難なベルト単品交換をしないで、ベルトおよびベルトを支持、張架するローラ等の支持部材、それを支持するフレーム等をベルトユニットとして一体カートリッジ化して交換する例も知られている。
【0008】
このようにカートリッジ化することにより、誤装着、ベルトの汚損、手の汚れがなく簡単にベルト交換が行なえるようになるため、使用者が直接ベルトを交換することが可能となり、サービスコストが発生しない。しかし、本来交換する必要のないローラや支持部材も同時に交換されてしまうため部品コストが上昇し、結局ランニングコストが上昇してしまうという問題も生じる。
【0009】
そこで部品コストおよびサービスコストを低減させるためには、簡易な方法でベルト単品の交換をおこなえるようにして、使用者自身がベルト単品の交換できることが好ましい。このような例として、特開2001−117423号広報が挙げられる。図21、図22を用いてこの従来例について概略を説明する。
【0010】
図21は従来のベルトカートリッジ900を示す図であって、(a)はベルトカートリッジ900の開口側から見た斜視図、(b)は開口側の反対側から見た斜視図である。ベルトカートリッジ900はベルト901を内側に収納するアウターカバー900aと、複数の棒からなりベルト901をその外周側に保持するベルト保持部900bで構成されている。
【0011】
図22はこのベルトカートリッジ900を用いたベルト交換方法を説明する図である。まず図22(a)に示すように、旧ベルト901aはあらかじめ装置本体内に設置されたベルト保持部900bとともに矢印J方向に引き出す。次に図22(b)に示すように、新品ベルト901bが収納されたベルトカートリッジ900を矢印G方向に挿入する。さらに図22(c)に示すように、挿入したベルトカートリッジ900からアウターカバー900aのみを矢印I方向に引き出し、新品ベルト901b及びベルト保持部900bは装置本体内に残置する。この従来例によれば、ベルト単品を使用者が交換できることで部品コスト、サービスコストの両方を低減させて、ランニングコストの低減化を図ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記のようなベルトカートリッジを用いた場合であっても、ベルト交換作業は使用者が扱える程度にはなったが、ベルト保持部を含んで重量のあるカートリッジを本体から引き出し、新カートリッジを本体に入れ、アウタカバーだけ引き出す、という3ステップの作業は、使用者によっては負担となる場合があった。
【0013】
また、大きなスペースを占めるベルト保持部が本体に残置されるため、本体側はこれを避けて構成されなければならず、スペース効率が悪く、装置が大型化するという問題があった。
【0014】
さらに、旧ベルト901aはベルト保持部900bの外周に保持されて引き出されるため、ベルト表面が露出している状態になる。従ってベルト表面に付着したトナー等が落下し装置本体内及び床面などの周囲を汚損するおそれがある。
【0015】
そこで本発明は、無端ベルト状部材を単品で簡易且つ容易に使用者が交換可能なベルトカートリッジ、及びこれを用いる画像形成装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係るベルトカートリッジおよび画像形成装置の代表的な構成は、画像形成装置本体内に設置されている無端ベルト状部材を交換するためのベルトカートリッジであって、装置本体に新たに装着される無端ベルト状部材である第1ベルトを外周側に保持し、装置本体内に既に装着されている無端ベルト状部材である第2ベルトを内周側に回収する筒状部を備え、装置本体内に挿入する動作に連動して前記第2ベルトを前記筒状部の内周側に収納し、挿入した方向と反対方向に引き出す動作に連動して前記第2ベルトを回収しつつ、前記第1ベルトを装置本体側に残置して、無端ベルト状部材を交換することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
[第一実施形態]
本発明に係るベルトカートリッジ及び画像形成装置の第一実施形態について、図を用いて説明する。
【0018】
(ベルトカートリッジの構成)
図1及び図2を用いて、本実施形態に係るベルトカートリッジの構成を説明する。図1は交換用の新品ベルト601が装着された状態を示すベルトカートリッジの斜視図、図2はベルトカートリッジの内部構造を示す部分切断図である。ベルトカートリッジ100は、装置本体に新たに装着される無端ベルト状部材である新品ベルト601(第1ベルト)を、装置本体内に既に装着されている無端ベルト状部材である旧ベルト602(第2ベルト)に交換するものである。
【0019】
