JP2005351443A - 転がり支持装置および真空搬送装置 - Google Patents

転がり支持装置および真空搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005351443A
JP2005351443A JP2004175252A JP2004175252A JP2005351443A JP 2005351443 A JP2005351443 A JP 2005351443A JP 2004175252 A JP2004175252 A JP 2004175252A JP 2004175252 A JP2004175252 A JP 2004175252A JP 2005351443 A JP2005351443 A JP 2005351443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hard film
support device
rolling support
film
lubricating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004175252A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Saito
剛 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2004175252A priority Critical patent/JP2005351443A/ja
Publication of JP2005351443A publication Critical patent/JP2005351443A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/58Raceways; Race rings
    • F16C33/62Selection of substances
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2206/00Materials with ceramics, cermets, hard carbon or similar non-metallic hard materials as main constituents
    • F16C2206/80Cermets, i.e. composites of ceramics and metal
    • F16C2206/82Cermets, i.e. composites of ceramics and metal based on tungsten carbide [WC]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

【課題】 真空環境下や清浄環境下で使用しても好適に使用できる転がり支持装置を提供する。
【解決手段】 リニアガイド10を構成する案内レール11およびスライダ12の両軌道面11a、12aに、WC−12%Co合金からなる硬質膜を、気孔率が0.5体積%以上10.0体積%以下となるように溶射により形成した。そして、この硬質膜をフッ素油からなる潤滑膜で被覆した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、転がり軸受、ボールねじ、リニアガイド等の転がり支持装置および真空搬送装置に関する。
リニアガイドの用途としては、液晶ディスプレイパネル、半導体装置、太陽電池パネル、ハードディスク装置等を製造する設備の一部であるスパッタリング装置、プラズマCVD装置、イオン注入装置等のように内部を真空状態にして使用する装置や、清浄環境下で使用される装置等が挙げられる。
このような用途のリニアガイドにおいて、案内レールおよびスライダとしては、ステンレス鋼(主にSUS440C)で形成されて表面に焼入れおよび焼戻し処理が施されたものが使用されており、潤滑剤としては、フッ素系グリースが使用されている。
ところで、液晶ディスプレイパネル、半導体装置、太陽電池パネル、ハードディスク装置等の製品性能は、その表面に微細な粒子(異物)が付着することで損なわれることが知られている。
近年、これらの装置の小型化および集積化が進むにつれて、歩留まりを向上させるために、より清浄度の高い環境下で製造することが求められてきている。また、製品の生産性を向上させるために、搬送装置に使用されるリニアガイドの高速化が進むにつれて、これまであまり問題にならなかった微細な粒子の問題が顕著になってきている。さらに、歩留まりの向上に加えて、製品コストを低減させるために、装置自体のメンテナンスフリー化やメンテナンス周期の長期化が要求されるにつれて、これらの装置に使用されるリニアガイドの耐久性が求められてきている。
このような問題を解決するために、特許文献1では、回転導入機用軸受の内輪軌道面、外輪軌道面、および転動体転動面の少なくとも一つに、金属化合物等からなる硬質膜を形成し、この硬質膜を、官能基を有する含フッ素重合体とPFPEとを含有する潤滑膜で被覆することにより、軸受に低発塵性、潤滑性、および耐久性を付与することが提案されている。
