JP2004028916A - 登山者用ナビゲーション方法および装置並びにプログラム - Google Patents

登山者用ナビゲーション方法および装置並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操作性に優れ、目標物が少ない登山時でも周囲の状況判断を視認によって行うことができる登山者用ナビゲーション方法と装置を提供する。
【解決手段】GPSユニット32および位置情報処理部31により、タイマー周期の所定タイミングで、GPS信号を受信して当該装置の地理的な位置情報を生成する。地図データベース2の地図データに基づき、当該位置情報が所定の山岳部内にあるか否かを判断し、位置情報が所定の山岳部領域内にあるときには、表示されている地図上に当該位置情報を識別表示すると共に、当該位置情報と1つ前のタイマー周期で生成された位置情報とを線で結んで経路表示とする。方位角センサ42と方位情報処理部41により、タイマー周期の所定タイミングで当該装置の所定方向の方位角を検出し、表示情報処理部51により、方位角を方位磁針として表示する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遭難等の事故を防止し得る登山者用ナビゲーション方法および装置並びにプログラムに関し、さらに言えば、操作性に優れていると共に、目標物が少ない登山時でも周囲の状況判断を視認によって行い、もって所望の経路に沿った移動を行うことを可能にする登山者用ナビゲーション方法および装置並びにそれに用いるナビゲーション・プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、GPS(Global Positioning System)信号を受信して移動体(人、自転車、車両等)の現在位置を認識し、地図上に該移動体の現在位置を表示して目的地まで誘導するナビゲーション装置が種々開発されている。
【0003】
また一方では、近年の登山人口の増加に伴い、こうしたナビゲーション装置を流用して登山者等の入山者の安全を管理する入山管理システムも提案されている。例えば、特開平11−295097号公報(以下、第1従来例という)には、通信機器、ネットワーク技術、GPS技術等を用いて、登山者等、入山者の行動を略リアルタイムでモニタすることで、これらの者の安全を管理する「入山管理システム」が開示されている。
【0004】
ところが、従来の一般的なナビゲーション装置では、現在位置や経路(移動軌跡)を記録する機能、記録した位置や経路と地図を重ね合わせて表示する機能は備えているが、方位情報を提供するものは少ない。このようなナビゲーション装置により記録した位置や経路を表示して、その位置への移動や経路に沿って移動することを考えた場合、当該ナビゲーション装置を利用する移動体が市街地等を移動する人や車であれば特に問題はないが、登山者の利用となると問題がある。
【0005】
例えば、当該ナビゲーション装置を歩行者や車で利用する場合には、表示される地図に道路や建物などの目標物の情報も表示されるのが通常であるため、その情報と視認できる自分の周囲の情報から、利用者は方向を知らずとも所望の経路に沿った移動をすることが可能である。しかし、登山者が利用する場合には、表示される地図にはそのような目標物がないのが通常であり、また仮にあったとしても、それを視認することはまず不可能だからである。よって、広く流通している従来の一般的なナビゲーション装置を登山者が利用することは、実用上難しい。
【0006】
また、従来のGPS技術を利用した登山者に関連するシステムは、行方不明となった登山者を捜索するために、探索者が登山者の位置を特定する目的でGPS技術を利用するといった形態のものが多く、登山者自身に自己の登山経路の情報を提供する目的でGPS技術を利用したものは少ない。さらに、登山中に登山者自身の現在位置が不明になるなど、不測の事態に陥ったときに、登山者に予定の登山コースに復帰させたり、効率的な下山を行うために有用な情報を提供したりするものは存在していない。
【0007】
