JP2004019922A - 直動案内装置 - Google Patents

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Masayuki Hosoya
細谷 眞幸
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Abstract

【課題】耐久性に優れ、使用環境を汚染することがない直動案内装置を提供する。
【解決手段】軸方向に延びる軌道面または軌道溝を外面に有する案内レールと、前記案内レールの軌道面に対向する軌道面または軌道溝を有し、案内レール上を直進運動するスライダと、前記案内レールの軌道面または軌道溝と前記スライダの軌道面または軌道溝との間に転動自在に配設される複数の転動体とを備える直動案内装置において、前記案内レールの軌道面、前記スライダの軌道面または軌道溝及び前記転動体の転動面の少なくとも一つを、官能基を有する含フッ素重合体及びパーフルオロポリエーテルを含む潤滑膜、または官能基を有する含フッ素重合体を下層とし、パーフルオロポリエーテルを上層とする2層構成の潤滑膜で被覆した直動案内装置。
【選択図】   図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばリニアボールベアリング、ボールガイド、ローラパック等の直動案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、直動案内装置の一つであるリニアボールベアリング1の全体構造を示す斜視図であるが、丸棒状で、その外周面に軸方向に延びる軌道面(図示せず)が形成された案内レール2と、案内レール2に外嵌される筒状のスライダ3とを主たる構成部材として備えている。スライダ3の内部は、図2(案内レール2と直交する断面図)及び図3(案内レール2の長手方向に沿った一部欠切側面図)に示すように、案内内レール2と対向する、例えば断面正五角形状(図2)の軌道面4が形成されており、隣接する角部同士で長楕円状の転動体循環溝5(図3)を形成している。また、転動体循環溝5には、複数のボール6,6が数珠状に連なって収容されており、案内レール2の外周面に配設された保持器7はボール6,6の循環及び脱落防止のための溝を形成している。
【0003】
このようなリニアボールベアリング1では、スライダ3が案内レール2の長手方向に沿った矢印A方向に直進運動すると、ボール6、6が転動体循環溝5を転動しながら矢印B方向に循環する。このボール6,6の転動を円滑に行うために、通常は、転動体循環溝5にグリースを充填したり、ボール6,6の表面や転動体循環溝5の表面に潤滑油を塗布する等して潤滑している。
【0004】
しかし、これらのグリースや潤滑油は、稼動による温度上昇に伴ってグリース中の基油や塗布した潤滑油が蒸発し、潤滑不良に陥ったり、蒸発した基油や潤滑油が外部環境を汚染する。特に半導体製造装置のような清浄環境及び真空環境では、蒸発した基油や潤滑油による外部環境の汚染は深刻な問題となるため、リニアボールベアリング1の潤滑には、シリコングリースやフッ素グリースのような低蒸気圧・低発塵性グリースを用いたり、シリコンオイルやフッ素オイル等の低蒸気圧オイルを塗布している。しかし、半導体素子の高密度化に伴って、清純度及び真空度をより高める要求が強く、同時にリニアボールベアリング1もより高速で運転される傾向にあり、従来のシリコングリースやフッ素グリース、あるいはシリコンオイルやフッ素オイルでは対応しきれない状況になりつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、耐久性に優れ、使用環境を汚染することがない直動案内装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、下記に示す直動案内装置を提供する。
(1)軸方向に延びる軌道面または軌道溝を外面に有する案内レールと、前記案内レールの軌道面に対向する軌道面または軌道溝を有し、案内レール上を直進運動するスライダと、前記案内レールの軌道面または軌道溝と前記スライダの軌道面または軌道溝との間に転動自在に配設される複数の転動体とを備える直動案内装置において、
前記案内レールの軌道面、前記スライダの軌道面または軌道溝及び前記転動体の転動面の少なくとも一つを、官能基を有する含フッ素重合体とパーフルオロポリエーテルとの混合物からなる潤滑膜で被覆したことを特徴とする直動案内装置。
(2)軸方向に延びる軌道面または軌道溝を外面に有する案内レールと、前記案内レールの軌道面に対向する軌道面または軌道溝を有し、案内レール上を直進運動するスライダと、前記案内レールの軌道面または軌道溝と前記スライダの軌道面または軌道溝との間に転動自在に配設される複数の転動体とを備える直動案内装置において、
前記案内レールの軌道面、前記スライダの軌道面または軌道溝及び前記転動体の転動面の少なくとも一つを、官能基を有する含フッ素重合体からなる被膜を下層とし、パーフルオロポリエーテルからなる被膜を上層とする潤滑膜で被覆したことを特徴とする直動案内装置。
【0007】