図1に示すように、ベルトカートリッジ100は、装置本体への挿入、引き出し動作をおこなう為の把手101aを備えた前蓋101と、ベルトを筒状に支持する筒状部102を備え、新品ベルト601を筒状部102の外周部に保持した状態で市場に供給される。
【0020】
図2は前蓋101と新品ベルト601を省略して内部構造がわかるようにした状態を示している。筒状部102の先端(装置本体に挿入する側)には、使用済みの旧ベルト602を屈曲させ、筒状部102の内周側に収納させるためのベルト変形手段であるリブ103a、103bおよびビード104を備えている。リブ103a、103bは、筒状部102から装置本体側に突出すると共に、筒状部102の内周面側に向かって徐々に高く突出するよう形成されている。また筒状部102の内周面側の先端には、旧ベルト602の端部を引っ掛けて係合するためのベルト回収手段として可撓性のシート部材105a、105bを備えている。
【0021】
また、筒状部102の外周側の側面には、対向する位置に1対のガイド溝106を備えている。このガイド溝106には第1ベルト残置手段としての1対のスライダ110が擦動可能に係合している。これら1対のスライダ110は、互いに2つの引張りバネ111a、111bで環状に連結されており、その環状の自由長を筒状部102の周長より小さく設定することで2つのスライダ110を筒状部に付勢している。これにより、2つのスライダ110はガイド溝106から脱落することなくガイド溝106上を移動自在となっている。ガイド溝106の終端部には、ガイド溝106の深さより深く、スライダ110が没入する窪み107が設けられている。
【0022】
(画像形成装置の全体構成)
次に本発明のベルトカートリッジを利用してベルト交換をおこなう画像形成装置の例を図3を用いて説明する。図3は、画像形成装置の全体構成を説明する概略図である。
【0023】
画像形成装置内部には、トナー像を担持する像担持体としての感光体ドラム5を備えている。感光体ドラム5の外周に沿って前露光ランプ1、帯電器2、露光装置3、現像器4、転写手段としての転写帯電器7、及びクリーナ8が設けられ、装置の上方部にはさらに図示されていないが光源装置やポリゴンミラーが設置されている。光源装置から発せられたレーザ光をポリゴンミラーを回転して走査し、その走査光の光束を反射ミラーによって偏光し、fθレンズにより感光体ドラム5の母線上に集光して露光することにより、感光体ドラム5上に画像信号に応じた潜像が形成される。現像器4にはトナーが図示しないトナー供給装置により所定量充填されている。現像器4は感光体ドラム5上の潜像を現像してトナー像として可視化する。
【0024】
転写材であるシートPはシート束カセット20に収容され、そこから複数の分離給送ローラ15により1枚ずつ分離、搬送され、レジストローラ13を経て、無端ベルト状部材(転写材担持手段)である転写ベルト6に供給され、転写ベルト6による搬送で感光体ドラム5と対向した転写部に順次送られる。
【0025】
無端ベルト状部材である転写ベルト6は、ポリカーボネート樹脂シート、ポリエチレンテレフタレート樹脂シート(PET樹脂)や、ポリフッ化ビニリデン樹脂シート、ポリウレタン樹脂シート、ポリアミド樹脂シート、ポリイミド樹脂シートなどの誘電体樹脂のシートの両端部を互いに重ね合わせて接合し、エンドレス形状にしたものか、あるいは継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが用いられている。
【0026】
駆動ローラ11によりこの転写ベルト6が回転し、一定速度に達すると、シートPがレジストローラ13から転写ベルト6に送り出され、シートPが転写部へ向けて搬送される。これと同時に画像書き出し信号がONとなり、それを基準としてあるタイミングで感光体ドラム5に対して画像形成を行う。
【0027】
シートPはレジストローラ13から転写ベルト6上に送り出されると、直ちに吸着帯電器14と吸着帯電器と対向した従動ローラ12によって転写ベルト6とともに狭持され、吸着帯電器14によって電界あるいは電荷付与されることによって、転写ベルト6に静電的に保持され搬送される。
【0028】
そして感光体ドラム5の下側の転写部で転写帯電器7が電界または電荷を付与することにより、感光体ドラム5上に形成されたトナー像がシートPに転写される。転写帯電器7は、コロナ放電のような非接触帯電器、または帯電ローラ、帯電ブラシ、帯電ブレードのような帯電部材を用いた接触帯電器を用いる。トナー像を転写されたシートPは、転写ベルト6の搬送方向下流部で分離帯電器16により除電されて静電吸着力を減衰させることによって、転写ベルト6の末端から離脱する。
【0029】
