JP2004023679A - 撮影装置およびその撮影装置に装填可能な記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影装置およびその撮影装置に装填可能な記録媒体において、画像データに対してより多種類の画像加工を施すようにする。
【解決手段】画像加工ソフトウエアを記録した記録媒体90を記録媒体装填手段20に装填し、上記画像加工ソフトウエアを画像処理手段30に入力する。画像処理手段30が、上記画像加工ソフトウエア使用して撮像手段10によって取得された被写体1を表す画像データに対して画像加工を施す。
【選択図】 図1
【解決手段】画像加工ソフトウエアを記録した記録媒体90を記録媒体装填手段20に装填し、上記画像加工ソフトウエアを画像処理手段30に入力する。画像処理手段30が、上記画像加工ソフトウエア使用して撮像手段10によって取得された被写体1を表す画像データに対して画像加工を施す。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影装置およびその撮影装置に装填可能な記録媒体に関し、詳しくは、画像加工ソフトウエアを使用して画像データに画像加工を施す撮影装置およびその撮影装置に装填可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、被写体を撮像してこの被写体を表す画像データを取得する撮影装置として電子カメラが知られている。また、上記電子カメラで取得された画像データに対して、額縁合成、色調調整、被写体変形等の画像加工を施す手法が知られており、画像加工が施された画像データは可視画像として表示されたり、印刷されたりする。上記画像データに対する画像加工は、電子カメラ内に記憶された画像データを取り込んだパソコンが、このパソコンに備えられている画像加工ソフトウエアを使用して実施したり、あるいは、電子カメラ自身が、この電子カメラに備えられている画像加工ソフトウエアを使用して実施している。
【0003】
なお、電子カメラに備えられている画像加工ソフトウエアは固定的であり、実質的に、電子カメラが製造されたときに備えられた画像加工ソフトウエアのみがこの電子カメラで使用可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、電子カメラが取得した画像データを、この電子カメラからパソコン等を介さずに直接入力して画像データを可視画像として印刷する画像印刷装置が市場に多数出回るようになり、電子カメラに備えられている画像加工ソフトウエアを使用して、電子カメラ自身により画像データに多種類の画像加工を施したいという要請がある。
【0005】
しかしながら、電子カメラには、より一層の小型化、低コスト化が望まれているので、多種類の画像加工ソフトウエアを記憶させておくためにこの電子カメラの記憶容量を増大させることが難しいという問題がある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、画像データに対してより多種類の画像加工を施すことができる撮影装置およびその撮影装置に装填可能な記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮影装置は、被写体を撮像してこの被写体を表す画像データを出力する撮像手段と、記録媒体を装填可能な記録媒体装填手段とを備え、記録媒体装填手段に装填された記録媒体に前記画像データを記録可能な撮影装置であって、記録媒体装填手段に装填された画像加工ソフトウエアを記録した記録媒体から入力された前記画像加工ソフトウエアを使用して画像データに画像加工を施す画像処理手段を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
本発明の記録媒体は、撮影装置に装填可能な記録媒体であって、撮影装置に取り込まれて使用される画像加工ソフトウエアが記録されているソフトウエア記録領域と、撮影装置で取得された画像データを記録する画像データ記録領域とを有し、画像データの記録媒体と画像加工ソフトウエアの供給媒体とを兼用することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の効果】
本発明の撮影装置によれば、記録媒体装填手段に装填された画像加工ソフトウエアを記録した記録媒体から入力された画像加工ソフトウエアを使用して画像データに画像加工を施す画像処理手段を備えているので、記録媒体を介して供給される種々の画像加工ソフトウエアを撮影装置に入力し、これらの画像加工ソフトウエアを使用して画像データに画像加工を施すことができるので、画像データに対してより多種類の画像加工を施することができる。
【0010】
本発明の撮影装置に装填可能な記録媒体によれば、撮影装置に取り込まれて使用される画像加工ソフトウエアが記録されているソフトウエア記録領域と、撮影装置で取得された画像データを記録する画像データ記録領域とを有し、画像データの記録媒体と画像加工ソフトウエアの供給媒体とを兼用するようにしたので、上記記録媒体を介して、撮影装置に種々の画像加工ソフトウエアを供給することができ、これにより、撮影装置内で画像データに対してより多種類の画像加工を施すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の概略構成を示すブロック図、図2および図3は画像データに画像加工を施す様子を示すブロック図である
