JP2004021665A - 情報閲覧方法および装置 - Google Patents

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白井 明
Yushi Otani
大谷 雄史
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Abstract

【課題】複数のユーザが情報を閲覧する情報閲覧装置において、情報閲覧者にとっての情報の重要性を考慮した情報の整理が不十分であるため情報閲覧者が自分に有用な情報を得るためには、情報を探索する技術が必要であるという問題があった。
【解決手段】上記課題を解決するために、複数のユーザが閲覧した情報の利用状況を記録する利用記録部と、前記利用状況に基づき各参照情報間の関連度を算出する関連度分析部と、前記関連度に基づいてユーザにリクエストされた情報と関連する情報のリストを作成して、前記情報と組み合わせて表示情報を作成する表示情報出力部を具備する情報閲覧装置によって、ユーザによる情報の利用方法に着目し、情報に対するユーザの判断や意思決定を用いて情報を整理するようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のユーザが参照する電子情報の閲覧を支援する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子化された大量の情報を閲覧することを目的としたシステムにおいて、情報閲覧者が、これらの大量の情報の中から、必要な情報を効率よく閲覧するためには、情報閲覧を支援する方法や装置が必要である。
【0003】
従来は、特開2000−123041号公報や、特開2001−337991号公報に記載のように、情報に含まれるキーワードや情報間のリンク関係やその作者など付属情報を用いて情報の類似度を算出するなど、情報自体が持つ特徴に基づいて分類を行うことで情報閲覧の支援を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来技術では、情報の関連度は、その情報を利用する情報閲覧者ごとに異なるという点について配慮がされておらず、必ずしも情報閲覧者の要求を満たす関連情報を提示できないという問題があった。例えば、2つの情報 I1−1,I1−2において、I1−1と I1−2に類似性が無いと、特定の情報閲覧者にとっては I1−1と I1−2を合わせて閲覧することに価値がある場合でも、I1−1とI1−2を関連情報として該情報閲覧者に提示することができなかった。また、3つの情報 I2−1, I2−2, I2−3に類似性がある場合にも、I2−1の関連情報として I2−2と I2−3のどちらを優先して提示するのが適切なのかは必ずしも類似性の強さによらず、情報閲覧者によって異なるが、これを決定することができなかった。
【0005】
また、情報自体がもつ特徴に基づいた情報の分類では、画像情報と文字情報のように異なる形式の情報は関連していても関連情報として提示することが困難であった。
【0006】
本発明の目的は、情報閲覧者に対して、情報閲覧時に、該情報閲覧者にとって重要な関連情報を適切なものを選別して提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、複数のユーザが閲覧した情報の利用状況を記録する利用記録部と、前記利用状況に基づき各参照情報間の関連度を算出する関連度分析部と、前記関連度に基づいてユーザにリクエストされた情報と関連する情報のリストを作成して、前記情報と組み合わせて表示情報を作成する表示情報出力部を具備する情報閲覧支援装置によって達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
図1は、本発明における一実施形態である Web ページ閲覧支援装置の構成図である。本実施形態は、本発明をインターネットへアクセスするためのプロキシに適用した例である。Web ページ閲覧支援装置100は、本発明を適用した装置である。操作受付部101は、ブラウザ120からのリクエストを受け付けるプログラムである。Web ページ出力部102は、ブラウザ120に送信する Web ページを出力するプログラムである。関連度分析部103は、Web ページの関連度を算出するプログラムである。ユーザ管理部104は、本装置に登録されているユーザを管理するプログラムである。URL DB110は、本装置を通してアクセスされた Web ページの URL を記録するデータベースである。利用状況 DB111は、URL DB110に記録された各 Web ページの利用状況を記録するデータベースである。関連度 DB112は、URL DB110に記録された各 Web ページの関連度を記録するデータベースである。ユーザ管理 DB113は、本装置に登録されたユーザ情報を記録するデータベースである。ブラウザ120は、ユーザが本装置へアクセスするために使用するクライアントである。ネットワーク121は、ブラウザ120と Web ページ閲覧支援装置100を接続する。
