JP2004023116A - 赤外線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の異なる通信パスを有する赤外線通信装置において、相手との間で通信可能な通信パスを自動的に選択して通信を行うことを可能にする。
【解決手段】開示される赤外線通信装置は、切替素子8aを経て変調制御部4からの送信データによって発光素子1から光信号を送出して、復調制御部5で受光素子2からの受信データで受信待ちし、切替素子8bを経て受光素子3からの受信データによって復調制御部7でも受信待ちする。そして、復調制御部5で応答があったときは、変調制御部4,復調制御部5による第1の通信パスによって通信を継続し、復調制御部5で応答がなく復調制御部7で受信データを検出したときは、切替素子8aで変調制御部6を発光素子1に接続するとともに、切替素子8bを経て受光素子2を復調制御部7に接続して、変調制御部6,復調制御部7による第2の通信パスによって通信を行うように構成されている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の異なる変復調方式から、相手側の変復調方式と一致する方式を自動的に選択して通信を行う赤外線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
赤外線通信装置においては、所定の変調方式で変調された電気信号を発光素子に加えることによって、変調赤外線信号を生成して相手側に送信し、相手側で受光素子を介して受信した変調赤外線信号を、送信側の変調方式に対応する復調方式で復調することによって受信信号を生成する。
そのため、複数の異なる変復調方式を有する赤外線通信装置が通信を行う場合には、予め通信相手の変復調方式に合わせた受信変復調制御状態に設定しておく必要があり、もしも相手側の持つ変復調方式が送信側と異なる有する場合には、通信を行うことができない。
そこで、複数の異なる変復調方式を有する赤外線通信装置の場合は、予め、相手側の変復調方式と合わせた変復調赤外線状態に設定しておく必要があるが、相手側が複数の変復調方式のうちのどの方式を有するか不明な場合には、変復調方式の設定を行うことができず、従って、通信を行うことができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、複数の変復調方式を持ち、任意の変復調方式を選択可能な赤外線通信装置の場合、相手側の変復調方式を知らなければ、通信を行うことができないという問題があった。
この発明は上述の事情に鑑みてなされたものであって、複数の異なる変復調方式を有する赤外線通信装置が通信を行う際に、相手側の変復調調方式を知らなくても通信を行うことが可能な、赤外線通信装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は赤外線通信装置に係り、送信信号を変調して第1の通信パスの送信データを生成する第1の変調制御手段と、送信信号を変調して第2の通信パスの送信データを生成する第2の変調制御手段と、上記第1の変調制御手段と第2の変調制御手段からの送信データを切り替える第1の切替手段と、該第1の切替手段からの送信データによって光信号を送出する発光手段と、光信号を受信する第1及び第2の受光手段と、上記第1の受光手段からの受信データを復調して上記第1の通信パスの受信信号を生成する第1の復調制御手段と、上記第1の受光手段からの受信データと上記第2の受光手段からの受信データとを切り替える第2の切替手段と、該第2の切替手段からの受信データによって上記第2の通信パスの受信信号を生成する第2の復調制御手段とを備え、
最初、上記第1の切替手段を介して第1の変調制御手段からの第1の通信パスの送信データによって光信号を送出して、上記第1の復調制御手段において第1の受光手段からの受信データによって受信待ちを行うとともに、上記第2の切替手段を介して上記第2の受光手段からの受信データによって上記第2の復調制御手段においても受信待ちを行い、上記第1の復調制御手段において通信相手からの応答があったときは、上記第1の通信パスによって通信を継続し、上記第1の復調制御手段において応答がなく上記第2の復調制御手段において受信データを検出したときは、上記第1の切替手段を介して第2の変調制御手段を発光手段に接続するとともに、上記第2の切替手段を介して第1の受光手段を上記第2の復調制御手段に接続して第2の通信パスによる通信を行うことを特徴としている。
