JP2004028148A - すべり軸受 - Google Patents

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JP2004028148A
JP2004028148A JP2002182036A JP2002182036A JP2004028148A JP 2004028148 A JP2004028148 A JP 2004028148A JP 2002182036 A JP2002182036 A JP 2002182036A JP 2002182036 A JP2002182036 A JP 2002182036A JP 2004028148 A JP2004028148 A JP 2004028148A
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Toshiyuki Shimizu
清水 稔之
Shiro Nakajima
中島 史朗
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Meiji National Industrial Co Ltd
Original Assignee
Meiji National Industrial Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】軸受台とすべり軸受部との嵌合部分を平面とすることができて寸法測定、寸法管理精度が向上し、また、粉塵等が空気中を舞うような悪環境でも使用することができるすべり軸受を提供する。
【解決手段】軸受台1に上方に開口する軸受嵌入凹部11を形成し、軸Sが挿通される受け部21を形成したすべり軸受部2を前記軸受嵌入凹部11に嵌入すると共に、前記軸受嵌入凹部11に嵌入されたすべり軸受部2を蓋部3にて上方より固定するすべり軸受である。軸受嵌入凹部11及びすべり軸受部2を軸方向視において多角形状に形成した。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸受台に上方に開口する軸受嵌入凹部を形成し、軸が挿通される受け部を形成したすべり軸受部を前記軸受嵌入凹部に嵌入すると共に、前記軸受嵌入凹部に嵌入されたすべり軸受部を蓋部にて上方より固定するすべり軸受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、すべり軸受部を形成するのに、軸受台に軸受嵌入凹部を形成し、この軸受嵌入凹部に軸が挿通される受け部を形成したすべり軸受部を嵌入するすべり軸受が用いられている。
【0003】
これは、図5に示すように、すべり軸受部2’を支持する軸受台1’に軸受嵌入凹部11’を形成し、中央に受け部21が形成されたすべり軸受部2’を軸受嵌入凹部11’に嵌入するものである。
【0004】
この従来のすべり軸受にあっては、軸受台1’に形成する軸受嵌入凹部11’及びすべり軸受部2’は軸方向視において円状となるように機械加工にて形成するものであるため、軸受台1’とすべり軸受部2’との嵌合部分が曲面となって寸法測定がし難く且つ細かい寸法精度が必要となって寸法管理が困難なものであった。
【0005】
また、すべり軸受は転がり軸受に比べ安価であるが、軸と受け部間に隙間があって粉塵等の異物が混入して回転効率が悪くなるため、粉塵が空気中を舞うような悪環境では使用出来ないものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、軸受台とすべり軸受部との嵌合部分を平面とすることができて寸法測定、寸法管理精度が向上し、また、粉塵等が空気中を舞うような悪環境でも使用することができるすべり軸受を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係るすべり軸受は、軸受台1に上方に開口する軸受嵌入凹部11を形成し、軸Sが挿通される受け部21を形成したすべり軸受部2を前記軸受嵌入凹部11に嵌入すると共に、前記軸受嵌入凹部11に嵌入されたすべり軸受部2を蓋部3にて上方より固定するすべり軸受において、軸受嵌入凹部11及びすべり軸受部2を軸方向視において多角形状に形成して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、軸受台1とすべり軸受部2との嵌合部(即ちすべり軸受部2の外面及び軸受台1の軸受嵌入凹部11の内面)を曲面ではなく平面とすることができて、寸法測定及び寸法管理精度が向上するものである。
【0008】
また、すべり軸受部2の上端部に蓋部3にて下方に圧接される突起部4を平面視において軸Sを避けた位置に設けることが好ましい。このような構成とすることで、軸受台1と蓋部3とですべり軸受部2を確実に強固に挟持固定することができる。
