JP2004025895A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サブタンクのインクの消費量に見合ったインクをメインタンクから過不足なくタイムリに補給できるインクジェット記録装置の提供。
【解決手段】インクを吐出するヘッド部と、ヘッド部にインクを供給し、内部のインク液面に設けたフロートと、該フロートとの接触によってインク補給を停止するスイッチとを有するサブタンクとを有する記録ヘッドと、サブタンクに供給するインクを保持するメインタンクと、メインタンクからサブタンクにインクを補給する補給手段とからなるインクジェット記録装置。
【選択図】図1

Description

 この発明は、インクジェット方式によって印刷処理しうるインクジェット記録装置の技術分野に属するものである。
 従来、この種のインク補給手段を備えたインクジェット記録装置としては例えば特開平7−125242号公報(公知例)のものが挙げられる。
 この公知例のものの要点は記録ヘッド1に第1インクタンク(サブタンク2)を有し、移動中に記録を行うインクジェット記録装置であって、記録ヘッド1のH.P.への移動動作に応じて第1インクタンク2に接続されるインク送給手段8、9A、9B、10と第1インクタンク2内のインク残量検知手段4と、固定式第2インクタンク12とを具備しており、H.P.においてインク残量が所定値以下になると第2インクタンク12からインク送給手段により第1インクタンク2にインクを補給するものである。
 前記した公知例のものによってもインクの補給をなしうるとはいえ、尚改善の余地があった。
 この発明が解決しようとする第1の課題点は、インクカートリッジにおけるインク残量検出手段が不要となるものを提供することである。
 この発明が解決しようとする第2の課題点は、サブタンクへのインク供給の過不足を避けるものを提供することである。
 この発明が解決しようとする第3の課題点は、サブタンクへのインクの供給量を容易に制御することができるものを提供することである。
 この発明が解決しようとする第4の課題点は、サブタンクの液面からのインクの蒸発を抑えることができるものを提供することである。
 この発明が解決しようとする第5の課題点は、サブタンクに供給されたインクのごみや気泡を捕獲することができるものを提供することである。
 この発明が解決しようとする第6の課題点は、フロート動作を安定させて的確にサブタンクへのインクの供給と停止の制御ができるものを提供することである。
 この発明が解決しようとする第7の課題点は、電気回路という容易な手段で効果的にサブタンクにインクを補給できるものを提供することである。
 この発明が解決しようとする第8の課題点は、サブタンクへの供給量の数値制御を容易に行うことができるものを提供することである。
 前記の各課題点を解決するための対応手段を挙げると次の如くである。
(1) インクを吐出するヘッド部と、ヘッド部にインクを供給し、内部のインク液面に設けたフロートと、該フロートとの接触によってインク補給を停止するスイッチとを有するサブタンクとを有する記録ヘッドと、サブタンクに供給するインクを保持するメインタンクと、メインタンクからサブタンクにインクを補給する補給手段とからなるインクジェット記録装置。
(2) 前記フロートの一部または全部が導電材で形成され、前記スイッチがフロートの接触による電気回路の閉成により動作する前記(1)記載のインクジェット記録装置。
(3) 前記フロートの形状がサブタンクの断面形状と略等しい前記(1)又は(2)いずれか1項記載のインクジェット記録装置。
(4) 前記フロートの少なくともインク補給位置周辺がフィルタ状である前記(1)乃至(3)いずれか1項記載のインクジェット記録装置。
(5) 前記フロートのサブタンク内での稼動範囲が前記スイッチを動作させうる最短の範囲である前記(1)乃至(4)いずれか1項記載のインクジェット記録装置。
 前記の対応手段によれば消費された量に見合うインクをタイムリにサブタンクに補給し、しかも補給に過不足がないものであって課題点を有効に解消しうるものである。
 本発明の効果は次の如く顕著である。
A.サブタンクからのインク吐出・排出量管理が容易に行え、インク残量検出手段が不要となる。
B.サブタンクへのインクの供給し過ぎの誤りを避けることができる。
C.サブタンクへのインクの供給と停止の制御ができる。
D.電気回路という容易な手段で前記2を達成できる。
E.サブタンクのインクの液面からの蒸発を抑えることができる。
F.サブタンクに供給されたインクのごみや気泡を捕獲し、除去することができる。
G.サブタンクへのインクの供給量の数値制御を容易に行うことができる。
H.サブタンクへのインクの供給量を容易に制御することができる。
I.サブタンクへのインクの供給不足の誤りを避けることができる。
J.サブタンク内のフロート動作を安定させることができる。
 以下、この発明の具体的な内容を図面に示す各実施の形態に基づいて説明するが、その共通的な構成は次の如くである。
1.手段
 即ち、図1に示すこのインクジェット記録装置1000はインクを保持しうる記録ヘッド100がサブタンク10とヘッド部20を含んでおり、サブタンク10にはサブタンク10へのインク補給を停止するスイッチ30を具備しており、ヘッド部20には吐出及び排出されるインクの量を検出する供給量検出手段40を設けたものであって、モータ等の動力で駆動されるポンプ等による補給手段200によりサブタンク10にインクIKを補給しうるメインタンク300が連設されており、補給手段200は演算手段400からの指令によって操作される補給制御手段500によりその作動を制御されると共に、スイッチ30からの検出信号によっても操作されるように構成されている。
 又、演算手段400の構成についてはヘッド部20の吐出ドット数と排出量のドット数換算値の和を算出しうる機能を具備していることが望ましいものである。
2.作用
 以下、実施の形態1と共に説明する。
(実施の形態1)
(1) 手段