離脱したシートPは定着器9へ搬送される。定着器9は、定着ローラ、加圧ローラと各ローラ内に設置された加熱ヒータと、加圧ローラの表面温度を検知して定着温度を制御するサーミスタとから構成される。トナー像を形成されたシートPは定着によりシートPへの固定が行われ、画像が形成されて排出トレイに排出される。
【0030】
転写が終了した感光体ドラム5はクリーナ8により転写残トナーをクリーニング、除去され、引き続き次の潜像形成に備えられる。そしてまた、シートPを分離した後の転写ベルト6はシート担持側に設置された導電性ファーブラシ10とその対向として接地された駆動ローラ11を当接することによって、転写ベルト6上に残留したトナー及びその他の異物を清掃するとともに、蓄積した電荷の除去(除電)を行っている。
【0031】
(装置本体側のベルト着脱構成)
次に、上記ベルトカートリッジ100を用いて無端ベルト状部材である転写ベルト6を交換するための、装置本体側の構成について説明する。図4は転写ユニット60の転写ベルト6および転写帯電器7等の内部部品を省略した概略斜視図、図5は転写ベルト6を装着した転写ユニット60の断面図、図6は転写ベルト6が緩んだ状態を示す転写ユニット60の断面図である。
【0032】
図4に示すように、転写ベルト6を支持する駆動ローラ11および従動ローラ12は転写ユニット60の前側板61および後側板62によって支持される。前側板61および後側板62は上ステイ63、64および下ステイ65で連結されている。
【0033】
図5に示すように、上ステイ63、64にはそれぞれベルトカートリッジ100の筒状部102内周側にあるリブ103a、103bに対応した溝63a、64a形成されている。また下ステイ65には、ベルトカートリッジの筒状部102の内周側にあるビード104に対応した窪み65a、およびシート部材105a、105bに対応した平面部65b、65cが形成されている。
【0034】
また転写ベルト6を交換する際は、ベルトを緩ませることが必要になる。本実施形態では、図6に示すように従動ローラ12を矢印X方向に移動させることにより、転写ベルト6が緩んだ状態となる。
【0035】
(ベルトカートリッジによるベルトの着脱動作)
次に、本実施形態に係るベルトカートリッジによる無端ベルト状部材の交換作業について、ベルトカートリッジの挿入動作、ベルトカートリッジ引き出し動作の順に説明する。
【0036】
(ベルトカートリッジ挿入動作)
図7はベルトカートリッジを挿入する状態を示す斜視図、図8はベルトカートリッジを挿入する状態を示す側面断面図、図9はベルトカートリッジを挿入する途中の状態を示す斜視図、図10はベルトカートリッジを挿入した状態を示す正面断面図、図11はベルトカートリッジを挿入した状態を示す側面断面図である。
【0037】
図7に示すように、転写ユニット60は画像形成装置内に配置されている。画像形成装置本体の外装カバー(不図示)を開くと、転写ユニット60に対向する部分に開口部21が設けられている。転写ベルト6の新品ベルト601をその外周に装着したベルトカートリッジ100は、この開口部21に挿入する。交換にあたっては、まず従動ローラ12にかかった付勢力を不図示の開放手段によって解除し、転写ベルト6を緩んだ状態としておく。
【0038】
装置本体の外装カバーには、ベルトカートリッジ100を挿入する際の指針として指標22が印刷されている。指標22とベルトカートリッジ100のリブ103a、103bを一致させて、かつ、旧ベルト602の上部にリブ103a、103bがくるようにしてカートリッジを図示a方向に挿入する。すると、ベルトカートリッジ100は旧ベルト602を介してリブ103a、103bがそれぞれ転写ユニット60の溝63a、64aに案内されて挿入されていく。
【0039】
図8に示すように、リブ103a、103bおよびビード104は、筒状部102の端部からカートリッジ挿入方向にも突出し、さらにリブ103a、103bのほうが突出量が大きくなっている。また、リブ103aはテーパ部103c、ビード104はテーパ部104aを有し、容易に挿入しうるよう構成されている。
【0040】
ベルトカートリッジ100を転写ユニット60に挿入していくと、まずリブ103aが弛んで支持されている旧ベルト602を押し下げ、ある程度弛みが解消されベルト下面が上昇する。さらにカートリッジを挿入していくと、図9に示すように、上昇した旧ベルト602の下面がビード104のテーパ部104aの上部に乗り、テーパ部104aにガイドされて旧ベルト602の端部は全周にわたって筒状部102の内側に入った状態になる。なお、図9は簡略のため、ベルトカートリッジ100の前蓋101と転写ユニット60を省略している。
【0041】
