JP2004028530A - 機器取付用の吊り金具およびこれを用いた換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】確実に目視しながら機器を吊りボルトと吊り金具を使用して設置固定できるとともに、吊り金具の設置安定性が向上することとなる機器取付用の吊り金具を提供する。
【解決手段】換気装置2の天井部より上方の位置でフラップ金具16を吊りボルト13に固定するとともに、補助金具20の左右傾き方向の動きを阻止するようにその下端の両端部に爪部21を設け、爪部21を換気装置2のフランジ部4に当接させて補助金具20を固定することにより、確実に目視しながら換気装置2を吊りボルト13と吊り金具を使用して設置固定できるとともに、吊り金具の設置安定性が向上することとなる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調機、換気装置などの機器を建物からぶら下がっている吊りボルトに用いて取り付ける機器取付用の吊り金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の機器取付用の吊り金具としては、図8および図9に示す吊り金具116がある。図8および図9に示すように、吊り金具116と吊りボルト113をワッシャー115a、115bとナット114a、114bで締めつける固定部が換気装置102の側面近傍のなかほどにあり、吊り金具116の下部をフランジ部104に当接し、吊り金具116のU字口に吊りボルト113を通しワッシャー115a、115bとナット114a、114bで締め付け、吊り金具116と換気装置102を換気装置102の内側下部よりねじ119で固定することを特徴とする吊り金具であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、吊り金具116と吊りボルト113をワッシャー115a、115bとナット114a、114bで締めつける固定部が換気装置102の天面部120を超えていないため、換気装置102を設置する際に作業者110が点検口107から見て締めつけ作業をするときに前記固定部が換気装置102に隠れ、締めつけ作業を手探りで行わなければならないという課題があった。
【0004】
また、換気装置102のフランジ部104に設けてある袋部117に吊り金具116の歯118を挿入し、吊り金具116を換気装置102の下部内側よりねじ119で固定する場合に、左右傾き方向の動きに対し固定が不十分であるという課題があった。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、機器を吊り金具と吊りボルトを用いて固定する際の施工時に吊り金具と吊りボルトを固定する作業が確実に目視しながらできる機器取付用の吊り金具を提供することを目的とする。
【0006】
また、吊り金具と機器との固定がより強固なものとなり、機器の設置安定性が改善された機器取付用の吊り金具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の機器取付用吊り金具は、建物の天井裏内に設けられ、、側部にダクトと接続されるアダプターを設け、一端側に外方に突出したフランジ部を設けた箱体と、この箱体の内部に設けた送風部とを備えた機器を、前記天井裏内で保持し取り付けるために、前記建物に固定され下方に延びる吊りボルトに取り付けられるフラップ金具と、このフラップ金具に取り付けられる補助金具とを備えた機器取付用の吊り金具であって、前記機器の天井部より上方の位置で前記フラップ金具を前記吊りボルトに固定するとともに、前記補助金具の左右傾き方向の動きを阻止するようにその下端の両端部に爪部を設け、前記爪部を前記機器の前記フランジ部に当接させて前記補助金具を固定することを特徴とするの下端の両端部に爪部を設け、前記換気装置のフランジに当接させて固定したものである。
【0008】
また、本発明の機器取付用吊り金具は、フラップ金具に設けられた貫通口に六角ねじを通し、水平方向から締め付けて補助金具の上部に螺合固定したものである。
【0009】
また、本発明の機器取付用吊り金具は、補助金具の上部に水平面を設け、この水平面にフラップ金具の下面を当接させ、六角ねじで連結したものである。
【0010】
また、本発明の機器取付用吊り金具は、フラップ金具の一端側を円弧状に形成したものである。
【0011】
また、本発明の機器取付用吊り金具は、機器の箱体のフランジ部に形成される基部から前記機器の側面から一定間隔設けて上方に突出する保持部を形成した係合部に補助金具の端部を係合させるものである。
【0012】
