JP2004024730A - 湿タオル自動包装装置 - Google Patents

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小沢 恵介
Motohiko Tanigawa
谷川 元彦
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Abstract

【課題】乾布状態の巻取タオル20を所定の長さに効率的に自動カットして適度な水分を含湿させた後、ロール状に巻き取る湿タオル自動供給装置25において、ロール状に巻き取る動作の後に、装置内にて自動的に包装する機能を有することを特徴とした湿タオル自動供給装置を提供する。
【解決手段】機筐1内の包装用合成樹脂フィルム2巻取ロール3を巻戻し、かつ上記巻戻しフィルム2の誘導受面7に誘導される上記フィルム2上にロール状湿タオル8を供給するよう形成し、上記受面7から進出した上記フィルム2’を上記湿タオル8上面に折返して門形発熱体10と、該門形アーム9に対応する固定門形発熱体11を上記受面7の両側から上部に亘って設け、上記門形アーム9の門形発熱体10の直上に設けた水平フィルムカッター12と、これに対応する固定水平フィルムカッター13を固定門形発熱体11の直上に設けてなるものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は小径ロール状湿タオル(水タオル)の自動包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の水タオル(ロール状湿タオル)は通常飲食店等では、お客の接待時に優先的に提供している。お客の手に付着した異物、汗等の除去、又、夏期には厚さを冷ます用途等としても使用される非常にポピュラーなものである。このような従来の水タオルは、綿布等で形成される乾布状のタオルに適量の水分が含湿された物であり、これは製造工場で洗濯を行った後、水分を適量含湿させて、ビニール等に包装して供給されていた。
【0003】
従来の水タオル自動供給装置は綿布等で形成された水タオルの不衛生綿、及び供給コスト等を低減する為に考案、開発されたものである。図9に従来の水タオル自動供給装置の概略図を示す。
【0004】
従来の水タオル自動供給装置は、装置内で乾布状態のタオルに、水分を適量含湿させた後、巻き取り機構にてロール状に巻き取り、そのままの状態で排出口より、完成された水タオルとしてトレイの上に直接排出し、使用者に提供されていた。
【0005】
しかしながら、以上のような従来の水タオル自動供給装置では、トレイの上が不衛生な状態であった場合、大腸菌などの人体に有害な菌が付着する恐れがありまた、排出された後、長い時間が経ってしまった場合などには、水分が蒸発して水タオルとしての機能を果たさない等の問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の課題を解決し、衛生面、機能面、及び精神的な満足面を大きく向上させることが可能な湿タオル自動包装装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため本発明は
第1に機筐内に包装用合成樹脂フィルム巻取ロールの支持部を設け、該支持部に支持された上記ロールから上記フィルムを巻戻す案内水平台上に該フィルムの巻戻し用間歇回動押えローラを設け、かつ上記巻戻しフィルムの誘導受面を設け、該受面に誘導される上記フィルム上にロール状湿タオルを供給するよう形成し、上記受面の先端前方に進出した上記フィルムを上記受面上面の上記湿タオル上面に折返す門形アームを往復回動自在に設け、門形アームに設けた門形発熱体と、該門形アームに対応する固定門形発熱体を上記受面の両側から上部に亘って設け、上記門形アームの門形発熱体の直上に設けた水平フィルムカッターと、これに対応する固定水平フィルムカッターを固定門形発熱体の直上に設けてなる湿タオル自動包装装置、