【0005】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の赤外線通信装置に係り、上記第1の通信パスが第1の変復調方式による通信パスであり、上記第2の通信パスが第2の変復調方式による通信パスであることを特徴としている。
【0006】
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載の赤外線通信装置に係り、上記第1の通信パスが第1の符号形式の符号分割通信方式による通信パスであり、上記第2の通信パスが第2の符号形式の符号分割通信方式による通信パスであることを特徴としている。
【0007】
また、請求項4記載の発明は、赤外線通信装置に係り、送信信号を変調して第1乃至第N(Nは自然数)の通信パスの送信データを生成する第1乃至第Nの変調制御手段と、上記第2乃至第Nの変調制御手段からの送信データを切り替える第1の切替手段と、上記第1の変調制御手段と上記第1の切替手段からの送信データを切り替える第2の切替手段と、該第2の切替手段からの送信データによって光信号を送出する発光手段と、光信号を受信する第1及び第2の受光手段と、上記第1の受光手段からの受信データを復調して上記第1の通信パスの受信信号を生成する第1の復調制御手段と、上記第1の受光手段からの受信データと上記第2の受光手段からの受信データとを切り替える第3の切替手段と、該第3の切替手段からの受信データを第2乃至第Nの復調制御手段に切り替える第4の切替手段と、該第4の切替手段からの受信データによって上記第2乃至第Nの通信パスの受信信号を生成する第2乃至第Nの復調制御手段とを備え、
最初、上記第2の切替手段を介して第1の変調制御手段からの第1の通信パスの送信データによって光信号を送出して、上記第1の復調制御手段において第1の受光手段からの受信データによって受信待ちを行うとともに、上記第3の切替手段からの受信データを上記第4の切替手段によって順次切り替えることによって上記第2乃至第Nの復調制御手段において受信待ちを行い、上記第1の復調制御手段において通信相手からの応答があったときは、上記第1の通信パスによって通信を継続し、上記第1の復調制御手段において応答がなく上記第2乃至第Nのいずれかの復調制御手段において受信データを検出したときは、上記第1の切替手段及び第2の切替手段を介して上記受信データを検出した通信パスに対応する変調制御手段を発光手段に接続するとともに、上記第3の切替手段及び第4の切替手段を介して第1の受光手段を上記受信データを検出した通信パスに対応する復調制御手段に接続して当該通信パスによる通信を行うことを特徴としている。
【0008】
また、請求項5記載の発明は、請求項4記載の赤外線通信装置に係り、上記第1乃至第Nの通信パスが、それぞれ第1乃至第Nの変復調方式による通信パスであることを特徴としている。
【0009】
また、請求項6記載の発明は、請求項4記載の赤外線通信装置に係り、上記第1乃至第Nの通信パスが、それぞれ第1乃至第Nの符号形式の符号分割通信方式による通信パスであることを特徴としている。
【0010】
また、請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか一に記載の赤外線通信装置に係り、上記発光手段と第2の受光手段との間に遮光構造手段を備えたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用いて具体的に行う。
◇第1実施例
図1は、この発明の第1実施例である赤外線通信装置の構成を示すブロック図である。
この例の赤外線通信装置は、図1に示すように、発光素子1と、受光素子2と、受光素子3と、変調制御部4と、復調制御部5と、変調制御部6と、復調制御部7と、切替制御部8と、遮光構造部9とから概略構成されている。切替制御部8は、切替素子8a,8bを有している。