図10は図9のC−Cで示す正面断面図である。図10で筒状部102の外周側に新品ベルト601が装着され、内周側に旧ベルト602が収納されている様子がわかる。新品ベルト601と旧ベルト602は当然周長が同じである。図に示すように、ベルトカートリッジ100の筒状部102の内周側に突出したリブ103a、103bおよびビード104と、それぞれに対向した転写ユニット60側の溝63a、64aおよび窪み65aとで形成された隙間によって旧ベルト602は屈曲され、太線で示すように筒状部102内壁に押し付けられるように収容される。
【0042】
ベルトカートリッジ100の筒状部102に設けられた可撓性のシート部材105a、105b(図2参照)は、図8に示すようにベルトカートリッジ100を矢印a方向に挿入する際には旧ベルト602に接触するが、ベルトのコシによって変形して倒れることで挿入の障害にならないようになっている。
【0043】
図11に示すように、ベルトカートリッジ100はその前蓋101の内側壁が転写ユニット60の前側板61に突き当たるまで挿入される。この時点でシート部材105a、105bは旧ベルト602の奥側端部を乗り越えて、もとの形状に復帰している。
【0044】
以上がカートリッジ挿入動作である。すなわち、上述のような構成によって、使用者は装置本体のカバー壁面にある指標22と、ベルトカートリッジ100のリブ103a、103bをあわせて、旧ベルト602がリブの下側にくるようにして挿入するという簡易な動作で、旧ベルト602をベルトカートリッジ100の筒状部102の内周側に収納できる。
【0045】
(ベルトカートリッジ引き出し動作)
図12はベルトカートリッジ引き出し途中の様子を示す斜視図、図13はスライダ近傍を説明する部分拡大図、図14はベルトカートリッジを転写ユニットから引き出す状態を示す上視断面図、図15はベルトカートリッジを転写ユニットから引き出した状態を示す斜視図、図16はベルトカートリッジを転写ユニットから引き出した状態を示す上視断面図である。
【0046】
図12においては、図9と同様に、簡略のためベルトカートリッジ100の前蓋101と転写ユニット60を省略している。旧ベルト602は上述した如くベルトカートリッジ100の筒状部102の内周側に押し付けられた状態になっており、その奥側端部がシート部材105a、105bに確実に係合している。この状態でベルトカートリッジ100を図示b方向に引き出すと、旧ベルト602はベルトカートリッジ100と共に内周側に収納された状態で引き出される。
【0047】
一方、新品ベルト601の端部は、ベルトカートリッジ100に設けられた1対のスライダ110が装置本体に係合することにより、転写ユニット側に残置される。図13に示すように、スライダ110は上述の如く他方のスライダと引張りバネ111a、111bによって連結されて筒状部に付勢されている。またガイド溝106に対応した突起110aを備え、ガイド溝106に沿って移動可能に構成されている。さらに、矢印w方向に可撓性を有する小片110bを備え、その端部は新品ベルト601の手前側端部と対向している。
【0048】
図14は、図12のD−D方向の断面図である。スライダ110は、ベルトカートリッジ100を転写ユニット60に完全に装着した際に、開口部21の側面部21a、21bに小片110bを係合させている。なお、上記スライダ110の小片110bは可撓性を有しており、ベルトカートリッジ100挿入時はそのテーパ形状および開口部21の側面部21a、21bに形成したテーパ21cによって変形して側面部21a、21bを乗り越えることが可能であるが、その形状によってベルトカートリッジ100の引き出し時は側面部21a、21bに係合し、乗り越えることができない。
【0049】
そしてベルトカートリッジ100を引き出しても、スライダ110はガイド溝106に沿ってスライドし、開口部21に係合したままとなる。したがってスライダ110に端部を当接させた新品ベルト601も装置内に残置され、相対的に新品ベルト601は筒状部102から抜けることとなる。さらにベルトカートリッジ100を本体より引き出すと、スライダ110は引張りバネ111a、111bの付与力によりガイド溝106の終端部にある窪み107に没入し、小片110bと本体の開口側面部21a、21bとの係合が解かれる。
【0050】
図15はベルトカートリッジが本体から引き抜かれた状態を示す斜視図である。また図16はそのときのD−D方向の断面図である。図に示すようにスライダ110は本体と係合を解かれ、図16に示すように窪み107内に格納されてベルトカートリッジ100側に残る。新品ベルト601はスライダ110との係合が解かれて転写ユニット60の所定の位置に残置される。またこのとき旧ベルト602は、ベルトカートリッジ100の筒状部102内周に収納されている。
【0051】
この状態から再び従動ローラ12を図6の矢印xと反対の方向に移動させると、転写ベルト6(新品ベルト601)が張架された状態となり、ベルト交換が完了する。