第2に上記受面に前方案内ガイドを一体に突設し、該受面及び前方案内ガイドを受面の後部を中心として昇降自在に形成してなる上記第1発明記載の湿タオル自動包装装置、
第3に上記機筐の前部に上記湿タオルを上記受面に誘導する案内杆を前後方向に揺動自在に懸垂し、かつ前方に発条で支持し、上記門形アームの上記水平フィルムカッターと上記案内杆の下端部とで上記前方に進出した上記フィルムを挟持して該門形アームを上記受面上方の固定水平フィルムカッター側に回動させる上記第1又は第2発明記載の湿タオル自動包装装置、
第4に上記案内水平台の前端に上記固定水平フィルムカッターの刃を設け、該刃と上記間歇押えローラ間を往復揺動するフィルム先端検知アームスイッチを設けてなる上記第1〜第3発明のいずれかに記載の湿タオル自動包装装置、
第5に機函内に乾いた原料巻取タオルを遊支し、上記巻取タオルを巻戻し、巻戻タオルを所定長にカットするカッターを備え、カットされた巻戻タオルに水分を含湿させる装置と、該タオルの小径ロール状巻回装置を有し、該装置によるロール状湿タオルの取卸口を備えてなる湿タオル自動供給装置を設け、上記取卸口の下方に上記巻戻しフィルム誘導受面を設けた上記第1〜第4発明のいずれかに記載の湿タオル自動包装装置、
第6に上記機筐を機函の下部に水平ガイドレールに沿って着脱自在に挿入し、上記湿タオルの取卸口の下方に上記巻戻しフィルムの誘導受面を設けた上記第5発明記載の湿タオル自動包装装置、
によって構成される。
【0008】
従って適度に含湿され、ロール状にされたロール状湿タオルを、装置内で自動的に包装する機構を具備し、また、この機構をユニット化することにより、包装用ビニールロールの交換、及びメンテナンス性を向上させることが可能となり、衛生的、経済的、及び上記湿タオルの機能持続が可能な、湿タオル自動包装装置を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
大形の機函17内上部に乾いた原料巻取タオル18を凹弧形容器18’内に遊支軸18”によって着脱自在に遊支する。
【0010】
上記巻取タオル18は上部から前方に牽引により巻戻され、案内ローラ26から下向ガイド27,27’間を経て固定カッター19及び回転カッター19’間に導入され、回転カッター19’の1回転毎に巻戻タオル20は一定長に切断され、傾斜案内面28の上面を下方に摺動する。
【0011】
上記案内面28の前方には該面28に向う噴射ノズル21’等により該案内面28に沿って下方に摺動するカットされた巻戻タオル20に水分を含湿させる装置21が設けられる。
【0012】
上記装置21は噴射ユニット29と上記噴射ノズル21’をチューブ21”で接続し、上記ユニット29はホース29’でポンプ30に接続させてあり、ポンプ30には水タンクTを接続させる。
【0013】
上記案内面28の下端には噴射ノズル21’から噴射される水で湿った案内面28上の巻戻タオル20を受入れる小径ロール状巻回装置22の受入口を臨ませる。
【0014】
上記巻回装置22はローラ22’,22”間に掛回された無端回動ベルトbの外周にタオル巻回し間隙tを介在させた案内板29aによって形成され、該間隙t内に巻回誘導突起29a’が設けられ、該間隙tの終端部にロール状湿タオル8の取卸口23を備えて湿タオル自動供給装置25が形成される。
【0015】
上記大形の機函17の下部前端部には小形の機筐1を水平ガイドレール24に沿って前方から後方に向って着脱自在に挿入し、上記取卸口23の下方に支持するものである。
【0016】
上記機筐1内には包装用合成樹脂フィルム2の巻取ロール3のU字形支持部4を設け、該支持部4に受入れられて支持された上記ロール3の上部から上記フィルム2を牽引により巻戻す案内水平台5が設けられる。
【0017】
上記牽引は上記水平台5上に接して設けた間歇回動押えローラ6と該水平台5との間に上記フィルム2を挿通し、該フィルム2の先端部2’は刃13’を後向にした固定水平フィルムカッター13の該刃13’から下方に垂れて機筐1に設けた凹弧状誘導受面7を経て前方案内ガイド7’の前方に進出し、上記押えローラ6の停止により該進出は停止する。