【0012】
発光素子1は、切替素子8aからの送信データによって変調された赤外線信号を発生する。受光素子2は、相手装置から赤外線信号を受光して、電気信号からなる受信データを生成する。受光素子3は、遮光構造部9で物理的に発光素子1からの赤外線を遮蔽されていて、相手装置からの赤外線信号を受光して、電気信号からなる受信データを生成する。変調制御部4は、送信信号に応じて、発光素子1を駆動するための第1の送信データを生成する。復調制御部5は、受光素子2からの受信データを復調して、受信信号1を生成する。
【0013】
変調制御部6は、送信信号に応じて、発光素子1を駆動するための第2の送信データを生成する。復調制御部7は、切替素子8bからの受信データを復調して受信信号2を生成する。切替制御部8において、切替素子8aは、制御信号の ”0”, ”1”に応じて、変調制御部4又は6からの送信データを切り替えて、発光素子1へ供給し、切替素子8bは、切替制御信号の ”0”, ”1”に応じて、受光素子3又は2からの受信データを切り替えて、復調制御部7へ供給する。遮光構造部9は、発光素子1からの赤外線信号が受光素子3において受光されないように、物理的に遮蔽する。
【0014】
以下、図1を参照して、この例の赤外線通信装置の動作を説明する。
図1に示された赤外線通信装置において、変調制御部4と復調制御部5とは第1の通信パスを形成するための第1の同じ変復調方式を有し、変調制御部6と復調制御部7とは第2の通信パスを形成するための第2の同じ変復調方式を有していて、赤外線通信装置は、第1の通信パスと第2の通信パスのいずれによっても通信可能なものとする。
切替制御部8においては、最初、図示されない制御部からの切替制御信号によって、切替素子8a,8bが ”0”の状態になるように設定されている。
【0015】
この設定状態では、変調制御部4で送信信号を変調して送信データに変換して、切替素子8aを経て発光素子1に供給して赤外線信号を送出し、受光素子2で受光した受信データを復調制御部5で復調するとともに、受光素子3で受光した受信データを復調制御部7で復調する状態となる。
従って、最初、赤外線通信装置は、送信信号によって、通信しようとする相手との接続を行うための、第1の変復調方式の送信データを定期的に送信し、第1の変復調方式の受信データによる受信信号1によって、通信しようとする相手からの応答を待っているとともに、第2の変復調方式の受信データによる受信信号2によっても受信待ちをしている。
【0016】
なお、この状態では、発光素子1からの赤外線信号は遮光構造部9で遮断されるので、発光素子1からの第1の変復調方式の赤外線信号が受光素子3に漏洩して、受信待ちしている第2の変復調方式の赤外線信号と干渉するために、復調制御部7において、雑音等の妨害が発生する恐れはない。
このとき、受光素子2で受光した受信データによって、復調制御部5で通信しようとする相手からの受信信号1が得られたときは、図示されない制御部は、変調制御部4,復調制御部5と同じ第1の変復調方式を持つ、通信しようとする相手である赤外線通信装置が通信圏内に存在するものと認識して、以後、この設定状態で通信を継続する。
【0017】
一方、この状態で、受信信号1は得られないが、受光素子3で受光した受信データによって、復調制御部7で復調を行った結果、受信信号2が得られたときは、図示されない制御部は、通信相手である赤外線通信装置が通信圏内に存在するが、設定状態とは異なる第2の変復調方式を持つ赤外線通信装置であることを認識して、切替制御信号によって、切替素子8a,8bが ”1”の状態になるように切り替えを行う。
これによって、赤外線通信装置は、送信信号を変調制御部6で送信データに変換して発光素子1に供給して赤外線信号を送出し、受光素子2で受光した受信データを復調制御部7で復調して受信信号2を得る状態に設定を変更して、以後、この状態で通信を継続する。
【0018】
このように、この例の赤外線通信装置によれば、二つの異なる変復調方式を有する赤外線通信装置において、同じ二つの異なる変復調方式の双方又はいずれかを有する通信相手との間で通信を行う場合に、予め、通信相手が二つの異なる変復調方式のうちのいずれの変復調方式で通信を行う状態になっているかが不明な場合でも、相手との間で通信可能な変復調方式を自動的に選択して通信を行うことができる。
