JP2004021603A - 電子機器およびサスペンド/レジューム方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】レジューム処理の長時間化を招くことなく、サスペンド時の電力消費量をさらに低減することを可能とした電子機器を提供する。
【解決手段】BIOS13は、システムをサスペンド状態に移行させる場合、表示コントローラ15に内蔵されたVRAM151の内容をシステムメモリ14上に確保されたVRAM退避領域141にセーブした後、システムメモリ14に対する電力供給は継続しつつ、表示コントローラ15を含む各部に対する電力供給を遮断する。一方、レジューム時、BIOS13は、表示コントローラ15を含む各部に対する電力供給を再開した後、システムメモリ14のVRAM退避領域141にセーブした内容をVRAM151にリストアする。
【選択図】 図2
【解決手段】BIOS13は、システムをサスペンド状態に移行させる場合、表示コントローラ15に内蔵されたVRAM151の内容をシステムメモリ14上に確保されたVRAM退避領域141にセーブした後、システムメモリ14に対する電力供給は継続しつつ、表示コントローラ15を含む各部に対する電力供給を遮断する。一方、レジューム時、BIOS13は、表示コントローラ15を含む各部に対する電力供給を再開した後、システムメモリ14のVRAM退避領域141にセーブした内容をVRAM151にリストアする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばLCDなどの表示装置を備えた電子機器および同機器のサスペンド/レジューム方法に係り、特に、レジューム処理の長時間化を招くことなく、サスペンド時の電力消費量をさらに低減することを可能とした電子機器および同機器のサスペンド/レジューム方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えばPDA(Personal Digital Assistant)などと称される、バッテリ駆動可能な携帯型の電子機器が広く普及している。そして、この種の電子機器では、バッテリの寿命を少しでも延ばすために、省電力のための様々な仕組みが設けられている。
【0003】
また、この種の電子機器では、電源をオンにした時に、前回の作業を即座に再開できるように、電源をオフにした時の環境を保存するとともに、その保存した環境を復元するサスペンド/レジューム機能を備えるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このサスペンド/レジューム機能により、電子機器をサスペンド状態にする場合、従来では、システムメモリとビデオメモリに対する電力供給を継続させて、その内容を保持するようにしていた。しかしながら、最近では、ビデオメモリが表示コントローラに内蔵されることが多いため、この表示コントローラ全体に対する電力供給を継続させなければならず、省電力の観点からは、あまり好ましいとはいえなかった。
【0005】
このようなことから、例えば特開平11−259162号公報に記載のサスペンド/レジューム方法では、ビデオメモリの内容を固定ディスクドライブに転送した後、サスペンド状態に移行するようにしている。これによれば、サスペンド中はビデオメモリ、つまり表示コントローラに対する電力供給を遮断することができ、無駄な電力消費を防止することが可能となる。
【0006】
しかしながら、この方法では、レジューム時に、固定ディスクドライブを用いてビデオメモリを復元することになるため、その処理が長時間化してしまうといた問題があった。
【0007】
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、レジューム処理の長時間化を招くことなく、サスペンド時の電力消費量をさらに低減することを可能とした電子機器および同機器のサスペンド/レジューム方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、この発明の電子機器は、サスペンド処理を実行可能な電子機器において、第1のメモリと、表示データを格納する第2メモリと、前記サスペンド処理の指示を選択可能なサスペンド指示手段と、前記サスペンド指示手段によりサスペンド処理が選択された際、前記第2のメモリに格納されている前記表示データを前記第1のメモリへ退避するサスペンド手段と、前記第2のメモリへの電力供給を停止し、前記第1のメモリへの電力供給を行う電力制御手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
また、この発明の電子機器は、前記レジューム処理の指示を選択可能なレジューム手段と、前記レジューム指示手段によりレジューム処理が選択された際、前記第2のメモリへ電力供給を開始し、前記第1のメモリに格納されている前記表示データを前記第2のメモリに復元するレジューム手段とをさらに具備することを特徴とする。
【0010】