【0018】
この状態において、上記取卸口23からロール状湿タオル8が排出され、上記受面7内の上記フィルム2上に落下供給される。
【0019】
上記ガイド7’の前方に進出した上記フィルムの先端部2’を上記受面7の上面の上記湿タオル8の上面に折返す門形アーム9を往復回動自在に支軸31により軸支する。
【0020】
門形アーム9の内側には門形発熱体10を設け、該発熱体10と上記受面7の上面と湿タオル8の下面との間に介在する上記フィルム2の上部後面に、上記門形アーム9に対応する固定門形発熱体11を上記受面7の両側から上部に亘って設ける。
【0021】
さらに上記門形アーム9の門形発熱体10の直上に設けた水平フィルムカッター12と、これに対応する固定門形発熱体11の直上に上述の固定水平フィルムカッター13を設けてなるものである。
【0022】
又機筐1の前部には上記湿タオル8を上記受面7に誘導落下させる案内杆14を前後方向に揺動自在に懸垂し、かつ前方に発条15で牽引勝手に支持する。
【0023】
そして上記門形アーム9の上記水平フィルムカッター12と上記案内杆14の下端部とで上記前方に進出した上記フィルムの先端部2’を発条15に抗して挟持して該門形アーム9を上記受面7の上方の上記固定水平フィルムカッター13側に回動させることによって上記フィルムの先端部2’で受面7上の湿タオル8の上面を被覆することができる。
【0024】
上記門形アーム9をさらに回転軸31を中心に回動させると、該アーム9の水平フィルムカッター12が、上記固定水平フィルムカッター13の刃13’と衝合し、フィルム2をカットすると同時に門形発熱体10と上記固定門形発熱体11とが衝合し、両発熱体10,11間の上記フィルム2,2を加熱溶着し、受面7上の湿タオル8の両側及び上部を密封し、下部フィルム2は折返されて該湿タオル8は上記フィルム2によって密封包装される。
【0025】
上記発熱体10,11にはニッケル・クロム合金等によるジュール発熱板等が用いられ、上記フィルムカッター12,13や上記刃13’にも該合金を用いフィルム2を加熱切断することができる。
【0026】
上記巻戻しフィルム2の設定長は上記押えローラ6の回転角をパルスモータ32によって設定し、間歇停止によって上記フィルム2の牽引長(設定長)を定めることができる。
【0027】
上記フィルム2が上記カッター12,13及び刃13’によって切断されるタイミングも上記パルスモータ32の回転角度設定によって上記押えローラ6の停止と相俟って制御することができる。
【0028】
又上記水平台5の前端の刃13’と、上記押えローラ6間を往復揺動するフィルム先端のスタート位置検出アームスイッチ16を設け、刃13’で切断されたフィルム2の先端に追従する上記アームスイッチ16によって該フィルム2のスタート位置を検出することができる。
【0029】
上記アームスイッチ16はその揺動を光スイッチ16’で感知し、次の動作装置の起動スイッチとする。
【0030】
上記受面7は図に示すように前方案内ガイド7’を一体に突設し、これを受面7の後部の支軸7”を中心として若干上向から斜下向に発条7aに抗して下向に回動させて包装された湿タオル3’を機外に取卸すことができる。
【0031】
従って巻取ロール3は、駆動用パルスモータ32より動力を得て、時計方向に回転し、支持部4に収納されている上記巻取ロール3よりフィルム2の端面を案内水平台5上に繰り出して行く。
【0032】
上記フィルム2の端面は、先端位置アクチェータ(フィルム先端検出アームスイッチ16)が倒され、光センサ(光スイッチ16’)で回路形成することで感知される。
【0033】
駆動用パルスモータ32は湿タオルを包装するに十分なステップ数回転し、上記巻取ロール3の回転により、図3に示すように上記フィルム2が繰り出され、受面7から前方案内ガイド7’を通って、同ガイド7’の前方に進出し、湿タオルが受面7上に供給されるのを待ち受ける。
