JP2004026071A - 乗員保護装置の起動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トリップオーバー系横転を早い段階で検出して乗員保護装置を素早く起動させることができる乗員保護装置の起動装置を提供する。
【解決手段】車両のロール角速度を検出するための角速度センサ21と、ロール角速度より車両のロール相対角を算出する相対角演算手段31と、ロール角速度及びロール相対角が所定の閾値条件を満たす場合に車両横転と判定する横転判定手段33と、横転判定手段33により車両横転と判定された場合にカーテンエアバッグ41の起動を行う駆動制御手段34と、車両左右方向の加速度を検出する第1と第2の加速度センサ21,22とを備え、第1と第2の加速度センサ21,22によりそれぞれ検出された各加速度に基づいて車両の衝突状態を判別し、衝突状態に応じて車両横転を判定するための閾値条件を切り替える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載される乗員保護装置の起動装置に関するものであり、特に、車両横転時に適切なタイミングで乗員保護装置の起動を行う技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両横転時に乗員を保護するための乗員保護装置として、車両側面部に沿ってカーテン状に展開するエアバッグであるカーテンエアバッグや、瞬時にシートベルトを巻き取るプリテンショナ付きシートベルトやモータ等を用いて繰り返しシートベルトを巻き取る装置等を車両に搭載することが提案されている。
【0003】
例えば、従来の乗員保護装置起動システム51は、図8のブロック図に示すように、車両のロール角速度を検出するための角速度センサ61と、CPU80a、ROM80b、及びRAM80cを含むコントロールユニット80と、カーテンエアバッグ90とから構成されている。そして、角速度センサ61がロール角速度信号を出力すると、相対角演算手段81がロール角速度を積分演算してロール相対角を算出し、横転判定手段83が、ロール角速度及びロール相対角が所定条件を超える場合に車両横転と判定して、駆動制御手段84がカーテンエアバッグ90の起動を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、車両の横転には種々の態様があり、その態様によっては、より早い段階で車両横転の判定を行うことが必要とされる場合がある。例えば、車両が横滑りしてタイヤが道路の縁石などに衝突することにより、大きな衝撃加速度と共に大きな角速度が発生し、横転速度が急速に増加して横転に至る場合がある。このようなトリップオーバー系と称されるタイプの横転では、タイヤが縁石等に衝突して横滑り速度が減少した際の慣性でシート上の乗員が車体外側(ドア側)に移動するため、車両側面部に沿って展開するカーテンエアバッグのスムーズな展開が妨げられる場合がある。一方、プリテンショナ付きシートベルトやモータ等を用いて繰り返しシートベルトを巻き取る装置においても、早い段階でシートベルトの巻き取りが行われないと、乗員の車外放出防止や車両内部材への衝突を効果的に防止できない事態が生じうる。
【0005】
従って、タイヤが縁石等に衝突したような場合には、トリップオーバー系横転の発生を早めに検出してカーテンエアバッグ、プリテンショナ付きシートベルト、モータ等を用いて繰り返しシートベルトを巻き取る装置等の乗員保護装置を素早く作動させる必要がある。
【0006】
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、トリップオーバー系横転を早い段階で検出して乗員保護装置を素早く起動させることができる乗員保護装置の起動装置を提供することを解決すべき課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に記載の乗員保護装置の起動装置は、車両の挙動に応じて乗員保護装置を起動させる装置であって、車両のロール角速度を検出するための角速度センサと、その角速度センサにより検出されたロール角速度より車両のロール相対角を算出する相対角演算手段と、前記角速度センサにより検出されたロール角速度及び前記相対角演算手段により算出された車両のロール相対角が所定の閾値条件を満たす場合に車両横転と判定する横転判定手段と、その横転判定手段により車両横転と判定された場合に前記乗員保護装置の起動を行う駆動制御手段と、車両左右方向の加速度を検出する複数の加速度センサと、その複数の加速度センサによりそれぞれ検出された各加速度に基づいて車両の衝突状態を判別する衝突状態判別手段と、その衝突状態判別手段によって判別された衝突状態に応じて、車両横転を判定するための前記所定の閾値条件を設定する閾値切替手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