【0052】
以上がカートリッジ引き出し動作である。すなわち、上述のような構成によって、使用者はベルトカートリッジ100を単純に引き抜くという行為だけで新品ベルト601を本体内に残置し、旧ベルト602をベルトカートリッジ100内に回収して、ベルト交換を行うことができる。
【0053】
[第二実施形態]
本発明に係るベルトカートリッジ及び画像形成装置の第二実施形態について、図を用いて説明する。図17は本実施形態に係るベルトカートリッジ及び画像形成装置の構成を説明する要部斜視図であって、上記第一実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0054】
図17は第一実施形態の図12に対応する図であって、ベルトカートリッジ100の引き出し途中の様子を示す斜視図である。なお図12と同様に、簡略のためベルトカートリッジ100の前蓋101と転写ユニット60を省略している。本実施形態は、新品ベルト601を装置本体内に残置するための構成が異なっている。
【0055】
図に示すように、装置本体内にはベルトカートリッジ100が所定の位置まで挿入されたことを検知する挿入検知手段26が設けられている。また、開口部21の両側には、側面部21a、21bよりベルトカートリッジ100に向かって離接する第1ベルト残置手段としてのゲート手段25が設けられている。一方、ベルトカートリッジ100においては、スライダ110やガイド溝106等(図2参照)は設けていない。
【0056】
上記構成にあって、ベルトカートリッジ100が旧ベルト602を収納できる所定の位置まで挿入されると、筒状部102の端部の一部が挿入検知手段26に接触する。そして挿入検知手段26の信号により、装置本体の側面部21a、21bよりベルトカートリッジ100に向かって一対のゲート手段25が矢印c方向に突出する。ゲート手段25の筒状部102との接触面25aは、筒状部102の側面と同一形状に形成しており、両者の間に隙間が生じないようになっている。なお、ゲート手段25が筒状部102と接触する位置は、筒状部102外周に装着された新品ベルト601の手前側端部よりさらに手前側(引き出し方向、矢印a側)である。
【0057】
この状態でベルトカートリッジ100を矢印a方向に引き出すと、新品ベルト601の手前側端部はゲート手段25に突き当たり、本体に対して所定の位置を保持する。そしてそのままベルトカートリッジ100を引き抜くことで、新品ベルト601は転写ユニットの所定の位置に残置される。ベルトカートリッジ100が引き抜かれると、図示しない検知手段によってこれを検知し、ゲート手段25は元の位置に退避する。
【0058】
このように、本実施形態は第一実施形態のスライダ110に相当する機能を装置本体側にもたせたことが特徴である。従って、第一実施形態を構成しているスライダ110、引張りバネ111a、111b等が不要となる。また、ガイド溝106、窪み107のような複雑な形状を筒状部に形成する必要もない。このため、交換部品であるベルトカートリッジ100を単純化することができ、安価にすることができる点で優れている。
【0059】
[第三実施形態]
本発明に係るベルトカートリッジ及び画像形成装置の第三実施形態について、図を用いて説明する。図18は本実施形態に係る画像形成装置の構成を説明する概略断面図、図19はベルト交換時の旧品ベルトの状態を示す要部断面図、図20はベルトカートリッジを挿入する状態を示す斜視図であって、上記第一実施形態と説明の重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0060】
本実施形態は第一実施形態に対し、あらかじめ旧ベルト602を装置本体側で収納可能形態にしておく点が特徴である。
【0061】
図18に示すように、本実施形態においては転写ユニット60は図示しない昇降機構及び駆動機構によって上下移動可能となっている。転写ユニット60の下方にはベルト変形手段である補助テンショナ部材23がバネ24によって上方に付勢されつつ配置されている。
【0062】
ベルト交換の時には転写ユニット60は二点鎖線に示す画像形成時の位置から矢印y方向に下降し、また従動ローラ12は矢印X方向に移動して転写ベルト6を緩ませる。このとき転写ユニット60の下降に伴い、転写ユニット60に張架された旧ベルト602に補助テンショナ部材23が接触し、旧ベルト602にたわみを解消するだけの付勢力を与える。付勢力は旧ベルト602の自重より少し大きい程度の、充分小さな荷重でよい。
【0063】
図19に示すように、太線で示した旧ベルト602は、補助テンショナ部材23と第一実施形態で説明した下ステイ65の間で凹方向に屈曲させられる。この状態で太線で示した旧ベルト602は、1点鎖線で示したベルトカートリッジ100の筒状部102の内側に収納できる形状、すなわち収納可能形態に変形されている。