この発明の電子機器においては、サスペンド時に、ビデオメモリの内容をシステムメモリ内の所定の領域に退避するため、サスペンド中、ビデオメモリまたはこのビデオメモリを内蔵する表示コントローラに対する電力供給を遮断でき、また、レジューム時も、固定ディスクドライブを用いる場合とは違って、ビデオメモリの復元をシステムメモリを用いて極めて短時間に終了させることを可能とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る電子機器の外観図である。
この電子機器は、利用者が片手で支えることのできる程度の大きさをもつ、いわゆるPDAであり、バッテリ駆動可能に構成され、また、電源オン時に前回の作業を即座に再開可能なサスペンド/レジューム機能を有している。そして、その本体前面には、データ表示用のLCD16が設けられている。
【0012】
図2は、このPDA10の主要な構成の一部を示すブロック図である。
図2に示すように、このPDA10には、データ送受信用のバスAが敷設されており、また、このバスAを基幹として、CPU11、バス/メモリコントローラ12、BIOS13、システムメモリ14、表示コントローラ15およびLCD16が設けられている。
【0013】
CPU11は、このPDA10全体の制御を司るものであり、システムメモリ14に格納されたプログラムの記述にしたがって動作する。バス/メモリコントローラ12は、CPUローカルバスとバスAとを中継するブリッジ機能を有するとともに、システムメモリ14のキャッシュ機能を併せもつ。
【0014】
BIOS(Basic Input/Output System)13は、例えば図示しない磁気ディスク装置など、このPDA10の各種周辺機器を駆動制御するものであり、前述したサスペンド/レジューム機能は、このBIOS13によって実現される。システムメモリ14は、このPDA10の主記憶となるメモリ装置であり、CPU11の動作手順を記述したプログラムやこのプログラムから入出力されるデータを格納する。このシステムメモリ14は、揮発性の記憶装置であるが、サスペンド中にも常時電力供給が継続されるようになっている。
【0015】
また、この実施形態のPDA10では、BIOS13のみが認識するVRAM退避領域141をシステムメモリ14上に確保する。この確保は、例えばオペレーティングシステムが起動した際、システムメモリ14の実際のサイズよりも小さいサイズ(VRAM退避領域141分だけ減じたサイズ)をオペレーティングシステムに通知することなどによって行う。
【0016】
そして、表示コントローラ15は、CPU11が作成した表示データを格納するためのVRAM151を内蔵しており、このVRAM151に格納した表示データをLCD16に表示制御する。
【0017】
次に、図3および図4を参照して、このような構成をもつPDA10のサスペンド/レジューム時の動作手順について説明する。
【0018】
図3は、この実施形態のPDA10のサスペンド処理を示すフローチャートである。
【0019】
サスペンド時、BIOS13は、まず、VRAM151に格納された表示データを読み出し(ステップA1)、この読み出した表示データをシステムメモリ14のVRAM退避領域141にセーブする(ステップA2)。そして、BIOS13は、全てのVRAM151の内容をセーブしたかどうかを調べ(ステップA3)、セーブしていなければ(ステップA3のNO)、ステップA1からの処理を繰り返す。一方、セーブしていれば(ステップA3のYES)、BIOS13は、電源オフ処理に移行する。
【0020】
また、図4は、この実施形態のPDA10のレジューム処理を示すフローチャートである。
【0021】
レジューム時、BIOS13は、まず、システムメモリ14のVRAM退避領域141からサスペンド時にセーブしておいた表示データを読み出し(ステップB1)、この読み出した表示データをVRAM151にリストアする(ステップB2)。そして、BIOS13は、全てのVRAM151の内容をリストアしたかどうかを調べ(ステップB3)、リストアしていなければ(ステップB3のNO)、ステップB1からの処理を繰り返す。一方、リストアしていれば(ステップB3のYES)、BIOS13は、システム起動処理に移行する。
【0022】
このように、この実施形態のPDA10は、サスペンド時に、VRAM151の内容をシステムメモリ14上のVRAM退避領域141にセーブするため、このVRAM151を内蔵する表示コントローラ15に対する電力供給を遮断することができ、サスペンド中の電力消費量を低減することを可能とする。
【0023】
また、レジューム時には、このVRAM151をシステムメモリ14を用いてリストアするため、極めて短い時間でその処理を終了することを可能とする。
【0024】
なお、ここでは、PDA10を例に説明したが、本願発明の手法は、例えば図5に示すようなパーソナルコンピュータにも適用可能である。
【0025】
