JP2004024697A - 美容師用バッグ - Google Patents
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Abstract
【課題】美容室のサービスの全工程において用いることができるバッグを提供する。
【解決手段】上方に開口部がある袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、該複数の袋状の収納部のうちの少なくとも一つはブラシ入れである。上方に開口部がある袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、前記開口部を覆う蓋を有し、その蓋は、前記バックの装着時には、使用者の身体に接する面に沿って折り込まれ、装着しないときには、前記開口部を覆う。複数の袋状の収納部は、前記使用者の身体に接する面に沿っておよそ平行に積み重ねられて設けられる。開口部は、前記使用者の身体に接する面に沿って広がりを持ち、その開口部の広がりを必要に応じて絞るべく、該開口部の中央付近に絞り部材を有し、前記複数の袋状の収納部のいくつかには、該絞り部材の他端を止める絞り部材止め具を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】上方に開口部がある袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、該複数の袋状の収納部のうちの少なくとも一つはブラシ入れである。上方に開口部がある袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、前記開口部を覆う蓋を有し、その蓋は、前記バックの装着時には、使用者の身体に接する面に沿って折り込まれ、装着しないときには、前記開口部を覆う。複数の袋状の収納部は、前記使用者の身体に接する面に沿っておよそ平行に積み重ねられて設けられる。開口部は、前記使用者の身体に接する面に沿って広がりを持ち、その開口部の広がりを必要に応じて絞るべく、該開口部の中央付近に絞り部材を有し、前記複数の袋状の収納部のいくつかには、該絞り部材の他端を止める絞り部材止め具を有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、美容師などが腰につけ又は肩からつるして用いるバッグ(ポーチといわれることもある道具入れ)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、美容師などが道具を入れて腰につけて用いるウェストバッグはあった。しかし、はさみやくしを入れる単一の入れ物(収納部)を有するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】美容室では、髪のカットのほかに、パーマや髪染めなどのいくつかの作業がある。そして、パーマ用ロッド、ブラシ、霧吹き、スプレー、手袋など、全工程にわたって用いる道具がいくつかある。従来の道具入れでは、入れ物(収納部)が単一であり、はさみやくしを入れるためだけのものであったから、カットのときのみ用い、ほかの作業の時には使えないものであった。
本発明では、美容室のサービスの全工程において用いることができるバッグを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決すべく、本発明に係る美容師用バッグは、上方に開口部がある袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、該複数の袋状の収納部のうちの少なくとも一つはブラシ入れであるものである。
【0005】上方に開口部がある袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、前記開口部を覆う蓋を有し、その蓋は、前記バックの装着時には、使用者の身体に接する面に沿って折り込まれ、装着しないときには、前記開口部を覆うものである。
【0006】請求項3に記載した発明は、請求項2記載の美容師用バッグであって、前記複数の袋状の収納部は、前記使用者の身体に接する面に沿っておよそ平行に積み重ねられて設けられるものである。
【0007】請求項4に記載した発明は、上方に開口部をもち、使用者の身体に接する面に沿っておよそ平行に積み重ねられて設けられた袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、前記開口部は、前記使用者の身体に接する面に沿って広がりを持ち、その開口部の広がりを必要に応じて絞るべく、該開口部の中央付近に絞り部材を有し、前記複数の袋状の収納部のいくつかには、該絞り部材の他端を止める絞り部材止め具を有するものである。
【0008】請求項5に記載した発明は、上方に開口部をもち、使用者の身体に接する面に沿っておよそ平行に積み重ねられて設けられた袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、該バッグの脇部分に、補助バッグを取り付けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明の美容師用バッグの実施形態について説明する。図1は、本発明の美容師用バッグに美容師用の道具を収納した状態をベルトを含めて示す斜視図である。また、図2は、本発明の美容師用バッグに美容師用の道具を収納した状態の中心部分を示す斜視図である。このバッグは、ベルトにより美容師などの腰に装着され、又はショルダーバッグのように肩からつるされるものである。図1では、腰に装着するためのベルトを備えたものを示している。このバッグの材質としては、天然皮革、合成皮革、プラスチック、布などの材質を使うことが可能である。図示した例では、皮革でつくってある。図で破線にて表示しているのは、縫い目である。皮革を縫い合わせ又は金具を用いることにより、必要な強度を持つバッグを製作することが可能である。