 図2に示す記録ヘッド100の特徴的な構成はサブタンク10内のインクIKの頂面に昇降可能にフロート11を浮かべたものであり、サブタンク10の蓋体12にはスイッチ30を装備させたものである。
(2) サブタンク10内のインクIKは記録手段によって消費されるに伴って随時記録ヘッド100のヘッド部20から適量宛供給されるものであり、サブタンク10内のインク収容量の減少状態はヘッド部20に設けた供給量検出手段40によって検出され、その検出信号から演算手段400において吐出ドット数と排出量のドット数換算値の和を演算し、補給制御手段500に演算結果を通信する。
 これによって補給制御手段500においては予め設定された設定値に応じて補給手段200を始動させるものであって、例えばポンプモータ等からなる補給手段200にあってはその回転数もしくは回転期間等を指定して作動させることとなり、図1に示すメインタンク300内のインクIKをサブタンク10内に円滑に補給しうるものである。
 尚、演算結果に対して幾分多い量のインクIKを補給するように予めセットしておけば、いかなる場合にあってもインクIKの補給不足は発生することがなく好ましいものである。
 ところで、サブタンク10の蓋体12にはスイッチ30がフロート11に臨ませて配備されているので、サブタンク10内にインクIKが補給されてフロート11が上昇してスイッチ30に当接すると、このスイッチ30は開放されることとなり、その信号を補給制御手段500に通信し、直ちに補給手段200を停止させるものである。
 従って、サブタンク10内のインクのオーバーフローは安全に防止されることとなり、引き続いてインクが消費されてフロート11が下降することによってスイッチ30が再び閉成されインクIKがサブタンク10内に自動的に補給されうるものである。
(実施の形態2)
 図3に示す記録ヘッド100Aが図2の記録ヘッド100と相違している特徴的な点は、フロート11Aの平面形状がサブタンク10Aの横断面形状に略等しく、その表面に導電体14Aを添設し、スイッチ30Aが導電体14Aに対向するように蓋体12Aに配備されている点である。
 従って、サブタンク10A内のインクIKが増量されてフロート11Aが上昇してスイッチ30Aに当接されるとスイッチ30Aが閉成されて補給手段200が停止されるものである。
 その他の点は実施の形態1と共通している。
 尚、フロート11Aはスイッチ30Aを閉成させれば足りるものであるから、少なくとも部分的に導電材料で構成されていればよいものである。
(実施の形態3)
 図4に示す記録ヘッド100Bにおけるサブタンク10B内のフロート11Bを部分的にフィルタ15Bとして透過性を持たせたものであって、その配設位置は好ましくは蓋体12Bに設けたインク供給口16Bに臨ませた近傍としている。
 従って、サブタンク10BにインクIKが供給される際にインクIK内のごみや気泡を効果的に除去しうるものである。
 その他の点は実施の形態1もしくは2に共通しているので符号にBを付して図示した。
(実施の形態4)
 図5に示す記録ヘッド100Cにおけるサブタンク10Cにフロート11Cの可動部17Cを設け、インクIKによって昇降されるフロート11Cは可動部17C内においてのみ可動状に形成されている。
 従って、フロート11Cは安定的に動作することとなり、インクIKの補給の指令信号が的確に発信され、サブタンク11C内のインクIKのオーバーフローを安全に未然防止しうるものである。
 その他の点は、実施の形態1及び2と共通しているので符号にCを付して表示した。
この実施の形態のインクジェット記録装置の模式図。 この実施の形態1の記録ヘッドの模式図。 この実施の形態2の記録ヘッドの模式図。 この実施の形態3の記録ヘッドの模式図。 この実施の形態4の記録ヘッドの模式図。
符号の説明
 1000  インクジェット記録装置
 100(A〜C)  記録ヘッド
 10(A〜C)  サブタンク
 11(A〜C)  フロート
 12(A〜C)  蓋体
 14A  導電体
 15B  フィルタ
 17C  可動部
 20(A〜C)  ヘッド部
 30(A〜C)  スイッチ
 40  供給量検出手段
 200  補給手段
 300  メインタンク
 400  演算手段
 500  補給制御手段

Claims (5)

  1.  インクを吐出するヘッド部と、ヘッド部にインクを供給し、内部のインク液面に設けたフロートと、該フロートとの接触によってインク補給を停止するスイッチとを有するサブタンクとを有する記録ヘッドと、サブタンクに供給するインクを保持するメインタンクと、メインタンクからサブタンクにインクを補給する補給手段とからなるインクジェット記録装置。
  2. 前記フロートの一部または全部が導電材で形成され、前記スイッチがフロートの接触による電気回路の閉成により動作する請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記フロートの形状がサブタンクの断面形状と略等しい請求項1又は2いずれか1項記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記フロートの少なくともインク補給位置周辺がフィルタ状である請求項1乃至3いずれか1項記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記フロートのサブタンク内での稼動範囲が前記スイッチを動作させうる最短の範囲である請求項1乃至4いずれか1項記載のインクジェット記録装置。
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JP2006327152A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Canon Finetech Inc インクジェット記録装置およびその制御方法
CN107757133A (zh) * 2017-11-27 2018-03-06 深圳华云智能装备科技有限公司 一种墨路控制方法和装置

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