また、本発明の換気装置は、請求項1〜5のいずれかに記載の機器取付用の吊り金具を使用して建物の天井裏内で保持し取り付けるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、機器の天井部より上方の位置で前記フラップ金具を吊りボルトに固定するとともに、補助金具の左右傾き方向の動きを阻止するようにその下端の両端部に爪部を設け、前記爪部を前記機器のフランジ部に当接させて前記補助金具を固定することにより、吊り金具と吊りボルトを締めつけ固定する作業が確実に目視しながら行うことができるとともに、吊り金具の設置安定性が向上することとなる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、特に請求項1に記載の機器取付用の吊り金具において、フラップ金具に設けられた貫通口に六角ねじを通し、水平方向から締め付けて補助金具の上部に螺合固定したことにより、フラップ金具と補助金具とを水平方向より締めつけ作業ができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、特に請求項1に記載の機器取付用の吊り金具において、補助金具の上部に水平面を設け、この水平面にフラップ金具の下面を当接させ、六角ねじで連結したことにより、フラップ金具が補助金具の上部の水平面上で可動自在で、吊りボルトと吊り金具との締めつけ位置の誤差を緩和させることができる。
【0016】
請求項4に記載の発明は、特に請求項3に記載の機器取付用の吊り金具において、フラップ金具の一端側を円弧状に形成したことにより、フラップ金具が水平面上で移動または回動するような状況が発生したとしても、フラップ金具の周辺に存在する電源部またはコードを損傷することがなくなる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、特に請求項1〜4のいずれかに記載の機器取付用の吊り金具において、機器の箱体のフランジ部に形成される基部から前記機器の側面から一定間隔設けて上方に突出する保持部を形成した係合部に補助金具の端部を係合させることにより、補助金具と係合部を係合させた際に、係合部に設けてある保持部により、吊り金具の前後の傾き方向の動きも阻止することができる。
【0018】
請求項6に記載の発明は、特に請求項1〜5のいずれかに記載の機器取付用の吊り金具を使用して換気装置を建物の天井裏内で保持し取り付けることにより、換気装置の天井裏内での取り付けが容易に行うことができる。
【0019】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0020】
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、下面に吸込口1を有し、側部にダクト11と接続されるアダプター5を備えた吹出口3を設け、一端側に外方に突出したフランジ部4を有する箱体の内部に送風部として送風機を具備する機器である換気装置2を構成する。天井張り6に点検口7と埋め込み口8を設け、埋め込み口8より天井張り6上側にある天井裏9の空間に換気装置2を入れ込み、フランジ部4の水平面を天井張り6の室内面と当接させ、作業者10は点検口7より覗き設置作業をする。天井裏9の空間内に、アダプター5のダクト11側接続口にダクト11を接続し、ダクト11を天井裏9の空間内を配管し室外に連通させる。そして、下面の吸込口1より室内の空気を吸込み、側面の吹出口3、アダプター5のダクト11接続口を通り、接続したダクト11より室外に排出する。
【0021】
次に、天井裏9の空間に最低2本以上ぶら下がっている建物の天井壁12などに打ち込まれている吊りボルト13に対し、各々の吊りボルト13にナット14a、14bを通し、2つのワッシャー15a、15bをワッシャー15a、15bに設けてある各々の貫通穴に吊りボルト13を通した後にナット14a、14bを吊りボルト13に通す。そして、貫通口である長穴18とU字口17を設け、U字口17の端部は下側に向け折曲げた形状とし、これと反対側の端部が円弧状の形状となっているフラップ金具16と、換気装置2の側面と当接する平面を備え、補助金具20に、換気装置2の天面部25を超えてL字に曲がった面を水平面状に形成し、フラップ金具16の長穴18に六角ねじ19を通し、六角ねじ19が螺合されるタップを形成する。補助金具20の下端の中央部にフランジに設けられた袋部23に挿入する歯22を備え、換気装置2の側面と当接する平面に換気装置2と固定するためのねじが螺合されるタップを補助金具20の下部に設け、フラップ金具16に設けてある長穴18に六角ねじ19を通し、U字口17の端部の折曲げ形状が下側に向くように、補助金具20の上部の水平面にフラップ金具16の下面を当接し、補助金具20の上部の水平面に備えている六角ねじ19が螺合されるタップに通して連結させる。そして、補助金具20は、そのL字に曲げた端部が換気装置2側に向くようにフランジ部4に当接するものである。換気装置2の側面と補助金具20の平面とを当接させ、補助金具20の下端の中央部に設けてある歯22を、フランジ部4の換気装置2の一側面の両端側に1箇所ずつ設け、換気装置2の反対の一側面にも同様に、両端側1箇所ずつ設けた袋部23に挿入する。