【0009】
また、突起部4を線状に略平行に複数条設けることが好ましい。このような構成とすることで、受け部21の変形を低減することができて軸Sの回転効率の低下を防止できると共に、左右両側に挟持固定力が得られるため安定して固定することが可能となる。
【0010】
また、すべり軸受部の受け部の軸方向両側端部に全周に亘って側方に開口する凹部を形成し、前記凹部に軸と密着する防塵用フィルムを設けることが好ましい。このような構成とすることで、すべり軸受の受け部21に異物が混入することがなくなり、長期にわたって安定して軸Sを保持することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0012】
すべり軸受は、図1に示すように、軸受台1に軸受嵌入凹部11を上方に開口するように形成し、前記軸受嵌入凹部11に軸Sが挿通される受け部21を形成したすべり軸受部2を上方より嵌入し、すべり軸受部2を下方へ圧接するように蓋部3を軸受台1に固定して構成される。
【0013】
軸受台1は、図1に示すように、軸方向に所定の厚みを有する壁状に形成されるアルミダイカスト製のものである。軸受台1の上端面1aは略水平面に形成されると共に、軸受台1には軸方向に貫通して且つ上方に開口する軸受嵌入凹部11が形成される。軸受嵌入凹部11は、軸方向視において上方へいく程左右幅が若干幅広となる台形状に形成される。また、この軸受嵌入凹部11には、軸方向の一側端縁に内フランジ状をした位置決め部12が形成してあり、軸受嵌入凹部11に嵌入されるすべり軸受部2が位置決めされる。
【0014】
すべり軸受部2は、PPSを主成分とする合成樹脂製のもので、外殻形状が上記軸受嵌入凹部11とほぼ同形状をしたものである。更に詳述すると、すべり軸受部2の軸方向視における形状は、軸受嵌入凹部11の軸方向視における形状をほぼ同じで、上下高さは同じかあるいは軸受嵌入凹部11の上下高さより若干低く、軸受嵌入凹部11に嵌入された際にすべり軸受部2の上端面2aが軸受台1の上端面1aと面一となるか若干低く位置する。また、すべり軸受部2の軸方向の厚みは、上述した軸受台1の位置決め部12を形成していない側の側端面1bと位置決め部12の内側端面12aとの間の距離とほぼ等しく形成してあり、すべり軸受部2を軸受嵌入凹部11に嵌入して位置決め部12に当接して位置決めされたすべり軸受部2の外側端面2bが軸受台1の上記側端面1bとほぼ面一となるものである。
【0015】
すべり軸受部2には、内部に軸Sが挿通されてこの軸Sを支持する受け部21が形成してある。この受け部21は、その内径が軸Sの外径より若干大きくなるように形成される。なお、本実施形態のすべり軸受は、合成樹脂製のすべり軸受部2の自己潤滑性を利用したオイルレスベアリングである。
【0016】
このすべり軸受部2は、上端面2aに上方に向けて突設した突起部4を蓋部3にて下方に圧接した状態で固定するもので、以下に説明する。
【0017】
すべり軸受部2の上端面2aに突設する突起部4は、すべり軸受部2を軸受嵌入凹部11に嵌入した際に突起部4の上端部4a軸受台1の上端面1aよりも上方に位置するように形成される。本実施形態の突起部4は、軸受台1の上端面1aから0.3mm程突出するように形成される。
【0018】
一方、蓋部3は平板状をしたもので、軸受嵌入凹部11の左右方向(軸方向と直交し且つ水平となる方向)の長さよりも長く形成してあり、左右方向の両側端部付近には固着具挿通孔31が穿設してある。また、前記固着具挿通孔31に対応する軸受台1の上端面1aには固着孔13が螺設してある。
【0019】
すべり軸受部2の軸受台1への固定は、まずすべり軸受部2を軸受台1の軸毛嵌入凹部11に上方より嵌入して位置決め部12に当接させて位置決めする。そして、平板状の蓋部3を上方に配置して蓋部3の固着具挿通孔31に上方より固着具5を挿通して軸受台1の上端面1aに設けた固着孔13に螺着するのであるが、このとき、すべり軸受部2の上端面2aに設けた突起部4が軸受台1の上端面1aより上方に位置しているため、平板状の蓋部3が軸受台1の上端面1aに取付けられると突起部4が弾性変形のみならず塑性変形して潰れ、これによって軸受台1と蓋部3とですべり軸受部2が確実に強固に挟持固定される。
【0020】
また本実施形態では、この突起部4を軸方向に平行に二状設けてある。この二条の突起部4は、平面視においてすべり軸受部2の受け部21が形成された部分の両側にそれぞれ設けてある。これによって、受け部21の変形を低減することができて軸Sの回転効率の低下を防止できると共に、左右両側に挟持固定力が得られるため安定して固定することが可能となる。
【0021】
