JP2004028514A - 冷蔵庫 - Google Patents

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JP2004028514A
JP2004028514A JP2002188873A JP2002188873A JP2004028514A JP 2004028514 A JP2004028514 A JP 2004028514A JP 2002188873 A JP2002188873 A JP 2002188873A JP 2002188873 A JP2002188873 A JP 2002188873A JP 2004028514 A JP2004028514 A JP 2004028514A
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Yuki Nagai
永井 由紀
Toshie Hiraoka
平岡 利枝
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Abstract

【課題】食品が本来持っている栄養成分・色素成分を保持できる冷蔵庫を得る。
【解決手段】扉7が閉の時には、容器6は図4のAの位置であり、抗酸化放出ユニット8の細穴9から抗酸化成分が放出される。次に、ユーザーは扉7を開き、容器6を矢印Bの方向に引き出すことによって、容器6はCの位置に移動し、食品を取り出す。ここで、抗酸化放出ユニット8は傾いていき、抗酸化放出ユニット8内部の粒子状の抗酸化剤10は多方向に移動し、抗酸化放出ユニット8の表面部の粒子と内部の粒子が入れ替わり、新放出面が確保される。これにより、細穴9から放出される抗酸化成分が止まることなく、継続的に放出される。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、冷蔵庫の食品保存に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は例えば特開2000−180034号公報に示された従来の冷蔵庫の縦断面図、図9はこの冷蔵庫の野菜容器の分解斜視図、図10はこの野菜容器の要部断面図である。図において、31は冷蔵庫の野菜容器で、上面開口を有し、冷蔵庫30の内側に載置されている。32は収納部で、野菜容器31の内面側の背面上部に外側に張り出した上部34と前部35を開口し、前部35の両端より突き出した保持板36を一体に形成している。37は保鮮抗菌カセットで、野菜容器内面側に、複数の通気穴38を有し、揮発性抗菌成分を有する抗菌材39と、抗菌材39にねり込んだ保鮮作用のある芳香物質40とからなる抗菌保鮮物41を内蔵している。42は支持部で、保鮮抗菌カセット37の両端に一体に形成され、野菜容器31の保持板36の厚みと同寸の段差を有している。
【0003】
次に動作について説明する。
通気穴38を有する保鮮抗菌カセット37に、揮発性抗菌成分を有する抗菌材39に保鮮作用のある芳香物質40をねり込んだ抗菌保鮮物41を内蔵し、野菜容器31の背面上部33に上部34と前部35を開口し、前部35の両端より突き出した保持板36を一体に形成した構成からなるので、保鮮抗菌カセット37を野菜容器31の背面上部の開口より、収納部32に差し込むことで保持でき内蔵された揮発性の保鮮抗菌物により青果物より放出されるエチレンガスの発生を抑制され容易に保鮮抗菌効果を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の冷蔵庫では、抗菌材39の揮発性抗菌成分は食品の保鮮効果をうたっているが、その本質は食品表面に付着した細菌の繁殖を抑制することで腐敗を遅らせるという効果であり、食品内部に含まれる栄養成分・色素成分などは保持されないという問題点があった。
【0005】
また、揮発性抗菌成分を冷蔵庫に配設するために、基材(抗菌材39)に保鮮作用のある芳香物質を練り込んだ方式では、時間の経過に伴い基材表面が乾燥・固化してしまい、内部の揮発性抗菌成分が放出されなくなるという問題点があった。
【0006】
さらに、基材(抗菌材39)の別方式として、マイクロカプセル化、サイクロデキストリン包摂された粉末を冷気風路に配設する方式もあるが、この方式では表面部の粉末内の成分が放出し終わると、表面部の残査物により通気が妨害され、内部成分の放出速度が遅くなるという問題点があった。
【0007】
また、繊維に保鮮作用のある芳香物質を担持し配設する方式もあるが、この方式は担持体の欠落があること、形状が固定され難いという問題点があった。