【0022】
図3および図4に示すように、袋部23の最下部に歯22を当接させ、また、補助金具20の下端の両端部に設けてある爪部21をフランジ部4に当接させ、換気装置2の下部内側より換気装置2の側面に設けてあるねじ用貫通穴にねじ24を通し、補助金具20に設けたねじ用タップにねじ24を螺合し固定する。そして、吊りボルト13に通してある2個のワッシャー15a、15bのうち、1個をフラップ金具16の上面に当接させ、もう1個を下面に当接させるように、フラップ金具16に設けてあるU字口17に吊りボルト13を挿入し、吊りボルト13に通してある2個のナット14a、14bでフラップ金具16を上面側、下面側から各々ワッシャー15a、15bを挟むようにナット14a、14bを締めつけ、吊りボルト13とフラップ金具16を固定する。次に、フラップ金具16の長穴18を通し、補助金具20の上部に設けてある六角ねじ19用タップに六角ねじ19を螺合して締めつけフラップ金具16と補助金具20を固定する。
【0023】
また、換気装置2と補助金具20をねじ24によって換気装置2の下部内側より締めつけ固定する構造となっているが、換気装置にねじ24の固定部が設け、換気装置2の外側より補助金具と換気装置を固定する構成としても同様の効果を得ることができる。
【0024】
また、本発明の吊り金具で取り付ける装置は、熱交換気扇、中間ダクト、天埋換気扇、気調システム等の空調機または換気装置であっても、同様の効果を奏するものである。
【0025】
上記構成において、換気装置2を天井裏9の空間において、天井壁12よりぶら下がっている吊りボルト13に吊り金具を使用して設置するときには、図1および図2に示すように行う。つまり、天井張り6に設けてある埋め込み口8より換気装置2を埋め込み、作業者10が点検口7よりフラップ金具16と補助金具20を六角ねじ19で連結させた吊り金具で換気装置2と吊りボルト13を固定し設置する。補助金具20の下端部をフランジ部4に当接させて固定しても、吊りボルト13と吊り金具をナット14a、14bとワッシャー15a、15bによって締めつけ固定する作業箇所が、換気装置2の天面を超えるため、作業者10が点検口7より覗き、吊り金具がフランジ部4に設けてある4箇所の袋部23のどこに固定されても、目視しながら吊りボルト13に通してあるナット14a、14bを締めつけ、吊り金具と吊りボルト13を固定できる。しかし、従来の吊り金具であれば、図8に示すように、吊りボルト13と吊り金具をナット14a、14bとワッシャー15a、15bで締めつけ固定する作業箇所が、換気装置の天面部25を超えていないため、換気装置102に吊り金具116を固定する位置が点検口107側に1箇所設けた場合は、点検口側とは反対側に固定した吊り金具116と吊りボルト113をワッシャー115a、115bとナット114a、114bで締めつけ固定する箇所が、換気装置102に隠れてしまい、ワッシャー115a、115bとナット114a、114bを締めつけ吊りボルト113と吊り金具116を固定する作業が目視しながらできなくなり、手探りの作業を余儀なくされる。これに対し本発明では、吊りボルト13を吊り金具を構成しているフラップ金具16のU字口17に挿入する作業の際に、補助金具20とフラップ金具16を六角ねじ19で連結しているため、フラップ金具16が水平面上を自在に可動することになる。そのため、吊りボルト13と吊り金具を固定する際に、六角ねじ19を緩めておくことにより、フラップ金具16を可動させることができる。そして、吊り金具と換気装置2とを固定する箇所のずれによる、吊りボルト13と吊り金具のU字口17との位置誤差を緩和できることとなる。また、補助金具20とフラップ金具16とを六角ねじ19で連結していることにより、天井壁12までの鉛直方向の空間距離が狭くてもレンチなどを使用して水平方向より締めつけ固定作業ができることとなる。また、フラップ金具16の吊りボルト13を通して固定する形状が、U字口17となっているため、鉛直方向からの挿入だけでなく、水平方向からの挿入も可能となる。そして、換気装置2にダクト11を配管するため、換気装置2にダクト11の重さ、ダクト11を接続したアダプター5の接続方向に引張力や押力がかかる場合があり、引張力、押力が換気装置2に加わってしまい左右方向に吊り金具が傾いてしまうことになるが、左右傾き方向の動きに対し阻止するようにフランジ部4に補助金具20の下端の両端部に設けてある爪部21を当接し固定するため、換気装置2のダクト11配管接続後の設置安定性が向上することとなる。