特開2003−314572号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の軸受では、硬質膜と潤滑膜の接着性については言及されていない。潤滑膜が硬質膜から剥離すると、低発塵性、潤滑性、および耐久性が劣化する。このため、上述した特許文献1に記載の軸受は、真空環境下や清浄環境下で好適に用いるという点で改善の余地がある。
そこで、本発明は、硬質膜と潤滑膜との接着性を向上させることで、真空環境下や清浄環境下でも好適に用いることができる転がり支持装置を提供することを第一の課題としている。また、本発明は、真空環境下で使用される真空搬送装置において、発塵を低減し、潤滑性および耐久性を向上できるようにすることを第二の課題としている。
このような課題を解決するために、本発明は、互いに対向配置される軌道面を備えた第1部材および第2部材と、前記第1部材と第2部材の間に配設された第3部材と、を備え、前記第3部材が転動または摺動することにより前記第1部材および前記第2部材の一方が他方に対して相対運動する転がり支持装置において、前記第1部材および第2部材の両軌道面のうち少なくとも一つは金属で形成され、この軌道面には溶射により無機系硬質膜が形成され、この無機系硬質膜は潤滑膜で被覆されているとともに、前記無機系硬質膜の気孔率は、0.5体積%以上10.0体積%以下となっていることを特徴とする転がり支持装置を提供する。
これによれば、無機系硬質膜に存在する気孔が潤滑材溜まりおよびアンカー(補強材)として作用するため、無機系硬質膜と潤滑膜膜との接着性が向上する。
ここで、無機系硬質膜の気孔率が0.5体積%未満となると、無機系硬質膜に存在する気孔が潤滑材溜まりおよびアンカーとして効果的に作用できなくなり、気孔率が10.0体積%を超えると、無機系硬質膜自体が剥がれ易くなる。無機系硬質膜の気孔率の好ましい範囲は1.0体積%以上8.0体積%以下であり、より好ましい範囲は3.0体積%以上5.0体積%以下である。
なお、溶射の種類としては、プラズマ溶射法、ガス溶射法、アーク溶射法、フレーム溶射法、超音波フレーム溶射法、爆発溶射法、および減圧プラズマ溶射法等が挙げられる。 溶射材料の種類としては、グレイアルミナ、ホワイトアルミナ、チタニア、クロミア、アルミナチタニア、スピネル、ムライト、ジルコニア−イットリア、ジルコニア−マグネシア、ジルコニア−カルシア、ジルコニア−ムライト、ジルコニア−シリカ、およびコバルトブルー等の微粒子が挙げられる。また、その他の溶射材料としては、バナジウム−カーバイト、クロムカーバイド、タングステンカーバイド、タングステンカーバイド−コバルト−クロム、タングステンカーバイド−コバルト、ボロンカーバイド、ジルコニウムカーバイド、チタンボライド、モリブデンボライド、ジルコニウムボライド、チタンカーバイド−ニッケル、チタンナイトライド、ジルコニウムナイトライド、炭化ケイ素、および窒化ケイ素等を単独または組み合わせたものが挙げられる。
ここで、溶射により形成された無機系硬質膜は、その表面粗さが荒くなっており、その表面がアブレッシブ(研磨材)として作用して相手部材を摩耗させることがある。このため、溶射により無機系硬質膜を形成した後に研磨等の機械加工を施して、無機系硬質膜の表面粗さを所定値以下にすることが好ましい。
例えば、転がり支持装置が転がり軸受、リニアガイド、ボールねじ、およびリニアブッシュ等である場合には、それらの両軌道面のうち少なくとも一つに形成される無機系硬質膜の表面粗さ(Ra)を0.2μm以下にすることが好ましい。
また、前記第1部材および第2部材の両軌道面のうち少なくとも一つを形成する金属の種類としては、「SUS440C」、「合金成分がC:0.65質量%、Cr:13質量%の鋼材」、および「合金成分がC:0.45質量%、Cr:13質量%、N:0.14質量%の鋼材」等のマルテンサイト系ステンレス鋼や、「SUS304」および「SUS316」等のオーステナイト系ステンレス鋼や、「SUS630」等の析出硬化型ステンレス鋼等が挙げられる。また、これらの鋼からなる素材を所定形状に加工した後、硬化熱処理や拡散処理を施して、表面を硬化させることが好ましい。
本発明の転がり支持装置において、前記無機系硬質膜は、超硬合金、サーメット、およびセラミックスの少なくとも一つからなることが好ましい。
また、本発明の転がり支持装置において、前記無機系硬質膜の厚さは、0.05mm以上1mm以下であることが好ましい。この無機系硬質膜の厚さが0.05mm未満であると、転がり支持装置に耐摩耗性を付与できない。一方、無機系硬質膜の厚さが1mmを超えると、無機系硬質膜自体の内部応力により無機系硬質膜が破断する可能性があるとともに、成膜コストが高くなる。無機系硬質膜の厚さの好ましい範囲は、0.1mm以上0.5mm以下である。
さらに、本発明の転がり支持装置において、前記潤滑膜は、25℃における蒸気圧が1×10-5 Pa以下の潤滑油からなることが好ましい。このような潤滑油の種類としては、フッ素油、ポリフェニルエーテル油、アルキル化シクロペンタン、シラハイドロカーボン油、およびエステル油が挙げられる。
