JP2004022129A - ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】書き換え可能なディスクに対して、フォーマットを行いながらデータ記録を行うことができるディスク装置を提供することを目的とする。
【解決手段】フォーマットの指示があった場合に、複数のヘッドの少なくともいずれか一つをフォーマット用に指定し、前記フォーマット用に指定された前記ヘッドがディスクに対してフォーマットを開始した後、予め決められた位置関係に達した後は、他の前記ヘッドのうち少なくともいずれか一つを用いて、フォーマットが済んだトラックに対し記録を開始させるディスク装置を提供する。
【選択図】 図1
【解決手段】フォーマットの指示があった場合に、複数のヘッドの少なくともいずれか一つをフォーマット用に指定し、前記フォーマット用に指定された前記ヘッドがディスクに対してフォーマットを開始した後、予め決められた位置関係に達した後は、他の前記ヘッドのうち少なくともいずれか一つを用いて、フォーマットが済んだトラックに対し記録を開始させるディスク装置を提供する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクに対してフォーマット或いはデータの記録を行うディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスク装置は、1つのヘッドを用いて、ディスクからデータを読み出して再生したり、ディスク上にデータの記録を行っていた。ところが近年、それぞれ独立に動作可能な複数のヘッドを備え、異なるデータトラックに対して、それぞれ異なるヘッドを割り当てて、再生を行ったり、記録を行うディスク装置が提案されている。これによって、1枚のディスク上の位置的に離れた場所に記録されているそれぞれのデータトラックを、同時に再生することができたり、位置的に離れた場所にあるデータトラックに、それぞれ同時に記録することができたり、または記録と同時に再生を行うことができる。従って、短時間でスムーズにデータの記録、再生を行うことができる。
【0003】
しかしながら、従来の装置においては、書き換え可能なディスクに対して、フォーマットとデータ記録の並行処理ができず、改善が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、上述の問題点を鑑みなされたもので、書き換え可能なディスクに対して、フォーマットを行いながらデータ記録を行うことができるディスク装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は記録媒体であるディスクを回転駆動する回転駆動手段と、
前記ディスクに対してデータの書込を行う複数のヘッドと、
フォーマットの指示があった場合に前記複数のヘッドの少なくともいずれか一つをフォーマット用に指定する指定手段と、
前記フォーマット用に指定された前記ヘッドが前記ディスクに対してフォーマットを開始した後、予め決められた位置関係に達した後は、他の前記ヘッドのうち少なくともいずれか一つを用いて、フォーマットが済んだトラックに対し記録を開始させる記録制御手段と
を具備するディスク装置を提供する。
【0006】
このディスク装置によれば、フォーマットの指示があった場合に、複数のヘッドの少なくともいずれか一つをフォーマット用に指定し、前記フォーマット用に指定された前記ヘッドがディスクに対してフォーマットを開始した後、予め決められた位置関係に達した後は、他の前記ヘッドのうち少なくともいずれか一つを用いて、フォーマットが済んだトラックに対し記録を開始させる。
【0007】
【発明の実施の形態】
1.第1実施形態
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。かかる実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更可能である。
<A:構成>
図1は、本実施形態の光ディスク装置1の全体構成を示す図である。
CPU2は、ROM(図示せず)に記憶されたプログラムに基づいて、装置各部の制御を行う。
インターフェース6は、CPU2と外部接続機器との間のデータの授受を制御する。データ入力端子60は、外部接続機器からデータが供給される端子であり、データ出力端子61は、外部接続機器へデータを供給する端子である。
バッファメモリ5は、CPU2の各種動作において処理されるデータを、一時的に蓄積する。
【0008】
ドライバ3は、CPU2の制御の元で、スピンドルモータ4を一定の回転速度となるように回転駆動する。このスピンドルモータ4の回転軸には、光ディスクDを固定するためのチャッキング機構が備えられている。そして、光ディスクDは、このチャッキング機構により、回転軸に着脱可能に取り付けられている。
【0009】
第1のプロセッサ13は、CPU2の制御の元で、バッファメモリ5に記憶された書込用データをEFM信号に変換して、第1のドライバ11に供給する。第1のドライバ11は、供給されたEFM信号に基づいて、書込信号を生成し、光ヘッドH1に供給する。また、第1のドライバ11は、第1のスレッドモータ10を回転駆動させる。第1のスレッドモータ10の回転は、第1のスレッドスクリューシャフト14に伝達され、第1のスレッドスクリューシャフト14の回転により、第1の光ヘッドH1は光ディスクDの半径方向に移動可能となって、データの書込を行う。
第1の光ヘッドH1は、図示は省略するがレーザダイオード、フォトディテクタ、対物レンズ、2軸アクチュエータ等の基本的構成要素を備えている。
【0010】
また、第1のプロセッサ13は、CPU2の制御の元で、光ディスクDに記録されたデータの読み出し指示を、第1のドライバ11に対して行う。第1のドライバ11は、読み出し指示に基づき、第1のスレッドモータ10を回転駆動させ、第1の光ヘッドH1を駆動させる。これにより、第1の光ヘッドH1は、読出信号を得て、第1のRFアンプ12を介して再生RF信号として第1のプロセッサ13に供給する。第1のプロセッサ13に供給された再生RF信号は、EFM変調されているため、CPU2の制御の元で、EFM復調されて読出データに変換され、バッファメモリ5に記憶される。
【0011】
以上の光ヘッドH1、第1のスレッドモータ10、第1のドライバ11、第1のRFアンプ12、第1のプロセッサ13、第1のスレッドスクリューシャフト14から、第1のリード/ライト系RW1は構成される。
第2のリード/ライト系RW2は、光ヘッドH2、第2のスレッドモータ20、第2のドライバ21、第2のRFアンプ22、第2のプロセッサ23、第2のスレッドスクリューシャフト24から構成される。詳細な構成は、第1のリード/ライト系RW1の構成と同様であるため、説明は省略する。
【0012】
このように、光ディスク装置1は、第1、第2の2つの光ヘッドH1,H2を備え、これら2つの光ヘッドをそれぞれ別個に移動可能であると共に、それぞれ別個に記録再生動作可能に構成されている。
【0013】
<B:動作>
次に、光ディスク装置1が、光ディスクDにデータを記録する動作について説明する。