つまり、本願発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0026】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、サスペンド時に、ビデオメモリの内容をシステムメモリ内の所定の領域に退避するため、サスペンド中、ビデオメモリまたはこのビデオメモリを内蔵する表示コントローラに対する電力供給を遮断でき、また、レジューム時も、固定ディスクドライブを用いる場合とは違って、ビデオメモリの復元をシステムメモリを用いて極めて短時間に終了させることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る電子機器の外観図。
【図2】同実施形態のPDAの主要な構成の一部を示すブロック図。
【図3】同実施形態のPDAのサスペンド処理を示すフローチャート。
【図4】同実施形態のPDAのレジューム処理を示すフローチャート。
【図5】この発明の手法を適用可能なパーソナルコンピュータを示す図。
【符号の説明】
10…PDA
11…CPU
12…バス/メモリコントローラ
13…BIOS
14…システムメモリ
15…表示コントローラ
141…VRAM退避領域
151…VRAM
16…LCD
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばLCDなどの表示装置を備えた電子機器および同機器のサスペンド/レジューム方法に係り、特に、レジューム処理の長時間化を招くことなく、サスペンド時の電力消費量をさらに低減することを可能とした電子機器および同機器のサスペンド/レジューム方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えばPDA(Personal Digital Assistant)などと称される、バッテリ駆動可能な携帯型の電子機器が広く普及している。そして、この種の電子機器では、バッテリの寿命を少しでも延ばすために、省電力のための様々な仕組みが設けられている。
【0003】
また、この種の電子機器では、電源をオンにした時に、前回の作業を即座に再開できるように、電源をオフにした時の環境を保存するとともに、その保存した環境を復元するサスペンド/レジューム機能を備えるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このサスペンド/レジューム機能により、電子機器をサスペンド状態にする場合、従来では、システムメモリとビデオメモリに対する電力供給を継続させて、その内容を保持するようにしていた。しかしながら、最近では、ビデオメモリが表示コントローラに内蔵されることが多いため、この表示コントローラ全体に対する電力供給を継続させなければならず、省電力の観点からは、あまり好ましいとはいえなかった。
【0005】
このようなことから、例えば特開平11−259162号公報に記載のサスペンド/レジューム方法では、ビデオメモリの内容を固定ディスクドライブに転送した後、サスペンド状態に移行するようにしている。これによれば、サスペンド中はビデオメモリ、つまり表示コントローラに対する電力供給を遮断することができ、無駄な電力消費を防止することが可能となる。
【0006】
しかしながら、この方法では、レジューム時に、固定ディスクドライブを用いてビデオメモリを復元することになるため、その処理が長時間化してしまうといた問題があった。
【0007】
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、レジューム処理の長時間化を招くことなく、サスペンド時の電力消費量をさらに低減することを可能とした電子機器および同機器のサスペンド/レジューム方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、この発明の電子機器は、サスペンド処理を実行可能な電子機器において、第1のメモリと、表示データを格納する第2メモリと、前記サスペンド処理の指示を選択可能なサスペンド指示手段と、前記サスペンド指示手段によりサスペンド処理が選択された際、前記第2のメモリに格納されている前記表示データを前記第1のメモリへ退避するサスペンド手段と、前記第2のメモリへの電力供給を停止し、前記第1のメモリへの電力供給を行う電力制御手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
また、この発明の電子機器は、前記レジューム処理の指示を選択可能なレジューム手段と、前記レジューム指示手段によりレジューム処理が選択された際、前記第2のメモリへ電力供給を開始し、前記第1のメモリに格納されている前記表示データを前記第2のメモリに復元するレジューム手段とをさらに具備することを特徴とする。
【0010】
この発明の電子機器においては、サスペンド時に、ビデオメモリの内容をシステムメモリ内の所定の領域に退避するため、サスペンド中、ビデオメモリまたはこのビデオメモリを内蔵する表示コントローラに対する電力供給を遮断でき、また、レジューム時も、固定ディスクドライブを用いる場合とは違って、ビデオメモリの復元をシステムメモリを用いて極めて短時間に終了させることを可能とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る電子機器の外観図である。