【0010】
図2は、URL DB110の構成図である。Web ページテーブル201は、ユーザが本装置を通してアクセスした Web ページを記録する。ID202は、記録する Web ページを一意に識別可能にする ID である。URL203は Web ページの URLである。
【0011】
図3は、利用状況 DB111の構成図である。
【0012】
利用状況テーブル301は、本装置の利用状況を記録する。利用記録302は、個々の利用を表す。ユーザ303は、本装置を利用して Web ページを閲覧したでユーザある。グループ304は、該ユーザが所属するグループである。ID305は、該 Web ページの ID である。リンク元 ID306は、該 Web ページを閲覧する際のリンク元の Web ページの ID である。同時閲覧 ID307は、該ユーザが該 Web ページと同時に閲覧していた Web ページの ID である。閲覧開始時刻308は、該ユーザが該 Web ページの閲覧を開始した時刻である。閲覧終了時刻309は、該ユーザが該 Web ページの閲覧を終了した時刻である。
【0013】
図3の例では、グループ X とグループ Z に属すユーザ A が、ID1の Web ページにあるリンクから ID10の Web ページへ2002/01/2312:34:56に移動し、2002/01/2312:40:00まで閲覧し、同時に ID1, ID5の Web ページを閲覧していたことを表す利用記録が示されている。
【0014】
図4は、関連度 DB112の構成図である。関連度テーブル401は、Web ページ間の関連度を記録する。ID402は、どの ID の Web ページに対する関連度かを表す。グループ403は、どのグループに対する関連度かを表す。閲覧秒数重み411は閲覧した秒数によって算出される重みである。パス終端重み412はリンクをたどるパスの終端であることによって算出される重みである。リンク元重み413はリンク元の Web ページとの重みである。同時閲覧重み414は、同時に閲覧していた Web ページとの重みである。ID415はどの ID の Web ページとの重みなのかを表す。閲覧秒数重み411、パス終端重み412は Web ページ単体の重みなので、ID402と一致する ID415のデータのみを使用する。リンク元重み413、同時閲覧重み414は2つのページの関連の重みなので ID402と異なる ID415のデータのみを使用する。
【0015】
図4の例では、グループ X に所属するユーザにとっては、ID3の Web ページは閲覧秒数重みが80、パス終端重みが20、ID1の Web ページとの間のリンク元重みが0、同時閲覧重みが40、ID2の Web ページとの間のリンク元重みが8、同時閲覧重みが24であることが示されている。使用しないデータは斜線で表されている。
【0016】
図5は、ユーザ管理 DB113の構成図である。
【0017】
所属グループテーブル501は、ユーザが所属するグループを記録する。ユーザ502は本装置に登録された全てのユーザである。グループ503は、本装置に登録された全てのグループである。所属504は、ユーザ502が示すユーザが、グループ503が示すグループに所属するかしないかを表す。閲覧状況テーブル511は、本装置を利用中のユーザの Web ページの閲覧状況を記録する。ログイン中ユーザ512は、ログイン中のユーザを表す。閲覧中ページ513は、ログイン中ユーザが閲覧している Web ページを表す。ID514は、閲覧中の Web ページの ID である。閲覧開始時刻515は、Web ページの閲覧を開始した時刻である。
【0018】
図5の例では、ユーザ A がグループ X とグループ Z に属すこと、およびユーザ A がその時点で ID1, ID10の Web ページを閲覧しており、閲覧を開始した時刻はそれぞれ2002/01/2312:30:00,2002/01/2312:34:56であることが示されている。
