JP2004019947A - 弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】僅かな電流で電気的に切換え可能であり、小さな構造寸法の点で傑出しており、しかも大きな調節運動距離を実現することができる弁を提供する。
【解決手段】変位可能な操作エレメント1を備えた弁であって、操作エレメントが、開閉のために少なくとも1つの本来のシールエレメント3の運動を制御し、操作エレメントが弾性エレメント5によって変位方向に対してほぼ垂直に負荷されており、操作エレメントの長手方向軸線と、弾性エレメントによって加えられる力とが、操作エレメントの両極端位置の間における位置において、互いに整合つまり一直線に位置している形式のものにおいて、操作エレメント1が片側において緊締された圧電式の撓みコンバータとして構成されている。
【選択図】 図1a
【解決手段】変位可能な操作エレメント1を備えた弁であって、操作エレメントが、開閉のために少なくとも1つの本来のシールエレメント3の運動を制御し、操作エレメントが弾性エレメント5によって変位方向に対してほぼ垂直に負荷されており、操作エレメントの長手方向軸線と、弾性エレメントによって加えられる力とが、操作エレメントの両極端位置の間における位置において、互いに整合つまり一直線に位置している形式のものにおいて、操作エレメント1が片側において緊締された圧電式の撓みコンバータとして構成されている。
【選択図】 図1a
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変位可能な操作エレメントを備えた弁であって、操作エレメントが、開閉のために少なくとも1つの本来のシールエレメントの運動を制御し、操作エレメントが弾性エレメントによって変位方向に対してほぼ垂直に負荷されており、操作エレメントの長手方向軸線と、弾性エレメントによって加えられる力とが、操作エレメントの両極端位置の間における位置において、互いに整合つまり一直線に位置している形式のものに関する。
【0002】
本発明はまた、変位可能な操作エレメントを備えた弁であって、操作エレメントが、開閉のために少なくとも1つの本来のシールエレメントの運動を制御し、操作エレメントの変位方向に対してほぼ垂直に作用する弾性エレメントが設けられており、操作エレメントの長手方向軸線と、弾性エレメントによって加えられる力とが、互いにほぼ整合つまり一直線に位置している形式のものに関する。
【0003】
【従来の技術】
多くの種類の弁において、シールエレメント又はこのシールエレメントを運動させる操作エレメントは、両方のうちの一方に例えば弾性エレメントを用いて予負荷されている。この予負荷(Vorspannung)は場合によっては、シールエレメント又は操作エレメントの変位時に生じる力によっても生ぜしめられることがある。多くの場合、これによって少なくとも1つの方向への弁の切換えダイナミックスに対しても不都合な影響が及ぼされ、弁作動時における多くの出力が、この予負荷を克服するために必要になる。
【0004】
また別の公知の弁構造では、シールエレメント又は操作エレメントのジオメトリによって、場合によっては少なくとも1つのばねエレメントを用いて、両終端位置が予負荷によって安定的に保持されるが、切換え動作のためには弾性エレメントの力が克服されねばならず、この場合全作業行程の第1区分の通過後に、弾性エレメントはさらなる切換え動作を助成する。このような形式の弁の1例は、ドイツ連邦共和国特許公開第19720849号明細書に開示されており、この公知の構成では、切換え動作のために2つのアクチュエータが設けられており、両アクチュエータは本体のシールエレメントのための支持エレメントに作用している。
【0005】
【特許文献1】
ドイツ連邦共和国特許公開第19720849号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式の弁を改良して、僅かな電流で電気的に切換え可能であり、かつ特に、小さな構造寸法の点で傑出しており、それでもなお大きな調節運動距離を実現することができる弁を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために請求項1記載の本発明の構成では、操作エレメントが片側において緊締された圧電式の撓みコンバータとして構成されているようにした。
【0008】
【発明の効果】
それ自体公知である撓みコンバータ(Biegewandler)は、小さな制御出力においても極めて高い力密度(Kraftdichte)及び良好な切換えダイナミックスによって、極めて小さな寸法にもかかわらず、大きな行程のためのすべての前提条件を提供する。弾性エレメント、つまりその最大の力を撓みコンバータの中立位置において加えかつ撓みコンバータの変位の増大時にひいては撓みコンバータの変位力の減少時には小さな力を加える、弾性エレメントによる切換え動作の助成と共に、撓みコンバータの完全なアイドリング行程を利用することができ、かつ達成可能な行程、つまりこれによって再び弁における貫流出力が上昇される行程を、著しく増大させることができる。