官能基を有する含フッ素重合体及びパーフルオロポリエーテルはともに、高い流動性を備えている。そのため、案内レールとスライダとの間に大きな荷重が作用しても、転動体の負荷による潤滑膜の剥離や欠落を生じる可能性が低く、発塵が少なくなる。また、金属同士が無潤滑で直接接触することが無くなり、凝着や摩耗も回避されるため耐久性が向上する。更に、パーフルオロポリエーテルを含むために、潤滑膜は低アウトガスとなる。このように、本発明の直動案内装置は、外部環境を汚染することがなく、また耐久性にも優れたものとなり、清浄環境や真空環境での使用に特に適している。
【0008】
また、官能基を有する含フッ素重合体からなる被膜と、パーフルオロポリエーテルからなる被膜との2層構成の潤滑膜では、官能基を有する含フッ素重合体からなる下層が、金属材料からなる案内レールやスライダ、転動体との濡れ性が高いため、結果として潤滑膜でこれら金属材料の表面を均質に被覆することができるようになる。更に、官能基を有する含フッ素重合体からなる下層は、上層のパーフルオロポリエーテルとの濡れ性も高く、パーフルオロポリエーテルを薄く均一に形成できるため、低発塵を実現する。
【0009】
尚、上記において、潤滑膜の膜厚は0.3〜2.0μmが好ましく、更に、案内レールの軌道面または軌道溝、スライダの軌道面または軌道溝及び転動体の転動面の少なくとも一つが、硬質層を有することが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照しつつ本発明の好ましい実施形態を説明する。
【0011】
(第1の実施形態:リニアボールベアリング)
本発明の第1実施形態に係るリニアボールベアリングとして、上記した図1〜図3に示したリニアボールベアリング1を例示することができる。即ち、リニアボールベアリング1は、丸棒状で外周面に軌道面が形成された案内レール2と、スライダ3とを備え、スライダ3の内部に形成された軌道面4の転動体循環溝5には、保持器7を介して複数のボール6,6が数珠状に連なって収容されている。
【0012】
案内レール2やスライダ3、ボール6、保持器7は、耐蝕材料で形成されることが好ましい。案内レール2及びスライダ3の形成材料としては、例えばSUS440C等のマルテンサイト系ステンレス鋼やフェライト系ステンレス鋼に熱硬化処理を施したものや、SUS630等の析出硬化系ステンレス鋼、表面硬化処理したSUS316等のオーステナイト系ステンレス鋼が挙げられる。ボール6の形成材料としては、例えば前述したステンレス鋼;窒化ケイ素(Si)、アルミナ(Al)、炭化ケイ素(SiC)、ジルコニア(ZrO)等のセラミックス;超硬合金のサーメットが挙げられる。保持器7の形成材料としては、例えば前述したステンレス鋼、樹脂材料が挙げられ、樹脂材料の中でも特にフッ素樹脂、フェノール樹脂、ピーク樹脂及び全芳香族系ポリイミド樹脂(ベスペル)はガスの発生が少なく、望ましい。
【0013】
図4は、スライダ3の内部の一部を拡大して示す断面図であるが、本発明のリニアボールベアリング1では、案内レール2の軌道面、スライダ3の軌道面、ボール6の表面、保持器7の表面の少なくとも一つ、好ましくは図示されるようにこれらの全てに、潤滑膜11が形成される。この潤滑膜11には、官能基を有する含フッ素重合体及びパーフルオロポリエーテルが含まれる。
【0014】
官能基を有する含フッ素重合体としては、フルオロポリエーテル重合体やポリフルオロアルキル重合体が好ましい。
【0015】
また、パーフルオロポリエーテルの種類は特に制限されるものではないが、アウトガスを低く抑えるためには、できるだけ蒸気圧の低いものを使用することが好ましい。
【0016】
潤滑膜11は、上記の官能基を有する含フッ素重合体とパーフルオロポリエーテルとの混合物とすることもできるし、官能基を有する含フッ素重合体からなる被膜を下層とし、その上にパーフルオロポリエーテルからなる被膜を積層した2層膜とすることもできる。尚、潤滑膜11を混合物で形成する場合は、官能基を有する含フッ素重合体は一般に蒸気圧がパーフルオロポリエーテルに比べて高いので、アウトガスを抑えるために、含フッ素重合体とパーフルオロポリエーテルの合計量に対する含フッ素重合体の量を1〜30質量%とすることが好ましい。
【0017】
また、潤滑膜11の膜厚は、混合物及び2層膜の場合とも、0.3〜2.0μmとすることが好ましい。潤滑膜11の膜厚が0.3μm未満の場合には、潤滑性が不充分となり、直動案内装置1の耐久性が低下するおそれがある。また、潤滑膜11の膜厚が2.0μmを超えると、潤滑膜11の剥離が起こりやすくなり、発塵量が増すおそれがある。尚、2層膜とする場合には、官能基を有する含フッ素重合体からなる下層と、パーフルオロポリエーテルからなる上層とをほぼ同じ膜厚とすることが好ましい。
【0018】
潤滑膜11の成膜方法は、官能基を有する含フッ素重合体を溶解した溶液と、パーフルオロポリエーテルを溶解した溶液とを調製し、両液を混合して、もしくは別々に、案内レール2の軌道面、スライダ3の軌道面、ボール6の表面、保持器7の表面に塗工すればよい。
【0019】