【0034】
図4に示すように、湿タオルが受面7上に到達すると、受面7の裏側に設置された、光学式反射センサーが反射光を感知する。受面7の下側に軸支された門形アーム9は、駆動用パルスモータ32から、動力を得て、回転軸31を中心に回転動作を行う。
【0035】
図4のように、門形アーム9の回転がある角度に到達すると、案内杆14の下端が上記フィルム2の先端部2’を発熱体10との間に挟み込むように接する。駆動用パルスモータ32は門形アーム9が、案内杆14を押し回すに十分なトルクを発生しているため、案内杆14は、アーム9の回転に追従して押しまわされる。案内杆14は回転軸31と上記下端との間に分割されている個所を有しており、その間に板バネ14’を有することによって、分割個所を連結している。
【0036】
図5に示すように、水平フィルムカッター12と固定水平フィルムカッター13とが接してフィルム2を切断するが、両カッター12,13には微弱な電流が流れており、双方のカッター12,13が接したところで、回路が形成される。この時の信号から、駆動パルスモータ32は、両カッター12,13が、完全にかみ合い終わるまでのステップ数回転して止まる。
【0037】
この時点で、上記フィルム2はカッター12,13により、適度な位置で切断される。また、上記発熱体10及び11に通電し、上記折返されたフィルム2は湿タオル8を被覆して縁部を門形に溶着する。
【0038】
発熱体10,11がフィルム2の縁部を門形に溶着した後、逆の動作を行って、門形アーム9を元の位置まで戻す必要が生じる。また、上記間歇押えローラ6(繰り出しローラ)は、若干の逆回転によって、カットされたフィルム2の先端を上記先端検出アームスイッチ16が元の位置まで戻る状態まで引き戻す動作を行う、必然的にフィルム2の先端位置は上記押えローラ6の軸センサーの垂直下にまで引き戻され、次の包装がスタートするまで待機する。
【0039】
このような動作を行う為には、駆動の伝達が、今までと逆になる必要が生じる、つまり駆動パルスモータ32は正回転で門形アーム9に動力を伝え、逆回転で上記押えローラ6に動力を伝えていたが、その逆に、逆回転で門形アーム9に動力を伝え、該アーム9を逆回転させ、正回転では上記押えローラ6に動力を伝え、ローラを逆回転させる。ここで言う正回転とは、モータギア方向から見て時計方向回転のこととする。
【0040】
図7に示すように、上記押えローラ6(繰り出しローラ)に対する出力ギア32−1,32−2はフレーム32−13,32−16間に軸32−17を貫通させ、ブッシング32−14と通して保持されている。また、ピン32−7によって、ギア32−1,32−2は軸32−17に連結されており、一体となり回転する。パルスモータ32からの入力ギア32−4は軸部にワンウエイクラッチ32−11を内蔵しており、同軸32−17上に圧縮スプリング32−9及び滑りワッシャー32−8を挟んで、ワンウエイクラッチ32−12を内蔵したカップリング部材32−10が具備されている。ギア32−4及びカップリング部材32−10の同軸円周上には歯形32−18が形成されており、お互いに噛み合うような形状で構成されている。
【0041】
また、その近傍にソレノイド32−5を有し、フラッパー先端部32−6がカップリング部材32−10の背面に接しており、ソレノイドに通電されると、フラッパーが吸引される為に、フラッパー先端部がカップリング部材を押し込み圧縮スプリング32−9を圧縮させた状態で、ギア32−4とカップリング部材32−10は歯形32−18がお互いに噛み合い、回転を伝達する構成になっている。
【0042】
ここで、内臓されているワンウエイクラッチの向きであるが、ギア32−4にはパルスモータ32が逆回転したときに、クラッチが締まって軸32−17に回転を伝えるような方向に内蔵し、カップリング部材32−10にはモータが正回転したときにクラッチが締まって、軸32−17に回転を伝えるような方向に内蔵されている。