図1に示すように、本発明の実施の形態による撮影装置50は、被写体1を撮像してこの被写体1を表す画像データを出力する撮像手段10と、記録媒体90を装填可能な記録媒体装填手段20と、記録媒体装填手段20に装填された画像加工ソフトウエアを記録した記録媒体90から入力された画像加工ソフトウエアを使用して上記撮像手段10から出力された画像データに画像加工を施す画像処理手段30とを備えており、記録媒体装填手段20に装填された上記記録媒体90には上記画像データを記録することができる。
【0012】
この撮影装置50は、さらに、上記画像データを可視画像として表示して撮影状態をモニタする表示部40および上記画像加工に関する指示が入力される操作パネル45を備えている。
【0013】
記録媒体90は、撮影装置に取り込まれて使用される画像加工ソフトウエアが記録されているソフトウエア記録領域と、撮影装置で取得された画像データを記録する画像データ記録領域とを有し、画像データの記録媒体と画像加工ソフトウエアの供給媒体とを兼用するものである。
【0014】
なお、撮像手段10は、被写体1の像を結像させるレンズ部11と、レンズ部11によって結像された被写体1の像を光電変換するCCD素子12と、CCD素子12によって光電変換された信号をA/D変換して被写体1を表す画像データを出力するA/D変換部13とを備えている。
【0015】
次に上記実施の形態における作用について説明する。
【0016】
図2に示すように、所望の画像加工ソフトウエアが記録されている記録媒体90Aを選択し、この記録媒体90Aを撮影装置50の記録媒体装填手段20に装填する。なお、記録媒体90Aに記録されている画像加工ソフトウエアは画像データに対して被写体変形を施すものである。
【0017】
次に、操作パネル45の操作により、上記被写体変形の画像加工ソフトウエアが記録媒体装填手段30に装填された記録媒体90Aから画像処理手段30に入力される。
【0018】
ここで、被写体1Aを撮像手段10によって撮像する。撮像手段10によって撮像された被写体1Aを表す画像データは撮像手段10から出力され画像処理手段30に入力される。
【0019】
被写体変形の画像加工ソフトウエアと被写体1Aを表す画像データとを入力した画像処理手段30は、この画像加工ソフトウエアを使用して上記画像データに画像加工を施す。
【0020】
画像加工が施された画像データは、表示部40に可視画像として表示され撮影状態がモニタされる。この表示により画像データに対して画像加工が正常に実施されたことが確認された後、画像加工が施された画像データは、操作パネル45の操作により画像処理手段30から記録媒体装填手段20に装填されている記録媒体90Aの画像データ記録領域へ出力され記録される。
【0021】
次に、上記被写体1Aと異なる被写体1Bを撮像して取得した画像データに額縁合成の画像加工を施す場合について図3を用いて説明する。
【0022】
記記録媒体90Aを記録媒体装填手段20から抜き取った後、額縁合成を施す画像加工ソフトウエアを記録した記録媒体90Cを選択し、この記録媒体90Cを記録媒体装填手段20に装填する。
【0023】
操作パネル45の操作により、上記額縁合成を施す画像加工ソフトウエアが記録媒体装填手段30に装填された記録媒体90Cから画像処理手段30に入力される。
【0024】
ここで、被写体1Bを撮像手段10によって撮像する。撮像手段10によって撮像されたこの被写体1Bを表す画像データは撮像手段10から出力され画像処理手段30に記憶される。
【0025】
額縁合成を施す画像加工ソフトウエアと被写体1Bを表す画像データとを入力した画像処理手段30は、この画像加工ソフトウエアを使用して上記画像データに額縁合成の画像加工を施す。
【0026】
画像加工が施された画像データは、表示部40に可視画像として表示され撮影状態がモニタされる。この表示により画像データに対して画像加工が正常に実施されたことが確認された後、この画像加工が施された画像データは、操作パネル45の操作により、画像処理手段30から記録媒体装填手段20に装填されている記録媒体90Cの画像データ記録領域へ出力され記録される。
【0027】
その後、上記記録媒体90Aおよび記録媒体90Cは、順番に画像印刷装置100の記録媒体装填手段101に装填され、上記画像加工が施された画像データが画像印刷装置100に入力され、この画像印刷装置100により上記画像データを表す画像が印刷される。
【0028】
なお、上記額縁合成の画像加工が施された画像データは、必ずしもこの画像加工を施す画像加工ソフトウエアが記録されている記録媒体90Cに記録する場合に限らず、例えば、記録媒体装填手段20に装填されている記録媒体90Cを記録媒体90Aに交換した後、この記録媒体90Aに上記額縁合成の画像加工が施された画像データを記録するようにしてもよい。
【0029】
なお、上記記録媒体に記録して供給される画像加工ソフトウエアには、被写体変形(ノッポ(上下引き伸ばし)、デブ(左右引き伸ばし)、魚眼、ミラー(左右反転)等)、色調補正(セピア調、白黒等)、画像合成(額縁合成、年賀状合成等)、あるいはモーフィング(2人の顔写真を合成して子供の顔を予測する手法)等を採用することができる。
【0030】