【0019】
◇第2実施例
図2は、この発明の第2実施例である赤外線通信装置の構成を示すブロック図である。
この例の赤外線通信装置は、図2に示すように、発光素子1と、受光素子2と、受光素子3と、変調制御部4と、復調制御部5と、変調制御部6 ,6 ,…,6 と、復調制御部7 ,7 ,…,7 と、切替制御部8Aと、遮光構造部9とから概略構成されている。切替制御部8Aは、切替素子8 ,8 ,8 ,8 を有している。
これらのうち、発光素子1,受光素子2、受光素子3,変調制御部4,復調制御部5,遮光構造部9は、図1に示された第1実施例の場合と同様である。
【0020】
変調制御部6 ,6 ,…,6 は、送信信号によって、それぞれ第2,第3,…,第Nの変復調方式の送信データを生成する。復調制御部7 ,7 ,…,7 は、受光信号によって、それぞれ第2,第3,…,第Nの変復調方式の受信データを生成する。切替制御部8Aは、切替制御信号に応じて、切替素子8 ,8 ,8 ,8 の切り替え状態を変更する制御を行う。
切替制御部8Aにおいて、切替素子8 は、変調制御部6 ,6 ,…,6からの送信データを切り替えて、切替素子8 に出力する。切替素子8 は、変調制御部4からの送信データと切替素子8 からの送信データとを切り替えて、発光素子1に出力する。切替素子8 は、受光素子2からの受信データと受光素子3からの受信データとを切り替えて、切替素子8 に出力する。切替素子8 は、切替素子8 からの受信データを切り替えて、復調制御部7 ,7 ,…,7 に出力する。
【0021】
以下、図2を参照して、この例の赤外線通信装置の動作を説明する。
図2に示された赤外線通信装置において、変調制御部4と復調制御部5とは第1の通信パスを形成するための第1の同じ変復調方式を有している。また、変調制御部62 ,63 ,…,6 と復調制御部7 ,7 ,…,7 とは、それぞれの添字に対応して、第2,第3,…,第Nの通信パスを形成するための、第2,第3,…,第Nの同じ変復調方式を有している。赤外線通信装置は、第1乃至第Nの通信パスのいずれによっても通信可能なものとする。
切替制御部8Aにおいては、最初、図示されない制御部からの切替制御信号によって、切替素子8 ,8 が ”0”の状態になるように設定されている。
【0022】
この設定状態では、変調制御部4で送信信号を変調して送信データ号に変換して、切替素子8 を経て発光素子1に供給して赤外線信号を送出し、受光素子2で受光した受信データを復調制御部5で復調するとともに、受光素子3で受光した受信データを切替素子8 を経て、いずれかの復調制御部7 ,7 ,…,7 で復調する状態になっている。
この際、切替素子8 は、切替制御信号に応じて、所定時間間隔で順次繰り返して、復調制御部7 ,7 ,…,7 を選択するので、受光素子3からの受信データは、第2,第3,…,第Nの変復調方式で、順次繰り返して復調されている。
【0023】
従って、最初、赤外線通信装置は、送信信号によって、通信しようとする相手との接続を行うための、第1の変復調方式の送信データを定期的に送信し、第1の変復調方式の受信データによる受信信号1によって、通信しようとする相手からの応答を待っているとともに、順次変化する第2,第3,…,第Nの変復調方式の受信データによって、受信信号2,3,…,Nによっても受信待ちをしている。
なお、この状態では、発光素子1からの赤外線信号は遮光構造部9で遮断されるので、発光素子1からの第1の変復調方式の赤外線信号が受光素子3に漏洩して、受信待ちしている第2,第3,…,第Nの変復調方式の赤外線信号と干渉するために、復調制御部7 ,7 ,…,7 において、雑音等の妨害が発生する恐れはない。
このとき、受光素子2で受光した受信データによって、復調制御部5で通信しようとする相手からの受信信号1が得られたときは、図示されない制御部は、変調制御部4,復調制御部5と同じ第1の変復調方式を持つ、通信しようとする相手である赤外線通信装置が通信圏内に存在するものと認識して、以後、この設定状態で通信を継続する。