【0043】
門形アーム9に対する出力ギア32−2についても、モータ軸を対称にして上記繰り出しローラ(上記押えローラ6)に対する出力側と同様の構成となっている。
【0044】
すなわち、上記とは逆にギア32−4にはパルスモータ32が正回転したときに、クラッチが締まって、軸32−17に回転を伝えるような方向に内蔵し、カップリング部材32−10には、モータが逆回転したときにクラッチが締まって、軸32−17に回転を伝えるような方向に内蔵されている。
【0045】
図5の状態で、上記カッター12,13の導通による信号をきっかけに、ソレノイド32−5に通電され、ギア32−4とカップリング部材32−10の歯形32−18が噛み合う。上記パルスモータ32の正回転によって、押えローラ6(繰り出しローラ)に回転が伝わり、ローラは逆回転しフィルム2の先端を上記ローラ6の軸心垂直下まで引き戻す。また、上記パルスモータ32の逆回転により門形アーム9に動力が伝わり、該アーム9は逆回転して元の位置まで戻る。
【0046】
図6に示すように、門形アーム9は元の位置を若干通り越して、回転することにより該アーム9の回転軸に形成されたカムが受面7の上記案内ガイド7’の基部に設けた突起(図示していない)に引っ掛かり前方案内ガイド7’を軸を支点として、発条7aに抗して斜下方向に押し下げる。この動作によって包装された湿タオルは、機外に排出される。
【0047】
次に、ソレノイド32−5への通電は解除され、モータの正回転により、門形アーム9は元の位置に戻る。
【0048】
図8に示すように、機函17の側面内側には、ガイドレール24を具備し、その水平ガイド24に沿って、機筐1の側面外側に形成された、ガイド突起24’を挿入することにより、湿タオル自動包装装置の機筐1の位置が確定し、また、着脱が可能となる。
【0049】
本実施の形態における湿タオル自動供給装置の上記以外の構成及び湿タオルを巻き取る動作については、従来例と同様のものであるために詳細な説明は省略する。最後に、本発明の請求項1に関わることを簡潔に述べておくと、包装工程以前の工程、即ち、乾布を繰り出す機構、乾布を含湿させる機構、湿タオルをカットする機構、及び湿タオルをロール状に巻き取る機構には、必ずしも本実施の形態の機構構成を用いる必要はなく、例えば、ロール状に巻き取る方法として、予め軸を形成しておき、その軸を中心に回転させながら含湿された湿タオルを巻き取る方法等、あらゆる方法でロール状に巻き取られた状態の湿タオルについて適応可能な、湿タオル自動包装ユニットとすることができ、次のように構成される。
【0050】
乾布状態のタオルを所定の長さに効率的に自動カットして水分を含湿させた後、これをロール状に巻き取り、自動的に装置外に排出し使用者に供給する湿タオル自動供給装置において、
ロール状に巻き取る動作の後に、装置内にて、自動的に包装する上記機構を具備していることを、特徴とする湿タオル自動供給装置である。
【0051】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成したので、出来立ての湿タオルを装置内で自動的に包装することができるため、衛生的であり安価である、また、従来の裸のままの湿タオルが提供されるよりも、使用者にとっては、心理的に満足できるものであるという効果が得られる。
【0052】
門形に配置された発熱体によって、一度に包装用ビニールの開口部を熱溶着できる為、スピーディーであり、仮止め等の動作が必要ないという効果が得られる。又搬送ガイド板が、フィルム先端押えを兼ねているので、部品点数が少なくなり、安価に装置を構成できるし、カッターと門形アーム9を一体化したことにより、カッター用の駆動が必要なくなり、また、カッターで切断する為の複雑な制御も必要無いため、非常に安価に装置を構成でき、信頼性も向上するという効果が得られる。
【0053】