また、案内レール2の軌道面、スライダ3の軌道面、ボール6の表面、保持器7の表面には、硬質層12が形成されることがより好ましい。これにより、耐摩耗性、耐焼付き性、耐凝着性が向上して耐久性がより良好となる。更に、摩耗により新生面が露出した金属表面は触媒的な作用を有しているため、パーフルオロポリエーテルを分解してアウトガスが発生する場合があるが、これらの表面に金属化合物等からなる硬質層12が形成されていれば、前述のような不具合が生じ難くアウトガスの発生を抑制できる。
【0020】
硬質層12としては、例えば無電解ニッケルメッキ、セラミックカニゼン、カニボロン等のメッキ膜;グラファイトライクカーボン(GLC)、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)等の炭素膜;フッ素重合硬質膜(FHC);炭化ケイ素(SiC)膜;窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)、窒化チタンアルミニウム(TiAlN)、窒化チタンクロム(TiCrN)等のチタン膜及び窒化クロム(CrN)膜が挙げられる。また、硬質層12は、いわゆる溶射で形成された膜であってもよい。そのときの溶射材料としては、例えばセラミックス、サーメット、炭化物等が挙げられる。中でも、Cr、TiO−Al、Co−WC、(Ni−Cr)−Cr、Al、Cr、Cr−SiO−TiO及び(Co−WC)−(Ni−Al)が好ましい。
【0021】
上記のリニアボールベアリング1は、従来と同様に作動するが、転動体還流溝5内を循環するボール6,6は、潤滑膜11による良好な潤滑作用を受けて円滑に転動する。その際、潤滑膜11は、低蒸気圧材料である含フッ素重合体及びパーフルオロポリエーテルからなり、しかも薄く成膜されていることから、低発塵、低アウトガスとなり、使用環境を汚染することはない。また、硬質膜12を付加することにより、耐摩耗性、耐焼付き性、耐凝着性が向上して耐久性がより良好となる。更に、パーフルオロポリエーテルが分解ガスしてアウトガスが発生するのを抑制できる。
【0022】
(第2の実施形態:ボールガイド)
次に、本発明の第2実施形態としてボールガイドを例示する。図5はボールガイドの一例を案内レールの長手方向に沿って示す断面図であり、図6は案内レールと直交する断面図、図7は図6の一部を拡大した図である。尚、以下の説明において、第1の実施形態と同様な機能や効果を発揮する構成には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0023】
ボールガイド13は、外周面に軌道溝(図示せず)を有する丸棒状の案内レール2と、案内レール2に外嵌される円筒形のスライダ14とを備える。スライダ14の内側には案内レール2と対向して軌道面15が形成されており、この軌道面15と案内レール2との隙間に、保持器16が配設される。保持器16には、スライダ14のほぼ全長にわたり円形状に開口するポケット17が、周方向に等間隔で複数個形成されており、ボール6,6は各ポケット17に転動自在に収容される。これら案内レール2やスライダ14、ボール6、保持器16は、第1実施形態と同質の材料から形成される。
【0024】
また、図7に示すように、ボールガイド13の案内レール2の軌道面、スライダ14の軌道面15、ボール6の表面、保持器16のポケット周端面(ボール6との対向面)には、潤滑膜11及び硬質層12が形成されている。これら潤滑膜11及び硬質層12は、第1実施形態の対応部材と同様の材料で、同様にして形成されればよい。
【0025】
上記のボールガイド13は、ボール6の転動に伴って案内レール2の軌道面に沿ってスライダ14が直進する。その際、潤滑膜11及び硬質層12は、第1実施形態と同様に機能して良好な潤滑を維持し、また使用環境を汚染することもない。
【0026】
(第3の実施形態:リニアローラベアリング)
次に、本発明の第3実施形態としてリニアローラベアリングを例示する。図8はリニアローラベアリングの一例を案内レールの長手方向に沿って示す断面図であり、図9は案内レールと直交する断面図、図10は図9の一部を拡大した図である。尚、以下の説明において、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様な機能や効果を発揮する構成には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0027】
リニアローラベアリング18は、案内レール19と、案内レール19上に載置された直方体状のスライダ20とを備える。案内レール19は丸棒状で、外周面の一部が長手方向に全長にわたり欠切されて平面が形成されており、この平面が案内面21となってスライダ20のローラ26が載置される。スライダ20の内部には、案内面21の全幅よりも若干広い幅で、案内レール19と直交する断面形状が矩形(図9)で、側面形状がオーバル状(図8)の循環溝22が凹設されており、案内レール19の案内面21と対向する面が軌道面23とされている。循環溝22には、複数の転動体であるローラ26が配置される。ローラ26は、一対の円柱部材27が車軸28で結合されて構成されている。また、ローラ26の車軸28は、案内レール19を平行に延びる棒状の保持器29により循環溝22の案内面23に向かって押圧されており、ローラ26の脱輪を防止している。これら案内レール19やスライダ20及びローラ26は、第1実施形態及び第2実施形態のそれぞれの対応部材と同質の材料で形成される。尚、スライダ20の相手材は案内レール19である必要はなく、転動面を有する平面であればよく、板状の部材もあり得る。
