JP2004019946A - 自己−穴あけ締結具及び木材基板を金属基板に取付ける方法 - Google Patents

自己−穴あけ締結具及び木材基板を金属基板に取付ける方法 Download PDF

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    • F16B25/10Screws performing an additional function to thread-forming, e.g. drill screws or self-piercing screws

Abstract

【課題】木材基板と金属基板とを相互に引きつけてこれら基板を一緒に締めつけ固定する締結具を提供する。
【解決手段】本発明の締結具は軸線と第1の端部と第2の端部とを有する細長い軸部を有する。第1の端部には穴あけ突端と軸方向の長さとを有する穴あけ先端部が形成され、第2の端部には広い頭部が形成されている。軸部はねじ部分とねじなし部分とを含み、ねじ部分は穴あけ先端部から頭部に向って軸方向に延びまたらせん状のねじ条を含み軸方向の長さと根元の直径とねじ条の直径とを有している。ねじ部分の長さは穴あけ先端部の長さより大きい。ねじなし部分はねじ部分から頭部に軸方向に延びまた軸方向の長さと直径とを有している。ねじなし部分の長さはねじ部分の長さより実質的に大きくねじなし部分の直径はねじ部分のねじ条の直径より小さくなっている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はねじ締結具の分野に関し、特に木材基板を金属基板に取付けるための締結具に関する。
【0002】
【従来の技術】
合板やハードボード(おがくずの圧縮板)のような木材基板を鋼の組立て部材のような金属基板に締結するための鋼の締結具はこの技術分野では公知である。一般に、これらの締結具は細長い軸部を有しまた動力工具によって軸方向に駆動されるようになっている。
【0003】
多くの構造の適用例において、金属の支持スタッド(植込ボルト)は比較的太く、12ゲージ鋼又はそれ以上の大きさとなっている。この用途の締結具は通常頭部近くの軸方向の位置から始まり軸方向に延びる少なくとも1つのねじ部分を有する細長い軸部を有し、また多くはねじ部分の直径より遠くにドリル用先端から離れて半径方向に延びる一組の翼部を含みそれによりねじ部分が木材に係合しないようになっており、これは木材を鋼の支持体に向って引きつけるのを困難にすることが知られている。大概の締結具は頭部に凹所を含み締結具駆動工具からのビット(刃先)を受け入れるようになっている。
【0004】
この用途のために意図された締結具の実例は、0.75インチ(1.91cm)までの厚さの合板の基板を鋼に取付けるための翼部を有するイリノイツールワークス会社部品番号1082000の1−7/16インチ(3.65cm)の長さの締結具と、ツーバイフォー(2対4の比率)のような厚い木材基板を厚い鋼に取付けるためのそれぞれが翼部を有する2.25インチ(5.72cm)の長さの締結具と2.75インチ(6.99cm)の長さの締結具からなるイリノイツールワークス会社部品番号1092000と1094000を含んでいる。これらの翼部は少なくともねじ条(ねじ山)の直径と同じ大きさの直径を有する穴をあけそれによりねじ条が木材に係合しないようになっている。翼部が鋼に突当った後翼部は折れそのため翼部が鋼にねじ条より大きい孔をあけることなく、ねじ条が鋼に雌ねじを切り鋼と木材とを一緒に締めつけ固定することができるようにする。これら締結具の各々にとって、鋼は一定の厚さを有し、それにより翼部が1−7/16インチ(3.65cm)締結具にとって少なくとも16ゲージ鋼だけ、また2.25及び2.75インチ(5.72及び6.99cm)締結具にとって少なくとも0.125インチ(0.32cm)だけ、折れるようにしなければならない。
【0005】
木材を鋼の支持部材に取付けるようにする他の締結具は、締結具の頭部の近くの1.875インチ(4.76cm)のねじ部分とねじ部分から先端までの1.5インチ(3.81cm)の長さのねじなし部分とを有するHiltiねじ品目番号00010429の3.5インチ(8.89cm)ねじである。Hiltiねじのねじなし部分はねじ条が木材に係合する前に鋼を貫通して穴あけするのに十分な長さとなっている。木材を通って引出された後、ねじ条は鋼に雌ねじを切り木材を鋼に取付ける。