【0026】
このように本発明の実施形態1の吊り金具によれば、フラップ金具16と補助金具20を六角ねじ19により構成する吊り金具において、吊りボルト13を通して締めつけ固定する箇所であるU字口17が、換気装置2の天面部25より上側にあることにより、吊りボルト13と吊り金具をワッシャー15a、15bとナット14a、14bで締めつけ固定する作業が目視しながらできる。
【0027】
また、フラップ金具16の吊りボルト13を通す形状が、U字口17になっているため鉛直方向からだけでなく、水平方向からも吊りボルト13が挿入できる。
【0028】
また、補助金具20の下端の両端部に爪部21を設け、フランジ部4に当接させることにより吊り金具の左右傾き方向の動きを阻止することができる。
【0029】
また、フラップ金具16と補助金具20を六角ねじ19で連結しているため、六角ねじ19を締めつけ固定するところから天井壁12までの空間が狭くても、レンチなどの工具を使用することにより水平方向からの締めつけ作業ができる。
【0030】
また、吊り金具がフラップ金具16と補助金具20で構成され、補助金具20の上部の水平面にフラップ金具16の下面を当接させ、六角ねじ19で連結することにより、六角ねじ19を締めつけない状態であれば、フラップ金具16が補助金具20の上部の水平面上で可動自在で、吊りボルト13と吊り金具との締めつけ位置の誤差を緩和させることができる。
【0031】
また、フラップ金具16のU字口17の反対側の端部を円弧状に形成したことにより、フラップ金具16が水平面上で移動または回動したとしてもフラップ金具16周辺に存在する電源部またはコードを損傷することがなくなる。
【0032】
また、吊り金具を使用して換気装置2を建物の天井裏9内で保持し取り付けることにより、換気装置2の天井裏9内での取り付けを容易に行うことができる。
【0033】
(実施の形態2)
図5に示すように、フラップ金具16と補助金具26を六角ねじ19によって連結する構成の吊り金具において、補助金具26の下端の両端部に爪部21を設け、補助金具26とフランジ部4を当接させる端部27の形状がコの字となっている。そして、補助金具26における端部27を、フランジ部4に形成される基部28を設け、基部28から換気装置の側面より一定間隔(補助金具26の厚さにほぼ等しい間隔)で、上方に突出する保持部29を形成した係合部30に係合させる構成とする。また、図5において、図1および図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
【0034】
上記構成において、図6および図7に示すように、補助金具26の下端の両端に設けてある爪部21を、フランジ部4に当接させ、補助金具26のコの字形状の端部27をフランジ部4に形成されている係合部30に係合させ、換気装置の下部内側よりねじ24で締めつけ固定する。そして、補助金具26の左右傾き方向の動きに対し阻止するようにフランジ部4に設けた爪部21を当接し固定するため、ダクトの配管接続後の設置安定性が向上することとなる。また、係合部30に保持部29が備えてあるため、補助金具26の換気装置の側面と当接する面と反対側の面において、補助金具26との当接面が大きくとることができる。そのため、補助金具26の換気装置側への傾きと、保持部29側への傾きの両方の動きに対しても阻止することができる構成となる。
【0035】
このように本発明の実施の形態2の吊り金具によれば、吊り金具を構成する補助金具26の下端の両端部に爪部21を設け、フランジ部4に設けた係合部30に係合させ、爪部21とフランジ部4を当接することにより、吊り金具の左右傾き方向の動きを阻止することができる。
【0036】
また、補助金具26と係合部30を係合させた際に、係合部30に設けてある保持部29により、吊り金具の前後の傾き方向の動きも阻止することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上のように、本発明の機器取付用の吊り金具によれば、機器の天井部より上方の位置でフラップ金具を吊りボルトに固定するとともに、補助金具の左右傾き方向の動きを阻止するようにその下端の両端部に爪部を設け、前記爪部を前記機器の前記フランジ部に当接させて前記補助金具を固定することにより、吊り金具と吊りボルトを締めつけ固定する作業が確実に目視しながら行うことができるとともに、吊り金具の設置安定性が向上することとなる。