【0064】
図20は図19のB−Bにおける断面図である。補助テンショナ部材23はテーパ面23aを有しており、旧ベルトの手前側端部602aは補助テンショナ部材23の端部23bより突出した位置にある。ベルトカートリッジ100を矢印a方向に挿入していくと、筒状部102の内周側に旧ベルトの端部602aが収まり、次に筒状部102の端部が補助テンショナ部材23のテーパ面23aに接触することで補助テンショナ部材23をバネ24の付勢力に抗して矢印d方向に押し下げる。これによって補助テンショナ部材23と旧ベルト602の間にベルトカートリッジ100の筒状部102が挿入され、旧ベルト602を筒状部内周に収納する。
【0065】
上記説明した如く、あらかじめ旧ベルト602を装置本体側で収納可能形態としたことにより、ベルトカートリッジ100の筒状部102の内周側に旧ベルト602を収納する動作が確実となり、さらに簡易な交換作業が可能となる。また、筒状部102に形成するリブやビードが不要で、筒状部102の形状が単純になるため、交換部品であるベルトカートリッジ100を安価に提供できる点で優れている。
【0066】
なお、上記各実施形態においては無端ベルト状部材として転写材担持手段(転写ユニット60の転写ベルト6)を例に用いて説明したが、無端ベルト状部材を用いた像担持体、中間転写体を備えた画像形成装置において、これらを交換するための構成として本発明を適用することでも同様の効果を得ることができる。
【0067】
【発明の効果】
上記説明した如く、本発明に係るベルトカートリッジ及び画像形成装置においては、使用者は新品ベルトが装着されたベルトカートリッジを本体に挿入し、引き抜くという最小の動作で無端ベルト状部材を交換することが可能となる。さらに、回収される旧ベルトはベルトカートリッジ内部に収納されているので、ベルトに付着したトナー汚れ等で周囲を汚損するおそれもない。従って、無端ベルト状部材を単品で簡易且つ容易に使用者が交換可能となり、ベルトカートリッジの部品コストの削減が可能な上、サービスマンによる作業が不要なため、ランニングコストの削減化が可能となる。また、ベルトカートリッジ自体は装置本体に残置されないので、装置本体のスペース効率があがり、装置本体の小型化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】交換用の新品ベルトが装着されたベルトカートリッジの斜視図である。
【図2】ベルトカートリッジの内部構造を示す部分切断図である。
【図3】画像形成装置の全体構成を説明する概略図である。
【図4】転写ユニットの概略斜視図である。
【図5】転写ベルトを装着した転写ユニットの断面図である。
【図6】転写ベルトが緩んだ状態を示す転写ユニットの断面図である。
【図7】ベルトカートリッジを挿入する状態を示す斜視図である。
【図8】ベルトカートリッジを挿入する状態を示す側面断面図である。
【図9】ベルトカートリッジを挿入している状態を示す斜視図である。
【図10】ベルトカートリッジを挿入した状態を示す正面断面図である。
【図11】ベルトカートリッジを挿入した状態を示す側面断面図である。
【図12】ベルトカートリッジ引き出し途中の様子を示す斜視図である。
【図13】スライダ近傍を説明する部分拡大図である。
【図14】ベルトカートリッジを引き出す状態を示す上視断面図である。
【図15】ベルトカートリッジを引き出した状態を示す斜視図である。
【図16】ベルトカートリッジを引き出した状態を示す上視断面図である。
【図17】第二実施形態に係るベルトカートリッジ及び画像形成装置の構成を説明する要部斜視図である。
【図18】第三実施形態に係る画像形成装置の構成を説明する概略断面図である。
【図19】ベルト交換時の旧品ベルトの状態を示す要部断面図である。
【図20】ベルトカートリッジを挿入する状態を示す斜視図である。
【図21】従来のベルトカートリッジ900を示す図である。
【図22】従来のベルトカートリッジ900を用いたベルト交換方法を説明する図である。
【符号の説明】
P    …シート
1    …前露光ランプ
2    …帯電器
3    …露光装置
4    …現像器
5    …感光体ドラム
6    …転写ベルト
7    …転写帯電器
8    …クリーナ
9    …定着器
10    …導電性ファーブラシ
11    …駆動ローラ
12    …従動ローラ
13    …レジストローラ
14    …吸着帯電器
15    …分離給送ローラ
16    …分離帯電器
20    …シート束カセット
21    …開口部
21a、21b  …側面部
21c  …テーパ
22    …指標
23    …補助テンショナ部材