従来の登山用ナビゲーション装置としては、特開平11−271086号公報(以下、第2従来例という)に開示された「登山用ナビゲーション装置」がある。この登山用ナビゲーション装置は、登山路における所要時間を経過してきた現在地点までの実績値を利用して予測し、到達目標点までの残りの所要予定時間を予測して表示するためのものである。この装置では、地形情報として地図の地名、地理的な位置情報、等高線データおよび付随情報を格納しておく一方、GPS信号を受信して位置情報を生成し、生成した当該位置に基づく地形の斜度とタイマー計測による当該斜度位置の通過速度との相関を用いて未経過な斜度の通過時間を予測する。こうして、予定経路の通過所要時間を予想する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、上記第1従来例のように一般的なナビゲーション装置を登山者関連システムに適用した場合は、現在位置や経路(移動軌跡)の記録機能や、地図との重ね合わせ表示機能は備えているが、方位情報を提供するものは少ないので、表示される地図に目標物が少ない登山者用では周囲の状況判断を視認によって行うことができないことが多い。このため、方位情報なしに経路(予定コース)に沿った移動をすることが難しいという難点がある。
【0009】
また、上記第2従来例の登山用ナビゲーション装置では、到達目標点までの残りの所要予定時間を予測して表示するが、登山中に登山者自身の現在位置が不明になるなど、不測の事態に陥ったときには対応できないという難点がある。
【0010】
本発明は、これらの難点を解消すべくなされたものであって、その目的とするところは、目標物が少ない登山時でも周囲の状況判断を視認によって行うことができ、経路(予定コース)に沿った移動を容易に行える登山者用ナビゲーション方法および装置並びにプログラムを提供することにある。
【0011】
本発明の他の目的は、登山中に登山者自身の現在位置が不明になるなど、不測の事態に陥ったときでも、予定登山コースへの復帰または下山を効率的に行うことのできる登山者用ナビゲーション方法および装置並びにプログラムを提供することである。
【0012】
ここに明記しない本発明のさらに他の目的は、以下の説明および添付図面から明らかになる。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記課題を解決するために、本発明の登山者用ナビゲーション装置は、
地図データを記憶する地図データ記憶手段と、
前記地図データに基づいて、地図を画面に表示する表示手段と、
GPS信号を受信して当該ナビゲーション装置の地理的な位置情報を生成すると共に、当該位置情報に対応する位置が所定の山岳部領域内にあるか否かを前記地図データに基づいて判断する位置情報生成・処理手段と、
前記位置情報に対応する位置が所定の山岳部領域内にあると判断したときに、前記表示手段の画面に表示されている地図上に当該位置情報に対応する位置を表示する表示情報処理手段とを備えている。
【0014】
(2) 本発明の登山者用ナビゲーション装置では、地図データ記憶手段に記憶した地図データに基づいて、地図を画面に表示する。また、位置情報生成・処理手段により、GPS信号を受信して当該ナビゲーション装置の地理的な位置情報を生成すると共に、当該位置情報に対応する位置が所定の山岳部領域内にあるか否かを前記地図データに基づいて判断する。そして、当該位置情報に対応する位置が所定の山岳部領域内にあると判断したときには、表示情報処理手段により、画面に表示されている前記地図上に当該位置を表示する。
【0015】
このため、目標物が少ない登山時でも周囲の状況判断を視認によって行うことができ、経路(予定コース)に沿った移動を容易に行うことができる。また、登山中に登山者自身の現在位置が不明になるなど、不測の事態に陥ったときでも、予定登山コースへの復帰または下山を効率的に行うことができる。
【0016】
(3) 本発明の登山者用ナビゲーション装置の好ましい例では、当該装置の方位角を検出する方位角検出手段をさらに有しており、前記表示情報処理手段は、前記方位角検出手段で検出された方位角を方位磁針として表示する。
【0017】
本発明の登山者用ナビゲーション装置の他の好ましい例では、前記位置情報生成・処理手段が、所定のタイマー周期に従って当該ナビゲーション装置の地理的な位置情報を生成すると共に、前記地図データに基づいて当該位置情報が所定の山岳部領域内にあるか否かを判断し、当該位置情報が所定の山岳部領域内にあると判断すると、前記画面に表示されている地図に、当該位置情報に対応する現在位置とを表示する。
【0018】
(4) 本発明の登山者用ナビゲーション方法は、
記憶した地図データに基づいて、地図を画面に表示するステップと、