これによれば、転がり支持装置を真空環境下で使用しても、潤滑膜を構成する潤滑油が気化しないため、潤滑膜が無機系硬質膜の上面に長期間に渡って保持される。
なお、本発明で使用できるフッ素油としては、フルオロポリエーテル、ポリフルオロアルキル、およびこれらに官能基を有するもの等が挙げられる。
フルオロポリエーテルとしては、−CX 2X−O−という一般式( Xは1〜4の整数)で示される単位を主要な繰り返し単位とする重合体で、数平均分子量が1000〜50000であるものが挙げられる。
また、ポリフルオロアルキルとしては、下記の〔化1〕に示すものが挙げられる。〔化1〕で示すYは、金属に対して親和性の高い官能基であり、例えばエポキシ基、アミノ基、カルボキシル基、水酸基、メルカプト基、スルフォン基およびエステル基等が好ましい。ポリフルオロアルキルとしては、〔化1〕で示すものの他、下記の〔化2〕および〔化3〕に示すものも挙げられる。
Figure 2005351443
Figure 2005351443
Figure 2005351443
上述した官能基を有するフッ素油の具体例としては、デュポン社製の商品名クライトックス157FSL、157FSM、157FSHや、ダイキン工業社製の商品名デムナム変形品SA、SH、SY−3、SPや、モンテカチーニ社製の商品名フォンブリンZ−DEAL、Z−DIAC、Z−DISCO、Z−DOL、Z−DOLTX2000等が挙げられる。
また、フルオロポリエーテルの一種であるパーフルオロポリエーテル(PFPE)の具体的例としては、ダイキン工業社製の商品名S−200、S−100、S−65や、モンテカチーニ社製の商品名フォンブリンZ−25、Z−60、40/11や、デュポン社製の商品名クライトックス16140等が挙げられる。
本発明で使用できるポリフェニルエーテル油としては、株式会社松村石油研究所製のペンタフェニルエーテル、テトラフェニルエーテル、モノアルキルテトラフェニルエーテル、ジアルキルテトラフェニルエーテル、モノアルキルトリフェニルエーテル、およびアルキルジフェニルエーテル等が挙げられる。これらのポリフェニルエーテル油は、蒸気圧が低く、且つ、優れた耐熱性を有するため、真空環境下や高温環境下でも好適に使用できる。
本発明で使用できるアルキル化シクロペンタンとしては、トリ(2−オクチルドデシル)シクロペンタン等が挙げられる。このトリ(2−オクチルドデシル)シクロペンタンの具体例としては、Nye Lubicants社製の商品名Synthetic Oil 2001Aが挙げられる。また、アルキル化シクロペンタンの他の例としては、トリ−n−オクチルシクロペンタン、テトラ−n−オクチルシクロペンタン、ペンターn−オクチルシクロペンタン、トリ−n−ノニルシクロペンタン、ペンタ−n−ノニルシクロペンタン、ペンタ−n−デシルシクロペンタン、ペンタ−n−ドデシルシクロペンタン、およびテトラ−2−エチルヘキシルシクロペンタン等が挙げられる。これらのアルキル化シクロペンタンは、蒸気圧が低いため、真空環境下でも好適に使用できる。
本発明で使用できるシラハイドロカーボン油としては、一般式が下記の〔化4〕で示される単位を主要な繰り返し単位とする重合体が挙げられる。〔化4〕で示すR1 〜R3 は、相互に同種または異種の炭化水素基であり、nは0〜2の整数を示す。シラハイドロカーボン油の具体例としては、下記の〔化5〕で示すものが挙げられる。
Figure 2005351443
Figure 2005351443
本発明で使用できるエステル油としては、Nye Lubicants社製の商品名NyeTorr5101等が挙げられる。
さらに、本発明の転がり支持装置において、前記潤滑油は、フッ素樹脂からなる粒子(粒径0.3〜5μm)を含むものであることが好ましい。
これによれば、フッ素樹脂からなる粒子が、発塵の原因となる余分な潤滑油をトラップするため、転がり支持装置からの発塵が低減する。
本発明で使用できるフッ素樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTPE)、四フッ化エチレンパーフルオロビニルエーテル共重合体(PFA)、フッ化エチレンプロピレン共重合体(FEP)等が挙げられる。
ここで、潤滑膜の形成方法としては、例えば、フッ素油をフッ素系溶媒で希釈または混合して所定濃度とした後、PTFE粉末を添加した溶液に、潤滑膜を設ける部材を浸漬し、引き上げる方法が挙げられる。また、前記溶液の所定量を転がり支持装置内部に注入した後に、転がり支持装置を運転させる方法も挙げられる。なお、潤滑膜の厚さは、溶液の濃度や注入量等の設定により任意に制御することができる。また、潤滑膜を形成した後に、揮発性の成分を取り除くために、真空乾燥を施すことが好ましい。
さらに、本発明の転がり支持装置において、前記潤滑膜の厚さは、0.1μm以上10μm以下であることが好ましい。この潤滑膜の厚さが0.1μm未満であると、潤滑効果が得られない。一方、潤滑膜の厚さが10μmを超えると、潤滑膜の抵抗によりトルクが大きくなったり、発塵が増加する。潤滑膜の厚さの好ましい範囲は、0.2μm以上5μm以下である。