従って、複数の加速度センサが、車両左右方向の加速度を検出し、衝突状態判別手段が、複数の加速度センサによりそれぞれ検出された各加速度に基づいて車両の衝突状態(すなわち、衝突の有無、車両変形の有無等)を判別し、閾値切替手段は、衝突状態判別手段によって判別された衝突状態に応じて、車両横転を判定するための所定の閾値条件を設定する。そして、角速度センサが、車両のロール角速度を検出し、相対角演算手段が、角速度センサにより検出されたロール角速度より車両のロール相対角を算出し、横転判定手段は、角速度センサにより検出されたロール角速度及び相対角演算手段により算出された車両のロール相対角が、閾値切替手段により設定された所定の閾値条件を満たす場合に車両横転と判定し、駆動制御手段は、横転判定手段により車両横転と判定された場合に乗員保護装置の起動を行う。
【0009】
よって、車両横転を判定するための閾値条件が、車両の衝突状態に応じて設定されるので、横転のタイプに応じた適切なタイミングで横転判定を行うことにより乗員保護装置を効果的に起動させることができる。
【0010】
また、請求項2に記載の乗員保護装置の起動装置は、前記横転判定手段が、ロール角速度及びロール相対角をパラメータとする二次元マップ上に閾値ラインを設定し、前記角速度センサにより検出されたロール角速度及び前記相対角演算手段により算出されたロール相対角の履歴ラインが前記閾値ラインの原点側の非横転領域から反原点側の横転領域へ横切ったときに車両横転と判定するように構成され、前記閾値切替手段は、前記衝突状態判別手段によって判別された衝突状態に応じて前記閾値ラインを設定することを特徴とする。
【0011】
従って、車両横転を判定するための閾値ラインが、車両の衝突状態に応じて設定されるので、横転のタイプに応じた適切なタイミングで横転判定を行うことができる。
【0012】
また、請求項3に記載の乗員保護装置の起動装置は、前記複数の加速度センサが、車両の所定位置に配設されて第1の加速度を検出出力する第1の加速度センサと、前記所定位置とは車両左右方向において異なる他の所定位置に配設されて第2の加速度を検出出力する第2の加速度センサとからなり、前記閾値切替手段は、前記第1の加速度が所定値を超えているか又は前記第2の加速度が他の所定値を超えている場合に、車両側面における衝突があったと判定する衝突判定手段と、その衝突判定手段により車両側面における衝突があったと判定された場合に、前記第1及び第2の加速度の位相差が所定位相差未満であるか否かを判別する位相差判別手段とを備え、前記衝突判定手段によって車両側面における衝突が無かったと判定された場合に、通常判定閾値ラインを前記閾値ラインとして設定し、前記衝突判定手段によって車両側面における衝突があったと判定され、且つ前記位相差判別手段によって前記第1及び第2の加速度の位相差が前記所定位相差未満であると判別された場合に、トリップオーバー系判定閾値ラインを前記閾値ラインとして設定し、前記衝突判定手段によって車両側面における衝突があったと判定され、且つ前記位相差判別手段によって前記第1及び第2の加速度の位相差が前記所定位相差以上であると判別された場合に、側突時判定閾値ラインを前記閾値ラインとして設定するように構成されたことを特徴とする。
【0013】
従って、車両側面における衝突が無い場合と、車両変形を伴わない車両側面における衝突があった場合と、車両変形を伴う車両側面における衝突があった場合とを確実に判別し、それぞれの場合に応じた二次元マップ上の閾値ラインを設定することにより、横転のタイプに応じた適切なタイミングで横転判定を行うことができる。
【0014】
また、請求項4に記載の乗員保護装置の起動装置は、前記トリップオーバー系判定閾値ラインが、前記二次元マップ上において、前記通常判定閾値ライン及び前記側突時判定閾値ラインよりも原点寄りに設定されたことを特徴とする。
【0015】
従って、車両変形を伴わない車両側面における衝突によってトリップオーバー系横転が発生する可能性が高い場合に、二次元マップ上において通常判定閾値ライン及び側突時判定閾値ラインよりも原点寄りのトリップオーバー系判定閾値ラインが設定されることにより、横転を早い段階で検出して乗員保護装置を素早く起動させることができる。
【0016】
また、請求項5に記載の乗員保護装置の起動装置は、車両の挙動に応じて乗員保護装置を起動させる装置であって、車両の左右方向における回転を検出するロール検出手段と、そのロール検出手段の検出結果に基づいて車両横転を判定する横転判定手段と、その横転判定手段により車両横転と判定された場合に前記乗員保護装置の起動を行う駆動制御手段と、トリップオーバー系横転の発生可能性を判別するトリップオーバー系判別手段と、を備え、前記横転判定手段は、前記トリップオーバー系判別手段によりトリップオーバー系横転の発生可能性が高いと判別された場合に、通常よりも早いタイミングで車両横転の判定を行うように構成されたことを特徴とする。