また、記録媒体には、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、SDメモリカード(登録商標)等の半導体メモリの他、Clik!(登録商標)等の小型磁気記録媒体を採用することができる。ただし、上記画像データの記録媒体と画像加工ソフトウエアの供給媒体とを兼用する記録媒体としては、記憶容量が大きい小型磁気記録媒体の方がより好ましい。
【0031】
なお、記録媒体は、種々の異なる画像加工ソフトウエアが予め記録されている複数種類のものを市販するようにするとよい。さらに、ユーザが画像加工ソフトウエアの種類を指定してこの記録媒体を購入できるようにしてもよいし、あるいは、記録されている画像加工ソフトウエアの種類を開示することなくユーザに購入してもらい、ユーザが、画像加工ソフトウエアを使用して画像加工を実施したときに初めて上記画像加工ソフトウエアの処理内容が解るようにしてもよい。すなわち、画像加工ソフトウエアの処理内容は記録媒体を購入してからのお楽しみとしてもよい。
【0032】
上記実施の形態においては、撮像手段から出力された画像データに対して画像加工を施す態様を示したが、既に記録媒体に記録された画像データに対しても、この画像データを画像処理手段に入力することにより、上記と同様の画像加工を施すことができることは言うまでもない。
【0033】
なお、記録媒体に記録される画像加工ソフトウエアは、インターネットからダウンロードできるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の概略構成を示すブロック図
【図2】画像データに画像加工を施す様子を示すブロック図
【図3】画像データに画像加工を施す様子を示すブロック図
【符号の説明】
1 被写体
10 撮像手段
20 記録媒体装填手段
30 画像処理手段
40 表示部
45 操作パネル
50 撮影装置
90 記録媒体
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影装置およびその撮影装置に装填可能な記録媒体に関し、詳しくは、画像加工ソフトウエアを使用して画像データに画像加工を施す撮影装置およびその撮影装置に装填可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、被写体を撮像してこの被写体を表す画像データを取得する撮影装置として電子カメラが知られている。また、上記電子カメラで取得された画像データに対して、額縁合成、色調調整、被写体変形等の画像加工を施す手法が知られており、画像加工が施された画像データは可視画像として表示されたり、印刷されたりする。上記画像データに対する画像加工は、電子カメラ内に記憶された画像データを取り込んだパソコンが、このパソコンに備えられている画像加工ソフトウエアを使用して実施したり、あるいは、電子カメラ自身が、この電子カメラに備えられている画像加工ソフトウエアを使用して実施している。
【0003】
なお、電子カメラに備えられている画像加工ソフトウエアは固定的であり、実質的に、電子カメラが製造されたときに備えられた画像加工ソフトウエアのみがこの電子カメラで使用可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、電子カメラが取得した画像データを、この電子カメラからパソコン等を介さずに直接入力して画像データを可視画像として印刷する画像印刷装置が市場に多数出回るようになり、電子カメラに備えられている画像加工ソフトウエアを使用して、電子カメラ自身により画像データに多種類の画像加工を施したいという要請がある。
【0005】
しかしながら、電子カメラには、より一層の小型化、低コスト化が望まれているので、多種類の画像加工ソフトウエアを記憶させておくためにこの電子カメラの記憶容量を増大させることが難しいという問題がある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、画像データに対してより多種類の画像加工を施すことができる撮影装置およびその撮影装置に装填可能な記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮影装置は、被写体を撮像してこの被写体を表す画像データを出力する撮像手段と、記録媒体を装填可能な記録媒体装填手段とを備え、記録媒体装填手段に装填された記録媒体に前記画像データを記録可能な撮影装置であって、記録媒体装填手段に装填された画像加工ソフトウエアを記録した記録媒体から入力された前記画像加工ソフトウエアを使用して画像データに画像加工を施す画像処理手段を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
本発明の記録媒体は、撮影装置に装填可能な記録媒体であって、撮影装置に取り込まれて使用される画像加工ソフトウエアが記録されているソフトウエア記録領域と、撮影装置で取得された画像データを記録する画像データ記録領域とを有し、画像データの記録媒体と画像加工ソフトウエアの供給媒体とを兼用することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の効果】