本発明はまた、被案内面が設けられた搬送部と、前記被案内面を摺動することにより前記搬送部を案内する搬送ローラと、この搬送ローラを前記被案内面に対して摺動可能に支持する転がり軸受と、を備えた真空搬送装置において、前記被案内面およびこれに摺動する前記搬送ローラの摺動面のうち少なくとも一つは金属で形成され、この被案内面および摺動面には溶射により無機系硬質膜が形成され、この無機系硬質膜は潤滑膜で被覆されており、前記無機系硬質膜の気孔率は、0.5体積%以上10.0体積%以下となっているとともに、前記転がり軸受の軌道面は、前記潤滑膜で被覆されていることを特徴とする真空搬送装置を提供する。
なお、この真空搬送装置において、前記被案内面および搬送ローラの摺動面のうち少なくとも一つに形成される無機系硬質膜は、上述した転がり支持装置で用いる無機系硬質膜と同様に、超硬合金、サーメット、およびセラミックスの少なくとも一つから形成し、且つ、その厚さを0.05mm以上1mm以下にすることが好ましい。また、この無機系硬質膜の表面粗さ(Ra)は、1.6μm以下にすることが好ましく、より好ましくは0.8μm以下、さらに好ましくは0.4μm以下にする。
また、前記被案内面および搬送ローラの摺動面のうち少なくとも一つに形成される無機系硬質膜を被覆する潤滑膜は、上述した転がり支持装置で用いる潤滑膜と同様に、25℃における蒸気圧が1×10-5Pa以下の潤滑油から形成し、その厚さを0.1μm以上10μm以下にすることが好ましい。このとき、この潤滑油は、上述した転がり支持装置で用いる潤滑油と同様に、フッ素油、ポリフェニルエーテル油、アルキル化シクロペンタン、シラハイドロカーボン油、およびエステル油の少なくとも一つであることが好ましく、フッ素樹脂からなる粒子を含むものであることがより好ましい。
なお、本発明において「転がり支持装置」とは、転がり軸受、ボールねじ、転動式リニアガイド、摺動式リニアガイド、リニアブッシュ等を指す。ここで、転がり支持装置が転がり軸受の場合には、第1部材および第2部材は内輪および外輪を指し、第3部材は転動体を指す。また、転がり支持装置がボールねじの場合には、第1部材および第2部材はねじ軸およびナットを指し、第3部材は転動体を指す。さらに、転がり支持装置が転動式リニアガイドの場合には、第1部材および第2部材は案内レールおよびスライダを指し、第3部材は転動体を指す。さらに、転がり支持装置が摺動式リニアガイドの場合には、第1部材および第2部材は案内レールおよびスライダを指し、第3部材は摺動体を指す。さらに、転がり支持装置がリニアブッシュの場合には、第1部材および第2部材は軌道軸および外筒を指し、第3部材は転動体を指す。
本発明の転がり支持装置によれば、第1部材および第2部材の両軌道面のうち少なくとも一つに、溶射により気孔率が特定された無機系硬質膜が形成され、さらにこの無機系硬質膜が潤滑膜で被覆されていることによって、無機系硬質膜と潤滑膜との接着性が向上する。よって、本発明の転がり支持装置は、発塵が低減し、潤滑性および耐久性が向上するため、真空環境下や清浄環境下でも好適に用いることができる。
また、本発明の真空搬送装置によれば、搬送部に設けられた被案内面およびこれに摺動する搬送ローラの摺動面のうち少なくとも一つに、溶射により気孔率が特定された無機系硬質膜が形成され、さらにこの無機系硬質膜が潤滑膜で被覆されていることによって、無機系硬質膜と潤滑膜との接着性が向上する。よって、本発明の真空搬送装置は、発塵が低減し、潤滑性および耐久性が向上する。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の転がり支持装置の一例であるリニアガイドを示す図である。
このリニアガイド10は、図1に示すように、案内レール(第1部材)11と、スライダ(第2部材)12と、複数個のボール(第3部材)13と、を備えている。そして、この複数個のボール13が、案内レール11に形成された軌道溝(軌道面)11aとスライダ12に形成された軌道溝(軌道面)12aとの間で転動することによって、スライダ12が案内レール11に沿って直線運動するように構成されている。
本実施形態では、まず、案内レール11およびスライダ12を、SUS440Cからなる素材を所定形状に加工した後、焼入れおよび焼戻し処理を施して作製した。
次に、案内レール11に形成された軌道溝(軌道面)11aとスライダ12に形成された軌道溝(軌道面)12aとの両方に、WC−12%Co合金からなる硬質膜(無機系硬質膜)を、気孔率が1〜8体積%で厚さが0.15mmとなるように、高速フレーム溶射法により形成した。
次に、研磨により硬質膜の表面粗さ(Ra)を0.1μmとした。次に、この硬質膜を被覆するように、粒径0.3〜5μmのPTFEが10%含有されたフッ素油からなる潤滑膜を、1μmの厚さとなるように浸漬法により形成した。
そして、このようにして得られた案内レール11およびスライダ12と、窒化ケイ素製のボール13を用いて、リニアガイドを組み立てた。
なお、本実施形態では、転がり支持装置として、転動式リニアガイドについて説明したが、本発明は、図2に示すように、案内レール(第1部材)21に形成された軌道面21aとスライダ(第2部材)22に形成された軌道面22aとの間に摺動体(第3部材)23が配設された摺動式リニアガイド20に適用してもよい。