【0006】
長いねじは短いねじに比べて問題を有している。第1に、長いねじはより多くの材料を必要とするため製造がより高価となる。第2に、長いねじは基板の中へと駆動されるにつれてぐらぐらし正しく駆動しないため取扱いと安定に保持することがより困難となる。第3に、長いねじはより長い穴あけ時間を要しそのため取付け作業者が長いねじを迅速に駆動するのがより難しくなり、作業を効率的でなくする。
【0007】
構造産業においては金属の支持部材として18−22ゲージのような軽い鋼を用いることが最近の傾向となっているが、その理由は軽い鋼は安価でありまた重い鋼に匹敵する強度を提供するからである。上記のような翼部を設けた締結具は穴あけ先端部の翼部が折れないため木材基板を薄い鋼に取付けるには適当でない。翼部は金属にねじ条より大きい孔をあけ、それによりねじ条が鋼への取付けができないようにする。翼部が取除かれたならば、上記の長いねじ部分は木材に係合し締結具を木材を通って引張り続け、又は締結具の回転を停止し、頭部の凹所が締結具駆動工具により摩滅されるようにする。また、細長いねじ部分はそのねじ条が木材と鋼を係合させるため金属支持スタッドを木材に向って引き戻す作用をせず、木材と金属を離間したままとする。また多くの用途は約1.5インチ(3.81cm)の厚さを有するツーバイフォーのような厚い木材基板を上記の薄い金属基板に取付けることを必要としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
必要とされるものは、ツーバイフォーのような約1.5インチ(3.81cm)の厚さの木材を軽いゲージの金属基板に取付け木材と金属基板とを相互に近づくよう引きつけ金属と木材とを一緒に締めつけ固定するための自己−穴あけ締結具である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、木材基板を金属基板に取付けるための自己−穴あけ締結具が提供される。本発明の締結具は動力工具によって軸方向に駆動されるようになっている。本発明の締結具は、軸線を区画形成し第1の端部と第2の端部を有する細長い軸部を含んでいる。穴あけ用先端部が軸部の第1の端部に形成され、穴あけ先端部は穴あけ突端と軸方向の長さとを有している。幅広い頭部が軸部の第2の端部に形成されている。軸部はねじ部分とねじなし部分とを含んでいる。ねじ部分は穴あけ先端部から頭部に向って軸方向に延びまたらせん状のねじ条と軸方向の長さと根元の直径とねじ条の直径とを含み、ねじ条の直径は根元部の直径より大きくねじ部の長さは穴あけ突端の長さより大きくなっている。ねじなし部分は軸方向にねじ部分から頭部に延びまた軸方向の長さと直径とを有し、ねじなし部分の直径はねじ条の直径より小さくまたねじなし部分の長さはねじ部分の長さより実質的に大きくなっている。
【0010】
また本発明によれば、木材基板を金属基板に取付ける方法が提供される。本発明の方法は、上記のような締結具を提供する段階と、締結具の穴あけ突端を木材基板の選択された位置に置く段階と、木材基板の中に穴あけ突端により穴あけ突端が金属基板に突当るまで穴あけする段階と、金属基板の中に穴あけ突端によりねじ部が金属基板に到達するまで穴あけする段階と、金属基板にねじ部分のねじ条で雌ねじを切る段階と、金属基板と木材基板とをねじ条により一緒に引きつける段階と、金属基板をねじ条で締めつけ固定しそれにより金属基板が木材基板に対して締めつけられるようにする段階とを含んでいる。
【0011】
【発明の実施の形態】
これらのまたその他の目的、特徴及び利点は添付図面を参照する本発明の実施態様の以下の記載から明らかとなる。
【0012】