【0009】
本発明による弁の有利な構成では、本来のシールエレメントのうちの少なくとも1つが、撓みコンバータに取り付けられているか又は撓みコンバータ内に組み込まれている。
【0010】
圧電式の撓みコンバータを用いて3つの安定的な切換え状態を実現できるという可能性によって、2つのシールエレメントが、撓みコンバータの互いに反対の側に取り付けられているか又は組み込まれており、両シールエレメントが、互いに反対側に位置している2つの弁座とそれぞれ共働すると、多数の弁バリエーションを準備することができる。
【0011】
第1の発明に比べてより高いシール力を得るために、別の発明の構成では、変位可能な操作エレメントを備えた弁であって、操作エレメントが、開閉のために少なくとも1つの本来のシールエレメントの運動を制御し、操作エレメントの変位方向に対してほぼ垂直に作用する弾性エレメントが設けられており、操作エレメントの長手方向軸線と、弾性エレメントによって加えられる力とが、互いにほぼ整合つまり一直線に位置している形式のものにおいて、操作エレメントが片側において緊締された圧電式の撓みコンバータとして構成されており、シールエレメントが弾性エレメントによって、操作エレメントの変位方向に対してほぼ垂直に負荷されている。
【0012】
この発明においても、撓みコンバータはその全変位をもって運転されることができ、幾何学的な関係もしくは状態により、シールエレメントの作業行程、シール力及びこれに類したものを、実地における要求に合わせることが可能である。
【0013】
シールエレメントが、有利には弁座のそばで側方に配置されている軸線を中心にして旋回可能に支承されていると、有利である。
【0014】
また、シールエレメントにおける撓みコンバータの作用点が、前記軸線と弁座とによって規定された平面の外側に位置していると、撓みコンバータによって作用可能な力を、最も有効に用いることができる。
【0015】
本発明の別の有利な構成では、シールエレメントにおける弾性エレメントの作用点が、軸線と弁座とによって規定された平面の外側に位置していて、有利にはシールエレメントにおける撓みコンバータの作用点と共に、軸線と弁座とによって規定された平面に対してほぼ平行な平面を規定している。
【0016】
より大きな変化可能性を得るための別の構成では、シールエレメントが、旋回軸線を挟んで互いに反対側に位置している2つの弁座と共働し、シールエレメントが有利には、弾性エレメントによって両弁座のうちの一方に向かって予負荷されていて、撓みコンバータによって2つの切換え位置の間で切換え可能である。
【0017】
本発明のさらに別の構成におけるように、シールエレメントが、撓みコンバータの端部が係合する凹設部を有していると、撓みコンバータの戻し力を弁の切換えのために最適に利用することができる。
【0018】
本発明による弁構造の使用可能性をさらに拡げるために、本発明の別の構成では、2つのシールエレメントが設けられており、両シールエレメントが互いに無関係に独立して互いに逆方向に、各1つの軸線を中心にして旋回可能に支承されており、該軸線がそれぞれ弁座のそばで側方に配置されている。
【0019】
このような構成において、さらに、各シールエレメントが、旋回軸線を挟んで互いに反対側に位置している2つの弁座と共働し、各シールエレメントが有利には弾性エレメントよって、両弁座のうちの一方に向かって予負荷されていて、撓みコンバータによって2つの切換え位置の間で切換え可能であると、有利である。
【0020】
このような構成においても、両シールエレメントが基本状態において一緒に、撓みコンバータに向かって開放した凹設部を形成していて、該凹設部に撓みコンバータの端部が係合していると、撓みコンバータの両変位位置からの戻し力を利用することができる。
【0021】
また、弁に圧力センサが組み込まれていると、弁の使用可能性及び多様性をさらに高めることができる。
【0022】
この場合さらに、撓みコンバータを制御する電子制御装置が弁に組み込まれていて、かつ圧力センサと接続されていると、有利である。
【0023】
このような構成においてさらにまた、電子制御装置が、目標値信号のための外部の入力部を備えていると、有利である。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0025】
圧電式の撓みコンバータ1は一方の端部において、弁又はこれに結合された構造体のケーシングにおける緊締箇所2に保持されている。電圧が印加されていない図1aに示された休止位置において、撓みコンバータ1はシールエレメント3を弁座4に押圧している。閉鎖力は撓みコンバータ1の機械的な特性によって、かつ付加的に圧縮ばね5の作用によって与えられており、この圧縮ばね5は撓みコンバータ1と整合するように、つまりほぼ一直線になるように配置されているか、もしくは撓みコンバータ1との間にほぼ180°に近い鈍角を成すように配置されており、従ってこの圧縮ばね5の大きな力成分はほぼ撓みコンバータ1の長手方向に、ひいては変位方向に対してほぼ垂直に作用する。休止位置における力は、ばね力Fgesの、変位方向に作用する成分Fbによって規定されている。