また、本発明は、図3に示すように、ねじ軸(第1部材)31に形成された軌道溝(軌道面)31aとナット(第2部材)32に形成された軌道溝(軌道面)32aとの間にボール(第3部材)33が配設されており、ナット32がねじ軸31に沿って直線運動するように構成されているボールねじ30に適用してもよい。
さらに、本発明は、図4に示すように、軌道軸(第1部材)41に形成された軌道溝(軌道面)41aと外筒(第2部材)42に形成された軌道溝(軌道面)42aとの間にボール(第3部材)43が配設されており、外筒42が軌道軸41に沿って直線運動するように構成されているリニアブッシュ40に適用してもよい。
〔第2実施形態〕
図5は、本発明の転がり支持装置の一例である真空搬送装置を示す断面図である。
この真空搬送装置は、図5に示すように、搬送部50と、搬送ローラ60と、第1の転がり軸受70と、第2の転がり軸受80と、を備えている。そして、この真空搬送装置は、基板50aがセットされた搬送部50を、図5の紙面と垂直方向に搬送して、ガスプラズマの放電領域を通過させることで、基板50aに成膜を行うように構成されている。
搬送部50は、略C字状でそのC字の内側に搬送ローラ60が配置される搬送ローラ配置部51と、C字の上側に延びて、基板50aをセットする凹部52aが形成された基板配置部52と、から構成されている。搬送ローラ配置部51のC字の内側上部には、リング状の搬送ローラ60の外周面60Aが摺動する溝部(被案内面)50Aが形成されている。また、搬送ローラ配置部51のC字の底部両端面(被案内面)50B,50Cは、第2の転がり軸受80の外輪外周面80Aにより案内される。
第1の転がり軸受70は、内輪71、外輪72、および玉73を備えている。この第1の転がり軸受70の外輪外周面70Aには、搬送ローラ60の内周面60Bが嵌合されている。この第1の転がり軸受70は、搬送ローラ60の外周面60Aが被案内面50Aを摺動可能となるように、搬送ローラ60を支持している。
第2の転がり軸受80は、図6に示すように、内輪81、外輪82、玉83、保持器84、およびシールド板85を備えている。この第2の転がり軸受80の外輪外周面80Aは、搬送部50を案内する搬送ローラとして機能している。
つまり、この真空搬送装置では、搬送部50に設けられた被案内面50Aを搬送ローラ60の外周面60Aが摺動し、且つ、搬送部50に設けられた被案内面50B,50Cを第2の転がり軸受80の外輪外周面80Aが案内することにより、搬送部50が搬送されるように構成されている。
本実施形態では、搬送部50と、搬送ローラ60と、第1の転がり軸受70の内輪71および外輪72と、第2の転がり軸受80の内輪81および外輪82とを、SUS440Cからなる素材を所定形状に加工した後、焼入れおよび焼戻し処理を施して作製した。また、第1の転がり軸受70の玉73と、第2の転がり軸受80の玉83を窒化ケイ素からなる素材で作製し、第2の転がり軸受80の保持器84をSUS304からなる素材で作製した。
次に、搬送部50の被案内面50A,50B,50Cと、搬送ローラ60の外周面60Aと、第2の転がり軸受80の外輪外周面80Aとに、WC−12%Co合金からなる硬質膜を、気孔率が1〜8体積%で、厚さが0.1mmとなるように高速フレーム溶射法により形成した後、研磨により硬質膜の表面粗さ(Ra)を1.6μm以下にした。その後、硬質膜を被覆するように、粒径0.3〜5μmのPTFE粉末が10%含有されたフッ素油からなる潤滑膜を、厚さが1μmとなるように浸漬法により形成した。
また、第2の転がり軸受80の内輪軌道面81aおよび外輪軌道面82aには、PTFE粉末が10%含有されたフッ素油からなる潤滑膜を、厚さが1μmとなるように浸漬法により形成した。
そして、このようにして得られた搬送部50、搬送ローラ60、第1の転がり軸受70、および第2の転がり軸受80を用いて、真空搬送装置を組み立てた。
以下、本発明の効果を、本発明例および比較例に基づき検証する。
〔第1実施例〕
まず、日本精工株式会社製のリニアガイドLS15AL(レール幅15mm、レール長さ400mm)用の案内レールおよびスライダを、SUS440Cからなる素材を所定形状に加工した後、焼入れおよび焼戻しを施して作製した。
次に、表1に示すNo.1〜10では、案内レールおよびスライダの両軌道溝のうち少なくとも一つに、硬質膜および潤滑膜を形成した。
具体的には、まず、これらの軌道溝に、WC−12%Co合金からなる硬質膜を、気孔率が0.4〜10.1体積%の範囲内で、厚さが0.1mm(100μm)となるように高速フレーム溶射法により形成した。その後、硬質膜の表面を研磨することにより、その表面粗さ(Ra)を0.2μm以下にした。次に、これらの硬質膜を被覆するように、フッ素油からなる潤滑膜、または粒径1〜2μmのPTFE粉末が10%含有されたフッ素油からなる潤滑膜を、厚さが1μm(0.001mm)となるように浸漬法により形成した。
一方、表1に示すNo.11では、案内レールおよびスライダの両軌道溝の両方に、粒径1〜2μmのPTFE粉末が10%含有されたフッ素油からなる潤滑膜を、厚さが1μmとなるように浸漬法により形成した。