本発明の撮影装置によれば、記録媒体装填手段に装填された画像加工ソフトウエアを記録した記録媒体から入力された画像加工ソフトウエアを使用して画像データに画像加工を施す画像処理手段を備えているので、記録媒体を介して供給される種々の画像加工ソフトウエアを撮影装置に入力し、これらの画像加工ソフトウエアを使用して画像データに画像加工を施すことができるので、画像データに対してより多種類の画像加工を施することができる。
【0010】
本発明の撮影装置に装填可能な記録媒体によれば、撮影装置に取り込まれて使用される画像加工ソフトウエアが記録されているソフトウエア記録領域と、撮影装置で取得された画像データを記録する画像データ記録領域とを有し、画像データの記録媒体と画像加工ソフトウエアの供給媒体とを兼用するようにしたので、上記記録媒体を介して、撮影装置に種々の画像加工ソフトウエアを供給することができ、これにより、撮影装置内で画像データに対してより多種類の画像加工を施すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の概略構成を示すブロック図、図2および図3は画像データに画像加工を施す様子を示すブロック図である
図1に示すように、本発明の実施の形態による撮影装置50は、被写体1を撮像してこの被写体1を表す画像データを出力する撮像手段10と、記録媒体90を装填可能な記録媒体装填手段20と、記録媒体装填手段20に装填された画像加工ソフトウエアを記録した記録媒体90から入力された画像加工ソフトウエアを使用して上記撮像手段10から出力された画像データに画像加工を施す画像処理手段30とを備えており、記録媒体装填手段20に装填された上記記録媒体90には上記画像データを記録することができる。
【0012】
この撮影装置50は、さらに、上記画像データを可視画像として表示して撮影状態をモニタする表示部40および上記画像加工に関する指示が入力される操作パネル45を備えている。
【0013】
記録媒体90は、撮影装置に取り込まれて使用される画像加工ソフトウエアが記録されているソフトウエア記録領域と、撮影装置で取得された画像データを記録する画像データ記録領域とを有し、画像データの記録媒体と画像加工ソフトウエアの供給媒体とを兼用するものである。
【0014】
なお、撮像手段10は、被写体1の像を結像させるレンズ部11と、レンズ部11によって結像された被写体1の像を光電変換するCCD素子12と、CCD素子12によって光電変換された信号をA/D変換して被写体1を表す画像データを出力するA/D変換部13とを備えている。
【0015】
次に上記実施の形態における作用について説明する。
【0016】
図2に示すように、所望の画像加工ソフトウエアが記録されている記録媒体90Aを選択し、この記録媒体90Aを撮影装置50の記録媒体装填手段20に装填する。なお、記録媒体90Aに記録されている画像加工ソフトウエアは画像データに対して被写体変形を施すものである。
【0017】
次に、操作パネル45の操作により、上記被写体変形の画像加工ソフトウエアが記録媒体装填手段30に装填された記録媒体90Aから画像処理手段30に入力される。
【0018】
ここで、被写体1Aを撮像手段10によって撮像する。撮像手段10によって撮像された被写体1Aを表す画像データは撮像手段10から出力され画像処理手段30に入力される。
【0019】
被写体変形の画像加工ソフトウエアと被写体1Aを表す画像データとを入力した画像処理手段30は、この画像加工ソフトウエアを使用して上記画像データに画像加工を施す。
【0020】
画像加工が施された画像データは、表示部40に可視画像として表示され撮影状態がモニタされる。この表示により画像データに対して画像加工が正常に実施されたことが確認された後、画像加工が施された画像データは、操作パネル45の操作により画像処理手段30から記録媒体装填手段20に装填されている記録媒体90Aの画像データ記録領域へ出力され記録される。
【0021】
次に、上記被写体1Aと異なる被写体1Bを撮像して取得した画像データに額縁合成の画像加工を施す場合について図3を用いて説明する。
【0022】
記記録媒体90Aを記録媒体装填手段20から抜き取った後、額縁合成を施す画像加工ソフトウエアを記録した記録媒体90Cを選択し、この記録媒体90Cを記録媒体装填手段20に装填する。
【0023】
操作パネル45の操作により、上記額縁合成を施す画像加工ソフトウエアが記録媒体装填手段30に装填された記録媒体90Cから画像処理手段30に入力される。
【0024】
ここで、被写体1Bを撮像手段10によって撮像する。撮像手段10によって撮像されたこの被写体1Bを表す画像データは撮像手段10から出力され画像処理手段30に記憶される。
【0025】
額縁合成を施す画像加工ソフトウエアと被写体1Bを表す画像データとを入力した画像処理手段30は、この画像加工ソフトウエアを使用して上記画像データに額縁合成の画像加工を施す。
【0026】
画像加工が施された画像データは、表示部40に可視画像として表示され撮影状態がモニタされる。この表示により画像データに対して画像加工が正常に実施されたことが確認された後、この画像加工が施された画像データは、操作パネル45の操作により、画像処理手段30から記録媒体装填手段20に装填されている記録媒体90Cの画像データ記録領域へ出力され記録される。
【0027】
その後、上記記録媒体90Aおよび記録媒体90Cは、順番に画像印刷装置100の記録媒体装填手段101に装填され、上記画像加工が施された画像データが画像印刷装置100に入力され、この画像印刷装置100により上記画像データを表す画像が印刷される。