【0038】
また、フラップ金具と補助金具からなる構成の吊り金具で、吊りボルトを固定するフラップ金具と補助金具を六角ねじで連結する構成とすることにより、フラップ金具と補助金具とを水平方向より締めつけ作業ができる。
【0039】
また、補助金具の上部に水平面を設け、この水平面にフラップ金具の下面を当接させ、六角ねじで連結することにより、フラップ金具が補助金具の上部の水平面上で可動自在で、吊りボルトと吊り金具との締めつけ位置の誤差を緩和させることができる。
【0040】
また、フラップ金具の一端側を円弧状に形成したことにより、フラップ金具の周辺に存在する電源部またはコードを損傷することがなくなる。
【0041】
また、機器の箱体のフランジ部に形成される基部から前記機器の側面から一定間隔設けて上方に突出する保持部を形成した係合部に補助金具の端部を係合させることにより、吊り金具の前後の傾き方向の動きも阻止することができる。
【0042】
また、前述の機器取付用の吊り金具を使用して換気装置を建物の天井裏内で保持し取り付けることにより、換気装置の天井裏内での取り付けが容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における機器取付用の吊り金具と機器の構成を示す断面図
【図2】同機器取付用の吊り金具の構成を示す斜視図
【図3】同機器取付用の吊り金具の補助金具と袋部を示す拡大正面図
【図4】同機器取付用の吊り金具の補助金具と袋部を示す拡大断面図
【図5】本発明の実施の形態2における機器取付用の吊り金具を示す斜視図
【図6】同機器取付用の吊り金具の補助金具と係合部を示す拡大正面図
【図7】同機器取付用の吊り金具の補助金具と係合部を示す拡大断面図
【図8】従来の機器取付用の吊り金具と機器の構成を示す断面図
【図9】同機器取付用の吊り金具の構成を示す斜視図
【符号の説明】
2    換気装置
4    フランジ部
5    アダプター
6    天井張り
7    点検口
8    埋め込み口
9    天井裏
11   ダクト
12   天井壁
13   吊りボルト
16    フラップ金具
17    U字口
19    六角ねじ
20    補助金具
21    爪部
22    歯
24    ねじ
25    換気装置の天面部
26    補助金具
27    端部
28    基部
29    保持部

Claims (6)

  1. 建物の天井裏内に設けられ、側部にダクトと接続されるアダプターを設け、一端側に外方に突出したフランジ部を設けた箱体と、この箱体の内部に設けた送風部とを備えた機器を、前記天井裏内で保持し取り付けるために、前記建物に固定され下方に延びる吊りボルトに取り付けられるフラップ金具と、このフラップ金具に取り付けられる補助金具とを備えた機器取付用の吊り金具であって、前記機器の天井部より上方の位置で前記フラップ金具を前記吊りボルトに固定するとともに、前記補助金具の左右傾き方向の動きを阻止するようにその下端の両端部に爪部を設け、前記爪部を前記機器の前記フランジ部に当接させて前記補助金具を固定することを特徴とする機器取付用の吊り金具。
  2. フラップ金具に設けられた貫通口に六角ねじを通し、水平方向から締め付けて補助金具の上部に螺合固定することを特徴とする請求項1の機器取付用の吊り金具。
  3. 補助金具の上部に水平面を設け、この水平面にフラップ金具の下面を当接させ、六角ねじで連結することを特徴とする請求項1に記載の機器取付用の吊り金具。
  4. フラップ金具の一端側を円弧状に形成したことを特徴とする請求項3に記載の機器取付用の吊り金具。
  5. 機器の箱体のフランジ部に形成される基部から前記機器の側面から一定間隔設けて上方に突出する保持部を形成した係合部に補助金具の端部を係合させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の機器取付用の吊り金具。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の機器取付用の吊り金具を使用して建物の天井裏内で保持し取り付けることを特徴とする換気装置。
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JP2022069947A (ja) * 2020-10-26 2022-05-12 三菱電機株式会社 送風装置

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