この電子機器は、利用者が片手で支えることのできる程度の大きさをもつ、いわゆるPDAであり、バッテリ駆動可能に構成され、また、電源オン時に前回の作業を即座に再開可能なサスペンド/レジューム機能を有している。そして、その本体前面には、データ表示用のLCD16が設けられている。
【0012】
図2は、このPDA10の主要な構成の一部を示すブロック図である。
図2に示すように、このPDA10には、データ送受信用のバスAが敷設されており、また、このバスAを基幹として、CPU11、バス/メモリコントローラ12、BIOS13、システムメモリ14、表示コントローラ15およびLCD16が設けられている。
【0013】
CPU11は、このPDA10全体の制御を司るものであり、システムメモリ14に格納されたプログラムの記述にしたがって動作する。バス/メモリコントローラ12は、CPUローカルバスとバスAとを中継するブリッジ機能を有するとともに、システムメモリ14のキャッシュ機能を併せもつ。
【0014】
BIOS(Basic Input/Output System)13は、例えば図示しない磁気ディスク装置など、このPDA10の各種周辺機器を駆動制御するものであり、前述したサスペンド/レジューム機能は、このBIOS13によって実現される。システムメモリ14は、このPDA10の主記憶となるメモリ装置であり、CPU11の動作手順を記述したプログラムやこのプログラムから入出力されるデータを格納する。このシステムメモリ14は、揮発性の記憶装置であるが、サスペンド中にも常時電力供給が継続されるようになっている。
【0015】
また、この実施形態のPDA10では、BIOS13のみが認識するVRAM退避領域141をシステムメモリ14上に確保する。この確保は、例えばオペレーティングシステムが起動した際、システムメモリ14の実際のサイズよりも小さいサイズ(VRAM退避領域141分だけ減じたサイズ)をオペレーティングシステムに通知することなどによって行う。
【0016】
そして、表示コントローラ15は、CPU11が作成した表示データを格納するためのVRAM151を内蔵しており、このVRAM151に格納した表示データをLCD16に表示制御する。
【0017】
次に、図3および図4を参照して、このような構成をもつPDA10のサスペンド/レジューム時の動作手順について説明する。
【0018】
図3は、この実施形態のPDA10のサスペンド処理を示すフローチャートである。
【0019】
サスペンド時、BIOS13は、まず、VRAM151に格納された表示データを読み出し(ステップA1)、この読み出した表示データをシステムメモリ14のVRAM退避領域141にセーブする(ステップA2)。そして、BIOS13は、全てのVRAM151の内容をセーブしたかどうかを調べ(ステップA3)、セーブしていなければ(ステップA3のNO)、ステップA1からの処理を繰り返す。一方、セーブしていれば(ステップA3のYES)、BIOS13は、電源オフ処理に移行する。
【0020】
また、図4は、この実施形態のPDA10のレジューム処理を示すフローチャートである。
【0021】
レジューム時、BIOS13は、まず、システムメモリ14のVRAM退避領域141からサスペンド時にセーブしておいた表示データを読み出し(ステップB1)、この読み出した表示データをVRAM151にリストアする(ステップB2)。そして、BIOS13は、全てのVRAM151の内容をリストアしたかどうかを調べ(ステップB3)、リストアしていなければ(ステップB3のNO)、ステップB1からの処理を繰り返す。一方、リストアしていれば(ステップB3のYES)、BIOS13は、システム起動処理に移行する。
【0022】
このように、この実施形態のPDA10は、サスペンド時に、VRAM151の内容をシステムメモリ14上のVRAM退避領域141にセーブするため、このVRAM151を内蔵する表示コントローラ15に対する電力供給を遮断することができ、サスペンド中の電力消費量を低減することを可能とする。
【0023】
また、レジューム時には、このVRAM151をシステムメモリ14を用いてリストアするため、極めて短い時間でその処理を終了することを可能とする。
【0024】
なお、ここでは、PDA10を例に説明したが、本願発明の手法は、例えば図5に示すようなパーソナルコンピュータにも適用可能である。
【0025】
つまり、本願発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0026】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、サスペンド時に、ビデオメモリの内容をシステムメモリ内の所定の領域に退避するため、サスペンド中、ビデオメモリまたはこのビデオメモリを内蔵する表示コントローラに対する電力供給を遮断でき、また、レジューム時も、固定ディスクドライブを用いる場合とは違って、ビデオメモリの復元をシステムメモリを用いて極めて短時間に終了させることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る電子機器の外観図。