23a  …テーパ面
23b  …端部
24    …バネ
25    …ゲート手段
25a  …接触面
26    …挿入検知手段
60    …転写ユニット
61    …前側板
62    …後側板
63、64    …上ステイ
63a、64a  …溝
65    …下ステイ
65a  …窪み
65b、65c  …平面部
100   …ベルトカートリッジ
101   …前蓋
101a …把手
102   …筒状部
103a …リブ
103a、103b …リブ
103c …テーパ部
104   …ビード
104a …テーパ部
105a …シート部材
105a、105b …シート部材
105b …シート部材
106   …ガイド溝
107   …窪み
110   …スライダ
110a …突起
110b …小片
111a …引張りバネ
111a、111b …引張りバネ
601   …新品ベルト
602   …旧ベルト
602a …手前側端部

Claims (7)

  1. 画像形成装置本体内に設置されている無端ベルト状部材を交換するためのベルトカートリッジであって、
    装置本体に新たに装着される無端ベルト状部材である第1ベルトを外周側に保持し、装置本体内に既に装着されている無端ベルト状部材である第2ベルトを内周側に回収する筒状部を備え、
    装置本体内に挿入する動作に連動して前記第2ベルトを前記筒状部の内周側に収納し、
    挿入した方向と反対方向に引き出す動作に連動して前記第2ベルトを回収しつつ、前記第1ベルトを装置本体側に残置して、無端ベルト状部材を交換することを特徴とするベルトカートリッジ。
  2. 前記ベルトカートリッジは、
    装置本体内に挿入するとき前記第2ベルトを前記筒状部の内周側に収納できる形状に変形させるベルト変形手段と、
    前記ベルトカートリッジを所定の挿入完了位置から反対方向に引き出すとき前記第2ベルトの一部を前記筒状部に係合させて第2ベルトを装置本体から回収するベルト回収手段と、
    前記筒状部外周側に、前記ベルトカートリッジ挿入方向へ移動可能に配設され、前記ベルトカートリッジを所定の挿入完了位置から反対方向に引き出すとき装置本体の一部と係合し、また、前記第1ベルトの一部とも係合することで、前記筒状部外周側に保持された前記第1ベルトを装置本体側に移動させる第1ベルト残置手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のベルトカートリッジ。
  3. トナー像を担持する像担持体と、
    転写材を担持して搬送する転写材担持手段と、
    前記像担持体上のトナー像を前記転写材担持手段により担持搬送される前記転写材に転写する転写手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記転写材担持手段は無端ベルト状部材であり、
    請求項1記載のベルトカートリッジによって前記転写材担持手段の交換をなすことを特徴とする画像形成装置。
  4. トナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記像担持体は無端ベルト状部材であり、
    請求項1記載のベルトカートリッジによって前記像担持体の交換をなすことを特徴とする画像形成装置。
  5. トナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体上のトナー像を一時的に担持する中間転写体と、
    前記中間転写体上のトナー像を転写材に転写する転写手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記中間転写体は無端ベルト状部材であり、
    請求項1記載のベルトカートリッジによって前記中間転写体の交換をなすことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1記載の前記ベルトカートリッジを所定の挿入完了位置から反対方向に引き出すとき、前記筒状部外周側に保持された前記第1ベルトと係合することにより該第1ベルトを装置本体側に移動させる第1ベルト残置手段を装置本体に備えたことを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 請求項1記載の前記ベルトカートリッジを装置本体内に挿入するとき、前記第2ベルトを前記筒状部の内周側に収納できる形状に変形させるベルト変形手段を装置本体に備えたことを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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