【0026】
電圧の印加時に撓みコンバータ1は、最終的に、図1bに示された終端位置に変位され、この運動の経過中、変位方向に作用するばね力成分Fbは減少し、このばね力成分Fbは、圧縮ばね5と撓みコンバータ1とが中間位置において完全に一直線に方向付けられた時に、完全に無くなる。撓みコンバータ1がさらに変位して、圧縮ばね5が撓みコンバータ1との間において、図1aの位置とは逆向きに再び鈍角180°を成すと、今や変位方向に作用するばね力成分Fbは、開放終端位置への撓みコンバータ1のさらなる変位を助成する。最大変位位置が休止位置に対して対称的であると有利であり、このようになっていると、電圧の遮断時に撓みコンバータ1はその弾性によって、変位方向及び開放方向に作用するばね力成分Fbを克服するのに十分な戻し力を有することになる。
【0027】
図2に示されている第2の変化実施例では、撓みコンバータ1は別体のシールエレメント6に作用し、このシールエレメント6は、ほぼ弁座4のそばに位置している軸線7を中心にして旋回可能である。シールエレメント6には本来のシール面3が成形されているか又は固定されている。圧縮ばね5はこの実施例では、撓みコンバータ1に直接作用するのではなく、撓みコンバータ1に対してほぼ平行に位置して、弁座4に向かってシールエレメント6に作用している。圧縮ばね5と撓みコンバータ1とが成す小さな角度に基づいて、この実施例においてもばね力の小さな成分が、ばね力成分Fbとして撓みコンバータ1の変位方向において作用し、電圧の印加時には撓みコンバータ1の変位に抗して作用する。図2の実施例ではこのばね力成分Fbから閉鎖力Fa、つまりほぼ圧縮ばね5の力Fgesに相当しかつ撓みコンバータ変位方向に対して垂直に作用する圧縮ばね5の力Fgesに相当している閉鎖力Faは遮断されており、その結果閉鎖力Faは、汎用の系や最初に述べた実施例におけるよりも著しく大きく設計することができる。そしてこの高められたシール力によって、弁はより高い圧力範囲において働くことができるか又は、弁座4の直径の増大によって、貫流量を著しく高めることができる。
【0028】
電圧の印加による撓みコンバータ1の変位時に、第1実施例におけると同様に、撓みコンバータ1がそれに抗して作動しなくてはならない力Fbは、変位の増大に連れて減少し、さらには逆転し、その結果この実施例においても撓みコンバータ1はその全変位をもって運転されることができる。撓みコンバータ1の自由端部は、シールエレメント6にポケット状に設けられた切欠き8に係合しているので、電圧の印加時にシールエレメント6は撓みコンバータ1によって再び、ばね力成分Fbに抗して、思案点を超えて閉鎖位置へと戻されることができる。
【0029】
シールエレメント6の旋回支承部7における摩擦及び、図3に示されているように金属薄板曲げ部材として形成されていてもよい圧縮ばね5の作用点における摩擦は、この旋回支承部7もしくはシールエレメント6における作用点をいわばカッティングエッジとして形成することによって減少させることができる。撓みコンバータ1とシールエレメント6との間における摩擦もまた同様に、カッティングエッジ9を介して、又は、少なくとも両構成部材1,6のうちの一方、有利には両構成部材の表面粗さを最小化することによって減じることが可能である。このことは例えば、最小の表面粗さを有するキャップを撓みコンバータ1に被せ嵌めることによっても達成することができる。
【0030】
上に述べた両実施例の弁は、1つの弁座4を備えた最も単純な実施形態で、ひいては2ポート2位置方向切換え弁として示されている。しかしながら図1の撓みコンバータ1を挟んでシールエレメント3とは反対の側、及び図2の旋回軸線7を挟んで弁座4とは反対の側に、前記両実施例とは別の実施形態において別の弁座が設けられていてもよく、後者の場合では、第1の弁座4に対して90°回転されられた平面に、撓みコンバータ1に対してほぼ平行に、別の弁座が設けられていると有利である。これによって圧電式に操作される3ポート2位置方向切換え弁を実現することができる。
【0031】
しかしながらまたただ1つの圧電式の撓みコンバータ1を用いて、3ポート3位置方向切換え弁を実現することも可能であり、この場合における有利な実施例が図3に示されている。図3の実施例では緊締箇所2においてケーシングに保持された撓みコンバータ1が使用されており、この撓みコンバータ1は、例えば異なった符号をもつ電圧の印加によってその休止位置を中心にして両方向に変位することができる。例えば図3で見て右に向かって変位した場合には、シールエレメント6aが、ほぼ上に述べたように、ほぼばね5aの作用点とは反対の側に位置している軸線7aを中心にして変位させられ、第1の弁座4aを通る貫通部は開放され、この第1の弁座4aには、例えば接続部10を介して圧力供給源からの圧力が作用しており、この圧力はシールエレメント6aの開放後に弁ケーシングを通って弁における消費機接続部11に達し、そこからさらに消費機へと達する。この場合に重要なことは次のことである。すなわちこの場合シールエレメント6aにおけるポケット8は単に変位された位置においてのみ有効であり、このポケット8は、上に述べた変位とは逆方向における撓みコンバータ1の運動を阻止することを禁止している。第2のシールエレメント6bはこの場合、ばね5bによって負荷されて、閉鎖位置に留まる。