GPS信号を受信して当該ナビゲーション装置の地理的な位置情報を生成すると共に、当該位置情報に対応する位置が所定の山岳部領域内にあるか否かを前記地図データに基づいて判断するステップと、
前記位置情報に対応する位置が所定の山岳部領域内にあると判断したときに、前記表示手段の画面に表示されている地図上に当該位置情報に対応する位置を表示するステップと
を備えている。
【0019】
(5) 本発明の登山者用ナビゲーション方法では、本発明の登山者用ナビゲーション装置で上述した理由により、目標物が少ない登山時でも周囲の状況判断を視認によって行うことができ、経路(予定コース)に沿った移動を容易に行うことができる。また、登山中に登山者自身の現在位置が不明になるなど、不測の事態に陥ったときでも、予定登山コースへの復帰または下山を効率的に行うことができる。
【0020】
(6) 本発明の登山者用ナビゲーション方法の好ましい例では、方位角を方位磁針として表示する。
【0021】
本発明の登山者用ナビゲーション方法の他の好ましい例では、所定のタイマー周期に従って当該ナビゲーション装置の地理的な位置情報を生成すると共に、前記地図データに基づいて当該位置情報が所定の山岳部領域内にあるか否かを判断し、当該位置情報が所定の山岳部領域内にあると判断すると、前記画面に表示されている地図に、当該位置情報に対応する現在位置とを表示する。
【0022】
(7) 本発明の登山者用ナビゲーション・プログラムは、
記憶した地図データに基づいて、地図を画面に表示するステップと、
GPS信号を受信して当該ナビゲーション装置の地理的な位置情報を生成すると共に、当該位置情報に対応する位置が所定の山岳部領域内にあるか否かを前記地図データに基づいて判断するステップと、
前記位置情報に対応する位置が所定の山岳部領域内にあると判断したときに、前記表示手段の画面に表示されている地図上に当該位置情報に対応する位置を表示するステップと
をコンピュータに実行させるものである。
【0023】
(8) 本発明の登山者用ナビゲーション・プログラムでは、本発明の登山者用ナビゲーション方法で上述した理由により、当該方法と同じ効果が得られる。
【0024】
(9) 本発明の登山者用ナビゲーション・プログラムの好ましい例では、方位角を方位磁針として表示するステップを含む。
【0025】
本発明の登山者用ナビゲーション・プログラムの他の好ましい例では、所定のタイマー周期に従って当該ナビゲーション装置の地理的な位置情報を生成すると共に、前記地図データに基づいて当該位置情報が所定の山岳部領域内にあるか否かを判断し、当該位置情報が所定の山岳部領域内にあると判断すると、前記画面に表示されている地図に、当該位置情報に対応する現在位置とを表示する。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の登山者用ナビゲーション装置の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0027】
図1は本発明の好適な一実施形態に係る登山者用ナビゲーション装置の構成を示す機能ブロック図である。本発明に係る登山者用ナビゲーション方法は、当該ナビゲーション装置で実行されるが、他の構成の装置でも実施可能であることは言うまでもない。また、本発明に係る登山者用ナビゲーション・プログラムは、本発明に係る登山者用ナビゲーション方法を実行するためのものである。
【0028】
図1において、本実施形態の登山者用ナビゲーション装置は、位置情報データベース1、地図データベース2、データ処理部11、メモリ21、位置情報処理部31、GPSユニット32、アンテナ33、方位情報処理部41、方位角センサ42、表示情報処理部51、操作情報処理部61および表示部71を備えており、いわゆる携帯情報端末の構成を持っている。従って、使用者(ユーザ)は、当該装置を携帯して容易に登山を行うことが可能である。
【0029】
位置情報データベース1には、GPS信号を利用してGPSユニット32で測位した位置情報が時系列で記録される。
【0030】
地図データベース2には、緯度および経度で管理された地図データが記憶されている。地図データベース2に記憶される地図データとしては、表示部71の画面に表示される、地形や市街地図等の地理的データからなる地図データ(以下、地図データという)と、測位した位置情報が山岳部であるか否かの判断に使用する山岳部の範囲を表すポリゴンの地図データ(以下、山岳部データという)とがある。
【0031】