以上のような構成によれば、台形状をした軸受嵌入凹部11を形成したアルミダイカスト製の軸受台1及び、この軸受嵌入凹部11と同様の形状をしたすべり軸受部2を用いてすべり軸受を構成したことで、軸受台1とすべり軸受部2との嵌合部(即ちすべり軸受部2の外面及び軸受台1の軸受嵌入凹部11の内面)を曲面ではなく平面とすることができて、寸法測定及び寸法管理精度が向上するものである。
【0022】
次に、図3及び図4に基づいて他の実施形態について説明する。このすべり軸受は、粉塵が空気中を舞う悪環境にて使用可能とすべくシール(又はフィルター)を配設したものである。
【0023】
図3に示すように、すべり軸受部2の軸方向の両端部において、受け部21に外側方に開口する凹部23を内面全周に亘って設け、この凹部23に軸Sに密着するようにポリエステル製フィルムの防塵用フィルター24を設けるものである。凹部23は、本実施形態では図4に示すように軸方向視において正方形状に形成してあるが、特に限定されない。
【0024】
このようにすることで、すべり軸受の受け部21に異物が混入することがなくなり、長期にわたって安定して軸Sを保持することが可能となる。
【0025】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、軸受台に上方に開口する軸受嵌入凹部を形成し、軸が挿通される受け部を形成したすべり軸受部を前記軸受嵌入凹部に嵌入すると共に、前記軸受嵌入凹部に嵌入されたすべり軸受部を蓋部にて上方より固定するすべり軸受において、軸受嵌入凹部及びすべり軸受部を軸方向視において多角形状に形成したので、軸受台とすべり軸受部との嵌合部(即ちすべり軸受部の外面及び軸受台の軸受嵌入凹部の内面)を曲面ではなく平面とすることができて、寸法測定及び寸法管理精度が向上するものである。
【0026】
また請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、すべり軸受部の上端部に蓋部にて下方に圧接される突起部を平面視において軸を避けた位置に設けたので、軸受台と蓋部とですべり軸受部を確実に強固に挟持固定することができる。
【0027】
また請求項3記載の発明にあっては、上記請求項2記載の発明の効果に加えて、突起部を線状に略平行に複数条設けたので、受け部の変形を低減することができて軸の回転効率の低下を防止できると共に、左右両側に挟持固定力が得られるため安定して固定することが可能となる。
【0028】
また請求項4記載の発明にあっては、上記請求項1乃至3記載の発明の効果に加えて、すべり軸受部の受け部の軸方向両側端部に全周に亘って側方に開口する凹部を形成し、前記凹部に軸と密着する防塵用フィルムを設けたので、すべり軸受の受け部に異物が混入することがなくなり、長期にわたって安定して軸を保持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のすべり軸受の分解斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態のすべり軸受の分解斜視図である。
【図4】同上の断面図である。
【図5】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1  軸受台
11 軸受嵌入凹部
2  すべり軸受部
21 受け部
3  蓋部
S  軸

Claims (4)

  1. 軸受台に上方に開口する軸受嵌入凹部を形成し、軸が挿通される受け部を形成したすべり軸受部を前記軸受嵌入凹部に嵌入すると共に、前記軸受嵌入凹部に嵌入されたすべり軸受部を蓋部にて上方より固定するすべり軸受において、軸受嵌入凹部及びすべり軸受部を軸方向視において多角形状に形成して成ることを特徴とするすべり軸受。
  2. すべり軸受部の上端部に蓋部にて下方に圧接される突起部を平面視において軸を避けた位置に設けて成ることを特徴とする請求項1記載のすべり軸受。
  3. 突起部を線状に略平行に複数条設けて成ることを特徴とする請求項2記載のすべり軸受。
  4. すべり軸受部の受け部の軸方向両側端部に全周に亘って側方に開口する凹部を形成し、前記凹部に軸と密着する防塵用フィルムを設けて成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のすべり軸受。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009522482A (ja) * 2005-12-29 2009-06-11 ハーマン、ゲオルク 風から再生エネルギーおよび再生可能エネルギーを発生させるための装置およびシステム

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