このようにして得られた案内レールおよびスライダと、表1に示す素材からなるボールとを用いてリニアガイドを組み立てた。そして、これらのリニアガイドを真空環境(1×10-4Pa)下で使用することを想定して、耐久試験を行った。この耐久試験は、案内レールまたはスライダのいずれかの軌道溝に損傷が生じるまで直線運動を行い、試験開始から損傷が生じるまでの運動時間を耐久寿命とした。この結果を、No.11の耐久寿命を1とした比で、表1に併せて示す。
Figure 2005351443
表1に示すように、案内レールおよびスライダの両軌道溝のうち少なくとも一つに、本発明の構成(成膜方法、気孔率)の硬質膜と潤滑膜を形成したNo.1〜8は、本発明の構成外の硬質膜と潤滑膜を形成したNo.9、10と比べて、耐久寿命が長かった。
No.1〜8のうち、No.1とNo.5、No.2とNo.6、No.3とNo.7、およびNo.4とNo.8は、いずれも潤滑膜の種類のみを変えた実施例である。これらの結果から、PTFE粉末を含有したフッ素油からなる潤滑膜Aを形成した実施例のほうが、PTFE粉末を含有しないフッ素油からなる潤滑膜Bを形成した実施例よりも耐久寿命が長いことが分かった。
一方、気孔率が本発明の範囲よりも少ない硬質膜を形成したNo.9では、硬質膜に存在する気孔が潤滑溜まりおよびアンカーとして効果的に作用できなかったため、耐久寿命が短かった。
また、気孔率が本発明の範囲よりも多い硬質膜を形成したNo.10では、硬質膜自体が剥がれたため、耐久寿命が短かった。
以上の結果から、案内レールおよびスライダの両軌道溝のうち少なくとも一つに、本発明の構成の硬質膜と潤滑膜を形成することにより、リニアガイドを真空環境下で使用した場合でも、耐久寿命を長くできることが分かった。
〔第2実施例〕
まず、表2に示す各構成の円筒ローラ(外径50mm)と球面ローラ(外径50mm、球面の曲率半径R=100mm)を、SUS440Cからなる素材を所定形状に加工した後、焼入れおよび焼戻し処理を施して作製した。ここで、円筒ローラは真空搬送装置用搬送部の被案内面を想定した構成とし、球面ローラは真空搬送装置用搬送ローラの摺動面を想定した構成とした。
次に、表2に示すNo.21〜25では、円筒ローラおよび球面ローラの両外周面のうち少なくとも一つに、硬質膜および潤滑膜を形成した。
具体的には、まず、これらの外周面に、WC−12%Co合金からなる硬質膜を、気孔率が0.4〜10.1体積%の範囲内で、厚さが0.1mm(100μm)となるように高速フレーム溶射法により形成した。次に、硬質膜の表面を研磨することにより、その表面粗さ(Ra)を、円筒ローラの場合には1.6μmに、球面ローラの場合には0.4μm以下にした。次に、これらの硬質膜を被覆するように、フッ素油からなる潤滑膜、またはPTFE粉末が10%含有されたフッ素油からなる潤滑膜を、厚さが1μm(0.001mm)となるように浸漬法により形成した。
このようにして得られた円筒ローラおよび球面ローラの各外周面に、日本精工株式会社製の単列深溝玉軸受♯6201 (外径28mm、内径12mm、幅10mm)を組み込んだ。ここで、深溝玉軸受の内輪、外輪、および転動体はいずれもSUS440Cからなる素材で作製し、保持器はSUS304からなる素材で作製した。また、内輪および外輪の両軌道面に、フッ素油からなる潤滑膜を、0.6μmの厚さとなるように浸漬法により形成した。
次に、図7に示すように、円筒ローラAおよび球面ローラBを、これらの両外周面が接触するように各軸を合わせて配置して、二円筒試験機を組み立てた。そして、各構成の円筒ローラAおよび球面ローラBを以下の条件で回転させて発塵試験を行った。この発塵試験は、0.2μm以上の粒子の発生数量をパーティクルカウンタで測定し、試験開始から0.2μm以上の粒子の発生数量が100個/分に達するまでの時間を発塵寿命とした。この結果を、No.26の発塵寿命を1とした比で、表2に併せて示す。
〔発塵試験条件〕
雰囲気:真空環境(1×10-4Pa)
温度:室温
荷重:100N
回転数:(円筒ローラ)200min-1
(球面ローラ)190min-1
円筒ローラと球面ローラの滑り率:10%
Figure 2005351443
表2に示すように、円筒ローラと球面ローラの両外周面のうち少なくとも一つに、本発明の構成(成膜方法、気孔率)の硬質膜と潤滑膜を形成したNo.21〜23は、本発明の構成外の硬質膜と潤滑膜を形成したNo.24、25と比べて、発塵寿命が長かった。 また、潤滑膜の種類のみが異なるNo.21とNo.22との結果から、PTFE粉末を含有するフッ素油からなる潤滑膜Aを形成したNo.21のほうが、PTFE粉末を含有しないフッ素油からなる潤滑膜Bを形成したNo.22よりも発塵寿命が長いことが分かった。
一方、気孔率が本発明の範囲よりも少ない硬質膜を形成したNo.24では、硬質膜に存在する気孔が潤滑溜まりおよびアンカーとして効果的に作用できなかったため、発塵寿命が短かった。
また、気孔率が本発明の範囲よりも多い硬質膜を形成したNo.25では、硬質膜自体が剥がれたため、発塵寿命が短かった。