また、以下の説明においては、光ヘッドH1を光ヘッドH2より内周に位置させて制御を行うものとする。ただし、光ヘッドH2を光ヘッドH1より内周に位置させて制御を行うこともできる。
<B―1:バッファメモリ5に、光ディスクDに記録する全てのデータを蓄積する場合の動作>
CPU2は、インターフェース6を介してデータ入力端子60からのデータ入力を検知すると、入力データを一時的にバッファメモリ5に蓄積させる。そして、CPU2は、このデータを構成するデータ量Nを検出する。そして、検出されたデータ量Nから、光ディスクDの記録終了地点のアドレスADを算出する。この光ディスクD上のアドレスは、ウォブル信号によって求められる。ウォブル信号とは、光ディスクD上に予め形成された案内溝の蛇行に、光ヘッドからレーザ光を照射して、その反射光の変動を検出することにより得られるものである。そのウォブル信号にはATIPと称する絶対時間情報が含まれており、これにアドレスが対応する。
そして、データ量N、アドレスADを用いて、光ヘッドH2の記録開始地点のアドレスAD1を算出する。このとき、ほぼ同時に記録を開始する光ヘッドH1と光ヘッドH2とが、ほぼ同時に記録を終えるように、アドレスAD1の算出を行う。
具体的には、光ディスクDのトラックピッチをP[μm]、線速度をV[m/s]、時間情報(アドレス情報)tx[s]とし、ディスク半径上のデータ記録領域最内周半径位置をr0、このときの時間情報をt0とし、光ヘッドH1の記録開始位置をr1、このときの時間情報をt1とし、光ヘッドH1の記録終了位置をr2、このときの時間情報をt2とした場合、各半径位置までのデータ量は面積によって近似できる、すなわちP[幅]×Vtx[長さ]は、r0からrXまでの環状部分の面積として近似できるので、
π(r1 2―r0 2)=PVt1・・・・・(式1)
となり、この式1から光ヘッドH1の記録開始半径位置r1を求めることができる。
同様に、
π(r2 2―r0 2)=PVt2・・・・・(式2)
となる。この式2から光ヘッドH2の記録終了半径位置r2を求めることができる。
光ディスクDをCAV回転制御で記録する場合、光ヘッドH1と光ヘッドH2とが同時に記録集終了するためには、両ヘッドが記録するトラックの本数が一致すれば良いので、データ分割点の半径位置r3は(r1+r2)/2となるから、同様に、
π(r3 2―r0 2)=PVt3・・・・・(式3)
を満足し、このときr3に対応する時間情報t3が求まるのである。従って、バッファメモリ上のデータの時間情報t3において分割すればよい。
これらの算出結果にならって、データ量Nのデータについて、光ディスクDの最内周(r0、t0)からアドレスAD1(r3、t3)までに対応するデータを、光ヘッドH1が記録を行うデータとし、アドレスAD1(r3、t3)からAD(r2、t2)までに対応するデータを、光ヘッドH2が記録するデータとする。この算出結果を、図2に模式的に示す。
【0014】
次に、CPU2は、第1のプロセッサ13に、光ヘッドH1が記録を行うデータ及びその記録終了地点のアドレスAD1を供給する。第2のプロセッサ23に、光ヘッドH2が記録を行うデータ及びその記録開始地点のアドレスAD1及び記録終了地点のアドレスADを供給する。
また、CPU2は、ドライバ3を駆動させ、スピンドルモータ4を一定の回転速度となるよう回転駆動させる。これにより、光ディスクDが一定の回転速度で回転する。
【0015】
そして、第1のプロセッサ13は、CPU2から供給されたデータをEFM(Eight to Fourteen Modulation)信号に変換し、アドレスAD1とともに第1のドライバ11に供給する。
第1のドライバ11は、供給されたEFM信号を書込信号に変換して光ヘッドH1に供給する。そして、第1のスレッドモータ10を回転駆動させ第1のスレッドスクリューシャフト14を回転させる。これにより、光ヘッドH1を駆動させる。そしてまず始めは、光ヘッドH1を最内周に位置させ、光ディスクDの案内溝に沿わせて記録パワー(5.5〜8mW)のレーザ光を照射させる。ついで、リードインの情報を記録させた後、供給された書込信号に従って、データの記録を行わせる。
また、第1のドライバ11は、光ヘッドH1にレーザ光を照射させた際、フォーカス、トラッキング等の各サーボをかける。これによって、光ヘッドH1から照射されるレーザ光のスポットが、常に光ディスクDの案内溝上に集まるよう制御する。
以上のような処理により、光ヘッドH1に配分されたデータを、上述のように算出された記録終了地点のアドレスAD1まで記録させる。
【0016】
また、第2のプロセッサ23も第1のプロセッサ13と同様に、CPU2から供給されたデータをEFM信号に変換し、アドレスAD1、ADとともに第2のドライバ21に供給する。
第2のドライバ21は、供給されたEFM信号を書込信号に変換して光ヘッドH2に供給する。そして、第2のスレッドモータ20を回転駆動させ第2のスレッドスクリューシャフト24を回転させる。これにより、光ヘッドH2を駆動させる。そしてまず始めは、光ヘッドH2から、光ディスクDの案内溝に対して、再生パワー(0.2mW)のレーザ光を照射させる。そうして得られるウォブル信号に基づいて、第2のドライバ21は、記録開始地点のアドレスAD1を検出する。すると次に、第2のドライバ21は、アドレスAD1の地点より、光ヘッドH2から、光ディスクDの案内溝に対して、記録パワー(5.5〜8mW)のレーザ光を照射させる。そして、供給された書込信号に従って、データの記録を行わせる。また、第2のドライバ21は、光ヘッドH2にレーザ光を照射させた際、フォーカス、トラッキング等の各サーボをかける。これにより、光ヘッドH2から照射されるレーザ光のスポットが、常に光ディスクDの案内溝上に集まるよう制御する。
以上のような処理により、光ヘッドH2に配分されたデータを、上述のように算出された記録終了地点のアドレスADまで記録させる。
【0017】
以上の処理により、記録すべき入力データを、複数の光ヘッドに対してデータ配分し、複数の光ヘッドが同時に並行してデータ記録を行うことにより、データ記録時間を大幅に短縮することができる。
【0018】
<B−2:バッファメモリ5の容量が、光ディスクDに記録する全データ量よりも小さい場合の動作>
バッファメモリ5に、予め2つの領域B1、B2を予め設けておく。領域B1及び領域B2に蓄積できるデータ量は、同量のMとする。
また、このとき、光ヘッドH1を光ヘッドH2より内周に位置させるが、これは逆でも良い。
CPU2は、インターフェース6を介してデータ入力端子60からのデータ入力を検知すると、図3(A)に示すように、入力データのうち、データ量MのデータD1だけ、一時的にバッファメモリ5の領域B1に蓄積させる。そして、CPU2は、データ量Mから、データD1に対する光ディスクD上の記録終了地点のアドレスAD1′を算出する。
そして、データ量M、アドレスAD1′を用いて、光ヘッドH2の記録開始地点のアドレスAD2′を算出する。このとき、ほぼ同時に記録を開始する光ヘッドH1と、光ヘッドH2とが、ほぼ同時に記録を終えるように、アドレスAD1′の算出を行う。算出の方法は前出の通りであり、データ量Mのデータの初期アドレス(時間情報)、終了アドレス(時間情報)AD1′からの分割点AD2′を求める。