【0019】
図7は、本装置を介してブラウザで Web ページを閲覧した表示例である。メニュー表示エリア701は、本装置の機能を呼び出すメニューを表示する。要求Web ページ表示エリア702は、ユーザが閲覧を要求した Web ページを表示する。関連 Web ページ表示エリア703は、ユーザにとって要求 Web ページと関連性があると本装置が判断した Web ページへのリンク一覧を表示する。関連度算出元データ710は、関連 Web ページの判定に用いるデータの候補である。チェック711は、関連 Web ページの判定に用いることを表す。候補712は、個々の候補である。関連 Web ページ721は、関連度でソートされた関連 Web ページへのリンクである。関連度722は、ユーザが711で選択した項目に基づいて算出した関連度である。
【0020】
図7の例では、ユーザは関連度の算出に閲覧秒数重み、パス終端重み、同時閲覧重みを用いることを選択肢、ページ1〜4が関連 Web ページとして提示されていることが示されている。
【0021】
図8は、関連度分析部103が関連度を算出する時に使用するデータを表す図である。関連度算出用データ801は、関連度を算出するためのデータを表す。閲覧秒数係数806は、閲覧秒数を重みに換算する係数である。発見加算値807は、重要な情報を発見したことを重みに換算する値である。断念減算値808は、重要な情報が無かったことを重みに換算する値である。リンク元加算値809は、ユーザがリンクをたどったことを重みに換算する値である。同時閲覧加算値810は、同時に複数の Web ページを見ていることを重みに換算する値である。
【0022】
次に、本装置の動作の概要を示す。操作受付部101は、ブラウザ120から、ネットワーク121を介してリクエストを受け、該リクエストの内容に応じて、Web ページ出力部102、関連度分析部103、ユーザ管理部104のうち1つまたは複数に処理を振り分け、該リクエストに対するレスポンスをブラウザ120へ返す。本装置が行う処理はユーザ登録、ログイン、ログアウト、Web ページ閲覧、Web ページ閲覧終了、関連度更新に分類される。以下で動作の詳細を述べる。
【0023】
まずユーザ登録処理の詳細を以下で説明する。
【0024】
本装置を利用する前に、ユーザはまずユーザ登録を行う。これにより、本装置が、ユーザを個別に識別することができる。ユーザは1つ以上のグループに所属する。グループは、本装置に登録済みのものから選択することも、新規に作成することもできる。
【0025】
図7の画面で、ユーザがメニュー表示エリア701のユーザ登録を選択すると、操作受付部101は、ユーザ登録のリクエストを、ユーザ管理部104へ振り分ける。ユーザ管理部104は、所属グループテーブル501を参照し、グループ503よりグループ一覧を取得し、ユーザ登録ページを作成し、ブラウザに送信する。ユーザがユーザ登録を実行すると、ユーザ管理部104は、登録するユーザと、所属するグループを、所属グループテーブル501に記録する。ユーザが新規グループを入力した場合は、ユーザ管理部104は、関連度テーブル401のグループ403に該グループを追加する。
【0026】
より細かい関連度を算出するために、ユーザはグループに所属するかしないかの2通りではなく、グループに所属する強さに重み付けをしてもよい。
【0027】
次にログイン処理の詳細を以下で説明する。
【0028】
ユーザは、本装置の利用開始時に、ログインを行う。これにより、本装置が、ユーザごとの行動を追跡することができる。
【0029】
ユーザがログイン操作を行うと、操作受付部101は、ブラウザ120から受けたログインのリクエストを、ユーザ管理部104へ振り分ける。ユーザ管理部104は、所属グループテーブル501を参照し、ログインしたユーザを識別する。そして、該ユーザを、閲覧状況テーブル511に登録する。該ユーザの閲覧中ページ513は空とする。
【0030】
次にログアウト処理の詳細を以下で説明する。
【0031】
ユーザは、本装置の利用終了時に、ログアウトを行う。これにより、本装置はユーザの行動の追跡を終了する。
【0032】
図7の画面で、ユーザがメニュー表示エリア701のログアウトを選択すると、操作受付部101は、ブラウザ120から受けたログアウトのリクエストを、ユーザ管理部104へ振り分ける。ユーザ管理部104は、閲覧状況テーブル511から、ログアウトしたユーザ512、ID514、閲覧開始時刻515、閲覧中ページ513を削除する。