【0032】
逆方向における変位、つまり図3で見て左方向への変位時には、第2のシールエレメント6bが移動させられ、これによって、ここでは第1の弁座4aに対して平行に位置している弁座4bが開放される。これによって例えば消費機接続部11から空気排出部(図示せず)への接続部を形成することができる。弁のこの状態において、第1の弁エレメント6aはばね5aによって閉鎖位置に保たれる。
【0033】
両シールエレメント6a,6bは、その互いに閉鎖された位置においてポケット8を形成しており、このポケット8内には撓みコンバータ1の変位可能な端部が係合している。
【0034】
2つの弁座のためにただ1つの撓みコンバータ1を使用することによって、3ポート3位置方向切換え弁の極めてコンパクトな構成が実現される。この実施例においても各シールエレメント6a,6bのために2つのシール座を備えた実施形態が可能である。
【0035】
有利には、付加的な構成部材、例えば圧力を測定する圧力センサを弁ケーシングに組み込むことができる。この場合スタンダードセンサが使用される。そしてセンサとしては、ケーシングに囲まれたセンサから、弁固有の基板に(マイクロエレクトロニクスと同様に「Chip−On−Board」として)取り付けられる剥き出しのセンサセルまでが使用可能である。そのためには弁ケーシングに電子基板を組み込むことができ、この電子基板は、最も簡単な段階にただ1つの圧力センサだけを保持し、撓みコンバータ及び圧力センサとインタフェース(コネクタ)との間の接続を保証することが望まれている。そして弁(圧力センサを含む)はケーブルを介して電子制御装置/調整装置と接続される。この電子制御装置は、消費機における圧力を調整することができる。しかしながらまた電子制御装置は、最小化されて弁内に一緒に組み込まれてもよい。弁はこの場合専用(autark)の圧力調整装置であり、この圧力調整装置には、供給電圧及び信号(目標値)が供給されねばならず、この圧力調整装置は調整された圧力を出力する。
【図面の簡単な説明】
【図1a】圧縮ばね及び弁座と共働する本発明による弁のための圧電式の撓みコンバータを、弁閉鎖位置において示す概略図である。
【図1b】図1aに示された撓みコンバータを弁の開放位置において示す概略図である。
【図2】旋回可能なシールエレメントを備えた本発明の第2実施例による撓みコンバータを閉鎖位置において示す概略図である。
【図3】共通の操作エレメントとして撓みコンバータを有していて2つのシールエレメントを備えた弁の第3実施例による、3ポート3位置方向切換え弁を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 撓みコンバータ、 2 緊締箇所、 3 シールエレメント、 4,4a,4b 弁座、 5 圧縮ばね、 5a,5b ばね、 6,6a シールエレメント、 7 軸線、 8 切欠き、 9 カッティングエッジ、 10 接続部、 11 消費機接続部
【発明の属する技術分野】
本発明は、変位可能な操作エレメントを備えた弁であって、操作エレメントが、開閉のために少なくとも1つの本来のシールエレメントの運動を制御し、操作エレメントが弾性エレメントによって変位方向に対してほぼ垂直に負荷されており、操作エレメントの長手方向軸線と、弾性エレメントによって加えられる力とが、操作エレメントの両極端位置の間における位置において、互いに整合つまり一直線に位置している形式のものに関する。
【0002】
本発明はまた、変位可能な操作エレメントを備えた弁であって、操作エレメントが、開閉のために少なくとも1つの本来のシールエレメントの運動を制御し、操作エレメントの変位方向に対してほぼ垂直に作用する弾性エレメントが設けられており、操作エレメントの長手方向軸線と、弾性エレメントによって加えられる力とが、互いにほぼ整合つまり一直線に位置している形式のものに関する。
【0003】
【従来の技術】
多くの種類の弁において、シールエレメント又はこのシールエレメントを運動させる操作エレメントは、両方のうちの一方に例えば弾性エレメントを用いて予負荷されている。この予負荷(Vorspannung)は場合によっては、シールエレメント又は操作エレメントの変位時に生じる力によっても生ぜしめられることがある。多くの場合、これによって少なくとも1つの方向への弁の切換えダイナミックスに対しても不都合な影響が及ぼされ、弁作動時における多くの出力が、この予負荷を克服するために必要になる。