【0028】
また、図10に示されるように、案内レール19の案内面21、スライダ20の軌道面23、ローラ26の表面には、潤滑膜11及び硬質層12が形成される。潤滑膜11及び硬質層12は、図示は省略するが、保持器29の表面、循環溝22の側壁にも形成することができる。これら潤滑膜11及び硬質層12は、第1実施形態及び第2実施形態と同様の材質で、同様にして形成されればよい。
【0029】
上記のリニアローラベアリング18は、ローラ26の転動に伴って案内レール19に沿いつつスライダ20が直進する。ローラ26は、スライダ20の直進移動に応じて、循環溝22を循環する。その際、ローラ26の表面と、スライダ20の軌道面23及び案内レール19の案内面21とが転がり接触するが、潤滑膜11及び硬質層12の作用により、良好な潤滑が維持され、また使用環境の汚染もない。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、耐久性に優れ、使用環境を汚染することがない直動案内装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるリニアボールベアリングの一例を概略的に示す斜視図である。
【図2】図1の案内レールと直交する面における断面図である。
【図3】図1のスライダの一部を切欠して示す図である。
【図4】図3の部分拡大図である。
【図5】本発明の第2実施形態であるボールガイドの一例を概略的に示す部分断面図である。
【図6】図5の案内レールと直交する面における断面図である。
【図7】図6の部分拡大図である。
【図8】本発明の第3実施形態であるリニアローラベアリングの一例を示す部分断面図である。
【図9】図8の案内レールと直交する面における断面図である。
【図10】図9の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 リニアボールベアリング
2 案内レール
3 スライダ
6 ボール
7 保持器
11 潤滑膜
12 硬質層
13 ボールガイド
14 スライダ
16 保持器
17 ポケット
18 リニアローラベアリング
19 案内レール
20 スライダ
21 案内面
22 循環溝
23 軌道面
26 ローラ
29 保持器

Claims (4)

  1. 軸方向に延びる軌道面または軌道溝を外面に有する案内レールと、前記案内レールの軌道面に対向する軌道面または軌道溝を有し、案内レール上を直進運動するスライダと、前記案内レールの軌道面または軌道溝と前記スライダの軌道面または軌道溝との間に転動自在に配設される複数の転動体とを備える直動案内装置において、
    前記案内レールの軌道面、前記スライダの軌道面または軌道溝及び前記転動体の転動面の少なくとも一つを、官能基を有する含フッ素重合体とパーフルオロポリエーテルとの混合物からなる潤滑膜で被覆したことを特徴とする直動案内装置。
  2. 軸方向に延びる軌道面または軌道溝を外面に有する案内レールと、前記案内レールの軌道面に対向する軌道面または軌道溝を有し、案内レール上を直進運動するスライダと、前記案内レールの軌道面または軌道溝と前記スライダの軌道面または軌道溝との間に転動自在に配設される複数の転動体とを備える直動案内装置において、
    前記案内レールの軌道面、前記スライダの軌道面または軌道溝及び前記転動体の転動面の少なくとも一つを、官能基を有する含フッ素重合体からなる被膜を下層とし、パーフルオロポリエーテルからなる被膜を上層とする潤滑膜で被覆したことを特徴とする直動案内装置。
  3. 前記潤滑膜の膜厚が、0.3〜2.0μmであることを特徴とする請求項1または2記載の直動案内装置。
  4. 前記案内レールの軌道面または軌道溝、前記スライダの軌道面または軌道溝及び前記転動体の転動面の少なくとも一つが、硬質層を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の直動案内装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009004607A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Meidensha Corp 絶縁性真空機器
JP2010054500A (ja) * 2008-07-29 2010-03-11 Nsk Ltd 転動装置及びこの転動装置を用いた転動装置内部観察方法
JP2010196806A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Nsk Ltd スライド装置
US8016490B2 (en) 2005-01-31 2011-09-13 Nsk Ltd. Thin-wall bearing

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