図3及び図4を参照しつつ、後述するが、このバッグは上方に開口部を持つ複数の袋状の収納部10、11、12を有する。これらの複数の袋状の収納部は、装着する人の身体に接する面におよそ平行に広がるような広がりをもって積み重ねられた構造をもっている。そして、図1、図2に示す例にあっては、袋状の収納部10には、霧吹き121、はけ171、ブラシ181,182,183が収納されている。袋状の収納部10は、ブラシや霧吹きのような比較的大きいものを入れるだけの容量を持つものである。そして、袋状の収納部11には、くし161,162、163が収納されている。袋状の収納部11は、くしのように比較的厚さの小さいものを収納するのに適当なものとして構成されている。袋状の収納部12には、はさみ141、142、143を一丁ずつ収納できるはさみ入れが設けられており、そのほかにクリップ131,132,133を挟み込むこともできるようになっている。
バッグの脇部分には、補助バッグ50、51が設けられて、くし型レザーカッター111、手袋151がそれぞれ収納されている。
【0010】図3は、本発明の美容師用バッグに何も収納しない状態をベルトを含めて示す斜視図である。図4は、本発明の美容師用バッグに何も収納しない状態の中心部分を示す斜視図である。図3及び図4に示すように、袋状の収納部10と袋状の収納部11との境目を構成する部分に舌の形状をした絞り部材30が設けられている。そして、袋状の収納部12の外側で開口部に近い中央部分に絞り部材止め具42が設けられ、袋状の収納部10の内側で開口部に近い中央部分であって、このバッグを装着したときに使用者の身体に近い部分に同様の絞り部材止め具41が、そして、その裏側の部分に(図示されていない)絞り部材止め具40が設けられている。絞り部材30の下側は縫い付けられているが、もう一方の端には、スリット状の切込みが設けられている。一方、絞り部材止め具40,41,42は、金属の突起であり、先がふくらみを持っているものである。絞り部材30の先に設けられたスリット上の切り込みに絞り部材止め具の金属突起をはめ込むことにより、絞り部材を固定することが可能となっている。
【0011】図5は、本発明の美容師用バッグの使用者の体に接する側を示す斜視図である。つまり図1、図2、図3及び図4の裏側からみた図面である。蓋20は、その上部において反対側に折り返すことの可能な構造を有している。そして、バッグを使用する際には、使用者の身体に近い側に折った状態で用いられる。そして、ボタン25、26により、はめ込まれて固定される。図1又は図3には、このバッグを腰に固定するためのベルトを描いたが、装着者自身が愛用する他のベルトを用いたい場合には、この蓋とバッグの間にできる空隙をベルト通しとして利用して、好みのベルトを用いることも可能である。
【0012】図6は、本発明の美容師用バッグの蓋を閉めた状態を示す斜視図である。図5に示した蓋30をその上部で反対側に折り返して、はさみなどの収納物が露出されずに隠すものである。ボタン25、26として表裏両面で利用可能なボタンを採用することにより、蓋30を蓋として利用する場合も、利用しない場合もそれぞれ固定することも可能である。その場合、対応する箇所にはそれぞれ互いにはめあうためのボタンをつけることとなる。また、金属製のボタンの代わりに布製又はプラスチック製の雌雄咬み合わさって繰り返しつけたりはずしたりすることができる部材を用いることも可能である。例えば、マジックテープ(マジックテープは株式会社クラレの登録商標)のようなものを用いることもできる。
【0013】図7は、本発明の絞り部材を絞り部材止め具40に止めた状態を示す斜視図である。絞り部材止め具40は、図5に描かれているように、裏側の位置にあるため、袋状の収納部10を絞り込む効果が強く得られる。ここで、絞込みは収納物が比較的少ない場合に、それらが動くのを防止して固定することを意味する。
【0014】図8は、本発明の絞り部材を絞り部材止め具41に止めた状態を示す斜視図である。絞り部材止め具41は、図3、図4に示すように、絞り部材止め具40の裏側の部分にあるため、図7の場合よりも弱い絞り込みの効果が得られる。
【0015】図9は、本発明の絞り部材を絞り部材止め具42に止めた状態を示す斜視図である。絞込み部材止め具42に止める場合には、袋状の収納部12を絞り込むことができる。
【0016】
【実施例】図示した実施形態では、絞込み部材を一つだけ設けたが、絞込み部材を複数も受ける実施例も可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上、説明したように本発明の美容師用バッグは、構成されているので、美容室で用いるのにカットのみならず多くのサービス内容を提供するのに役立つバッグを提供できた。そして、これにより、美容室内で用いるワゴンなどの道具置きの必要がなくなるため、美容室内でスペースの有効利用が図れる。
また、特に蓋をもうけたものにあっては、このバッグを装着しない際にはさみやレザーカッターなどにより無用な事故を起こさないようにそれらをむき出しにしないようにできる。
また、絞り部材を設けたものにあっては、収納物が少ない際にその収納物がぐらつくのを防止し、収まりをよくすることができる。また、絞り部材の止め具を複数の収納部のうちのいくつかに設けることにより、一つの絞り部材をどこの止め具に取り付けるかのバリエーションを生み出すことができる。