【0004】
また別の公知の弁構造では、シールエレメント又は操作エレメントのジオメトリによって、場合によっては少なくとも1つのばねエレメントを用いて、両終端位置が予負荷によって安定的に保持されるが、切換え動作のためには弾性エレメントの力が克服されねばならず、この場合全作業行程の第1区分の通過後に、弾性エレメントはさらなる切換え動作を助成する。このような形式の弁の1例は、ドイツ連邦共和国特許公開第19720849号明細書に開示されており、この公知の構成では、切換え動作のために2つのアクチュエータが設けられており、両アクチュエータは本体のシールエレメントのための支持エレメントに作用している。
【0005】
【特許文献1】
ドイツ連邦共和国特許公開第19720849号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式の弁を改良して、僅かな電流で電気的に切換え可能であり、かつ特に、小さな構造寸法の点で傑出しており、それでもなお大きな調節運動距離を実現することができる弁を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために請求項1記載の本発明の構成では、操作エレメントが片側において緊締された圧電式の撓みコンバータとして構成されているようにした。
【0008】
【発明の効果】
それ自体公知である撓みコンバータ(Biegewandler)は、小さな制御出力においても極めて高い力密度(Kraftdichte)及び良好な切換えダイナミックスによって、極めて小さな寸法にもかかわらず、大きな行程のためのすべての前提条件を提供する。弾性エレメント、つまりその最大の力を撓みコンバータの中立位置において加えかつ撓みコンバータの変位の増大時にひいては撓みコンバータの変位力の減少時には小さな力を加える、弾性エレメントによる切換え動作の助成と共に、撓みコンバータの完全なアイドリング行程を利用することができ、かつ達成可能な行程、つまりこれによって再び弁における貫流出力が上昇される行程を、著しく増大させることができる。
【0009】
本発明による弁の有利な構成では、本来のシールエレメントのうちの少なくとも1つが、撓みコンバータに取り付けられているか又は撓みコンバータ内に組み込まれている。
【0010】
圧電式の撓みコンバータを用いて3つの安定的な切換え状態を実現できるという可能性によって、2つのシールエレメントが、撓みコンバータの互いに反対の側に取り付けられているか又は組み込まれており、両シールエレメントが、互いに反対側に位置している2つの弁座とそれぞれ共働すると、多数の弁バリエーションを準備することができる。
【0011】
第1の発明に比べてより高いシール力を得るために、別の発明の構成では、変位可能な操作エレメントを備えた弁であって、操作エレメントが、開閉のために少なくとも1つの本来のシールエレメントの運動を制御し、操作エレメントの変位方向に対してほぼ垂直に作用する弾性エレメントが設けられており、操作エレメントの長手方向軸線と、弾性エレメントによって加えられる力とが、互いにほぼ整合つまり一直線に位置している形式のものにおいて、操作エレメントが片側において緊締された圧電式の撓みコンバータとして構成されており、シールエレメントが弾性エレメントによって、操作エレメントの変位方向に対してほぼ垂直に負荷されている。
【0012】
この発明においても、撓みコンバータはその全変位をもって運転されることができ、幾何学的な関係もしくは状態により、シールエレメントの作業行程、シール力及びこれに類したものを、実地における要求に合わせることが可能である。
【0013】
シールエレメントが、有利には弁座のそばで側方に配置されている軸線を中心にして旋回可能に支承されていると、有利である。
【0014】
また、シールエレメントにおける撓みコンバータの作用点が、前記軸線と弁座とによって規定された平面の外側に位置していると、撓みコンバータによって作用可能な力を、最も有効に用いることができる。
【0015】
本発明の別の有利な構成では、シールエレメントにおける弾性エレメントの作用点が、軸線と弁座とによって規定された平面の外側に位置していて、有利にはシールエレメントにおける撓みコンバータの作用点と共に、軸線と弁座とによって規定された平面に対してほぼ平行な平面を規定している。
【0016】
より大きな変化可能性を得るための別の構成では、シールエレメントが、旋回軸線を挟んで互いに反対側に位置している2つの弁座と共働し、シールエレメントが有利には、弾性エレメントによって両弁座のうちの一方に向かって予負荷されていて、撓みコンバータによって2つの切換え位置の間で切換え可能である。
【0017】
本発明のさらに別の構成におけるように、シールエレメントが、撓みコンバータの端部が係合する凹設部を有していると、撓みコンバータの戻し力を弁の切換えのために最適に利用することができる。
【0018】