以上の結果より、No.21〜23の円筒ローラと同様の構成で真空搬送装置用搬送部の被案内面を形成し、No.21〜23の球面ローラと同様の構成で真空搬送装置用搬送ローラの摺動面を形成することにより、真空搬送装置の発塵寿命を長くできることが分かった。
本発明の転がり支持装置の一例であるリニアガイドを示す図である。 本発明の転がり支持装置の一例であるリニアガイドを示す図である。 本発明の転がり支持装置の一例であるボールねじを示す図である。 本発明の転がり支持装置の一例であるリニアブッシュを示す図である。 本発明の転がり支持装置の一例である真空搬送装置を示す図である。 図5で示す真空搬送装置に用いられる第2の転がり軸受を示す図である。 2円筒試験機を示す図である。
符号の説明
10 リニアガイド(転がり支持装置)
11 案内レール(第1部材)
12 スライダ(第2部材)
13 ボール(第3部材)
11a、12a 軌道面
20 リニアガイド(転がり支持装置)
21 案内レール(第1部材)
22 スライダ(第2部材)
23 潤滑材(第3部材)
21a、22a 軌道面
30 ボールねじ(転がり支持装置)
31 ねじ軸(第1部材)
32 ナット(第2部材)
33 ボール(第3部材)
31a、32a 軌道面
40 リニアブッシュ(転がり支持装置)
41 軌道軸(第1部材)
42 外筒(第2部材)
43 ボール(第3部材)
41a、42a 軌道面
50 搬送部
50A、50B、50C 被案内面
60 搬送ローラ
60A 外周面(摺動面)
70 第1の転がり軸受(転がり軸受)
80 第2の転がり軸受(転がり軸受)
81a、82a 軌道面

Claims (8)

  1. 互いに対向配置される軌道面を備えた第1部材および第2部材と、前記第1部材と第2部材の間に配設された第3部材と、を備え、前記第3部材が転動または摺動することにより前記第1部材および前記第2部材の一方が他方に対して相対運動する転がり支持装置において、
    前記第1部材および第2部材の両軌道面のうち少なくとも一つは金属で形成され、この軌道面には溶射により無機系硬質膜が形成され、この無機系硬質膜は潤滑膜で被覆されているとともに、
    前記無機系硬質膜の気孔率は、0.5体積%以上10.0体積%以下となっていることを特徴とする転がり支持装置。
  2. 前記無機系硬質膜は、超硬合金、サーメット、およびセラミックスの少なくとも一つからなることを特徴とする請求項1に記載の転がり支持装置。
  3. 前記無機系硬質膜の厚さは、0.05mm以上1mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の転がり支持装置。
  4. 前記潤滑膜は、25℃における蒸気圧が1×10-5 Pa以下の潤滑油からなることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の転がり支持装置。
  5. 前記潤滑油は、フッ素油、ポリフェニルエーテル油、アルキル化シクロペンタン、シラハイドロカーボン油、およびエステル油の少なくとも一つであることを特徴とする請求項4に記載の転がり支持装置。
  6. 前記潤滑油は、フッ素樹脂からなる粒子を含むことを特徴とする請求項4または5に記載の転がり支持装置。
  7. 前記潤滑膜の厚さは、0.1μm以上10μm以下であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の転がり支持装置。
  8. 被案内面が設けられた搬送部と、前記被案内面を摺動することにより前記搬送部を案内する搬送ローラと、この搬送ローラを前記被案内面に対して摺動可能に支持する転がり軸受と、を備えた真空搬送装置において、
    前記被案内面およびこれに摺動する前記搬送ローラの摺動面のうち少なくとも一つは金属で形成され、この被案内面および摺動面には溶射により無機系硬質膜が形成され、この無機系硬質膜は潤滑膜で被覆されており、前記無機系硬質膜の気孔率は、0.5体積%以上10.0体積%以下となっているとともに、
    前記転がり軸受の軌道面は、前記潤滑膜で被覆されていることを特徴とする真空搬送装置。
JP2004175252A 2004-06-14 2004-06-14 転がり支持装置および真空搬送装置 Pending JP2005351443A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004175252A JP2005351443A (ja) 2004-06-14 2004-06-14 転がり支持装置および真空搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004175252A JP2005351443A (ja) 2004-06-14 2004-06-14 転がり支持装置および真空搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005351443A true JP2005351443A (ja) 2005-12-22

Family