さらに、脇に補助バッグを取り付けることができるものについては、トリマや手袋、ブラシなどを入れるための補助バッグを必要に応じて、取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の美容師用バッグに美容師用の道具を収納した状態をベルトを含めて示す斜視図である。
【図2】本発明の美容師用バッグに美容師用の道具を収納した状態の中心部分を示す斜視図である。
【図3】本発明の美容師用バッグに何も収納しない状態をベルトを含めて示す斜視図である。
【図4】本発明の美容師用バッグに何も収納しない状態の中心部分を示す斜視図である。
【図5】本発明の美容師用バッグの使用者の体に接する側を示す斜視図である。
【図6】本発明の美容師用バッグの蓋を閉めた状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の絞り部材を絞り部材止め具40に止めた状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の絞り部材を絞り部材止め具41に止めた状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の絞り部材を絞り部材止め具42に止めた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,11,12 袋状の収納部
20 蓋
25、26 ボタン
30 絞り部材
40,41,42 絞り部材止め具
50,51 補助バッグ
111 くし型レザーカッター
121 霧吹き
131,132,133 クリップ
141,142,143 はさみ
151 手袋
161,162,163 くし
171 はけ
181,182,183 ブラシ
【発明の属する技術分野】本発明は、美容師などが腰につけ又は肩からつるして用いるバッグ(ポーチといわれることもある道具入れ)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、美容師などが道具を入れて腰につけて用いるウェストバッグはあった。しかし、はさみやくしを入れる単一の入れ物(収納部)を有するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】美容室では、髪のカットのほかに、パーマや髪染めなどのいくつかの作業がある。そして、パーマ用ロッド、ブラシ、霧吹き、スプレー、手袋など、全工程にわたって用いる道具がいくつかある。従来の道具入れでは、入れ物(収納部)が単一であり、はさみやくしを入れるためだけのものであったから、カットのときのみ用い、ほかの作業の時には使えないものであった。
本発明では、美容室のサービスの全工程において用いることができるバッグを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決すべく、本発明に係る美容師用バッグは、上方に開口部がある袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、該複数の袋状の収納部のうちの少なくとも一つはブラシ入れであるものである。
【0005】上方に開口部がある袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、前記開口部を覆う蓋を有し、その蓋は、前記バックの装着時には、使用者の身体に接する面に沿って折り込まれ、装着しないときには、前記開口部を覆うものである。
【0006】請求項3に記載した発明は、請求項2記載の美容師用バッグであって、前記複数の袋状の収納部は、前記使用者の身体に接する面に沿っておよそ平行に積み重ねられて設けられるものである。
【0007】請求項4に記載した発明は、上方に開口部をもち、使用者の身体に接する面に沿っておよそ平行に積み重ねられて設けられた袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、前記開口部は、前記使用者の身体に接する面に沿って広がりを持ち、その開口部の広がりを必要に応じて絞るべく、該開口部の中央付近に絞り部材を有し、前記複数の袋状の収納部のいくつかには、該絞り部材の他端を止める絞り部材止め具を有するものである。
【0008】請求項5に記載した発明は、上方に開口部をもち、使用者の身体に接する面に沿っておよそ平行に積み重ねられて設けられた袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、該バッグの脇部分に、補助バッグを取り付けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明の美容師用バッグの実施形態について説明する。図1は、本発明の美容師用バッグに美容師用の道具を収納した状態をベルトを含めて示す斜視図である。また、図2は、本発明の美容師用バッグに美容師用の道具を収納した状態の中心部分を示す斜視図である。このバッグは、ベルトにより美容師などの腰に装着され、又はショルダーバッグのように肩からつるされるものである。図1では、腰に装着するためのベルトを備えたものを示している。このバッグの材質としては、天然皮革、合成皮革、プラスチック、布などの材質を使うことが可能である。図示した例では、皮革でつくってある。図で破線にて表示しているのは、縫い目である。皮革を縫い合わせ又は金具を用いることにより、必要な強度を持つバッグを製作することが可能である。