本発明による弁構造の使用可能性をさらに拡げるために、本発明の別の構成では、2つのシールエレメントが設けられており、両シールエレメントが互いに無関係に独立して互いに逆方向に、各1つの軸線を中心にして旋回可能に支承されており、該軸線がそれぞれ弁座のそばで側方に配置されている。
【0019】
このような構成において、さらに、各シールエレメントが、旋回軸線を挟んで互いに反対側に位置している2つの弁座と共働し、各シールエレメントが有利には弾性エレメントよって、両弁座のうちの一方に向かって予負荷されていて、撓みコンバータによって2つの切換え位置の間で切換え可能であると、有利である。
【0020】
このような構成においても、両シールエレメントが基本状態において一緒に、撓みコンバータに向かって開放した凹設部を形成していて、該凹設部に撓みコンバータの端部が係合していると、撓みコンバータの両変位位置からの戻し力を利用することができる。
【0021】
また、弁に圧力センサが組み込まれていると、弁の使用可能性及び多様性をさらに高めることができる。
【0022】
この場合さらに、撓みコンバータを制御する電子制御装置が弁に組み込まれていて、かつ圧力センサと接続されていると、有利である。
【0023】
このような構成においてさらにまた、電子制御装置が、目標値信号のための外部の入力部を備えていると、有利である。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0025】
圧電式の撓みコンバータ1は一方の端部において、弁又はこれに結合された構造体のケーシングにおける緊締箇所2に保持されている。電圧が印加されていない図1aに示された休止位置において、撓みコンバータ1はシールエレメント3を弁座4に押圧している。閉鎖力は撓みコンバータ1の機械的な特性によって、かつ付加的に圧縮ばね5の作用によって与えられており、この圧縮ばね5は撓みコンバータ1と整合するように、つまりほぼ一直線になるように配置されているか、もしくは撓みコンバータ1との間にほぼ180°に近い鈍角を成すように配置されており、従ってこの圧縮ばね5の大きな力成分はほぼ撓みコンバータ1の長手方向に、ひいては変位方向に対してほぼ垂直に作用する。休止位置における力は、ばね力Fgesの、変位方向に作用する成分Fbによって規定されている。
【0026】
電圧の印加時に撓みコンバータ1は、最終的に、図1bに示された終端位置に変位され、この運動の経過中、変位方向に作用するばね力成分Fbは減少し、このばね力成分Fbは、圧縮ばね5と撓みコンバータ1とが中間位置において完全に一直線に方向付けられた時に、完全に無くなる。撓みコンバータ1がさらに変位して、圧縮ばね5が撓みコンバータ1との間において、図1aの位置とは逆向きに再び鈍角180°を成すと、今や変位方向に作用するばね力成分Fbは、開放終端位置への撓みコンバータ1のさらなる変位を助成する。最大変位位置が休止位置に対して対称的であると有利であり、このようになっていると、電圧の遮断時に撓みコンバータ1はその弾性によって、変位方向及び開放方向に作用するばね力成分Fbを克服するのに十分な戻し力を有することになる。
【0027】
図2に示されている第2の変化実施例では、撓みコンバータ1は別体のシールエレメント6に作用し、このシールエレメント6は、ほぼ弁座4のそばに位置している軸線7を中心にして旋回可能である。シールエレメント6には本来のシール面3が成形されているか又は固定されている。圧縮ばね5はこの実施例では、撓みコンバータ1に直接作用するのではなく、撓みコンバータ1に対してほぼ平行に位置して、弁座4に向かってシールエレメント6に作用している。圧縮ばね5と撓みコンバータ1とが成す小さな角度に基づいて、この実施例においてもばね力の小さな成分が、ばね力成分Fbとして撓みコンバータ1の変位方向において作用し、電圧の印加時には撓みコンバータ1の変位に抗して作用する。図2の実施例ではこのばね力成分Fbから閉鎖力Fa、つまりほぼ圧縮ばね5の力Fgesに相当しかつ撓みコンバータ変位方向に対して垂直に作用する圧縮ばね5の力Fgesに相当している閉鎖力Faは遮断されており、その結果閉鎖力Faは、汎用の系や最初に述べた実施例におけるよりも著しく大きく設計することができる。そしてこの高められたシール力によって、弁はより高い圧力範囲において働くことができるか又は、弁座4の直径の増大によって、貫流量を著しく高めることができる。
【0028】
電圧の印加による撓みコンバータ1の変位時に、第1実施例におけると同様に、撓みコンバータ1がそれに抗して作動しなくてはならない力Fbは、変位の増大に連れて減少し、さらには逆転し、その結果この実施例においても撓みコンバータ1はその全変位をもって運転されることができる。撓みコンバータ1の自由端部は、シールエレメント6にポケット状に設けられた切欠き8に係合しているので、電圧の印加時にシールエレメント6は撓みコンバータ1によって再び、ばね力成分Fbに抗して、思案点を超えて閉鎖位置へと戻されることができる。