木材基板2を金属基板4に取付けるための新規な発明の自己−穴あけ締結具10が図1に示されている。締結具10は一端14に頭部18を有する細長い軸部12と、他端16に穴あけ突端22を有する翼部のない穴あけ先端部20とを含んでいる。軸部12は頭部18の近くのねじなし部分24と、ねじなし部分24と穴あけ先端部20との間のねじ部分26とを含んでいる。ねじ部分26は穴あけ先端部20から頭部18に向って軸方向に延び、またねじなし部分24はねじ部分26と頭部18との間を軸方向に延びている。穴あけ先端部20は穴あけ突端22と金属の削りくずを締結具10により穴あけされた孔から離れるよう案内するための少なくとも1つの穴あけ用縦溝28とを含んでいる。
【0013】
木材基板2は建造又は組立てに用いられるいくつかの型の木材片のうちの1つの型とすることができる。実例は木材の支持部材、合板及びハードボードを含んでいる。金属基板4は多くの金属支持体のうちの1つとすることができまた通常は板金の鋼で作られている。実例は、波形の鋼のルーフデッキ(屋根板)又は26ゲージもしくは約0.018インチ(0.46mm)と14ゲージもしくは約0.075インチ(1.91mm)との間の厚さを有する鋼の支持スタッド(植込みボルト)を含んでいる。好ましくは、締結具10は、最近は約1.5インチ(3.82cm)の厚さを有するツーバイフォーのような木材の支持部材である木材基板2を24ゲージ(約0.024インチ−0.61mm)と14ゲージ(約0.075インチ−1.91mm)との間の厚さを有する鋼の支持部材に取付けるのに用いられる。
【0014】
図1と2を参照すると、穴あけ先端部20は、締結具10が金属基板4に容易に穴あけしそれによりねじ部分26が木材基板2と金属基板4とを相互に引きつけることができるようになっている。穴あけ先端部20は金属に穴あけするための通常の翼部なしの穴あけ先端部であり、例えばその開示が参照としてここに合体されているロバート他への米国特許第4,781,506号を参照されたい。図2に示されるように、穴あけ先端部20は縦溝28を形成する取除き溝32を有するほぼ楕円形の断面を有している。この楕円形断面は真正の楕円とする必要はなく、これが図2に示されるように、長軸Lと短軸Iを有するようなほぼ楕円の形式である。1つの実施態様では、短軸Iの長さは約0.12インチ(3.05mm)又は約0.15インチ(3.81mm)である長軸Lの長さの約75%である。
【0015】
各細溝32がほぼ平面の先導面34と僅かに角度がつけられた後続面36(図1参照)とによって構成されている。図2に示されるように、先導面34と後続面36は角度θだけ離れている。好ましくは角度θは90度より大きく、そして約100度と約115度との間の範囲である。各先導面34は第1の切刃38と第2の切刃40とを含んでいる。第1の切刃38は共に穴あけ突端22を形成し、これに対し第2の切刃40は図2に示されるように、長軸Lの両端に位置している。細溝32の先導面34は一般に同一平面上に位置し、一方後続面36は図2に示されるように僅かに傾斜している。各縦溝28はまた穴あけ突端22の近くのほぼ円錐形の外側面42と図1に示されるように円錐形面42とねじ部分26との間を軸方向に延びるほぼ円筒形の外側面44とを含んでいる。
【0016】
締結具10が回転されるにつれて、第1の切刃38が穴あけされている基板のいずれか(木材基板2又は金属基板4)に食い込む。第2の切刃40はさらに材料を穴あけするよう作用し、一方細溝32と縦溝28は材料を穴あけ先端部20と穴あけされている孔から離れるよう案内する作用をする。穴あけ先端部20が基板で切削するにつれて、ねじ条30は最終的に基板と係合し締結具10を基板を通って引く作用をする。
【0017】
図1を続いて参照すると、軸部12のねじ部分26は根元部46と根元部46から半径方向に延びるらせん状のねじ条30とを含んでいる。ねじ部分26は締結具10を木材基板2を通って引きまた金属基板4と木材基板2とを一緒に引きつけこの2つの基板を締めつけ固定するよう作用する。根元部46の直径はねじ条30の外径より小さくなっている。1つの実施態様では、ねじ条30は根元部46の直径の約1.3倍と1.5倍の間の外径を有している。好ましい実施態様では、根元部46は約0.15インチ(3.81mm)の直径を有しねじ条30は約0.215インチ(5.46mm)の外径を有している。
【0018】