包装機構構成はユニット化することで、機外に取り出すことが可能となり、信頼性を高めメンテナンス性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示した湿タオル自動供給装置の側断面図である。
【図2】(イ)湿タオル自動包装装置の抜粋による三面図である。
(ロ)(イ)図の斜視図である。
【図3】湿タオル自動包装装置のフィルム進出状態の縦断側面図である。
【図4】門形アーム動作状態の縦断側面図である。
【図5】湿フィルム被覆状態の縦断面図である。
【図6】湿フィルム包装状態の縦断面図である。
【図7】自動包装装置の駆動部分の抜粋による上断面図である。
【図8】湿タオル自動供給装置のガイドレール部分の抜粋による斜視図である。
【図9】従来の湿タオル自動供給装置の側断面図である。
【符号の説明】
1   機筺
2   包装用合成樹脂フィルム
3   巻取ロール
4   支持部
5   案内水平台
6   巻戻し用間歇回動押えローラ
7   誘導受面
8   ロール状湿タオル
9   門形アーム
10   門形発熱体
11   固定門形発熱体
12   水平フィルムカッター
13   固定水平フィルムカッター
14   案内杆
15   発条
16   フィルム先端検出アームスイッチ
17   機函
18   原料巻取タオル
19   カッター
20   巻戻タオル
21   水分含湿装置
22   小径ロール状巻回装置
23   取卸口
24   水平ガイド
25   湿タオル自動供給装置

Claims (6)

  1. 機筐内に包装用合成樹脂フィルム巻取ロールの支持部を設け、
    該支持部に支持された上記ロールから上記フィルムを巻戻す案内水平台上に該フィルムの巻戻し用間歇回動押えローラを設け、
    かつ上記巻戻しフィルムの誘導受面を設け、該受面に誘導される上記フィルム上にロール状湿タオルを供給するよう形成し、
    上記受面の先端前方に進出した上記フィルムを上記受面上面の上記湿タオル上面に折返す門形アームを往復回動自在に設け、
    門形アームに設けた門形発熱体と、該門形アームに対応する固定門形発熱体を上記受面の両側から上部に亘って設け、
    上記門形アームの門形発熱体の直上に設けた水平フィルムカッターと、これに対応する固定水平フィルムカッターを固定門形発熱体の直上に設けてなる湿タオル自動包装装置。
  2. 上記受面に前方案内ガイドを一体に突設し、該受面及び前方案内ガイドを受面の後部を中心として昇降自在に形成してなる請求項1記載の湿タオル自動包装装置。
  3. 上記機筐の前部に上記湿タオルを上記受面に誘導する案内杆を前後方向に揺動自在に懸垂し、かつ前方に発条で支持し、
    上記門形アームの上記水平フィルムカッターと上記案内杆の下端部とで上記前方に進出した上記フィルムを挟持して該門形アームを上記受面上方の固定水平フィルムカッター側に回動させる請求項1又は2記載の湿タオル自動包装装置。
  4. 上記案内水平台の前端に上記固定水平フィルムカッターの刃を設け、該刃と上記間歇押えローラ間を往復揺動するフィルム先端検知アームスイッチを設けてなる請求項1〜3のいずれかに記載の湿タオル自動包装装置。
  5. 機函内に乾いた原料巻取タオルを遊支し、上記巻取タオルを巻戻し、巻戻タオルを所定長にカットするカッターを備え、カットされた巻戻タオルに水分を含湿させる装置と、該タオルの小径ロール状巻回装置を有し、該装置によるロール状湿タオルの取卸口を備えてなる湿タオル自動供給装置を設け、
    上記取卸口の下方に上記巻戻しフィルム誘導受面を設けた請求項1〜4のいずれかに記載の湿タオル自動包装装置。
  6. 上記機筐を機函の下部に水平ガイドレールに沿って着脱自在に挿入し、上記湿タオルの取卸口の下方に上記巻戻しフィルムの誘導受面を設けた請求項5記載の湿タオル自動包装装置。
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