【0033】
次に Web ページ閲覧処理の詳細を以下で説明する。
【0034】
ユーザは、本装置を介して、ネットワーク121上の Web ページを閲覧する。本実施形態では、Web ページとして HTML 文書を例に取るが、これに限定せず、ブラウザ120がアクセスできる任意のリソースを扱ってよい。
【0035】
ブラウザ120が送る Web ページ閲覧リクエストには、ユーザを識別する情報、閲覧する Web ページの URL、リンク元 Web ページの URL を含める。なお、これらは HTTP のリクエストが一般的に含んでいる情報であり、ブラウザ120に特別の要件を要求するものではない。ユーザの識別には、keep−alive による TCP セッションでの区別、IP アドレスによる区別、cookie による区別、URLへのセッション情報の埋め込みによる区別など任意の方法を用いてよい。
【0036】
図7の画面で、ユーザが、閲覧したい Web ページの URL を指定するか、要求Web ページ表示エリア702に表示されている Web ページ上のリンク先を選択するか、関連 Web ページ表示エリア703の関連 Web ページ721を選択する操作を行うと、操作受付部101は、ブラウザ120から受けた Web ページ閲覧リクエストを、Web ページ出力部102とユーザ管理部104へ振り分ける。
【0037】
Web ページ閲覧処理における Web ページ出力部102の動作を、図6を用いて説明する。
【0038】
Web ページ出力部102は、Web ページテーブル201を参照し、閲覧する Web ページの ID とリンク元 Web ページの ID を取得する(1001)。これらのWeb ページが未登録であれば、Web ページを一意に識別できる ID を割り当て、該 ID と該 Web ページの URL を Web ページテーブル201に登録する。Webページテーブル201には、Web ページへの URL ではなく、Web ページを直接格納してもよい。この場合、ユーザに対して Web ページの検索をサービスとして提供することができる。Web ページテーブル201には、画像ファイルなど種類のリソースは登録しないようにフィルタリングを行ってもよい。
【0039】
次に、所属グループテーブル501を参照し、ユーザがその時点に所属する全てのグループ503を取得する(1002)。
【0040】
次に、閲覧状況テーブル511を参照し、ユーザがその時点に閲覧中の全てのWeb ページの ID514を取得する(1003)。
【0041】
次に、利用状況テーブル301に、利用記録302を追加する(1004)。該利用記録には、ユーザ303、該ユーザが所属する全てのグループ304、閲覧する Web ページの ID305、リンク元 Web ページの ID306、該ユーザがこの時点で閲覧している全ての Web ページの ID307、閲覧開始時刻308に、取得した情報を記録する。閲覧終了時刻309は、閲覧終了時に記録する。
【0042】
次に、閲覧する Web ページをネットワーク121から取得する(1005)。
【0043】
次に、関連度テーブル401を参照し、ユーザが所属する全てのグループ403についての閲覧秒数重み411、パス終端重み412、リンク元重み413、同時閲覧重み414を取得する(1006)。
【0044】
次に、ユーザが選択したチェック711に従って、重みから関連度を算出する(1007)。閲覧秒数重み411、パス終端重み412は1つの Web ページ単体の重みなので単体重みとし、リンク元重み413、同時閲覧重み414は2つの Web ページの関係の重みなので関連重みとする。閲覧する Web ページと、その他の Web ページのユーザが選択した単体重みを足し、これに両 Web ページ間のユーザが選択した関連重みを掛けた値を関連度とする。
【0045】
次に、関連 Web ページとしてユーザに提示する Web ページを、閲覧する Webページとの関連度の大きいものから順に選択し、リンク情報の一覧を作成する(1008)。選ぶ基準は自由に決めてよい。例えば、総関連度の大きいものから特定の個数の Web ページを選択する。または、総関連度がある一定の値を超える Web ページを選択する。
【0046】
次に、閲覧する Web ページ、関連 Web ページの一覧を組み合わせて、さらに、Web ページの閲覧を終了したことを本装置に通知するスクリプトを挿入し、ブラウザに送信する Web ページを作成する(1009)。