図3及び図4を参照しつつ、後述するが、このバッグは上方に開口部を持つ複数の袋状の収納部10、11、12を有する。これらの複数の袋状の収納部は、装着する人の身体に接する面におよそ平行に広がるような広がりをもって積み重ねられた構造をもっている。そして、図1、図2に示す例にあっては、袋状の収納部10には、霧吹き121、はけ171、ブラシ181,182,183が収納されている。袋状の収納部10は、ブラシや霧吹きのような比較的大きいものを入れるだけの容量を持つものである。そして、袋状の収納部11には、くし161,162、163が収納されている。袋状の収納部11は、くしのように比較的厚さの小さいものを収納するのに適当なものとして構成されている。袋状の収納部12には、はさみ141、142、143を一丁ずつ収納できるはさみ入れが設けられており、そのほかにクリップ131,132,133を挟み込むこともできるようになっている。
バッグの脇部分には、補助バッグ50、51が設けられて、くし型レザーカッター111、手袋151がそれぞれ収納されている。
【0010】図3は、本発明の美容師用バッグに何も収納しない状態をベルトを含めて示す斜視図である。図4は、本発明の美容師用バッグに何も収納しない状態の中心部分を示す斜視図である。図3及び図4に示すように、袋状の収納部10と袋状の収納部11との境目を構成する部分に舌の形状をした絞り部材30が設けられている。そして、袋状の収納部12の外側で開口部に近い中央部分に絞り部材止め具42が設けられ、袋状の収納部10の内側で開口部に近い中央部分であって、このバッグを装着したときに使用者の身体に近い部分に同様の絞り部材止め具41が、そして、その裏側の部分に(図示されていない)絞り部材止め具40が設けられている。絞り部材30の下側は縫い付けられているが、もう一方の端には、スリット状の切込みが設けられている。一方、絞り部材止め具40,41,42は、金属の突起であり、先がふくらみを持っているものである。絞り部材30の先に設けられたスリット上の切り込みに絞り部材止め具の金属突起をはめ込むことにより、絞り部材を固定することが可能となっている。
【0011】図5は、本発明の美容師用バッグの使用者の体に接する側を示す斜視図である。つまり図1、図2、図3及び図4の裏側からみた図面である。蓋20は、その上部において反対側に折り返すことの可能な構造を有している。そして、バッグを使用する際には、使用者の身体に近い側に折った状態で用いられる。そして、ボタン25、26により、はめ込まれて固定される。図1又は図3には、このバッグを腰に固定するためのベルトを描いたが、装着者自身が愛用する他のベルトを用いたい場合には、この蓋とバッグの間にできる空隙をベルト通しとして利用して、好みのベルトを用いることも可能である。
【0012】図6は、本発明の美容師用バッグの蓋を閉めた状態を示す斜視図である。図5に示した蓋30をその上部で反対側に折り返して、はさみなどの収納物が露出されずに隠すものである。ボタン25、26として表裏両面で利用可能なボタンを採用することにより、蓋30を蓋として利用する場合も、利用しない場合もそれぞれ固定することも可能である。その場合、対応する箇所にはそれぞれ互いにはめあうためのボタンをつけることとなる。また、金属製のボタンの代わりに布製又はプラスチック製の雌雄咬み合わさって繰り返しつけたりはずしたりすることができる部材を用いることも可能である。例えば、マジックテープ(マジックテープは株式会社クラレの登録商標)のようなものを用いることもできる。
【0013】図7は、本発明の絞り部材を絞り部材止め具40に止めた状態を示す斜視図である。絞り部材止め具40は、図5に描かれているように、裏側の位置にあるため、袋状の収納部10を絞り込む効果が強く得られる。ここで、絞込みは収納物が比較的少ない場合に、それらが動くのを防止して固定することを意味する。
【0014】図8は、本発明の絞り部材を絞り部材止め具41に止めた状態を示す斜視図である。絞り部材止め具41は、図3、図4に示すように、絞り部材止め具40の裏側の部分にあるため、図7の場合よりも弱い絞り込みの効果が得られる。
【0015】図9は、本発明の絞り部材を絞り部材止め具42に止めた状態を示す斜視図である。絞込み部材止め具42に止める場合には、袋状の収納部12を絞り込むことができる。
【0016】
【実施例】図示した実施形態では、絞込み部材を一つだけ設けたが、絞込み部材を複数も受ける実施例も可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上、説明したように本発明の美容師用バッグは、構成されているので、美容室で用いるのにカットのみならず多くのサービス内容を提供するのに役立つバッグを提供できた。そして、これにより、美容室内で用いるワゴンなどの道具置きの必要がなくなるため、美容室内でスペースの有効利用が図れる。
また、特に蓋をもうけたものにあっては、このバッグを装着しない際にはさみやレザーカッターなどにより無用な事故を起こさないようにそれらをむき出しにしないようにできる。
また、絞り部材を設けたものにあっては、収納物が少ない際にその収納物がぐらつくのを防止し、収まりをよくすることができる。また、絞り部材の止め具を複数の収納部のうちのいくつかに設けることにより、一つの絞り部材をどこの止め具に取り付けるかのバリエーションを生み出すことができる。
さらに、脇に補助バッグを取り付けることができるものについては、トリマや手袋、ブラシなどを入れるための補助バッグを必要に応じて、取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の美容師用バッグに美容師用の道具を収納した状態をベルトを含めて示す斜視図である。
【図2】本発明の美容師用バッグに美容師用の道具を収納した状態の中心部分を示す斜視図である。
【図3】本発明の美容師用バッグに何も収納しない状態をベルトを含めて示す斜視図である。
【図4】本発明の美容師用バッグに何も収納しない状態の中心部分を示す斜視図である。
【図5】本発明の美容師用バッグの使用者の体に接する側を示す斜視図である。