メモリ21は、データ処理部11において実行されるプログラム(例えば、本発明にかかる登山者用ナビゲーション・プログラム)や、そのプログラムによるデータ処理に利用される種々のデータを記憶する。
【0032】
データ処理部11は、CPUまたはDSP等で実現されるもので、当該ナビゲーション装置に動作に必要な各種処理を単独で、あるいは他の処理部と協動して行う。
【0033】
GPSユニット32は、アンテナ33を介してGPS衛星の電波(GPS信号)を受信する。
【0034】
位置情報処理部31は、GPSユニット32により受信したGPS信号に基づいて、当該ナビゲーション装置の現在位置を示す位置情報を生成する。そして、データ処理部11と協動して、当該位置情報を位置情報データベース1に登録する。また、データ処理部11と協動して、地図データベース2に記憶されている山岳部データを利用して、生成した位置情報に対応する位置(現在位置)が山岳部に含まれているか否かを判断する。
【0035】
GPSユニット32および位置情報処理部31は、「位置情報生成・処理手段」の機能に対応する。
【0036】
方位情報処理部41は、方位角センサ42からの検出データを基に方位情報を生成する。方位角センサ42と方位情報処理部41は、「方位角検出手段」に対応する。
【0037】
表示情報処理部51、操作情報処理部61および表示部71は、ユーザ・インタフェースを司るものである。すなわち、表示情報処理部51は、地図データベース2に記憶されている地図データ、位置情報データベース1に登録されている位置情報、並びに方位情報処理部41で生成した方位情報等を表示部71の画面(図4参照)に表示する。
【0038】
操作情報処理部61は、ユーザ操作に対応する処理の実行をデータ処理部11に対して指示すると共に、表示部71の画面に表示する。
【0039】
表示部71は、GUI(Graphical User Interface)を備えており、上記各種情報の表示と共に、ユーザ指示を受け付ける各種ボタンをも画面に表示する。そして、各種ボタンをポインティング・デバイス(スクラッチパッド、ジョイスティック、トラックボール等)を介して、あるいは指先等で直接押下することにより、ユーザの意図を当該装置に伝えることができる。
【0040】
次に、以上説明した各構成要素の機能を踏まえて、本実施形態の登山者用ナビゲーション装置の動作について、図2、図3および図4を参照して説明する。
【0041】
図2は「経路情報表示」の要求に対して行われる処理を説明するフローチャート、図3は周期的に行われる「測位処理と現在位置の表示処理」を説明するフローチャート、図4は地図データ、位置情報および方位情報を表示した表示部71の表示例を示す説明図である。
【0042】
まず、図4を参照して、表示部71に表示される画面について説明する。図4の表示画面は、図示しないメニュー等を介してユーザが「経路情報表示」の指示を発し、操作情報処理部61がその指示を認識したときに表示される。
【0043】
図4の画面には、サイズの大きい経路地図領域101と、サイズの小さい経路地図領域102が描画・形成されている。経路地図領域101には、地図データベース2に格納された地図データに基づいて、現在地の近傍の地図Mが表示されている。その地図M上には、これまでの経路(足跡)Bと、緯度と経度で表された現在の位置情報Aと、現在位置C(図中の星印)とが表示されている。経路地図領域102には、地図データベース2に格納された地図データに基づいて、経路地図領域101のものと同じ地図Mが表示されており、その地図M上にこれまでの経路(足跡)Bと、現在位置C(図中の星印)とが表示されている。経路地図領域101上の地図Mは、経路地図102上の地図Mの現在位置Cの近傍の部分を拡大表示したものである。
【0044】
図4の画面には、さらに、方位磁針301が描かれており、そこには、方位情報処理部41が生成した方位情報に基づいて現在方位が表示されている。
【0045】
図4の画面上に表示されたスクロールボタン201は、上下左右および斜め上下左右の8方向にスクロールするための操作ボタンのセットであり、経路地図領域101上に表示される地図Mをユーザの希望に応じてスクロールさせるために使用する。
【0046】
拡大表示ボタン202および縮小表示ボタン203は、経路地図領域101上の地図M、経路Bおよび現在位置Cの表示をそれぞれ拡大および縮小するための操作ボタンである。地図入れ替えボタン204は、経路地図領域101と経路地図領域102の表示内容の入れ替えを指示するための操作ボタンである。