【0017】
従って、トリップオーバー系判別手段は、トリップオーバー系横転の発生可能性を判別し、ロール検出手段は、車両の左右方向における回転を検出し、そのロール検出手段の検出結果に基づいて、横転判定手段は、トリップオーバー系判別手段によりトリップオーバー系横転の発生可能性が高いと判別された場合に、通常よりも早いタイミングで車両横転の判定を行う。
【0018】
よって、トリップオーバー系横転の発生可能性が高い場合に、通常より早いタイミングで車両横転の判定を行うことにより、車両の横滑りによりタイヤが縁石等に衝突して急激に横転に至る場合に素早く乗員保護装置を起動させることができる。
【0019】
また、請求項6に記載の乗員保護装置の起動装置は、前記乗員保護装置が、車両側面部に沿ってカーテン状に展開するカーテンエアバッグ、プリテンショナ付きシートベルト、又はモータ等を用いて繰り返しシートベルトを巻き取る装置の少なくとも一つを含んで構成されることを特徴とする。
【0020】
従って、車両横転時にカーテンエアバッグ、プリテンショナ付きシートベルト、又はモータ等を用いて繰り返しシートベルトを巻き取る装置の少なくとも一つを適切なタイミングで起動させることにより乗員を確実に保護することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した乗員保護装置の起動装置の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【0022】
図1は、本発明の一実施形態である乗員保護装置起動システム1の全体構成を示すブロック図である。
【0023】
乗員保護装置起動システム1は、図1に示すように、角速度センサ11と、第1のGセンサ21と、第2のGセンサ22と、コントロールユニット30と、カーテンエアバッグ41とから構成されている。尚、第1のGセンサ21が、本発明の第1の加速度センサを、第2のGセンサ22が、第2の加速度センサをそれぞれ構成するものである。
【0024】
カーテンエアバッグ41は、図2に示すように車室内の運転席側ドアの上方に設けられ、車両側面部に沿ってカーテン状に展開するエアバッグであり、車両横転時に、乗員が車外へ放出されることを防止したり(窓が開いている場合)、あるいは乗員がドア等の車両内部材へ衝突すること(窓が閉じている、あるいは開き量が小さい場合)を防止するための乗員保護装置の一種である。
【0025】
コントロールユニット30は、CPU30a、ROM30b、及びRAM30cにより構成され、CPU30aがROM30bに記憶された制御プログラムを読み出して実行することにより、相対角演算手段31と、閾値切替手段32と、横転判定手段33と、駆動制御手段34と、衝突判定手段35と、位相差判別手段36とを実現する。尚、CPU30aが実行する処理については、後述する。
【0026】
角速度センサ11は、図2に示すように、車両内中央に設けられて車両の左右方向の運動であるロールを検出し、ロール角速度信号として出力する。角速度センサ11としては、例えば、コリオリの力を用いて回転角速度を検出するタイプのセンサ等を用いることができる。
【0027】
第1のGセンサ21は、図2に示すように、車両内左右方向の中央に設けられて左右方向の加速度を検出し加速度信号として出力する。
【0028】
第2のGセンサ22は、図2に示すように、車両内右側(運転席側)に設けられて左右方向の加速度を検出し加速度信号として出力する。
【0029】
尚、第1のGセンサ21及び第2のGセンサ22は、当該車両の右壁の障害物との衝突に基づき生ずる加速度を正の値として検出する。また、両センサ21,22の配設位置は、上述した位置には限られず、車両左右方向において互いに異なる位置であればよい。
【0030】
次に、乗員保護装置起動メインルーチンの処理の流れについて、図3のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0031】
まず、車両の衝突状態に応じた横転判定閾値をRAM30c内の格納領域に格納するための横転判定閾値切替ルーチンを実行する(ステップ1。以下、S1と略記する。他のステップも同様。)。尚、横転判定閾値切替ルーチンの処理内容の詳細については後述する。
【0032】
次に、角速度センサ11よりロール角速度信号を読み込む(S2)。続いて、ロール角速度ωを積分することにより車両のロール相対角θを演算する(S3)。尚、車両のロール相対角とは、当該車両の電源スイッチをオンした時点における車両の姿勢を基準として、それ以後、車両が左右方向にどれだけ傾いたかを示す相対的なロール角である。また、車両の左右方向における回転の検出は、これらのロール角速度及びロール相対角を検出することによって実現される。