ねじ部分26のねじ密度はインチ(25.4mm)当り約13と約19の間のねじ条、好ましくはインチ(25.4mm)当り約17ねじ条のねじ密度とすることができる。一般には、インチ(25.4mm)当りのより少ないねじ条がより薄い金属基板にとって必要であり、インチ(25.4mm)当りのより多いねじ条がより厚い金属基板にとって必要である。ねじ密度は、その開示が参照としてここに合体されている本出願の譲受人に譲渡されたラーソンへの米国特許第5,947,670号により詳細に記載されている。
【0019】
好ましい実施態様では、ねじ条30は図4に示されるように、控え壁状のねじ条である。各ねじ条30は各ねじ条30の底部の先導支持面48と各ねじ条30の頂端の後続支持面50とを含んでいる。後続支持面50は軸部12の軸線に直角の線Nに対し第1の角度αで位置している。同様に、先導面48は線Nに対して第2の角度βで傾斜し、ここで先導面48の第2の角度βは後続面50の第1の角度αよりも大きくなっている。好ましい実施態様では、第1の角度αは約7度であり第2の角度βは約30度である。標準ねじ形式が用いられるが、図4に示される控え壁状のねじ条構造が標準ねじよりも高い引張り強度が得られるため好ましい。
【0020】
締結具10はねじ条30の少なくとも1つの全ピッチ、好ましくはねじ条30の少なくとも2つの全ピッチが、締結具10の取付け時(図9参照)に金属基板4のいずれかの側にあるようになっている。ねじ部分26の長さ52は穴あけ先端部20の長さ54より大きくなっている。長さ52は、十分なねじ条30が存在せずそのためねじ条が木材基板に積極的に食い込まず頭部18を木材を通って引かないようにするが、頭部18に向う方向と穴あけ先端部20に向う方向とには十分なねじ条30が存在するように、選択される。穴あけ先端部20に向っては十分なねじ条30が存在しそれにより金属基板4(以下に記載される)の後面70に露出するに十分なねじ条が存在するようにし、0.074インチ(1.88mm)の厚さの鋼のようなより厚い金属基板4にとって所望の引抜き強度が得られるようにすることが必要である。また頭部18に向って案内される適当数のねじ条30がありそれにより締結具10が過剰に駆動された場合に十分なねじ条30が存在するようにすることが必要である。
【0021】
1つの実施態様においては、ねじ部分26の長さ52は穴あけ先端20の長さの約1.5倍と約2.5倍の間であり、好ましくは穴あけ先端部20の長さ54の約2倍である。根元部46の直径と穴あけ先端部20の長軸Lの長さとの間の関係は用途によって決まる。14ゲージ鋼のような厚い金属基板4の場合にとっては、長軸Lの長さを根元部46の直径より長くし、縦溝28が根元部46よりも軸部12の軸線から離れて半径方向に延びるため、穴あけ先端部20が厚い金属基板4を通って穴あけするのを保証することが望ましい。22から24ゲージ鋼のような薄い金属基板4に関しては、長軸Lの長さが根元部46の直径よりも短くそれにより縦溝28が軸線から根元部46まで半径方向に延びないようにするのが好ましい。
【0022】
ねじなし部分24は軸部12に沿ってねじ部分26から頭部18へと軸方向に延びまた頭部18に広がり部分66を含んでいる。ねじなし部分24の長さ56はねじ部分26の長さ52より実質的に長くなっている。広がり部分66は締結具10の直径を図1に示されるようにねじなし部分24から頭部18へと徐々に増大し、またねじなし部分24の直径より僅かに大きい曲率半径を有している。
【0023】
1つの実施態様では、ねじなし部分24の長さはねじ部分の長さ52よりも約2.5倍と約3倍の間だけ長く、好ましくはねじなし部分24の長さ56がねじなし部分26の長さ52の約2.8倍と約2.9倍の間であり、またより好ましくはねじなし部分24の長さ56はねじ部分の長さ52より長い約2.85倍の長さである。ねじなし部分24の直径は根元部46の直径より大きいが、ねじ条30の外径よりも小さい。1つの実施態様では、ねじなし部分24は約0.17インチ(4.32mm)の直径を有し、一方根元部46は約0.15インチ(3.81mm)の直径を有し、ねじ条30は約0.215インチ(5.46mm)の外径を有している。
【0024】