【0047】
次に、図2のフローチャートを参照して、ユーザからの「経路情報表示」の要求に対して行われる処理について説明する。
【0048】
まずステップS1で、操作情報処理部61がユーザによる経路情報表示の指示を認識すると、操作情報処理部61は表示情報処理部51に対して、地図Mの表示と、地図M上への位置情報A、経路B、現在位置Cの重ね合わせ表示と、方位磁針301による方位情報の表示を要求する。
【0049】
表示情報処理部51は、操作情報処理部61からの情報表示要求を受けると、データ処理部11と協動して、ステップS2で、登録されている位置情報を位置情報データベース1から取得し、ステップS3で、取得した位置情報から表示部71に表示すべき地図Mの表示範囲を算出する。位置情報データベース1には、GPSユニット32で得たGPS信号に基づき、位置情報処理部31が位置情報を時系列で順次登録している。GPSユニット32は、タイマーなどを用いて所定時間間隔で周期的に測位を実行し、その都度、位置情報データベース1に位置情報を記録する。表示情報処理部51は、その登録されている位置情報の中から、最新の(最後に記録された)位置情報(現在位置情報)と、それから所定数だけ時間的に遡った位置情報を選択し、選択したそれらの位置情報に基づいて地図Mの表示範囲を算出する。
【0050】
ステップS4では、表示情報処理部51が、データ処理部11と協動して、地図データベース2からステップS3で算出した地図Mの表示範囲分の地図データを取得する。そして、ステップS5で、経路地図領域102に地図Mを表示する。
【0051】
ステップS6では、表示情報処理部51が、経路地図領域102に表示した地図M上に現在位置Cをプロットすると共に、その現在位置Cから所定数だけ時間的に遡った位置をプロットし、それらのプロットした位置を直線で結んで登山者がそれまで移動してきた経路Bとして表示する。
【0052】
ステップS7では、表示情報処理部51が、位置情報データベース1に最後に記録されていた位置(現在位置)に対応する点Cをマーキング等で強調表示する。図4の例では、目立つように星印で強調表示している。この時、経路地図領域102に表示した地図Mと経路B、現在位置Cを拡大して経路地図領域101に表示する。経路地図領域101には、現在位置Cを緯度と経度で表現した現在位置情報Aも併せて表示する。
【0053】
ステップS8では、表示情報処理部51が、方位情報処理部61に対して方位情報の表示を要求する。方位情報処理部41は、その要求を受けると、所定の方位角検出・方位磁針表示処理を起動する。すなわち、方位角センサ42を用いて現在の方位角を検出し、得られた方位情報を方位磁針301に表示すべく、所定の処理を実行する。なお、方位角の検出は、タイマーなどを用いて所定時間間隔で周期的に行い、その都度、方位磁針301の表示を更新するようにする。
【0054】
以上のようにして、図4に示すような「経路情報表示」を行う。
【0055】
次に、図3のフローチャートを参照して、周期的に行われる「測位処理と現在位置の表示処理」について説明する。
【0056】
まず、ステップS101で、登山者用ナビゲーション装置(携帯情報端末)の電源が投入されると、ステップS102では、位置情報処理部31が周期的な測位間隔を計時するタイマーを起動する。このタイマーは、データ処理部11内のソフトウエア・タイマーであってもよいし、当該装置に組み込まれたハードウエア・タイマーであってもよい。
【0057】
ステップS103では、位置情報処理部31が、データ処理部11と協動して、現在位置の測位を行う。すなわち、GPSユニット32を用いてGPS衛星の電波を受信し、受信したGPS信号に基づいてその時の位置情報を生成する。
【0058】
ステップS104では、位置情報処理部31が、データ処理部11と協動して、生成した現在位置情報と地図データベース2に記録されている所定の山岳部データの範囲とを比較する。そして、ステップS105で、生成した現在位置情報に対応する位置が所定の山岳部に含まれているか否かを判断する。ステップS105で現在位置が山岳部に含まれていると判断した場合には、ステップS106に進み、生成した現在位置情報を位置情報データベース1に登録する。他方、ステップS105で山岳部に含まれていないと判断した場合には、生成した位置情報の登録を行わない(ステップS106を実行しない)でステップS111に飛ぶ。
【0059】