【0033】
次に、図5に示すように、ロール角速度及びロール相対角をパラメータとする二次元マップ上に閾値ラインを設定し、角速度センサ21により検出されたロール角速度及び相対角演算手段31(S3)により算出されたロール相対角の履歴ラインが閾値ラインの原点O側の非横転領域から閾値ラインを超えて反原点側の横転領域R0へ横切ったか否かを判定する(S4)。尚、図5の二次元マップにおける閾値ラインは、S1の横転判定閾値切替ルーチンにおいて決定され、RAM30c内の格納領域に格納されている。
【0034】
ロール角速度ω及びロール相対角θの履歴が閾値ラインを超えていない場合は(S4:No)、S1以降の処理を繰り返す。
【0035】
一方、ロール角速度ω及びロール相対角θの履歴が閾値ラインを超えて横転領域R0内に入っている場合は、車両横転と判定してカーテンエアバッグ41を起動させるように駆動制御を行う(S5)。
【0036】
尚、S3のステップが、図1のブロック図における相対角演算手段31に、S4のステップが横転判定手段33に、S5のステップが駆動制御手段34に、角速度センサ21及び相対角演算手段31が本発明のロール検出手段にそれぞれ相当するものである。
【0037】
次に、横転判定閾値切替ルーチンの処理の流れについて、図4のフローチャートを参照しつつ説明する。横転判定閾値切替ルーチンは、第1と第2のGセンサ21,22からの出力により車両の衝突状態を判定し、その衝突状態に応じて横転判定閾値の設定を行う処理ルーチンである。
【0038】
すなわち、まず、第1と第2のGセンサ21,22より、それぞれ左右方向の加速度データGY1(第1の加速度),GY2(第2の加速度)を読み込む(S11)。
【0039】
次に、加速度データGY1と第1の所定加速度GY1th、加速度データGY2と第2の所定加速度GY2thとを比較する(S12)。
【0040】
GY1がGY1th以下であり、且つ、GY2がGY2th以下である場合は(S12:No)、車両側面における衝突がなかったと判断されて、通常判定閾値をRAM30c内の格納領域に格納し(S13)、図3に示すメインルーチンへリターンする。
【0041】
一方、GY1がGY1thを超えているか、又は、GY2がGY2thを超えている場合は(S12:Yes)、車両側面における衝突があったと判断されてS14以降の処理を行う。
【0042】
すなわち、加速度データGY1、GY2の位相差φを算出する(S14)。ここで、GY1とGY2との位相差φは、図6に示すように、車両側面における衝突によって、第1の加速度GY1が所定値GY1thまで立ち上がるのに要する時間と、加速度GY2が所定値GY2thまで立ち上がるのに要する時間との差Δtに基づいて求められる。尚、図6(a)は、Δt(すなわち、位相差φ)が小さい場合における加速度データGY1、GY2のグラフを示しており、(b)は、Δt(すなわち、位相差φ)が大きい場合における加速度データGY1、GY2のグラフを示している。
【0043】
次に、位相差φと位相差の閾値φthとを比較する(S15)。位相差φが閾値φth以上である場合は(S15:No)、車両変形を伴う車両側面における衝突があったと判断されて、側突時判定閾値をRAM30c内の格納領域に格納し(S16)、メインルーチンにリターンする。
【0044】
一方、位相差φが閾値φth未満である場合は(S15:Yes)、車両変形を伴わない車両側面における衝突があったと判断されて、トリップオーバー系判定閾値をRAM30c内の格納領域に格納し(S17)、メインルーチンにリターンする。すなわち、車両変形を伴わない車両側面における衝突があった場合には、タイヤが道路の縁石等に衝突して横転に至るトリップオーバー系横転が発生する可能性が高いからである。
【0045】
尚、S11及びS12のステップが、図1の衝突判定手段35に、S14及びS15のステップが、図1の位相差判別手段36にそれぞれ相当するものである。また、S11,S12,S14及びS15のステップが、本発明の衝突状態判別手段、又はトリップオーバー系判別手段に、S13、S16、及びS17のステップが、図1の閾値切替手段32にそれぞれ相当するものである。
【0046】
次に、上述した横転判定閾値切替ルーチンにおいて設定される各閾値について説明する。
【0047】
通常判定閾値とは、斜面走行や車線変更時などに比較的遅い速度で横転する場合の横転判定閾値であり、例えば、図7の二次元マップにおいて閾値ラインSとして表される。
【0048】
また、側突時判定閾値とは、車両変形を伴うような側突の反動等により比較的遅い速度で横転する場合の横転判定閾値であり、例えば、通常判定閾値と同一に設定してもよい(その場合、図7の二次元マップにおいて閾値ラインSとして表される)。
【0049】