【0024】
一方、この状態で、受信信号1は得られないが、受光素子3で受光した受信データによって、復調制御部7 ,7 ,…,7 のいずれかで復調を行った結果、受信信号2,3,…,Nのいずれかがが得られたときは、図示されない制御部は、通信相手である赤外線通信装置が通信圏内に存在するが、設定状態とは異なる第2,第3,…,第Nのいずれかの変復調方式を持つ赤外線通信装置であることを認識して、切替制御信号によって、切替素子8 ,8 が ”1”の状態になるように切り替えを行うとともに、復調制御部7 ,7 ,…,7 のうちの、受信信号が得られたいずれかの復調制御部を継続して切替素子8 に接続するように、切替制御信号によって切替素子8 の切替状態を固定し、さらに受信信号が得られた復調制御部と同じ変復調方式を有する変調制御部を継続して切替素子8 に接続するように、切替制御信号によって切替素子8 の切替状態を固定する。
【0025】
これによって、赤外線通信装置は、受信信号が得られたいずれかの復調制御部と同じ変復調方式の変調制御部で送信信号を送信データに変換して発光素子1に供給して赤外線信号を送出し、受光素子2で受光した受信データを同じ変復調方式の復調制御部で復調して受信信号を得る状態に設定が変更されて、以後、この設定状態で通信が継続される。
【0026】
このように、この例の赤外線通信装置によれば、N個の異なる変復調方式を有する赤外線通信装置において、同じN個のの異なる変復調方式の全部又は一部を有する通信相手との間で通信を行う場合に、予め、通信相手がN個の異なる変復調方式のうちのいずれの変復調方式で通信を行う状態になっているかが不明な場合でも、相手との間で通信可能な変復調方式を自動的に選択して通信を行うことができる。
【0027】
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、第1実施例又は第2実施例の場合に、切替制御部8又は8Aにおいて、切り替えを行って選択可能なのは、変調制御部及び復調制御部における変復調方式が異なる場合に限らず、変復調方式は同じであっても、具体的な処理内容が異なるために、相互に通信不可能な通信パスを形成する赤外線通信装置の場合も含まれる。このような赤外線通信装置の例としては、例えば、符号分割変調方の場合における、スペクトラム拡散のための複数の異なる拡散符号形式を有する赤外線通信装置を挙げることができる。
【0028】
【発明の効果】
以上、説明したのうよに、この発明の赤外線通信装置によれば、複数の異なる通信パスを有する赤外線通信装置において、同じ複数の異なる通信パスの全部又は一部を有する通信相手との間で通信を行う場合に、予め、通信相手が複数の異なる通信パスのうちのいずれの通信パスで通信を行う状態になっているのかが不明な場合でも、複数の異なる通信パスのうちの、相手との間で通信可能な通信パスを自動的に選択して通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である赤外線通信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施例である赤外線通信装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1   発光素子(発光手段)
2   受光素子(受光手段)
3   受光素子(受光手段)
4   変調制御部(変調制御手段)
5   復調制御部(復調制御手段)
 ,6 ,…,6     変調制御部(変調制御手段)
 ,7 ,…,7     復調制御部(復調制御手段)
8,8A   切替制御部
8a,8b,8 , 8 ,8 ,8    切替素子(切替手段)

Claims (7)

  1. 送信信号を変調して第1の通信パスの送信データを生成する第1の変調制御手段と、送信信号を変調して第2の通信パスの送信データを生成する第2の変調制御手段と、前記第1の変調制御手段と第2の変調制御手段からの送信データを切り替える第1の切替手段と、該第1の切替手段からの送信データによって光信号を送出する発光手段と、光信号を受信する第1及び第2の受光手段と、前記第1の受光手段からの受信データを復調して前記第1の通信パスの受信信号を生成する第1の復調制御手段と、前記第1の受光手段からの受信データと前記第2の受光手段からの受信データとを切り替える第2の切替手段と、該第2の切替手段からの受信データによって前記第2の通信パスの受信信号を生成する第2の復調制御手段とを備え、