これらの算出結果により、データD1について、光ディスクDの最内周からアドレスAD2′までに対応するデータを、光ヘッドH1が記録を行うデータとし、アドレスAD2′からアドレスAD1′までに対応するデータを、光ヘッドH1が記録を行うデータとする。この算出結果を、図3(B)に模式的に示す。
【0019】
そして、第1のプロセッサ13に、光ヘッドH1が記録を行うデータ及びその記録終了地点のアドレスAD2′を供給する。第2のプロセッサ23に、光ヘッドH2が記録を行うデータ及びその記録開始地点のアドレスAD′2及び記録終了地点のアドレスAD1′を供給する。
以下、上述の動作と同様にして、光ヘッドH1によって、光ヘッドH1に配分されたデータについて、最内周からアドレスAD2′の地点まで記録が行われる。また同時に、光ヘッドH2によって、光ヘッドH2に配分されたデータについて、アドレスAD2′の地点からアドレスAD1′の地点まで記録が行われる。
【0020】
また、このような処理を行っている間に、図3(C)に示すように、CPU2は、入力データのうち、データD1以降のデータからデータ量MのデータD2だけ、一時的にバッファメモリ5の領域B2に蓄積させる。そして、CPU2は、データ蓄積後、前回の記録が終了している光ヘッドを検出する。
【0021】
そして、光ヘッドH1及び光ヘッドH2ともに終了している場合、CPU2は、データ量M及び記録開始地点AD1′から、データD2に対する光ディスクD上の記録終了地点のアドレスAD3′を算出する。そして算出されたアドレスAD3′、記録開始地点AD1′から、このデータに対する光ディスクD上の記録終了地点のアドレスAD4′を算出する。そして、上述と同様の動作によって、データD2について、光ヘッドH1が記録を行うデータと、光ヘッドH2が記録を行うデータとにデータ配分を行う。この算出結果を、図3(D)に模式的に示す。
そして、CPU2は、第1のプロセッサ13に、光ヘッドH1が記録を行うデータ及びその記録開始地点のアドレスAD1′及び記録終了地点のアドレスAD′4を供給する。第2のプロセッサ23に、光ヘッドH2が記録を行うデータ及びその記録開始地点のアドレスAD4′及び記録終了地点のアドレスAD′3を供給する。
以下、上述の動作と同様にして、光ヘッドH1によって、光ヘッドH1に配分されたデータについて、アドレスAD4′の地点まで記録が行われる。また同時に、光ヘッドH2によって、光ヘッドH2に配分されたデータについて、アドレスAD3′の地点まで記録が行われる。
【0022】
また、記録が終了した光ヘッドが光ヘッドH1のみであることを検出した場合、CPU2は、データD2に対するデータ分割は行わず、光ヘッドH1によってデータD2の記録を行わせる。
同様に、記録が終了した光ヘッドが光ヘッドH2のみであることを検出した場合、CPU2は、データD2に対するデータ分割は行わず、光ヘッドH2によってデータD2の記録を行わせる。
【0023】
また一方、このような処理を行っている間に、CPU2は、バッファメモリ5の領域B1のデータが全て記録されたことを検知すると、入力データのうち、データD2以降のデータからデータ量MのデータD3だけ、一時的にバッファメモリ5の領域B2に蓄積させる。そして、CPU2は、データ蓄積後、記録が終了した光ヘッドを検出する。以降の動作は、上述と同様であるため、説明は省略する。
【0024】
このようにして、光ディスクDに記録するデータについて、一定量ずつバッファメモリ5に蓄積していき、そのデータ量及び記録可能光ヘッドに応じて、記録可能光ヘッドに対するデータの配分を行い、データの記録を行う。
尚、入力データのうち、最後のデータDnについては、データ量がMに満たない場合があるが、そのデータ量をCPU2にて検出することにより、上述と同様に、アドレスの算出、データ配分を行うことができる。
【0025】
以上の処理により、バッファメモリの容量が小さい場合でも、部分的に順次入力データを蓄積して、記録可能な光ヘッドに順次データ配分を行うことにより、効率よく光ディスクにデータ記録を行うことができ、データ記録時間を大幅に短縮できる。
【0026】
なお、一方の光ヘッドの記録が終了するのを待って、記録が終了した時点で、2つの光ヘッドによる記録を行うようにしても良い。
【0027】
<B−3:フォーマットと同時に記録を行う動作>
光ディスクDが、CD−Rや、CD−RW、DVD−RAM、DVD−RW等の書き換え可能な光ディスクである場合、光ディスク装置1にてフォーマットを行いながら、データの記録を行う動作について説明する。
CPU2は、光ディスクDのフォーマット指示を検知すると共に、インターフェース6を介してデータ入力端子60からのデータ入力を検知すると、まず入力データをバッファメモリ5の領域B3に一時的に蓄積させる。
そして、CPU2は、ドライバ3を駆動させ、スピンドルモータ4を一定の回転速度となるよう回転駆動させる。
また、CPU2は、第1のプロセッサ13を介して第1のドライバ11によって光ヘッドH1を駆動させる。そしてまず始めに、光ディスクD上の最内周に位置させた後、その案内溝に沿わせて光ヘッドH1よりイレースパワーのレーザー光を照射させていく。
【0028】
その後、CPU2は、所定の時間が経過した(あるいは、光ヘッドH1が所定のアドレスに到達した)ことを検知すると、第2のプロセッサ23に、バッファメモリ5の領域B3に蓄積されたデータを供給する。第2のプロセッサ23は、CPU2から供給されたデータをEFM信号に変換し、第2のドライバ21に供給する。第2のドライバ21は、供給されたEFM信号を書込信号に変換して光ヘッドH2に供給する。そして、第2のスレッドモータ20を回転駆動させ第2のスレッドスクリューシャフト24を回転させる。これにより、光ヘッドH2を駆動させる。そしてまず始めは、光ヘッドH2を最内周に位置させ、光ディスクDの案内溝に沿わせて記録パワー(5.5〜8mW)のレーザ光を照射させる。そしてまず始めに、リードインの情報を記録させた後、供給された書込信号に従って、データの記録を行わせる。
【0029】
以上の処理により、光ディスクをフォーマットしながら、フォーマット済部分に順次データを記録することができ、記録時間を大幅に短縮できる。
【0030】
なお、光ヘッドH1がフォーマット終了後、光ヘッドH1にも記録を行わせるようにしても良い。
【0031】
2.第2実施形態
次に、図4に示すように、第1実施形態の構成において、第3のリード/ライト系RW3、第4のリード/ライト系RW4を加え、光ヘッドを4つ備える場合について説明する。
<A:構成>
第3のリード/ライト系RW3は、光ヘッドH3、第3のスレッドモータ、第3のドライバ、第3のRFアンプ、第3のプロセッサ、第3のスレッドスクリューシャフトから構成される。第4のリード/ライト系RW4は、光ヘッドH4、第4のスレッドモータ、第4のドライバ、第4のRFアンプ、第4のプロセッサ、第4のスレッドスクリューシャフトから構成される。その他構成は、上述の第1実施形態とほぼ同様であるため、説明は省略する。
【0032】
<B:記録と同時に再生を行う動作>
バッファメモリ5に、記録データ用の領域B3と、再生データ用の領域B4とを予め設けておく。
また、上述の第1実施形態と同様に、光ヘッドH1、光ヘッドH2によって、入力データを光ディスクDに書込を行うものとする。そして、光ヘッドH3、光ヘッドH4によって、光ディスクDの再生を行うものとする。
CPU2は、光ディスクD上に記録されたデータの再生指示を検知すると共に、インターフェース6を介してデータ入力端子60からのデータ入力を検知すると、まず入力データをバッファメモリ5の領域B3に一時的に蓄積させる。そして、この入力データは、上述と同様に、光ヘッドH1に対応させるデータと、光ヘッドH2に対応させるデータとに配分される。図5に、バッファメモリ5に蓄積されるデータの配分を、模式的に示す。以降の動作は、上述の記録動作と同様であるため、説明は省略する。
【0033】
一方、CPU2は、光ディスクD上に記録されたデータの再生指示を検知した際、第3のプロセッサを介して第3のドライバによって光ヘッドH3を駆動させる。そして、光ヘッドH3を光ディスクDの最内周に位置させ、その案内溝に沿わせて光ヘッドH3より再生パワーのレーザー光を照射させる。尚このとき、第3のドライバは、フォーカス、トラッキング等の各サーボをかける。これにより、光ヘッドH3から照射されるレーザ光のスポットが、常に光ディスクDの案内溝上に集まるよう制御する。
そしてこのようにして得られた読出信号は、第3のRFアンプを介して再生RF信号として第3のプロセッサに送られる。第3のプロセッサは、この再生RF信号の波形整形、補正、クロック再生、EFM変調等の各種処理を行い、この再生RF信号を読出データに変換する。そして、CPU2は、まず、その読出データからリードインの情報を得る。そして、この情報から、再生するデータのデータ量、再生開始地点のアドレス、再生終了地点のアドレスを得る。そして、上述の第1実施形態のデータ配分の場合と同様にして、光ヘッドH3と、光ヘッドH4に対応させるデータの配分を行い、それぞれの光ヘッドが再生を開始する再生開始地点のアドレスを算出する。そしてこれに基づいて、光ヘッドH3及び光ヘッドH4に対する制御情報を生成して、第3のプロセッサ、第4のプロセッサに供給する。そして、第3のドライバによって光ヘッドH3を駆動させ、第4のドライバによって光ヘッドH4を駆動させる。以降は、上述の再生動作と同様にして、光ヘッドH3及び光ヘッドH4によって得られた再生RF信号は、読出データに変換され、この読出データは、CPU2によってバッファメモリ5にそれぞれ記憶される。
そして、CPU2は、バッファメモリ5の領域B4に蓄積されたデータを、インターフェース6を介して出力する。
【0034】
以上の処理により、光ディスクに記録済のデータの再生とともに、この光ディスクにデータの記録を行うことができ、使用者にとって便利な使い方をすることができる。
【0035】
<C:変形例>
また、複数の光ヘッドを用いてフォーマットを行うようにしても良い。この場合、複数の光ヘッドがほぼ同時にフォーマットを終了するように、それぞれの光ヘッドのフォーマット開始位置を算出すればよい。
【0036】
3:変形例
以上この発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態はあくまでも例示であり、上記実施形態に対しては、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加えることができる。なお、アドレスの算出方法については、公知の算出方法を用いれば良い。
【0037】
(1)例えば、光ヘッドは5つ以上複数備えても良い。このような構成の場合、再生動作、記録動作に対して、それぞれ複数個ずつ光ヘッドを割り当てる。それぞれの光ヘッドに対するデータ配分については、上述の実施形態と同様に行えば良い。
【0038】
(2)また、上述の第1実施形態において、インターフェース6を介して接続されるコンピュータにおいて、光ディスクDに記録するデータについて、光ヘッドH1にて記録するデータと、光ヘッドH2にて記録するデータとに識別情報を付加しても良い。例えば、そのコンピュータにおいて、上述と同様の計算によってデータを配分し、それぞれ光ヘッドH1、光ヘッドH2に対応する符号を付与する。一例を挙げれば、図6に示すように、データをDD1,DD2、DD3、DD4、DD5、DD6・・・DDnに分割し、それぞれ分割されたデータに対し、H1、H2という符号を付与する。そして、CPU2は、このデータをインターフェース6を介して検知すると、該データの符号を参照する。そして、光ヘッドH1に対応するデータについては第1のプロセッサ13に、光ヘッドH2に対応するデータについては第2のプロセッサ23に供給するようにすれば良い。
なお、上述の第2実施形態においても同様の構成にしても良い。
【0039】
(3)また、データの記録の方式としては、光磁気型や相変化型、熱によるピット形成など従来より各種存在し、本発明はそれら何れの方式にも適用可能である。従って、本発明のディスク装置は、光ディスクに限らず、磁気ディスク等他のディスクに対して記録、再生、フォーマットできる構成であっても良い。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、書き換え可能な光ディスクに対して、フォーマットしながら、データ記録を行うことができる。従って、データ記録時間の短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における光ディスク装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるバッファメモリへのデータ蓄積の方法を模式的に示す図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるバッファメモリへのデータ蓄積の方法を模式的に示す図である。
【図4】本発明の一実施形態における光ディスク装置の全体構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態におけるバッファメモリへのデータ蓄積の方法を模式的に示す図である。
【図6】本発明の一実施形態におけるデータの形式を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1・・・光ディスク装置
2・・・CPU
3・・・ドライバ
4・・・スピンドルモータ
5・・・バッファメモリ
6・・・インターフェース
10・・・第1のスレッドモータ
11・・・第1のドライバ
12・・・第1のRFアンプ
13・・・第1のプロセッサ
14・・・第1のスレッドスクリューシャフト
20・・・第2のスレッドモータ
21・・・第2のドライバ
22・・・第2のアンプ
23・・・第2のプロセッサ
24・・・第2のスレッドスクリューシャフト
60・・・データ入力端子
61・・・データ出力端子
RW1・・・第1のリード/ライト系
RW2・・・第2のリード/ライト系
RW3・・・第3のリード/ライト系
RW4・・・第4のリード/ライト系
H1・・・光ヘッド
H2・・・光ヘッド
H3・・・光ヘッド
H4・・・光ヘッド
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクに対してフォーマット或いはデータの記録を行うディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスク装置は、1つのヘッドを用いて、ディスクからデータを読み出して再生したり、ディスク上にデータの記録を行っていた。ところが近年、それぞれ独立に動作可能な複数のヘッドを備え、異なるデータトラックに対して、それぞれ異なるヘッドを割り当てて、再生を行ったり、記録を行うディスク装置が提案されている。これによって、1枚のディスク上の位置的に離れた場所に記録されているそれぞれのデータトラックを、同時に再生することができたり、位置的に離れた場所にあるデータトラックに、それぞれ同時に記録することができたり、または記録と同時に再生を行うことができる。従って、短時間でスムーズにデータの記録、再生を行うことができる。
【0003】
しかしながら、従来の装置においては、書き換え可能なディスクに対して、フォーマットとデータ記録の並行処理ができず、改善が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、上述の問題点を鑑みなされたもので、書き換え可能なディスクに対して、フォーマットを行いながらデータ記録を行うことができるディスク装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は記録媒体であるディスクを回転駆動する回転駆動手段と、
前記ディスクに対してデータの書込を行う複数のヘッドと、
フォーマットの指示があった場合に前記複数のヘッドの少なくともいずれか一つをフォーマット用に指定する指定手段と、
前記フォーマット用に指定された前記ヘッドが前記ディスクに対してフォーマットを開始した後、予め決められた位置関係に達した後は、他の前記ヘッドのうち少なくともいずれか一つを用いて、フォーマットが済んだトラックに対し記録を開始させる記録制御手段と
を具備するディスク装置を提供する。
【0006】
このディスク装置によれば、フォーマットの指示があった場合に、複数のヘッドの少なくともいずれか一つをフォーマット用に指定し、前記フォーマット用に指定された前記ヘッドがディスクに対してフォーマットを開始した後、予め決められた位置関係に達した後は、他の前記ヘッドのうち少なくともいずれか一つを用いて、フォーマットが済んだトラックに対し記録を開始させる。
【0007】
【発明の実施の形態】
1.第1実施形態
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。かかる実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更可能である。
<A:構成>
図1は、本実施形態の光ディスク装置1の全体構成を示す図である。
CPU2は、ROM(図示せず)に記憶されたプログラムに基づいて、装置各部の制御を行う。
インターフェース6は、CPU2と外部接続機器との間のデータの授受を制御する。データ入力端子60は、外部接続機器からデータが供給される端子であり、データ出力端子61は、外部接続機器へデータを供給する端子である。
バッファメモリ5は、CPU2の各種動作において処理されるデータを、一時的に蓄積する。
【0008】
ドライバ3は、CPU2の制御の元で、スピンドルモータ4を一定の回転速度となるように回転駆動する。このスピンドルモータ4の回転軸には、光ディスクDを固定するためのチャッキング機構が備えられている。そして、光ディスクDは、このチャッキング機構により、回転軸に着脱可能に取り付けられている。
【0009】
第1のプロセッサ13は、CPU2の制御の元で、バッファメモリ5に記憶された書込用データをEFM信号に変換して、第1のドライバ11に供給する。第1のドライバ11は、供給されたEFM信号に基づいて、書込信号を生成し、光ヘッドH1に供給する。また、第1のドライバ11は、第1のスレッドモータ10を回転駆動させる。第1のスレッドモータ10の回転は、第1のスレッドスクリューシャフト14に伝達され、第1のスレッドスクリューシャフト14の回転により、第1の光ヘッドH1は光ディスクDの半径方向に移動可能となって、データの書込を行う。
第1の光ヘッドH1は、図示は省略するがレーザダイオード、フォトディテクタ、対物レンズ、2軸アクチュエータ等の基本的構成要素を備えている。
【0010】
また、第1のプロセッサ13は、CPU2の制御の元で、光ディスクDに記録されたデータの読み出し指示を、第1のドライバ11に対して行う。第1のドライバ11は、読み出し指示に基づき、第1のスレッドモータ10を回転駆動させ、第1の光ヘッドH1を駆動させる。これにより、第1の光ヘッドH1は、読出信号を得て、第1のRFアンプ12を介して再生RF信号として第1のプロセッサ13に供給する。第1のプロセッサ13に供給された再生RF信号は、EFM変調されているため、CPU2の制御の元で、EFM復調されて読出データに変換され、バッファメモリ5に記憶される。
【0011】
以上の光ヘッドH1、第1のスレッドモータ10、第1のドライバ11、第1のRFアンプ12、第1のプロセッサ13、第1のスレッドスクリューシャフト14から、第1のリード/ライト系RW1は構成される。
第2のリード/ライト系RW2は、光ヘッドH2、第2のスレッドモータ20、第2のドライバ21、第2のRFアンプ22、第2のプロセッサ23、第2のスレッドスクリューシャフト24から構成される。詳細な構成は、第1のリード/ライト系RW1の構成と同様であるため、説明は省略する。
【0012】
このように、光ディスク装置1は、第1、第2の2つの光ヘッドH1,H2を備え、これら2つの光ヘッドをそれぞれ別個に移動可能であると共に、それぞれ別個に記録再生動作可能に構成されている。
【0013】
<B:動作>
次に、光ディスク装置1が、光ディスクDにデータを記録する動作について説明する。
また、以下の説明においては、光ヘッドH1を光ヘッドH2より内周に位置させて制御を行うものとする。ただし、光ヘッドH2を光ヘッドH1より内周に位置させて制御を行うこともできる。
<B―1:バッファメモリ5に、光ディスクDに記録する全てのデータを蓄積する場合の動作>
CPU2は、インターフェース6を介してデータ入力端子60からのデータ入力を検知すると、入力データを一時的にバッファメモリ5に蓄積させる。そして、CPU2は、このデータを構成するデータ量Nを検出する。そして、検出されたデータ量Nから、光ディスクDの記録終了地点のアドレスADを算出する。この光ディスクD上のアドレスは、ウォブル信号によって求められる。ウォブル信号とは、光ディスクD上に予め形成された案内溝の蛇行に、光ヘッドからレーザ光を照射して、その反射光の変動を検出することにより得られるものである。そのウォブル信号にはATIPと称する絶対時間情報が含まれており、これにアドレスが対応する。
そして、データ量N、アドレスADを用いて、光ヘッドH2の記録開始地点のアドレスAD1を算出する。このとき、ほぼ同時に記録を開始する光ヘッドH1と光ヘッドH2とが、ほぼ同時に記録を終えるように、アドレスAD1の算出を行う。
具体的には、光ディスクDのトラックピッチをP[μm]、線速度をV[m/s]、時間情報(アドレス情報)tx[s]とし、ディスク半径上のデータ記録領域最内周半径位置をr0、このときの時間情報をt0とし、光ヘッドH1の記録開始位置をr1、このときの時間情報をt1とし、光ヘッドH1の記録終了位置をr2、このときの時間情報をt2とした場合、各半径位置までのデータ量は面積によって近似できる、すなわちP[幅]×Vtx[長さ]は、r0からrXまでの環状部分の面積として近似できるので、
π(r1 2―r0 2)=PVt1・・・・・(式1)
となり、この式1から光ヘッドH1の記録開始半径位置r1を求めることができる。
同様に、
π(r2 2―r0 2)=PVt2・・・・・(式2)
となる。この式2から光ヘッドH2の記録終了半径位置r2を求めることができる。
光ディスクDをCAV回転制御で記録する場合、光ヘッドH1と光ヘッドH2とが同時に記録集終了するためには、両ヘッドが記録するトラックの本数が一致すれば良いので、データ分割点の半径位置r3は(r1+r2)/2となるから、同様に、
π(r3 2―r0 2)=PVt3・・・・・(式3)
を満足し、このときr3に対応する時間情報t3が求まるのである。従って、バッファメモリ上のデータの時間情報t3において分割すればよい。
これらの算出結果にならって、データ量Nのデータについて、光ディスクDの最内周(r0、t0)からアドレスAD1(r3、t3)までに対応するデータを、光ヘッドH1が記録を行うデータとし、アドレスAD1(r3、t3)からAD(r2、t2)までに対応するデータを、光ヘッドH2が記録するデータとする。この算出結果を、図2に模式的に示す。
【0014】
次に、CPU2は、第1のプロセッサ13に、光ヘッドH1が記録を行うデータ及びその記録終了地点のアドレスAD1を供給する。第2のプロセッサ23に、光ヘッドH2が記録を行うデータ及びその記録開始地点のアドレスAD1及び記録終了地点のアドレスADを供給する。
また、CPU2は、ドライバ3を駆動させ、スピンドルモータ4を一定の回転速度となるよう回転駆動させる。これにより、光ディスクDが一定の回転速度で回転する。
【0015】
そして、第1のプロセッサ13は、CPU2から供給されたデータをEFM(Eight to Fourteen Modulation)信号に変換し、アドレスAD1とともに第1のドライバ11に供給する。
第1のドライバ11は、供給されたEFM信号を書込信号に変換して光ヘッドH1に供給する。そして、第1のスレッドモータ10を回転駆動させ第1のスレッドスクリューシャフト14を回転させる。これにより、光ヘッドH1を駆動させる。そしてまず始めは、光ヘッドH1を最内周に位置させ、光ディスクDの案内溝に沿わせて記録パワー(5.5〜8mW)のレーザ光を照射させる。ついで、リードインの情報を記録させた後、供給された書込信号に従って、データの記録を行わせる。
また、第1のドライバ11は、光ヘッドH1にレーザ光を照射させた際、フォーカス、トラッキング等の各サーボをかける。これによって、光ヘッドH1から照射されるレーザ光のスポットが、常に光ディスクDの案内溝上に集まるよう制御する。
以上のような処理により、光ヘッドH1に配分されたデータを、上述のように算出された記録終了地点のアドレスAD1まで記録させる。
【0016】
また、第2のプロセッサ23も第1のプロセッサ13と同様に、CPU2から供給されたデータをEFM信号に変換し、アドレスAD1、ADとともに第2のドライバ21に供給する。
第2のドライバ21は、供給されたEFM信号を書込信号に変換して光ヘッドH2に供給する。そして、第2のスレッドモータ20を回転駆動させ第2のスレッドスクリューシャフト24を回転させる。これにより、光ヘッドH2を駆動させる。そしてまず始めは、光ヘッドH2から、光ディスクDの案内溝に対して、再生パワー(0.2mW)のレーザ光を照射させる。そうして得られるウォブル信号に基づいて、第2のドライバ21は、記録開始地点のアドレスAD1を検出する。すると次に、第2のドライバ21は、アドレスAD1の地点より、光ヘッドH2から、光ディスクDの案内溝に対して、記録パワー(5.5〜8mW)のレーザ光を照射させる。そして、供給された書込信号に従って、データの記録を行わせる。また、第2のドライバ21は、光ヘッドH2にレーザ光を照射させた際、フォーカス、トラッキング等の各サーボをかける。これにより、光ヘッドH2から照射されるレーザ光のスポットが、常に光ディスクDの案内溝上に集まるよう制御する。
以上のような処理により、光ヘッドH2に配分されたデータを、上述のように算出された記録終了地点のアドレスADまで記録させる。
【0017】
以上の処理により、記録すべき入力データを、複数の光ヘッドに対してデータ配分し、複数の光ヘッドが同時に並行してデータ記録を行うことにより、データ記録時間を大幅に短縮することができる。
【0018】
<B−2:バッファメモリ5の容量が、光ディスクDに記録する全データ量よりも小さい場合の動作>
バッファメモリ5に、予め2つの領域B1、B2を予め設けておく。領域B1及び領域B2に蓄積できるデータ量は、同量のMとする。
また、このとき、光ヘッドH1を光ヘッドH2より内周に位置させるが、これは逆でも良い。
CPU2は、インターフェース6を介してデータ入力端子60からのデータ入力を検知すると、図3(A)に示すように、入力データのうち、データ量MのデータD1だけ、一時的にバッファメモリ5の領域B1に蓄積させる。そして、CPU2は、データ量Mから、データD1に対する光ディスクD上の記録終了地点のアドレスAD1′を算出する。
そして、データ量M、アドレスAD1′を用いて、光ヘッドH2の記録開始地点のアドレスAD2′を算出する。このとき、ほぼ同時に記録を開始する光ヘッドH1と、光ヘッドH2とが、ほぼ同時に記録を終えるように、アドレスAD1′の算出を行う。算出の方法は前出の通りであり、データ量Mのデータの初期アドレス(時間情報)、終了アドレス(時間情報)AD1′からの分割点AD2′を求める。
これらの算出結果により、データD1について、光ディスクDの最内周からアドレスAD2′までに対応するデータを、光ヘッドH1が記録を行うデータとし、アドレスAD2′からアドレスAD1′までに対応するデータを、光ヘッドH1が記録を行うデータとする。この算出結果を、図3(B)に模式的に示す。
【0019】
そして、第1のプロセッサ13に、光ヘッドH1が記録を行うデータ及びその記録終了地点のアドレスAD2′を供給する。第2のプロセッサ23に、光ヘッドH2が記録を行うデータ及びその記録開始地点のアドレスAD′2及び記録終了地点のアドレスAD1′を供給する。
以下、上述の動作と同様にして、光ヘッドH1によって、光ヘッドH1に配分されたデータについて、最内周からアドレスAD2′の地点まで記録が行われる。また同時に、光ヘッドH2によって、光ヘッドH2に配分されたデータについて、アドレスAD2′の地点からアドレスAD1′の地点まで記録が行われる。
【0020】
また、このような処理を行っている間に、図3(C)に示すように、CPU2は、入力データのうち、データD1以降のデータからデータ量MのデータD2だけ、一時的にバッファメモリ5の領域B2に蓄積させる。そして、CPU2は、データ蓄積後、前回の記録が終了している光ヘッドを検出する。
【0021】
そして、光ヘッドH1及び光ヘッドH2ともに終了している場合、CPU2は、データ量M及び記録開始地点AD1′から、データD2に対する光ディスクD上の記録終了地点のアドレスAD3′を算出する。そして算出されたアドレスAD3′、記録開始地点AD1′から、このデータに対する光ディスクD上の記録終了地点のアドレスAD4′を算出する。そして、上述と同様の動作によって、データD2について、光ヘッドH1が記録を行うデータと、光ヘッドH2が記録を行うデータとにデータ配分を行う。この算出結果を、図3(D)に模式的に示す。
そして、CPU2は、第1のプロセッサ13に、光ヘッドH1が記録を行うデータ及びその記録開始地点のアドレスAD1′及び記録終了地点のアドレスAD′4を供給する。第2のプロセッサ23に、光ヘッドH2が記録を行うデータ及びその記録開始地点のアドレスAD4′及び記録終了地点のアドレスAD′3を供給する。
以下、上述の動作と同様にして、光ヘッドH1によって、光ヘッドH1に配分されたデータについて、アドレスAD4′の地点まで記録が行われる。また同時に、光ヘッドH2によって、光ヘッドH2に配分されたデータについて、アドレスAD3′の地点まで記録が行われる。
【0022】
また、記録が終了した光ヘッドが光ヘッドH1のみであることを検出した場合、CPU2は、データD2に対するデータ分割は行わず、光ヘッドH1によってデータD2の記録を行わせる。
同様に、記録が終了した光ヘッドが光ヘッドH2のみであることを検出した場合、CPU2は、データD2に対するデータ分割は行わず、光ヘッドH2によってデータD2の記録を行わせる。
【0023】
また一方、このような処理を行っている間に、CPU2は、バッファメモリ5の領域B1のデータが全て記録されたことを検知すると、入力データのうち、データD2以降のデータからデータ量MのデータD3だけ、一時的にバッファメモリ5の領域B2に蓄積させる。そして、CPU2は、データ蓄積後、記録が終了した光ヘッドを検出する。以降の動作は、上述と同様であるため、説明は省略する。
【0024】
このようにして、光ディスクDに記録するデータについて、一定量ずつバッファメモリ5に蓄積していき、そのデータ量及び記録可能光ヘッドに応じて、記録可能光ヘッドに対するデータの配分を行い、データの記録を行う。
尚、入力データのうち、最後のデータDnについては、データ量がMに満たない場合があるが、そのデータ量をCPU2にて検出することにより、上述と同様に、アドレスの算出、データ配分を行うことができる。
【0025】
以上の処理により、バッファメモリの容量が小さい場合でも、部分的に順次入力データを蓄積して、記録可能な光ヘッドに順次データ配分を行うことにより、効率よく光ディスクにデータ記録を行うことができ、データ記録時間を大幅に短縮できる。
【0026】
なお、一方の光ヘッドの記録が終了するのを待って、記録が終了した時点で、2つの光ヘッドによる記録を行うようにしても良い。
【0027】
<B−3:フォーマットと同時に記録を行う動作>
光ディスクDが、CD−Rや、CD−RW、DVD−RAM、DVD−RW等の書き換え可能な光ディスクである場合、光ディスク装置1にてフォーマットを行いながら、データの記録を行う動作について説明する。
CPU2は、光ディスクDのフォーマット指示を検知すると共に、インターフェース6を介してデータ入力端子60からのデータ入力を検知すると、まず入力データをバッファメモリ5の領域B3に一時的に蓄積させる。
そして、CPU2は、ドライバ3を駆動させ、スピンドルモータ4を一定の回転速度となるよう回転駆動させる。
また、CPU2は、第1のプロセッサ13を介して第1のドライバ11によって光ヘッドH1を駆動させる。そしてまず始めに、光ディスクD上の最内周に位置させた後、その案内溝に沿わせて光ヘッドH1よりイレースパワーのレーザー光を照射させていく。
【0028】
その後、CPU2は、所定の時間が経過した(あるいは、光ヘッドH1が所定のアドレスに到達した)ことを検知すると、第2のプロセッサ23に、バッファメモリ5の領域B3に蓄積されたデータを供給する。第2のプロセッサ23は、CPU2から供給されたデータをEFM信号に変換し、第2のドライバ21に供給する。第2のドライバ21は、供給されたEFM信号を書込信号に変換して光ヘッドH2に供給する。そして、第2のスレッドモータ20を回転駆動させ第2のスレッドスクリューシャフト24を回転させる。これにより、光ヘッドH2を駆動させる。そしてまず始めは、光ヘッドH2を最内周に位置させ、光ディスクDの案内溝に沿わせて記録パワー(5.5〜8mW)のレーザ光を照射させる。そしてまず始めに、リードインの情報を記録させた後、供給された書込信号に従って、データの記録を行わせる。
【0029】
以上の処理により、光ディスクをフォーマットしながら、フォーマット済部分に順次データを記録することができ、記録時間を大幅に短縮できる。
【0030】
なお、光ヘッドH1がフォーマット終了後、光ヘッドH1にも記録を行わせるようにしても良い。
【0031】
2.第2実施形態
次に、図4に示すように、第1実施形態の構成において、第3のリード/ライト系RW3、第4のリード/ライト系RW4を加え、光ヘッドを4つ備える場合について説明する。
<A:構成>
第3のリード/ライト系RW3は、光ヘッドH3、第3のスレッドモータ、第3のドライバ、第3のRFアンプ、第3のプロセッサ、第3のスレッドスクリューシャフトから構成される。第4のリード/ライト系RW4は、光ヘッドH4、第4のスレッドモータ、第4のドライバ、第4のRFアンプ、第4のプロセッサ、第4のスレッドスクリューシャフトから構成される。その他構成は、上述の第1実施形態とほぼ同様であるため、説明は省略する。
【0032】
<B:記録と同時に再生を行う動作>
バッファメモリ5に、記録データ用の領域B3と、再生データ用の領域B4とを予め設けておく。
また、上述の第1実施形態と同様に、光ヘッドH1、光ヘッドH2によって、入力データを光ディスクDに書込を行うものとする。そして、光ヘッドH3、光ヘッドH4によって、光ディスクDの再生を行うものとする。
CPU2は、光ディスクD上に記録されたデータの再生指示を検知すると共に、インターフェース6を介してデータ入力端子60からのデータ入力を検知すると、まず入力データをバッファメモリ5の領域B3に一時的に蓄積させる。そして、この入力データは、上述と同様に、光ヘッドH1に対応させるデータと、光ヘッドH2に対応させるデータとに配分される。図5に、バッファメモリ5に蓄積されるデータの配分を、模式的に示す。以降の動作は、上述の記録動作と同様であるため、説明は省略する。
【0033】
一方、CPU2は、光ディスクD上に記録されたデータの再生指示を検知した際、第3のプロセッサを介して第3のドライバによって光ヘッドH3を駆動させる。そして、光ヘッドH3を光ディスクDの最内周に位置させ、その案内溝に沿わせて光ヘッドH3より再生パワーのレーザー光を照射させる。尚このとき、第3のドライバは、フォーカス、トラッキング等の各サーボをかける。これにより、光ヘッドH3から照射されるレーザ光のスポットが、常に光ディスクDの案内溝上に集まるよう制御する。
そしてこのようにして得られた読出信号は、第3のRFアンプを介して再生RF信号として第3のプロセッサに送られる。第3のプロセッサは、この再生RF信号の波形整形、補正、クロック再生、EFM変調等の各種処理を行い、この再生RF信号を読出データに変換する。そして、CPU2は、まず、その読出データからリードインの情報を得る。そして、この情報から、再生するデータのデータ量、再生開始地点のアドレス、再生終了地点のアドレスを得る。そして、上述の第1実施形態のデータ配分の場合と同様にして、光ヘッドH3と、光ヘッドH4に対応させるデータの配分を行い、それぞれの光ヘッドが再生を開始する再生開始地点のアドレスを算出する。そしてこれに基づいて、光ヘッドH3及び光ヘッドH4に対する制御情報を生成して、第3のプロセッサ、第4のプロセッサに供給する。そして、第3のドライバによって光ヘッドH3を駆動させ、第4のドライバによって光ヘッドH4を駆動させる。以降は、上述の再生動作と同様にして、光ヘッドH3及び光ヘッドH4によって得られた再生RF信号は、読出データに変換され、この読出データは、CPU2によってバッファメモリ5にそれぞれ記憶される。
そして、CPU2は、バッファメモリ5の領域B4に蓄積されたデータを、インターフェース6を介して出力する。
【0034】
以上の処理により、光ディスクに記録済のデータの再生とともに、この光ディスクにデータの記録を行うことができ、使用者にとって便利な使い方をすることができる。
【0035】
<C:変形例>
また、複数の光ヘッドを用いてフォーマットを行うようにしても良い。この場合、複数の光ヘッドがほぼ同時にフォーマットを終了するように、それぞれの光ヘッドのフォーマット開始位置を算出すればよい。
【0036】
3:変形例
以上この発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態はあくまでも例示であり、上記実施形態に対しては、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加えることができる。なお、アドレスの算出方法については、公知の算出方法を用いれば良い。
【0037】
(1)例えば、光ヘッドは5つ以上複数備えても良い。このような構成の場合、再生動作、記録動作に対して、それぞれ複数個ずつ光ヘッドを割り当てる。それぞれの光ヘッドに対するデータ配分については、上述の実施形態と同様に行えば良い。
【0038】
(2)また、上述の第1実施形態において、インターフェース6を介して接続されるコンピュータにおいて、光ディスクDに記録するデータについて、光ヘッドH1にて記録するデータと、光ヘッドH2にて記録するデータとに識別情報を付加しても良い。例えば、そのコンピュータにおいて、上述と同様の計算によってデータを配分し、それぞれ光ヘッドH1、光ヘッドH2に対応する符号を付与する。一例を挙げれば、図6に示すように、データをDD1,DD2、DD3、DD4、DD5、DD6・・・DDnに分割し、それぞれ分割されたデータに対し、H1、H2という符号を付与する。そして、CPU2は、このデータをインターフェース6を介して検知すると、該データの符号を参照する。そして、光ヘッドH1に対応するデータについては第1のプロセッサ13に、光ヘッドH2に対応するデータについては第2のプロセッサ23に供給するようにすれば良い。
なお、上述の第2実施形態においても同様の構成にしても良い。
【0039】
(3)また、データの記録の方式としては、光磁気型や相変化型、熱によるピット形成など従来より各種存在し、本発明はそれら何れの方式にも適用可能である。従って、本発明のディスク装置は、光ディスクに限らず、磁気ディスク等他のディスクに対して記録、再生、フォーマットできる構成であっても良い。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、書き換え可能な光ディスクに対して、フォーマットしながら、データ記録を行うことができる。従って、データ記録時間の短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における光ディスク装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるバッファメモリへのデータ蓄積の方法を模式的に示す図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるバッファメモリへのデータ蓄積の方法を模式的に示す図である。
【図4】本発明の一実施形態における光ディスク装置の全体構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態におけるバッファメモリへのデータ蓄積の方法を模式的に示す図である。
【図6】本発明の一実施形態におけるデータの形式を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1・・・光ディスク装置
2・・・CPU
3・・・ドライバ
4・・・スピンドルモータ
5・・・バッファメモリ
6・・・インターフェース
10・・・第1のスレッドモータ
11・・・第1のドライバ
12・・・第1のRFアンプ
13・・・第1のプロセッサ
14・・・第1のスレッドスクリューシャフト
20・・・第2のスレッドモータ
21・・・第2のドライバ
22・・・第2のアンプ
23・・・第2のプロセッサ
24・・・第2のスレッドスクリューシャフト
60・・・データ入力端子
61・・・データ出力端子
RW1・・・第1のリード/ライト系
RW2・・・第2のリード/ライト系
RW3・・・第3のリード/ライト系
RW4・・・第4のリード/ライト系
H1・・・光ヘッド
H2・・・光ヘッド
H3・・・光ヘッド
H4・・・光ヘッド
Claims (1)
- 記録媒体であるディスクを回転駆動する回転駆動手段と、
前記ディスクに対してデータの書込を行う複数のヘッドと、
フォーマットの指示があった場合に前記複数のヘッドの少なくともいずれか一つをフォーマット用に指定する指定手段と、
前記フォーマット用に指定された前記ヘッドが前記ディスクに対してフォーマットを開始した後、予め決められた位置関係に達した後は、他の前記ヘッドのうち少なくともいずれか一つを用いて、フォーマットが済んだトラックに対し記録を開始させる記録制御手段と
を具備することを特徴とするディスク装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
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JP2004022129A true JP2004022129A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31176281
Family Applications (1)
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JP2002178611A Withdrawn JP2004022129A (ja) | 2002-06-19 | 2002-06-19 | ディスク装置 |
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2002
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