また、トリップオーバー系判定閾値とは、車両が道路の縁石などに衝突して比較的速い速度で横転するトリップオーバー系横転に対する横転判定閾値であり、例えば、図7のマップにおいて閾値ラインS’として表される。図7に示されるように、閾値ラインS’は閾値ラインSよりも原点O寄りに設定される。すなわち、横転速度の速いトリップオーバー系横転の場合には、他のタイプの横転よりも早い段階で横転判定を行ってカーテンエアバッグを起動させるためである。
【0050】
つまり、比較的遅い速度で横転する場合は、ロール角速度ω及びロール相対角θの履歴ラインが図7の二次元マップ上の閾値ラインSを超えたか否かを閾値条件として横転の判定を行い、一方、車両変形を伴わない衝突によりトリップオーバー系横転が発生する可能性が高い場合には、閾値ラインを二次元マップ上で原点O寄りの閾値ラインS’に移動させ、閾値ラインS’を閾値条件として、通常よりも早い段階で横転判定を行って素早くカーテンエアバッグ41を起動させるのである。
【0051】
上述したことから明らかなように、本実施形態の乗員保護装置起動システム1によれば、横転のタイプに応じた適切なタイミングで横転判定を行うことによりカーテンエアバッグ41を効果的に起動させることができる。特に、トリップオーバー系横転の発生可能性が高い場合に、通常より早いタイミングで車両横転の判定を行うことにより、車両の横滑りによりタイヤが縁石等に衝突して急激に横転に至る場合に素早くカーテンエアバッグ41を起動させることができる。
【0052】
尚、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
【0053】
例えば、前記実施形態では、運転席側のカーテンエアバッグ41を起動するための乗員保護装置起動システムに本発明を適用した例を示したが、他の座席用のカーテンエアバッグを起動するための乗員保護装置起動システムに適用可能であることは勿論である。
【0054】
また、乗員保護装置としてのカーテンエアバッグに本発明を適用した例を示したが、カーテンエアバッグに代えてプリテンショナ付きシートベルトやモータ等を用いて繰り返しシートベルトを巻き取る装置等の他の乗員保護装置の起動装置に適用してもよい。要するに、車両横転時に起動されるあらゆるタイプの乗員保護装置の起動装置として構成することが可能である。
【0055】
また、前記実施形態では、通常判定閾値と側突時判定閾値とを同一の閾値ラインとしたが、互いに異なる閾値ラインとしてもよい。
【0056】
また、前記実施形態では、車両側面における衝突の有無と、複数のGセンサからの加速度出力の位相差とに基づいて閾値条件を設定する構成としたが、さらに角速度センサ11からの出力値をも加味して閾値条件を設定するように構成してもよい。
【0057】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の乗員保護装置の起動装置によれば、横転のタイプに応じた適切なタイミングで横転判定を行うことにより乗員保護装置を効果的に起動させることができるという効果を奏する。特に、トリップオーバー系横転の発生可能性が高い場合に、通常より早いタイミングで車両横転の判定を行うことにより、車両の横滑りによりタイヤが縁石等に衝突して急激に横転に至る場合に素早く乗員保護装置を起動させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における乗員保護装置起動システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】各部材の車両における配設位置を示す模式的平面図である。
【図3】乗員保護装置起動メインルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】横転判定閾値切替ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】横転を判定するためのロール角速度及びロール相対角の横転領域R0を示す二次元マップである。
【図6】当該車両の側面衝突における第1のGセンサの検出加速度及び第2のGセンサの検出加速度の時間的変化をそれぞれ示すグラフであり、(a)は位相差が小さい場合を、(b)は位相差が大きい場合をそれぞれ示している。
【図7】二次元マップ上における閾値ラインの切り替えを説明するための説明図である。
【図8】従来技術における乗員保護装置起動システムの概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…乗員保護装置起動システム(乗員保護装置の起動装置)、11…角速度センサ(ロール検出手段)、21…第1のGセンサ(第1の加速度センサ)、22…第2のGセンサ(第2の加速度センサ)、31…相対角演算手段(ロール検出手段)、31…横転判定手段、32…閾値切替手段、34…駆動制御手段、35…衝突判定手段(トリップオーバー系判別手段)、36…位相差判別手段(トリップオーバー系判別手段)、41…カーテンエアバッグ(乗員保護装置)。