ステップS105で、位置情報処理部31が、現在位置が山岳部に含まれていると判断した場合には、ステップS106に続いて、ステップS107で、表示部71に経路情報を表示中であるか否かが判断される。そして、表示部71に経路情報を表示中であると判断されると、ステップS108に進み、表示情報処理部51が、生成した位置情報(現在位置情報)に対応する現在位置が、表示部71に表示されている地図Mの範囲内にあるか否かを判断する。そして、地図Mの範囲内にあると判断した時には、ステップS109に進んで強調表示を解除し、地図M上で強調表示されている位置(1つ前のタイマー周期で生成された旧現在位置)を通常表示に変更する。次のステップS110では、新たに生成した位置情報に対応する現在位置を地図M上に強調表示すると共に、当該現在位置を1つ前のタイマー周期で生成された旧現在位置と線で結んで経路表示Bを更新する。
【0060】
ステップS107で、表示部71に経路情報を表示中ではないと判断されると、ステップS108〜S110を実行しないでステップS111に飛ぶ。
【0061】
ステップS108で、生成した位置情報(現在位置情報)に対応する現在位置が、表示部71に表示されている地図Mの範囲内にないと判断した時には、ステップS113に進み、経路地図領域101および経路地図領域102に表示中の地図Mを消去する。そして、図2(経路情報表示要求処理)の手順により、2つの経路地図領域101と102における地図M、位置情報などの表示を更新する。その後、ステップS111に進む。
【0062】
ステップS111では、タイマー待ちの間(すなわち、タイマーの1周期内)にユーザ操作により測位処理終了の要求があったか否かを判断する。測位処理終了要求があったと判断すると、ステップS112に進んで一連の処理を終了する。次のタイマー周期が開始するまでに測位処理終了の要求がない時には、ステップS103に戻ってステップS104以降の処理を繰り返す。次のタイマー周期が開始するまでに測位処理終了の要求があると、その時点で処理は終了である。
【0063】
以上説明したように、本実施形態の登山者用ナビゲーション装置では、地図データベース2に山岳部の範囲を表す山岳部データを含む地図データを記憶しておき、位置情報処理部31により、GPSユニット32で受信したGPS信号に基づき当該装置の地理的な位置情報を生成する。そして、その山岳部データに基づいて、当該位置情報に対応する位置(現在位置)が所定の山岳部の範囲内にあるか否かを判断し、現在位置が所定の山岳部範囲内にあるときには、表示情報処理部51により、表示部71に表示されている地図M上に現在位置Cを識別表示(強調表示)する。このように、本実施形態の登山者用ナビゲーション装置によれば、ユーザが登山中であることを自動的に認識して現在位置Cと経路Bを地図Mと重ね合わせて表示するので、操作性、視認性に優れている。
【0064】
また、方位情報処理部41および方位角センサ42(方位角検出手段)によって、当該ナビゲーション装置の方位角を検出し、得られた方位角を方位磁針301として画面に表示する。したがって、目標物が少ない登山時でも周囲の状況判断を視認によって行うことができ、経路(予定コース)に沿った移動が容易となる。よって、遭難等の事故を効果的に防止することができる。
【0065】
さらに、現在位置の測位を周期的に行って、表示部71における現在位置や登山経路の地図との重ね合わせ表示や方位情報表示を周期的に更新するので、登山中の現在位置や方位の把握、登山経路の確認を容易に行うことができる。このため、登山中に登山者自身の現在位置が不明になるなど、不測の事態に陥ったときでも、有用な情報を提供して、登山者の自力による予定登山コースへの復帰または下山を効率的に行うことができる。また、登山者が測位の開始および終了を操作する必要もなく、操作性にも優れている。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の登山者用ナビゲーション装置およびナビゲーション方法並びにナビゲーション・プログラムによれば、目標物が少ない登山時でも周囲の状況判断を視認によって行うことができ、経路(予定コース)に沿った移動を容易に行うことができる。また、登山中に登山者自身の現在位置が不明になるなど、不測の事態に陥ったときでも、予定登山コースへの復帰または下山を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る登山者用ナビゲーション装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】経路情報表示の要求に対して行われる処理を説明するフローチャートである。