頭部18の近くのねじなし部分24の長い長さ56とねじ部分26の短い長さ52とは木材基板2を金属基板4に取付けるのを助けると考えられている。軸部の実質的全長であるねじ部の長さを有する標準ねじがこの用途に用いられたならば、長いねじ条は木材基板と係合しねじを木材を通って引き続けるようになる。しかし、本発明のねじ部分26の短い長さに比べてねじなし部分24の実質的に長い長さ56は締結具10が以下に記載されるように穴あけ突端22が金属基板4に突当った後も木材基板2を通って引き続けるのを阻止すると考えられる。その代わりに、本発明ではより少ないねじ条30が存在しそれによりねじ部分26が引き続ける代わりに木材基板2から離れるようになり、締結具10が木材基板2の中を自由に回転しそのためねじ条30と頭部18が木材基板2と金属基板4とを一緒に締めつけ固定できるようになる。穴あけ先端部20が以下に記載されるように、金属基板4を通って穴あけすると、ねじ条30が金属基板4に雌ねじを切り金属基板を木材基板に向って引きつけそれにより金属基板4と木材基板2とが一緒にきっちりと締めつけ固定されるようにする。
【0025】
頭部18は、以下に記載されるように木材基板2を金属基板4に締めつけ固定するのを助ける締めつけ表面58を提供する。頭部18はまた締結具駆動工具から削りくず(図示しない)を受け入れる凹所62を有する駆動表面60を含んでいる。頭部18はウエーハヘッド(薄板形頭部)又はビューグルヘッド(らっぱ形頭部)のような幅広の頭部構造とするが、その理由は幅広の頭部18は締結具10が木材基板2を通って引きつけるのを阻止するからである。図1に示されるようならっぱ形頭部18は、らっぱ形頭部が締結具10の前方へ進むのをより良く停止し頭部18が木材基板を通って引きつけるのを阻止することができると考えられるので好ましい。主要部分64は比較的短い長さを有しまたねじなし部分24の直径より大きい約2倍と約3倍の間の長さの直径を有している。
【0026】
凹所62はまた、標準のフィリップス凹所、イリノイツールワークス会社部品番号1588910のような削りくずを収容するためのフィリップススクエアドライブ(PSD)凹所、又はイリノイツールワークス会社、部品番号18000910のような削りくずを収容するためのT−306丸突起形凹所のような、いくつかの構造を有することができる。好ましくは凹所62は図3に示されるようなPSD凹所又はT−306丸突起形凹所(図示しない)であるが、その理由はこれら凹所が締結具10の駆動につれてより良好な安定性をもたらしまた削りくずが飛び出るのを阻止することができるからである。
【0027】
上記のように、締結具10の好ましい用途はツーバイフォーのような約1.5インチ(3.81cm)の厚さの木材支持部材を24と14ゲージの間の鋼支持部材、好ましくは18と22ゲージの間の鋼支持部材に取付けることである。この用途のため、締結具10は約1.75インチ(4.45cm)と約2.25インチ(5.72cm)の間の全長を有し、好ましくは締結具10は約2インチ(5.08cm)の全長を有している。穴あけ先端部20は約0.215インチ(5.46mm)と約0.225インチ(5.72mm)の間の長さを有し、穴あけ先端部20の好ましい長さは約0.22インチ(5.59mm)である。ねじ部分26は約0.35インチ(8.89mm)と約0.5インチ(12.7mm)の間の長さを有し、そして好ましくはねじ部分は約0.41インチ(10.41mm)の長さを有している。穴あけ先端部20の近くのねじ部分26の端部68を頭部18の駆動表面60から約1.725インチ(4.38cm)離し、締結具10が上記のように取付けられた時ねじ条30の1つ又は複数のピッチ、好ましくはねじ条30の少なくとも2つのピッチが金属基板4の各側にあるのを保証するのがまた好ましい。広がり部分66を含むねじなし部分24は約1.25インチ(3.18cm)と約1.5インチ(3.81cm)の間の長さを有し、ねじなし部分の好ましい長さは約1.3インチ(3.30cm)から約1.37インチ(3.48cm)であり、そしてねじなし部分のさらに好ましい長さは約1.31インチ(3.33cm)である。頭部18の主要部64は約0.02インチ(0.51mm)から約0.05インチ(1.27mm)の間の長さを有し、主要部64の好ましい長さは約0.03インチ(0.76mm)である。好ましい実施態様では、穴あけ先端部20と根元部46の直径は約0.15インチ(3.81mm)であり、ねじ条30の外径は約0.215インチ(5.46mm)、ねじなし部分24の直径は約0.17インチ(4.32mm)、頭部18の主要部64の直径は約0.47インチ(11.94mm)である。もちろん、上記列挙の寸法は特定の用途と基板の条件とによって変えることができることが意図される。