Claims (6)

  1. 車両の挙動に応じて乗員保護装置を起動させる装置であって、
    車両のロール角速度を検出するための角速度センサと、
    その角速度センサにより検出されたロール角速度より車両のロール相対角を算出する相対角演算手段と、
    前記角速度センサにより検出されたロール角速度及び前記相対角演算手段により算出された車両のロール相対角が所定の閾値条件を満たす場合に車両横転と判定する横転判定手段と、
    その横転判定手段により車両横転と判定された場合に前記乗員保護装置の起動を行う駆動制御手段と、
    車両左右方向の加速度を検出する複数の加速度センサと、
    その複数の加速度センサによりそれぞれ検出された各加速度に基づいて車両の衝突状態を判別する衝突状態判別手段と、
    その衝突状態判別手段によって判別された衝突状態に応じて、車両横転を判定するための前記所定の閾値条件を設定する閾値切替手段と、
    を備えたことを特徴とする乗員保護装置の起動装置。
  2. 前記横転判定手段は、ロール角速度及びロール相対角をパラメータとする二次元マップ上に閾値ラインを設定し、前記角速度センサにより検出されたロール角速度及び前記相対角演算手段により算出されたロール相対角の履歴ラインが前記閾値ラインの原点側の非横転領域から反原点側の横転領域へ横切ったときに車両横転と判定するように構成され、
    前記閾値切替手段は、前記衝突状態判別手段によって判別された衝突状態に応じて前記閾値ラインを設定することを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置の起動装置。
  3. 前記複数の加速度センサは、車両の所定位置に配設されて第1の加速度を検出出力する第1の加速度センサと、前記所定位置とは車両左右方向において異なる他の所定位置に配設されて第2の加速度を検出出力する第2の加速度センサとからなり、
    前記閾値切替手段は、
    前記第1の加速度が所定値を超えているか又は前記第2の加速度が他の所定値を超えている場合に、車両側面における衝突があったと判定する衝突判定手段と、
    その衝突判定手段により車両側面における衝突があったと判定された場合に、前記第1及び第2の加速度の位相差が所定位相差未満であるか否かを判別する位相差判別手段とを備え、
    前記衝突判定手段によって車両側面における衝突が無かったと判定された場合に、通常判定閾値ラインを前記閾値ラインとして設定し、
    前記衝突判定手段によって車両側面における衝突があったと判定され、且つ前記位相差判別手段によって前記第1及び第2の加速度の位相差が前記所定位相差未満であると判別された場合に、トリップオーバー系判定閾値ラインを前記閾値ラインとして設定し、
    前記衝突判定手段によって車両側面における衝突があったと判定され、且つ前記位相差判別手段によって前記第1及び第2の加速度の位相差が前記所定位相差以上であると判別された場合に、側突時判定閾値ラインを前記閾値ラインとして設定するように構成されたことを特徴とする請求項2に記載の乗員保護装置の起動装置。
  4. 前記トリップオーバー系判定閾値ラインは、前記二次元マップ上において、前記通常判定閾値ライン及び前記側突時判定閾値ラインよりも原点寄りに設定されたことを特徴とする請求項3に記載の乗員保護装置の起動装置。
  5. 車両の挙動に応じて乗員保護装置を起動させる装置であって、
    車両の左右方向における回転を検出するロール検出手段と、
    そのロール検出手段の検出結果に基づいて車両横転を判定する横転判定手段と、
    その横転判定手段により車両横転と判定された場合に前記乗員保護装置の起動を行う駆動制御手段と、
    トリップオーバー系横転の発生可能性を判別するトリップオーバー系判別手段と、
    を備え、
    前記横転判定手段は、前記トリップオーバー系判別手段によりトリップオーバー系横転の発生可能性が高いと判別された場合に、通常よりも早いタイミングで車両横転の判定を行うように構成されたことを特徴とする乗員保護装置の起動装置。
  6. 前記乗員保護装置は、車両側面部に沿ってカーテン状に展開するカーテンエアバッグ、プリテンショナ付きシートベルト、又はモータ等を用いて繰り返しシートベルトを巻き取る装置の少なくとも一つを含んで構成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の乗員保護装置の起動装置。
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