【0029】
シールエレメント6の旋回支承部7における摩擦及び、図3に示されているように金属薄板曲げ部材として形成されていてもよい圧縮ばね5の作用点における摩擦は、この旋回支承部7もしくはシールエレメント6における作用点をいわばカッティングエッジとして形成することによって減少させることができる。撓みコンバータ1とシールエレメント6との間における摩擦もまた同様に、カッティングエッジ9を介して、又は、少なくとも両構成部材1,6のうちの一方、有利には両構成部材の表面粗さを最小化することによって減じることが可能である。このことは例えば、最小の表面粗さを有するキャップを撓みコンバータ1に被せ嵌めることによっても達成することができる。
【0030】
上に述べた両実施例の弁は、1つの弁座4を備えた最も単純な実施形態で、ひいては2ポート2位置方向切換え弁として示されている。しかしながら図1の撓みコンバータ1を挟んでシールエレメント3とは反対の側、及び図2の旋回軸線7を挟んで弁座4とは反対の側に、前記両実施例とは別の実施形態において別の弁座が設けられていてもよく、後者の場合では、第1の弁座4に対して90°回転されられた平面に、撓みコンバータ1に対してほぼ平行に、別の弁座が設けられていると有利である。これによって圧電式に操作される3ポート2位置方向切換え弁を実現することができる。
【0031】
しかしながらまたただ1つの圧電式の撓みコンバータ1を用いて、3ポート3位置方向切換え弁を実現することも可能であり、この場合における有利な実施例が図3に示されている。図3の実施例では緊締箇所2においてケーシングに保持された撓みコンバータ1が使用されており、この撓みコンバータ1は、例えば異なった符号をもつ電圧の印加によってその休止位置を中心にして両方向に変位することができる。例えば図3で見て右に向かって変位した場合には、シールエレメント6aが、ほぼ上に述べたように、ほぼばね5aの作用点とは反対の側に位置している軸線7aを中心にして変位させられ、第1の弁座4aを通る貫通部は開放され、この第1の弁座4aには、例えば接続部10を介して圧力供給源からの圧力が作用しており、この圧力はシールエレメント6aの開放後に弁ケーシングを通って弁における消費機接続部11に達し、そこからさらに消費機へと達する。この場合に重要なことは次のことである。すなわちこの場合シールエレメント6aにおけるポケット8は単に変位された位置においてのみ有効であり、このポケット8は、上に述べた変位とは逆方向における撓みコンバータ1の運動を阻止することを禁止している。第2のシールエレメント6bはこの場合、ばね5bによって負荷されて、閉鎖位置に留まる。
【0032】
逆方向における変位、つまり図3で見て左方向への変位時には、第2のシールエレメント6bが移動させられ、これによって、ここでは第1の弁座4aに対して平行に位置している弁座4bが開放される。これによって例えば消費機接続部11から空気排出部(図示せず)への接続部を形成することができる。弁のこの状態において、第1の弁エレメント6aはばね5aによって閉鎖位置に保たれる。
【0033】
両シールエレメント6a,6bは、その互いに閉鎖された位置においてポケット8を形成しており、このポケット8内には撓みコンバータ1の変位可能な端部が係合している。
【0034】
2つの弁座のためにただ1つの撓みコンバータ1を使用することによって、3ポート3位置方向切換え弁の極めてコンパクトな構成が実現される。この実施例においても各シールエレメント6a,6bのために2つのシール座を備えた実施形態が可能である。
【0035】
有利には、付加的な構成部材、例えば圧力を測定する圧力センサを弁ケーシングに組み込むことができる。この場合スタンダードセンサが使用される。そしてセンサとしては、ケーシングに囲まれたセンサから、弁固有の基板に(マイクロエレクトロニクスと同様に「Chip−On−Board」として)取り付けられる剥き出しのセンサセルまでが使用可能である。そのためには弁ケーシングに電子基板を組み込むことができ、この電子基板は、最も簡単な段階にただ1つの圧力センサだけを保持し、撓みコンバータ及び圧力センサとインタフェース(コネクタ)との間の接続を保証することが望まれている。そして弁(圧力センサを含む)はケーブルを介して電子制御装置/調整装置と接続される。この電子制御装置は、消費機における圧力を調整することができる。しかしながらまた電子制御装置は、最小化されて弁内に一緒に組み込まれてもよい。弁はこの場合専用(autark)の圧力調整装置であり、この圧力調整装置には、供給電圧及び信号(目標値)が供給されねばならず、この圧力調整装置は調整された圧力を出力する。
【図面の簡単な説明】
【図1a】圧縮ばね及び弁座と共働する本発明による弁のための圧電式の撓みコンバータを、弁閉鎖位置において示す概略図である。
【図1b】図1aに示された撓みコンバータを弁の開放位置において示す概略図である。
【図2】旋回可能なシールエレメントを備えた本発明の第2実施例による撓みコンバータを閉鎖位置において示す概略図である。