【0028】
上記の従来ねじに優る好ましい実施態様の利点は、本発明の締結具10が従来ねじよりも少ない材料から作ることができるが、その理由は本発明の締結具10が、1.5インチ(3.81cm)の厚さの木材を中位の軽量ゲージ鋼に取付けるのに用いられ2.25インチ(5.72cm)から3.5インチ(8.89cm)又はそれ以上の長さの多くのねじよりも短いからであるという点である。この短い締結具10は長い従来ねじよりも安価である。さらに、締結具10は短いため、より短い穴あけ時間となり、本発明の複数の締結具10を迅速に取付けることができるようになる。本発明の締結具10の利点は、これが短いため、短い締結具がぐらつくことがなくまた長い締結具よりも取扱いが容易となることにより、取扱いが容易となりまた駆動されるときに安定を保持するのが容易となるということである。
【0029】
締結具10により木材基板2を金属基板4に取付ける方法は、木材基板2を金属基板4に対して所望位置に置く段階と、これら基板を締結するための締結具10を選択する段階と、締結具10の穴あけ先端部20を木材基板2の選択された位置に位置させる段階と、締結具駆動工具(図示しない)の先端を凹所62に嵌入する段階と、締結具10を締結具駆動工具と共に回転させそれにより切削表面38と40が、ねじ部分26が木材基板2と係合し締結具10を木材基板2を通って引きつけるまで、木材基板2に係合し木材基板2に穴をあけるようにする段階とを含んでいる。ねじ部分26のねじ条30が金属基板4に雌ねじを切り木材基板2と金属基板4とを一緒に引きつけそれにより金属基板4が木材基板2に対し堅く締めつけ固定されるようになるまで、切削表面38と40が金属基板4に係合し金属基板4に穴をあけた時、ねじ条30は穴あけ突端22が金属基板4と接触するようになるまで締結具10を木材基板2を通って引きつける。この方法は、木材基板2に穴をあけ他の締結具10が木材基板2を金属基板4もしくは第2の金属基板(図示しない)に取付けることができる異なる位置への取付けにより安定性が得られるようにすることにより、この他の締結具10により反覆することができ、又はこの他の締結具10が第2の木材基板(図示しない)に駆動されて進入しこの第2の木材基板を金属基板4に又は第2の金属基板に取付けることができる。
【0030】
締結具10は、穴あけ先端部20が木材基板2を通って容易に穴あけするため別の木材穴あけ段階を必要としない利点を有している。ある種の締結具は木材基板2が予め穴あけされることを必要としまた締結具が金属基板4を通って穴あけするのにだけ用いられることを必要としていた。これらの締結具にとって予め穴あけする段階は、ねじ条が木材と係合し木材を金属から離れるようにし又は木材を“持ち上げる”という“木材つり上げ作用”のような問題をなくするのを助ける。上記のような別の予め穴あけする段階は締結具に対してより多くの時間を必要とし、そのため取付け作業員は締結具を複数の締結具10で行うのと同じ速さで取付けることができなくなる。上記の本発明の木材穴あけ段階は、穴あけ突端22が金属基板4にねじ条30が木材基板2の“木材つり上げ”を生じさせずに突当るまで、木材基板2を通って穴あけできるようにする。穴あけ突端が金属基板4に突当った後、穴あけ先端部20は穴あけ突端と金属基板のためにのみ意図された締結具との間を変える必要なく金属基板4を通って穴あけする。
【0031】
好ましくは、締結具10は締結具10を回転するに必要な駆動エネルギーを提供する締結具駆動工具(図示しない)によって回転される。締結具10が回転するにつれて、穴あけ先端部20は木材基板2に穴あけし、ねじ条30は締結具10を穴あけ突端22が金属基板4に突当るまで木材基板2を通って前方に引く。