【0008】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、食品が本来持っている栄養成分・色素成分を保持できる冷蔵庫を得るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る冷蔵庫においては、少なくとも食品を保存する冷凍室、冷蔵室、野菜室、チルド室のいずれかを有し、空気中に抗酸化成分を放出する抗酸化剤と、少なくとも上記各室のいずれかに設けられ、前記抗酸化剤が収納され、通気穴を有する抗酸化剤放出ユニットとを備え、当該室の開閉に応じて前記抗酸化剤放出ユニットに振動を与えるものである。
【0010】
また、少なくとも食品を保存する冷凍室、冷蔵室、野菜室、チルド室のいずれかを有し、空気中に抗酸化成分を放出する抗酸化剤と、少なくとも上記各室のいずれかに設けられ、前記抗酸化剤が収納され、通気穴を有する抗酸化剤放出ユニットとを備え、当該室の開閉に応じて前記抗酸化剤放出ユニット内の前記抗酸化剤を攪拌させるものである。
【0011】
さらに、当該室の扉部に前記抗酸化剤放出ユニットを設けたものである。
【0012】
また、当該室の引き出しに前記抗酸化剤放出ユニットを設けたものである。
【0013】
また、前記抗酸化剤は、少なくともユーカリプトールまたはα−ピネンを有するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係わる冷蔵庫の全体概要図、図2はこの冷蔵庫のチルド室の構成図、図3はこのチルド室に設けられる抗酸化剤放出ユニットの断面図、図4はこの抗酸化剤放出ユニットに封入した抗酸化剤の特性図である。
【0015】
図において、1は冷蔵庫本体、2は冷凍室、3は冷蔵室、4は野菜室、5はチルド室であり、引き出し式の容器6と、容器6を引き出す動作に連動して開閉する扉7を有する。8は扉7の内側表面に設置され、粒子状の抗酸化剤10を封入し密閉性を保ち、容器形状からなる抗酸化放出ユニット、9は抗酸化放出ユニット8に設けられた細穴である。
【0016】
次に、動作について説明する。
まず、抗酸化剤10およびその特徴を説明する。抗酸化剤10はユーカリ抽出物またはローズマリー抽出物またはその両者の混合物からなる。食品の栄養成分・色素成分が保持されるメカニズムは次の通りである。食品、例えば野菜中に含まれている栄養成分・色素成分の中には、空気中の酸素が結びつき、即ち栄養成分・色素成分が酸化され、分解し減少するものがある。しかしながら、抗酸化剤10による抗酸化成分が存在することによって、空気中の酸素が食品に到達する前に抗酸化成分と結びついて消失し、結果的に食品中の栄養成分・色素成分が酸化分解されない。
【0017】
ここで、栄養成分は、ビタミンC、ポリフェノール、脂肪酸化抑制等を示し、色素成分はクロロフィル、ミオグロビン等を示す。
図4は食品にブロッコリーを用い、野菜室4内にユーカリまたはローズマリーを入れて貯蔵した場合であり、抗酸化剤がある場合は、抗酸化剤がない場合に比べてブロッコリ中の栄養成分であるビタミンCの減少が抑えられていることがわかる。
【0018】
なお、抗酸化の特性をもつ物質の代表としてはユーカリ類・ローズマリー類があるが、これ以外にもユーカリ・ローズマリー中に含まれている抗酸化作用をもつ成分であるユーカリプトール(1.8シネオール)、α−ピネンを多く含んでいる物質、ニアウリ・カンファーホワイト、マージョラムスパニッシュなどでもよい。
【0019】
次に、チルド室5の開閉により、抗酸化放出ユニット8内の抗酸化剤から抗酸化成分の放出面を確保する動作について説明する。
まず、扉7が閉の時には、容器6は図4のAの位置であり、抗酸化放出ユニット8の細穴9から抗酸化成分が放出される。次に、チルド室5に保管された食品の一部を取り出すために、ユーザーは扉7を開き、容器6を矢印Bの方向に引き出すことによって、容器6はCの位置に移動し、食品を取り出す。
【0020】
ここで、ユーザーが扉7を開くことにより、抗酸化放出ユニット8は傾いていき、抗酸化放出ユニット8内部の粒子状の抗酸化剤10は多方向に移動し、抗酸化放出ユニット8の表面部の粒子と内部の粒子が入れ替わり、新放出面が確保される。これにより、細穴9から放出される抗酸化成分が止まることなく、継続的に放出される。
よって、ユーザーが日常的に行うチルド室5の扉7の開閉動作により、抗酸化放出ユニット8からの抗酸化成分の放出が確保でき、チルド室5の食品の栄養成分・色素成分、例えば野菜中のビタミンC成分を保持できる。
【0021】
実施の形態2.