    最初、前記第1の切替手段を介して第1の変調制御手段からの第1の通信パスの送信データによって光信号を送出して、前記第1の復調制御手段において第1の受光手段からの受信データによって受信待ちを行うとともに、前記第2の切替手段を介して前記第2の受光手段からの受信データによって前記第2の復調制御手段においても受信待ちを行い、前記第1の復調制御手段において通信相手からの応答があったときは、前記第1の通信パスによって通信を継続し、前記第1の復調制御手段において応答がなく前記第2の復調制御手段において受信データを検出したときは、前記第1の切替手段を介して第2の変調制御手段を発光手段に接続するとともに、前記第2の切替手段を介して第1の受光手段を前記第2の復調制御手段に接続して第2の通信パスによる通信を行うことを特徴とする赤外線通信装置。
  2. 前記第1の通信パスが第1の変復調方式による通信パスであり、前記第2の通信パスが第2の変復調方式による通信パスであることを特徴とする請求項1記載の赤外線通信装置。
  3. 前記第1の通信パスが第1の符号形式の符号分割通信方式による通信パスであり、前記第2の通信パスが第2の符号形式の符号分割通信方式による通信パスであることを特徴とする請求項1記載の赤外線通信装置。
  4. 送信信号を変調して第1乃至第N(Nは自然数)の通信パスの送信データを生成する第1乃至第Nの変調制御手段と、前記第2乃至第Nの変調制御手段からの送信データを切り替える第1の切替手段と、前記第1の変調制御手段と前記第1の切替手段からの送信データを切り替える第2の切替手段と、該第2の切替手段からの送信データによって光信号を送出する発光手段と、光信号を受信する第1及び第2の受光手段と、前記第1の受光手段からの受信データを復調して前記第1の通信パスの受信信号を生成する第1の復調制御手段と、前記第1の受光手段からの受信データと前記第2の受光手段からの受信データとを切り替える第3の切替手段と、該第3の切替手段からの受信データを第2乃至第Nの復調制御手段に切り替える第4の切替手段と、該第4の切替手段からの受信データによって前記第2乃至第Nの通信パスの受信信号を生成する第2乃至第Nの復調制御手段とを備え、
    最初、前記第2の切替手段を介して第1の変調制御手段からの第1の通信パスの送信データによって光信号を送出して、前記第1の復調制御手段において第1の受光手段からの受信データによって受信待ちを行うとともに、前記第3の切替手段からの受信データを前記第4の切替手段によって順次切り替えることによって前記第2乃至第Nの復調制御手段において受信待ちを行い、前記第1の復調制御手段において通信相手からの応答があったときは、前記第1の通信パスによって通信を継続し、前記第1の復調制御手段において応答がなく前記第2乃至第Nのいずれかの復調制御手段において受信データを検出したときは、前記第1の切替手段及び第2の切替手段を介して前記受信データを検出した通信パスに対応する変調制御手段を発光手段に接続するとともに、前記第3の切替手段及び第4の切替手段を介して第1の受光手段を前記受信データを検出した通信パスに対応する復調制御手段に接続して当該通信パスによる通信を行うことを特徴とする赤外線通信装置。
  5. 前記第1乃至第Nの通信パスが、それぞれ第1乃至第Nの変復調方式による通信パスであることを特徴とする請求項4記載の赤外線通信装置。
  6. 前記第1乃至第Nの通信パスが、それぞれ第1乃至第Nの符号形式の符号分割通信方式による通信パスであることを特徴とする請求項4記載の赤外線通信装置。
  7. 前記発光手段と第2の受光手段との間に遮光構造手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の赤外線通信装置。
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