【0032】
穴あけ突端22が金属基板4に突当った後、締結具10は少なくとも3つの他の金属穴あけ段階のうちの1つを介して作動する。第1の他の金属穴あけ段階は、圧力が木材基板2に加えられ木材基板を金属基板4の上に下降させこれら基板が押されて離れるのを阻止する時に、生じる。この圧力を加える1つの方法は締結具10を駆動する間木材基板2上に下降することによって行われる。第1の他の金属穴あけ段階はまた、木材基板2がより軟らかい木材である時又は金属基板4が重いゲージを有している時あるいはその両方である時に生じる。この例において、穴あけ突端22が金属基板4に突当るが金属基板4を容易には突き通さず、締結具10のねじ条30が木材基板2の中を回転し、図6に示されるように木材をねじ条30の周りを離れるようにする。締結具10が回転するにつれて、穴あけ先端部20は金属基板4を貫通して穴あけする。
【0033】
第2の他の金属穴あけ段階は、圧力が木材基板2に加えられた時と木材基板2がより硬い木材である時又は金属基板4がより軽いゲージを有する時、あるいは両方である時に、生じる。この他の例では、穴あけ突端22が金属基板4に突当った時に突端22がねじ条30を木材基板2に係合させる。この係合されたねじ条30は穴あけ突端22と金属基板4との間に力を提供し、穴あけ突端22が図7に示されるように金属基板4を突き通し、穴あけ先端部20が金属基板4を通って穴あけできるようにする。
【0034】
第3の他の金属穴あけ段階は図8に示されている。この例では、木材基板2にはこれを金属基板4に対して押しつけるための圧力が加えられない。この場合、締結具10が駆動されるにつれてねじ条30が締結具10を前方に駆動し続けまた穴あけ突端22が木材基板2と金属基板4を離間するよう押す。最終的には、金属基板4と木材基板2とはこれ以上は離間するよう押されることはなく、またねじ条30は図8に示されるように木材基板2の木材のある部分を引き離し始め、締結具10を自由に回転させそれにより穴あけ突端22がねじ条30により金属基板4に雌ねじが切られるまで金属基板4を通って穴あけするようになる。
【0035】
締結具10が金属基板4を通って穴あけした後、締結具10は、ねじ条30が金属基板4に雌ねじを切り木材基板2と金属基板4とが相互に引き寄せられそれによりこれら基板が一緒に締めつけ固定されるようになるまで、前方に駆動される。木材基板2を締結具10により金属基板4に取付ける最後の段階は締めつけ固定する段階である。この締めつけ固定段階において、締結具10が回転されねじ条30の後続支持面50が金属基板4の底部表面70に対して作用し木材基板2を金属基板4に向って引きつける。最後に、広い頭部18の締めつけ固定表面58が木材基板2の頂部表面72と接触するようになり締結具10が木材基板2を通って引きつけるのを阻止しそれにより後続支持面30が金属基板4と係合するにつれて木材基板2と金属基板4とが相互に、締めつけ固定されるようにする。
【0036】
意外にも、ねじ部分26の短い長さ52とねじなし部分24の実質的に長い長さ56は、締結具10がこの3つの他の金属穴あけ段階のどれかが生じても金属基材4と木材基板2とを一緒に引きつけでようにすることが分かった。これは、木材基板2と係合するねじ条30がより少なくなり、そのため締結具10が木材基板2を通って引き続けるのを阻止し、代わってねじ条30が木材基板2を金属基板4に向って引きつけこれら基板を相互に締めつけ固定できるようにするために、生じるものと考えられる。
【0037】
本発明においては、ねじ部分26が締結具10を木材基板を通って引きつけた後、依然として木材基板2の中にある軸部12の実質的な部分がねじなし部分24であり、そのため木材基板2の中で締結具10を前方に駆動し続けることなく回転するようになる。また、木材基板2の中の残りのねじ条30が締結具10を前方に駆動するのに十分な力を与えることがなくそのため締結具10が駆動されるのを続けることなく回転するようになると考えられる。したがって、ねじ条30は金属基板4に雌ねじを切り金属基板4を図9に示されるように木材基板2に対し締めつけ固定できるようにする。締結具10が木材基板2の中で回転するにつれて、ねじ条30の後続支持面50が金属基板4と係合し金属基板を木材基板2に向って引きつける。