【図6】本発明の美容師用バッグの蓋を閉めた状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の絞り部材を絞り部材止め具40に止めた状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の絞り部材を絞り部材止め具41に止めた状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の絞り部材を絞り部材止め具42に止めた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,11,12 袋状の収納部
20 蓋
25、26 ボタン
30 絞り部材
40,41,42 絞り部材止め具
50,51 補助バッグ
111 くし型レザーカッター
121 霧吹き
131,132,133 クリップ
141,142,143 はさみ
151 手袋
161,162,163 くし
171 はけ
181,182,183 ブラシ
Claims (5)
- 上方に開口部がある袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、
該複数の袋状の収納部のうちの少なくとも一つはブラシ入れである美容師用バッグ。 - 上方に開口部がある袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、
前記開口部を覆う蓋を有し、
その蓋は、前記美容師用バックの装着時には、使用者の身体に接する面に沿って折り込まれ、装着しないときには、前記開口部を覆うものである美容師用バッグ。 - 請求項2記載の美容師用バッグであって、
前記複数の袋状の収納部は、前記使用者の身体に接する面に沿っておよそ平行に積み重ねられて設けられる美容師用バッグ。 - 上方に開口部をもち、使用者の身体に接する面に沿っておよそ平行に積み重ねられて設けられた袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、
前記開口部は、前記使用者の身体に接する面に沿って広がりを持ち、
その開口部の広がりを必要に応じて絞るべく、該開口部の中央付近に絞り部材を有し、
前記複数の袋状の収納部のいくつかには、該絞り部材の他端を止める絞り部材止め具を有する美容師用バッグ。 - 上方に開口部をもち、使用者の身体に接する面に沿っておよそ平行に積み重ねられて設けられた袋状の収納部を複数有する美容師用バッグであって、
該美容師用バッグの脇部分に、補助バッグを取り付けた美容師用バッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002188139A JP2004024697A (ja) | 2002-06-27 | 2002-06-27 | 美容師用バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002188139A JP2004024697A (ja) | 2002-06-27 | 2002-06-27 | 美容師用バッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004024697A true JP2004024697A (ja) | 2004-01-29 |
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Family Applications (1)
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JP2002188139A Pending JP2004024697A (ja) | 2002-06-27 | 2002-06-27 | 美容師用バッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004024697A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5603462B1 (ja) * | 2013-07-09 | 2014-10-08 | ヒマサ金物株式会社 | 腰袋 |
RU207972U1 (ru) * | 2021-08-13 | 2021-11-29 | Никита Аркадьевич Дубов | Устройство для удержания щипцов для наращивания волос |
JP7061394B2 (ja) | 2017-03-31 | 2022-04-28 | 国立大学法人 長崎大学 | キノリノン化合物および抗rnaウイルス薬 |
-
2002
- 2002-06-27 JP JP2002188139A patent/JP2004024697A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5603462B1 (ja) * | 2013-07-09 | 2014-10-08 | ヒマサ金物株式会社 | 腰袋 |
JP7061394B2 (ja) | 2017-03-31 | 2022-04-28 | 国立大学法人 長崎大学 | キノリノン化合物および抗rnaウイルス薬 |
RU207972U1 (ru) * | 2021-08-13 | 2021-11-29 | Никита Аркадьевич Дубов | Устройство для удержания щипцов для наращивания волос |
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Legal Events
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