【図2】同実施形態のPDAの主要な構成の一部を示すブロック図。
【図3】同実施形態のPDAのサスペンド処理を示すフローチャート。
【図4】同実施形態のPDAのレジューム処理を示すフローチャート。
【図5】この発明の手法を適用可能なパーソナルコンピュータを示す図。
【符号の説明】
10…PDA
11…CPU
12…バス/メモリコントローラ
13…BIOS
14…システムメモリ
15…表示コントローラ
141…VRAM退避領域
151…VRAM
16…LCD
Claims (12)
- サスペンド処理を実行可能な電子機器において、
第1のメモリと、
表示データを格納する第2メモリと、
前記サスペンド処理の指示を選択可能なサスペンド指示手段と、
前記サスペンド指示手段によりサスペンド処理が選択された際、前記第2のメモリに格納されている前記表示データを前記第1のメモリへ退避するサスペンド手段と、
前記第2のメモリへの電力供給を停止し、前記第1のメモリへの電力供給を行う電力制御手段と、
を具備することを特徴とする電子機器。 - 前記レジューム処理の指示を選択可能なレジューム手段と、
前記レジューム指示手段によりレジューム処理が選択された際、前記第2のメモリへ電力供給を開始し、前記第1のメモリに格納されている前記表示データを前記第2のメモリに復元するレジューム手段と、
をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記サスペンド処理の際、前記表示データは、前記第1のメモリ内に確保された特定領域に格納されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記特定領域は、前記電子機器のBIOSプログラム以外のプログラムからは認識されない領域であることを特徴とする請求項2または3記載の電子機器。
- 表示制御を行うビデオコントローラをさらに具備し、
前記第2のメモリは、前記ビデオコントローラ内に設けられることを特徴とする請求項1または2記載の電子機器。 - サスペンド処理を実行可能な電子機器において、
第1のメモリと、
前記電子機器内に設けられたデバイス内に設けられる第2のメモリと、
前記サスペンド処理の指示を選択可能なサスペンド指示手段と、
前記サスペンド指示手段によりサスペンド処理が選択された際、前記第2のメモリに格納されているデータを前記第1のメモリへ退避するサスペンド手段と、
前記デバイスへの電力供給を遮断し、前記第1のメモリへの電力供給を維持する電力制御手段手段と、
を具備することを特徴とする電子機器。 - 前記レジューム処理の指示を選択可能なレジューム手段と、
前記レジューム指示手段によりレジューム処理が選択された際、前記デバイスへの電力供給を行った後、前記第1のメモリに格納されている前記データを前記第2のメモリに復元するレジューム手段と、
をさらに具備することを特徴とする請求項7記載の電子機器。 - 電子機器のサスペンド方法であって、
サスペンド処理を選択可能な指示手段によりサスペンド処理の指示を受けた際に、前記電子機器に設けられた第2のメモリ内の表示データを、前記電子機器に設けられた第1のメモリへ退避し、
前記退避後に、前記第2のメモリへの電力供給を停止し、
前記第1のメモリへの電力を供給を維持する
ことを特徴とするサスペンド方法。 - 前記第1のメモリには、前記第2のメモリの前記表示データを格納するための所定領域が確保されており、前記サスペンド処理の際に、前記所定領域に前記表示データを格納することを特徴とする請求項8記載のサスペンド方法。
- 電子機器のサスペンドレジューム方法であって、
前記サスペンド処理の指示を受けた際に、前記電子機器に設けられた第2のメモリ内の表示データを、前記電子機器に設けられた第1のメモリへ退避し、
前記退避後に、前記第2のメモリへの電力供給を停止し、
前記第1のメモリへの電力を供給を維持し、
さらに、前記レジューム処理の指示を受けた際に、前記第2のメモリへの電力供給を行い、
前記第1のメモリに格納されている前記表示データを前記第2のメモリに復元する
ことを特徴とするサスペンドレジューム方法。 - 前記第1のメモリには、前記第2のメモリの前記表示データを格納するための所定領域が確保されており、前記サスペンド処理の際に、前記所定領域に前記表示データを格納することを特徴とする請求項10記載のサスペンドレジューム方法。
- 前記第2のメモリは、前記電子機器が具備する表示コントローラ内に設けられており、
前記サスペンド処理において、前記表示コントローラへの電力供給が停止されることに応じて前記第2のメモリへの電力供給も停止し、
前記リジューム処理において、前記表示コントローラへの電力供給に応じて前記第2のメモリへの電力供給が行われることを特徴とする請求項10または11記載のサスペンドレジューム方法。
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