【0038】
本発明は、頭部の近くのねじなし部分がねじ部分より実質的に長くなっているツーバイフォーの木材基板を軽量ゲージの金属基板に締めつけ固定で取付ける新規な締結具を提供する。このねじ部分は少ないねじ条しか必要でなくそのため締結具が自己−雌ねじ立てとなりねじ条が必要ならば木材を貫通した後木材から離れそれにより締結具が木材を通って、駆動し続けるのに代えて木材と金属を相互に締めつけ固定するようになる。
【0039】
本発明は上記の実施態様に限定されず、請求の範囲によってのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自己−穴あけ締結具の立面図である。
【図2】図1の2−2線に沿って切断した自己−穴あけ締結具の穴あけ先端部の断面図である。
【図3】自己−穴あけ締結具の頭部の頂面図である。
【図4】本発明の自己−穴あけ締結具の控え壁状のねじ条の拡大側面図である。
【図5】完了した木材穴あけ段階の側面図である。
【図6】第1の他の金属穴あけ段階の側面図である。
【図7】第2の他の金属穴あけ段階の側面図である。
【図8】第3の他の金属穴あけ段階の側面図である。
【図9】完了した締めつけ段階の側面図である。
【符号の説明】
2…木材基板
4…金属基板
10…締結具
12…軸部
14…一端
16…他端
18…頭部
20…穴あけ先端部
22…穴あけ突端
24…ねじなし部分
26…ねじ部分
28…縦溝
30…ねじ条
32…細溝
34…先導面
36…後続面
38,40…切刃
46…根元部
48…先導支持面
50…後続支持面
66…広がり部分

Claims (10)

  1. 軸線を区画形成し第1の端部と第2の端部とを有する細長い軸部と、
    穴あけ突端と軸方向の長さを有する、軸部の第1端部の穴あけ先端部と、
    軸部の第2端部に形成された広い頭部
    とを具備する、木材基板を金属基板に取付けるための自己−穴あけ締結具であって、
    前記軸部が穴あけ先端部から頭部に向って軸方向に延びるねじ部分を有し、該ねじ部分がらせん状のねじ条と軸方向の長さと根元の直径とねじ条の直径とを有し、ねじ条の直径が根元の直径より大きく、ねじ部分の長さが穴あけ先端部の長さより大きくなっており、
    前記軸部がねじ部分から頭部に軸方向に延びるねじなし部分を有し、該ねじなし部分が軸方向の長さと直径とを有し、ねじなし部分の直径がねじ条の直径より小さく、ねじなし部分の長さがねじ部分の長さより実質的に大きくなっている、
    木材基板を金属基板に取付けるための自己−穴あけ締結具。
  2. 締結具が約2インチ(5.08cm)の全長を有している請求項1に記載の自己−穴あけ締結具。
  3. ねじ部分の長さが穴あけ先端部の長さの約1.5倍と2.5倍の間であり、ねじなし部分の長さがねじ部分の約2.5倍と約3倍の間である請求項1に記載の自己−穴あけ締結具。
  4. 穴あけ先端部の長さが約0.2インチ(5.08mm)であり、ねじ部分の長さが約0.4インチ(10.16mm)であり、ねじなし部分の長さが約1.2インチ(30.48mm)である請求項1に記載の自己−穴あけ締結具。
  5. 穴あけ先端部がさらに少なくとも1つの縦溝を具備している請求項1に記載の自己−穴あけ締結具。
  6. 広い頭部がらっぱ状頭部である請求項1に記載の自己−穴あけ締結具。
  7. 広い頭部が薄形の頭部である請求項1に記載の自己−穴あけ締結具。
  8. ねじ条が控え壁状ねじ条である請求項1に記載の自己−穴あけ締結具。
  9. 控え壁状のねじ条が先導支持面と後続支持表面とを含み、後続支持面が軸部の軸線に直角な線に対し第1の所定角度で配置され、先導支持面が第1の所定角度より大きい第2の所定角度で前記直角の線に対し傾斜している、請求項8に記載の自己−穴あけ締結具。
  10. 第1の角度が直角の線に対して約7度であり、第2の角度が直角の線に対して約30度である請求項1に記載の自己−穴あけ締結具。
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