上記実施形態1では、扉部7の開閉によって抗酸化放出ユニット8が上下左右方向に振動を受ける場所に設置したものを示したが、実施の形態2では引き出しの開閉によって上下左右方向に振動を受ける場所に設置した場合を示す。
【0022】
図5はこの発明の実施の形態2に係わる冷蔵庫の野菜室の構成図である。図において、11は野菜室、12は野菜室11の上ケース、13は野菜室11に設置され、上ケース12のストッパーとなっている凸部、14は上ケース12に設置され、ストッパー凸部11に引っかかる引掛部、15は上ケース12の野菜室11側底面で、引掛部14の下方に設置された抗酸化放出ユニットであり、実施の形態1と同様に抗酸化剤を粒子状にしたものが封入され、細穴も有する。
【0023】
次に、動作について説明する。
まず、上ケース12底面の抗酸化放出ユニット15から抗酸化成分が野菜室11内に放出され、上ケース12および野菜室11に保管された野菜、果物等の食品の栄養成分・色素成分が保持される。
ここで、ユーザーが野菜室11を引き出し、上ケース12内の食品の一部を取り出すために、上ケース12を前後方向に移動させると、引掛部14は凸部13に乗り上がり、上ケース12は矢印Dの方向に移動し、凸部13を越えると矢印Eの方向に移動する。この時に抗酸化放出ユニット15は上下左右の方向に振動を受け、抗酸化放出ユニット15内部の粒子状の抗酸化剤は多方向に移動し、抗酸化放出ユニット15の表面部の粒子と内部の粒子が入れ替わり、新放出面が確保される。これにより、放出される抗酸化成分が止まることなく、継続的に放出される。
【0024】
よって、ユーザーが日常的に行う上ケース12の開閉動作により、抗酸化放出ユニット15からの抗酸化成分の放出が確保でき、野菜室11の食品の栄養成分・色素成分、例えば野菜中のビタミンC成分を保持できる。
【0025】
実施の形態3.
上記実施形態2、3では、扉部7や引き出し(上ケース12)の開閉によって振動を受ける場所に抗酸化放出ユニット8、15を設置したものを示したが、実施の形態3では引き出しの開閉によって粒子状の抗酸化剤を撹拌する装置を具備した場合を示す。
【0026】図6はこの発明の実施の形態3に係わる冷蔵庫の野菜室の上面図、図7はこの冷蔵庫の野菜室に設けられる抗酸化放出ユニットの透視図である。
図において、11は野菜室、16は野菜室外箱、17は野菜ケース、18は野菜室外箱16に設置された磁石、19は野菜ケース17の内側に設置された抗酸化放出ユニットであり、実施の形態1と同様に抗酸化剤を粒子状にしたものが封入されている。20は密閉性を保つことのできる抗酸化放出ユニット容器、21は容器20に開けられた細穴、22は紙面の左右方向に移動可能な金属性の棒、23は容器20の上面に設けられた金属製の棒22のガイドバー、24は容器20の下面に設けられた金属製の棒22のガイドバー、25は封入された粒子状の抗酸化剤である。
【0027】
次に、動作について説明する。
まず、抗酸化放出ユニット19の細穴21から抗酸化成分が野菜室11内に放出され、野菜室11に保管された野菜、果物等の食品の栄養成分・色素成分が保持される。
ここで、ユーザーが野菜室11内の食品の一部を取り出すために野菜ケース17を引き出すと、抗酸化剤25が封入された抗酸化放出ユニット容器20が磁石18近傍を通過する。この時、抗酸化放出ユニット容器20内の金属製の棒22は磁石18と引き合い、ガイドバー23、24に沿って、移動する。すなわち、野菜ケース17を引き出すときは金属製の棒22は向かって左から右へ、野菜ケース17をしまうときは金属製の棒22は向かって右から左へ移動する。これにより、抗酸化放出ユニット容器20内の粒子状の抗酸化剤25は攪拌され、多方向に移動し、表面部の粒子と内部の粒子が入れ替わり、新放出面が確保される。これにより、放出される抗酸化成分が止まることなく、継続的に放出される。
【0028】
よって、ユーザーが日常的に行う野菜室11の引き出し動作により、抗酸化放出ユニット容器20からの抗酸化成分の放出が確保でき、野菜室11の食品の栄養成分・色素成分、例えば野菜中のビタミンC成分を保持できる。
【0029】
なお、上記実施の形態1〜3では、チルド室および野菜室を用いて説明したが、この2室に限定されるものではなく、冷凍室および冷蔵室に同様に実施してもよいことは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
少なくとも食品を保存する冷凍室、冷蔵室、野菜室、チルド室のいずれかを有する冷蔵庫において、空気中に抗酸化成分を放出する抗酸化剤と、少なくとも上記各室のいずれかに設けられ、前記抗酸化剤が収納され、通気穴を有する抗酸化剤放出ユニットとを備え、当該室の開閉に応じて前記抗酸化剤放出ユニットに振動を与えるので、振動により抗酸化剤放出ユニット内の抗酸化剤を多方向に移動させ、抗酸化剤の表面部と内部が入れ替わり、抗酸化剤の新しい放出面が確保され、食品が本来持っている栄養成分・色素成分を保持することができ、抗酸化剤の長寿命化が計れ、抗酸化成分放出の確保と抗酸化剤の長寿命化の2つの効果を両立させることができる。