ID=35586078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004175252A Pending JP2005351443A (ja) 2004-06-14 2004-06-14 転がり支持装置および真空搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005351443A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8016490B2 (en) 2005-01-31 2011-09-13 Nsk Ltd. Thin-wall bearing
JP2012233539A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Nissan Motor Co Ltd 転動体、転動体の製造方法及び動力伝達装置
JP6333489B1 (ja) * 2016-12-09 2018-05-30 株式会社コガネイ ガイドレール、移動ブロックおよび直線往復動装置ならびにこれらの製造方法
WO2018105183A1 (ja) * 2016-12-09 2018-06-14 株式会社コガネイ ガイドレール、移動ブロックおよび直線往復動装置ならびにこれらの製造方法
EA035600B1 (ru) * 2018-09-20 2020-07-14 Государственное Научное Учреждение "Объединенный Институт Машиностроения Национальной Академии Наук Беларуси" Опора качения и способ ее изготовления

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8016490B2 (en) 2005-01-31 2011-09-13 Nsk Ltd. Thin-wall bearing
JP2012233539A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Nissan Motor Co Ltd 転動体、転動体の製造方法及び動力伝達装置
JP6333489B1 (ja) * 2016-12-09 2018-05-30 株式会社コガネイ ガイドレール、移動ブロックおよび直線往復動装置ならびにこれらの製造方法
WO2018105183A1 (ja) * 2016-12-09 2018-06-14 株式会社コガネイ ガイドレール、移動ブロックおよび直線往復動装置ならびにこれらの製造方法
WO2018105111A1 (ja) * 2016-12-09 2018-06-14 株式会社コガネイ 直線往復動装置およびその製造方法
EA035600B1 (ru) * 2018-09-20 2020-07-14 Государственное Научное Учреждение "Объединенный Институт Машиностроения Национальной Академии Наук Беларуси" Опора качения и способ ее изготовления

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100925071B1 (ko) 박막 베어링
US6854351B2 (en) Linear motion device, rolling device and separator for rolling device
JP3795146B2 (ja) 直動型軸受および直動型軸受の潤滑膜形成方法
JP2007192354A (ja) 転がり軸受
CN100529448C (zh) 薄壁轴承
EP2088342A1 (en) Rolling bearing and total rolling element bearing
JP2005351443A (ja) 転がり支持装置および真空搬送装置
JP2002357225A (ja) 転がり軸受
JP2004036788A (ja) 転動装置及び転動装置用セパレータ
JP4476606B2 (ja) 転動装置
JP2012067900A (ja) 転がり軸受
JP4743034B2 (ja) 玉軸受
JP2004239443A (ja) 転がり軸受
JP2001248708A (ja) 転動装置
JP5088430B2 (ja) 玉軸受及びロボット
JP2006250313A (ja) 転動装置
JP3857449B2 (ja) 低発塵転がり摺動部品
JPH08240223A (ja) 直動型軸受および直動型軸受の潤滑薄膜形成方法
JP2003301920A (ja) 転動装置
JP2000205280A (ja) 転がり摺動部品
JP2007146889A (ja) 転がり支持装置
JP2001254803A (ja) ボールねじ
JPH08226446A (ja) 転がり軸受および転がり軸受の潤滑薄膜形成方法
JP2004251411A (ja) 転がり直動装置及びその製造方法
JP2005023965A (ja) 真空装置用搬送ローラー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091013