【0047】
Web ページ閲覧処理におけるユーザ管理部104の動作を以下に示す。ユーザ管理部104は、Web ページテーブル201を参照し、閲覧する Web ページの ID を取得し、閲覧状況テーブル511の該ユーザの閲覧中ページ513に、閲覧する Web ページの ID514と閲覧開始時刻515を追加する。
【0048】
次に Web ページ閲覧終了処理の詳細を以下で説明する。
【0049】
ユーザが Web ページの閲覧を終了すると、Web ページ出力部102が挿入したスクリプトにより、ブラウザ120は、閲覧終了を本装置に通知する。閲覧終了を知る方法として、Web ページにスクリプトを埋め込むことが望ましくない、もしくは不可能である場合は、閲覧終了時刻を正確に計測するために、ブラウザ120ではなく、閲覧終了通知機能を持った独自のクライアントプログラムを利用してもよい。その場合、ネットワーク121を介さずに、操作受付部101にクライアントが直接接続してもよい。
【0050】
操作受付部101は、ブラウザ120から受けた Web ページの閲覧終了通知を、Web ページ出力部102とユーザ管理部104へ振り分ける。
【0051】
Web ページ閲覧終了処理における Web ページ出力部102の動作を以下に示す。Web ページ出力部102は、Web ページテーブル201を参照し、閲覧終了した Web ページの ID を取得し、利用状況テーブル301を参照し、ユーザの該 ID に対する利用記録302を検索し、閲覧終了時刻309に、現在時刻を記録する。
【0052】
Web ページ閲覧終了処理におけるユーザ管理部104の動作を以下に示す。ユーザ管理部104は、Web ページテーブル201を参照し、閲覧する Web ページの ID を取得し、閲覧状況テーブル511の、該ユーザの閲覧中ページ513から、閲覧終了した Web ページの ID514、該 ID の閲覧開始時刻515を削除する。
【0053】
次に関連度更新の処理の詳細を以下で説明する。
【0054】
ユーザは、任意の時点で、関連度テーブルの関連度の値を更新する。ユーザの指示によらず、一定時間が経過するなど何らかの条件が成立した時点で自動的に行ってもよい。
【0055】
同じ2つの Web ページに対しても、その間の関連度はユーザの所属するグループごとに異なる。よって、関連度を算出するための閲覧秒数重み411、パス終端重み412、リンク元重み413、同時閲覧重み414をグループごとに算出する。
【0056】
重みの算出に用いる閲覧秒数係数806、発見加算値807、断念減算値808、リンク元加算値809、同時閲覧加算値810は、あらかじめ設定しておく。
【0057】
ユーザが関連度更新操作を行うと、操作受付部101は、ブラウザ120から受けた関連度更新リクエストを、関連度分析部103へ振り分ける。関連度分析部103の動作を、図9を用いて説明する。
【0058】
まず、関連度分析部103は、利用状況テーブル301を参照し、利用記録302から特定の範囲の利用記録を取得する(1301)。範囲は、特定の個数や、特定の時刻以降など、任意に決めてよい。
【0059】
次に、全ての閲覧秒数重み411、パス終端重み412、リンク元重み413、同時閲覧重み414を0に初期化する(1302)。
【0060】
次に、個々の利用記録について、ID305、グループ304に一致する ID402、グループ403の閲覧秒数重み411、パス終端重み412、リンク元重み413、同時閲覧重み414について、以下の処理を行う(1303〜1307)。
【0061】
まず、該利用記録の閲覧終了時刻309から閲覧開始時刻308を引いて閲覧秒数を算出し、閲覧秒数に閲覧秒数係数806を掛けて閲覧秒数重み411に加える(1303)。
【0062】
次に、終端の Web ページの判定を行う。利用記録全体から、該利用記録とユーザ303が同一であり、該利用記録の閲覧開始時刻308から閲覧終了時刻309までの間の閲覧開始時刻308であり、該利用記録の ID305をリンク元 ID306とする利用記録を検索する。存在しない場合は、該 ID はリンクをたどることをやめた Web ページである。このとき、閲覧秒数が特定の値よりも大きい場合は、ユーザが探していた情報を発見したことを表しているので、パス終端重み412に発見加算値807を加える。閲覧秒数が特定の値よりも小さい場合は、ユーザにとって重要な情報が無かったことを表しているので、パス終端重み412から断念減算値808を引く(1304)。