【図3】周期的に行われる測位処理と現在位置の表示処理を説明するフローチャートである。
【図4】地図データ、位置情報および方位情報を表示した表示部の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1  位置情報データベース
2  地図データベース
11  データ処理部
21  メモリ
31  位置情報処理部
32  GPSユニット
33  アンテナ
41  方位情報処理部
42  方位角センサ
51  表示情報処理部
61  操作情報処理部
71  表示部

Claims (9)

  1. 地図データを記憶する地図データ記憶手段と、
    前記地図データに基づいて、地図を画面に表示する表示手段と、
    GPS信号を受信して当該ナビゲーション装置の地理的な位置情報を生成すると共に、当該位置情報に対応する位置が所定の山岳部領域内にあるか否かを前記地図データに基づいて判断する位置情報生成・処理手段と、
    前記位置情報に対応する位置が所定の山岳部領域内にあると判断したときに、前記表示手段の画面に表示されている地図上に当該位置情報に対応する位置を表示する表示情報処理手段と
    を備えた登山者用ナビゲーション装置。
  2. 当該装置の方位角を検出する方位角検出手段をさらに有しており、
    前記表示情報処理手段は、前記方位角検出手段で検出された方位角を方位磁針として表示する請求項1に記載の登山者用ナビゲーション装置。
  3. 前記位置情報生成・処理手段が、所定のタイマー周期に従って当該ナビゲーション装置の地理的な位置情報を生成すると共に、前記地図データに基づいて当該位置情報が所定の山岳部領域内にあるか否かを判断し、当該位置情報が所定の山岳部領域内にあると判断すると、前記画面に表示されている地図に、当該位置情報に対応する現在位置とを表示する請求項1または2に記載の登山者用ナビゲーション装置。
  4. 記憶した地図データに基づいて、地図を画面に表示するステップと、
    GPS信号を受信して当該ナビゲーション装置の地理的な位置情報を生成すると共に、当該位置情報に対応する位置が所定の山岳部領域内にあるか否かを前記地図データに基づいて判断するステップと、
    前記位置情報に対応する位置が所定の山岳部領域内にあると判断したときに、前記表示手段の画面に表示されている地図上に当該位置情報に対応する位置を表示するステップと
    を備えた登山者用ナビゲーション方法。
  5. 方位角を方位磁針として表示するステップを含む請求項4に記載の登山者用ナビゲーション方法。
  6. 所定のタイマー周期に従って当該ナビゲーション装置の地理的な位置情報を生成すると共に、前記地図データに基づいて当該位置情報が所定の山岳部領域内にあるか否かを判断し、当該位置情報が所定の山岳部領域内にあると判断すると、前記画面に表示されている地図に、当該位置情報に対応する現在位置とを表示する請求項5または6に記載の登山者用ナビゲーション方法。
  7. 記憶した地図データに基づいて、地図を画面に表示するステップと、
    GPS信号を受信して当該ナビゲーション装置の地理的な位置情報を生成すると共に、当該位置情報に対応する位置が所定の山岳部領域内にあるか否かを前記地図データに基づいて判断するステップと、
    前記位置情報に対応する位置が所定の山岳部領域内にあると判断したときに、前記表示手段の画面に表示されている地図上に当該位置情報に対応する位置を表示するステップと
    をコンピュータに実行させるための登山者用ナビゲーション・プログラム。
  8. 方位角を方位磁針として表示するステップを含む請求項7に記載の登山者用ナビゲーション・プログラム。
  9. 所定のタイマー周期に従って当該ナビゲーション装置の地理的な位置情報を生成すると共に、前記地図データに基づいて当該位置情報が所定の山岳部領域内にあるか否かを判断し、当該位置情報が所定の山岳部領域内にあると判断すると、前記画面に表示されている地図に、当該位置情報に対応する現在位置とを表示する請求項7または8に記載の登山者用ナビゲーション・プログラム。
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