JP2004026380A - オフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラ - Google Patents

オフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラ Download PDF

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JP2004026380A
JP2004026380A JP2002183531A JP2002183531A JP2004026380A JP 2004026380 A JP2004026380 A JP 2004026380A JP 2002183531 A JP2002183531 A JP 2002183531A JP 2002183531 A JP2002183531 A JP 2002183531A JP 2004026380 A JP2004026380 A JP 2004026380A
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rubber
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Hitoshi Ozawa
小澤 仁
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】紙汚れ防止と紙葉類の搬送精度向上が得られる低コストのオフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラを提供することにある。
【解決手段】軸にゴム層を圧入・締結したオフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラにおいて、前記ゴム層2がその内径部3の両端2カ所に凹部4を設けていることを特徴とする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等のOA(オフィスオートメーション)機器に用いられる紙葉類搬送用ゴムローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、複写機、プリンタ、FAX等のOA機器では、紙葉類を搬送するのに紙葉類搬送用ゴムローラが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図5は従来技術によるゴム層研磨加工後の紙葉類搬送用ゴムローラを示す断面図である。とくに高速複写機の場合、ゴム層2の外径両端部の跳ね上がり5に起因する紙汚れが問題になる。
【0004】
図6は図5の従来技術による紙葉類搬送用ゴムローラにC面取り加工を行った状態を示す断面図である。跳ね上がり5はニップ幅のばらつきを抑え、紙葉類の搬送精度を向上させる目的で行うゴム層表面6の研磨加工により発生する。そのため、跳ね上がり5を防止するためゴム層表面6の研磨加工後にゴム層2の外径両端部の隅部にC面取り7を二次加工で行っているので、コストアップになっている。
【0005】
また、上記ゴム層表面6の研磨加工においてもゴム層表面6の寸法公差とフレを厳しく管理しているので、これもコストアップになっている。
【0006】
上記の問題点を解決するために、本発明の目的は、紙汚れ防止と紙葉類の搬送精度向上が得られる低コストのオフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、軸にゴム層を圧入・締結したオフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラにおいて、前記ゴム層がその内径部の両端2カ所に凹部を設けているオフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラを最も主要な特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明では、請求項1において、前記ゴム層が前記軸の中央に1個設けられるオフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラを主要な特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明では、請求項1において、前記ゴム層が前記軸の両端に複数個設けられるオフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラを主要な特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明による紙葉類搬送用ゴムローラの第1の実施の形態を示す断面図である。図において、軸1上にゴム層2が圧入・締結される。
【0011】
図2は図1の第1の実施の形態に使用されるゴム層を示す断面図である。ゴム層2の内径両端部の内径寸法dをゴム層2の内径中央部の内径寸法cよりも大きくして、軸1にゴム層2を圧入・締結する。
【0012】
ゴム層2は、ゴム層幅aが20mm、ゴム層外径寸法bがφ16mm、ゴム層中央部内径寸法cがφ6mm、ゴム層両端凹部内径寸法dがφ8mmそして凹部幅eが3mmの形状を有している。このゴム層2はゴム硬度50〜70度のEPゴムを金型成形することによって得られる。
【0013】
図1において、軸1はSUM材にEリング等の機械加工を施して、無電解ニッケルメッキをする。軸1にゴム層2を圧入・締結させると、ゴム層2の外径寸法bは中央部gがφ16.2mm、両端凹部fがφ15.8mmとなり、いわゆる太鼓の胴形状になる。
【0014】
ゴム層2が太鼓の胴形状になるので、紙葉類を搬送したとき、ゴム層2の外径両端部にかかる圧力が低減され紙汚れの問題もなく、また紙厚に応じて適当なニップ幅が得られるので、厳しく外径寸法を管理することもなく良好な搬送精度を得ることができる。
【0015】
図3は本発明による紙葉類搬送用ゴムローラの第2の実施の形態を示す断面図である。この第2の実施の形態においては、軸1の両端部に2個のゴム層2が圧入・締結されている。
【0016】
したがって、ゴム層2は図1のように軸1の中央部の1カ所に圧入・締結させても良いし、図3のように軸1の両端部に複数個圧入・締結させても良い。
【0017】
図4は本発明による紙葉類搬送用ゴムローラと従来技術の紙葉類搬送用ゴムローラとの通紙実験結果を対比表の形で示す図である。図から明らかなように、本発明による紙葉類搬送用ゴムローラと従来技術の紙葉類搬送用ゴムローラとを通紙実験した結果、紙汚れおよび搬送精度の指標であるスキューともに本発明の方が優れている。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1によれば、ゴム層内径部の両端2カ所を凹形状にして軸に圧入・締結したので、ゴム形状が太鼓の胴形状になり、これによってゴム層外径両端部にかかる圧力が低減されて紙汚れの問題が解消される。
【0019】
また紙厚に応じて適当なニップ幅が得られるので、ゴム表面層を研磨加工して厳しく外径寸法を管理する必要もなくなり低コストのオフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラを提供することができる。
【0020】
請求項2によれば、前記ゴム層が前記軸の中央に1個設けられ、ゴム層内径部の両端2カ所を凹形状にして軸に圧入・締結したので、ゴム形状が太鼓の胴形状になり、これによってゴム層外径両端部にかかる圧力が低減されて紙汚れの問題が解消されるオフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラを提供することができる。
【0021】
請求項3によれば、前記ゴム層が前記軸の両端に複数個設けられるので、さらにゴム層外径両端部にかかる圧力が低減されて紙汚れの問題が改善されるオフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による紙葉類搬送用ゴムローラの第1の実施の形態を示す断面図である。
【図2】図1の第1の実施の形態に使用されるゴム層を示す断面図である。
【図3】本発明による紙葉類搬送用ゴムローラの第2の実施の形態を示す断面図である。
【図4】
本発明による紙葉類搬送用ゴムローラと従来技術の紙葉類搬送用ゴムローラとの通紙実験結果を対比表の形で示す図である。
【図5】
従来技術によるゴム層研磨加工後の紙葉類搬送用ゴムローラを示す断面図である。
【図6】
図5の従来技術による紙葉類搬送用ゴムローラにC面取り加工を行った状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 軸
2 ゴム層
3 ゴム層の内径部
4 ゴム層の内径両端の凹部
5 跳ね上がり
6 ゴム層表面
7 C面取り
a ゴム層幅寸法
b ゴム層外径寸法
c ゴム層中央部内径寸法
d ゴム層両端凹部内径寸法
e 凹部幅寸法
f ゴム層圧入後の中央部外径寸法
g ゴム層圧入後の両端凹部外径寸法

Claims (3)

  1. 軸にゴム層を圧入・締結したオフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラにおいて、前記ゴム層がその内径部の両端2カ所に凹部を設けていることを特徴とするオフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラ。
  2. 前記ゴム層が前記軸の中央に1個設けられることを特徴とする請求項1記載のオフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラ。
  3. 前記ゴム層が前記軸の両端に複数個設けられることを特徴とする請求項1記載のオフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラ。
JP2002183531A 2002-06-24 2002-06-24 オフィスオートメーション機器の紙葉類搬送用ゴムローラ Pending JP2004026380A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9914313B2 (en) 2015-09-30 2018-03-13 Seiko Epson Corporation Printing apparatus

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