【0031】
また、少なくとも食品を保存する冷凍室、冷蔵室、野菜室、チルド室のいずれかを有する冷蔵庫において、空気中に抗酸化成分を放出する抗酸化剤と、少なくとも上記各室のいずれかに設けられ、前記抗酸化剤が収納され、通気穴を有する抗酸化剤放出ユニットとを備え、当該室の開閉に応じて前記抗酸化剤放出ユニット内の前記抗酸化剤を攪拌させるので、攪拌により抗酸化剤放出ユニット内の抗酸化剤を多方向に移動させ、抗酸化剤の表面部と内部が入れ替わり、抗酸化剤の新しい放出面が確保され、食品が本来持っている栄養成分・色素成分を保持することができ、抗酸化剤の長寿命化が計れ、抗酸化成分放出の確保と抗酸化剤の長寿命化の2つの効果を両立させることができる。
【0032】
さらに、当該室の扉部に前記抗酸化剤放出ユニットを設けたので、扉部の開閉による抗酸化剤放出ユニットへの振動または抗酸化剤放出ユニット内の抗酸化剤の攪拌によって抗酸化物質を多方向に移動させ、抗酸化剤の表面部と内部が入れ替わり、抗酸化剤の新しい放出面が確保され、食品が本来持っている栄養成分・色素成分を保持することができ、抗酸化剤の長寿命化が計れ、抗酸化成分放出の確保と抗酸化剤の長寿命化の2つの効果を両立させることができる。
【0033】
また、当該室の引き出しに前記抗酸化剤放出ユニットを設けたので、引き出しの開閉による抗酸化剤放出ユニットへの振動または抗酸化剤放出ユニット内の抗酸化剤の攪拌によって抗酸化物質を多方向に移動させ、抗酸化剤の表面部と内部が入れ替わり、抗酸化剤の新しい放出面が確保され、食品が本来持っている栄養成分・色素成分を保持することができ、抗酸化剤の長寿命化が計れ、抗酸化成分放出の確保と抗酸化剤の長寿命化の2つの効果を両立させることができる。
【0034】
また、前記抗酸化剤は、少なくともユーカリプトールまたはα−ピネンを有するので、食品が本来持っている栄養成分・色素成分を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の全体概要図である。
【図2】この発明の実施の形態1を示す冷蔵庫のチルド室の構成図である。
【図3】この発明の実施の形態1を示す冷蔵庫に設けられる抗酸化剤放出ユニットの断面図である。
【図4】この発明の実施の形態1を示す冷蔵庫に設けられる抗酸化剤放出ユニットに封入した抗酸化剤の特性図である。
【図5】この発明の実施の形態2を示す冷蔵庫の野菜室の構成図である。
【図6】この発明の実施の形態3を示す冷蔵庫の野菜室の上面図である。
【図7】この発明の実施の形態3を示す冷蔵庫に設けられる抗酸化放出ユニットの透視図である。
【図8】従来の冷蔵庫の縦断面図である。
【図9】従来の冷蔵庫の野菜容器の分解斜視図である。
【図10】従来の冷蔵庫の野菜容器の要部断面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体、 2 冷凍室、 3 冷蔵室、 4 野菜室、 5 チルド室、 6 容器、 7 扉、 8 抗酸化放出ユニット、 9 細穴、 11 野菜室、 12 上ケース、 13 凸部、 14 引掛部、 15 抗酸化放出ユニット、 16 野菜室外箱、 17 野菜ケース、 18 磁石、 19抗酸化放出ユニット、 20 抗酸化放出ユニット容器、 21 細穴、 22 金属性の棒、 23 ガイドバー、 24 ガイドバー、 25 抗酸化剤。

Claims (5)

  1. 少なくとも食品を保存する冷凍室、冷蔵室、野菜室、チルド室のいずれかを有する冷蔵庫において、
    空気中に抗酸化成分を放出する抗酸化剤と、
    少なくとも上記各室のいずれかに設けられ、前記抗酸化剤が収納され、通気穴を有する抗酸化剤放出ユニットとを備え、
    当該室の開閉に応じて前記抗酸化剤放出ユニットに振動を与えることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 少なくとも食品を保存する冷凍室、冷蔵室、野菜室、チルド室のいずれかを有する冷蔵庫において、
    空気中に抗酸化成分を放出する抗酸化剤と、
    少なくとも上記各室のいずれかに設けられ、前記抗酸化剤が収納され、通気穴を有する抗酸化剤放出ユニットとを備え、
    当該室の開閉に応じて前記抗酸化剤放出ユニット内の前記抗酸化剤を攪拌させることを特徴とする冷蔵庫。
  3. 当該室の扉部に前記抗酸化剤放出ユニットを設けたを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 当該室の引き出しに前記抗酸化剤放出ユニットを設けたことを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
  5. 前記抗酸化剤は、少なくともユーカリプトールまたはα−ピネンを有することを特徴とする請求項1〜4記載の冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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