【図3】共通の操作エレメントとして撓みコンバータを有していて2つのシールエレメントを備えた弁の第3実施例による、3ポート3位置方向切換え弁を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 撓みコンバータ、 2 緊締箇所、 3 シールエレメント、 4,4a,4b 弁座、 5 圧縮ばね、 5a,5b ばね、 6,6a シールエレメント、 7 軸線、 8 切欠き、 9 カッティングエッジ、 10 接続部、 11 消費機接続部
Claims (15)
- 変位可能な操作エレメント(1)を備えた弁であって、操作エレメント(1)が、開閉のために少なくとも1つの本来のシールエレメント(3)の運動を制御し、操作エレメントが弾性エレメント(5)によって変位方向に対してほぼ垂直に負荷されており、操作エレメントの長手方向軸線と、弾性エレメントによって加えられる力とが、操作エレメントの両極端位置の間における位置において、互いに整合つまり一直線に位置している形式のものにおいて、操作エレメント(1)が片側において緊締された圧電式の撓みコンバータとして構成されていることを特徴とする弁。
- 本来のシールエレメント(3)のうちの少なくとも1つが、撓みコンバータ(1)に取り付けられているか又は撓みコンバータ(1)内に組み込まれている、請求項1記載の弁。
- 2つのシールエレメント(3)が、撓みコンバータ(1)の互いに反対の側に取り付けられているか又は組み込まれており、両シールエレメントが、互いに反対側に位置している2つの弁座(4)とそれぞれ共働する、請求項2記載の弁。
- 変位可能な操作エレメント(1)を備えた弁であって、操作エレメント(1)が、開閉のために少なくとも1つの本来のシールエレメント(3)の運動を制御し、操作エレメントの変位方向に対してほぼ垂直に作用する弾性エレメント(5)が設けられており、操作エレメントの長手方向軸線と、弾性エレメントによって加えられる力とが、互いにほぼ整合つまり一直線に位置している形式のものにおいて、操作エレメント(1)が片側において緊締された圧電式の撓みコンバータとして構成されており、シールエレメント(6)が弾性エレメント(5)によって、操作エレメント(1)の変位方向に対してほぼ垂直に負荷されていることを特徴とする弁。
- シールエレメント(6)が、有利には弁座(4)のそばで側方に配置されている軸線(7)を中心にして旋回可能に支承されている、請求項4記載の弁。
- シールエレメント(6)における撓みコンバータ(1)の作用点が、軸線(7)と弁座(4)とによって規定された平面の外側に位置している、請求項5記載の弁。
- シールエレメント(6)における弾性エレメント(5)の作用点が、軸線(7)と弁座(4)とによって規定された平面の外側に位置していて、有利にはシールエレメント(6)における撓みコンバータ(1)の作用点と共に、軸線(7)と弁座(4)とによって規定された平面に対してほぼ平行な平面を規定している、請求項6記載の弁。
- シールエレメント(6)が、旋回軸線(7)を挟んで互いに反対側に位置している2つの弁座(4)と共働し、シールエレメント(6)が有利には、弾性エレメント(5)によって両弁座(4)のうちの一方に向かって予負荷されていて、撓みコンバータ(1)によって2つの切換え位置の間で切換え可能である、請求項5から7までのいずれか1項記載の弁。
- シールエレメント(2)が、撓みコンバータ(1)の端部が係合する凹設部(8)を有している、請求項4から8までのいずれか1項記載の弁。
- 2つのシールエレメント(6a,6b)が設けられており、両シールエレメント(6a,6b)が互いに無関係に独立して互いに逆方向に、各1つの軸線(7a,7b)を中心にして旋回可能に支承されており、該軸線(7a,7b)がそれぞれ弁座(4a,4b)のそばで側方に配置されている、請求項4から7までのいずれか1項記載の弁。
- 各シールエレメント(6a,6b)が、旋回軸線(7a,7b)を挟んで互いに反対側に位置している2つの弁座と共働し、各シールエレメントが有利には弾性エレメント(5)によって、両弁座(4)のうちの一方に向かって予負荷されていて、撓みコンバータ(1)によって2つの切換え位置の間で切換え可能である、請求項10記載の弁。
- 両シールエレメント(6a,6b)が基本状態において一緒に、撓みコンバータ(1)に向かって開放した凹設部(8)を形成していて、該凹設部(8)に撓みコンバータ(1)の端部が係合している、請求項10又は11記載の弁。
- 弁に圧力センサが組み込まれている、請求項1から12までのいずれか1項記載の弁。
- 撓みコンバータ(1)を制御する電子制御装置が弁に組み込まれていて、かつ圧力センサと接続されている、請求項13記載の弁。
- 電子制御装置が、目標値信号のための外部の入力部を備えている、請求項14記載の弁。
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