【0028】
なお、上記額縁合成の画像加工が施された画像データは、必ずしもこの画像加工を施す画像加工ソフトウエアが記録されている記録媒体90Cに記録する場合に限らず、例えば、記録媒体装填手段20に装填されている記録媒体90Cを記録媒体90Aに交換した後、この記録媒体90Aに上記額縁合成の画像加工が施された画像データを記録するようにしてもよい。
【0029】
なお、上記記録媒体に記録して供給される画像加工ソフトウエアには、被写体変形(ノッポ(上下引き伸ばし)、デブ(左右引き伸ばし)、魚眼、ミラー(左右反転)等)、色調補正(セピア調、白黒等)、画像合成(額縁合成、年賀状合成等)、あるいはモーフィング(2人の顔写真を合成して子供の顔を予測する手法)等を採用することができる。
【0030】
また、記録媒体には、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、SDメモリカード(登録商標)等の半導体メモリの他、Clik!(登録商標)等の小型磁気記録媒体を採用することができる。ただし、上記画像データの記録媒体と画像加工ソフトウエアの供給媒体とを兼用する記録媒体としては、記憶容量が大きい小型磁気記録媒体の方がより好ましい。
【0031】
なお、記録媒体は、種々の異なる画像加工ソフトウエアが予め記録されている複数種類のものを市販するようにするとよい。さらに、ユーザが画像加工ソフトウエアの種類を指定してこの記録媒体を購入できるようにしてもよいし、あるいは、記録されている画像加工ソフトウエアの種類を開示することなくユーザに購入してもらい、ユーザが、画像加工ソフトウエアを使用して画像加工を実施したときに初めて上記画像加工ソフトウエアの処理内容が解るようにしてもよい。すなわち、画像加工ソフトウエアの処理内容は記録媒体を購入してからのお楽しみとしてもよい。
【0032】
上記実施の形態においては、撮像手段から出力された画像データに対して画像加工を施す態様を示したが、既に記録媒体に記録された画像データに対しても、この画像データを画像処理手段に入力することにより、上記と同様の画像加工を施すことができることは言うまでもない。
【0033】
なお、記録媒体に記録される画像加工ソフトウエアは、インターネットからダウンロードできるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の概略構成を示すブロック図
【図2】画像データに画像加工を施す様子を示すブロック図
【図3】画像データに画像加工を施す様子を示すブロック図
【符号の説明】
1 被写体
10 撮像手段
20 記録媒体装填手段
30 画像処理手段
40 表示部
45 操作パネル
50 撮影装置
90 記録媒体
Claims (2)
- 被写体を撮像して該被写体を表す画像データを出力する撮像手段と、記録媒体を装填可能な記録媒体装填手段とを備え、前記記録媒体装填手段に装填された記録媒体に前記画像データを記録可能な撮影装置であって、
前記記録媒体装填手段に装填された画像加工ソフトウエアを記録した記録媒体から入力された前記画像加工ソフトウエアを使用して前記画像データに画像加工を施す画像処理手段を備えたことを特徴とする撮影装置。 - 撮影装置に装填可能な記録媒体であって、
前記撮影装置に取り込まれて使用される画像加工ソフトウエアが記録されているソフトウエア記録領域と、前記撮影装置で取得された画像データを記録する画像データ記録領域とを有し、画像データの記録媒体と画像加工ソフトウエアの供給媒体とを兼用するものであることを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002179265A JP2004023679A (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | 撮影装置およびその撮影装置に装填可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002179265A JP2004023679A (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | 撮影装置およびその撮影装置に装填可能な記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004023679A true JP2004023679A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31176695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002179265A Withdrawn JP2004023679A (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | 撮影装置およびその撮影装置に装填可能な記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004023679A (ja) |
-
2002
- 2002-06-20 JP JP2002179265A patent/JP2004023679A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |