JP2004021722A - チケット認証システム、コンテンツサーバ、制御プログラムおよびチケット認証方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタルデータとして生成されたチケットの認証を容易に行うこと。
【解決手段】チケット認証システム1は、使用者がコンテンツサーバ40からチケットデータをダウンロードすることにより、認証情報が付加されたチケットデータが携帯電話50において利用可能となる。そして、チケットデータは、所定の入力操作に対応して、そのチケットデータに設定された特典の内容が表示されるプログラムとして生成されている。したがって、使用者がチケットデータのチケットを使用する際、店員等が所定の入力操作を行うことにより、そのチケットデータが適正なものであるか否かが確認でき、チケットの認証を容易に行うことが可能となる。
【選択図】 図4
【解決手段】チケット認証システム1は、使用者がコンテンツサーバ40からチケットデータをダウンロードすることにより、認証情報が付加されたチケットデータが携帯電話50において利用可能となる。そして、チケットデータは、所定の入力操作に対応して、そのチケットデータに設定された特典の内容が表示されるプログラムとして生成されている。したがって、使用者がチケットデータのチケットを使用する際、店員等が所定の入力操作を行うことにより、そのチケットデータが適正なものであるか否かが確認でき、チケットの認証を容易に行うことが可能となる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルデータとして生成されたチケットの認証を行うチケット認証システム、コンテンツサーバ、制御プログラムおよびチケット認証方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、飲食店の割引等の特典を受けられるクーポン券や、美術館あるいはコンサートの割引券や入場券といったチケットをデジタルデータとして発行する技術が実用化されている。
デジタルデータとしてチケットが発行される場合、例えば、以下のような手順でチケットの発行および使用者によるチケットの使用が行われる。
【0003】
まず、チケットの使用者が飲食店等のホームページにアクセスし、チケット(クーポン券あるいは割引券)のデータを自らの携帯情報端末等にダウンロードする。あるいは、代金の支払い等を条件として、チケットの使用者にデジタルデータとして生成されたチケットが配信される。なお、以下、デジタルデータとして生成されたこれらのチケットを「チケットデータ」と言う。
【0004】
そして、チケットの使用者は、チケット使用時にそのチケットデータの画像を携帯情報端末等の画面に表示し、飲食店の店員あるいはコンサート会場の係員等に提示する。
店員あるいは係員等は、提示されたチケットデータの画像を視認し、チケットが適正なものであるか否かを確認する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来、チケットデータを店員あるいは係員等が確認する場合、携帯情報端末等に表示されたチケットの画像を視認する方法により行っていたため、そのチケットが適正なものであるか否かを十分に確認することができなかった。
【0006】
即ち、携帯情報端末等の画面はサイズが小さく、解像度も低いことから、チケットの画像自体が見難い上、チケットの画像が偽造されたものである場合には、見分ける手段がないか若しくは見分けることが困難なものであった。
本発明の課題は、デジタルデータとして生成されたチケットの認証を容易に行うことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
ネットワークを介して接続された携帯情報端末(例えば、図1の携帯電話50)とコンテンツサーバ(例えば、図1のコンテンツサーバ40)とを含むチケット認証システムであって、前記コンテンツサーバは、前記携帯情報端末に、所定のチケットとしての機能を有するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報が適正なものであることを識別可能な認証情報とを含むチケット情報(例えば、図1の「チケットデータ」)を送信可能であり、前記携帯情報端末は、前記コンテンツサーバから前記チケット情報を受信し、前記コンテンツ情報を提示すると共に、前記認証情報に基づいて、該コンテンツ情報が適正なものであることを識別可能であることを特徴としている。
【0008】
ここで、チケット情報として生成されるチケットの種類は、クーポン券、割引券あるいは入場券といった種々のものが考えられる。
また、「コンテンツ情報が適正なもの」であることとは、不正にコピーされたものでないことや偽造されたものでないことを含む正規に発行されたものであることに加え、正規に発行されたものであっても、有効期限が切れていないことや使用可能な店舗での使用でないこと等の種々の条件を含む概念である。
【0009】
さらに、「コンテンツの情報が適正なもの」であることを提示するためには、その旨を直接的に示す方法の他、入力操作に対応してコンテンツ情報の内容の一部(例えば、割引率等)が表示される方法も可能である。
請求項2記載の発明は、
請求項1記載のチケット認証システムであって、
前記携帯情報端末は、前記認証情報に基づいて、前記コンテンツ情報が適正なものである旨を含む確認情報(例えば、図5の割引率を示す画像等)を提示可能であることを特徴としている。
ここで、「提示」には、画面への表示、音を発することおよび振動による報知等、種々の情報伝達手段が含まれる。
請求項3記載の発明は、
請求項2記載のチケット認証システムであって、
前記携帯情報端末は、前記コンテンツ情報が適正なものであるか否かを確認するための確認入力操作に対応して、前記確認情報を提示することを特徴としている。
【0010】
確認入力操作は、例えば、飲食店の店員やコンサートの係員によって行われることが想定され、所定のパスワードの入力や、電子透かしが施されている場合に、隠された情報を出現させるための指示入力操作等を含む。
請求項4記載の発明は、
請求項3記載のチケット認証システムであって、
前記携帯情報端末は、前記コンテンツ情報に基づいて、チケットの画像を表示し、前記確認入力操作が行われた場合に、前記確認情報を該チケットの画像に重ねて表示(例えば、図5(c)の画面表示)することを特徴としている。
【0011】
請求項5記載の発明は、
請求項2〜4のいずれかに記載のチケット認証システムであって、
前記携帯情報端末は、前記チケット情報が使用された旨を入力するための使用済み入力操作に対応して、該チケット情報に、既に使用済みであることを示す使用済み情報を設定することを特徴としている。
【0012】
請求項6記載の発明は、
請求項5記載のチケット認証システムであって、
前記携帯情報端末は、前記使用済み情報が設定された前記チケット情報について前記確認入力操作が行われた場合に、該チケット情報が使用済みであることを提示(例えば、図5(d)の画面表示)することを特徴としている。
【0013】
請求項7記載の発明は、
請求項3〜6のいずれかに記載のチケット認証システムであって、
前記チケット情報は、チケットの使用制限に関する情報を含み、前記携帯情報端末は、前記確認入力操作が行われた場合に、該使用制限に関する情報を提示することを特徴としている。
【0014】
請求項8記載の発明は、
請求項7記載のチケット認証システムであって、
前記使用制限に関する情報は、有効期限に関する情報を含み、前記携帯情報端末は、前記確認入力操作が行われた場合に、該有効期限に関する情報を提示することを特徴としている。
【0015】
請求項9記載の発明は、
請求項1〜8のいずれかに記載のチケット認証システムであって、
前記チケット情報は、所定の抽選に関する情報を含み、前記携帯情報端末は、該抽選結果を提示させるための抽選入力操作に対応して、所定の態様で該抽選結果を提示することを特徴としている。
【0016】
ここで、「抽選に関する情報」とは、いわゆる「くじ」の要素を含む種々の情報を言い、その生成方法には、携帯情報端末において実際に抽選を行う場合およびコンテンツサーバから送信される際に抽選結果が決定されている場合が含まれる。
請求項10記載の発明は、
請求項9記載のチケット認証システムであって、
前記所定の態様は、所定のキーが入力操作されることに対応して、前記抽選結果を示す画像全体の一部分ずつが順次表示されていく表示態様であることを特徴としている。
【0017】
請求項11記載の発明は、
請求項9または10記載のチケット認証システムであって、
前記所定の態様は、スクラッチ形式のくじが剥離される様子を模した表示態様であることを特徴としている。
請求項12記載の発明は、
ネットワークを介して接続された携帯情報端末とコンテンツサーバとを含むチケット認証システムのためのコンテンツサーバであって、前記携帯情報端末に、所定のチケットとしての機能を有するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報が適正なものであることを識別可能な認証情報とを含むチケット情報を送信可能であることを特徴としている。
【0018】
請求項13記載の発明は、
ネットワークを介して接続された携帯情報端末とコンテンツサーバとを含むチケット認証システムのための携帯情報端末を制御する制御プログラムであって、前記携帯情報端末が前記コンテンツサーバから取得可能であり、所定のチケットとしての機能を有するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報が適正なものであることを識別可能な認証情報とを含み、前記携帯情報端末に、前記コンテンツ情報を提示させると共に、前記認証情報に基づいて、該コンテンツ情報が適正なものであることを識別する機能を実現させることを特徴としている。
【0019】
請求項14記載の発明は、
請求項13記載の制御プログラムであって、
前記認証情報に基づいて、前記コンテンツ情報が適正なものである旨を含む確認情報を提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
請求項15記載の発明は、
請求項14記載の制御プログラムであって、
前記コンテンツ情報が適正なものであるか否かを確認するための確認入力操作に対応して、前記確認情報を提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
【0020】
請求項16記載の発明は、
請求項15記載の制御プログラムであって、
前記コンテンツ情報に基づいて、チケットの画像を表示し、前記確認入力操作が行われた場合に、前記確認情報を該チケットの画像に重ねて表示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
【0021】
請求項17記載の発明は、
請求項14〜16のいずれかに記載の制御プログラムであって、
前記チケット情報が使用された旨を入力するための使用済み入力操作に対応して、該チケット情報に、既に使用済みであることを示す使用済み情報を設定する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
【0022】
請求項18記載の発明は、
請求項17記載の制御プログラムであって、
前記使用済み情報が設定された前記チケット情報について前記確認入力操作が行われた場合に、該チケット情報が使用済みであることを提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
【0023】
請求項19記載の発明は、
請求項15〜18のいずれかに記載の制御プログラムであって、
前記チケット情報は、チケットの使用制限に関する情報を含み、前記確認入力操作が行われた場合に、該使用制限に関する情報を提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
【0024】
請求項20記載の発明は、
請求項19記載の制御プログラムであって、
前記使用制限に関する情報は、有効期限に関する情報を含み、前記確認入力操作が行われた場合に、該有効期限に関する情報を提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
【0025】
請求項21記載の発明は、
請求項13〜20のいずれかに記載の制御プログラムであって、
前記チケット情報は、所定の抽選に関する情報を含み、該抽選結果を提示させるための抽選入力操作に対応して、所定の態様で該抽選結果を提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
【0026】
請求項22記載の発明は、
請求項21記載の制御プログラムであって、
前記所定の態様は、所定のキーが入力操作されることに対応して、前記抽選結果を示す画像全体の一部分ずつが順次表示されていく表示態様であることを特徴としている。
【0027】
請求項23記載の発明は、
請求項21または22記載の制御プログラムであって、
前記所定の態様は、スクラッチ形式のくじが剥離される様子を模した表示態様であることを特徴としている。
請求項24記載の発明は、
ネットワークを介して接続された携帯情報端末とコンテンツサーバとを含むチケット認証システムにおけるチケット認証方法であって、所定のチケットとしての機能を有するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報が適正なものであることを証明可能な認証情報とを含むチケット情報を、前記コンテンツサーバから前記携帯情報端末に送信し、前記携帯情報端末において、該チケット情報に含まれる前記コンテンツ情報を表示し、前記認証情報に基づいて、該コンテンツ情報が適正なものである旨を含む確認情報を表示することを特徴としている。
【0028】
請求項25記載の発明は、
請求項24記載のチケット認証方法であって、
前記携帯情報端末に対し、前記コンテンツ情報が適正なものであることを確認するための確認入力操作が行われることに対応して、前記確認情報が表示されることを特徴としている。
【0029】
請求項26記載の発明は、
請求項25記載のチケット認証方法であって、
前記携帯情報端末において、前記コンテンツ情報に基づいて、チケットの画像が表示され、前記確認入力操作が行われた場合に、前記確認情報が該チケットの画像に重ねて表示されることを特徴としている。
【0030】
請求項27記載の発明は、
請求項25または26記載のチケット認証方法であって、
前記携帯情報端末において、前記チケット情報が使用された旨を入力するための使用済み入力操作に対応して、該チケット情報に、既に使用済みであることを示す使用済み情報が設定され、該使用済み情報が設定された前記チケット情報について前記確認入力操作が行われた場合に、該チケット情報が使用済みであることが表示されることを特徴としている。
【0031】
請求項28記載の発明は、
請求項25〜27のいずれかに記載のチケット認証方法であって、
前記チケット情報は、チケットの使用制限に関する情報を含み、前記携帯情報端末において、前記確認入力操作が行われた場合に、該使用制限に関する情報が表示されることを特徴としている。
【0032】
請求項29記載の発明は、
請求項28記載のチケット認証方法であって、
前記使用制限に関する情報は、有効期限に関する情報を含み、前記携帯情報端末において、前記確認入力操作が行われた場合に、該有効期限に関する情報が表示されることを特徴としている。
【0033】
請求項30記載の発明は、
請求項24〜29のいずれかに記載のチケット認証方法であって、
前記チケット情報は、所定の抽選に関する情報を含み、前記携帯情報端末において、該抽選結果を表示させるための抽選入力操作に対応して、所定の態様で該抽選結果が表示されることを特徴としている。
【0034】
請求項31記載の発明は、
請求項30記載のチケット認証方法であって、
前記所定の態様は、所定のキーが入力操作されることに対応して、前記抽選結果を示す画像全体の一部分ずつが順次表示されていく表示態様であることを特徴としている。
【0035】
請求項32記載の発明は、
請求項30または31記載のチケット認証方法であって、
前記所定の態様は、スクラッチ形式のくじが剥離される様子を模した表示態様であることを特徴としている。
本発明によれば、携帯情報端末のユーザがコンテンツサーバからチケット情報をダウンロードすることにより、認証情報を含むチケット情報が携帯情報端末において利用可能となる。そして、チケット情報は、所定の入力操作に対応して、そのチケット情報が適正なものであること自体や、そのチケット情報に設定された特典の内容が表示されるプログラムとして生成されている。
【0036】
したがって、ユーザがチケット情報のチケットを使用する際、店員等が所定の入力操作を行うことにより、そのチケット情報が適正なものであるか否かが確認でき、チケットの認証を容易に行うことが可能となる。
さらに、所定の入力操作によって、一度使用されたチケット情報には、使用済みであることを示す情報が付加され、以後、使用される際に、そのことが提示されることにより使用が不可能となる。
【0037】
そのため、チケットの公正な使用が確保され、チケットを使用した商取引における安全性が向上する。
また、本発明によれば、店員等がチケットを認証するための入力操作を行うことにより、割引率や景品といった特典の内容がユーザに通知される。
したがって、ユーザにとっては、チケットを使用する際の楽しみが大きくなり、チケットを使用する動機が高まることにより、チケットを発行した飲食店等の売上を向上させることが可能となる。
さらに、本発明によれば、チケット情報に設定された特典をユーザが確認する際、スクラッチ形式のくじを模した演出表示等、所定の演出表示が行われる。
【0038】
したがって、ユーザは、チケットを使用した後、そのチケット情報に設定されている特典を表示させる行為を楽しむことができ、チケット情報による興趣性を創出することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明に係るチケット認証システムの実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態におけるチケット認証システム1では、使用者が携帯電話で所定のサイトにアクセスし、そのサイトにおいて提供されているコンサート等の割引券のデータ(チケットデータ)をダウンロードする。このチケットデータは、コンサートの主催者の許可を受ける等して、そのサイトにおいて配布されることが認められた適正なチケットであり、このような適正なチケットをコンサート会場等で提示することにより、使用者は一定の割引サービス等の特典を受けられるものである。
【0040】
まず、構成を説明する。
図1は、本発明に係るチケット認証システム1の全体構成を示す図である。図1において、チケット認証システム1は、携帯電話ネットワーク10と、外部接続装置20と、一般ネットワーク30と、コンテンツサーバ40と、携帯電話50とを含んで構成される。
【0041】
携帯電話ネットワーク10は、一般的な携帯電話網であり、携帯電話ネットワーク10を介して、複数の携帯電話50相互の通信が行われる。なお、携帯電話ネットワーク10は、音声データのみならず、プログラムあるいは画像データ等、種々のデータを送受信することが可能である。
外部接続装置20は、携帯電話ネットワーク10と一般ネットワーク30との間で情報の送受信が行われる場合、送受信されるデータをそれぞれのネットワークに適合する形式に変換する。
【0042】
一般ネットワーク30は、インターネット等の汎用ネットワークであり、コンテンツサーバ40には、一般ネットワーク30を介してアクセス可能である。
コンテンツサーバ40は、チケットデータを蓄積するサーバであり、一般ネットワーク30を介してアクセスした携帯電話50に対し、チケットデータを送信可能である。このチケットデータは、携帯電話50にダウンロードして実行可能なプログラムデータであり、具体的には、チケットの画像等を携帯電話50に表示させる機能を備えるプログラムである。
【0043】
ここで、チケットデータについてさらに説明する。
コンテンツサーバ40によって提供されるチケットデータは、上述のとおり適正なチケットであり、適正なチケットであることを証明する認証データを含んでいる。即ち、チケットデータには、一般に使用されている電子透かしの技術や、暗号化等の技術によって、正当性を確保するための処理が施されており、所定の処理を施すことにより、適正なチケットであることを証明する情報が提示される。
【0044】
なお、チケットデータに対して処理を施すことにより、適正なチケットであることが証明される実施態様については後述する。
図2は、コンテンツサーバ40の機能構成を示すブロック図である。図2において、コンテンツサーバ40は、入力部41と、制御部42と、記憶部43と、RAM(Random Access Memory)44と、VRAM(Video Random Access Memory)45と、表示部46と、通信部47とを含んで構成される。
【0045】
入力部41は、カーソルキーや数字入力キー等を備えたキーボード及びマウス等のポインティングデバイスを含み、キーボードにおいて押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号を制御部42に出力する。
制御部42は、コンテンツサーバ40全体を制御するもので、入力部41から入力される各種の指示信号に従って、記憶部43に記憶された各種処理に関するプログラムを読み出して実行する。また、制御部42は、携帯電話50からチケットデータのダウンロードが要求された場合の所定処理を実行する。そして、制御部42は、各種処理結果を記憶部43やRAM44の所定の領域に格納したり、表示部46に表示させたりする。
【0046】
記憶部43は、ハードディスク装置あるいはフラッシュROM等の不揮発性の記憶装置によって構成される。この記憶部43は、チケットデータおよびコンテンツサーバ40の制御のための各種処理に関するプログラムを記憶する。
RAM44は、各種データを記憶するもので、制御部42により実行される各種処理において生成された各種データを一時的に格納するワークエリア44aを有する。
【0047】
VRAM45は、表示部46で表示される表示データを格納するビデオメモリである。
表示部46は、例えばドットマトリクスタイプのカラー液晶表示セルもしくはCRT(Cathode Ray Tube)等から構成され、VRAM45に格納された各種データを表示する。
【0048】
通信部47は、制御部42から送信指示された各種データに対し、所定の形式へのデータ変換処理および変調処理を施して、一般ネットワーク30を介して送信先の端末装置に送信する。また、通信部47は、携帯電話50から送信された信号を受信し、元信号への復調処理およびオリジナルデータ形式へのデータ変換処理を施して、制御部42に出力する。
【0049】
携帯電話50は、アプリケーションプログラムをダウンロードして実行可能な携帯電話である。図3は、携帯電話50の機能構成を示すブロック図である。図3において、携帯電話50は、入力部51と、制御部52と、記憶部53と、RAM54と、VRAM55と、表示部56と、通信部57とから構成される。
入力部51は、数字、ひらがなあるいはアルファベット等を入力する操作ボタンからなり、押下されたボタンの押下信号を制御部52に出力する。
【0050】
制御部52は、携帯電話50全体を制御するもので、入力部51から入力される各種の指示信号に従って、記憶部53に記憶された各種処理に関するプログラムを読み出して実行する。また、制御部52は、コンテンツサーバ40からダウンロードしたチケットデータに基づくチケット認証処理(後述)を実行する。そして、制御部52は、各種処理結果を記憶部53やRAM54の所定の領域に格納したり、表示部56に表示させたりする。
【0051】
記憶部53は、フラッシュROM等の不揮発性の半導体メモリによって構成される。この記憶部53は、コンテンツサーバ40からダウンロードしたチケットデータおよび携帯電話50の制御のための各種処理に関するプログラムを記憶する。
RAM54は、各種データを記憶するもので、制御部52により実行される各種処理において生成された各種データを一時的に格納するワークエリア54aを有する。
【0052】
VRAM55は、表示部56で表示される表示データを格納するビデオメモリである。
表示部56は、例えばドットマトリクスタイプのカラー液晶表示セルあるいはEL(ElectroLuminescence)表示部材等から構成され、VRAM55に格納された各種データを表示する。
【0053】
通信部57は、アンテナ等を含んで構成され、制御部52から送信指示された各種データに対し、所定の形式へのデータ変換処理および変調処理を施して、携帯電話ネットワーク10を介して送信先の端末装置に送信する。また、通信部57は、コンテンツサーバ40から送信された信号を受信し、元信号への復調処理およびオリジナルデータ形式へのデータ変換処理を施して、制御部52に出力する。
【0054】
次に、動作を説明する。
初めに、チケット認証システム1が使用される際の手順について説明する。
図4は、チケット認証システム1によってチケットデータが配信され、使用される際の手順を示す図である。なお、チケットとしては、コンサートの入場券、博物館の入館券等、種々のものが考えられるが、ここでは、飲食店の割引あるいは景品の引き換えの特典が受けられるクーポン券であるものとして説明する。
【0055】
また、図5は、携帯電話50の種々の表示画面の例を示す図である。以下、図5を適宜参照しつつ、図4に基づいて説明する。
図4において、初めに、チケットの使用者が携帯電話50からコンテンツサーバ40にアクセスし、所定のチケットデータのダウンロードを要求する(ステップS1)。
【0056】
すると、コンテンツサーバ40は、ダウンロードを要求されたチケットデータに対し、電子透かしによる認証情報を付加するため、所定のエンコードを行い、エンコードしたチケットデータを携帯電話50に送信する(ステップS2)。ここで、コンテンツサーバ40は、一定範囲の割引率において任意に選択した割引率もしくは所定の景品を、使用者が受けられる特典としてチケットデータに設定した後、エンコードを行う。
【0057】
次に、携帯電話50は、受信したチケットデータを記憶し、入力部51に対する所定の入力操作に対応して、チケットデータのプログラムが実行可能な状態(図5(a)参照)となる(ステップS3)。
続いて、使用者は、チケットデータを記憶している携帯電話50を飲食店に持参し(ステップS4)、店員にチケットを表示した携帯電話50(図5(b)参照)を提示する(ステップS5)。
【0058】
すると、店員は、使用者の携帯電話50を借り受け、入力部51に対し、所定の入力操作(例えば、図4に示す“#1234”の入力)を行う(ステップS6)。
入力操作が行われた携帯電話50は、その入力操作に対応する処理を実行し、表示されているチケットに重ねて、そのチケットに設定された割引率あるいは景品を示す画像(例えば、“20%割引!”の文字、“1等賞”の文字あるいは景品の写真および名称の画像等:図5(c)参照)を表示する(ステップS7)。
【0059】
ここで、店員が行う入力操作は、チケットデータの認証を行うための入力操作であり、チケットデータが適正なものであれば、この入力操作により携帯電話50が上述の処理を実行する。即ち、使用者が提示した携帯電話50が表示するチケットデータが偽造されたものでない適正なものであれば、割引率や景品を示す画像が表示されることから、店員は、そのチケットデータが適正なものであると認識できる。
【0060】
なお、チケットデータの認証を行うためには、電子透かしによる認証情報の付加の他、暗号化その他の一般的な手段による認証も可能である。
また、ステップS7において、チケットデータが偽造されたものではないが、有効期限が設定され、その有効期限を過ぎているものである場合には、使用済みとなったことを示す画像に代えて、有効期限が過ぎていることを示す画像が表示される。
次に、店員は、チケットデータが示す割引あるいは景品の引渡しを行い、携帯電話50の入力部51にチケットデータを使用済みとするための入力操作(例えば、図4の“#4321”の入力)を行う(ステップS8)。
【0061】
入力操作が行われた携帯電話50は、その入力操作に対応し、表示されているチケットに重ねて、そのチケットが使用済みとなったことを示す画像(例えば、“使用済み”の文字の画像等:図5(d)参照)を表示する(ステップS9)。この入力操作により、そのチケットデータは、以後、チケットデータの認証のための入力操作が行われた場合、使用済みとなったことを示す画像が表示されることとなる。即ち、一度使用されたチケットデータは、“使用済み”のものとして、以後、使用不可能になり、チケットの公正な使用が確保される。
【0062】
なお、チケットデータは、携帯電話50から他の携帯電話にコピーされた場合あるいはその内容が変更された場合等には、それらの事実を示す履歴情報が認証情報に付加される。そのため、チケットデータの認証のための入力操作が行われた場合、認証情報に付加された履歴情報に基づいて、その事実が画面に表示される。
【0063】
以上のように、本発明を適用したチケット認証システム1は、使用者がコンテンツサーバ40からチケットデータをダウンロードすることにより、認証情報が付加されたチケットデータが携帯電話50において利用可能となる。そして、チケットデータは、所定の入力操作に対応して、そのチケットデータに設定された特典の内容が表示されるプログラムとして生成されている。
【0064】
したがって、使用者がチケットデータのチケットを使用する際、店員等が所定の入力操作を行うことにより、そのチケットデータが適正なものであるか否かが確認でき、チケットの認証を容易に行うことが可能となる。
さらに、所定の入力操作によって、一度使用されたチケットデータには、使用済みであることを示す情報が付加され、以後の使用が不可能となる。
【0065】
そのため、チケットの公正な使用が確保され、チケットを使用した商取引における安全性が向上する。
さらに、チケットデータがコピーされた場合や内容に変更が加えられた場合にも、その履歴が付加され、チケットデータの使用時に画面に表示されることにより、店員等がその事実を確認できる。加えて、チケットデータに設定された有効期限も、同様に、チケット使用時に店員等が確認できる。そのため、チケットの公正な使用がさらに確実なものとなる。
【0066】
また、本実施の形態におけるチケットデータは、店員等がチケットを認証するための入力操作を行うことにより、割引率や景品といった特典の内容がチケット使用者に通知される。
したがって、チケット使用者にとっては、チケットを使用する際の楽しみが大きくなり、チケットを使用する動機が高まることにより、チケットを発行した飲食店等の売上を向上させることが可能となる。
【0067】
なお、本実施の形態においては、チケットデータが適正なものであることを画面に表示することとして説明したが、画面表示以外であっても、音あるいは振動によって報知することも可能である。
(第2の実施の形態)
本発明を適用した第2の実施の形態に係るチケット認証システム2は、第1の実施の形態におけるチケット認証システム1の構成と同様であるが(図1参照)、チケットデータの内容が異なるものである。即ち、チケット認証システム2では、チケットデータが使用される際、チケットデータに設定された特典を示す画像を所定の演出表示によって表示する。
【0068】
したがって、以下、チケットデータに設定された特典を示す画像が表示される処理について説明する。
チケット認証システム2において、チケットデータには、第1の実施の形態における情報に加え、そのチケットデータに設定された特典を示す画像を表示するための演出表示を行うプログラムが含まれている。
【0069】
このチケットデータが、コンテンツサーバ40から携帯電話50にダウンロードされ、使用者が飲食店等において店員に提示するまでの手順(図4のステップS1〜S6)は、第1の実施の形態における場合と同様であるため説明を省略する。
次いで、店員によって所定の入力操作が行われた携帯電話50は、その入力操作に対応する処理を実行し、そのチケットデータが使用済みであることを示す使用済み情報をチケットデータに付加する。
【0070】
そして、店員は、携帯電話50を使用者に返却し、使用者は、携帯電話50に対し、チケットデータに設定された特典を表示させるための所定の入力操作を行う。また、携帯電話50は、この入力操作に対応して、特典を表示するための演出表示を行う。
ここで行われる演出表示は、スクラッチ形式のくじをコイン等で剥がす様子を模したものである。具体的には、まず、特典を示す画像の全体が所定の一色で覆われた画像(以下、「スクラッチ画像」と言う。)が表示される。そして、使用者が、携帯電話50の所定のキーを1回押すことに対応して、スクラッチ画像の一部において、上述の一色であった画像に代え、それに対応する位置の特典を示す画像が表れる。さらに、使用者が、所定のキーを順次押すことに対応して、次々と他の部分が特典を示す画像に置き代わり、最終的に、特典を示す画像の全体が表示される。
【0071】
以上のように、本発明を適用したチケット認証システム2は、チケットデータに含まれる認証情報により、チケットデータが適正なものであることを確認できることに加え、そのチケットデータに設定された特典を使用者が確認する際、スクラッチ形式のくじを模した演出表示が行われる。
したがって、チケットの使用者は、チケットを使用した後、そのチケットデータに設定されている特典を表示させる行為を楽しむことができ、チケットデータによる興趣性を創出することができる。
【0072】
なお、本実施の形態においては、スクラッチ形式のカードを模した演出表示を行うこととして説明したが、興趣性を創出できる方法であれば、他の演出表示を行うこととしてもよい。例えば、スロットマシンやルーレットのような演出表示も可能である。
【0073】
【発明の効果】
本発明によれば、携帯情報端末のユーザがコンテンツサーバからチケット情報をダウンロードすることにより、認証情報を含むチケット情報が携帯情報端末において利用可能となる。そして、チケット情報は、所定の入力操作に対応して、そのチケット情報が適正なものであること自体や、そのチケット情報に設定された特典の内容が表示されるプログラムとして生成されている。
【0074】
したがって、ユーザがチケット情報のチケットを使用する際、店員等が所定の入力操作を行うことにより、そのチケット情報が適正なものであるか否かが確認でき、チケットの認証を容易に行うことが可能となる。
さらに、所定の入力操作によって、一度使用されたチケット情報には、使用済みであることを示す情報が付加され、以後、使用される際に、そのことが提示されることにより使用が不可能となる。
【0075】
そのため、チケットの公正な使用が確保され、チケットを使用した商取引における安全性が向上する。
また、本発明によれば、店員等がチケットを認証するための入力操作を行うことにより、割引率や景品といった特典の内容がユーザに通知される。
したがって、ユーザにとっては、チケットを使用する際の楽しみが大きくなり、チケットを使用する動機が高まることにより、チケットを発行した飲食店等の売上を向上させることが可能となる。
【0076】
さらに、本発明によれば、チケット情報に設定された特典をユーザが確認する際、スクラッチ形式のくじを模した演出表示等、所定の演出表示が行われる。
したがって、ユーザは、チケットを使用した後、そのチケット情報に設定されている特典を表示させる行為を楽しむことができ、チケット情報による興趣性を創出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチケット認証システム1の全体構成を示す図である。
【図2】コンテンツサーバ40の機能構成を示すブロック図である。
【図3】携帯電話50の機能構成を示すブロック図である。
【図4】チケット認証システム1によってチケットデータが配信され、使用される際の手順を示す図である。
【図5】携帯電話50の種々の表示画面の例を示す図である。
【符号の説明】
1,2 チケット認証システム
10 携帯電話ネットワーク
20 外部接続装置
30 一般ネットワーク
40 コンテンツサーバ
41,51 入力部
42,52 制御部
43,53 記憶部
44,54 RAM
44a,54a ワークエリア
45,55 VRAM
46,56 表示部
47,57 通信部
50 携帯電話
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルデータとして生成されたチケットの認証を行うチケット認証システム、コンテンツサーバ、制御プログラムおよびチケット認証方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、飲食店の割引等の特典を受けられるクーポン券や、美術館あるいはコンサートの割引券や入場券といったチケットをデジタルデータとして発行する技術が実用化されている。
デジタルデータとしてチケットが発行される場合、例えば、以下のような手順でチケットの発行および使用者によるチケットの使用が行われる。
【0003】
まず、チケットの使用者が飲食店等のホームページにアクセスし、チケット(クーポン券あるいは割引券)のデータを自らの携帯情報端末等にダウンロードする。あるいは、代金の支払い等を条件として、チケットの使用者にデジタルデータとして生成されたチケットが配信される。なお、以下、デジタルデータとして生成されたこれらのチケットを「チケットデータ」と言う。
【0004】
そして、チケットの使用者は、チケット使用時にそのチケットデータの画像を携帯情報端末等の画面に表示し、飲食店の店員あるいはコンサート会場の係員等に提示する。
店員あるいは係員等は、提示されたチケットデータの画像を視認し、チケットが適正なものであるか否かを確認する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来、チケットデータを店員あるいは係員等が確認する場合、携帯情報端末等に表示されたチケットの画像を視認する方法により行っていたため、そのチケットが適正なものであるか否かを十分に確認することができなかった。
【0006】
即ち、携帯情報端末等の画面はサイズが小さく、解像度も低いことから、チケットの画像自体が見難い上、チケットの画像が偽造されたものである場合には、見分ける手段がないか若しくは見分けることが困難なものであった。
本発明の課題は、デジタルデータとして生成されたチケットの認証を容易に行うことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
ネットワークを介して接続された携帯情報端末(例えば、図1の携帯電話50)とコンテンツサーバ(例えば、図1のコンテンツサーバ40)とを含むチケット認証システムであって、前記コンテンツサーバは、前記携帯情報端末に、所定のチケットとしての機能を有するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報が適正なものであることを識別可能な認証情報とを含むチケット情報(例えば、図1の「チケットデータ」)を送信可能であり、前記携帯情報端末は、前記コンテンツサーバから前記チケット情報を受信し、前記コンテンツ情報を提示すると共に、前記認証情報に基づいて、該コンテンツ情報が適正なものであることを識別可能であることを特徴としている。
【0008】
ここで、チケット情報として生成されるチケットの種類は、クーポン券、割引券あるいは入場券といった種々のものが考えられる。
また、「コンテンツ情報が適正なもの」であることとは、不正にコピーされたものでないことや偽造されたものでないことを含む正規に発行されたものであることに加え、正規に発行されたものであっても、有効期限が切れていないことや使用可能な店舗での使用でないこと等の種々の条件を含む概念である。
【0009】
さらに、「コンテンツの情報が適正なもの」であることを提示するためには、その旨を直接的に示す方法の他、入力操作に対応してコンテンツ情報の内容の一部(例えば、割引率等)が表示される方法も可能である。
請求項2記載の発明は、
請求項1記載のチケット認証システムであって、
前記携帯情報端末は、前記認証情報に基づいて、前記コンテンツ情報が適正なものである旨を含む確認情報(例えば、図5の割引率を示す画像等)を提示可能であることを特徴としている。
ここで、「提示」には、画面への表示、音を発することおよび振動による報知等、種々の情報伝達手段が含まれる。
請求項3記載の発明は、
請求項2記載のチケット認証システムであって、
前記携帯情報端末は、前記コンテンツ情報が適正なものであるか否かを確認するための確認入力操作に対応して、前記確認情報を提示することを特徴としている。
【0010】
確認入力操作は、例えば、飲食店の店員やコンサートの係員によって行われることが想定され、所定のパスワードの入力や、電子透かしが施されている場合に、隠された情報を出現させるための指示入力操作等を含む。
請求項4記載の発明は、
請求項3記載のチケット認証システムであって、
前記携帯情報端末は、前記コンテンツ情報に基づいて、チケットの画像を表示し、前記確認入力操作が行われた場合に、前記確認情報を該チケットの画像に重ねて表示(例えば、図5(c)の画面表示)することを特徴としている。
【0011】
請求項5記載の発明は、
請求項2〜4のいずれかに記載のチケット認証システムであって、
前記携帯情報端末は、前記チケット情報が使用された旨を入力するための使用済み入力操作に対応して、該チケット情報に、既に使用済みであることを示す使用済み情報を設定することを特徴としている。
【0012】
請求項6記載の発明は、
請求項5記載のチケット認証システムであって、
前記携帯情報端末は、前記使用済み情報が設定された前記チケット情報について前記確認入力操作が行われた場合に、該チケット情報が使用済みであることを提示(例えば、図5(d)の画面表示)することを特徴としている。
【0013】
請求項7記載の発明は、
請求項3〜6のいずれかに記載のチケット認証システムであって、
前記チケット情報は、チケットの使用制限に関する情報を含み、前記携帯情報端末は、前記確認入力操作が行われた場合に、該使用制限に関する情報を提示することを特徴としている。
【0014】
請求項8記載の発明は、
請求項7記載のチケット認証システムであって、
前記使用制限に関する情報は、有効期限に関する情報を含み、前記携帯情報端末は、前記確認入力操作が行われた場合に、該有効期限に関する情報を提示することを特徴としている。
【0015】
請求項9記載の発明は、
請求項1〜8のいずれかに記載のチケット認証システムであって、
前記チケット情報は、所定の抽選に関する情報を含み、前記携帯情報端末は、該抽選結果を提示させるための抽選入力操作に対応して、所定の態様で該抽選結果を提示することを特徴としている。
【0016】
ここで、「抽選に関する情報」とは、いわゆる「くじ」の要素を含む種々の情報を言い、その生成方法には、携帯情報端末において実際に抽選を行う場合およびコンテンツサーバから送信される際に抽選結果が決定されている場合が含まれる。
請求項10記載の発明は、
請求項9記載のチケット認証システムであって、
前記所定の態様は、所定のキーが入力操作されることに対応して、前記抽選結果を示す画像全体の一部分ずつが順次表示されていく表示態様であることを特徴としている。
【0017】
請求項11記載の発明は、
請求項9または10記載のチケット認証システムであって、
前記所定の態様は、スクラッチ形式のくじが剥離される様子を模した表示態様であることを特徴としている。
請求項12記載の発明は、
ネットワークを介して接続された携帯情報端末とコンテンツサーバとを含むチケット認証システムのためのコンテンツサーバであって、前記携帯情報端末に、所定のチケットとしての機能を有するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報が適正なものであることを識別可能な認証情報とを含むチケット情報を送信可能であることを特徴としている。
【0018】
請求項13記載の発明は、
ネットワークを介して接続された携帯情報端末とコンテンツサーバとを含むチケット認証システムのための携帯情報端末を制御する制御プログラムであって、前記携帯情報端末が前記コンテンツサーバから取得可能であり、所定のチケットとしての機能を有するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報が適正なものであることを識別可能な認証情報とを含み、前記携帯情報端末に、前記コンテンツ情報を提示させると共に、前記認証情報に基づいて、該コンテンツ情報が適正なものであることを識別する機能を実現させることを特徴としている。
【0019】
請求項14記載の発明は、
請求項13記載の制御プログラムであって、
前記認証情報に基づいて、前記コンテンツ情報が適正なものである旨を含む確認情報を提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
請求項15記載の発明は、
請求項14記載の制御プログラムであって、
前記コンテンツ情報が適正なものであるか否かを確認するための確認入力操作に対応して、前記確認情報を提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
【0020】
請求項16記載の発明は、
請求項15記載の制御プログラムであって、
前記コンテンツ情報に基づいて、チケットの画像を表示し、前記確認入力操作が行われた場合に、前記確認情報を該チケットの画像に重ねて表示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
【0021】
請求項17記載の発明は、
請求項14〜16のいずれかに記載の制御プログラムであって、
前記チケット情報が使用された旨を入力するための使用済み入力操作に対応して、該チケット情報に、既に使用済みであることを示す使用済み情報を設定する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
【0022】
請求項18記載の発明は、
請求項17記載の制御プログラムであって、
前記使用済み情報が設定された前記チケット情報について前記確認入力操作が行われた場合に、該チケット情報が使用済みであることを提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
【0023】
請求項19記載の発明は、
請求項15〜18のいずれかに記載の制御プログラムであって、
前記チケット情報は、チケットの使用制限に関する情報を含み、前記確認入力操作が行われた場合に、該使用制限に関する情報を提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
【0024】
請求項20記載の発明は、
請求項19記載の制御プログラムであって、
前記使用制限に関する情報は、有効期限に関する情報を含み、前記確認入力操作が行われた場合に、該有効期限に関する情報を提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
【0025】
請求項21記載の発明は、
請求項13〜20のいずれかに記載の制御プログラムであって、
前記チケット情報は、所定の抽選に関する情報を含み、該抽選結果を提示させるための抽選入力操作に対応して、所定の態様で該抽選結果を提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴としている。
【0026】
請求項22記載の発明は、
請求項21記載の制御プログラムであって、
前記所定の態様は、所定のキーが入力操作されることに対応して、前記抽選結果を示す画像全体の一部分ずつが順次表示されていく表示態様であることを特徴としている。
【0027】
請求項23記載の発明は、
請求項21または22記載の制御プログラムであって、
前記所定の態様は、スクラッチ形式のくじが剥離される様子を模した表示態様であることを特徴としている。
請求項24記載の発明は、
ネットワークを介して接続された携帯情報端末とコンテンツサーバとを含むチケット認証システムにおけるチケット認証方法であって、所定のチケットとしての機能を有するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報が適正なものであることを証明可能な認証情報とを含むチケット情報を、前記コンテンツサーバから前記携帯情報端末に送信し、前記携帯情報端末において、該チケット情報に含まれる前記コンテンツ情報を表示し、前記認証情報に基づいて、該コンテンツ情報が適正なものである旨を含む確認情報を表示することを特徴としている。
【0028】
請求項25記載の発明は、
請求項24記載のチケット認証方法であって、
前記携帯情報端末に対し、前記コンテンツ情報が適正なものであることを確認するための確認入力操作が行われることに対応して、前記確認情報が表示されることを特徴としている。
【0029】
請求項26記載の発明は、
請求項25記載のチケット認証方法であって、
前記携帯情報端末において、前記コンテンツ情報に基づいて、チケットの画像が表示され、前記確認入力操作が行われた場合に、前記確認情報が該チケットの画像に重ねて表示されることを特徴としている。
【0030】
請求項27記載の発明は、
請求項25または26記載のチケット認証方法であって、
前記携帯情報端末において、前記チケット情報が使用された旨を入力するための使用済み入力操作に対応して、該チケット情報に、既に使用済みであることを示す使用済み情報が設定され、該使用済み情報が設定された前記チケット情報について前記確認入力操作が行われた場合に、該チケット情報が使用済みであることが表示されることを特徴としている。
【0031】
請求項28記載の発明は、
請求項25〜27のいずれかに記載のチケット認証方法であって、
前記チケット情報は、チケットの使用制限に関する情報を含み、前記携帯情報端末において、前記確認入力操作が行われた場合に、該使用制限に関する情報が表示されることを特徴としている。
【0032】
請求項29記載の発明は、
請求項28記載のチケット認証方法であって、
前記使用制限に関する情報は、有効期限に関する情報を含み、前記携帯情報端末において、前記確認入力操作が行われた場合に、該有効期限に関する情報が表示されることを特徴としている。
【0033】
請求項30記載の発明は、
請求項24〜29のいずれかに記載のチケット認証方法であって、
前記チケット情報は、所定の抽選に関する情報を含み、前記携帯情報端末において、該抽選結果を表示させるための抽選入力操作に対応して、所定の態様で該抽選結果が表示されることを特徴としている。
【0034】
請求項31記載の発明は、
請求項30記載のチケット認証方法であって、
前記所定の態様は、所定のキーが入力操作されることに対応して、前記抽選結果を示す画像全体の一部分ずつが順次表示されていく表示態様であることを特徴としている。
【0035】
請求項32記載の発明は、
請求項30または31記載のチケット認証方法であって、
前記所定の態様は、スクラッチ形式のくじが剥離される様子を模した表示態様であることを特徴としている。
本発明によれば、携帯情報端末のユーザがコンテンツサーバからチケット情報をダウンロードすることにより、認証情報を含むチケット情報が携帯情報端末において利用可能となる。そして、チケット情報は、所定の入力操作に対応して、そのチケット情報が適正なものであること自体や、そのチケット情報に設定された特典の内容が表示されるプログラムとして生成されている。
【0036】
したがって、ユーザがチケット情報のチケットを使用する際、店員等が所定の入力操作を行うことにより、そのチケット情報が適正なものであるか否かが確認でき、チケットの認証を容易に行うことが可能となる。
さらに、所定の入力操作によって、一度使用されたチケット情報には、使用済みであることを示す情報が付加され、以後、使用される際に、そのことが提示されることにより使用が不可能となる。
【0037】
そのため、チケットの公正な使用が確保され、チケットを使用した商取引における安全性が向上する。
また、本発明によれば、店員等がチケットを認証するための入力操作を行うことにより、割引率や景品といった特典の内容がユーザに通知される。
したがって、ユーザにとっては、チケットを使用する際の楽しみが大きくなり、チケットを使用する動機が高まることにより、チケットを発行した飲食店等の売上を向上させることが可能となる。
さらに、本発明によれば、チケット情報に設定された特典をユーザが確認する際、スクラッチ形式のくじを模した演出表示等、所定の演出表示が行われる。
【0038】
したがって、ユーザは、チケットを使用した後、そのチケット情報に設定されている特典を表示させる行為を楽しむことができ、チケット情報による興趣性を創出することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明に係るチケット認証システムの実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態におけるチケット認証システム1では、使用者が携帯電話で所定のサイトにアクセスし、そのサイトにおいて提供されているコンサート等の割引券のデータ(チケットデータ)をダウンロードする。このチケットデータは、コンサートの主催者の許可を受ける等して、そのサイトにおいて配布されることが認められた適正なチケットであり、このような適正なチケットをコンサート会場等で提示することにより、使用者は一定の割引サービス等の特典を受けられるものである。
【0040】
まず、構成を説明する。
図1は、本発明に係るチケット認証システム1の全体構成を示す図である。図1において、チケット認証システム1は、携帯電話ネットワーク10と、外部接続装置20と、一般ネットワーク30と、コンテンツサーバ40と、携帯電話50とを含んで構成される。
【0041】
携帯電話ネットワーク10は、一般的な携帯電話網であり、携帯電話ネットワーク10を介して、複数の携帯電話50相互の通信が行われる。なお、携帯電話ネットワーク10は、音声データのみならず、プログラムあるいは画像データ等、種々のデータを送受信することが可能である。
外部接続装置20は、携帯電話ネットワーク10と一般ネットワーク30との間で情報の送受信が行われる場合、送受信されるデータをそれぞれのネットワークに適合する形式に変換する。
【0042】
一般ネットワーク30は、インターネット等の汎用ネットワークであり、コンテンツサーバ40には、一般ネットワーク30を介してアクセス可能である。
コンテンツサーバ40は、チケットデータを蓄積するサーバであり、一般ネットワーク30を介してアクセスした携帯電話50に対し、チケットデータを送信可能である。このチケットデータは、携帯電話50にダウンロードして実行可能なプログラムデータであり、具体的には、チケットの画像等を携帯電話50に表示させる機能を備えるプログラムである。
【0043】
ここで、チケットデータについてさらに説明する。
コンテンツサーバ40によって提供されるチケットデータは、上述のとおり適正なチケットであり、適正なチケットであることを証明する認証データを含んでいる。即ち、チケットデータには、一般に使用されている電子透かしの技術や、暗号化等の技術によって、正当性を確保するための処理が施されており、所定の処理を施すことにより、適正なチケットであることを証明する情報が提示される。
【0044】
なお、チケットデータに対して処理を施すことにより、適正なチケットであることが証明される実施態様については後述する。
図2は、コンテンツサーバ40の機能構成を示すブロック図である。図2において、コンテンツサーバ40は、入力部41と、制御部42と、記憶部43と、RAM(Random Access Memory)44と、VRAM(Video Random Access Memory)45と、表示部46と、通信部47とを含んで構成される。
【0045】
入力部41は、カーソルキーや数字入力キー等を備えたキーボード及びマウス等のポインティングデバイスを含み、キーボードにおいて押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号を制御部42に出力する。
制御部42は、コンテンツサーバ40全体を制御するもので、入力部41から入力される各種の指示信号に従って、記憶部43に記憶された各種処理に関するプログラムを読み出して実行する。また、制御部42は、携帯電話50からチケットデータのダウンロードが要求された場合の所定処理を実行する。そして、制御部42は、各種処理結果を記憶部43やRAM44の所定の領域に格納したり、表示部46に表示させたりする。
【0046】
記憶部43は、ハードディスク装置あるいはフラッシュROM等の不揮発性の記憶装置によって構成される。この記憶部43は、チケットデータおよびコンテンツサーバ40の制御のための各種処理に関するプログラムを記憶する。
RAM44は、各種データを記憶するもので、制御部42により実行される各種処理において生成された各種データを一時的に格納するワークエリア44aを有する。
【0047】
VRAM45は、表示部46で表示される表示データを格納するビデオメモリである。
表示部46は、例えばドットマトリクスタイプのカラー液晶表示セルもしくはCRT(Cathode Ray Tube)等から構成され、VRAM45に格納された各種データを表示する。
【0048】
通信部47は、制御部42から送信指示された各種データに対し、所定の形式へのデータ変換処理および変調処理を施して、一般ネットワーク30を介して送信先の端末装置に送信する。また、通信部47は、携帯電話50から送信された信号を受信し、元信号への復調処理およびオリジナルデータ形式へのデータ変換処理を施して、制御部42に出力する。
【0049】
携帯電話50は、アプリケーションプログラムをダウンロードして実行可能な携帯電話である。図3は、携帯電話50の機能構成を示すブロック図である。図3において、携帯電話50は、入力部51と、制御部52と、記憶部53と、RAM54と、VRAM55と、表示部56と、通信部57とから構成される。
入力部51は、数字、ひらがなあるいはアルファベット等を入力する操作ボタンからなり、押下されたボタンの押下信号を制御部52に出力する。
【0050】
制御部52は、携帯電話50全体を制御するもので、入力部51から入力される各種の指示信号に従って、記憶部53に記憶された各種処理に関するプログラムを読み出して実行する。また、制御部52は、コンテンツサーバ40からダウンロードしたチケットデータに基づくチケット認証処理(後述)を実行する。そして、制御部52は、各種処理結果を記憶部53やRAM54の所定の領域に格納したり、表示部56に表示させたりする。
【0051】
記憶部53は、フラッシュROM等の不揮発性の半導体メモリによって構成される。この記憶部53は、コンテンツサーバ40からダウンロードしたチケットデータおよび携帯電話50の制御のための各種処理に関するプログラムを記憶する。
RAM54は、各種データを記憶するもので、制御部52により実行される各種処理において生成された各種データを一時的に格納するワークエリア54aを有する。
【0052】
VRAM55は、表示部56で表示される表示データを格納するビデオメモリである。
表示部56は、例えばドットマトリクスタイプのカラー液晶表示セルあるいはEL(ElectroLuminescence)表示部材等から構成され、VRAM55に格納された各種データを表示する。
【0053】
通信部57は、アンテナ等を含んで構成され、制御部52から送信指示された各種データに対し、所定の形式へのデータ変換処理および変調処理を施して、携帯電話ネットワーク10を介して送信先の端末装置に送信する。また、通信部57は、コンテンツサーバ40から送信された信号を受信し、元信号への復調処理およびオリジナルデータ形式へのデータ変換処理を施して、制御部52に出力する。
【0054】
次に、動作を説明する。
初めに、チケット認証システム1が使用される際の手順について説明する。
図4は、チケット認証システム1によってチケットデータが配信され、使用される際の手順を示す図である。なお、チケットとしては、コンサートの入場券、博物館の入館券等、種々のものが考えられるが、ここでは、飲食店の割引あるいは景品の引き換えの特典が受けられるクーポン券であるものとして説明する。
【0055】
また、図5は、携帯電話50の種々の表示画面の例を示す図である。以下、図5を適宜参照しつつ、図4に基づいて説明する。
図4において、初めに、チケットの使用者が携帯電話50からコンテンツサーバ40にアクセスし、所定のチケットデータのダウンロードを要求する(ステップS1)。
【0056】
すると、コンテンツサーバ40は、ダウンロードを要求されたチケットデータに対し、電子透かしによる認証情報を付加するため、所定のエンコードを行い、エンコードしたチケットデータを携帯電話50に送信する(ステップS2)。ここで、コンテンツサーバ40は、一定範囲の割引率において任意に選択した割引率もしくは所定の景品を、使用者が受けられる特典としてチケットデータに設定した後、エンコードを行う。
【0057】
次に、携帯電話50は、受信したチケットデータを記憶し、入力部51に対する所定の入力操作に対応して、チケットデータのプログラムが実行可能な状態(図5(a)参照)となる(ステップS3)。
続いて、使用者は、チケットデータを記憶している携帯電話50を飲食店に持参し(ステップS4)、店員にチケットを表示した携帯電話50(図5(b)参照)を提示する(ステップS5)。
【0058】
すると、店員は、使用者の携帯電話50を借り受け、入力部51に対し、所定の入力操作(例えば、図4に示す“#1234”の入力)を行う(ステップS6)。
入力操作が行われた携帯電話50は、その入力操作に対応する処理を実行し、表示されているチケットに重ねて、そのチケットに設定された割引率あるいは景品を示す画像(例えば、“20%割引!”の文字、“1等賞”の文字あるいは景品の写真および名称の画像等:図5(c)参照)を表示する(ステップS7)。
【0059】
ここで、店員が行う入力操作は、チケットデータの認証を行うための入力操作であり、チケットデータが適正なものであれば、この入力操作により携帯電話50が上述の処理を実行する。即ち、使用者が提示した携帯電話50が表示するチケットデータが偽造されたものでない適正なものであれば、割引率や景品を示す画像が表示されることから、店員は、そのチケットデータが適正なものであると認識できる。
【0060】
なお、チケットデータの認証を行うためには、電子透かしによる認証情報の付加の他、暗号化その他の一般的な手段による認証も可能である。
また、ステップS7において、チケットデータが偽造されたものではないが、有効期限が設定され、その有効期限を過ぎているものである場合には、使用済みとなったことを示す画像に代えて、有効期限が過ぎていることを示す画像が表示される。
次に、店員は、チケットデータが示す割引あるいは景品の引渡しを行い、携帯電話50の入力部51にチケットデータを使用済みとするための入力操作(例えば、図4の“#4321”の入力)を行う(ステップS8)。
【0061】
入力操作が行われた携帯電話50は、その入力操作に対応し、表示されているチケットに重ねて、そのチケットが使用済みとなったことを示す画像(例えば、“使用済み”の文字の画像等:図5(d)参照)を表示する(ステップS9)。この入力操作により、そのチケットデータは、以後、チケットデータの認証のための入力操作が行われた場合、使用済みとなったことを示す画像が表示されることとなる。即ち、一度使用されたチケットデータは、“使用済み”のものとして、以後、使用不可能になり、チケットの公正な使用が確保される。
【0062】
なお、チケットデータは、携帯電話50から他の携帯電話にコピーされた場合あるいはその内容が変更された場合等には、それらの事実を示す履歴情報が認証情報に付加される。そのため、チケットデータの認証のための入力操作が行われた場合、認証情報に付加された履歴情報に基づいて、その事実が画面に表示される。
【0063】
以上のように、本発明を適用したチケット認証システム1は、使用者がコンテンツサーバ40からチケットデータをダウンロードすることにより、認証情報が付加されたチケットデータが携帯電話50において利用可能となる。そして、チケットデータは、所定の入力操作に対応して、そのチケットデータに設定された特典の内容が表示されるプログラムとして生成されている。
【0064】
したがって、使用者がチケットデータのチケットを使用する際、店員等が所定の入力操作を行うことにより、そのチケットデータが適正なものであるか否かが確認でき、チケットの認証を容易に行うことが可能となる。
さらに、所定の入力操作によって、一度使用されたチケットデータには、使用済みであることを示す情報が付加され、以後の使用が不可能となる。
【0065】
そのため、チケットの公正な使用が確保され、チケットを使用した商取引における安全性が向上する。
さらに、チケットデータがコピーされた場合や内容に変更が加えられた場合にも、その履歴が付加され、チケットデータの使用時に画面に表示されることにより、店員等がその事実を確認できる。加えて、チケットデータに設定された有効期限も、同様に、チケット使用時に店員等が確認できる。そのため、チケットの公正な使用がさらに確実なものとなる。
【0066】
また、本実施の形態におけるチケットデータは、店員等がチケットを認証するための入力操作を行うことにより、割引率や景品といった特典の内容がチケット使用者に通知される。
したがって、チケット使用者にとっては、チケットを使用する際の楽しみが大きくなり、チケットを使用する動機が高まることにより、チケットを発行した飲食店等の売上を向上させることが可能となる。
【0067】
なお、本実施の形態においては、チケットデータが適正なものであることを画面に表示することとして説明したが、画面表示以外であっても、音あるいは振動によって報知することも可能である。
(第2の実施の形態)
本発明を適用した第2の実施の形態に係るチケット認証システム2は、第1の実施の形態におけるチケット認証システム1の構成と同様であるが(図1参照)、チケットデータの内容が異なるものである。即ち、チケット認証システム2では、チケットデータが使用される際、チケットデータに設定された特典を示す画像を所定の演出表示によって表示する。
【0068】
したがって、以下、チケットデータに設定された特典を示す画像が表示される処理について説明する。
チケット認証システム2において、チケットデータには、第1の実施の形態における情報に加え、そのチケットデータに設定された特典を示す画像を表示するための演出表示を行うプログラムが含まれている。
【0069】
このチケットデータが、コンテンツサーバ40から携帯電話50にダウンロードされ、使用者が飲食店等において店員に提示するまでの手順(図4のステップS1〜S6)は、第1の実施の形態における場合と同様であるため説明を省略する。
次いで、店員によって所定の入力操作が行われた携帯電話50は、その入力操作に対応する処理を実行し、そのチケットデータが使用済みであることを示す使用済み情報をチケットデータに付加する。
【0070】
そして、店員は、携帯電話50を使用者に返却し、使用者は、携帯電話50に対し、チケットデータに設定された特典を表示させるための所定の入力操作を行う。また、携帯電話50は、この入力操作に対応して、特典を表示するための演出表示を行う。
ここで行われる演出表示は、スクラッチ形式のくじをコイン等で剥がす様子を模したものである。具体的には、まず、特典を示す画像の全体が所定の一色で覆われた画像(以下、「スクラッチ画像」と言う。)が表示される。そして、使用者が、携帯電話50の所定のキーを1回押すことに対応して、スクラッチ画像の一部において、上述の一色であった画像に代え、それに対応する位置の特典を示す画像が表れる。さらに、使用者が、所定のキーを順次押すことに対応して、次々と他の部分が特典を示す画像に置き代わり、最終的に、特典を示す画像の全体が表示される。
【0071】
以上のように、本発明を適用したチケット認証システム2は、チケットデータに含まれる認証情報により、チケットデータが適正なものであることを確認できることに加え、そのチケットデータに設定された特典を使用者が確認する際、スクラッチ形式のくじを模した演出表示が行われる。
したがって、チケットの使用者は、チケットを使用した後、そのチケットデータに設定されている特典を表示させる行為を楽しむことができ、チケットデータによる興趣性を創出することができる。
【0072】
なお、本実施の形態においては、スクラッチ形式のカードを模した演出表示を行うこととして説明したが、興趣性を創出できる方法であれば、他の演出表示を行うこととしてもよい。例えば、スロットマシンやルーレットのような演出表示も可能である。
【0073】
【発明の効果】
本発明によれば、携帯情報端末のユーザがコンテンツサーバからチケット情報をダウンロードすることにより、認証情報を含むチケット情報が携帯情報端末において利用可能となる。そして、チケット情報は、所定の入力操作に対応して、そのチケット情報が適正なものであること自体や、そのチケット情報に設定された特典の内容が表示されるプログラムとして生成されている。
【0074】
したがって、ユーザがチケット情報のチケットを使用する際、店員等が所定の入力操作を行うことにより、そのチケット情報が適正なものであるか否かが確認でき、チケットの認証を容易に行うことが可能となる。
さらに、所定の入力操作によって、一度使用されたチケット情報には、使用済みであることを示す情報が付加され、以後、使用される際に、そのことが提示されることにより使用が不可能となる。
【0075】
そのため、チケットの公正な使用が確保され、チケットを使用した商取引における安全性が向上する。
また、本発明によれば、店員等がチケットを認証するための入力操作を行うことにより、割引率や景品といった特典の内容がユーザに通知される。
したがって、ユーザにとっては、チケットを使用する際の楽しみが大きくなり、チケットを使用する動機が高まることにより、チケットを発行した飲食店等の売上を向上させることが可能となる。
【0076】
さらに、本発明によれば、チケット情報に設定された特典をユーザが確認する際、スクラッチ形式のくじを模した演出表示等、所定の演出表示が行われる。
したがって、ユーザは、チケットを使用した後、そのチケット情報に設定されている特典を表示させる行為を楽しむことができ、チケット情報による興趣性を創出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチケット認証システム1の全体構成を示す図である。
【図2】コンテンツサーバ40の機能構成を示すブロック図である。
【図3】携帯電話50の機能構成を示すブロック図である。
【図4】チケット認証システム1によってチケットデータが配信され、使用される際の手順を示す図である。
【図5】携帯電話50の種々の表示画面の例を示す図である。
【符号の説明】
1,2 チケット認証システム
10 携帯電話ネットワーク
20 外部接続装置
30 一般ネットワーク
40 コンテンツサーバ
41,51 入力部
42,52 制御部
43,53 記憶部
44,54 RAM
44a,54a ワークエリア
45,55 VRAM
46,56 表示部
47,57 通信部
50 携帯電話
Claims (32)
- ネットワークを介して接続された携帯情報端末とコンテンツサーバとを含むチケット認証システムであって、
前記コンテンツサーバは、前記携帯情報端末に、所定のチケットとしての機能を有するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報が適正なものであることを識別可能な認証情報とを含むチケット情報を送信可能であり、
前記携帯情報端末は、前記コンテンツサーバから前記チケット情報を受信し、前記コンテンツ情報を提示すると共に、前記認証情報に基づいて、該コンテンツ情報が適正なものであることを識別可能であることを特徴とするチケット認証システム。 - 前記携帯情報端末は、前記認証情報に基づいて、前記コンテンツ情報が適正なものである旨を含む確認情報を提示可能であることを特徴とする請求項1記載のチケット認証システム。
- 前記携帯情報端末は、前記コンテンツ情報が適正なものであるか否かを確認するための確認入力操作に対応して、前記確認情報を提示することを特徴とする請求項2記載のチケット認証システム。
- 前記携帯情報端末は、前記コンテンツ情報に基づいて、チケットの画像を表示し、前記確認入力操作が行われた場合に、前記確認情報を該チケットの画像に重ねて表示することを特徴とする請求項3記載のチケット認証システム。
- 前記携帯情報端末は、前記チケット情報が使用された旨を入力するための使用済み入力操作に対応して、該チケット情報に、既に使用済みであることを示す使用済み情報を設定することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のチケット認証システム。
- 前記携帯情報端末は、前記使用済み情報が設定された前記チケット情報について前記確認入力操作が行われた場合に、該チケット情報が使用済みであることを提示することを特徴とする請求項5記載のチケット認証システム。
- 前記チケット情報は、チケットの使用制限に関する情報を含み、前記携帯情報端末は、前記確認入力操作が行われた場合に、該使用制限に関する情報を提示することを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載のチケット認証システム。
- 前記使用制限に関する情報は、有効期限に関する情報を含み、前記携帯情報端末は、前記確認入力操作が行われた場合に、該有効期限に関する情報を提示することを特徴とする請求項7記載のチケット認証システム。
- 前記チケット情報は、所定の抽選に関する情報を含み、前記携帯情報端末は、該抽選結果を提示させるための抽選入力操作に対応して、所定の態様で該抽選結果を提示することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のチケット認証システム。
- 前記所定の態様は、所定のキーが入力操作されることに対応して、前記抽選結果を示す画像全体の一部分ずつが順次表示されていく表示態様であることを特徴とする請求項9記載のチケット認証システム。
- 前記所定の態様は、スクラッチ形式のくじが剥離される様子を模した表示態様であることを特徴とする請求項9または10記載のチケット認証システム。
- ネットワークを介して接続された携帯情報端末とコンテンツサーバとを含むチケット認証システムのためのコンテンツサーバであって、
前記携帯情報端末に、所定のチケットとしての機能を有するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報が適正なものであることを識別可能な認証情報とを含むチケット情報を送信可能であることを特徴とするコンテンツサーバ。 - ネットワークを介して接続された携帯情報端末とコンテンツサーバとを含むチケット認証システムのための携帯情報端末を制御する制御プログラムであって、
前記携帯情報端末が前記コンテンツサーバから取得可能であり、所定のチケットとしての機能を有するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報が適正なものであることを識別可能な認証情報とを含み、前記携帯情報端末に、前記コンテンツ情報を提示させると共に、前記認証情報に基づいて、該コンテンツ情報が適正なものであることを識別する機能を実現させることを特徴とする制御プログラム。 - 前記認証情報に基づいて、前記コンテンツ情報が適正なものである旨を含む確認情報を提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴とする請求項13記載の制御プログラム。
- 前記コンテンツ情報が適正なものであるか否かを確認するための確認入力操作に対応して、前記確認情報を提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴とする請求項14記載の制御プログラム。
- 前記コンテンツ情報に基づいて、チケットの画像を表示し、前記確認入力操作が行われた場合に、前記確認情報を該チケットの画像に重ねて表示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴とする請求項15記載の制御プログラム。
- 前記チケット情報が使用された旨を入力するための使用済み入力操作に対応して、該チケット情報に、既に使用済みであることを示す使用済み情報を設定する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴とする請求項14〜16のいずれかに記載のチケット認証プログラム。
- 前記使用済み情報が設定された前記チケット情報について前記確認入力操作が行われた場合に、該チケット情報が使用済みであることを提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴とする請求項17記載の制御プログラム。
- 前記チケット情報は、チケットの使用制限に関する情報を含み、前記確認入力操作が行われた場合に、該使用制限に関する情報を提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴とする請求項15〜18のいずれかに記載の制御プログラム。
- 前記使用制限に関する情報は、有効期限に関する情報を含み、前記確認入力操作が行われた場合に、該有効期限に関する情報を提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴とする請求項19記載の制御プログラム。
- 前記チケット情報は、所定の抽選に関する情報を含み、該抽選結果を提示させるための抽選入力操作に対応して、所定の態様で該抽選結果を提示する機能を前記携帯情報端末に実現させることを特徴とする請求項13〜20のいずれかに記載の制御プログラム。
- 前記所定の態様は、所定のキーが入力操作されることに対応して、前記抽選結果を示す画像全体の一部分ずつが順次表示されていく表示態様であることを特徴とする請求項21記載の制御プログラム。
- 前記所定の態様は、スクラッチ形式のくじが剥離される様子を模した表示態様であることを特徴とする21または22記載の制御プログラム。
- ネットワークを介して接続された携帯情報端末とコンテンツサーバとを含むチケット認証システムにおけるチケット認証方法であって、
所定のチケットとしての機能を有するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報が適正なものであることを証明可能な認証情報とを含むチケット情報を、前記コンテンツサーバから前記携帯情報端末に送信し、
前記携帯情報端末において、該チケット情報に含まれる前記コンテンツ情報を表示し、前記認証情報に基づいて、該コンテンツ情報が適正なものである旨を含む確認情報を表示することを特徴とするチケット認証方法。 - 前記携帯情報端末に対し、前記コンテンツ情報が適正なものであることを確認するための確認入力操作が行われることに対応して、前記確認情報が表示されることを特徴とする請求項24記載のチケット認証方法。
- 前記携帯情報端末において、前記コンテンツ情報に基づいて、チケットの画像が表示され、前記確認入力操作が行われた場合に、前記確認情報が該チケットの画像に重ねて表示されることを特徴とする請求項25記載のチケット認証方法。
- 前記携帯情報端末において、前記チケット情報が使用された旨を入力するための使用済み入力操作に対応して、該チケット情報に、既に使用済みであることを示す使用済み情報が設定され、該使用済み情報が設定された前記チケット情報について前記確認入力操作が行われた場合に、該チケット情報が使用済みであることが表示されることを特徴とする請求項25または26記載のチケット認証方法。
- 前記チケット情報は、チケットの使用制限に関する情報を含み、前記携帯情報端末において、前記確認入力操作が行われた場合に、該使用制限に関する情報が表示されることを特徴とする請求項25〜27のいずれかに記載のチケット認証方法。
- 前記使用制限に関する情報は、有効期限に関する情報を含み、前記携帯情報端末において、前記確認入力操作が行われた場合に、該有効期限に関する情報が表示されることを特徴とする請求項28記載のチケット認証方法。
- 前記チケット情報は、所定の抽選に関する情報を含み、前記携帯情報端末において、該抽選結果を表示させるための抽選入力操作に対応して、所定の態様で該抽選結果が表示されることを特徴とする請求項24〜29のいずれかに記載のチケット認証方法。
- 前記所定の態様は、所定のキーが入力操作されることに対応して、前記抽選結果を示す画像全体の一部分ずつが順次表示されていく表示態様であることを特徴とする請求項30記載のチケット認証方法。
- 前記所定の態様は、スクラッチ形式のくじが剥離される様子を模した表示態様であることを特徴とする請求項30または31記載のチケット認証方法。
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