【0063】
次に、該利用記録のリンク元 ID306に対応する ID415のリンク元重み413に、リンク元加算値809を加える(1305)。
【0064】
次に、該利用記録の同時閲覧 ID307に対応する ID415の同時閲覧重み414に、同時閲覧加算値810を加える(1306)。
【0065】
1303から1306までの処理を全ての利用記録に対して繰り返す(1307)。
【0066】
以上により、関連度テーブル401は最新の状態に更新される。なお、ユーザの意思決定を反映させるために、ユーザが手動で入力できる重みを追加してもよい。
【0067】
関連度テーブル401をより正確に作成するためにより多くの利用状況の情報が必要であれば、利用状況テーブル301に自由にその情報を追加し、関連度テーブル401を作成する処理も変更してよい。
【0068】
なお、上記の説明ではプロキシとして暗黙のうちにブラウザに接続する実施形態について説明したが、明示的にインターネットへのアクセスを仲介するサーバとして動作する実施形態でもよい。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、情報閲覧者は、情報閲覧時に、該情報閲覧者にとって閲覧対象の情報と関連度が高い情報を知ることができる。また、情報自体の特徴ではなく情報の利用状況に基づいて関連度を算出しているので、画像情報と文字情報のように異なる形式の情報でも関連情報として知ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である Web ページ閲覧支援装置の全体構成図である。
【図2】図1の URL DB110の構成図である。
【図3】図1の利用状況 DB111の構成図である。
【図4】図1の関連度 DB112の構成図である。
【図5】図1のユーザ管理 DB113の構成図である。
【図6】Web ページ閲覧処理での Web ページ出力部102の動作を表す図である。
【図7】Web ページ閲覧支援装置を介してブラウザで Web ページを閲覧した表示例である。
【図8】関連度分析部103が関連度の算出に使用するデータを表す図である。
【図9】関連度更新処理での関連度分析部103の動作を表す図である。
【符号の説明】
100  Web ページ閲覧支援装置
101  操作受付部
102  Web ページ出力部
103  関連度分析部
104  ユーザ管理部
110  URL DB
111  利用状況 DB
112  関連度 DB
113  ユーザ管理 DB
120  ブラウザ
121  ネットワーク
201  Web ページテーブル
301  利用状況テーブル
401  関連度テーブル
501  所属グループテーブル
511  閲覧状況テーブル

Claims (5)

  1. 複数のユーザが情報を閲覧する情報閲覧装置において、
    複数のユーザが閲覧した情報の利用状況を記録する利用記録部と、前記利用状況に基づき各参照情報間の関連度を算出する関連度分析部と、前記関連度に基づいてユーザにリクエストされた情報と関連する情報のリストを作成して前記情報と組み合わせて表示情報を作成する表示情報出力部を備えたことを特徴とする情報閲覧装置。
  2. 請求項1の情報閲覧装置において、複数のユーザをまとめて管理するグループ情報を記録するユーザ管理部と、前記グループ情報を用いて前記関連度を算出する前記関連度分析部を備えたことを特徴とする情報閲覧装置。
  3. 請求項1の情報閲覧装置において、情報を閲覧した時間の長さ、リンクをたどるパスの終端であること、リンク元の情報および同時に閲覧している情報に基づき各参照情報間の関連度を算出する前記関連度分析部を備えたことを特徴とする情報閲覧装置。
  4. 複数のユーザが情報を閲覧する情報閲覧装置における情報閲覧方法において、複数のユーザが閲覧した情報の利用状況を記録し、前記利用状況に基づき各参照情報間の関連度を算出し、前記関連度に基づいてユーザにリクエストされた情報と関連する情報のリストを作成して前記情報と組み合わせて表示することを特徴とする情報閲覧方法。
  5. 請求項4記載の情報閲覧方法において、複数のユーザをまとめて管理するグループ情報を記録し、前記グループ情報を用いて前記関連度を算出することを特徴とする情報閲覧方法。
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